JP2010141495A - インターフェース装置及び再同期化方法 - Google Patents

インターフェース装置及び再同期化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同期ロストによって発生するデータ転送の中断時間を短縮することのできるインターフェース装置を提供する。
【解決手段】インターフェース回路の物理層処理回路30は、同期ロストの発生を検出したときに検出信号SG1を生成する同期化判定回路32と、検出信号SG1に応じてステート遷移抑止信号SG3を接続管理ステートマシン31に出力するタイマ35とを備える。接続管理ステートマシン31では、ステート遷移抑止信号SG3によって、アクティブステートからサスペンド・イニシエータステートに遷移することが抑止される。そして、受信ポートステートマシン33及び送信ポートステートマシン34は、同期ロストの検出に応じて、アクティブステートにてポートの再同期化を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インターフェース装置及び再同期化方法に関するものである。
近年、大量の音声や画像データを扱うパーソナルコンピュータ、デジタルビデオカメラやカラーページプリンタといったノード間を互いに結ぶシリアルインターフェースの一つとしてIEEE1394b規格が注目されている。
この種の規格に準拠したデータ転送方式では、送信側ノードのポートにおいて、送信される8ビットデータに対してスクランブル処理が施され、その処理後の8ビットデータに対して8ビット/10ビットコード変換が行われる。そして、送信側ノードのポートから上記変換後の10ビットデータが受信側ノードのポートに送信される。受信側ノードのポートでは、受信した10ビットデータに対して10ビット/8ビットコード変換が行われ、変換された8ビットデータに対してデスクランブル処理が施される。また、受信側ノードでは、受信した10ビットデータが10ビット/8ビットコード変換表に存在するか否かが判定され、送信側ノードとの間で正常にデータの送受信が行われているかが確認される。このときに、送信側ノードと受信側ノードとのポート間を結ぶバスケーブルに静電気などによって瞬間的なノイズが乗ると、受信側ノードにおいて、10ビット/8ビットコード変換表に存在しない異常な10ビットデータが受信される可能性が発生する。異常な10ビットデータが所定回数連続して受信されると、受信側ノードにおいて、送信側ノードとの間で正常にデータの送受信が行われていないと判断され、両ノードのポート間の同期が外れた(ロストした)と判定される。これにより、両ノードのポート間を結ぶバスケーブルが論理的に切断されるため、両ノード間のデータ転送が中断されてしまう。但し、IEEE1394b規格に準拠したデータ転送方式では、瞬間的なノイズによってデータ転送が中断されても、データ転送が可能な状態に自動的に復帰されるようになっている。
詳述すると、図13に示すように、各ノードのポートがアクティブステート(活性状態)のときに同期外れ(同期ロスト)が発生すると(ステップS1)、各ポートがサスペンド・イニシエータステート(停止状態)に遷移する(ステップS2)。つぎに、相手ノードの切断処理が完了すると(ステップS3でYES)、各ポートは約10ms待機(ウエイト)した(ステップS4)後に、自動的にサスペンドステートに遷移し(ステップS5)、さらにディスコネクトステートに遷移する(ステップS6)。その後、約90ms待機した上で(ステップS7)、相手ノードからのトーン信号が検出されると(ステップS8でYES)、さらに約350ms待機して(ステップS9)、スピードネゴシエーションが実施される(ステップS10)。このスピードネゴシエーションが正常に完了すると、各ポートがアンテストステートに遷移され(ステップS11)、ポート間の再同期化(同期化)が実施される(ステップS12)。ポート間の再同期化が完了すると、ループテストが実施され(ステップS13)、トポロジ内にループが検出されなければ各ポートがアクティブステートに遷移される(ステップS14)。そして、バスリセットを実施(ステップS15)することによって、データ転送が可能な状態に復帰させることができる。
なお、上記従来技術に関連する先行技術として、特許文献1が開示されている。
特開2004−72770号公報
ところが、従来の方法では、上記ステップS1〜S16の一連の処理を完了するまでに、すなわち同期外れが発生してからデータ転送が可能な状態に復帰するまでに約600〜700msという多大な時間を要する。すなわち、バスケーブルに瞬間的なノイズが発生しただけで物理的な切断がない場合であっても、長い時間データ転送が中断されてしまう。従って、映像や音声データを転送中にノイズによって同期外れが発生すると、約600〜700msだけデータ転送が中断されるため、転送中の映像や音声データが途切れてしまうという問題がある。
本発明の目的は、同期外れによって発生するデータ転送の中断時間を短縮することのできるインターフェース装置及び再同期化方法を提供することにある。
上記目的は、前記自ノードのポート毎に対応して設けられ、該ポートの同期が外れた場合に、該ポートを活性状態から停止状態に遷移させる接続管理ステートマシンと、前記同期外れが検出されたときに、前記活性状態から前記停止状態への遷移を抑止するステート遷移抑止信号を生成するステート遷移抑止回路と、前記同期外れの検出に基づいて、前記活性状態にて前記自ノードのポートの再同期化を開始する同期化用ステートマシンと、を備えるインターフェース装置により達成される。
また、前記IEEE1394bポートの同期外れが発生した場合に、該IEEE1394bポートが活性状態から停止状態に遷移することを抑止し、前記活性状態にて前記IEEE1394bポートの再同期化を開始する再同期化方法により達成される。
この構成によれば、同期外れが発生したときに、自ノードのポートが活性状態から停止状態に遷移されることが抑止される。これにより、同期外れが発生しても活性状態が維持され、その活性状態において再同期化を開始することができる。換言すると、同期外れが発生した後に、図13に示したステップS2〜S11,S13,S14の処理を行うことなく再同期化を開始することができる。従って、同期外れの発生から再同期化が完了するまでの時間を短縮することができ、ひいては同期外れによって発生するデータ転送の中断時間を短縮することができる。
開示のインターフェース装置によれば、同期外れによって発生するデータ転送の中断時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図5は、IEEE1394b規格に準拠したシステム構成(トポロジ)を示す。ノードAにはIEEE1394bバスケーブル(バスケーブル)1aを介してノードBが接続され、ノードBにはバスケーブル1bを介してノードCが接続され、ノードCにはバスケーブル1cを介してノードDが接続されている。なお、ノードA〜Dは、例えばパーソナルコンピュータ、プリンタ、デジタルカメラ、デジタルVTR等の接続ポイントの総称である。
ノードAは、図1に示すインターフェース回路10を備える。なお、ノードB〜DもノードAと同様にインターフェース回路10を備える。
図1に示すように、インターフェース回路10は、IEEE1394bポート(ポート)20と、物理層処理回路30と、リンク層処理回路40とを含む。ポート20は、送信回路21と受信回路22とを備えている。送信回路21はバスケーブル1aを介してノードBの受信回路22と接続され、物理層処理回路30から入力される電気信号(送信データ)をIEEE1394b規格の電気信号に変換して相手ノード(他ノード)Bの受信回路22に送信する。具体的には、送信回路21は、物理層処理回路30から入力される電気信号(8ビットデータ)に対してスクランブル処理を施し、その処理後の電気信号を8ビット/10ビットコード変換し、変換後の10ビットデータを相手ノードBに送信する。
また、ノードAの受信回路22はバスケーブル1aを介してノードBの送信回路21と接続され、そのノードBから受信する電気信号(受信データ)を装置内部で扱う電気信号に変換して物理層処理回路30に出力する。具体的には、受信回路22は、受信した電気信号(10ビットデータ)を10ビット/8ビットコード変換し、変換後の8ビットデータに対してデスクランブル処理を施し、その処理後の電気信号を物理層処理回路30に出力する。
なお、図1のインターフェース回路10ではポート20を1つのみ図示したが、ポートは1つのノードに最大16個まで設けることができる。
物理層処理回路30は、電気信号から論理信号への変換処理、論理信号から電気信号への変換処理、ポートの接続管理やポートの同期化及び再同期化などを行う。
すなわち、物理層処理回路30は、リンク層処理回路40に接続され、相手ノードBから自ノードAの受信回路22を介して入力される電気信号(例えばパケット)をリンク層処理回路40に出力する。このとき、物理層処理回路30は、電気信号をリンク層処理回路が扱う論理信号に変換する役割を果たす。また、物理層処理回路30は、リンク層処理回路40から入力されるパケットをポート20の送信回路21に出力する。このとき、物理層処理回路30は、リンク層処理回路40が扱う論理信号を電気信号に変換する役割を果たす。
また、物理層処理回路30は、接続管理ステートマシン31(図2参照)を備え、ポート20の接続状態について、ディスコネクトステートST1、アンテストステートST2、ループ・ディスエーブルステートST3、アクティブステートST4、サスペンド・イニシエータステートST5、サスペンドステートST6の各ステートの遷移を管理する(図3参照)。
また、物理層処理回路30は、相手ノードBから自ノードAの受信回路22を介して入力される同期化用データとしてのトレーニングコードに基づいて、ノードA,Bのポート20間の同期化を行う。また、物理層処理回路30は、同期化が完了した後も継続して、相手ノードBから自ノードAの受信回路22を介して入力される電気信号(10ビットデータ)に基づいて、ノードA,Bのポート20間の同期がロストしていないかを判定する。この物理層処理回路30は、ノイズなどによって異常な10ビットデータを連続して受信して同期外れ(同期ロスト)を検出した場合に、従来ではポート20がアクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移されるが、その遷移を所定時間(例えば21ms)だけ抑止する。そして、物理層処理回路30は、その遷移が抑止されたアクティブステートST4においてポート20の再同期化を行う。
ここで、ポート20の同期化とは、送信側ノードのポート20から送信されるトレーニングコードを受信側ノードのポート20で認識できるようになるまで、スクランブル処理/デスクランブル処理のトレーニングを行うことである。すなわち、送信側ノードのポート20から送信されるトレーニングコードが受信側ノードのポート20で認識できるようになれば、ポート20の同期化が完了する。また、本明細書において再同期化とは、データ転送が可能な状態で同期ロストが発生した後に、再度同期化を行うことである。
つぎに、物理層処理回路30におけるポート20の再同期化に関連する主要な構成について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、物理層処理回路30は、接続管理ステートマシン31と、同期化判定回路32と、同期化用の受信ポートステートマシン33及び送信ポートステートマシン34と、タイマ35とを備える。
同期化判定回路32は、相手ノードBから受信回路22を介して入力される電気信号(10ビットデータ)が10ビット/8ビットコード変換表に存在するか否かを判定する。この同期化判定回路32は、上記コード変換表に存在しない異常な10ビットデータを所定回数連続して受信すると、同期ロストが発生したと判定する。そして、同期化判定回路32は、同期ロストの発生を検出したことを示す検出信号SG1を受信ポートステートマシン33及びタイマ35に出力する。
受信ポートステートマシン33は、ポート20の同期化を行うとともに、上記検出信号SG1に応じてポート20の再同期化を行う。この受信ポートステートマシン33は、ステートSTR1〜STR3(図4(a)参照)を備え、所定の遷移条件を満たしたときに所望のステートに遷移する。なお、この受信ポートステートマシン33はポート20の受信回路22に対応するステートマシンである。
受信ポートステートマシン33と協動してポート20の同期化を行う送信ポートステートマシン34は、上記同期ロストの検出に応じてポート20の再同期化を行う。送信ポートステートマシン34は、ポート20の同期化又は再同期化が完了すると、その完了を示す同期化完了信号SG2をタイマ35に出力する。この送信ポートステートマシン34はステートSTT1〜STT3(図4(b)参照)を備え、所定の遷移条件を満たしたときに所望のステートに遷移する。なお、この送信ポートステートマシン34はポート20の送信回路21に対応するステートマシンである。
タイマ35は、同期化判定回路32からの検出信号SG1の入力に応じてカウント動作を開始する。タイマ35は、上記カウント動作開始と同時に、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5(図3参照)への遷移を抑止するステート遷移抑止信号SG3を接続管理ステートマシン31に所定時間(例えば21ms)だけ出力する。このため、上記ポートステートマシン33,34によるポート20の再同期化は、接続管理ステートマシン31がアクティブステートST4(図3参照)のときに行われる。ここで、上記所定時間は、静電気などの瞬間的なノイズによって同期ロストが発生した場合に、同期ロストを検出してからアクティブステートST4を維持した状態で再同期化が完了するのに十分な時間に設定されている。
タイマ35は、上記所定時間内に、送信ポートステートマシン34から同期化完了信号SG2を入力すると、上記カウント動作を終了してステート遷移抑止信号SG3の出力も停止する。このとき、ポート20の再同期化が完了しているため、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5へ遷移する遷移条件T6(図3参照)が成立しなくなる。このため、上記ステート遷移抑止信号SG3の出力が停止されても、接続管理ステートマシン31はアクティブステートST4にそのまま維持される。
一方、タイマ35は、送信ポートステートマシン34から同期化完了信号SG2が入力されないまま所定時間が経過すると、上記カウント動作を終了してステート遷移抑止信号SG3の出力も停止する。このとき、ポート20の同期化が完了していないため、ステート遷移抑止信号SG3の出力が停止されると、接続管理ステートマシン31は、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移される。
接続管理ステートマシン31は、ポート20に対応して設けられ、ポート20の接続状態の遷移を管理する。この接続管理ステートマシン31は、所定の遷移条件を満たしたときに所望のステートに遷移する。なお、接続管理ステートマシン31が所定のステートに遷移すると、該ステートマシン31に対応するポート20の接続状態も同様に遷移される。
ここで、各ステートマシン31,33,34のステート遷移について図3及び図4に従って説明する。
まず、接続管理ステートマシン31のステート遷移(状態遷移)について図3に従って説明する。図3に示すように、接続管理ステートマシン31は、上記ステートST1〜ST6を備える。ディスコネクト(Disconnected)ステートST1は、ポート20が他のポートと物理的に未接続状態、あるいはポート20が他のポートと物理的に接続されてスピードネゴシエーションを行っている状態である。アンテスト(Untested)ステートST2は、ポート20と接続された他のポート(ここでは、ノードBのポート20)との同期化が行われ、さらにトポロジ中にループが形成されたか否かを判定するループテストが行われる状態である。ループ・ディスエーブル(Loop disabled)ステートST3は、同期ロスト検出やループ検出によってポート20が論理的に切断された状態である。アクティブ(Active)ステートST4は、ポート20がデータ転送可能な状態である。サスペンド・イニシエータ(Suspended initiator)ステートST5は、アクティブステートST4からサスペンド(Suspened)ステートST6に遷移するときに経由するステートであり、ポート20が停止状態である。サスペンドステートST6は、ポート20が中断状態(休止状態)である。
つぎに、接続管理ステートマシン31における各ステートST1〜ST6間の遷移について説明する。
接続管理ステートマシン31は、ディスコネクトステートST1のときに、相手ノードからのトーン信号を検出した後、スピードネゴシエーションが正常に完了すると(遷移条件T1)、アンテストステートST2に遷移する。
接続管理ステートマシン31は、アンテストステートST2のときに、同期ロストが検出されると、又はループテストにおいてループが検出されると(遷移条件T2)、ループ・ディスエーブルステートST3に遷移する。接続管理ステートマシン31は、ループ・ディスエーブルステートST3のときに、ポート20が物理的に切断されると(遷移条件T3)、ディスコネクトステートST1に遷移する。また、接続管理ステートマシン31は、ループ・ディスエーブルステートST3のときに、バスリセットを検出すると(遷移条件T4)、アンテストステートST2に遷移する。
一方、接続管理ステートマシン31は、アンテストステートST2のときに、同期化が完了し、ループテストにおいてループが検出されない場合には(遷移条件T5)、アクティブステートST4に遷移する。
接続管理ステートマシン31は、アクティブステートST4のときに、ノイズや物理的な切断などによる同期ロストが検出された場合、又はサスペンドコマンド等による中断処理が行われた場合には(遷移条件T6)、サスペンド・イニシエータステートST5に遷移する。但し、同期ロストが検出されてから所定時間は、タイマ35からステート遷移抑止信号SG3が入力されるため、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5への遷移が抑止される。すなわち、同期ロストが検出されても、所定時間が経過するまではアクティブステートST4が維持される。そして、そのアクティブステートST4においてポート20の再同期化が行われる。この所定時間内にポート20の再同期化が完了すれば、上記遷移条件T6が成立しなくなるため、ステート遷移抑止信号SG3の入力がなくなっても、アクティブステートST4がそのまま維持される。このため、再同期化が完了すると、直ちにデータ転送が可能になる。
なお、物理的な切断によって同期ロストが検出された場合のように、同期ロストが検出されてから所定時間経過しても、ポート20の再同期化が完了せずにステート遷移抑止信号SG3の入力がなくなった場合には、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移される。
接続管理ステートマシン31は、サスペンド・イニシエータステートST5に遷移すると(遷移条件T7)、自動的にサスペンドステートST6に遷移する。また、接続管理ステートマシン31は、同期ロストの検出によってサスペンド・イニシエータステートST5を経由してサスペンドステートST6に遷移した場合には(遷移条件T8)、さらに自動的にディスコネクトステートST1に遷移する。一方、接続管理ステートマシン31は、中断処理によってサスペンドステートST6に遷移したときに、リジュームパケットやリモートコマンドパケットを受信すると(遷移条件T9)、アクティブステートST4に復帰する。
続いて、受信ポートステートマシン33における各ステートSTR1〜STR3間の遷移及び送信ポートステートマシン34における各ステートSTT1〜STT3間の遷移について図4にしたがって説明する。
まず、ポート20の同期化に関連するステート遷移について説明する。
図4(b)に示すように、送信ポートステートマシン34は、ポートの同期化が行われていないオフ(Off)ステートSTT1のときに、ポート20が他のポートと物理的に接続され、スピードネゴシエーションが完了すると(遷移条件TT1)、シンク・ロストステートSTT2に遷移する。このシンク・ロスト(Sync lost)ステートSTT2では、ポート20の同期化が開始される。具体的には、シンク・ロストステートSTT2では、送信回路21からトレーニングコードが相手ノードBの受信回路22に送信される。
図4(a)に示すように、受信ポートステートマシン33は、ポートの同期化が行われていないオフ(Off)ステートSTR1のときに、ポート20が他のポートと物理的に接続され、スピードネゴシエーションが完了すると(遷移条件TR1)、リシンクステートSTR2に遷移する。このリシンク(Resync)ステートSTR2では、ポート20の同期化が開始される。具体的には、リシンクステートSTR2では、受信回路22にて受信されるトレーニングコードの10ビット境界が検出され、その10ビットデータが同期化判定回路32にて10ビット/8ビットコード変換表に存在するか否かが判定される。なお、このポート20の同期化は、接続管理ステートマシン31がアンテストステートST2のときに行われる。
上記トレーニングコードの送受信によってポート20の同期化が完了すると(遷移条件TR2,TT2)、受信ポートステートマシン33はレシーブステートSTR3に遷移し、送信ポートステートマシン34はトランスミットステートSTT3に遷移する。これらレシーブ(Receive)ステートSTR3及びトランスミット(Transmit)ステートSTT3に遷移されると、ループテストの実施後にポート20がアクティブステートST4(図3参照)に遷移され、バスリセットの実施後にデータの転送が可能な状態になる。なお、送信ポートステートマシン34は、ポート20の同期化が完了したことを示す同期化完了信号SG2をタイマ35に出力する。
つぎに、ポート20の再同期化に関連するステート遷移について説明する。
受信ポートステートマシン33は、レシーブステート(受信状態)STR3のときに、同期ロストが検出されて上記検出信号SG1が入力されると(遷移条件TR3)、オフステート(オフ状態)STR1に遷移する(図4(a)参照)。このように同期ロストが検出されて受信ポートステートマシン33がオフステートSTR1に遷移すると(遷移条件TT3)、送信ポートステートマシン34はトランスミットステート(喪心状態)STT3からオフステート(オフ状態)STT1に遷移する(図4(b)参照)。すると、従来のインターフェース回路では、接続管理ステートマシン31がアクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移される(図3参照)。これにより、たとえ瞬間的なノイズによって同期ロストが発生しただけであっても、先の図13で説明したフローが開始されてしまう。このため、受信ポートステートマシン33は、ステップS10のスピードネゴシエーションが完了しない限り(遷移条件TR1を満たさない限り)、オフステートSTR1からリシンクステート(再同期状態)STR2に遷移できない。同様に、送信ポートステートマシン34は、ステップS10のスピードネゴシエーションが完了しない限り(遷移条件TT1を満たさない限り)、オフステートSTT1からシンク・ロストステート(同期外れ状態)STT2に遷移できない。このため、従来のインターフェース回路では、同期ロストの検出から再同期化を開始するまでに多大な時間を要していた。
これに対し、本実施形態では、同期ロストが検出されてから所定時間は、接続管理ステートマシン31(ポート20)がアクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移されることが抑止され、アクティブステートST4に維持される。これにより、受信ポートステートマシン33は、上述のようにオフステートSTR1に遷移したときにスピードネゴシエーションが既に完了していることになるため(遷移条件TR1を満たしているため)、直ちにリシンクステートSTR2に遷移する。同様に、送信ポートステートマシン34は、オフステートSTT1に遷移したときにスピードネゴシエーションが既に完了していることになるため(遷移条件TT1を満たしているため)、直ちにシンク・ロストステートSTT2に遷移する。そして、シンク・ロストステートSTT2に遷移すると、送信回路21からトレーニングコードが相手ノードBの受信回路22に送信され、ポート20の再同期化が開始される。なお、相手ノードBのポート20は、上記トレーニングコードの受信によって同期ロストが発生したことを検出し、トレーニングコードをノードAのポート20に送信し始める。
このトレーニングコードの送受信によってポート20の再同期化が完了すると、受信ポートステートマシン33はレシーブステートSTR3に遷移し、送信ポートステートマシン34はトランスミットステートSTT3に遷移する。さらに、送信ポートステートマシン34は、図2に示すように、ポート20の再同期化が完了したことを示す同期化完了信号SG2をタイマ35に出力する。
つぎに、このように構成されたインターフェース回路10における再同期化方法について図6及び図7にしたがって説明する。
今、図6(a)に示すように、ノードAのポート20とノードBのポート20間でデータ転送が正常に行われている。なお、このときのノードA,Bのポート20はアクティブステートST4である。つぎに、ノードBからノードAのポート20に送信されるデータが静電気などのノイズによって異常データになると、ノードAの同期化判定回路32にて同期ロストが検出され、検出信号SG1がタイマ35と受信ポートステートマシン33に出力される(図7のステップS20)。すると、タイマ35は、カウント動作を開始するとともに、ステート遷移抑止信号SG3を接続管理ステートマシン31に出力する(ステップS21)。これにより、接続管理ステートマシン31は、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移することが抑止され、アクティブステートST4に維持される。そして、このアクティブステートST4のときに、ポート20の再同期化が開始される(ステップS22)。
詳述すると、受信ポートステートマシン33は、上記検出信号SG1の入力に応じて、レシーブステートSTR3からオフステートSTR1を経由してリシンクステートSTR2に遷移する。これに伴って、送信ポートステートマシン34は、トランスミットステートSTT3からオフステートSTT1を経由してシンク・ロストステートSTT2に遷移する。このシンク・ロストステートSTT2に遷移されると、図6(c)に示すように、ノードAのポート20からトレーニングコードが相手ノードBのポート20に送信される。
ノードBでは、上記トレーニングコードを受信することにより同期化判定回路32にて同期ロストが検出される。これにより、ノードBの受信ポートステートマシン33は、レシーブステートSTR3からオフステートSTR1を経由してリシンクステートSTR2に遷移する。これに伴って、ノードBの送信ポートステートマシン34は、トランスミットステートSTT3からオフステートSTT1を経由してシンク・ロストステートSTT2に遷移する。すると、図6(d)に示すように、ノードBのポート20からノードAのポート20へもトレーニングコードが送信される。
これらトレーニングコードの送受信によってノードA,Bのポート20の再同期化が完了すると(ステップS23でYES)、受信ポートステートマシン33はレシーブステートSTR3に遷移し、送信ポートステートマシン34はトランスミットステートSTT3に遷移する。さらに、送信ポートステートマシン34は、再同期化の完了を示す同期化完了信号SG2をタイマ35に出力する(ステップS24)。タイマ35は、同期化完了信号SG2の入力に応じて、カウント動作を終了して上記ステート遷移抑止信号SG3の出力を停止する(ステップS25)。このときには、既にポート20の再同期化が完了しているため(同期ロストが発生していないため)、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5への遷移条件T6が成立しない。従って、接続管理ステートマシン31(ポート20)がデータ転送可能なアクティブステートST4にそのまま維持されるため、図6(e)に示すように、再同期化が完了すると直ちにノードA,Bのポート20間で正常なデータ転送が再開される(ステップS26)。
一方、例えばノードA,B間のバスケーブルの物理的な切断によって同期ロストが発生した場合には、タイマ35のカウント動作開始(同期ロストの検出)から所定時間が経過してもポート20の再同期化が完了しない(ステップS23でNO、且つステップS27でYES)。すると、タイマ35はステート遷移抑止信号SG3の出力を停止する(ステップS28)。このとき、接続管理ステートマシン31(ポート20)は、遷移条件T6が成立するため、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移する(ステップS29)。このため、その後は図13に示すステップS3〜S11の処理が行われ、ポート20の同期化が行われる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)同期ロストを検出したときに、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5への遷移を抑止し、アクティブステートST4においてポート20の再同期化を行うようにした。これにより、図13のステップS2〜S11の処理を行うことなく再同期化を開始することができるため、再同期化を開始するまでの時間を短縮することができる。
また、瞬間的なノイズによって同期ロストが発生した場合のように、その同期ロストの発生から所定時間内に再同期化が完了すれば、接続管理ステートマシン31がアクティブステートST4に維持され続ける。このため、再同期化の完了後にループテストやバスリセットを行うことなくデータ転送が可能な状態にすることができる。これにより、再同期化の完了からデータ転送が可能な状態に復帰するまでの時間を短縮することができる。
以上のことから、静電気などの瞬間的なノイズによって同期ロストが発生した場合におけるデータ転送の中断時間を大幅に短縮することができる。具体的には、本実施形態のインターフェース回路10では、瞬間的なノイズによって同期ロストが発生しても数msという短時間でデータ転送を再開することができる。従って、映像や音声データを転送中に瞬間的なノイズによって同期ロストが発生しても、転送中の映像や音声データが途切れることを抑制することができる。
とくに、IEEE1394b規格を車載用途で使用する場合(IDB1394規格)には、基本的にデータ転送中にバスケーブルが抜き差しされることがないため、静電気などのノイズへの耐性が要求される。このため、本実施形態のインターフェース回路10を車載用途のノードに適用することにより、上述した効果はより顕著なものとなる。
(2)同期ロストを検出してから所定時間経過しても、再同期化が完了しない場合には、ステート遷移抑止信号SG3の出力を停止し、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移させるようにした。すなわち、再同期化に制限時間を設けるようにした。これによって、物理的な切断によって同期ロストが発生した場合や本実施形態のインターフェース回路10を備えていない既存のノードと接続されている場合であっても、アクティブステートST4にとどまり続けるという不具合を解消することができる。
詳述すると、ステート遷移抑止信号SG3が出力されると、ポート20間のバスケーブルが物理的に切断された場合であっても、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5への遷移が抑止される。ここで、仮に再同期化に制限時間がないとすると、再同期化が完了しない限りステート遷移抑止信号SG3が出力され続ける。しかし、物理的に切断された場合には再同期化が完了することはないため、ステート遷移抑止信号SG3が出力され続けることになり、アクティブステートST4にとどまり続けてしまう。
また、例えば図6のノードBが既存のインターフェース回路を備えたノードであった場合には、ノードBでは、同期ロストが発生したときに図13に示したフローの処理が実行される。このとき、仮に再同期化に制限時間がないとすると、ノードAのポート20は再同期化が完了するまでステート遷移抑止信号SG3が出力され続けるため、アクティブステートST4にとどまり続ける。しかし、ノードBのポートでは、図13のステップS2〜S11の処理が完了しない限り同期化を開始することができない。ここで、ノードAのポート20がアクティブステートST4であるため、ノードBのポートではステップS3からステップS4に移行することができない。従って、ノードA,Bのポート間で同期化が開始されず、ノードAのポート20はアクティブステートST4にとどまり続けてしまう。
これらに対して、本実施形態のインターフェース回路10では、再同期化に制限時間を設けるようにしたため、制限時間を過ぎても再同期化が完了しない場合には、ステート遷移抑止信号SG3の出力が停止される。これによって、アクティブステートST4からサスペンド・イニシエータステートST5に遷移させることができる。従って、物理的な切断によって同期ロストが発生した場合や本実施形態のインターフェース回路10を備えていない既存のノードと接続されている場合であっても、アクティブステートST4にとどまり続けるという不具合を解消することができる。
(3)同期化用ステートマシンである受信ポートステートマシン33と送信ポートステートマシン34の遷移条件は、既存のステートマシンの遷移条件をそのまま使用した。このため、ポートステートマシン33,34の遷移条件を既存のステートマシンから変更しなくとも、上述したようにアクティブステートST4にて再同期化を行うことによって再同期化を迅速に完了させることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、ポート20の再同期化が完了した後に、直ちにデータ転送が可能な状態に移行させた。これに限らず、例えばポート20の再同期化が完了した後に、バスリセット又はショートバスリセットを発生させてからデータ転送が可能な状態に移行させてもよい。すなわち、図8に示すように、タイマ35から入力される再同期化完了信号SG4に応答してバスリセット要求をバスリセットステートマシン37に出力するバスリセット要求回路36を備えるようにしてもよい。なお、タイマ35は、送信ポートステートマシン34から入力される同期化完了信号SG2のうち、同期化判定回路32からの検出信号SG1が入力された後に入力される同期化完了信号SG2を再同期化完了信号SG4としてバスリセット要求回路36に出力する。この場合、図9に示すように、ステップS25(又はステップS24)とステップS26との間でバスリセットが実施されることになる(ステップS30)。この構成によれば、ポート20の再同期化中にバスリセットが発生し、システム構成(トポロジ)が変化していた場合であっても、再同期化後に正常なデータ転送が可能なトポロジを構築することができる。
詳述すると、図10(a)に示すトポロジにおいて、ノードA,B間で同期ロストが発生すると、そのノードA,Bのポート20間の再同期化中に、例えばノードDがノードB,C,Dからなるトポロジ内でバスリセットを引き起こす場合がある。このバスリセットが完了すると、ノードB,C,DのノードIDが新たに決定される。このときに、図10(b)に示すように、ノードB,C,Dのいずれかのノード(ここでは、ノードB)に、ノードAに付されているノードIDと同一のノードIDが付される場合がある。このようなトポロジが構築された後に、ノードA,Bのポート間の再同期化が完了すると、ノードA,B,C,Dからなるトポロジ内では、「0」のノードIDが2つ存在することになるため、正常なデータ転送を行うことができない。
そこで、図8の構成のように、ノードA,Bのポート間の再同期化が完了した後に、ノードA,B,C,Dからなるトポロジでバスリセットを発生させることにより、ノードA,B,C,Dで再度ノードIDが決定されるため、ノードIDの重複が解消される。これにより、正常なデータ転送が可能となる。
・上記実施形態では、同期ロストが発生した後に、直ちにポート20の再同期化を行うようにした。これに限らず、図11に示すように、同期ロストを検出した後に(ステップS20)、バスリセット又はショートバスリセットを実施して(ステップS31)からポート20の再同期化を行う(ステップS22)ようにしてもよい。例えば図10(a)に示すトポロジにおいて、ノードA,B間で同期ロストが発生した場合に、ノードAからなるトポロジとノードB,C,Dからなるトポロジのそれぞれでバスリセットを実施してからノードA,Bのポート間の再同期化を行うようにしてもよい。これにより、ノードA,Bのポート間の再同期化中においても、ノードB,C,D間でデータ転送を行うことができる。なお、この場合、例えば図8に示したバスリセット要求回路36が検出信号SG1又は送信ポートステートマシン34にて生成される再同期化の開始を示す再同期化開始信号SG5(図8の破線参照)などに応答してバスリセット要求を生成すればよい。
・上記実施形態における受信ポートステートマシン33は、レシーブステートSTR3のときに、同期化判定回路32から検出信号SG1が入力されると(遷移条件TR3)、オフステートSTR1を経由してリシンクステートSTR2に遷移するようにした。また、この遷移に伴って(遷移条件TT3)、送信ポートステートマシン34は、トランスミットステートSTT3からオフステートSTT1を経由してシンク・ロストステートSTT2に遷移するようにした。
これに限らず、図12(a)、(b)に示すように、上記遷移条件TR3に代えて遷移条件TR4を追加するとともに、上記遷移条件TT3に代えて遷移条件TT4を追加するようにしてもよい。この場合、受信ポートステートマシン33は、図12(a)に示すように、レシーブステートSTR3のときに、同期化判定回路32から検出信号SG1が入力されると(遷移条件TR4)、レシーブステートSTR3から直接リシンクステートSTR2に遷移する。また、この遷移に伴って(遷移条件TT4)、送信ポートステートマシン34は、図12(b)に示すように、トランスミットステートSTT3から直接シンク・ロストステートSTT2に遷移する。これにより、オフステートSTR1,STT1を経由しない分だけポート20の再同期化を早く開始することができる。
・上記実施形態における送信ポートステートマシン34は、同期化判定回路32からの検出信号SG1を入力し、その検出信号SG1に応じてトランスミットステートSTT3からオフステートSTT1(又はシンク・ロストステートSTT2)に遷移するようにしてもよい。
・上記実施形態における同期化完了信号SG2や再同期化開始信号SG5は、受信ポートステートマシン33にて生成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、再同期化に制限時間を設けるようにした。これに限らず、例えば車載用途で使用する場合のようにデータ転送中に物理的な切断がほとんど起こらない場合であって、且つトポロジ内のノードがすべてインターフェース回路10を備えている場合であれば、再同期化に制限時間を設けなくてもよい。すなわち、タイマ35を、同期化判定回路32からの検出信号SG1に応じてステート遷移抑止信号SG3を接続管理ステートマシン31に出力し、同期化完了信号SG2に応じてステート遷移抑止信号SG3の出力を停止するステート遷移抑止回路に代えてもよい。この場合、図7のステップS27〜S29を省略してもよい。
本実施形態のインターフェース回路を示すブロック図。 物理層処理回路を示すブロック図。 接続管理ステートマシンの状態遷移を説明するための説明図。 (a)、(b)は、同期化用ステートマシンの状態遷移を説明するための説明図。 ネットワークシステムを示すブロック図。 (a)〜(e)は、再同期化方法を説明するための説明図。 再同期化方法を説明するためのフローチャート。 変形例の物理層処理回路を示すブロック図。 変形例の再同期化方法を説明するためのフローチャート。 (a)、(b)は、変形例の再同期化方法を説明するための説明図。 変形例の再同期化方法を説明するためのフローチャート。 (a)、(b)は、変形例の同期化用ステートマシンの状態遷移を説明するための説明図。 従来の再同期化方法を説明するための説明図。
符号の説明
A,B,C,D ノード
1a,1b,1c IEEE1394bバスケーブル
10 インターフェース回路(インターフェース装置)
20 IEEE1394bポート
21 送信回路
22 受信回路
30 物理層処理回路
31 接続管理ステートマシン
32 同期化判定回路
33 受信ポートステートマシン(同期化用ステートマシン)
34 送信ポートステートマシン(同期化用ステートマシン)
35 タイマ(ステート遷移抑止回路)
36 バスリセット要求回路
37 バスリセットステートマシン
40 リンク層処理回路

Claims (10)

  1. バスケーブルで接続された他ノードとの間でデータの送受信を行う自ノードに備えられるインターフェース装置であって、
    前記バスケーブルによって他ノードのポートと接続されるポートと、
    前記自ノードのポート毎に対応して設けられ、該ポートの同期が外れた場合に、該ポートを活性状態から停止状態に遷移させる接続管理ステートマシンと、
    前記同期外れが検出されたときに、前記活性状態から前記停止状態への遷移を抑止するステート遷移抑止信号を生成するステート遷移抑止回路と、
    前記同期外れの検出に基づいて、前記活性状態にて前記自ノードのポートの再同期化を開始する同期化用ステートマシンと、
    を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  2. 前記ステート遷移抑止回路は、前記同期外れが発生してから所定時間経過後に前記ステート遷移抑止信号の生成を停止することを特徴とする請求項1に記載のインターフェース装置。
  3. 前記ステート遷移抑止回路は、前記再同期化が完了したときに、前記ステート遷移抑止信号の生成を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載のインターフェース装置。
  4. 前記同期外れが発生したか否かを判定し、前記同期外れの発生を検出したときに検出信号を生成する同期化判定回路を備え、
    前記同期化用ステートマシンは、前記再同期化が完了したときに完了信号を生成し、
    前記ステート遷移抑止回路は、前記検出信号に基づいて前記ステート遷移抑止信号を生成し、前記完了信号に基づいて前記ステート遷移抑止信号の生成を停止することを特徴とする請求項3に記載のインターフェース装置。
  5. 前記ポートは、
    送信データを前記他ノードに送信する送信回路と、
    前記他ノードから受信データを受信する受信回路とを含み、
    前記同期化用ステートマシンは、
    前記送信回路に対応して設けられ、前記同期外れの検出に基づいて、送信状態から同期外れ状態に遷移して前記再同期化を開始する送信ポートステートマシンと、
    前記受信回路に対応して設けられ、前記同期外れの検出に基づいて、受信状態から再同期状態に遷移して前記再同期化を開始する受信ポートステートマシンと、を含むことを特徴とする請求項4に記載のインターフェース装置。
  6. 前記ポートは、
    送信データを前記他ノードに送信する送信回路と、
    前記他ノードから受信データを受信する受信回路とを含み、
    前記同期化用ステートマシンは、
    前記送信回路に対応して設けられ、前記同期外れの検出に基づいて、送信状態からオフ状態を経由して同期外れ状態に遷移して前記再同期化を開始する送信ポートステートマシンと、
    前記受信回路に対応して設けられ、前記同期外れの検出に基づいて、受信状態からオフ状態を経由して再同期状態に遷移して前記再同期化を開始する受信ポートステートマシンと、を含むことを特徴とする請求項4に記載のインターフェース装置。
  7. 前記送信ポートステートマシンは、前記同期外れ状態に遷移して、同期化用データを前記他ノードに送信することにより、前記再同期化を開始することを特徴とする請求項5又は6に記載のインターフェース装置。
  8. 前記再同期化が完了したときに、バスリセット要求を生成するバスリセット要求回路を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のインターフェース装置。
  9. 前記再同期化を開始するときに、バスリセット要求を生成するバスリセット要求回路を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のインターフェース装置。
  10. 複数のノードがIEEE1394bポートにて接続されてなるネットワークシステムの再同期化方法において、
    前記IEEE1394bポートの同期外れが発生した場合に、該IEEE1394bポートが活性状態から停止状態に遷移することを抑止し、前記活性状態にて前記IEEE1394bポートの再同期化を開始することを特徴とする再同期化方法。
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