JP2010140572A - 記録方法及び記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録方法及び記憶装置において、信頼性の高い高密度記録を可能とすることを目的とする。
【解決手段】記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、前記任意の領域ではスキップ処理を行いながらデータ記録を行い、前記任意の領域は、記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されているように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、前記任意の領域ではスキップ処理を行いながらデータ記録を行い、前記任意の領域は、記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されているように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録方法及び記憶装置に係り、特に磁気記録媒体に適した記録方法及び記憶装置に関する。
近年、技術の発達と共に情報処理システムで取り扱うデータ量が増加し、データ記憶装置も大容量化が求められている。この要求に応えるため、記憶装置はTPI(Track Per Inch)やBPI(Bit Per Inch)を増加させることで高記録密度を実現してきた。しかし、高TPI化に伴い、記録ヘッドからの漏れ磁束やオントラック精度の不安定さ等により、任意のトラックに数万回、或いは、数十万回繰り返し記録(ライト)が行われることで隣接トラックにも影響を及ぼし、隣接トラックにおいてデータ破壊(サイドイレーズ)を招く現象も散見されるようになってきた。
サイドイレーズの問題を解決する方法として、記録ヘッドからの漏れ磁束の抑止やオントラック精度を高めるようなハードウェアによる解決方法が考えられるが、技術的には困難である。一方、ファームウェアによる解決方法として、任意のトラックへのデータの記録後に隣接トラックのデータを読み出して、任意のトラックへの記録の影響を受けていないか否かを確認し、影響が見られた場合には当該データの再記録を行うことが考えられる。しかし、このようなファームウェアによる解決方法では、複雑なリカバリ動作シーケンスが必要となり、記憶装置の性能低下を招いてしまう。
従来の磁気ディスク上のフォーマットでは、転送レートの高いアウタの論理シリンダ(又は、論理トラック)から順にセクタを割り当て、記憶装置が提供するべき記憶容量を満たすまでインナ方向へと連続トラックにセクタを割り当てている。記憶装置が提供するべき記憶容量を満たすまでセクタの割り当てが完了すると、余ったインナのトラックは未使用としている。
一方、連続トラックにセクタを割り当てる際に隣接トラックが記録対象となるトラックの影響を受けにくくするために、トラックをスキップしながらセクタを割り当てる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。磁気ディスク上の全記録面に対してこのようがスキップをすれば、記録対象となるトラックの隣接トラックへの影響は抑制可能であるが、例えば1トラック毎に記録を行うようなスキップを行った場合、記憶装置の記憶容量がスキップを行わない場合の約半分になってしまうため、記録密度が低下してしまい現実的ではない。
特開平11−296979号公報
従来の記憶装置では、信頼性の高い高密度記録を行うことは難しいという問題があった。
そこで、本発明は、信頼性の高い高密度記録を可能とする記録方法及び記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行い、前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている記録方法が提供される。
本発明の一観点によれば、磁気記録媒体上の記録面にデータ記録を行うヘッドと、前記ヘッドの前記磁気記録媒体上の位置を制御する駆動手段と、スキップ処理を特定するための情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された情報に基づいて、提供するべき記憶容量を確保する上では不要な前記記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行うよう前記駆動手段を制御し、前記ヘッドに前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行わせる制御手段を備え、前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている記憶装置が提供される。
開示の記録方法及び記憶装置によれば、信頼性の高い高密度記録が可能となる。
開示の記録方法及び記憶装置では、磁気記録媒体に任意のトラックピッチでデータ記録を行う際、磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域(又は、エリア)ではトラックをスキップしてデータ記録を行う。この任意の領域には、記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用する。磁気記録媒体上の少なくとも上記任意の領域では、トラックピッチが固定であっても可変であっても良い。トラックをスキップするスキップ量は、例えばトラック幅の自然数倍に設定される。
トラックをスキップする領域を記録面上の一部のみに設けることで、記録対象となるトラックの隣接トラックへの影響を抑制して信頼性の高い高密度記録を行うことができる。
以下に、本発明の記録方法及び記憶装置の各実施例を、図面と共に説明する。
図1は、磁気記録媒体が磁気ディスクの場合の使用トラックと未使用トラックを説明する図である。図1(a)は磁気ディスク103の上側記録面に形成されヘッドHd0によりデータが記録される複数のトラックTrk0〜Trkn(又は、シリンダCyl0〜Cyln)を示す。Cは磁気ディスク103の中心を示す。複数のトラックTrk0〜Trknは、磁気ディスク103の上側記録面上の任意の半径位置の領域(又は、ゾーン)に同心円状に形成されている。この任意の半径位置の領域(上記任意の領域又はエリア)は、磁気ディスク103の上側の全記録面の一部のみに相当し、上側の全記録面より小さい領域である。磁気ディスク103の下側記録面にも同様のトラックが形成され、別のヘッドHd1によりデータが記録されるようになっていても良いことは言うまでもない。又、磁気ディスク103が2枚以上設けられる場合には、各磁気ディスク103に対して対応するヘッドが1個以上設けられる。
図1(b)は、磁気ディスク103上のトラックTrk0〜Trknを示す図であり、図1(b)中、下方向が磁気ディスク103のインナ方向を示し、水平方向がトラック方向(又は、円周方向)を示す。図1(b)において、5は使用トラックを示し、6は未使用トラックを示す。使用トラック5は、記憶装置(この例では、磁気ディスク装置)が提供するべき記憶容量を達成するのに使用されるトラックであり、未使用トラック6は、記憶装置が提供するべき記憶容量を達成するのに使用されない未使用(或いは、余り)トラックである。
図2は、トラックのスキップを説明する図であり、図2中、図1(b)と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図2(a)は、トラックをスキップしない場合を示しており、ハッチングで示すトラックが使用トラック5である。一方、図2(b)は、記録対象となるトラックの隣接トラックへの影響を抑制するためにトラックをスキップした場合を示しており、ハッチングで示すトラックが使用トラック5である。又、6−1はスキップされた未使用トラックである。この例では、トラックをスキップするスキップ量は1トラックで固定であるが、スキップ量は1トラックに限定されずトラックの自然数倍であっても良く、又、スキップ量は可変であっても良い。
このように、磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を効果的に利用してトラックをスキップする領域を記録面上の一部のみに設けることで、記録対象となるトラックの隣接トラックへの影響を抑制して信頼性の高い高密度記録を行うことができる。尚、トラックをスキップする領域及びスキップ量は、記録対象となるトラックの隣接トラックへの影響を効果的に抑制できるように記憶装置の各種条件や状態に応じて設定すれば良い。
図3は、本発明の一実施例における記憶装置を示す平面図である。図3において、磁気記憶装置100は大略ハウジング101からなる。ハウジング101内には、スピンドルモータ(図示せず)により駆動されるハブ102、ハブ102に固定され回転される磁気ディスク103、アクチュエータユニット104、アクチュエータユニット104に支持され、磁気ディスク103の半径方向に駆動されるアーム105及びサスペンション106、サスペンション106に支持されたスライダ108が設けられている。アクチュエータユニット104は、ヘッドの磁気ディスク103上の位置を制御する駆動部(又は、駆動手段)を構成する。
磁気ディスク103にデータを記録する際に用いる記録方式は、水平磁気記録方式であっても垂直磁気記録方式であっても良い。又、磁気記録方式は、熱揺らぎに強い高保磁力を有する磁気記録媒体に対して磁気記録を行う熱アシスト磁気記録方式であっても良い。熱アシスト磁気記録方式の場合、光スポットを磁気記録媒体に照射して温度を上げることで熱スポットが形成される媒体部分の保磁力を低下させた状態で磁気記録を行う。
磁気記憶装置100における磁気記録の最小単位は、磁気ディスク103上のシリンダ(又は、トラック)、ヘッド及びセクタから特定される。
スライダ108には、ライト素子とリード素子を一体的に有するヘッドが設けられている。スライダ108は、浮上面が磁気ディスク103の表面から所定量浮上した状態で磁気ディスク103上のトラックを走査する。尚、熱アシスト磁気記録方式を用いる場合、スライダ108に設けられたヘッドは光導波路部に伝搬光を供給する光源を更に一体的に有する。
尚、磁気記憶装置100の基本構成は、図3に示すものに限定されるものではない。磁気ディスク103の数及びスライダ108の数は、1以上であれば良い。例えば、磁気ディスク103の両面に対して磁気記録再生を行う場合には、1つの磁気ディスク103に対して2つのスライダ108が設けられる。
次に、トラックをスキップする領域を(1)磁気ディスク103のアウタ領域に設けるケース、(2)磁気ディスク103のアウタ領域及びインナ領域に設けるケース、(3)特定のヘッドに対してのみ設けるケース、(4)上記(1)〜(3)の任意の組み合わせで設けるケース、及び(5)スキップ量を可変にするケースについて説明する。
(1)アウタ領域でスキップ:
磁気記憶装置100の上位装置(又は、ホスト装置)の多くは、上位装置のシステム情報の保存先として磁気ディスク103の論理ブロックアドレスの若い方から使用する。又、磁気ディスク103に対するデータの記録回数が増加するに伴い、記録対象となるトラックの影響による隣接トラックのデータ破壊の可能性が増加する。そこで、論理ブロックアドレスの若い領域、即ち、磁気記憶装置100内の磁気ディスク103のアウタ領域では、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、トラック(シリンダ)をスキップするスキップ処理を適用する。スキップするスキップ量や範囲は、上位装置からのフォーマット単位(Format Unit)コマンドを磁気記憶装置100が実行する時に磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量によって動的に変化し、以下に説明するケース(2)〜(5)についても同様である。
磁気記憶装置100の上位装置(又は、ホスト装置)の多くは、上位装置のシステム情報の保存先として磁気ディスク103の論理ブロックアドレスの若い方から使用する。又、磁気ディスク103に対するデータの記録回数が増加するに伴い、記録対象となるトラックの影響による隣接トラックのデータ破壊の可能性が増加する。そこで、論理ブロックアドレスの若い領域、即ち、磁気記憶装置100内の磁気ディスク103のアウタ領域では、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、トラック(シリンダ)をスキップするスキップ処理を適用する。スキップするスキップ量や範囲は、上位装置からのフォーマット単位(Format Unit)コマンドを磁気記憶装置100が実行する時に磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量によって動的に変化し、以下に説明するケース(2)〜(5)についても同様である。
図4は、アウタ領域でのスキップ処理を説明する図である。図4中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図4(a)は、トラックのスキップ処理を行わない場合を示し、図4(b)は、トラックのスキップ処理を行う場合を示す。この場合、トラックTrk0〜Trknのうち磁気ディスク103のアウタ領域にあるトラック部分でのスキップ量は一例として1トラックである。
この場合のスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST1〜ST3を含む。図5は、アウタ領域でのスキップ処理によるフォーマットを説明する図である。図5中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図5では、磁気記憶装置100内に磁気ディスク103が設けられている場合をも考慮してトラックの代わりにシリンダCyl0〜Cyl6を示す。
ST1:Format Unitコマンド実行時にフォーマットする記憶容量、即ち、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量と、磁気記憶装置100が全体として提供可能な記憶容量を比較し、その差分を求める。この例では、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量が100セクタ(=2ヘッド×5トラック×10セクタ)、磁気記憶装置100が全体として提供可能な記憶容量が140セクタ(=2ヘッド×7トラック×10セクタ)であるため、差分は40セクタ(=4トラック)である。
ST2:スキップ処理を行わない図5(a)の場合であればフォーマットでは例えばCyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl1/Hd0→Cyl1/Hd1→・・・と処理を進めるところを、スキップ処理を行う図5(b)の場合のフォーマットでは、アウタ領域においてシリンダ(トラック)スキップ処理を適用するため、シリンダCyl1は使わずにCyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl2/Hd0→Cyl2/Hd1→・・・と処理を進める。尚、例えばCyl0/Hd0はシリンダCyl0がヘッドHd0により記録されることを意味し、Cyl0/Hd1はシリンダCyl0がヘッドHd1により記録されることを意味する。
ST3:更にシリンダCyl3は使わずにCyl4/Hd0→Cyl4/Hd1と処理を進めるが、この例では既に磁気ディスク103上の余分の未使用領域を使い切ってしまうため、以後はスキップ処理を中止してCyl5/Hd0→Cyl5/Hd1→Cyl6/Hd0→Cyl6/Hd1→・・・と連続トラックに対して処理を行う。
尚、スキップ処理はアウタ領域に限らず、磁気記憶装置100内のアクセスログ情報等により上位装置のデータの記録回数の多いことが判明している場合は、センタ領域やインナ領域等、特定ゾーンにスキップ処理を適用しても良い。
(2)アウタ領域及びインナ領域でスキップ:
磁気記憶装置100のスライダ108は、ヘッドの向きとトラックの軌道が磁気ディスク103の半径方向上のセンタ領域で平行になるように(即ち、ヨー角(Yaw角)が略ゼロとなるように)取り付けられる。このため、磁気ディスク103上のアウタ領域やインナ領域では、ヘッドとトラックの間にはある程度(ゼロより大きな所定の値)の角度(ヨー角)が発生する。このヨー角が原因で記録対象トラックの影響により隣接トラックのデータ破壊を招くこともある。従って、磁気ディスク103のアウタ領域及びインナ領域では、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、シリンダ(トラック)スキップ処理を適用する。
磁気記憶装置100のスライダ108は、ヘッドの向きとトラックの軌道が磁気ディスク103の半径方向上のセンタ領域で平行になるように(即ち、ヨー角(Yaw角)が略ゼロとなるように)取り付けられる。このため、磁気ディスク103上のアウタ領域やインナ領域では、ヘッドとトラックの間にはある程度(ゼロより大きな所定の値)の角度(ヨー角)が発生する。このヨー角が原因で記録対象トラックの影響により隣接トラックのデータ破壊を招くこともある。従って、磁気ディスク103のアウタ領域及びインナ領域では、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、シリンダ(トラック)スキップ処理を適用する。
図6は、アウタ領域及びインナ領域でのスキップ処理を説明する図である。図6中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。トラックのスキップ処理を行わない場合は図4(a)と同じであるためその図示は省略する。図6は、トラックのスキップ処理を行う場合を示す。この場合、トラックTrk0〜Trknのうち磁気ディスク103のアウタ領域及びインナ領域にあるトラック部分でのスキップ量は一例として1トラックである。
この場合のスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST11〜ST14を含む。図7は、アウタ領域及びインナ領域でのスキップ処理によるフォーマットを説明する図である。図7中、図5と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST11:Format Unitコマンド実行時にフォーマットする記憶容量、即ち、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量と、磁気記憶装置100が全体として提供可能な記憶容量を比較し、その差分を求める。この例では、差分は40セクタ(=4トラック)である。
ST12:スキップ処理を行わない図7(a)の場合であればフォーマットでは例えばCyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl1/Hd0→Cyl1/Hd1→・・・と処理を進めるところを、スキップ処理を行う図7(b)の場合のフォーマットでは、アウタ領域及びインナ領域においてシリンダ(トラック)スキップ処理を適用するため、シリンダCyl1は使わずにCyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl2/Hd0→Cyl2/Hd1と処理を進める。
ST13:Cyl2/Hd1まで処理を進めるが、アウタ領域及びインナ領域において同じスキップ量でスキップ処理を行うと仮定すると、余分の未使用領域を使い切ってしまうことになるため、以後はCyl3/Hd0→Cyl3/Hd1→Cyl4/Hd0→Cyl4/Hd1と連続トラックに対して処理を行う。
ST14:インナ領域におけるスキップ処理を考えると、シリンダCyl5がスキップ処理の対象となるため、シリンダCyl5を使用せずにCyl6/Hd0→Cyl6/Hd1へと処理を進める。
尚、スキップ処理はアウタ領域及び/又はインナ領域に限らず、センタ領域において行っても良い。つまり、磁気ディスク103との相性でヘッドのオントラック精度の不安定さから、記録対象トラックの影響による隣接トラックのデータ破壊を招く可能性がある場合等には、磁気ディスク103上のセンタ領域や特定ゾーンにスキップ処理を適用しても良い。
(3)特定ヘッドでのみスキップ:
磁気記憶装置100のヘッドの製造バラツキでヘッド幅が設計値より大きい場合、ヨー角に関わらず、記録対象トラックの影響による隣接トラックのデータ破壊を招くこともある。従って、磁気記憶装置100の出荷前の試験等で特定ヘッドのヘッド幅が設計値より大きいことが予めわかっている場合、当該ヘッドが走査する磁気ディスク103の記録面(トラック)のみで、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、トラックスキップ処理を適用する。
磁気記憶装置100のヘッドの製造バラツキでヘッド幅が設計値より大きい場合、ヨー角に関わらず、記録対象トラックの影響による隣接トラックのデータ破壊を招くこともある。従って、磁気記憶装置100の出荷前の試験等で特定ヘッドのヘッド幅が設計値より大きいことが予めわかっている場合、当該ヘッドが走査する磁気ディスク103の記録面(トラック)のみで、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量の確保が可能な限り、トラックスキップ処理を適用する。
図8は、特定ヘッドのみでのスキップ処理を説明する図である。図8中、図7と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図8(a)は、トラックのスキップ処理を行わない場合を示し、図8(b)は、トラックのスキップ処理を行う場合を示す。この場合、ヘッドHd0のヘッド幅は設計値と等しく、設計値よりヘッド幅が大きい特定ヘッドHd1のスキップ量は一例として1トラックである。
この場合のスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST21,ST22を含む。図9は、特定ヘッドのみでのスキップ処理によるフォーマットを説明する図である。図9中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST21:Format Unitコマンド実行時にフォーマットする記憶容量、即ち、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量と、磁気記憶装置100が全体として提供可能な記憶容量を比較し、その差分を求める。この例では、差分は40セクタ(=4トラック)である。
ST22:スキップ処理を行わない図9(a)の場合であれば、フォーマットでは例えばCyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl1/Hd0→Cyl1/Hd1→・・・と処理を進めるところを、スキップ処理を行う図9(b)の場合のフォーマットでは、例えばヘッドHd1のヘッド幅が設計値より大きい場合、ヘッドHd1のみにトラックスキップ処理を適用するため、Cyl0/Hd0→Cyl0/Hd1→Cyl1/Hd0→Cyl2/Hd0→Cyl2/Hd1と処理を進める。
尚、スキップ処理は設計値より大きいヘッド幅を有する特定ヘッドによるものに限らず、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、磁気ディスク103との相性でオントラック精度が不安定のヘッド等、記録対象トラックの影響により隣接トラックのデータ破壊を招く可能性のあるヘッドにも適用できる。又、スキップ処理を適用するべきヘッドを特定する情報は、磁気記憶装置100の出荷前の試験等で得られた測定情報(或いは、試験結果情報)の他に、出荷後の実運用中に採取したログ情報を使用するようにしても良い。
特定ヘッドによるスキップ処理は、対応する磁気ディスク103の全記録面に対して行うと記憶容量が大幅に減少してしまうので、記録対象トラックの影響により隣接トラックのデータ破壊が発生する可能性の高い領域のみに対して行うことが望ましい。
(4)任意の組み合わせでスキップ:
上記のケース(1)〜(3)で磁気記憶装置100の各種条件や状態の例を説明したが、磁気記憶装置100では所望の条件を満たすトラックやシリンダを全てスキップできる程記憶容量に余裕がない場合もあり得る。そこで、ケース(1)〜(3)を任意に組み合わせたスキップ処理を行うようにしても良い。
上記のケース(1)〜(3)で磁気記憶装置100の各種条件や状態の例を説明したが、磁気記憶装置100では所望の条件を満たすトラックやシリンダを全てスキップできる程記憶容量に余裕がない場合もあり得る。そこで、ケース(1)〜(3)を任意に組み合わせたスキップ処理を行うようにしても良い。
この場合のスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST31を含む。図10は、ケース(1)と(3)の組み合わせによるスキップ処理を説明する図である。図10中、図9(b)と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST31:上記ケース(3)におけるフォーマットにおいて、更に例えば上記ケース(1)におけるフォーマットのように極力磁気ディスク103のアウタ領域を保護したいとすると、ケース(3)におけるフォーマットでヘッドHd1から見て余分の未使用シリンダ6−1であった部分、即ち、Cyl5/Hd1とCyl6/Hd1を利用してCyl6/Hd1を使用するようにする。これにより、ヘッドHd0から見て使用シリンダ5であった部分、即ち、Cyl1/Hd0についてはトラックスキップ処理をすることで、ケース(1)、(3)の両方の要求を満たすことができる。
(5)スキップ量を可変:
ヘッドの特性や状態によっては、スキップ量を2トラック(シリンダ)以上に設定するようにしても良い。
ヘッドの特性や状態によっては、スキップ量を2トラック(シリンダ)以上に設定するようにしても良い。
スキップ量を2トラック(シリンダ)としたスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST41を含む。図11は、スキップ量を2トラックとしたスキップ処理を説明する図である。図11中、図9(b)と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST41:上記ケース(3)におけるフォーマットにおいて、例えばヘッドHd1のヘッド幅が設計値と比べて著しく大きいことが予めわかっている場合、ヘッドHd1についてはスキップ量を2トラックに設定する。
又、スキップ量を2トラック(シリンダ)以上にする代わりに、スキップするトラックのトラックピッチ幅を他のスキップしないトラックと比べて拡張するようにしても良い。
スキップするトラックのトラックピッチ幅を拡張したスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST51を含む。図12は、トラックピッチ幅を拡張したスキップ処理を説明する図である。図12中、図9(b)と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST51:上記ケース(3)におけるフォーマットにおいて、例えばヘッドHd1のヘッド幅が設計値と比べて著しく大きいことが予めわかっている場合、スキップ処理をするヘッドHd1についてはトラックピッチ幅をヘッドHd0の2倍に設定する。
更に、スキップするトラックのトラックピッチ幅を可変にすることが可能であれば、通常トラックピッチ幅程の未使用トラック6−1を確保する必要がない場合、逆にスキップするトラックのトラックピッチ幅を通常トラックピッチ幅(即ち、他のスキップしないトラックのトラックピッチ幅)と比べて狭くすることにより、スキップ処理を広範囲に適用することも可能になる。
スキップするトラックのトラックピッチ幅を可変としたスキップ処理によるフォーマットの具体的は、以下のステップ(又は、手順)ST61を含む。図13は、スキップするトラックピッチ幅を狭めるスキップ処理を説明する図である。図13中、図9(b)と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ST61:上記ケース(3)におけるフォーマットにおいて、例えばヘッドHd0, Hd1のヘッド幅が略設計値と等しいことが予めわかっている場合、スキップ処理をするヘッドHd0, Hd1についてはトラックピッチ幅をスキップ処理をしないヘッド(図示せず)より狭めた値に設定する。
上記の如く、本実施例では、Format Unitコマンド実行時にセクタの割り当てを連続トラックではなく、記憶装置の各種条件や状態に応じて記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼしそうな領域(即ち、影響を及ぼすと予測される領域)において優先的にトラック(又は、論理トラック)或いはシリンダ(又は、論理シリンダ)のスキップ処理を動的に適用する。これにより、時間をかけることなく、容易に、且つ、記憶装置の極端な性能低下を招くことなく、記録対象トラックによる隣接トラックのデータ破壊を防止することができる。
次に、記憶装置のハードウェア構成及び処理手順について説明する。
図14は、本発明の一実施例における記憶装置を示すブロック図である。磁気記憶装置100は、図14に示す如く接続されたインタフェース制御部11、MPU12、ドライブ制御部13、ドライブ部14、バッファ15、RAM16及びフラッシュ(Flash)ROM17を有する。インタフェース制御部11は、ホスト装置200と磁気記憶装置100との間のデータやコマンドのやり取りを制御する。MPU12は、磁気記憶装置100全体の制御を司る制御部(又は、制御手段)を構成する。ドライブ制御部13は、MPU12の制御下でドライブ部14のアクチュエータユニット104を制御することで、ヘッドの磁気ディスク103上の位置を制御する。ドライブ部14は、図3に示す如き磁気ディスク103、アクチュエータ104やヘッド等の各種機構を含む。バッファ15は、ホスト装置200と磁気記憶装置100との間でやり取りされる各種データやコマンドを一時的に格納する。RAM16は、MPU12による演算処理の中間結果等の各種データを格納する。RAM16に格納されるデータには、後述するスキップトラックテーブルも含まれる。スキップトラックテーブルは、スキップ処理を特定するための情報を格納する。ROM17は、MPU12が実行するプログラムやデータを格納する。
尚、磁気記憶装置100のハードウェア構成は、図14に示す構成に限定されるものではなく、スキップ処理を行えるものであれば特に限定されないことは言うまでもない。
図15は、トラックピッチが固定の場合のスキップ設定処理を説明するフローチャートである。図15に示す処理は、磁気記憶装置100がホスト装置200からのFormat Unitコマンドを受領するとMPU12により行われる。ホスト装置200は、例えば磁気記憶装置100の出荷前や出荷後の任意の時点でFormat Unitコマンドを発行可能である。磁気記憶装置100の出荷前にスキップ設定処理を行えば、デフォルトとしてスキップ処理を設定できる。一方、磁気記憶装置100の出荷後にスキップ処理を行えば、経時変化やユーザのニーズ等に合わせたスキップ処理を設定できる。RAM16には、モードパラメータが予め格納されている。モードパラメータには、磁気記憶装置100が提供するべき記憶容量を示すフォーマット記憶容量が含まれる。又、ROM17には、磁気記憶装置100が全体として提供可能な記憶容量を示す装置全体容量が予め格納されている。
図15において、ステップS1は、RAM16に格納されているフォーマット記憶容量とROM17に格納されている装置全体容量を比較し、未使用トラック数Mを算出する。ステップS2は、未使用トラック数Mに基づいて、フォーマット記憶容量の確保が可能な限りトラック(シリンダ)をスキップするスキップ処理を適用するように、目的に応じた図16〜図21に示す如きスキップトラックテーブルを作成してRAM16に格納する。スキップトラックテーブルは、開始シリンダ番号、終了シリンダ番号、ヘッド番号及びスキップ量y(Trk)を含む。
図16は、ケース(1)の場合のスキップトラックテーブルを説明する図、図17は、ケース(2)の場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。図18は、ケース(3)を磁気ディスク103上の特定の領域のみに適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図であり、図19は、ケース(3)を磁気ディスク103上の全領域に適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。図20は、ケース(4)でヘッドHd1のスキップ剰余分をヘッドHd0に適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図であり、図21は、ケース(5)でヘッドHd1のスキップ量を拡張した場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。
図16は図5(b)のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示し、図17は図7(b)のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示す。図18は図9(b)のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示し、図19は図8(b)のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示す。図20は図10のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示し、図21は図11のフォーマットに対応するスキップトラックテーブルを示す。
ステップS3は、トラック番号を決めるシリンダ番号及びヘッド番号をCyl=0,
Hd=0に初期化する。ステップS4は、トラック、即ち、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdがスキップトラックテーブルに登録されているか否かを判定し、判定結果がNOであれば処理はステップS5へ進み、YESであれば処理は後述するステップS7へ進む。ステップS5は、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdで決まるトラックへシークを行う。ステップS6は、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdで決まるトラックのフォーマットを行う。ステップS7は、ヘッド番号Hdを「1」だけインクリメントし、処理はステップS8へ進む。
Hd=0に初期化する。ステップS4は、トラック、即ち、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdがスキップトラックテーブルに登録されているか否かを判定し、判定結果がNOであれば処理はステップS5へ進み、YESであれば処理は後述するステップS7へ進む。ステップS5は、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdで決まるトラックへシークを行う。ステップS6は、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdで決まるトラックのフォーマットを行う。ステップS7は、ヘッド番号Hdを「1」だけインクリメントし、処理はステップS8へ進む。
ステップS8は、ヘッド番号Hdが最終ヘッド番号であるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS4へ戻り、YESであるとであると処理はステップS9へ進む。ステップS9は、シリンダ番号Cylを「1」だけインクリメントすると共に、ヘッド番号HdをHd=0に初期化する。ステップS10は、シリンダ番号Cylが最終シリンダ番号であるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS4へ戻り、YESであるとであると処理はステップS11へ進む。ステップS11は、スキップトラックテーブルをROM17等の磁気記憶装置100内の不揮発性メモリに保存し、処理は終了する。
図22は、トラックピッチが固定の場合のスキップ設定処理を説明するフローチャートである。図22に示す処理は、磁気記憶装置100がホスト装置200からのFormat Unitコマンドを受領するとMPU12により行われる。図22中、図15と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
図22において、ステップS21は、RAM16に格納されているフォーマット記憶容量とROM17に格納されている装置全体容量を比較し、未使用トラック数Mを算出すると共に、未使用トラック幅W(μm)を算出する。未使用トラック幅Wは、W=M×(通常のトラックピッチ幅)から算出できる。ステップS2は、未使用トラック数Mに基づいて、目的に応じた図23〜図27に示す如きスキップトラックテーブルを作成してRAM16に格納する。スキップトラックテーブルは、開始シリンダ番号、終了シリンダ番号、ヘッド番号、スキップ量y(Trk)及びスキップ幅z(μm)を含む。
図23は、ケース(1)の場合のスキップトラックテーブルを説明する図、図24は、ケース(2)の場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。図25は、ケース(3)を磁気ディスク103上の特定の領域のみに適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図であり、図26は、ケース(3)を磁気ディスク103上の全領域に適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。図27は、ケース(4)でヘッドHd1のスキップ剰余分をヘッドHd0に適用した場合のスキップトラックテーブルを説明する図である。
図23は、図5(b)のフォーマットにおいてスキップ幅zを10μmに設定した場合に対応するスキップトラックテーブルを示し、図24は図7(b)のフォーマットにおいてスキップ幅zを5μmと15μmに設定した場合に対応するスキップトラックテーブルを示す。図25は図9(b)のフォーマットにおいてスキップ幅zを10μmに設定した場合に対応するスキップトラックテーブルを示し、図26は図8(b)のフォーマットにおいてスキップ幅zを2μmに設定した場合に対応するスキップトラックテーブルを示す。図27は図10のフォーマットにおいてヘッドHd0のスキップ幅zを15μm、ヘッドHd1のスキップ幅zを5μmに設定した場合に対応するスキップトラックテーブルを示す。
ステップS4の判定結果がNOであると、ステップS22,S23を行い、その後処理はステップS6へ進む。ステップS22は、シリンダCyl0〜Cylnまで適用した累積スリップから、(オフセット幅)=Σ{(スキップ幅z)−(通常トラックピッチ幅)}に基づいてオフセット幅を算出する。又、ステップS23は、シリンダ番号Cyl及びヘッド番号Hdで決まるトラックへ、算出されたオフセット幅でシークを行う。
図15又は図22のスキップ設定処理が行われた磁気記憶装置100の動作時には、ROM17等の磁気記憶装置100内の不揮発性メモリに保存されたスキップトラックテーブルを参照することで、スキップトラックテーブルに基づいたスキップ処理が行われるので、信頼性の高い高密度記録が可能となる。
上記実施例では、磁気記録媒体は磁気ディスクであるが、磁気記録媒体の形状はディスク形状に限定されないことは言うまでもない。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、
前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行い、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記録方法。
(付記2)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域である、付記1記載の記録方法。
(付記3)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域及びインナ領域である、付記1記載の記録方法。
(付記4)
磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記記憶装置のヘッドの前記磁気記録媒体に対するヨー角がゼロより大きな所定値となる領域である、付記1記載の記録方法。
(付記5)
前記任意の領域は、設計値より大きいヘッド幅を有するヘッド、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、前記磁気記録媒体との相性でオントラック精度が不安定のヘッドからなるグループから選択されたいずれかのヘッドで走査される領域である、付記1〜4のいずれか1項記載の記録方法。
(付記6)
前記ヘッドの選択は、前記記憶装置の試験で得られた測定情報又は実運用中に採取したログ情報に基づいて行われる、付記5記載の記録方法。
(付記7)
前記スキップ量は、トラック幅の自然数倍に固定的に設定、或いは、可変設定される、付記1〜6のいずれか1項記載の記録方法。
(付記8)
前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量及び前記選択されたヘッドの少なくとも一方を特定する情報を格納したスキップトラックテーブルに基づいて前記データ記録を行う、付記1〜7のいずれか1項記載の記録方法。
(付記9)
前記スキップ処理によりスキップされるトラックのトラックピッチ幅は、他のスキップされないトラックのトラックピッチ幅と異なる値に設定される、付記1〜8のいずれか1項記載の記録方法。
(付記10)
前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量と前記選択されたヘッドと前記スキップされるトラックのトラックピッチ幅の少なくとも1つを特定する情報を格納したスキップトラックテーブルに基づいて前記データ記録を行う、付記9記載の記録方法。
(付記11)
磁気記録媒体上の記録面にデータ記録を行うヘッドと、
前記ヘッドの前記磁気記録媒体上の位置を制御する駆動手段と、
スキップ処理を特定するための情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された情報に基づいて、提供するべき記憶容量を確保する上では不要な前記記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行うよう前記駆動手段を制御し、前記ヘッドに前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行わせる制御手段を備え、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記憶装置。
(付記12)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記13)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域及びインナ領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記14)
磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記ヘッドの前記磁気記録媒体に対するヨー角がゼロより大きな所定値となる領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記15)
前記任意の領域は、設計値より大きいヘッド幅を有するヘッド、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、前記磁気記録媒体との相性でオントラック精度が不安定のヘッドからなるグループから選択されたいずれかのヘッドで走査される領域である、付記11〜14のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記16)
前記ヘッドの選択は、前記記憶装置の試験で得られた測定情報又は実運用中に採取したログ情報に基づいて行われている、付記15記載の記憶装置。
(付記17)
前記スキップ量は、トラック幅の自然数倍に固定的に設定、或いは、可変設定される、付記11〜16のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記18)
前記記憶手段は、前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量及び前記選択されたヘッドの少なくとも一方を特定する情報を格納したスキップトラックテーブルを格納しており、
前記制御手段は、前記スキップトラックテーブルの情報に基づいて前記スキップ処理及び前記データ記録を制御する、付記11〜17のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記19)
前記スキップ処理によりスキップされるトラックのトラックピッチ幅は、他のスキップされないトラックのトラックピッチ幅と異なる値に設定される、付記11〜18のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記20)
前記記憶手段は、前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量と前記選択されたヘッドと前記スキップされるトラックのトラックピッチ幅の少なくとも1つを特定する情報を格納したスキップトラックテーブルを格納しており、
前記制御手段は、前記スキップトラックテーブルの情報に基づいて前記スキップ処理及び前記データ記録を制御する、付記19記載の記憶装置。
(付記1)
記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、
前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行い、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記録方法。
(付記2)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域である、付記1記載の記録方法。
(付記3)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域及びインナ領域である、付記1記載の記録方法。
(付記4)
磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記記憶装置のヘッドの前記磁気記録媒体に対するヨー角がゼロより大きな所定値となる領域である、付記1記載の記録方法。
(付記5)
前記任意の領域は、設計値より大きいヘッド幅を有するヘッド、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、前記磁気記録媒体との相性でオントラック精度が不安定のヘッドからなるグループから選択されたいずれかのヘッドで走査される領域である、付記1〜4のいずれか1項記載の記録方法。
(付記6)
前記ヘッドの選択は、前記記憶装置の試験で得られた測定情報又は実運用中に採取したログ情報に基づいて行われる、付記5記載の記録方法。
(付記7)
前記スキップ量は、トラック幅の自然数倍に固定的に設定、或いは、可変設定される、付記1〜6のいずれか1項記載の記録方法。
(付記8)
前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量及び前記選択されたヘッドの少なくとも一方を特定する情報を格納したスキップトラックテーブルに基づいて前記データ記録を行う、付記1〜7のいずれか1項記載の記録方法。
(付記9)
前記スキップ処理によりスキップされるトラックのトラックピッチ幅は、他のスキップされないトラックのトラックピッチ幅と異なる値に設定される、付記1〜8のいずれか1項記載の記録方法。
(付記10)
前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量と前記選択されたヘッドと前記スキップされるトラックのトラックピッチ幅の少なくとも1つを特定する情報を格納したスキップトラックテーブルに基づいて前記データ記録を行う、付記9記載の記録方法。
(付記11)
磁気記録媒体上の記録面にデータ記録を行うヘッドと、
前記ヘッドの前記磁気記録媒体上の位置を制御する駆動手段と、
スキップ処理を特定するための情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された情報に基づいて、提供するべき記憶容量を確保する上では不要な前記記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行うよう前記駆動手段を制御し、前記ヘッドに前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行わせる制御手段を備え、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記憶装置。
(付記12)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記13)
前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域及びインナ領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記14)
磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記ヘッドの前記磁気記録媒体に対するヨー角がゼロより大きな所定値となる領域である、付記11記載の記憶装置。
(付記15)
前記任意の領域は、設計値より大きいヘッド幅を有するヘッド、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、前記磁気記録媒体との相性でオントラック精度が不安定のヘッドからなるグループから選択されたいずれかのヘッドで走査される領域である、付記11〜14のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記16)
前記ヘッドの選択は、前記記憶装置の試験で得られた測定情報又は実運用中に採取したログ情報に基づいて行われている、付記15記載の記憶装置。
(付記17)
前記スキップ量は、トラック幅の自然数倍に固定的に設定、或いは、可変設定される、付記11〜16のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記18)
前記記憶手段は、前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量及び前記選択されたヘッドの少なくとも一方を特定する情報を格納したスキップトラックテーブルを格納しており、
前記制御手段は、前記スキップトラックテーブルの情報に基づいて前記スキップ処理及び前記データ記録を制御する、付記11〜17のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記19)
前記スキップ処理によりスキップされるトラックのトラックピッチ幅は、他のスキップされないトラックのトラックピッチ幅と異なる値に設定される、付記11〜18のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記20)
前記記憶手段は、前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量と前記選択されたヘッドと前記スキップされるトラックのトラックピッチ幅の少なくとも1つを特定する情報を格納したスキップトラックテーブルを格納しており、
前記制御手段は、前記スキップトラックテーブルの情報に基づいて前記スキップ処理及び前記データ記録を制御する、付記19記載の記憶装置。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
12 MPU
13 ドライブ制御部
14 ドライブ部
16 RAM
17 ROM
100 磁気記憶装置
101 ハウジング
102 ハブ
103 磁気ディスク
104 アクチュエータユニット
105 アーム
106 サスペンション
108 スライダ
200 ホスト装置
13 ドライブ制御部
14 ドライブ部
16 RAM
17 ROM
100 磁気記憶装置
101 ハウジング
102 ハブ
103 磁気ディスク
104 アクチュエータユニット
105 アーム
106 サスペンション
108 スライダ
200 ホスト装置
Claims (6)
- 記憶装置が提供するべき記憶容量を確保する上では不要な磁気記録媒体の記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行い、
前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行い、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記録方法。 - 磁気記録媒体上の記録面にデータ記録を行うヘッドと、
前記ヘッドの前記磁気記録媒体上の位置を制御する駆動手段と、
スキップ処理を特定するための情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された情報に基づいて、提供するべき記憶容量を確保する上では不要な前記記録面上に存在する余分な領域を利用し、前記磁気記録媒体上の全記録領域より小さい任意の領域ではトラックをスキップ量だけスキップするスキップ処理を行うよう前記駆動手段を制御し、前記ヘッドに前記任意の領域では前記スキップ処理を行いながらデータ記録を行わせる制御手段を備え、
前記任意の領域は、前記記憶装置の各種条件や状態に応じて前記磁気記録媒体上の記録対象トラックが隣接トラックに影響を及ぼすと予測される領域に設定されている、記憶装置。 - 前記磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記磁気ディスクのアウタ領域である、請求項2記載の記憶装置。
- 磁気記録媒体は磁気ディスクであり、前記任意の領域は前記ヘッドの前記磁気記録媒体に対するヨー角がゼロより大きな所定値となる領域である、請求項2記載の記憶装置。
- 前記任意の領域は、設計値より大きいヘッド幅を有するヘッド、磁化特性が他のヘッドと比べて強いヘッド、漏れ磁束が他のヘッドと比べて多いヘッド、前記磁気記録媒体との相性でオントラック精度が不安定のヘッドからなるグループから選択されたいずれかのヘッドで走査される領域である、請求項2〜4のいずれか1項記載の記憶装置。
- 前記記憶手段は、前記任意の領域を特定する情報、或いは、前記任意の領域に加え、前記スキップ量及び前記選択されたヘッドの少なくとも一方を特定する情報を格納したスキップトラックテーブルを格納しており、
前記制御手段は、前記スキップトラックテーブルの情報に基づいて前記スキップ処理及び前記データ記録を制御する、請求項2〜5のいずれか1項記載の記憶装置。
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