JP2010140149A - タッチパネル装置、通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多重押しを正確に検出することができる抵抗膜方式のタッチパネル装置等を提供すること。
【解決手段】抵抗膜M1のX方向の両端に電極DX11、DX12が形成される。抵抗膜M2は、抵抗膜M1と重ね合わせることが可能に形成される。抵抗膜M2は、Y方向に延びる絶縁領域IAによって、複数の分割領域M2LおよびM2Rを有するように絶縁される。分割領域M2LのY方向の両端部には、電極DY21LおよびDY22Lが形成される。分割領域M2RのY方向の両端部には、電極DY21RおよびDY22Rが形成される。タッチパネル駆動回路20は、抵抗膜M1やM2の電極の各々に対して、電流を流す電極を選択する。ADコンバータ31は、電極DY22R、DY22L、DX12の各々の電圧を検出する。制御回路33は、押下点P1およびP2の、X座標およびY座標の検出動作を行う。
【選択図】図4
【解決手段】抵抗膜M1のX方向の両端に電極DX11、DX12が形成される。抵抗膜M2は、抵抗膜M1と重ね合わせることが可能に形成される。抵抗膜M2は、Y方向に延びる絶縁領域IAによって、複数の分割領域M2LおよびM2Rを有するように絶縁される。分割領域M2LのY方向の両端部には、電極DY21LおよびDY22Lが形成される。分割領域M2RのY方向の両端部には、電極DY21RおよびDY22Rが形成される。タッチパネル駆動回路20は、抵抗膜M1やM2の電極の各々に対して、電流を流す電極を選択する。ADコンバータ31は、電極DY22R、DY22L、DX12の各々の電圧を検出する。制御回路33は、押下点P1およびP2の、X座標およびY座標の検出動作を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、重ね合わせて配置された一対の抵抗膜を備えたタッチパネル装置および当該タッチパネル装置を備える通信装置に関し、特に多重押しを正確に検出することができるタッチパネル装置等に関する。
従来より、重ね合わせて配置された一対の抵抗膜を備えた抵抗膜方式のタッチパネルを使用して、タッチパネルの複数点を押下することで形成される両抵抗膜の接触点の座標を検出する多重押し検出方法が知られている。
特許文献1には、抵抗膜の両端から電圧を検出する多重押し検出方法が開示されている。例えば、2点押しをした場合の多重押し検出方法を、図17を用いて説明する。2点押しの場合、タッチパネル110上の押下点P101およびP102の2箇所において、二枚の抵抗膜M101とM102とが接触している状態になる。押された位置の電位は、電源電圧Vccと接地電圧GND間の電圧を、押下点P101およびP102で分圧した形となる。
図18および図19の等価回路を用いて説明する。図18に示すように、抵抗膜M101の抵抗値は、タッチパネル110が二点押しされることにより、押下点PX101およびPX102によって、分割抵抗値R1、Rx、R2に分割される。また、抵抗膜M102の抵抗値は、押下点PY101およびPY102によって、分割抵抗値R3、Ry、R4に分割される。そして、抵抗膜M101の分割抵抗値Rxに、抵抗膜M102の分割抵抗値Ryが並列接続された状態になる。
図19は、図18の等価回路図である。分割抵抗値Rxと分割抵抗値Ryの並列合成抵抗を、分割抵抗値Rzとして示したものである。2点押しをした場合の抵抗膜M102の両端の電圧は、ADポートADP101とADP102へ出力される。図19において、ADポートADP101へ出力される電圧V101は、下式(101)となる。
V101=Vcc*(Rz+R2)/(R1+Rz+R2) …式(101)
また、ADポートADP102へ出力される電圧V102は、下式(102)となる。
V102=Vcc*R2/(R1+Rz+R2) …式(102)
その電圧差ΔVは下式(103)のようになる。
ΔV=Vcc*Rz(R1+Rz+R2) …式(103)
そして、電圧差ΔVによって、2点押しがされた押下点PX101およびPX102の各々の座標を検出することができる。
V101=Vcc*(Rz+R2)/(R1+Rz+R2) …式(101)
また、ADポートADP102へ出力される電圧V102は、下式(102)となる。
V102=Vcc*R2/(R1+Rz+R2) …式(102)
その電圧差ΔVは下式(103)のようになる。
ΔV=Vcc*Rz(R1+Rz+R2) …式(103)
そして、電圧差ΔVによって、2点押しがされた押下点PX101およびPX102の各々の座標を検出することができる。
電圧差ΔVは上記の式(103)で表されるとおり、分割抵抗値Rz(押された2点間の抵抗値)によって生まれる。しかし、分割抵抗値Rzは分割抵抗値Rxと分割抵抗値Ryの並列合成抵抗であるため、小さい抵抗値となる。すると、電圧差ΔVが小さくなるため、ノイズなどの影響により電圧差ΔVの測定誤差が大きくなる。よって、押下点PX101とPX102との間の距離を正確に検出することが困難となり、押下点PX101およびPX102の各々の座標の検出精度が低くなる。
特に、タッチパネル110のY方向の長さが小さい場合には、押下点PY101およびPY102の2点間の距離が小さくなる。すると、分割抵抗値Ryが小さくなるため、分割抵抗値Rzは非常に小さな値となるため、検出精度が低くなる。
本発明は、上記問題点を解決するために、多重押しを正確に検出することができるタッチパネル装置および当該タッチパネル装置を備える通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチパネル装置は、第1抵抗膜と、第2抵抗膜と、電流供給回路と、検出回路と、測定手段とを備える。第1抵抗膜は、矩形状の抵抗膜である。そして、第1方向の両端に第1電極が形成される。第2抵抗膜も、矩形状の抵抗膜であり、第1抵抗膜と重ね合わせることが可能に形成される。第2抵抗膜は、第1方向と直交する第2方向に延びる絶縁領域によって、複数の分割領域を有するように絶縁される。よって、分割領域は、第1方向に向かって複数並ぶように形成され、分割領域は第1方向に対して互いに絶縁される。また、分割領域の各々において、第2方向の両端には、第2電極が形成される。電流供給回路は、第1電極間や、複数の第2電極間の各々に対して、電流を流す電極間を選択する。検出回路は、第1電極の電圧や、複数の第2電極の各々の電圧を検出する。測定手段は、第1測定制御と第2測定制御とを実行する。
第1抵抗膜には、押された位置に応じて第1方向に分割抵抗が形成される。一方、第2抵抗膜においては、分割領域同士は第1方向に対して絶縁されているため、押された位置に応じた第1方向の分割抵抗が形成されない。
絶縁領域を挟んで2点同時に押された場合の、第1抵抗膜での押された位置の検出動作を説明する。電流供給回路によって第1抵抗膜の第1電極間に電流を流すことにより、第1抵抗膜に形成された分割抵抗に応じた分圧電圧が発生する。そして、当該分圧電圧は、複数の分割領域の各々に備えられる第2電極を介して、検出回路によって検出される。このとき、第2抵抗膜では、2点間の間に絶縁領域が存在するため、第1方向に分割抵抗が形成されない。よって、第1抵抗膜の分割抵抗に並列に存在する、第2抵抗膜の分割抵抗が存在しないことになる。これにより、第1抵抗膜の分割抵抗の抵抗値が、第2抵抗膜に形成された並列分割抵抗の影響を受けることによって、合成抵抗値が小さくなってしまう事態を防止できる。よって、検出される分圧電圧が小さくなることが防止できるため、検出精度を高めることが可能となる。
第1測定制御では、電流供給回路によって、第2抵抗膜の複数の分割領域の各々に電流が流される。そして分割領域に電流が流されるときの第1電極の電圧が、検出回路によって検出される。これにより、第2抵抗膜の分割領域の各々において、押された位置の第2方向の座標を検出することができる。
また第2測定制御では、電流供給回路によって、第1抵抗膜に電流が流される。そして第1抵抗膜に電流が流されるときの第2電極の電圧が、検出回路によって検出される。このとき、分割領域の各々について、第2電極の電圧を測定するとしてもよい。これにより、第1抵抗膜において、押された位置の第1方向の座標を検出することができる。
また、測定手段は、第1測定制御において、第2抵抗膜の複数の分割領域を1つずつ選択するとしてもよい。選択した分割領域に、電流供給回路によって基準電圧が印加される。押された位置に応じて分割領域の第2方向に、分割抵抗が形成される。分割抵抗の分圧電圧が、第1抵抗膜および第1電極を介して、検出回路によって検出される。これにより、第2抵抗膜の分割領域の各々において、押された位置の第2方向の座標を検出することができる。
また、測定手段は、第2測定制御において、第2抵抗膜の複数の分割領域を1つずつ選択するとしてもよい。第1抵抗膜に、電流供給回路によって基準電圧が印加される。押された位置に応じて第1抵抗膜の第1方向に、分割抵抗が形成される。分割抵抗の分圧電圧が、選択された分割領域および第2電極を介して、検出回路によって検出される。これにより、第1抵抗膜において、押された位置の第1方向の座標を検出することができる。
また、タッチパネル装置では、第1抵抗膜および第2抵抗膜の第1方向の長さは、第2方向の長さに比して大きくされるとしてもよい。分割領域は、第1方向に向かって複数並ぶように形成される。よって、第1方向の長さが第2方向の長さによりも大きくされることにより、分割後の分割領域の第1方向の長さと第2方向の長さとの比を近づけることができ、より取り扱い易い形状とすることができる。
また、タッチパネル装置では、絶縁領域の第1方向の幅は、第1抵抗膜および第2抵抗膜に加えられる圧力領域の最小スポット幅よりも狭く構成するとしてもよい。圧力領域とは、タッチパネルが押下される領域である。圧力領域の最小スポット幅とは、例えばユーザの指によって押下される場合には指先の幅であり、ペン状の部材を用いる場合にはペン先の幅である。これにより、絶縁領域の直上が押下された場合においても、圧力領域の全域が絶縁領域内に存在するためにタッチパネル装置が反応しないという事態を防止することができる。
また、以上に説明したタッチパネル装置の何れかを備える通信装置では、第1方向は通信装置の正面位置に対して左右方向であり、第2方向は通信装置の正面位置に対して前後方向であるとしてもよい。これにより、ユーザの左右の手が存在する方向と、タッチパネル装置の第1方向とを一致させることができるため、よりユーザに使いやすいタッチパネル装置を提供することができる。
図1は、本発明に係る座標入力装置が組み込まれた複合機1の外観を示す斜視図である。複合機1は、多機能装置であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、電話機能などを有する。図1に示すように、複合機1は、幅広薄型の概ね直方体の外形を有している。複合機1の上面正面側には、後述する座標入力装置10(図3参照)に備えられるタッチパネル11が設けられている。タッチパネル11は、使用者がタッチした位置の座標を検出することができる。例えば、タッチパネル11にソフトキーが表示されている時には、どのソフトキーが操作されたかを特定することができる。また、複合機1の正面位置に対して左右方向をX方向と定義し、前後方向をY方向と定義する。
図2は、本実施形態に係るタッチパネル11の構成を示す斜視図である。図2の左右方向をX方向と定義し、図2の上下方向をY方向と定義する。図2におけるタッチパネル11のX、Y方向と、図1における複合機1のX、Y方向とは一致している。タッチパネル11は、押下点のX方向の位置を検出する抵抗膜M1と、押下点のY方向の位置を検出する抵抗膜M2とを、対向させ配置した構成を有する。抵抗膜M1およびM2は矩形形状を有し、X方向の長さは、Y方向の長さに比して大きく形成される。抵抗膜M1のX方向の両端部には電極DX11および電極DX12が形成される。
抵抗膜M2は、Y方向に延びる絶縁領域IAによって、互いに絶縁された2つの分割領域M2R、M2Lに分割される。これにより、分割領域M2RとM2Lとは、X方向に向かって2つ並んで形成される。絶縁領域IAのX方向の幅IWは、抵抗膜M1およびM2上に形成される押下点の最小スポット幅よりも狭く構成する。ここで、押下点の最小スポット幅とは、例えばユーザの指によって押下される場合には指先の幅であり、ペン状の部材を用いる場合にはペン先の幅である。分割領域M2RのY方向の両端部には、電極DY21Rおよび電極DY22Rが形成される。また、分割領域M2LのY方向の両端部には、電極DY21Lおよび電極DY22Lが形成される。なお、タッチパネル11が押されていない領域においては、抵抗膜M1と抵抗膜M2とは互いに電気的に接触しない状態とされる。
図3に、座標入力装置10および制御部30のブロック図を示す。座標入力装置10は、図2に示したタッチパネル11と、タッチパネル駆動回路20と、制御回路33と、ADコンバータ31とを備える。
タッチパネル駆動回路20は、トランジスタYL1、YL2、X1、X2、YR1、YR2、バッファB1ないしB3を備える。トランジスタX1は、正電源(電圧Vcc)と電極DX11(抵抗膜M1)との経路間に接続される。トランジスタX2は、グランド(電圧GND)と電極DX12(抵抗膜M1)との経路間に接続される。トランジスタYL1は、電圧Vccと電極DY21L(分割領域M2L)との経路間に接続される。トランジスタYL2は、電圧GNDと電極DY22L(分割領域M2L)との経路間に接続される。トランジスタYR1は、電圧Vccと電極DY21R(分割領域M2R)との経路間に接続される。トランジスタYR2は、電圧GNDと電極DY22R(分割領域M2R)との経路間に接続される。また、電極DY22R、DY22L、DX12は、それぞれバッファB1ないしB3を介して、ADコンバータ31のADポートADP1ないしADP3に接続される。
ADコンバータ31のADポートADP1ないしADP3には、バッファB1ないしB3の各々の出力端子が接続される。また、制御回路33の出力端子は、トランジスタYL1、YL2、X1、X2、YR1、YR2のゲート端子に接続される。
制御部30は、メモリ35、CPU37を備える。ADコンバータ31、制御回路33、メモリ35、CPU37は、バスラインを介して互いに接続される。メモリ35には、ADコンバータ31から出力された各種のデータが記憶される。CPU37は、メモリ35に保存された各種データに基づいて、タッチパネル11上の押下点の座標を求める処理を実行する。
座標入力装置10の動作を説明する。図4に示すように、タッチパネル11において、絶縁領域IAを挟んで押下点P1とP2との2点が同時に押された場合には、押下点P1およびP2の2箇所の位置において、抵抗膜M1と抵抗膜M2とが接触した状態になる。
図5に、図4の等価回路を示す。図5に示すように、抵抗膜M1の抵抗値は、押下点P1およびP2によって分割抵抗値Rx1、Rx2、Rx3に3分割される。一方、抵抗膜M2では、押下点P1およびP2との間に絶縁領域IA(図4)が存在する。よって分割領域M2Lの抵抗値は、押下点P1のみによって、分割抵抗値RyL1とRyL2とに2分割される。また、分割領域M2Rの抵抗値は、押下点P2のみによって、分割抵抗値RyR1とRyR2とに2分割される。これにより、絶縁領域IAを抵抗膜M2に形成することで、分割領域M2LおよびM2Rに1つずつの押下点を対応させることが可能となる。よって、分割抵抗値Rx2に並列に存在する抵抗成分が、抵抗膜M2に形成されることが防止できる。
図6ないし図10を用いて、座標入力装置10の具体的な座標読み出し動作を説明する。図6に、メイン動作のフローチャートを示す。なお、座標入力装置10での読み出し動作は、CPU37により実行される。
まず、S1およびS2(図6)における、Y座標の検出時の動作について説明する。S1において、Y方向検出処理が行われる。Y方向検出処理の内容を、図7および図8を用いて説明する。図7に示すように、Y方向検出処理では、分割領域M2Rでの分圧電圧検出(S11ないしS13)と、分割領域M2Lでの分圧電圧検出(S14ないしS16)とが行われる。
Y方向検出処理が開始されると、S11において、制御回路33によって、トランジスタYR1およびYR2がオン状態とされ、トランジスタYL1、YL2、X1、X2がオフ状態とされる(図8)。よって、電圧Vccが分割領域M2Rに印加され、電極DY21RとDY22Rとの間に電流が流される。そして、分割領域M2Rに形成された分割抵抗値RyR1、RyR2に応じた分圧電圧が発生する。
S12において、押下点P2によって分圧された抵抗膜分圧電圧(電圧VyR)が読み出される。電圧VyRの読み出しは、抵抗膜M1および電極DX12を介してADポートADP3に出力された抵抗膜分圧電圧を読み出すことで行われる(図8、矢印A1)。ここで電圧VyRは、下式(1)で表される。
VyR=Vcc×RyR2/(RyR1+RyR2) …式(1)
なお、ADポートADP3の入力インピーダンスが高く、電流がADポートADP3へ引き込まれないため、式(1)において分割抵抗値Rx3は無視することができる。S13において、CPU37は、読み出した電圧VyRをメモリ35へ格納する。
VyR=Vcc×RyR2/(RyR1+RyR2) …式(1)
なお、ADポートADP3の入力インピーダンスが高く、電流がADポートADP3へ引き込まれないため、式(1)において分割抵抗値Rx3は無視することができる。S13において、CPU37は、読み出した電圧VyRをメモリ35へ格納する。
S14において、制御回路33によって、トランジスタYL1およびYL2がオン状態とされ、トランジスタYR1、YR2、X1、X2がオフ状態とされる。よって、電圧Vccが印加される領域が、分割領域M2RからM2Lに変更される。そして、分割領域M2Lに形成された分割抵抗値RyL1、RyL2に応じた分圧電圧が発生する。S15において、CPU37は、押下点P1によって分圧された抵抗膜分圧電圧(電圧VyL)を読み出す。電圧VyLの読み出しは、電圧VyRの読み出しと同様にして、ADポートADP3に出力された抵抗膜分圧電圧を読み出すことで行われる。ここで電圧VyLは、下式(2)で表される。
VyL=Vcc×RyL2/(RyL1+RyL2) …式(2)
S16に進むと、CPU37は、読み出した電圧値をメモリ35へ格納する。以上により、Y方向検出処理が終了する。
VyL=Vcc×RyL2/(RyL1+RyL2) …式(2)
S16に進むと、CPU37は、読み出した電圧値をメモリ35へ格納する。以上により、Y方向検出処理が終了する。
次に、S2(図6)において、Y方向位置計算処理が行われる。Y方向位置計算処理の内容を、図9および図10を用いて説明する。図9に示すように、Y方向位置計算処理では、分割領域M2Rでの押下点P2のY方向位置計算(S21ないしS23)と、分割領域M2Lでの押下点P1のY方向位置計算(S24ないしS26)とが行われる。
Y方向位置計算処理が開始されると、S21において、CPU37によって、電圧VyRのデータがメモリ35から読み出される。S22において、CPU37は、分割領域M2Rでの押下点P2のY座標である座標P2yRを、電圧VyRを用いて算出する。図10を用いて、座標P2yRの計算方法を説明する。図10に示すように、分割領域M2Rの電圧分布は、電極DY21Rが電圧Vccであり、電極DY22Rが電圧GNDであり、その間の電圧勾配は一定である。そして電圧VyRは、分割領域M2Rに電圧Vccが印加されているときの、分割抵抗値RyR1における電圧降下によって定まる電圧値である。よって電圧VyRが、一定の電圧勾配のどこに位置するかを算出することによって、座標P2yRを算出することができる(図10、矢印A11)。そしてS23に進むと、CPU37は、算出した座標P2yRをメモリ35へ格納する。
S24において、CPU37によって、電圧VyLのデータがメモリ35から読み出される。S25において、CPU37は、分割領域M2Lでの押下点P1のY座標である座標P2yLを、電圧VyLを用いて算出する。なお、座標P2yLの計算方法の詳細は、前述した座標P2yRの計算方法と同様のため、ここでは省略する。S26において、CPU37は、算出した座標P2yLをメモリ35へ格納する。以上より、Y方向位置計算処理が終了される。
次に、S3およびS4(図6)における、X座標の検出時の動作について説明する。S3において、X方向検出処理が行われる。X方向検出処理の内容を、図11および図12を用いて説明する。図11に示すように、X方向検出処理では、押下点P2での分圧電圧検出(S31ないしS33)と、押下点P1での分圧電圧検出(S34ないしS36)とが行われる。X方向検出処理が開始されると、S31において、制御回路33によって、トランジスタX1およびX2がオン状態とされ、トランジスタYL1、YL2、YR1、YR2がオフ状態とされる(図12)。よって、電圧Vccが抵抗膜M1に印加され、電極DX11とDX12との間に電流が流される。そして、抵抗膜M1に形成された分割抵抗値Rx1、Rx2、Rx3に応じた分圧電圧が発生する。
S32において、押下点P2によって分圧された抵抗膜分圧電圧(電圧Vx2)が読み出される。電圧Vx2の読み出しは、分割領域M2Rおよび電極DY22Rを介してADポートADP1に出力された抵抗膜分圧電圧を読み出すことで行われる(図12、矢印A2)。ここで電圧Vx2は、下式(3)で表される。
Vx2=Vcc×Rx3/(Rx1+Rx2+Rx3) …式(3)
なお、ADポートADP1の入力インピーダンスが高いため、式(3)において分割抵抗値RyR2は無視することができることは、前述の通りである。S33において、CPU37は、読み出した電圧Vx2を、押下点P2のデータとしてメモリ35へ格納する。
Vx2=Vcc×Rx3/(Rx1+Rx2+Rx3) …式(3)
なお、ADポートADP1の入力インピーダンスが高いため、式(3)において分割抵抗値RyR2は無視することができることは、前述の通りである。S33において、CPU37は、読み出した電圧Vx2を、押下点P2のデータとしてメモリ35へ格納する。
S34において、押下点P1によって分圧された抵抗膜分圧電圧(電圧Vx1)が読み出される。電圧Vx1の読み出しは、分割領域M2Lおよび電極DY22Lを介してADポートADP2に出力された抵抗膜分圧電圧を読み出すことで行われる(図12、矢印A3)。ここで電圧Vx1は、下式(4)で表される。
Vx1=Vcc×(Rx2+Rx3)/(Rx1+Rx2+Rx3) …式(4)
S35において、CPU37は、読み出した電圧Vx1を、押下点P1のデータとしてメモリ35へ格納する。以上より、X方向検出処理が終了される。
Vx1=Vcc×(Rx2+Rx3)/(Rx1+Rx2+Rx3) …式(4)
S35において、CPU37は、読み出した電圧Vx1を、押下点P1のデータとしてメモリ35へ格納する。以上より、X方向検出処理が終了される。
次に、S4(図6)において、X方向位置計算処理が行われる。X方向位置計算処理の内容を、図13および図14を用いて説明する。X方向位置計算処理では、抵抗膜M1での押下点P2のX方向位置計算(S41ないしS43)と、抵抗膜M1での押下点P1のX方向位置計算(S44ないしS46)とが行われる。
X方向位置計算処理が開始されると、S41において、CPU37によって、押下点P2の電圧Vx2のデータがメモリ35から読み出される。S42において、CPU37は、押下点P2のX座標である座標P2xを、電圧Vx2を用いて算出する。図14を用いて、座標P2xの計算方法を説明する。図14に示すように、抵抗膜M1の電圧分布は、電極DX11が電圧Vccであり、電極DX12が電圧GNDであり、その間の電圧勾配は一定である。よって電圧Vx2が、一定の電圧勾配のどこに位置するかを算出することによって、座標P2xを算出することができる(図14、矢印A12)。そしてS43に進むと、CPU37は、算出した座標P2xをメモリ35へ格納する。
S44において、CPU37によって、押下点P1の電圧Vx1のデータがメモリ35から読み出される。S45において、CPU37は、押下点P1のX座標である座標P1xを、電圧Vx1を用いて算出する(図14、矢印A13)。なお、座標P1xの計算方法の詳細は、前述した座標P2xの計算方法と同様のため、ここでは省略する。S46において、CPU37は、算出した座標P1xをメモリ35へ格納する。以上より、X方向位置計算処理が終了される。
そして、S1ないしS4においてY座標の検出およびX座標の検出が終了することに応じて、S5に進む。S5において、位置情報(押下点P1の座標(P1x、P2yL)、押下点P2の座標(P2x、P2yR))が座標入力装置10から出力される。これにより、検出動作が終了される。
図15を用いて、本実施形態に係るタッチパネル11の第1の使用例を説明する。図15(A)に示すように、タッチパネル11の分割領域M2Lには第1のキー群KY1(Altキー、SHIFTキー)が表示され、分割領域M2Rには第2のキー群KY2(数字キー)が表示される。第1のキー群KY1と第2のキー群KY2とは、同時に押下する使い方をするキー群である。例えば、図15(B)に示すように、ユーザの左手の指によって第1のキー群KY1の「SHIFTキー」が押下され、右手の指によって第2のキー群KY2の「数字キー”9”」が押下される。よって、絶縁領域IAを挟んで、分割領域M2Lに1つの押下点が位置し、分割領域M2Rにもう1つの押下点が位置することになる。そして、本実施形態に係る座標入力装置10では、同時に押下された2つの押下点の座標のそれぞれを検出することができる。よって、「SHIFTキー」と「数字キー”9”」とが同時に操作されたことを特定することが可能となる。
また、図16を用いて、本実施形態に係るタッチパネル11の第2の使用例を説明する。図16(A)に示すように、タッチパネル11の全体には、拡大前の画像データGDが表示される。そして図16(B)に示すように、ユーザの左手の指によって分割領域M2L内の1点が押下されながら図16の左方向へスライドされると同時に、ユーザの右手の指によって分割領域M2R内の1点が押下されながら図16の右方向へスライドされる。よって、絶縁領域IAを挟んで、分割領域M2Lで1つの押下点がスライドし、分割領域M2Rでもう1つの押下点がスライドすることになる。そして、本実施形態に係る座標入力装置10では、同時に押下された2つの押下点のスライド量のそれぞれを検出することができる。この結果、図16(C)に示すように、ユーザの指のスライド量に応じて、画像データGDを拡大表示することができる。これにより、画像データGDの拡大操作をユーザが直感的に行うことができるインターフェースを提供することが可能となる。
本実施形態に係る座標入力装置10の効果を説明する。絶縁領域IAを挟んで押下点P1とP2との2点が同時に押されたときに、抵抗膜M1での押下点のX座標を取得する場合を説明する。このとき、抵抗膜M1の抵抗値は、分割抵抗値Rx1、Rx2、Rx3に3分割される。ここで、分割抵抗値Rx2は、押下点P1とP2との間のX方向の距離を知るために必要な抵抗値である。よって、押下点P1およびP2のX座標の検出精度を高めるには、分割抵抗値Rx2が小さくなってしまう事態を防止する必要がある。
本実施形態に係る座標入力装置10では、絶縁領域IAを備えることで、抵抗膜M2に分割領域M2LおよびM2Rを形成しているため、抵抗膜M1の分割抵抗値Rx2に並列に存在する抵抗成分が抵抗膜M2に形成されることが防止されている。これにより、抵抗膜M1の分割抵抗値Rx2が、抵抗膜M2に形成された並列分割抵抗の影響を受けることによって、合成抵抗値が小さくなってしまう事態を防止できる。よって、ノイズなどの影響を受けにくくすることができるため、押下点P1およびP2のX座標の検出精度を高めることが可能となる。
また、多重押し検出ができるタッチパネルの方式として静電容量方式があるが、構成が複雑であるため、抵抗膜方式に比して高価である。これに対し、本実施形態に係る座標入力装置10では、抵抗膜方式により正確な多重押し検出が可能となるため、部品コストの低減を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係るタッチパネル11では、抵抗膜M1およびM2のX方向の長さは、Y方向の長さに比して大きくされる。これにより、分割後の分割領域M2RおよびM2LのX方向の長さとY方向の長さとの比を近づけることができるため、分割領域の形状をよりユーザにとって取り扱い易い形状とすることができる。
また、本実施形態に係るタッチパネル11では、絶縁領域のX方向の幅IWを、押下点の最小スポット幅よりも狭く構成している。これにより、絶縁領域IAの直上に押下点が位置する場合においても、押下点の全域が絶縁領域IA内に存在するためにタッチパネル11が反応しない、という事態を防止することができる。
また、本実施形態に係る複合機1では、タッチパネル11のX、Y方向(図2)と、複合機1のX、Y方向(図1)とが一致するように構成される。これにより、ユーザの左右の手が存在する方向と、タッチパネル装置のX方向とを一致させることができるため、よりユーザに使いやすい複合機1を提供することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
本実施形態では、1つの絶縁領域IAにより、抵抗膜M2が分割領域M2LおよびM2Rの2つの領域に分割される場合を説明したが、この形態に限られない。同時に座標を検出したい押下点の数に応じて、分割領域の数を増加させることができることは言うまでもない。例えば、3点押しを検出する場合には、2つの絶縁領域IAにより、抵抗膜M2を3つの分割領域に分割すればよい。そして3つの分割領域の各々にADポートを接続し、分割領域から出力される分圧電圧を順に1つずつ読み出すことにより、3点の押下点のそれぞれの座標を求めることが可能となる。
また本実施形態では、絶縁領域IAが、抵抗膜M2のX方向の中心に位置する場合を説明したが、この形態に限られない。タッチパネル11は、分割領域M2LとM2Rとに1つずつの押下点が位置するような使い方をされればよい。よって、図15に示すように、同時に押下する使い方をする第1のキー群KY1と第2のキー群KY2のうち、第1のキー群KY1が図中左側に偏って表示される場合などは、分割領域M2Lに第1のキー群KY1が含まれるように、絶縁領域IAの位置を図中左側へ移動させるように構成してもよいことは言うまでもない。
また本実施形態では、ADコンバータ31はADポートADP1ないしADP3を備えるとしたが、この形態に限られない。例えば、バッファB1ないしB3を、マルチプレクサを介してADコンバータ31の1つのADポートに接続することで、ADポート数を削減する構成としてもよいことは言うまでもない。
また本実施形態では、ADポートADP1ないしADP3は、それぞれ電極DY22R、DY22L、DX12に接続されるとしたが、この形態に限られない。前述したとおりADポートの入力インピーダンスが高いため、ADポートは、分割抵抗値を検出するための経路上であれば何れの場所に接続してもよい。
また本実施形態では、CPU37と別途に、ADコンバータ31と制御回路33とを備えるとしたが、この形態に限られない。例えばASICのように、これらの回路が1つの集積回路内に備えられる形態であってもよいことは言うまでもない。
なお、電極DX11およびDX12は第1電極の一例、電極DY21R、DY22R、DY21L、DY22Lは第2電極の一例、抵抗膜M1は第1抵抗膜の一例、X方向は第1方向の一例、Y方向は第2方向の一例、タッチパネル駆動回路20は電流供給回路の一例、ADコンバータ31は検出回路の一例、制御回路33は測定手段の一例、である。
10 座標入力装置
11 タッチパネル
20 タッチパネル駆動回路
31 ADコンバータ
33 制御回路
DX11、DX12、DY21R、DY22R、DY21L、DY22L 電極
M1、M2 抵抗膜
M2R、M2L 分割領域
IA 絶縁領域
Rx1、Rx2、Rx3、RyR1、RyR2、RyL1、RyL2 分割抵抗値
IW 幅
11 タッチパネル
20 タッチパネル駆動回路
31 ADコンバータ
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DX11、DX12、DY21R、DY22R、DY21L、DY22L 電極
M1、M2 抵抗膜
M2R、M2L 分割領域
IA 絶縁領域
Rx1、Rx2、Rx3、RyR1、RyR2、RyL1、RyL2 分割抵抗値
IW 幅
Claims (6)
- 矩形状を有し、第1方向の両端に第1電極が形成される第1抵抗膜と、
前記第1方向と直交する第2方向に延びる絶縁領域によって、互いに絶縁された複数の分割領域を有するように絶縁され、各々の前記分割領域の前記第2方向の両端に第2電極が形成される第2抵抗膜と、
前記第1電極間および複数の前記第2電極間の各々に選択的に電流を流す電流供給回路と、
前記第1電極の電圧および複数の前記第2電極の各々の電圧を検出する検出回路と、
前記電流供給回路が前記第2抵抗膜の複数の前記分割領域の各々に電流を流すときの前記第1電極の電圧を、前記検出回路を用いて検出する第1測定制御と、前記電流供給回路が前記第1抵抗膜に電流を流すときの複数の前記第2電極の各々の電圧を、前記検出回路を用いて検出する第2測定制御とを実行する測定手段と、
を備えることを特徴とするタッチパネル装置。 - 前記測定手段は、
前記第1測定制御において、
前記第2抵抗膜の複数の前記分割領域を1つずつ選択し、
選択した前記分割領域に前記電流供給回路によって基準電圧を印加し、
押された位置に応じて前記分割領域の前記第2方向に形成された分割抵抗の分圧電圧を、前記第1抵抗膜および前記第1電極を介して前記検出回路によって検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 前記測定手段は、
前記第2測定制御において、
前記第2抵抗膜の複数の前記分割領域を1つずつ選択し、
前記第1抵抗膜に前記電流供給回路によって基準電圧を印加し、
押された位置に応じて前記第1抵抗膜の前記第1方向に形成された分割抵抗の分圧電圧を、選択された前記分割領域および前記第2電極を介して前記検出回路によって検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 前記第1抵抗膜および前記第2抵抗膜の第1方向の長さは、前記第2方向の長さに比して大きくされる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のタッチパネル装置。 - 前記絶縁領域の前記第1方向の幅は、前記第1抵抗膜および前記第2抵抗膜に加えられる圧力領域の最小スポット幅よりも狭い
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のタッチパネル装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のタッチパネル装置を備える通信装置であって、
前記第1方向は前記通信装置の正面位置に対して左右方向であり、前記第2方向は前記通信装置の正面位置に対して前後方向である
ことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008314297A JP2010140149A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | タッチパネル装置、通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008314297A JP2010140149A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | タッチパネル装置、通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010140149A true JP2010140149A (ja) | 2010-06-24 |
Family
ID=42350256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008314297A Pending JP2010140149A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | タッチパネル装置、通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010140149A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101385734B1 (ko) * | 2011-07-12 | 2014-04-17 | 티피케이 터치 솔루션스 인코포레이션 | 터치 센싱 회로 및 그 터치 포인트 감지 방법 |
TWI478037B (zh) * | 2011-07-01 | 2015-03-21 | Himax Tech Inc | 觸控面板接觸點定位方法及使用該方法之觸控裝置 |
-
2008
- 2008-12-10 JP JP2008314297A patent/JP2010140149A/ja active Pending
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