JP2010139794A - 光配線モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明にかかる光配線モジュールは、光ファイバ端部の外周凸部と嵌合する凹部を有するレセプタクルと、凹部に凸部が嵌合されるとその凸部の光ファイバ端面と光結合できる光部品を有する基板と、レセプタクルの凹部形成面と対向してレセプタクルにスライド可能に取り付けられた保持用部材とを有する。レセプタクルの凹部に光ファイバの凸部が嵌合している状態で保持用部材をスライドして凹部の開口の少なくとも一部を塞いで凸部の凹部内への嵌合状態を保持することができる。
【選択図】図1
Description
図1は、実施例1の光配線モジュールの分解斜視図である。光配線モジュール100は、保持用部材110と、レセプタクル120と、基板140と、プレート150を有する。
なお、図2(A)は接続される光ファイバ10の正面図を、図2(B)は右側面図を、図2(C)は背面図を、図2(D)は平面図を表す。光ファイバ10は、端部の外周に凸部20を有する。なお、以下、この凸部20より突出した部分を光ファイバの先端部13とし、この凸部20と先端部13を併せて光ファイバの端部とする。凸部20は、後述するレセプタクル120の有する凹部と嵌合する嵌合部25と、光ファイバ10を支持する支持部21を含んでもよい。例えば、凸部20は、樹脂モールドである。光ファイバ10の被覆とアウトサート成形樹脂が熱により溶着され、凸部20は、光ファイバ10の被覆上に確実に固定される。支持部21を有することにより、凸部20と光ファイバ10の溶着する面積が増え、引張強度がより強くなる。また、光ファイバ10がレセプタクル120と直接接触するのを防ぐことができる。
図3は、光ファイバ凸部20とレセプタクル120凹部が嵌合前の光配線モジュールの斜視図である。図4は、光ファイバ凸部20とレセプタクル120凹部が嵌合前の光配線モジュールの平面図である。図5は、図4に示したA−A線上の断面図である。図6は、図5に示した部分Dの部分拡大図である。レセプタクル120は、光ファイバ端部の外周凸部20と嵌合する凹部135を有する。レセプタクル120には、凹部135と連通し、光ファイバの先端部13を収容することができる溝123が形成される。また、凹部135と連通し、支持部21を収容することができ、深さが支持部21の高さと実質的に等しい溝121が形成される。レセプタクル120は、例えば、厚板状の樹脂モールドであり、成形精度が高い。そのため、光ファイバ端部の外周凸部20と凹部135により嵌合することによって、光ファイバの先端部13の位置決めができるように成形することも可能である。
基板140は、レセプタクル120に取り付けられ、凹部135に凸部20が嵌合されるとその凸部20の光ファイバ端面と光結合できる光部品を有する。
例えば、レセプタクル120は、孔139を有し、基板140をレセプタクル120に取り付ける際には、基板の孔149とレセプタクルの孔139に後述するプレート150の第三の係止部158を挿通し、基板140及びプレート150をレセプタクル120に固定する。基板140のレセプタクル120と対向する面の光ファイバ端面が配置される一端に、凸部147を有する。この凸部147には、締結時に、発光素子LED(発光ダイオード)や受光素子PD(フォトダイオード)等の光部品の光軸が、光ファイバ10の光軸と一致し、光結合できるように配置される。なお、他端には、リード端子141等を設けてもよい。基板140は、例えば、FPC(Flexible printed circuits)により構成される。また、図示していないが、レセプタクル120と対向する面には、その他の光部品(発光ICや受光IC等)も配置される。ここで、レセプタクル120は、基板140の凸部147が収納される第二の凹部127を有し、基板140のその他の光部品(発光ICや受光IC等)が収納される第三の凹部137を有する。なお、第二の凹部127と第三の凹部137を区別する敷居部136は、光軸方向に強い衝撃があった場合等には、光部品147を保護する。基盤140上の光部品の配置の自由度を上げるために、敷居部136を設けず、第二、第三の凹部を一体としてもよい。
保持用部材110は、レセプタクル120の凹部135形成面と対向してレセプタクル120にスライド可能に取り付けられる。レセプタクル120の凹部135に光ファイバの凸部20が嵌合している状態で保持用部材110をスライドして凹部135の開口の少なくとも一部を塞いで凸部20の凹部内への嵌合状態を保持することができる。
なお、本実施例は発明の内容を限定するものではない。例えば、保持用部材110は、必ずしも、材質が金属製に、形状が筒状に、限定されるものではない。例えば、レセプタクル120側面に保持用部材110がスライドするための溝(レール)を設け、下方向に開口し断面図がコ状の保持用部材110の端部をレセプタクル方向に折り曲げ、溝と嵌合する形状としてもよい。その他、セプタクル120の凹部135に光ファイバの凸部20が嵌合している状態で保持用部材110をスライドして凹部135の開口の少なくとも一部を塞いで凸部20の凹部内への嵌合状態を保持することができればよい。
光配線モジュール100は、レセプタクル120の凹部を有する面と保持用部材110の間にプレート150を備える。プレート150には、先端154aが凹部135側に折り曲げられ、レセプタクル120に対して反対方向に切り起こされた切り起こし部154が設けられる。切り起こし部154は、保持用部材110をスライドさせた状態で切り起こし部の先端154aが保持用部材110により弾性的にレセプタクル120の凹部135側に押される。切り起こし部154とレセプタクル120の溝123により凹部135に嵌合された凸部20より突出した光ファイバの先端部13は、固定される。なお、レセプタクル120には、溝123の両側に、溝底面からの高さが光ファイバの先端部の直径と実質的に等しく、切り起こし部の先端を受けるストッパ124が設けられている。
なお、実施例1では、光ファイバモジュール100は、プレート150を有しているが、有さなくともよい。この場合も、光ファイバの外周の凸部とレセプタクルの凹部の嵌合により、従来技術に比べ、引張強度が強くなる。但し、固定部154aによって、光ファイバ10の先端部13縦方向に固定するのは、光ファイバ凸部20とレセプタクル凹部135の嵌合のみとなる。よって、この嵌合により、光ファイバと光部品が光結合可能である場合には、部品点数を減らし、容易に光配線モジュールを作成することができ、有効である。
20 凸部
100 光配線モジュール
110 保持用部材
120 レセプタクル
140 基板
150 フレーム
Claims (3)
- 光ファイバ端部の外周凸部と嵌合する凹部を有するレセプタクルと、
前記凹部に前記凸部が嵌合されるとその凸部の光ファイバ端面と光結合できる光部品を有する基板と、
前記レセプタクルの前記凹部形成面と対向して前記レセプタクルにスライド可能に取り付けられた保持用部材とを有し、
前記レセプタクルの凹部に前記光ファイバの凸部が嵌合している状態で前記保持用部材をスライドして前記凹部の開口の少なくとも一部を塞いで前記凸部の前記凹部内への嵌合状態を保持することができる、
ことを特徴とする光配線モジュール。 - 請求項1記載の光配線モジュールであって、
前記レセプタクルの前記凹部が形成された面と前記保持用部材の間にプレートを備え、
前記プレートには、先端が前記凹部側に折り曲げられ、前記レセプタクルに対して反対方向に切り起こされた切り起こし部が設けられ、前記保持用部材をスライドさせた状態で前記切り起こし部の先端が前記保持用部材により弾性的にレセプタクルの凹部側に押され、前記凹部に嵌合された凸部より突出した光ファイバの先端部を固定することができる、
ことを特徴とする光配線モジュール。 - 請求項2記載の光配線モジュールであって、
前記レセプタクルには、前記凹部と連通し、前記光ファイバの先端部を収容することができる溝が形成され、溝の両側に、溝底面からの高さが光ファイバの先端部の直径と実質的に等しく、前記切り起こし部の先端を受けるストッパが設けられている、
ことを特徴とする光配線モジュール。
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