JP2010139695A - 音声試験システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信回線を用いて学習や試験を行う場合において、関係者のスケジュールの制約を受けることなく、音声によるやりとりを可能とし、音声による回答の評価を可能とする。
【解決手段】利用者側電話機に対して出題音声データを送信する出題音声送出手段5と、出題音声データに対する利用者側電話機からの回答音声データを録音して記録する回答音声記録手段6と、回答音声記録手段に蓄積された音声データを読み出すと共に音声データに関する評価結果データが入力される採点評価手段7と、採点評価手段か7ら入力された評価結果データを記録する利用者データ記録手段3とを少なくとも備えた音声試験システムを使用し、利用者は電話を用いて音声による出題を聞いてそれに対する回答を音声によって行い、採点者は録音された回答音声データを聞いて採点を行い利用者データ記録手段3に記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種検定試験、入社試験、入学試験、通信教育の学力試験、一般の学力確認試験、免許の適正試験、一般学習システムにおける効果確認等に利用することができ、特に、外国語をはじめとする会話、言葉づかい、歌等の音楽、朗読、演技等、音声による回答を評価できるようにした音声試験システムに関するものである。
教育、研修等の学習分野や試験等の分野においては、その提供方法や提供場所等に様々な形態が存在する。特に、近年は、インターネットをはじめとする通信手段を利用して学習、試験等を行うシステムが実用化されている。例えば、パソコンに教材をダウンロードしたり、パソコンに動画を表示させて学習させたり、パソコンのキーボードから回答を入力させてテキストベースで学習効果を確認したりするシステムがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−258364号公報
しかしながら、いずれの場合もパソコンを利用することを前提としており、ノートパソコンのように携帯できるタイプのものを利用するにしても、インターネットとの接続が可能な場所でなければならない等の場所的な制約は存在する。
一方、教材をダウンロードするだけ、画像を表示するだけといった一方通行の情報の提供や、情報が双方向にやりとりされるシステムであっても、テキストベースの情報伝達では伝えたいことが相手に十分に伝わらないことも多く、特に学習や試験の分野では効果確認のために学習者や受験者の音声を聞くことが不可欠な試験に利用することはできない。
音声を用いたシステムでは、ユーザー(受験者)は音声を聞くのみとなっていることが多く、通信回線上では互いが通話できる状態であるにもかかわらず、出題側からの質問に対してユーザーが音声で応答し、その回答の評価をできるようにしたシステムは少ない。先生と生徒がリアルタイムに音声でやりとりをするようにしたシステムもあるが、この場合は、先生と生徒とが常に同じ時間を共有しなければならず、両者の都合があう時間にしか利用できないというスケジュール面での制約がある。
そこで、本発明は、通信回線を用いて学習や試験を行う場合において、関係者のスケジュールの制約を受けることなく、音声によるやりとりを可能とし、音声による回答の評価を可能とすること目的とする。
本発明は、通信手段を介して利用者側電話機に対して出題音声データを送信する出題音声送出手段と、出題音声データに対する利用者側電話機からの回答音声データを録音して記録する回答音声記録手段と、回答音声記録手段に蓄積された音声データを読み出すと共に音声データに関する評価結果データが入力される採点評価手段と、採点評価手段から入力された評価結果データを記録する利用者データ記録手段とを少なくとも備えた音声試験システムに関する。
この音声試験システムにおいては、インターネットを通じた利用者端末からのアクセスに応じて利用者データ記録手段に記録された評価結果データを読み出し、利用者端末に対してインターネットを介して評価結果データを送信するWEBサーバーを備えることが望ましい。また、採点評価手段は、インターネットを介して回答音声記録手段に接続可能であり、採点評価手段から入力された評価結果データが利用者データ記録手段に格納される構成とすることが望ましい。出題音声データとしては、例えば面接試験の質問データがある。
本発明では、採点者が、録音された回答者の生の声を聞いて採点評価を行うことができるため、外国語会話、歌唱、朗読、演技、朗読、言葉づかい等、テキストベースのシステムでは評価不可能な内容の試験を実施することができる。また、採点者はいつでも採点することができるため、スケジュール面での制約を受けることがない。
本発明の音声試験システムの一例として、図1〜5に示す遠隔面接試験システム1について説明する。具体的には、企業が採用のための面接試験を電話の音声を利用して行う場合について説明する。
図1に示す遠隔面接試験システム1は、利用者側である受験者の電話機に対して音声による質問を送信し、受験者からの音声による回答を録音し、録音した音声データを評価できるようにしたシステムであり、受験者から企業に対する面接の申込み、面接の実施、企業における面接試験の評価、企業から受験者への結果の通知という一連の処理を、受験者が企業に足を運ぶことなく行うことができる。
この遠隔面接試験システム1は、利用者側の携帯電話100からの面接申込をWEB上で受け付ける受付WEBサーバー2と、受験者の申込データや面接の採点結果データ等の記録を行う利用者データ記録手段3と、携帯電話2からの着信に対して自動音声応答を行う自動音声応答手段4と、携帯電話100に対して出題音声データを送信する出題音声送出手段5と、受験者の携帯電話100からの回答の音声データを記録する回答音声記録手段6と、記録された音声データの評価に使用する採点評価手段7とを備えている。
図1及び図2に示すように面接の利用者(受験者)は、面接を申し込むに当たり、インターネットとの接続が可能な利用者端末、例えば携帯電話100を使用する。受験者は、携帯電話100が有するブラウザ機能を利用し、インターネット8を介して受付WEBサーバー2にアクセスする。図2に示すように、受付WEBサーバー2は、携帯電話100及び利用者データ記録手段3との間でデータの授受を行う。
利用者データ記録手段3は、データベースサーバー3aと利用者データベース3bとを備えており、データベースサーバー3aは、受付WEBサーバー2から送られてくる申込に関するデータを利用者データベース3bに格納したり、受付WEBサーバー2からの要求に応じて必要な処理を行い受付WEBサーバー2に対して応答を出力したりする。
面接試験を受けようとする受験者は、携帯電話100からインターネット8を介して受付WEBサーバー2にアクセスする。そうすると、受付WEBサーバー2では、受験に必要な情報の登録を促す案内画面を携帯電話100に送信して表示させる。受験者は、登録に必要な情報を携帯電話100からテキスト入力して受付WEBサーバー2に送信する。ここで、登録に必要な情報としては、受験者の氏名や住所等の個人情報、受験料の決済方法等がある。
受付WEBサーバー2では、必要なテキスト情報(登録データ)が携帯電話100から送られてくると、そのデータを会利用者データ記録手段3に転送して利用者データベース3bに蓄積させる。また、データベースサーバー3aは、面接時に必要となるその登録した受験者に固有のID及びパスワードを発行して受付WEBサーバー2に送信する。受付WEBサーバー2は、そのID、パスワード及び実際の受験時にかける電話番号からなる面接エントリーデータを、インターネット8を介した電子メールにて携帯電話100に送信する。こうして登録を済ませた後は、利用者がその企業の面接を遠隔地から受けることが可能な状態となる。
受験者が面接試験を実際に受けるときには、図3に示すように、携帯電話、固定電話機またはIP電話機のいずれかを使用して、通信手段である公衆回線9を介して事前にメールで通知を受けた企業の電話番号に電話をかける。企業側の遠隔面接試験システム1には、公衆回線と接続されたPBX10を備えており、PBX10には自動音声応答手段4が接続されている。自動音声応答手段4は、応答サーバー4aと音声処理ボード4bとを備えている。自動音声応答手段4は、LAN等の構内回線を通じて出題音声送出手段5、回答音声記録手段6及び利用者データ記録手段3に接続されている。
出題音声送出手段5は、音声ファイルサーバー5aと、音声による試験問題や案内を記録した問題データベース5bとを備えている。また、回答音声記録手段6には、録音サーバー6aと、受験者ごとに回答データが記録される回答データベース6bとを備えている。
図4に示すように、遠隔面接試験システム1には採点者が受験者の採点評価に使用する採点評価手段7を備えている。採点評価手段7は、インターネット8を介して採点WEBサーバー11に接続可能となっている。採点WEBサーバー11は、利用者データ記録手段3との間でデータの授受が可能になっていると共に、回答音声記録手段6から回答音声データを読み出し可能となっている。その読み出した音声データは、採点評価手段7に転送され、採点者が聞くことができる。また、採点者が採点評価手段7から入力した採点評価データは、採点WEBサーバー11を介して利用者データ記録手段3の利用者データベース3bに格納することができる。
図5に示すように、面接の採点結果は、受付WEBサーバー2が利用者データ記録手段3から読み出し、インターネット8を通じて受験者の携帯電話100に通知することができる。携帯電話100のブラウザ機能を使用した場合は、画面表示させることにより結果を確認することができる。また、所定の合格発表日に受付WEBサーバー2が自動的にメールによって通知することもできる。
以下では、受験者が面接試験を受けるときの一連の流れについて、図6のフローチャートに沿って、適宜他の図面も参照しながら説明する。面接を受けようとする受験者は、企業側の遠隔面接試験システム1に電話をかける(ステップS1)。そして、自動音声応答手段4に着信すると(ステップS2)、応答サーバー4aは、
「お電話ありがとうございます。こちらは、株式会社○○○○です。株式会社○○○○では入社1次試験を、この電話自動受験システムにより実施しています。なお、ダイヤル回線からおかけの方は、お手元の電話機のトーンまたはコメジルシボタンを押して、プッシュ回線に切り替えてからお進みください。」
との音声案内データを携帯電話2に送信する(ステップS3)。続いて、応答サーバー4aは、
「この、電話自動受験システムでは、すでに受験エントリーを済まされた方が受験することができます。また、試験の方法やエントリー方法、また、会社の業務概要などを聞くことができます。なお、受験申込みエントリーは、『電面くん』(http://www.*****.co.jp/)の株式会社○○○○のエントリーページより行って下さい。では、試験をご希望の方は1を、エントリー方法、試験方法をお聞きになりたい方は2を、会社の簡単な業務概要をお聞きになりたい方は3を、押して下さい。」
との音声データを送信する(ステップS3)。
受験者は、自動音声応答手段4からの案内音声を聞き(ステップS4)ここで、受験者が携帯電話において「1」を入力すると(ステップS5)、応答サーバー4aは、そのデータが着信すると(ステップS6)、「面接試験の受験をご希望ですね。では、受験方法についてご説明します。この後、まず、受験番号と、パスワードを入力していただきますので、予めお送りしてある受験番号6桁、パスワード4桁をお手元にご用意下さい。入力が終わったら#を押して下さい。次に、試験官の質問に口頭で端的に答えて下さい。質問は全部で10問あります。質問1から、質問10まで順次答えていただきます。質問に対するお答えの録音が終わったら#を押して下さい。また、途中で棄権された場合、再度の受験はできませんのでご注意下さい。」
との音声データを送信し、続けて、
「それではまず、受験番号6桁の数字を入力してください。入力が終わりましたら#を押してください。それではどうぞ。」
との音声データを送信する(ステップS7)。なお、ステップS5で「2」または「3」を入力した場合は、試験方法、会社の簡単な業務内容を説明する音声データが送信される。
ステップS5において「1」を選択した受験者は、ステップS7で送信された案内を聞き(ステップS8)、携帯電話2から予めメールで通知された受験番号「○○○○○○」及び「#」を入力して送信する(ステップS9)。応答サーバー4aは、その受験番号情報を着信すると(ステップS10)、
「受験番号は○○○○○○ですね。間違いなければ1を、誤っている場合は2を押して下さい。」
との音声データを応答する(ステップS11)。
受験者が携帯電話2においてその音声データを聞き(ステップS12)、「1」を入力して送信すると(ステップS13)、応答サーバー4aに着信する(ステップS14)。応答サーバー4aは、着信したデータが「1」であることを判断すると(ステップS15)、応答サーバー4aから会員情報システム10にその受験番号を転送し、利用者データベース3bに格納された受験番号との照合が行われる(ステップS16)。なお、ステップS13において「2」を入力して送信した場合は、ステップS7に戻り、受験番号の再入力を求める音声データ案内が送信される(ステップS15)。
ステップS16における照合の結果、受験番号が正しいと判定されると、「あなたの受験番号は認証されました。それでは次にパスワード4桁の数字を入力してください。入力が終わりましたら#を押してください。それではどうぞ。」
との音声データを送信する(ステップS17、S18)。受験番号が正しくない場合は、ステップS7に戻り、再入力を促す旨の音声データが送信される(ステップS17)。
受験番号が認証された受験者が、パスワードの入力案内を聞き(ステップS19)、携帯電話2からパスワード「△△△△」及び「#」を入力して送信すると(ステップS20)、応答サーバー4aに着信し(ステップS21)、「パスワードは△△△△ですね。間違いなければ1を、誤っている場合は2を押して下さい。」との音声データを送信する(ステップS22)。受験者がこの案内を聞き(ステップS23)、携帯電話2から「1」を入力して送信すると(ステップS24)、自動音声応答手段4に着信する(ステップS25)。そして、応答サーバー4aが「1」を着信したことを確認すると、応答サーバー4aから利用者データ記録手段3にそのパスワードを転送し、利用者データベース3bに格納されたパスワードとの照合を行う(ステップS26,S27)。なお、ステップS24において「2」を入力して送信した場合は、ステップS18に戻り、パスワードの再入力を求める音声データ案内が送信される(ステップS26)。
ステップS27においてパスワードが正しいと判定されると、「あなたのパスワードは認証されました。それでは、次にお名前を入力していただきます。ピッという音の後にお名前をはっきりとした発音で入力して下さい。録音が終わりましたら#を押してください。それではどうぞ。」との音声データを送信する(ステップS28、S29)。なお、パスワードが正しくない場合は、ステップS18に戻り、再入力を促す旨の音声データが送信される(ステップS18)。
パスワードが認証された後に名前の入力を促す音声データが送信され、受験者がその案内を聞くと(ステップS30)、録音開始を指示する入力をした後に、受験者が自分の名前を発する(ステップS31、S32)。名前の発声が終了すると、そのことを通知するための入力を行う(ステップS33)。応答サーバー4aでは、録音開始指示に対応して録音を開始し(ステップS34)、録音終了の指示があるまで録音を行う(ステップS35、S36)。
録音終了後は、応答サーバー4aが録音内容を復唱して携帯電話100に送信する(ステップS37)。受験者は、復唱された内容を聞き(ステップS38)、問題なければ「1」を入力し、問題があれば「2」を入力する(ステップS39)。応答サーバー4aでは、その確認入力を着信し(ステップS40)、「1」であれば次の段階に進み、「2」であればステップS29に戻る(ステップS41)。なお、名前の他に、生年月日等による本人確認を行うようにしてもよい。
こうして本人確認が終わると面接試験が開始される。出題音声送出手段5は、自動音声応答手段4を介して、最初に、「それでは、ただいまから面接試験を始めます。質問に対するお答えは各問30秒から1分程度で答えて下さい。1分20秒で録音は自動的に切れます。」との準備確認案内を発する(ステップS42)。受験者は、この案内を聞き(ステップS43)、確認入力を行う(ステップS44)。自動音声応答手段4は、確認入力を着信すると(ステップS45)、出題音声送出手段5の問題データベース5bから質問を読み出し、その音声データを受験者の携帯電話100に送信すると共に(ステップS46)、録音開始音を送信した後に(ステップS47)、回答音声記録手段5が録音を開始する(ステップS48)。例えば「こんにちは、私は、株式会社○○○○の人事担当の○○です。それでは、質問いたします。あなたのプロフィールと、自分から観た、あなたの人柄をお話下さい。」との出題音声データを送信し、「では、この後、ピッという音を合図にお答え下さい。終わりましたら#を押してください。それではどうぞ。」との音声データを送信する。
受験者は、この質問の音声データを聞き(ステップS49)、録音開始音を確認した後に(ステップS50)、携帯電話2から音声によって回答を行う(ステップS51)。音声による回答が自動音声応答手段4に着信すると、その音声データが回答音声記録手段6の回答データベース6bに録音される(ステップS52)。録音は、所定のタイムアウト時間、例えば30秒が経過するまで行われ、タイムアウトになると強制的に録音を終了する(ステップS53)。タイムアウト前に受験者が終了確認入力を行うと(ステップS54)、回答音声記録手段5は、録音を終了する(ステップS55)。
録音が終了した回答が最終問題に対するものでなければ、ステップS42の準備確認案内に戻り(ステップS56)、自動音声応答手段4が別の質問を問題データベース5bから読み出して携帯電話2に送信し、上記と同様の手順で録音が行われる。別の質問としては、例えば下記の質問が問題データベース5bに格納されている。
(質問例)
「それでは、次の質問をいたします。あなたの趣味は何ですか、その趣味にはどの程度の時間を費やしていますか、どのようなところが楽しいですか。」
「それでは、次の質問をいたします。あなたは就職活動で、どのような業種および職種に興味をお持ちですか。できるだけ複数の業種及び職種をお答え下さい。」
「それでは、次の質問をいたします。あなたは特に勤務したい希望地区がありますか、現在のお住まいから転居を伴う転勤は可能ですか。」
「こんにちは、私は、株式会社○○○○の担当役員の○○です。それでは、質問いたします。あなたはこの1週間で見たり、聞いたりしたニュースで何が一番印象に残っていますか?また、そのニュースについて、どのように考えますか。」
「それでは、次の質問をいたします。あなたの長所はどのようなところですか。また、自分の特技等の自己PRを1分程度でお答え下さい。」
「それでは、次の質問をいたします。あなたの尊敬している人を教えて下さい。有名人でも身の回りの方でも結構です。また、それはどのような理由によりますか。」
「こんにちは、私は、社長の○○です。それでは、質問いたします。あなたはどのような役職につきたいと思いますか。社長、役員、部長、課長、係長、主任などの役職がありますが、どのような役職まで昇進したいですか。」
「それでは、次の質問をいたします。あなたはCSR、企業社会責任という言葉を聞いたことがありますか。どのような意味でしょうか。また、CSRについてどのように考えますか。」
「次の質問をいたします。前の質問のCSRは企業にとって大切なことですが、同じく企業にとって、利益を上げることが大切です。利益追求について、あなたはどのように考えますか。」
このように、問題データベース5bには、人事担当者、担当役員、社長等、様々な面接官からの質問を格納することができる。したがって、これらすべての面接官のスケジュールを合わせることなく、一度の遠隔面接で様々な立場からの質問を行い、それらの質問に対する受験者の回答をまとめて回答音声記録手段6に録音することができる。
最後の質問が終了すると、自動音声応答手段4は、例えば「これで株式会社○○○○の入社面接試験を終わります。合格発表はインターネットホームページ「電面くん」(http://www.*****.co.jp/)の株式会社○○○○のページ上で指定の日時行います。合格者には追ってご連絡いたします。有り難うございました。」との試験終了案内及び合格発表日案内の音声データを送信し(ステップS57)、回線を切断する(ステップS58)。受験者はこの案内を聞き(ステップS59)、試験を終了する(ステップS60)。
このようにして面接時の回答が回答データベース6bに録音された後、図4に示したように、採点者が採点評価手段7からインターネット8を介して採点WEBサーバー11にアクセスする。採点WEBサーバー11は、利用者データ記録手段3の利用者データベース3b及び回答音声記録手段6の回答データベース6bからそれぞれの受験者の申込データ及び回答音声データを読み出し、各受験者ごとに音声データを採点評価手段7に送信する。なお、利用者データベース3bの内容と回答データベース6bの内容とを1つの同じデータベースで管理するようにしてもよい。
採点者は、その音声データを再生して音声を聞くことにより採点を行い、採点結果を入力して採点WEBサーバー11に送信する。採点WEBサーバー11は、その採点結果を利用者データベース3bに格納する。こうして、個々の受験者ごとに、面接の採点結果が利用者データベース3bに格納される。
このように、採点者は、自分の都合がよいときに採点WEBサーバー11をアクセスして面接の採点をすることができるため、受験者や他の採点者と時間を共有する必要がない。したがって、他の採点者とスケジュールをあわせる必要もない。一方、受験者にとっては、一度の面接で様々な面接官からの質問に回答することができ、効率的である。
図5に示したように、受験者は、携帯電話やPCのブラウザ機能またはメール機能を使用して面接の結果を確認することができる。例えば、ブラウザ機能を使用する場合は、
受付WEBサーバー2の結果確認ページにアクセスし、ID・パスワード等を入力して認証を行った後に、受付WEBサーバー2に利用者データ記録手段3の利用者データベース3bをアクセスさせ、採点結果データを携帯電話に送信させて携帯電話に画面表示させる。一方、メール機能を使用する場合は、合格発表日に受付WEBサーバー2が利用者データベース3bから採点結果データを読み出して携帯電話にメール送信する。
上記の例では、遠隔面接試験システムについて説明したが、本発明は、例えば、各種検定試験、入学試験、通信教育の学力試験、一般の学力確認試験、免許の適正試験、一般学習システムにおける効果確認等に利用することができる。特に、音声を聞いて評価することができるため、外国語をはじめとする会話、言葉づかい、歌等の音楽、朗読、演技等、テキストデータでは採点できない試験に有用である。
遠隔面接システムの概要を示す構成図。 面接申込時のシステム構成図。 面接受験時のシステム構成図。 面接採点時のシステム構成図。 面接の結果通知時のシステム構成図。 面接の受付・認証時のフローチャート。 面接の本人確認。試験のフローチャート。
符号の説明
1:遠隔面接試験システム(音声試験システム)
2:受付WEBサーバー
3:利用者データ記録手段 3a:データベースサーバー 3b:利用者データベース
4:自動音声応答手段 4a:応答サーバー 4b:音声処理ボード
5:出題音声送出手段 5a:音声ファイルサーバー 5b:問題データベース
6:回答音声記録手段 6a:録音サーバー 6b:回答データベース
7:採点評価手段 8:インターネット 9:公衆回線 10:PBX
11:採点WEBサーバー
100:携帯電話

Claims (4)

  1. 通信手段を介して利用者側電話機に対して出題音声データを送信する出題音声送出手段と、
    該出題音声データに対する前記利用者側電話機からの回答音声データを録音して記録する回答音声記録手段と、
    該回答音声記録手段に蓄積された音声データを読み出すと共に、該音声データに関する評価結果データが入力される採点評価手段と、
    該採点評価手段から入力された評価結果データを記録する利用者データ記録手段と、
    を少なくとも備えた音声試験システム。
  2. インターネットを通じた利用者端末からのアクセスに応じて前記利用者データ記録手段に記録された評価結果データを読み出し、前記利用者端末に対して前記インターネットを介して前記評価結果データを送信するWEBサーバーを備えた
    請求項1に記載の音声試験システム。
  3. 前記採点評価手段は、インターネットを介して前記回答音声記録手段に接続可能であり、該採点評価手段から入力された評価結果データは、前記利用者データ記録手段に格納される
    請求項1または2に記載の音声試験システム。
  4. 前記出題音声データは、面接試験の質問データである
    請求項1,2または3に記載の音声試験システム。
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