JP2010138852A - ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。 - Google Patents
ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1シャフトと第2シャフトと仕切板を同軸上にセットし、第1シャフトの嵌合軸を仕切板のシャフト貫通孔に挿通し、仕切板のシャフト貫通孔を挿通した第1シャフトの嵌合軸を第2シャフトの嵌合穴に嵌合させて連結してクランクシャフトを構成し、仕切板が一時的に固定状態で挿通されたクランクシャフトを回転可能に保持し、クランクシャフトの軸受挿入部を研削するようにしたので、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各シャフトの同軸度を精度よく組立てるようにした。
【選択図】図6
Description
この発明の実施の形態1におけるロータリ圧縮機を図に基づいて詳細に説明する。
上述した実施の形態1において、仕切板114をクランクシャフト108の第1シャフト118の第1偏心部122と第2シャフト119の第2偏心部126の間に一時的に固定状態とする一時的固定機構として、中間軸13にシャフト段部125を形成し、仕切板114のシャフト貫通孔129に形成した段付部130を形成し、仕切板114のシャフト貫通孔129を中間軸13に形成したシャフト段部125に嵌合させることにより、仕切板114を一時的に固定状態とする場合について述べたが、図4及び図5に示すように、第1シャフト118の中間軸123の第1偏心部122側に設けた軸方向の幅が小さいキー状突起体134と、仕切板114のシャフト貫通孔129に設けたキー状突起体134と係合するキー溝135とから構成するようにしてもよく、この場合は仕切板114のシャフト貫通孔129に設けたキー溝135を中間軸123に設けたキー状突起体134に係合させることにより、仕切板114を一時的に固定状態とすることができる。
この発明の実施の形態3におけるロータリ圧縮機の製造方法、特にクランクシャフトの組立・研削仕上げ加工を含めた製造方法について、図6に示したフローチャートに基づいて説明する。
この発明の実施の形態4におけるロータリ圧縮機の製造装置、特にクランクシャフトの組立に係る製造装置を図8に基づいて説明する。図8において、クランクシャフト108、第1シャフト118の各部構成、第2シャフトの各部構成、仕切板114の各部構成は上述した各実施の形態の構成と同様である。
この発明の実施の形態5におけるロータリ圧縮機の製造装置、特にクランクシャフトの研削仕上げに係る製造装置を図9〜図11に基づいて説明する。図9は正面図を示し、図10は平面図、図11は要部拡大図を示す。これら各図において、クランクシャフト108、第1シャフト118の各部構成、第2シャフトの各部構成、仕切板114の各部構成は上述した各実施の形態の構成と同様である。
上述した実施の形態6においては、研削体304が1台の場合について述べたが、この実施の形態6においては、図12の平面図で示すように、研削体304を2台配置し、各研削体304の砥石により、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部128を同時に研削して最終的な仕上げ加工を施すようにしてもよく、この場合はさらに研削加工効率が向上する。
この実施の形態7においては、上述した実施の形態3における製造方法、または上述した実施の形態4〜6のいずれかに1つにおける製造装置によって製造されるロータリ圧縮機に関するものである。
Claims (8)
- 第1軸受に挿入される第1軸受挿入部と、第1シリンダに配置される第1偏心部と、一端側に形成された嵌合軸と、前記第1偏心部と前記嵌合軸との間に位置する中間軸とを有する第1シャフトと、
第2シリンダに配置される第2偏心部と、この第2偏心部に形成され、前記第1シャフトの前記嵌合軸が嵌合される嵌合穴と、一端側に形成され第2軸受に挿入される第2軸受挿入部とを有する第2シャフトと、
前記第1シャフトと前記第2シャフトを連結して構成されるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトが貫通するシャフト貫通孔が形成され、前記第1シャフトと前記第2シャフトの間に挿通され前記第1シリンダと前記第2シリンダとの間を仕切る仕切板と、
前記仕切板に形成された前記シャフト貫通孔と前記中間軸との間に前記仕切板を一時的に固定状態とする一時的固定機構とを備え、
前記クランクシャフトは、前記第1シャフトの前記嵌合軸を前記仕切板に形成された前記シャフト貫通孔に挿通し、前記嵌合軸を前記第2シャフトの前記嵌合穴に嵌合させて連結することにより構成されたことを特徴とするロータリ圧縮機。 - 前記一時的固定機構は、前記中間軸に形成されたシャフト段部と、前記仕切板のシャフト貫通孔が前記シャフト段部と一時的な固定状態をなすよう前記シャフト貫通孔に形成された段付部とからなることを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
- 前記一時的固定機構は、前記中間軸に設けられたキー状突起体と、前記仕切板のシャフト貫通孔に形成され前記キー状突起体が係合されるキー溝とからなることを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
- 第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造方法において、前記第1シャフトと前記第2シャフトと前記仕切板を同軸上にセットする工程と、前記第1シャフトの嵌合軸を前記仕切板の前記シャフト貫通孔に挿通する工程と、前記仕切板の前記シャフト貫通孔を挿通した前記第1シャフトの前記嵌合軸を前記第2シャフトの嵌合穴に嵌合させて連結して前記クランクシャフトを構成する工程と、前期仕切板を前記クランクシャフトの前記第1偏心部と前記第2偏心部間に一時的に固定状態とする工程と、前記仕切板が挿通された前記クランクシャフトを回転可能に保持する工程と、前記クランクシャフトの軸受挿入部を研削する工程と、前記仕切板と前記クランクシャフトとを分離する工程とを備えたことを特徴とするロータリ圧縮機の製造方法。
- 第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造装置において、基台に設けられ前記仕切板が所定位置に載置されるとともに前記仕切板に形成された前記シャフト貫通孔よりも大きい開口部を有する仕切板保持台と、前記仕切板保持台の開口部下方の前記基台に取り付けられ、前記第2シャフトの嵌合穴が上側となるように保持する第2シャフト保持台と、前記仕切板保持台の開口部上方に前記第2シャフト保持台と同軸上に配置され、前記第1シャフトの嵌合軸が下側となるよう保持する第1シャフト保持具と、前記第1シャフト保持具が装着され、前記第1シャフトが保持された前記第1シャフト保持具を下降させることにより、前記第1シャフトの前記嵌合軸を前記仕切板のシャフト貫通孔を挿通して前記第2シャフト保持台に保持された前記第2シャフトの前記嵌合穴に嵌合させて連結するともに前記仕切板を前記クランクシャフトに一時的に固定状態とする嵌合装置とを
備えたことを特徴とするロータリ圧縮機の製造装置。 - 前記嵌合装置は、プレス機からなることを特徴とする請求項5項に記載のロータリ圧縮機の製造装置。
- 第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造装置において、基台に設けられ前記基台とともに移動する軸方向送り装置と、前記軸方向送り装置に取り付けられ、前記仕切板が一時的に固定状態で挿通された前記クランクシャフトを回転可能に保持する回転保持具と、前記クランクシャフトの軸受挿入部を研削する研削体とを備えたことを特徴とするロータリ圧縮機の製造装置。
- 請求項4に記載の製造方法、もしくは請求項5〜7のいずれか1項に記載の製造装置によって製造されたことを特徴とするロータリ圧縮機。
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