JP5097098B2 - ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。 - Google Patents

ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP5097098B2
JP5097098B2 JP2008317553A JP2008317553A JP5097098B2 JP 5097098 B2 JP5097098 B2 JP 5097098B2 JP 2008317553 A JP2008317553 A JP 2008317553A JP 2008317553 A JP2008317553 A JP 2008317553A JP 5097098 B2 JP5097098 B2 JP 5097098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
partition plate
crankshaft
rotary compressor
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008317553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010138851A (ja
Inventor
尚史 苗村
忍 國分
俊明 岩崎
真紀 岡田
智明 中筋
太郎 加藤
智博 白畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008317553A priority Critical patent/JP5097098B2/ja
Publication of JP2010138851A publication Critical patent/JP2010138851A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5097098B2 publication Critical patent/JP5097098B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

この発明は、例えば複数の圧縮室を有する冷凍・空調機用のロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法、及びロータリ圧縮機の製造装置に関するものである。
ロータリ圧縮機は、シェル内部に設置されたモータが駆動源となり、ガラス端子部からの通電によりモータが駆動され、モータの回転子に挿設され偏心部を持つクランクシャフトを回転させ、シリンダ、ベーン、バネ、ローラにより構成される圧縮室に、吸入マフラ、吸入パイプを通じてシリンダ内にガスを吸入して圧縮し、吐出口よりシリンダ外に吐出後、吐出パイプよりシェル外に吐出する機能を有するものである。
仕切板は2つのシリンダ内の圧縮室を仕切る役割を果たしている部材であり、第1シリンダと第2シリンダに挟まれて固定されている。
このようなロータリ圧縮機においては、大容量化と低コスト化が求められている。
一般に、複数のシリンダを有するロータリ圧縮機の圧縮室の容量、すなわちシリンダの内径とローラの外径との間の部分の容量を大きくする場合、シリンダをクランクシャフトの軸方向に長くする方法、シリンダ外径と内径を大きくする方法、及びシリンダの外径はそのままで、クランクシャフトの偏心量を大きくする方法が考えられる。
ここで、シリンダをクランクシャフトの軸方向に長くする方法あるいはシリンダ外径を大きくする方法を取る場合、ロータリ圧縮機は大型化し、高コストとなる。
そこで、シリンダの外径はそのままにして、クランクシャフトの偏心量を大きくし、ローラの肉厚、すなわち径方向の厚みを小さくする方法が考えられる。
通常、複数のシリンダを有するロータリ圧縮機を組立てる際は、シリンダ数がnの場合、n個の軸受、シリンダ、ローラと、n−1個の仕切板とをクランクシャフトに挿通させる必要がある。
ゆえに、仕切板をクランクシャフトに挿通できるようにするためには、仕切板の穴径は、幾何的にクランクシャフトの偏心部より大きくしなければならず、その結果、組立てられた圧縮機は、シリンダの中間に位置された仕切板の穴とシリンダ内の圧縮室との間に漏れ流路が発生し、圧縮効率が悪いといった問題が生じる。
漏れ流路を生じさせないために、ローラの肉厚、すなわち径方向の厚みを十分大きくする方法があるが、偏心量を大きくし、かつローラの肉厚を大きくする場合は、シリンダの内径を大きくする必要があり、シリンダの肉厚、すなわち径方向の厚みが小さくなるため、必要な強度を満たすためには、寸法の限界があった。
特許文献1はこのような問題を解決するために考案されたものであり、クランクシャフトを第1シャフトと第2シャフトとに分割するとともに、シャフトに連結部を設け、かつ仕切板の穴径を第1シャフトと第2シャフトの連結部より大きく、かつ第1シャフトあるいは第2シャフトの偏心部より小さくなるように構成している。
本特許文献1によれば、第1シャフトと第2シャフトとの連結部を仕切板の開口部内に設け、その連結部は、第1シャフトの偏心軸部より下方の部分が仕切板の開口部内に挿入されかつ仕切板の開口部内に軸受メタルによって回転可能に支承されるとともに下端面に嵌合穴が形成された雌型連結部と、第2シャフトの偏心軸部より上方の部分である上端部が第1シャフトの雌型連結部の嵌合穴に圧入される雄型連結部とにより構成されている。第1シャフトの下方部分の雌型連結部を仕切板の開口部内に挿通した状態で、第1シャフトの雌型連結部の嵌合穴に第2シャフトの上端部の雄型連結部を圧入、接着、溶接、爆溶着、ネジ結合等により連結して組立てるようにしており、仕切板の穴径はシャフトを分割しない場合の仕切板の穴径より小さくてよく、シリンダの外径及び内径の大きさをそのままにして、容量が大きくかつ漏れ流路のない圧縮機構造を構成するようにしている。
特開2005−337210号公報(段落番号[0072]、[0073]、図3)
上述したようなロータリ圧縮機においては、複数のシャフトを連結した際、連結したそれぞれのシャフトの同軸度は小さければ小さいほど機械的損失が少なく、軸受寿命の優れた圧縮機となる。特に、シャフトを支承するメタル軸受構造の場合には顕著であることが知られている。
しかしながら、上述した特許文献1における技術では、第1シャフトと第2シャフトとの連結部を仕切板の開口部内に設け、その連結部を仕切板の開口部内周面に設けた軸受メタルで回転可能に支承するようにしており、構造が複雑化するとともに大型化するという問題があった。
また、実際には、特許文献1における技術は各シャフトの加工誤差と組立誤差が累積するため、各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができないという問題があった。
この発明は、上述したような問題点を解決するためになされたものであり、各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置を得ることを目的としている。
この発明は、第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造方法において、第1シャフトと第2シャフトと仕切板を同軸上にセットする工程と、第1シャフトの嵌合軸を仕切板のシャフト貫通孔に挿通する工程と、仕切板のシャフト貫通孔を挿通した第1シャフトの嵌合軸を第2シャフトの嵌合穴に嵌合させて連結してクランクシャフトを構成する工程と、仕切板が挿通されたクランクシャフトを回転可能に保持する工程と、クランクシャフトに挿通された仕切板をクランクシャフトが回転し得るように把持する工程と、クランクシャフトの軸受挿入部を研削する工程とを備えたロータリ圧縮機の製造方法を提供するものである。
また、この発明は、第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造装置において、基台に設けられその基台とともに移動する軸方向送り装置と、軸方向送り装置に取り付けられ、仕切板が挿通されたクランクシャフトを回転可能に保持する回転保持具と、クランクシャフトに挿通された仕切板をクランクシャフトが回転し得るように把持する把持具と、クランクシャフトの軸受挿入部を研削する研削体とを備えたロータリ圧縮機の製造装置を提供するものである。
この発明によれば、第1シャフトと第2シャフトと仕切板を同軸上にセットし、第1シャフトの嵌合軸を仕切板のシャフト貫通孔に挿通し、仕切板のシャフト貫通孔を挿通した第1シャフトの嵌合軸を第2シャフトの嵌合穴に嵌合させて連結してクランクシャフトを構成し、仕切板が挿通されたクランクシャフトを回転可能に保持し、クランクシャフトに挿通された仕切板をクランクシャフトが回転し得るように把持し、クランクシャフトの軸受挿入部を研削するようにしたので、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各
シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機の製造方法を得ることができる。
また、この発明によれば、基台に設けられその基台とともに移動する軸方向送り装置と、軸方向送り装置に取り付けられ、仕切板が挿通されたクランクシャフトを回転可能に保持する回転保持具と、クランクシャフトに挿通された仕切板をクランクシャフトが回転し得るように把持する把持具と、クランクシャフトの軸受挿入部を研削する研削体とを備えたことにより、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機の製造装置を得ることができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1におけるロータリ圧縮機を図に基づいて詳細に説明する。
図1はこの発明の実施形態1に基づくロータリ圧縮機の構成例を示す縦断面図であり、図は一例として2つの圧縮室を有する2シリンダと言われるロータリ圧縮機100の場合を示しており、例えば冷凍・空調機用として使用されるものである。図2は図1におけるII−II線の断面図を示す。
ロータリ圧縮機100は、圧力容器であるシェル101の内部に駆動源であるモータ102と圧縮機構103が連結されて内蔵されている。シェル101は、上部シェル101aと中間シェル101bと下部シェル101cとから構成されている。上部シェル101aは、外部からモータ102に電力を供給するためのガラス端子104と、圧縮された冷媒をロータリ圧縮機100の外部へと吐出する吐出パイプ105とが取り付けられ固定されている。中間シェル101bは、モータ102と圧縮機構103と、その圧縮機構103へと冷媒を導く吸入パイプ106とが取り付けられている。なお、吸入パイプ106は吸入マフラ107に接続されており、吸入マフラ107にて冷凍機油と冷媒の分離、及び冷媒中のゴミの除去が行なわれる。
モータ102は、固定子102aと回転子102bとから構成され、回転子102bはクランクシャフト108に取り付けられている。これにより、モータ102で発生した回転トルクは回転子102b、クランクシャフト108を通じて圧縮機構103に伝達されるようになっている。
圧縮機構103は、クランクシャフト108、第1軸受109、第1シリンダ110、仕切板114、第2シリンダ115、第2軸受117で基本的に構成され、第1シリンダ110内には第1バネ111、第1ベーン112、第1ローラ113が内蔵されており、第1ベーン112により低圧部分130と高圧部分131とに区分けされ、圧縮された冷媒を吐出する吐出口132が設けられている。また、第2シリンダ115内には第2バネ(図示しない)、第2ベーン(図示しない)、第2ローラ116が内蔵されており、第1シリンダ110と同様に、第2ベーンにより低圧部分(図示しない)と高圧部分(図示しない)とに区分けされ、圧縮された冷媒を吐出する吐出口(図示しない)が設けられている。
図3はクランクシャフト108及び仕切板114の関連を示す展開図である。クランクシャフト108は、第1シャフト118と第2シャフト119とから構成され、第1シャフト118と第2シャフト119とを同軸上に連結することにより一体化されてクランクシャフト108が構成されるものである。第1シャフト118は、モータ102の回転子102bが取り付けられる回転子嵌合部120と、第1軸受109に挿入される第1軸受挿入部121と、第1シリンダ110に配置される第1偏心部122と、仕切板114に形成されたシャフト貫通孔128に位置するよう挿通される中間部123と、一端側に形成され仕切板114に形成されたシャフト貫通孔128を挿通して仕切板114より突出される嵌合軸124とを有する構成となっている。第2シャフト119は、第2シリンダ115に配置される第2偏心部125と、この第2偏心部125に形成され、第1シャフト118の嵌合軸124が嵌合される嵌合穴126と、一端側に形成された第2軸受117に挿入される第2軸受挿入部127とを有する構成となっている。第1シャフト118の嵌合軸124を仕切板114のシャフト貫通孔128に挿通して第2シャフト119の嵌合穴126に嵌合、例えば圧入や焼嵌めなどによって同軸上に連結して固定することにより、ロータリ圧縮機100の運転時には一体となって回転するようになっている。
仕切板114は、第1シャフト118と第2シャフト119との間に挿通され、第1シリンダ110と第2シリンダ115との間を仕切るとともに、外周部には例えば全周にわたって断面がV字形状を成すV字状溝である位置決め部129を形成しており、組立時の位置決めとしての機能を有する。また、仕切板114の中心付近に形成したシャフト貫通孔128の径は、シャフト貫通孔128に挿通して位置する第1シャフト118の中間部123の径よりも大きく、第1シャフト118の第1偏心部122及び第2シャフト119の第2偏心部125の径よりも小さく構成されている。また、仕切板114の外周部に形成した位置決め部129は断面がV字状溝としているが、断面がV字形状の突起を成すV字状突起体としてもよい。
クランクシャフト108の第1シャフト118の第1偏心部122、及び第2シャフト119の第2偏心部125にはそれぞれ第1ローラ113、第2ローラ116が回転自在に嵌合している。第1シリンダ110、及び第2シリンダ115にはそれぞれ径方向に伸縮する第1バネ111、第2バネが取り付けられており、第1バネ111、第2バネの押付け力により第1ベーン112、第2ベーンがそれぞれ第1ローラ113、第2ローラ116の外周に押付けられる。第1ベーン112、第2ベーンは第1シリンダ110及び第2シリンダ115の内部をそれぞれ低圧部分130と高圧部分131に区分けするように構成されている。
次に動作について説明する。外部から電力をガラス端子104を通してモータ102に供給することにより、モータ102の回転子102bが回転する。モータ102の回転子102bが回転することにより、その回転子102bと連結されたクランクシャフト108が連動して一体となって回転する。そして、吸入マフラ107に接続された吸入パイプ106より第1シリンダ110及び第2シリンダ115のそれぞれの内部に吸入された冷媒は、クランクシャフト108の回転に伴って第1シリンダ110及び第2シリンダ115のそれぞれの内部で圧縮され、一定の圧力になると第1シリンダ110の吐出口132及び第2シリンダ115の吐出口からそれぞれシェル101内部へ吐出され、吐出パイプ105よりロータリ圧縮機100の外部へ吐出される。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、第1シャフト118と第2シャフト119を同軸上に連結して構成されるクランクシャフト108は、第1シャフト118の嵌合軸124を仕切板114に形成されたシャフト貫通孔128に挿通し、第1シャフト118の嵌合軸124を第2シャフト119の嵌合穴126に嵌合させて連結することにより構成したので、構造が簡単で小型化を図ることができるロータリ圧縮機を得ることができる。
すなわち、上述した特許文献1における従来技術のように、第1シャフトと第2シャフトの連結部を仕切板の開口部に配置しているのに対し、この発明の実施の形態1における第1シャフト118と第2シャフト119との連結部分は仕切板114の貫通孔128の外側であり、仕切板114の貫通孔128に上述した従来技術のように複雑な連結部を配置していないので、その貫通孔128も小さいものとすることができる。また、上述した従来技術においては、第1シャフトと第2シャフトとの連結部分は仕切板の開口部に配置され、その連結部分が第1シャフトの中間軸を構成し、その中間軸を回転自在に支承するよう仕切板の開口部内周面に軸受メタルを配置しているが、この発明の実施の形態1においては、仕切板114のシャフト貫通孔128の内周面には上述した従来技術のように軸受メタルを設けておらず、第1シャフト118の中間部123が仕切板114のシャフト貫通孔128に挿通してそのシャフト貫通孔128に位置するだけであり、構造が簡単で小型化を図ることができるロータリ圧縮機を得ることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2におけるロータリ圧縮機の製造方法、特にクランクシャフトの組立・研削仕上げ加工を含めた製造方法について、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
STEP1においては、第1シャフト118の第1軸受挿入部121と仕切板114のシャフト貫通孔128と第2シャフト119の第2軸受挿入部127のそれぞれの軸心が同軸上となるようにセットする。この際、第1シャフト118の第1偏心部122と第2シャフト119の第2偏心部125の位相が180°ずらした状態とする。
STEP2においては、第1シャフト118の嵌合軸124を仕切板114に形成されたシャフト貫通孔128に挿通する。
STEP3においては、仕切板114のシャフト貫通孔128に挿通した第1シャフト118の嵌合軸124を第2シャフト119の嵌合穴126に嵌合、例えば圧入させて連結してクランクシャフト108を構成する。なお、この時点においては、第1シャフト118と第2シャフト119とを連結して一体構成としたクランクシャフト108と仕切板114は互いに固定されておらず、仕切板114は第1偏心部112と第2偏心部125と間での軸方向の移動、径方向の移動、軸心に対する傾き、及び回転は自在となっている。
STEP4においては、第1シャフト118と第2シャフト119とを連結して一体構成としたクランクシャフト108の第1軸受挿入部121及び第2軸受挿入部127を研削し得るようにクランクシャフト108の両端部を回転可能となるようセンター芯出しを行って保持する。
STEP5においては、仕切板114の外周部に設けられた例えばV字形状のV字状溝からなる位置決め部129を把持して仕切板114の位置決めを行う。すなわち、仕切板114のシャフト貫通孔128の内周面が第1シャフト118の中間部123と接触しないよう間隙を保持し、クランクシャフト108の回転に干渉しないように仕切板114を位置決めする。
STEP6においては、クランクシャフト108を回転させ、砥石などの研削体により第1軸受挿入部121、及び第2軸受挿入部127を研削することにより最終的な仕上げ加工を施す。
以上のようにしてクランクシャフト108を製造することにより、クランクシャフト108の第1シャフト118と第2シャフト119との同軸度を精度よく得ることができるものである。すなわち、第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部127を砥石などの研削体により研削して仕上げるようにしているので、各シャフトの組立誤差は全くなくなり、各シャフトの同軸度の精度が著しく向上するものであり、実質的に各シャフトの同軸度に差異が全くないものとなる。したがって、この実施の形態2によって製造されたロータリ圧縮機100によれば、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機の製造方法を得ることができる。
なお、当然のことながら、研削終了後にはエアブロー等の手段により研削カスを除去する。また、研削仕上げされたクランクシャフト108の第1軸受挿入部121及び第2軸受挿入部127には第1軸受109及び第2軸受117への挿入時にそれぞれ二硫化モリブデン等の固体潤滑材を塗布して耐摩耗性などの潤滑特性を向上するようにしている。
ところで、上述した実施の形態2によって製造されたクランクシャフト108の圧縮機構103への組立方法について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
STEP11においては、第1シャフト118の第1軸受挿入部121と第1偏心部122の偏心ずれ量を測定する。
STEP12においては、第2シャフト119の第2軸受挿入部127と第2偏心部125の偏心ずれ量を測定する。
STEP13においては、第1シリンダ110と第1軸受109を、上述したSTEP11における測定結果に基づいて第1シャフト118が回転した場合に第1ローラ113の外周面と第1シリンダ110の内周面との隙間が最適となるように組立てる。
STEP14においては、第2シリンダ115と第2軸受117を、上述したSTEP12における測定結果に基づいて第2シャフト119が回転した場合に第2ローラ116の外周面と第2シリンダ115の内周面との隙間が最適となるように組立てる。
STEP15においては、第1シリンダ110に第1ローラ113と第1ベーン112を挿入する。
STEP16においては、第1シリンダ110に研削して仕上げられたクランクシャフト108と仕切板114とを挿入する。
STEP17においては、研削して仕上げられたクランクシャフト108に第2ローラ116と第2ベーンとをセットした第2シリンダ115を挿入する。
STEP18においては、第1シャフト118の第1軸受109と仕切板114のシャフト貫通孔128と第2シャフト119の第2軸受117が同軸上となるように、第1シリンダ110と仕切板114と第2シリンダ115とを位置決めし、ボルトなどによって締結する。
以上のようにして、研削して仕上げられたクランクシャフト108及び仕切板114は第1軸受109、第1シリンダ110、第2シリンダ115、第2軸受117などと同軸度のよい状態で組み立てられて圧縮機構103が構成されることになる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3におけるロータリ圧縮機の製造装置、特にクランクシャフトの組立に係る製造装置を図6に基づいて説明する。図6において、クランクシャフト108、第1シャフト118の各部構成、第2シャフトの各部構成、仕切板114の各部構成は上述した各実施の形態の構成と同様である。
組立装置200は、基台201に設けられ仕切板114が所定位置に載置されるとともに仕切板114に形成されたシャフト貫通孔128よりも大きな開口部202aを有する仕切板保時台202と、仕切板保時台202の開口部202a下方の基台201に取り付けられ、第2シャフト119の嵌合穴126が上側となるように第2シャフト119の第2軸受挿入部127を保持する第2シャフト保持台203と、仕切板保持台202の開口部202a上方に第2シャフト保持台203と同軸上に配置され、第1シャフト118の嵌合軸124が下側となるように第1シャフト118の回転子嵌合部120を保持する第1シャフト保持具204と、第1シャフト保持具204が装着され、第1シャフト118が保持された第1シャフト保持具204を鉛直下方に下降させることにより、第1シャフト118の嵌合軸124を仕切板114の貫通孔128及び仕切板保時台202の開口部202aを挿通して第2シャフト保持台203に保持された第2シャフト119の嵌合穴126に嵌合させて連結する例えばプレス機からなる嵌合装置205とにより構成されている。なお、当然のことながら、第1シャフト保持具204と第2シャフト保持台203とは同軸上に配置されている。したがって、第1シャフト118の嵌合軸124と第2シャフト119の嵌合穴126は同軸となるようにセットされる。
この実施の形態3における製造装置は、第2シャフト119を嵌合穴126が上側となるように第2シャフト保持台203にセットして保持する。仕切板114を仕切板保時台202上に載置する。第1シャフト118を嵌合軸124が下側となるように第1シャフト保持具204に保持する。このとき、第1シャフト118と第2シャフト119と仕切板114のシャフト貫通孔128とを同軸上にセットするとともに第1シャフト118の第1偏心部122と第2シャフト119の第2偏心部125とは180°位相がずれるようにセットする。そして、プレス機からなる嵌合装置205により第1シャフト118を保持した第1シャフト保持具204を鉛直下方に下降させることにより第1シャフト118も連動して下降する。第1シャフト118の嵌合軸124が仕切板114の貫通孔128及び仕切板保時台202の開口部202aを挿通して、第2シャフト保持台203に保持された第2シャフト119の嵌合穴126に鉛直下方の力を加えて圧入することにより、第1シャフト118と第2シャフト119とが同軸上に連結されて一体化されてクランクシャフト108が構成される。
この実施の形態3によれば、第2シャフト保持台203に第2シャフト119を保持し、第1シャフト保持具204に第1シャフト118を保持し、仕切板保時台202に仕切板114を載置し、第1シャフト118と第2シャフト119と仕切板114のシャフト貫通孔128を同軸上にセットして、嵌合装置205を駆動して第1シャフト保持具204を下降させて第1シャフト118と第2シャフト119とを同軸上に連結してクランクシャフト108を構成するようにしたことにより、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機の製造装置を得ることができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4におけるロータリ圧縮機の製造装置、特にクランクシャフトの研削仕上げに係る製造装置を図7及び図8に基づいて説明する。図7は正面図を示し、図8は平面図を示す。これら各図において、クランクシャフト108、第1シャフト118の各部構成、第2シャフトの各部構成、仕切板114の各部構成は上述した各実施の形態の構成と同様である。
研削装置300は、軸方向に可動に構成された基台301上に設置され、その基台301とともに軸方向に可動に構成された軸方向送り装置302と、この軸方向送り装置302に取り付けられ、仕切板114が挿通されたクランクシャフト108を回転可能に保持する回転保持具303と、クランクシャフト108が挿通された仕切板114をクランクシャフト108が回転し得るように把持する把持具304と、例えば砥石からなる研削体305とにより構成されている。
回転保持具303は両センター部分でクランクシャフト108を回転可能に保持する。回転保持具303が取り付けられた軸方向送り装置302は軸方向に移動することによりクランクシャフト108を軸方向に移動させ、研削位置を変更する。
把持具304は例えば仕切板114の外周部に設けた位置決め部129のV字状溝と係合するようV字状の突起体からなる係合体307を有し上下に配置された2つのクランパ306と、仕切板114の位置決め部129を把持するためのクランパ306を上下に駆動する上下駆動機構308と、軸方向に移動する軸方向駆動機構309とから構成されている。また、軸方向駆動機構309は基台301上に設置され、クランクシャフト108の軸方向送り装置302と同期して軸方向に可動するように構成されているので、仕切板114とクランクシャフト118の第1偏心部122及び第2偏心部125と干渉することなく、クランクシャフト118が回転してクランクシャフト108の第1軸受挿入部121及び第2軸受挿入部127の研削を行うことができるようになっている。
研削体305は、例えば砥石から構成されており、図示しない駆動装置によりクランクシャフト108の軸方向と直交する方向に進退移動されるように構成されており、砥石からなる研削体305によってクランクシャフト108の第1軸受挿入部121及び第2軸受挿入部127が研削されて最終的な仕上げ加工が施されるようになっている。
この実施の形態4における製造装置は、上述した実施の形態3における製造装置により第1シャフト118と第2シャフト119とが一体的に連結されたクランクシャフト108を軸方向送り装置302に取り付けられた回転保持具303によって両センター部分で芯出しを行ないクランクシャフト108を回転可能に保持する。図は一例として、クランクシャフト108の第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削している状態を示しており、軸方向送り装置302を駆動して第2シャフト119の第2軸受挿入部127が研削体305である砥石の位置近傍にくるよう軸方向に移動する。次いで、研削体305である砥石をクランクシャフト108の軸方向と直交する方向に進行させ、第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削して最終的な仕上げ加工を施す。第2シャフト119の第2軸受挿入部127の最終的な仕上げ加工が完了すると、研削体305である砥石を把持具304の軸方向駆動機構309よりさらに後方位置に後退させた後、軸方向送り装置302を駆動して第1シャフト118の第1軸受挿入部121が研削体305である砥石の位置近傍にくるよう軸方向に移動する。次いで、研削体305である砥石をクランクシャフト108の軸方向と直交する方向に進行させ、第1シャフト118の第1軸受挿入部121を研削して最終的な仕上げ加工を施す。なお、研削体305である砥石による研削は、先に第1シャフト118の第1軸受挿入部121を研削した後、第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削するようにしてもよい。また、研削体305の配置する位置は把持具304に対しクランクシャフト108を介して対向する側に配置してもよい。
この実施の形態4によれば、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削体305である砥石により研削して最終的な仕上げ加工を施すようにしたことにより、各シャフトの組立誤差は全くなくなり、各シャフトの同軸度の精度が著しく向上するものであり、実質的に各シャフトの同軸度に差異が全くないものとなる。したがって、この実施の形態4によって製造されたロータリ圧縮機100によれば、構造が簡単で小型化を図ることができるとともに各シャフトの同軸度を精度よく組立てることができるロータリ圧縮機の製造装置を得ることができる。
ところで、把持具304のクランパ306と仕切板114との関係を図9に示す。仕切板114の外周部に断面がV字形状のV字状溝からなる位置決め部129を設け、この仕切板114の位置決め部129を把持する把持具304のクランパ306に設けられた係合体307は位置決め部129のV字状溝と倣って係合できるようにV字状突起体として形成され、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1偏心部122と第2シャフト119の第2偏心部125間に挿通されて固定されていない状態の仕切板114を、クランパ306の係合体307であるV字状突起体を上下方向から仕切板114の外周部に設けられた位置決め部129であるV字状溝に倣うように係合させることにより、簡易な構造で仕切板114をクランクシャフト108が回転可能に位置決めして把持することができる。
以上のように、加工対象であるクランクシャフト108に、加工対象でない仕切板114が軸方向の移動、径方向の移動、軸心に対する傾き、及び回転自在に挿通されてあっても、仕切板114の外周部に位置決め部129であるV字状溝を設け、かつ把持具304のクランパ306に係合体307であるV字状突起体を設けたことにより、仕切板114を容易に把持することができ、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削することができる。さらには第1シャフト118と第2シャフト119を組立後に研削するので、第1シャフト118と第2シャフト119の組立誤差があっても高精度なクランクシャフト108を製造することができる。
実施の形態5.
上述した実施の形態4においては、仕切板114の外周部に全周にわたって断面がV字形状のV字状溝からなる位置決め部129が設けられていたが、この実施の形態5においては、図10に示すように、仕切板114の外周部に全周にわたって断面がV字形状のV字状突起体からなる位置決め部129として設けたものである。
また、上述した実施の形態4においては、把持具304のクランパ306はV字形状V字状突起体からなる係合体307が設けられていたが、この実施の形態5においては、図10に示すように、クランパ306はV字形状のV字状溝からなる係合体307として設けたものである。
仕切板114を把持する際に、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1偏心部122と第2シャフト119の第2偏心部125間に挿通されて固定されていない状態の仕切板114を、クランパ306の係合体307であるV字状溝を上下方向から仕切板114の外周部に設けられた位置決め部129であるV字状突起体に倣うように係合させることにより、簡易な構造で仕切板114をクランクシャフト108が回転可能に位置決めして把持することができる。
以上のように、加工対象であるクランクシャフト108に、加工対象でない仕切板114が軸方向の移動、径方向の移動、軸心に対する傾き、及び回転自在に挿通されてあっても、仕切板114の外周部に位置決め部129であるV字状突起体を設け、かつ把持具304のクランパ306に係合体307であるV字状溝を設けたことにより、仕切板114を容易に把持することができ、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部127を研削することができる。さらには第1シャフト118と第2シャフト119を組立後に研削するので、第1シャフト118と第2シャフト119の組立誤差があっても高精度なクランクシャフト108を製造することができる。
実施の形態6.
上述した実施の形態4においては、研削体305が1台の場合について述べたが、この実施の形態6においては、図11の平面図で示すように、研削体305を2台配置し、各研削体305の砥石により、クランクシャフト108の第1シャフト118の第1軸受挿入部121及び第2シャフト119の第2軸受挿入部127を同時に研削して最終的な仕上げ加工を施すようにしてもよく、この場合はさらに研削加工効率が向上する。
実施の形態7.
この実施の形態7においては、上述した実施の形態1における製造方法、または上述した実施の形態3〜6のいずれかに1つにおける製造装置によって製造されるロータリ圧縮機に関するものである。
この実施の形態7におけるロータリ圧縮機は、仕切板114のシャフト貫通孔128の径がクランクシャフト108の第1偏心部122及び第2偏心部125の径より小さくでき、かつクランクシャフト108の同軸精度を高精度とすることができるため、クランクシャフト108の偏心量を大きくしても仕切板114のシャフト貫通孔128からガス漏れが生じることはなく、小型で大容量のロータリ圧縮機とすることが可能である。
この発明の実施の形態1におけるロータリ圧縮機を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるロータリ圧縮機を示す図1のII−II線における断面図である。 この発明の実施の形態1におけるロータリ圧縮機のクランクシャフトと仕切板の関連を示す展開図である。 この発明の実施の形態2におけるロータリ圧縮機のクランクシャフトの組立・製造方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるロータリ圧縮機の製造方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるロータリ圧縮機の製造装置を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態4におけるロータリ圧縮機の製造装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態4におけるロータリ圧縮機の製造装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態4におけるロータリ圧縮機の製造装置の把持具と仕切板の関連を一部断面で示す正面図である。 この発明の実施の形態5におけるロータリ圧縮機の製造装置の把持具と仕切板の関連を一部断面で示す正面図である。 この発明の実施の形態6におけるロータリ圧縮機の製造装置を示す平面図である。
符号の説明
100:ロータリ圧縮機、108:クランクシャフト、109:第1軸受、110:第1シリンダ、114:仕切板、115:第2シリンダ、117:第2軸受、118:第1シャフト、119:第2シャフト、121:第1軸受挿入部、122:第1偏心部、124:嵌合軸、125::第2偏心部、126:嵌合穴、127:第2軸受挿入部、128:シャフト貫通孔、129:位置決め部、201:基台、202:仕切板保持台、202a:開口部、203:第2シャフト保持台、204:第1シャフト保持具、205:嵌合装置、301:基台、302:軸方向送り装置、303:回転保持具、304:把持具、305:研削体、306:クランパ、307:係合体。

Claims (9)

  1. 第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造方法において、前記第1シャフトと前記第2シャフトと前記仕切板を同軸上にセットする工程と、前記第1シャフトの嵌合軸を前記仕切板の前記シャフト貫通孔に挿通する工程と、前記仕切板の前記シャフト貫通孔を挿通した前記第1シャフトの前記嵌合軸を前記第2シャフトの嵌合穴に嵌合させて連結して前記クランクシャフトを構成する工程と、前記仕切板が挿通された前記クランクシャフトを回転可能に保持する工程と、前記クランクシャフトに挿通された前記仕切板を前記クランクシャフトが回転し得るように把持する工程と、前記クランクシャフトの軸受挿入部を研削する工程とを備えたことを特徴とするロータリ圧縮機の製造方法。
  2. 外周部に位置決め部が形成された前記仕切板の前記位置決め部を把持して前記仕切板の位置決めを行うことを特徴とする請求項記載のロータリ圧縮機の製造方法。
  3. 第1偏心部を有する第1シャフトと第2偏心部を有する第2シャフトが連結されて構成されるクランクシャフトを第1シリンダと第2シリンダ間を仕切る仕切板に形成されたシャフト貫通孔に挿通して組み立てるロータリ圧縮機の製造装置において、基台に設けられ前記基台とともに移動する軸方向送り装置と、前記軸方向送り装置に取り付けられ、前記仕切板が挿通された前記クランクシャフトを回転可能に保持する回転保持具と、前記クランクシャフトに挿通された前記仕切板を前記クランクシャフトが回転し得るように把持する把持具と、前記クランクシャフトの軸受挿入部を研削する研削体とを備えたことを特徴とするロータリ圧縮機の製造装置。
  4. 前記把持具は、外周部に位置決め部が形成された前記仕切板の前記位置決め部と係合する係合体を有することを特徴とする請求項3記載のロータリ圧縮機の製造装置。
  5. 前記仕切板の前記位置決め部がV字状溝のとき、前記把持具の係合体はV字状突起体からなることを特徴とする請求項4記載のロータリ圧縮機の製造装置。
  6. 前記仕切板の前記位置決め部がV字状突起体のとき、前記把持具の係合体はV字状溝体からなることを特徴とする請求項4記載のロータリ圧縮機の製造装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の製造方法、もしくは請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の製造装置によって製造されたことを特徴とするロータリ圧縮機。
  8. 前記仕切板の外周部にV字状溝からなる位置決め部が形成されたことを特徴とする請求項7記載のロータリ圧縮機。
  9. 前記仕切板の外周部にV字状突起からなる位置決め部が形成されたことを特徴とする請求項7記載のロータリ圧縮機。
JP2008317553A 2008-12-12 2008-12-12 ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。 Expired - Fee Related JP5097098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008317553A JP5097098B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008317553A JP5097098B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010138851A JP2010138851A (ja) 2010-06-24
JP5097098B2 true JP5097098B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=42349180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008317553A Expired - Fee Related JP5097098B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5097098B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5734071B2 (ja) * 2011-04-14 2015-06-10 三菱電機株式会社 ロータリ圧縮機およびその製造方法
CN103182620B (zh) * 2011-12-28 2016-06-29 上海日立电器有限公司 一种双气缸转子式压缩机泵体的装配工艺

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119112A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Sanyo Electric Co Ltd Rotary compressor

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010138851A (ja) 2010-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1602799B1 (en) Method of manufacturing an orbiting scroll in a scroll fluid machine
CN108869280B (zh) 涡旋压缩机
JP5284210B2 (ja) ロータリ圧縮機、その製造方法、及びその製造装置
US8695191B2 (en) Method and device for assembling swash plate-type fluid machine
JP4793087B2 (ja) 圧縮機の製造方法
JP5048642B2 (ja) ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。
EP1066900B1 (en) Method and apparatus for machining bearing housing
JP5097098B2 (ja) ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法及びロータリ圧縮機の製造装置。
WO2018150977A1 (ja) 両回転スクロール型圧縮機およびその組立方法
JP6805391B2 (ja) 回転圧縮機およびその組立方法
CN102312836B (zh) 多气缸旋转式压缩机、其组装方法以及其制造装置
JP6238784B2 (ja) ロータリ圧縮機の製造方法、およびその製造方法によって得られるロータリ圧縮機
JP5195016B2 (ja) スクリューロータ製造方法
CN101101016B (zh) 压缩机曲轴、以及磨削这种曲轴的方法
JP2012161878A (ja) クランクシャフトの加工方法およびロータリ圧縮機の圧縮要素の組立方法
CN115401102A (zh) 圆柱动力电池钢壳滚槽机
JP7154389B2 (ja) 圧縮機の製造方法
JP4826759B2 (ja) 圧縮機
US20190101115A1 (en) Scroll-Type Fluid Machine and Method for Assembling Same
JP5908348B2 (ja) スクロール型圧縮機及びその製造方法
KR101462944B1 (ko) 하부 프레임을 구비한 압축기 및 그의 제조방법
US20080121077A1 (en) Appartus and Method For Rotary Machining of Rotors
JP7031057B2 (ja) 圧縮機の製造方法及び圧縮機の製造装置
CN113653722B (zh) 轴、包括该轴的设备及用于该轴的加工方法
KR20070000309A (ko) 스크롤 압축기의 베어링 센터링장치 및 그의 베어링센터링방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120921

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5097098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees