JP2010137915A - 簡易液体商品充填装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省力的且つ省スペース的で、取り扱い易く、安価な半自動型の充填装置の提供。
【解決手段】第1に、2本の不均一且つ断続的で、移動可能な並列コンベヤ手段を挟んで一方の側に、充填機、キャップ打栓機等を移動可能に並設し、其の対向側には、一台の受け台に一体的に搭載されたラベル貼付装置6及びキャップ供給手段を、斜め方向から取り外し自在且つ移動自在に夫々接続し、第2に、前記充填機を液体商品逆流防止型に、前記打栓機を、その打栓処理失敗時には全装置停止型に構成し、第3に、ラベル貼付装置6を、ラベル吸着搬送コンベヤーが、3本のベルトから形成されると共に、糊付けローラー36が、数条の鍔を備えたラベル背押しローラー38と、ラベル搬送コンベヤーベルト及び此れに吸着したラベル22を介して接触し、ラベル裏面には適量の糊を付着するが、吸着ベルト表面には全く付着せず、円滑且つ確実にボトル胴部に貼着する。
【選択図】図3
【解決手段】第1に、2本の不均一且つ断続的で、移動可能な並列コンベヤ手段を挟んで一方の側に、充填機、キャップ打栓機等を移動可能に並設し、其の対向側には、一台の受け台に一体的に搭載されたラベル貼付装置6及びキャップ供給手段を、斜め方向から取り外し自在且つ移動自在に夫々接続し、第2に、前記充填機を液体商品逆流防止型に、前記打栓機を、その打栓処理失敗時には全装置停止型に構成し、第3に、ラベル貼付装置6を、ラベル吸着搬送コンベヤーが、3本のベルトから形成されると共に、糊付けローラー36が、数条の鍔を備えたラベル背押しローラー38と、ラベル搬送コンベヤーベルト及び此れに吸着したラベル22を介して接触し、ラベル裏面には適量の糊を付着するが、吸着ベルト表面には全く付着せず、円滑且つ確実にボトル胴部に貼着する。
【選択図】図3
Description
本発明は、液体商品例えば調味料、飲料水、酒、食用油等の液体商品をボトル詰めにする簡易液体商品充填装置に関する。
従来、上記液体商品をボトル状容器に注入充填し、打栓し、ラベル貼付して、ボトル商品を出荷する全自動型の大規模液体商品ボトル詰め製造装置又は製造ラインは、多数提案されている。
然しながら、比較的小型又は小規模で取り扱い易く初心者でも容易に操作する事ができ、省スペース、半自動型の経済的なこの種装置又はラインの提案は、比較的少なく、非能率的なものが多いのが実状である。
従って本発明は、この種半自動型の経済的で取り扱い易く、然も省スペースのボトル詰め用液体商品充填装置を提供する事を課題とするものである。
然しながら、比較的小型又は小規模で取り扱い易く初心者でも容易に操作する事ができ、省スペース、半自動型の経済的なこの種装置又はラインの提案は、比較的少なく、非能率的なものが多いのが実状である。
従って本発明は、この種半自動型の経済的で取り扱い易く、然も省スペースのボトル詰め用液体商品充填装置を提供する事を課題とするものである。
斯くの如き経済的な半自動型液体商品充填機は、一般に小容量の液体商品のボトル詰め用として、又は小企業の狭小な生産現場用に使用される物であるから、最低限の人手で操作し得ると同時に省スペースである事が必須の条件とするものである。
従って、液体商品用容器を除き、全ての機器、搬送手段は、極力小型で集約的構造並びに配置である必要があった。
従って、液体商品用容器を除き、全ての機器、搬送手段は、極力小型で集約的構造並びに配置である必要があった。
特に、この種装置又はラインに於いて、液体商品を注入する充填機は、種々提案され且つ種々な部材が使用されているが、充填後の弁体ノズルからの液垂れや逆流の防止手段は、完全なものとはいい難いものであった。
特開2002−347718 特開2005−343512
一方、前記液体商品充填後のボトル密封用の打栓機は、通常の大量生産ライン等では、供給されるキャップを掴み損ねるか或いは打ち損ねた場合でも、ラインを停止する事が無いので、液体商品がボトル外にこぼれ出て近辺のボトル又は機器、搬送コンベヤー等を濡らし、一時的ながら、作業ラインの支障と成る場合も発生した。
更に又、此の様な通常の生産ラインは、キャップ自体の供給量も多く、其の流れ速度も速いので、必然的に生産ラインに沿って広く、長い供給スペースを必要とし、ボトルの供給と同様に、其の管理には充分な注意が必要であった。
斯くの如き厳重な管理に依ってエラー無く打栓された液体商品は、次いでラベル貼付装置で商品ラベルをボトルの適当位置に貼付されるが、この場合の貼付されるべきボトルは、一般に、搬送コンベヤーで搬送されながら貼付される手段が採用されているので、、必然的に省スペースの目的の為に、曲線状特に円形状のコンベヤーで搬送され、其の途中に於いて,此れに沿って設けられたラベル貼付機又は装置で貼付される方式が多数採用されている。
特開2005−59902 特開平5−338633
又一方、この種ボトル搬送コンベヤーに沿って、コンベヤー上を走行するボトルの所望位置に、所望のラベルを貼着し得る様に、其の貼着ドラムの高さを調節する様に構成されたラベリング装置が開示されている。
特開平9−24918
上記の如き技術的背景において、それが自動的及び半自動的装置の如何に関わらず、特許文献1及び2の流体又は液体充填装置は、本発明の液体商品充填装置のそれと類似しているが、後者に於いては、充填後の逆流防止手段即ち逆止弁等を具備しておらず、又両者共に作業後の液垂れ防止手段も液垂れ受けの配慮も全く成されていないのが実情である。
従って,次席のボトル充填作業に移行する場合、充填ノズル先端からの商品液体の滴りは必至で、次席ボトル又は作業台又はコンベヤー上を湿潤し汚染する事必定である。
従って,次席のボトル充填作業に移行する場合、充填ノズル先端からの商品液体の滴りは必至で、次席ボトル又は作業台又はコンベヤー上を湿潤し汚染する事必定である。
又、上記液体商品充填後に行なわれる打栓作業に於いては、打栓機に供給される各種のキャップは、流れ来る個々の液体商品充填ボトルに、能率よく一個ずつ供給する為には、この機械のキャップ取り上げアームの作業可能範囲内に配置するか、或いはボトルコンベヤーに並行又は交差して一個ずつ供給し得るコンベヤー手段を供給し、一時的に前記ボトルを停止して打栓する様に構成されねばならないが、この際のキャップ供給装置の配置如何に依っては、その占有するスペースは相当広いものとならざるを得ない欠点がある。
更に又、この種打栓作業は完全無欠の作業ではなく、場合に依ってはキキャップ取り上げアームのエラーや、打栓機の打ち損じ等も有り得るので、その際の処置を講ずる必要がある。
一般には、この様なエラーの場合、作業ライン外に此のエラー商品を分流させるか或いは人手に依って排除する必要がある。
従って、此の様なエラー時の処置の配慮は、装置配置上の省スペース、省力化の基本概念に反するものである。
一般には、この様なエラーの場合、作業ライン外に此のエラー商品を分流させるか或いは人手に依って排除する必要がある。
従って、此の様なエラー時の処置の配慮は、装置配置上の省スペース、省力化の基本概念に反するものである。
一方、次の液体商品ラベル貼付作業に於いて、上記特許文献3乃至5の技術は、全自動ラベル貼付手段であって、被貼着体搬送手段が直線的又は曲線的何れの構造に於いても、自動搬送コースが断絶変更される事が無く、その上を被貼着体が移動しながら、所望外周面上にラベルを貼着する技術が開示されており、省スペース的配慮は、一切成されていないと推察される。
更に又、そのライン上の貼着装置に於いても、最も難解なラベルへの糊付け加減及び糊付け手段に関する技術の開示は無く、概して吸着ベルト上に吸着したラベルを被貼着体に押し付けて、後者の回転に依って貼着するか、シート状のラベルの粘着層を、その保持手段の押圧体で被貼着体に押し付け、後者の回転に依って貼着する技術が開示されているに過ぎない。
特にラベルの貼り付け加減、貼着時の押圧力の強弱に依っては、種々な不都合例えば他の部材又は手段への貼着、被貼着体への貼着不備、部分的なラベルの跳ね返り、等が発生し、出荷不能の状況も生ずるものと思料される。
従って本発明は、此の様な従来の技術的不備を改良し、液体商品を充填し、キャップ打ちを行ない、然も最終的にラベル貼付までも一人で行ない得る、省スペース、省力的且つ合理的な半自動型簡易液体商品充填装置を提供する事を課題とするものである。
特にラベルの貼り付け加減、貼着時の押圧力の強弱に依っては、種々な不都合例えば他の部材又は手段への貼着、被貼着体への貼着不備、部分的なラベルの跳ね返り、等が発生し、出荷不能の状況も生ずるものと思料される。
従って本発明は、此の様な従来の技術的不備を改良し、液体商品を充填し、キャップ打ちを行ない、然も最終的にラベル貼付までも一人で行ない得る、省スペース、省力的且つ合理的な半自動型簡易液体商品充填装置を提供する事を課題とするものである。
上記課題を解決する為に、本発明の流体商品充填装置に於いては、先ず第一に、その液体商品充填用ボトルの最終商品までの搬送部(A)(図2参照)を、連続する1本の搬送コンベヤーとせず、距離を置いて並走する2本のベルトコンベヤーを、滑動自在の1本の固定床で連結して構成し、此の固定床上のボトルの移動のみを、一体的に等間隔で配置された5個の把持爪で、後述する様に、1個ずつ把持し、1個の把持爪幅のみ往復移動して、1個ずつ夫々の次席の爪内に受け渡しする様に構成し、此の固定床上をボトルが連続移動する間に、液体商品を充填し、キャップ打ちを完了し、最終的にラベル貼付を終えて、ボトル詰め商品として前記第2ベルトコンベヤー上に送り出し,従続する回転円板集荷台から出荷する様に構成した事を特徴とする。
又、此の様な液体商品充填装置の主要部(B)(図15参照)即ち液体商品充填機、キャップ打栓機、及び全装置自動制御スイッチ盤を、前記搬送部(A)の一方の側に沿って並列状に配置する一方、ボトル密封時のキャップ供給手段及びラベル貼付装置は、前記主要部(B)に対向する側の一台の可動台座上に装着された付属部品供給部(C)(図2参照)として斜め方向から連結し、此の装置全体の占有面積を可及的に狭小化すると共に、分解可能、移動可能に構成した事を他の特徴とする。
更に又、此れ等各部の個々の手段,機器或いは装置の内、前記充填機では、液体商品注入パイプ外周に排気用の泡取りカップを取り付けると同時に、内部の弁棒セットの先端に液体商品逆流防止用の逆止弁を取り付け、充填完了時に、注入パイプ内にも、又排気用泡取りカップ内にも液体商品が逆流しない様に構成して、ボトル外への漏洩、注入パイプ内への逆流を共に防止し、更にその後の液垂れを一個のトレー内に受け取って、充填後の搬送手段、移送ボトル等の汚染を防止し、作業中の高い清潔度を維持する様に構成した事を特徴としている。
此の様な配慮は、特許文献1及び2には開示されておらず、単に特許文献2に於いて注入手段の内側を閉塞する逆止弁状の部片が図示されているに過ぎない。
此の様な配慮は、特許文献1及び2には開示されておらず、単に特許文献2に於いて注入手段の内側を閉塞する逆止弁状の部片が図示されているに過ぎない。
次いで打栓手段に於いては、前記ボトル搬送手段(A)の対向側の斜め方向から供給される個々のキャップを取り上げ、反対側の打栓機に此れを差し出すキャップ取り上げ手段と、此れを打ち込む打栓機の先端には、ある種のセンサーが取り付けられ、前者がキャップを掴み損ねた時、又はボトル口上に此れを運び損ねた時、直ちに反応して装置全体を停止し、此のエラーの装置全体への波及を防止する様に構成した事を更なる他の特徴とするものである。
此の様な機構は、商品のロスを防ぐと共に、此の装置全体を管理する為の省力化に役立っている。
此の様な機構は、商品のロスを防ぐと共に、此の装置全体を管理する為の省力化に役立っている。
更に又、その後行なわれるラベル貼付作業に於いては、前記キャップ供給手段と同一台座上に、同方向に配置されたラベル貼付手段のベルトコンベヤーから、所定速度で吸着搬送されるラベルが、前記滑動固定床コンベヤーの最終作業位置に設けられた有孔回転円板上に待機する、液体商品充填済み密封ボトルの胴部に貼り付けた後、隣接して設けられた第2ベルトコンベヤー上に後続する仕上がりボトルで押し出され、最終的に回転円盤集荷台へと搬出される様に構成されている。
従って、この際のラベル貼付装置では、ラベル供給台から吸着送付されるラベルの貼着面に、最適量の糊をラベル吸着ベルト面に接着させる事なく如何に接着させるかの問題が有ったが、此の問題は、2本の孔付きベルトと、1本の通常のベルトとより成る3本のベルトで構成すると共に、ベルト背面に設けられた糊付け用の背押しローラー面上に、0.2mm乃至1mm高さの鍔状の突起を設け、此の鍔を前記3本のベルト間の隙間から突出させて、糊付け作業時にはラベル面を糊付けローラー面に押し付けて適当量の糊を付着させる一方、ラベルの搬送されない場合には、ベルト面に糊が付着しない様に構成して、確実にボトル胴体にラベルが接着される様に構成した事を特徴とする。
加えて、本発明に於いては、此の糊付けされたラベルを如何に有効にボトル胴部に貼着し、以下に効率よく出荷するかの問題が残存するが、此の問題は、前記ラベル貼着装置と自動的に連動する数本のロープで連結された2個の貼付ローラーの作用と前記滑動固定床コンベヤー終端上に設けられたボトル固定用のスロット付き回転円板と、其の台下で昇降自在、回転自在に設けられると共に、複数の爪片を備えた把持手段の前記円板を貫通しての昇降−回転作用に依って、ラベル貼付ロス、及び貼付むらを防ぎ、従属する第2コンベヤーに容易且つ確実に最終ボトル商品を押し出し、更に前記回転円板集荷台を経て出荷する如く構成した事を最終的な特徴とする。
斯くの如くして本発明の液体商品充填装置は、従来品に比して以下の如き優れた諸効果を有している。
(1) 操作が簡単で初心者でも容易に操作し得る。
(2) 省スペース、半自動型で小企業,小生産向きで安価である。
(3) 数部分に分離して移動可能であり,非稼動時には狭小な場所に片着ける事ができる。
(4) ボトル搬送、打栓時のエラー発生時には、全装置が停止し、液体商品の液洩れ、ボトル転倒等の不都合が生じない。
(5)液体商品充填時に、逆流が防止され、液体商品のボトル外えの液洩れ、液垂れが無く、ボトル、機器並びに搬送ベルト等を汚さない。
(6)ラベル貼付時のボトル回転用の爪片の寸法及び形状を適当に選定する事に依り、大小数種類のボトル用として適応可能である。
(1) 操作が簡単で初心者でも容易に操作し得る。
(2) 省スペース、半自動型で小企業,小生産向きで安価である。
(3) 数部分に分離して移動可能であり,非稼動時には狭小な場所に片着ける事ができる。
(4) ボトル搬送、打栓時のエラー発生時には、全装置が停止し、液体商品の液洩れ、ボトル転倒等の不都合が生じない。
(5)液体商品充填時に、逆流が防止され、液体商品のボトル外えの液洩れ、液垂れが無く、ボトル、機器並びに搬送ベルト等を汚さない。
(6)ラベル貼付時のボトル回転用の爪片の寸法及び形状を適当に選定する事に依り、大小数種類のボトル用として適応可能である。
本発明を実施する為の最良の形態は、先ず第一に液体商品充填用ボトルの搬送部(A)を、距離を置いて並走する第1、第2の二本のベルトコンベヤーと、後者の第2コンベヤーに直結し、前者の第1コンベヤーのボトル押し出し手段を介して連結し、然も5個の一体的な把持爪を備え、所定距離反復移動して前記第1ベルトコンベヤーから押し出されて来るボトルを、一個ずつ順次把持−滑動移送させるコンベヤーアームを備えた滑動固定床で連結したボトル搬送部(A)の一方の側に、液体商品充填機、キャップ打栓機、及び全装置制御用のスイッチ盤より成る当該充填装置の主要部(B)を、略直線的に並設し、此れと対向する他方の側に、一台の移動可能な台座上に取り付けられたキャップ供給手段とラベル貼付装置とを、斜め方向から着脱自在に装着して、極力省スペースの配置とする。
一方、前記充填機には、充填された液体商品が逆流しない様に逆止弁を取り付けると同時に、充填後の逆止弁先端から滴り落ちる液滴を回収する為の自動制御の液垂れ用トレイを出し入れ自在に前記充填機下方に装着して、ボトル面、搬送手段、及び周辺機器上の汚れを防止し、更に前記打栓機の先端部及びキャップ供給手段終端部に、夫々センサーを装着して、供給されるキャップが使用尽くされた時又はボトル口部への受け渡しエラーが生じたとき、或いは打線機がキャップ打ち込みを失敗したとき等のエラー時には、全装置が停止して液体商品のボトル外への液洩れや、ボトルの転倒等を防止する様に構成する。
更に又、前記充填ボトル搬送手段に対し斜め方向から取り付けられたラベル貼付装置は、その3本のラベル吸着ベルトの隙間からラベル背押しローラーの鍔を若干突出させて糊供給ローラーから送られてくる糊が、ラベル糊面に確実に適当な厚みで付着する様うに形成すると同時に、ラベルの糊付け面以外のベルト面等への糊の付着を防止する様に作用させ、その吸着搬送ベルトの送出端には、前記ボトル搬送部の回転円板上に固定されて待機する密封済ボトルの適当胴体面上に、ラベルを押圧し、貼付する、センサー作動の一対のラベル貼付ローラーを装着して、ラベルの反り返りを防止しつつ、確実に貼付する様に構成する。
他方、前記回転円板は、送られてくるラベル貼付ボトルが、此の上に到達するやいなや、その面上に設けられた数条の細孔を貫通して下方からせり上って来る数条のボトル固定並びに回転用の爪片と連結し、前記吸着ベルトから送られて来る糊付きラベルの先端が、ボトル胴部へ接着すると同時に回転して、完全にラベルを接着し、その後直ちに、前記爪片は回転円板下に沈降し、此の沈降が終わると同時に、ラベル貼付されて前記回転円板上に残存するボトルは、前記したコンベヤーアームの往復運動に依り、第2ベルトコンベヤー上に押し出され、順次ボトル詰め商品として送り出される後続ボトルに、次々と押し出され、前記回転円板集荷台から出荷される様に構成されている。
斯くて本発明の簡易液体商品充填装置は、従来型のこの種半自動型液体商品充填装置に比し、極めて取り扱い易く,低コストで、省力並びに省スペース型の装置として、、又液洩れ、液垂れの無い清潔な装置であると同時に、数種のサイズのボトルの液体商品充填操作に対応出来る便利な装置として推奨されている。
以下に図面を参照して本発明の好個の実施例を説明する。
以下に図面を参照して本発明の好個の実施例を説明する。
本発明の液体商品ボトル充填装置(1)は、概して図15に示す如く、液体商品充填用ボトル搬送部(A)と、此の部分の一方の側に配置された液体商品充填機(2)、ボトル密封用キャップ打栓機(19)及び此の装置の全体を制御する制御スイッチ盤(8)等より成る充填装置主要部(B)と、前記搬送部(A)を挟んで対向する側に、一台の移動可能な受け台上に並行的且つ一体的に装着された、ラベル貼付装置(6)及びボトル用キャップ供給手段(5)より成る付属部品装着部(C)とで構成されている。
此の様な各部の内、ボトル搬送部(A)は、空ボトル(9)を搬送する第1ベルトコンベヤー(10)と、此れに並行して設けられたボトル滑動自在の固定床及びその上方に装着され、前記第1ベルトコンベヤー(10)から順次押し出されてくるボトルを個別的に把持して、反復搬送する一体的な5個の把持爪を具備する把持−滑動併用コンベヤー(10‘)(以下把持−滑動コンベヤーと呼称する)と、此れと直列に接続し、前記把持−滑動コンベヤー(10’)から押し出されたボトルを、回転円板集荷台(7)に移送する第2ベルトコンベヤー(10“)とより構成されている。
此のボトル搬送部(A)の第1ベルトコンベヤー(10)は、図1及び図15に示す様に、予めセットされた空ボルト(9)が矢印(F)方向に一定の速度で搬送され、その終端部で押し出し棒(12)に依り(F“)方向に押し出される。
此の様に押し出されたボトル(9)は、図15に示す如く、並列的に配置された前記把持−滑動コンベヤー(10‘)の滑動固定床の上方で、5個の把持爪(25)・・・(25“”)を備え、1個の爪毎にその取り付け幅(W)分だけ往復運動する一連のコンベヤーアーム(AM)の先頭爪(25)で受け取られ、(11)で示す如く把持されたまま、次席の液体商品充填機(2)直下の(14)の位置まで移送され、固定される。
此の様にしてボトルが(14)の位置に固定されるやいなや、図1に示す如く、液体商品充填機(2)が、自動的に始動して注入パイプ(S)を降下させ、その先端の泡取りカップ(13)を、ボトル注入口端に接触させて液体商品の注入を開始する。
此の際、液体商品は、前記装置主要部(B)の基台下に設けられた流体商品タンク(20)から、給送パイプ接ぎ手(8)−吸入ホース(H)−注入パイプ(S)を経てボトル(14)内に注入され、又この注入の際に生ずる泡等は、排気と共に排出パイプ(H‘)を通って上記液体商品タンク(20)に返送される。
此の際、液体商品は、前記装置主要部(B)の基台下に設けられた流体商品タンク(20)から、給送パイプ接ぎ手(8)−吸入ホース(H)−注入パイプ(S)を経てボトル(14)内に注入され、又この注入の際に生ずる泡等は、排気と共に排出パイプ(H‘)を通って上記液体商品タンク(20)に返送される。
図5には、この際の液体商品注入動作が開示されている。
即ち、前記充填機(2)は、空ボトル(11)が搬送されて固定床上の定位置(14)にセットされると同時に、その注入パイプ(S)を(P)方向に押圧して下降させ、その先端の泡取りカップ(13)の内側パッキングとボトル口部とが接触すると、内部の摺動自在の弁棒(15‘)を更に降下させて、その先端の弁体(15“)をボトル内に突出させ、逆止弁(15)を開いて液体商品(L)をボトル内に流出させる。
即ち、前記充填機(2)は、空ボトル(11)が搬送されて固定床上の定位置(14)にセットされると同時に、その注入パイプ(S)を(P)方向に押圧して下降させ、その先端の泡取りカップ(13)の内側パッキングとボトル口部とが接触すると、内部の摺動自在の弁棒(15‘)を更に降下させて、その先端の弁体(15“)をボトル内に突出させ、逆止弁(15)を開いて液体商品(L)をボトル内に流出させる。
此の流出に依って追い出されたボトル内の排気及び泡(b)は、前記注入パイプ(S)の外周の泡取りカップ内に設けられた調整管(c)との間の空隙を、矢印方向に吸引されて排気管(H‘)から前記液体商品タンク(20)に排出され、それと同時に、前記逆止弁(15)を自動的に閉ざして液体商品の注入を停止し、その逆流を防止する。
その後、此の閉塞された注入パイプ(S)は、液体商品が注入されたボトル(14)から(p‘)方向に引き上げられ、図5の点線の所定位置まで達した時、前記注入機(2)の台座近辺に出入自在に配置された垂れ受けトレイ(T)を、自動的に突出させて、前記逆止弁(15)の先端から滴り落ちる液体商品残存液滴(L)を受け止め、前記台座内に後退して排出し、コンベヤー上のボトル又は周辺機器の汚染を防止する。
更に又、上記の液体商品充填操作が終了したボトル(14)は、その把持爪(25‘)の拘束を解かれ、前記把時−滑動コンベヤー(10’)上に一時的に放置され、此れを放置した把持爪(25‘)は、その前席の爪(25)の位置に復位し、第1コンベヤー(10)上から押し出されて来るボトル(11)を再び把持して、直ちに次席の充填機直下のボトル(14)の位置に再搬送する。
他方、充填機で液体商品を充填され、その把持を解かれたボトル(14)は、爪(25‘)が(25)の位置に復位すると同時に、同様に復位してきた次席の爪(25“)に依り把持されて、その次席の打栓待機位置に運び出され、次のボトルが第1コンベヤーから押し出され、その前に押し出されたボトル(11)が爪(25)で充填機直下に運ばれてくると、爪(25”’)に依り更に移送されて(16)で示す打栓位置に運び込まれる。
斯くて、打栓位置に納まった打栓操作前のボトル(16)口部には、前記把持−滑動コンベヤー(10‘)の反対側斜め方向から、ラベル貼付装置(6)と一体的に装着されたキャップ搬送手段(5)より、順次押し出されるキャップ(18)が、その先端に取り付けられたセンサー付きキャップ受け渡し機(図示せず)に依り移送され、対向側に配置された打栓機(19)に依って打ち込まれ、次席のラベル貼付待機位置に、打栓済ボトル(17)として運ばれた後、その把持爪を開放されて、把持−滑動コンベヤー上で次の作業を待機する。
勿論、此の爪釈放と同時に、最終番の爪(25“”)は又、前席位置(25“‘)に復帰して、此の位置に直立放置されているボトル(16)を、再び把持し搬送すると同時に、その外側で前記ラベル貼付待機位置のボトル(17)の背後を押して、次席のラベル貼付位置の回転円板(46)(図12及び図14参照)上に送り出し、以下に詳述するラベル貼付処理を行われる。
勿論、此の爪釈放と同時に、最終番の爪(25“”)は又、前席位置(25“‘)に復帰して、此の位置に直立放置されているボトル(16)を、再び把持し搬送すると同時に、その外側で前記ラベル貼付待機位置のボトル(17)の背後を押して、次席のラベル貼付位置の回転円板(46)(図12及び図14参照)上に送り出し、以下に詳述するラベル貼付処理を行われる。
此の際のラベル貼付装置(6)は、上記した様に、キャップ搬送手段(5)と、共に、一台の受け台上に並行して装着されて移動自在の付属部品装着部(C)として形成されると同時に、前記把持ー骨動コンベヤー(10‘)の一方の側から斜め方向に接続され、必要に応じて、本装置の他の部分即ちボトル搬送部(A)及び主要部(B)から夫々分離、移動自在並びに収納自在に構成されている。
斯くの如き構成に於いて、本装置(6)も又図3、図4及び図7に示す如く。主としてラベル供給台(28)、ラベル給送コンベヤー(33)、ラベル貼付ローラー(30)及び糊付け手段(27)より構成されている。
又、上記ラベル給送コンベヤー(33)には、吸気孔(35)が設けられた2本のベルト(33‘)(33’)と、此れ等に挟まれた普通のベルト(33“)とより成る回転走行ベルトを、二個の回転ローラーで適当な緊張の元に走行させ、その一方の外側部に設けられた数本の吸気管(34)(34)・・・・から吸気して、前記ラベル供給台(78)上のラベル(22)を、走行ベルト下面に吸着移送し、別途に設けられた糊付けローラー(36)で糊付けする様に構成されている。
一方、此の糊付けローラー(36)は、其の表面に数条の凹凸を備え、図7及び図8に示す様に、糊(43)を収納した糊つぼ(27)内で回転自在に支承された糊誘導ローラー(37)から、糊を受け取り得る位置に回転自在に支承され、又前記ラベル吸着ベルト(33)の内側に設けられた背押しローラー(38)に、此のベルトと此れに吸着されたラベル(22)とを介して接触し、ラベルの裏面に糊付けする様に構成されている。
他方、此のラベルへの糊付けは、多すぎても少なすぎても、又ベルト面上に糊付けしても好ましくないので、前記背押しローラー(38)の表面には、所定数の鍔(39)(39)・・・を設け、前期ベルト(33‘)(33’)(33“)の間から僅かに突出して、ラベル面上を押圧し、所定厚さで正確な糊付けが行なわれる一方、ラベルが吸着されていないベルト面上には、糊付けローラー面上の糊が接着しない様に構成される。
尚、此の背押しローラー(38)のベルト面上への押圧力は、押しピン(42)への圧力(P)を加減する事で調節される。
尚、此の背押しローラー(38)のベルト面上への押圧力は、押しピン(42)への圧力(P)を加減する事で調節される。
更に又、前記糊付けローラー(36)の溝状の凹部(40)(40)・・・には、所望数のラベル剥離ガイド(35)(35)・・・が設けられ、図示の如く、ベルト(33)に吸着されたラベル(22)を、糊付けローラー(36)と背押しローラー(38)間のベルト上に(22‘)で示す如く正確に誘導し、正確な量の糊を付着させ、単に吸着されたのみの状態でこれを走行させ、その先に設けられたラベル探知機(D)位置を通過するや否や、コンベヤー(33)の先端に別途に軸支された一対のラベル貼付ローラー(30)(30‘)を作動して、一方の軸に対して約90°回転移動し、前記把持ー滑動コンベヤー(10’)の終端に設けられた回転円板(46)上で待機する液体商品充填済みボトル(21)の胴部に、図3及び図10に示す如くラベル(22)を押し付けて、その貼付動作を開始する。
此の一対のラベル貼付ローラー(30)(30‘)は、夫々の表面に数条の溝(d)(d)・・が穿たれ、此れ等溝の中に夫々誘導ロープ(44)(44)・・が埋設され、図10に示す如く、回転するボトル(21)面上に、広いラベル(22)の面を押し付けて、此れ等ローラー間の隙間(g)内にはみ出さない様に配慮し、特に小径のボトルでも容易にラベル貼付が出来る様に構成されている。
又一方、此のラベル貼付用の前記回転円板(46)は、上記した様に、把持−滑動コンベヤー(10‘)の最終作業位置に設けられており、後続するボトルに押された所定ボトルが此の位置に乗せられた時、図14に示す如く、当該円板下に沈設されていたボトル把持ー回転爪体(47)が、昇降手段(52)に依り矢印(p’)方向にせり上がり、其の複数の爪片が前記回転円板(46)の複数のスリット(48)(48)・・を貫通してボトル(21)の底面を把持し且つ固定すると同時に、前記把持ー滑動コンベヤー上方に設けられた挟持手段(図示せず)に依って、(51)(図15参照)で示す如く其の首部も同時に回転自在に固定して、シャフト(49)で連結された回転手段(50)に依り、(R)方向に回転され、前記ラベル貼付ローラー(30)(30‘)の貼付ー押圧動作と同調して、確実にラベル貼付を完了する
斯くて貼付動作が完了すると、前記爪体(47)は、(p)方向に下降して回転円板(46)下に引き込まれ、前記した様に、ラベル貼付作業を待機していたボトル(17)が、此の円板上に前記コンベヤーアーム最終爪(25“”)の背押し作用で、運ばれて来ると、前記回転円板上のラベル貼付済みボトル(21)も又、第2ベルトコンベヤー(10“)先端へ押し出され、その後はこのコンベヤー上を矢印方向に運ばれて、回転円板集荷台(7)から出荷される。(図15参照)
尚、前記したボトル把持−回転用の爪体(47)の直径寸法(G)は、50mmΦ〜105mmΦのものを、又貼付されるラベルの寸法は、幅30mm〜120mmX長さ100mm〜260mmの寸法のものを選定し、最大2リットル程度のボトル詰め商品までのものを生産可能に設計されており、前記回転円板集荷台(7)も又、出荷時の商品の積み下ろしを考慮して、回転円板(27)の高さを、ジャッキ(24)で調節出来る様に設計されている。
尚、前記したボトル把持−回転用の爪体(47)の直径寸法(G)は、50mmΦ〜105mmΦのものを、又貼付されるラベルの寸法は、幅30mm〜120mmX長さ100mm〜260mmの寸法のものを選定し、最大2リットル程度のボトル詰め商品までのものを生産可能に設計されており、前記回転円板集荷台(7)も又、出荷時の商品の積み下ろしを考慮して、回転円板(27)の高さを、ジャッキ(24)で調節出来る様に設計されている。
斯くの如き構成並びに作用に依り、本発明の液体商品充填装置(1)は、貼付されるべき適当なラベルを供給台にセットし、ボトルキャップを搬送コンベヤー(5)上に載せるだけで、爾後はすべて自動的に処理することが出来る上、作業が極めて簡単で、ボトルを汚さず清潔に生産する事が出来、装置全体が個々の機器又は部分に分解され得るので、点検、補修、清掃、並びに洗浄が容易であると同時に、コンパクト設計の省スペース、省力的である利益に加えて、数種のサイズのボトル詰め液体商品生産に対応出来る等の数多くの本発明特有の利益を備えている。
1 本発明の液体商品充填装置
2 液体商品充填機
4 キャップ打栓機
5 キャップ供給手段
6 ラベル貼付装置
7 回転円板集荷台
8 制御スイッチ盤
9 空ボトル
10 第1ベルトコンベヤー
10‘ 把持ー滑動コンベヤー
10“ 第2ベルトコンベヤー
13 泡取りカップ
14 液体商品充填ボトル
15 逆止弁
16 打栓済ボトル
17 ラベル貼付待機ボトル
18 キャップ
19 打栓機
20 液体商品タンク
21 ラベル貼付済ボトル
22 ラベル
25 ボトル把持爪
30 ラベル貼付ローラー
33 ラベル吸着コンベヤー
36 糊付けローラー
37 糊誘導ローラー
38 背押しローラー
46 回転円板
47 ボトル把持−回転爪体
48 昇降手段
49 シャフト
50 回転手段
S 液体商品注入パイプ
AM コンベヤーアーム
2 液体商品充填機
4 キャップ打栓機
5 キャップ供給手段
6 ラベル貼付装置
7 回転円板集荷台
8 制御スイッチ盤
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10‘ 把持ー滑動コンベヤー
10“ 第2ベルトコンベヤー
13 泡取りカップ
14 液体商品充填ボトル
15 逆止弁
16 打栓済ボトル
17 ラベル貼付待機ボトル
18 キャップ
19 打栓機
20 液体商品タンク
21 ラベル貼付済ボトル
22 ラベル
25 ボトル把持爪
30 ラベル貼付ローラー
33 ラベル吸着コンベヤー
36 糊付けローラー
37 糊誘導ローラー
38 背押しローラー
46 回転円板
47 ボトル把持−回転爪体
48 昇降手段
49 シャフト
50 回転手段
S 液体商品注入パイプ
AM コンベヤーアーム
Claims (10)
- 液体商品充填用ボトルを搬送する不均一で断続的に並走する2条のコンベヤーと、此のコンベヤーの終端に接続する一台の回転円板集荷台とより構成されたボトル搬送部
(A);前記搬送部の一方の側に並設された液体商品充填機、ボトル用キャップ打栓機、及び此れ等機器を含む全装置を制御する制御スイッチ盤より成る液体商品充填装置主要部
(B);及び前記搬送部(A)の他方の側に一台の台座上に取り付けられ、斜め方向から前記搬送部に着脱自在に接続されたボトル密封用キャップ供給手段及び商品表示用のラベル貼付装置を一体的に搭載した付属部品装着部(C)より成り、前記各部は、相互に移動自在且つ着脱自在に構成されている事を特徴とする簡易液体商品充填装置。 - 前記ボトル搬送部(A)の不均一で断続的に並走する2条のコンベヤーは、一本の第1ベルトコンベヤーと、此れとは並走するが第2ベルトコンベヤー及び回転円板集荷台とは直結し、一体的に連結されて所定距離のみ往復移動する5個の把持爪を備えたボトル搬送用の把持ー滑動コンベヤーとより成り、前記第1ベルトコンベヤーと前記把持ー滑動コンベヤーとは、前者に仕掛けられたボトル押し出し手段で連結されている事を特徴とする請求項1記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記把持ー滑動コンベヤーに一体的に装着された5個の把持爪は、前記第1ベルトコンベヤー上のボトルが押し出され、前記把持ー滑動コンベヤーの固定床上に受け渡されると同時に、其の第1爪で把持して次席の第2把持爪の把持位置まで移送し、それと同時に原把持位置に復帰して、従続して押出されて来るボトルを把持して再度次席位置まで移送すると同時に、第2把持爪以下の爪も又、此の移送動作に同調して、順次移送されるボトルを、次席位置に移送する如く構成した事を特徴とする請求項1記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記液体商品充填機は、その液体商品注入パイプの先端に、充填操作中に発生する泡を含んだ排気を吸出する泡取りカップを備えると共に、前記注入パイプ内を上下動する弁棒の先端には、逆止弁を備えた液体商品注入用の弁体を装着し、液体商品注入後は、前記注入パイプ及び泡取りカップ両者を閉塞して、其の逆流を防止する如く構成した事を特徴とする請求項1記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記キャップ搬送手段とキャップ打栓機とは、夫々其の先端部に1個のセンサーを備え、前記ボトル搬送部の対向側の斜め方向に接続されたキャップ供給手段から搬送されるキャップを受け取れず、又は受け取ったキャップを打ち損じた場合、全装置の作業を停止する如く構成した事を特徴とする請求項1記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記ラベル貼付装置が、ラベル供給台、此の供給台に接近して走行する排気口付きラベル搬送ベルトコンベヤー、此のコンベヤーと接触するラベル糊付け手段及び前記ベルトコンベヤー先端に別途に設けられ、数条のロープで連結された一対の糊付けローラーより成り、前記ラベル供給台上のラベルを、排気減圧されたベルトコンベヤー上に吸着して搬送し、此の吸着搬送されるラベルの裏面に、前記糊付け手段で適当量の糊を付着させ、前記把持ー骨動コンベヤー終端に設けられた回転円板上で待機する打栓密封済ボトルの胴体所定部に、前記一対の糊付けローラーでラベルの跳ね返りを防止しつつ確実に貼付する如く構成した事を特徴とする請求項1記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記排気孔付きラベル搬送ベルトコンベヤーが、2本の吸気孔付きベルトと1本の孔なしの普通ベルトとを備え、そのラベル吸引側のコンベヤー内側に、前記糊付けローラーに吸引移送されるラベルの強制接着用の背押しローラーを備え、その表面に僅かに突出した鍔状の突起で、前記ベルト間の隙間から吸着移送されるラベルの背面を押圧して、反対面上を回転する糊付けローラーの糊付け面と有効に接触する様に構成した事を特徴とする請求項6記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記ラベル糊付け手段が、糊つぼ内に収納されたラベル貼着用糊剤と此れを糊付けローラーに供給する糊誘導ローラーと、移送されてくるラベルに糊付けする糊付けローラーと、このローラーの表面の溝部に装着された数条のラベル剥離誘導片とより成り、前記背押しローラーの突出鍔部の寸法を正確に調整する事に依り、ラベル裏面への糊付けを適量とし、前記剥離誘導片でベルト面上へのラベルの貼着を防止し、前記糊付けローラーの作用でラベルの跳ね返りを防止して確実に液体商品充填済みボトルの胴体に貼付する如く構成した事を特徴とする請求項6記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記把持ー骨動コンベヤー終端に設けられた回転円板は、其の面上に数条の貫通スリットを備えると共に、前記ボトルが其の上に移送されるやいなや、その下方に埋設され、前記回転円板上のスリットと同数、同寸法の爪片を備えた昇降自在且つ回転自在のボトル把持ー回転爪体を自動的に上昇させ、前記スリットを介して前記爪体と接続すると同時に、その爪片に依りボトル下部を把持し、回転させて、前記ラベル搬送ベルトコンベヤーから運ばれる糊付きラベルを貼付し、その後直ちに此れ等爪片の把持を解除して、回転円板下に沈降させると同時に、回転円板上に残存するラベル貼付済みボトルを、後続するボトルに依り、第2ベルトコンベヤー上に押し出し、従続する回転円板集荷台へと移送する如く構成した事を特徴とする請求項6記載の簡易液体商品充填装置。
- 前記ボトル把持ー回転爪体の内径及びう内側形状が大小数種のボトルの把持ー回転作業に適応可能に形成されている事を特徴とする請求項9記載の簡易液体商品充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008336032A JP2010137915A (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 簡易液体商品充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008336032A JP2010137915A (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 簡易液体商品充填装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010137915A true JP2010137915A (ja) | 2010-06-24 |
Family
ID=42348404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008336032A Pending JP2010137915A (ja) | 2008-12-12 | 2008-12-12 | 簡易液体商品充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010137915A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103771317A (zh) * | 2012-10-23 | 2014-05-07 | 江苏柯本机电工具有限公司 | 直线式灌装上盖轧盖机 |
CN103803141A (zh) * | 2014-01-09 | 2014-05-21 | 瑞安市天成包装机械有限公司 | 一种新型加标机 |
CN104445020A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-25 | 镇江市顶智微电子科技有限公司 | 一种灌装瓶纠正推挤涮洗输送灌装运盖冲挤旋盖贴标系统 |
CN106564656A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-04-19 | 砀山县胜华罐头食品有限公司 | 一种果蔬罐头在线罐装设备 |
CN107757989A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-06 | 陈孝广 | 一种全自动清香剂生产线 |
CN113716510A (zh) * | 2021-08-05 | 2021-11-30 | 张文桂 | 一种翻砂式胶水灌装平台 |
JP7440231B2 (ja) | 2019-09-06 | 2024-02-28 | 大王製紙株式会社 | 電子タグ付き段ボール箱の製造システム及びその方法 |
-
2008
- 2008-12-12 JP JP2008336032A patent/JP2010137915A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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