JP2010137443A - シャープペンシル - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て作業を簡素化することができる後端ノック式のシャープペンシルを提供すること。
【解決手段】ノック部のノック操作により軸筒内を摺動するノック筒22には、その外周面の軸方向に沿って複数の凸状部材30が周方向に等間隔に突出形成されている。前記ノック筒22が収容される軸筒1Bの内周面には、軸方向に沿って平行状態に突出形成された第1と第2のリブ35a35b、および前記一対のリブの後端側において両者を連結するようにして突出形成された連結リブ35cとによりU字状に形成され、かつ前記第1と第2のリブの前端側の長さがそれぞれ異なるように形成されてなる係止突起35が具備されている。前記ノック筒22を軸筒1B内に押し込みつつ、ノック筒22を一方向に回動させることで、ノック筒を軸筒内において摺動可能な状態に取り付けることができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、組み立て作業を簡素化することができる後端ノック式のシャープペンシルに関する。
後端ノック式のシャープペンシルは周知のとおり、後端部に配置されたノック部、例えばノックカバーをノック操作することで、これを軸筒内の芯タンクが受け、当該芯タンクを介して軸筒の前方内に配置された筆記芯を保持するチャックを押し出すように構成されている。
前記チャックは前方に押し出されることで、締めリングから突出して開径し、ノック操作の停止によるリターンバネの作用により、締めリング内に収容されて縮径されるように作用する。すなわち前記チャックは、ノック操作の繰り返しにより、筆記芯の解除と把持を行うことで、前記筆記芯を順次前方に繰り出すように作用する。
ところで、前記したシャープペンシルにおいては、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するために、描線が書き始めに比較して太くなるという現象が発生し、また描線の太さが変るだけでなく、筆記面に対する筆記芯の接触面積も変るために、書き進むにしたがって描線の濃さも変化するという問題を抱えている。このような問題を解消するために、本件出願人は筆記圧を利用して筆記芯(替え芯)を回転させることができるシャープペンシルについて提案し、例えば特願2007−278904〜278905などで出願をしている。
この構成によると、前記チャックが前記筆記芯を把持した状態で芯タンクを中心にして回転可能となるように軸筒内に保持されると共に、前記筆記芯の筆記圧による前記チャックを介した回転子の後退および前進動作により当該回転子を回転駆動させて筆記芯を回動させる回転駆動機構が具備されている。
前記した筆記芯の回転駆動機構を備えたシャープペンシルにおいて、芯ケースの後端部にノックカバー(ノック部)を取り付けた構成においては、筆記芯の回転動作と共にノックカバーも回転することになる。したがって、ユーザが例えばノックカバーを指先などで無意識に回転させるなどした場合には、これが前記回転駆動機構に伝達されるために、回転駆動機構に障害を与えるという問題が発生する。
また、前記ノックカバーが不用意に何かに接触しているような場合、さらにノックカバーを故意に掴んだ状態で筆記を行った場合などには、前記回転駆動機構の機能が停止され、場合によっては回転駆動機構を故障させる要因にもなる。
そこで、前記した先の出願においては、このような問題点を解消するために、前記ノックカバーのノック操作は前記芯タンク側に伝達することができ、芯タンク側の回転動作はノックカバー側には伝達されない切り離し部を形成した構成を提案している。
前記したようにノック操作が行われるノックカバーと、芯タンクとの間を機械的に分離させた構成によると、前記ノックカバーを支持するノック筒や、当該ノック筒を後退させる方向に付勢する例えばコイル状に形成されたバネ部材(戻しバネ)が、軸筒の後端部側からから抜け出て脱落するおそれが生じ、これを抑えるような特別の工夫が必要になる。
特許文献1には、前記した筆記芯の回転駆動機構を備えたものではないものの、ノックカバーと、芯タンクとの間を機械的に分離させた構成のシャープペンシルが開示されている。
特開平8−156483号公報
ところで、前記した特許文献に開示の構成によると、ノック操作が行われるノックカバーと一体に、軸筒内を摺動するノック筒が具備されており、前記ノック筒の前方にノック筒を後退させる方向に付勢するコイル状の戻しバネが収容されている。そして、前記ノック筒とコイル状の戻しバネとが、軸筒の後端部側からから抜け出て脱落しないように、ノック筒の側壁に係止部を形成させた構造が示されている。
すなわち、前記係止部は、前記ノック筒の側壁に隆起させた弾性片と、軸筒の後端部に形成された窓孔とにより構成されている。そして、前記ノック筒を軸筒内に押し込むことで弾性片が変形して、前記軸筒に形成された窓孔に当該軸筒の内側から入り込み、これによりノック筒が軸筒から抜け落ちないようにされている。
前記した構成によると、軸筒の後端部付近に窓孔が形成され、その窓孔内に前記弾性片がスライドするように配置された構成がそのまま視認されることになり、これが外観上の見栄えを悪くし、高級感に欠けるなどの問題を招来させる。
この発明は、軸筒内を摺動するノック筒と、当該ノック筒の戻しバネ等が軸筒から脱落するのを防止する取り付け機構を提案するものであり、その取り付け機構が軸筒の外観に影響を及ぼすことなく、また組み立て作業を簡素化させることができる後端ノック式のシャープペンシルを提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかるシャープペンシルは、軸筒の後端部に配置されたノック部をノック操作することで、芯タンクの前端部に設けられたチャックを前進させて筆記芯を前方に繰り出すことができるように構成されたシャープペンシルであって、前記ノック部と一体もしくは別体に形成され、前記ノック部のノック操作により前記軸筒内を摺動すると共に、その外周面の軸方向に沿って少なくとも1つの凸状部材が突出形成されてなるノック筒と、前記ノック筒が摺動する軸筒の内周面において、軸方向に沿って平行状態に突出形成された第1と第2のリブ、および前記一対のリブの後端側において両者を連結するようにして突出形成された連結リブとによりU字状に形成され、かつ前記第1と第2のリブの前端側の長さがそれぞれ異なるように形成されてなる係止突起が具備され、前記ノック筒を後方に押し出す戻しバネの作用により、前記ノック筒における凸状部材が、前記軸筒内に突出形成された係止突起のU字状空間内を往復移動することで、前記ノック筒が前記軸筒に保持されていることを特徴とする。
この場合、好ましくは前記軸筒が先軸と後軸により構成され、前記先軸内に前記チャックおよび芯タンクが装着され、前記後軸内に前記係止突起が具備されて前記ノック筒が装着された構成にされる。また、好ましくは前記ノック筒と前記芯タンクとの間は分離された構成にされる。
そして、前記ノック筒の後端側に、前記軸筒の内周面に形成された係止突起の連結リブに軸方向で当接する大径部が形成され、前記大径部と前記凸状部材との間の距離をaとし、前記軸筒の内周面に形成された係止突起における第1と第2のリブの前端側の長さをそれぞれb,cとしたとき、b<a<cの寸法関係になされていることが望ましい。
また、好ましい実施の形態においては、前記ノック筒の外周面には前記凸状部材が周方向に沿って等間隔をもって突出形成されると共に、前記軸筒内には、前記凸状部材と同数の前記係止突起が内周方向に沿って等間隔をもって独立して形成され、前記軸筒内に形成される係止突起の周方向の間隔が、前記ノック筒に形成された凸状部材の幅より大きく形成された構成にされる。
さらに、好ましくは前記ノック筒の外周面に形成された前記凸状部材が、ノック筒の前端部よりも軸方向に突出して形成され、前記凸状部材の軸方向前方への突出部が、前記ノック筒の前端部に当接するコイル状に形成された前記戻しバネの外径部を受けるように構成される。
そして前記した構成は、前記チャックが前記筆記芯を把持した状態で前記芯タンクを軸芯にして回転可能となるように前記軸筒内に保持されると共に、前記筆記芯の筆記圧による前記チャックを介した回転子の後退および前進動作により当該回転子を回転駆動させる回転駆動機構が具備され、前記回転子の回転運動を前記チャックを介して前記筆記芯に伝達するように構成されたシャープペンシルに対して好適に採用することができる。
前記した構成のシャープペンシルによると、軸筒内に第1と第2のリブ、および連結リブとによりU字状に突出された係止突起を形成し、ノック筒の外周面に形成された凸状部材が前記係止突起のU字状空間内に収容されるように構成されているので、これにより前記ノック筒を軸筒の後端部に確実に装着することができる。
加えて、前記第1と第2のリブは、軸筒の前方側に至る長さが異なるように形成されているので、前記ノック筒を軸筒の後端部から挿入し、ノック筒を一方向に回動させることで、ノック筒に形成された前記凸状部材を軸筒内に形成された前記係止突起のU字状空間内に容易に収容させることができる。
この場合、前記軸筒が先軸と後軸とにより構成され、前記先軸内に前記チャックおよび芯タンクが装着され、前記後軸内に前記係止突起が具備されて前記ノック筒が装着された構成にされているので、前記後軸内に前記ノック筒を装着する組み立て工程においては、先軸と後軸とを結合する両者間の例えば捩子を緩めることにより、前記後軸を前記芯タンクに対して相対的に後方移動させることができる。
したがって、ノック筒を後軸内にその後端部から装着させるにあたり、ノック筒が前記芯タンクの後端部に衝突してノック筒の前進が阻まれ、ノック筒の装着に支障を招くという問題を解消することができる。
前記した構成によると、シャープペンシルの組み立て作業を容易にかつ簡素化させることができると共に、前記したノック筒が軸筒から抜け落ちるのを防止する機構を軸筒内に形成することができる。よって、特許文献1に開示されたようにノック筒の脱落防止機構が外観を阻害し、高級感に欠けるという問題を招来させるのを解消することができる。
以下、この発明にかかるシャープペンシルについて図に示す実施の形態に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、筆記圧を利用して筆記芯(替え芯)を回転させることができるシャープペンシルを対象にして、この発明を適用した例を示しており、したがって先に筆記芯の回転駆動機構について説明する。
図1および図2はこの発明にかかるシャープペンシルの前半部および後半部をそれぞれ断面図により示したものである。先ず図1に示す符号1Aは、その外郭を構成する軸筒(以下、これを先軸とも言う。)を示しており、符号2は前記軸筒1Aの先端側に後述する下カム形成部材を介して取り付けられた口先部を示している。
前記軸筒1A内には筒状の芯ケース3が同軸状に収容されており、この芯ケース3の先端部にはチャック4が連結されている。このチャック4は、その軸芯に沿って通孔4aが形成され、また先端部が複数に分割されて、分割された先端部がリング状に形成された締め具5内に遊嵌されるようにして装着されている。そして、リング状の前記締め具5は前記チャック4の周囲を覆うようにして配置された円筒状に形成された回転子6の先端部内面に装着されている。
前記口先部2より突出するようにして先端パイプ7が具備され、この先端パイプ7の基端部は前記口先部2内に位置する支持部材8の先端部内面に嵌合されている。前記支持部材8は、その基端部(後端部)側が大径となるように円筒部が連続した階段状に形成されており、その基端部内面は前記した回転子6の先端部における周側面に嵌合されている。そして、前記先端パイプ7を支持する支持部材8における円周面には、軸芯部分に通孔9aを形成したゴム製の保持チャック9が収容されている。
前記した構成により、芯ケース3よりチャック4内に形成された通孔4a、前記保持チャック9の軸芯に形成された通孔9aを介して、前記先端パイプ7に至る直線状の芯挿通孔が形成されており、この直線状の芯挿通孔内に図示せぬ筆記芯(替え芯)が挿通される。そして、前記した回転子6とチャック4との間の空間部には、コイル状のリターンバネ10が配置されている。
なお前記リターンバネ10の一端部(後端部)は前記芯ケース3の端面に、また前記リターンバネ10の他端部(前端部)は回転子6内に形成された環状の端面に当接した状態で収容されている。したがって前記リターンバネ10の作用により、回転子6内のチャック4が後退する方向に付勢されている。
図に示すシャープペンシルにおいては、軸筒(後軸)の後端部に配置された後述するノック部をノック操作することで、前記芯ケース3が軸筒1A内において前進し、チャック4の先端部が締め具5から突出することで筆記芯の把持状態が解除される。そして、前記ノック操作の解除により、リターンバネ10の作用により芯ケース3およびチャック4は軸筒1A内において後退する。
この時、筆記芯は保持チャック9に形成された通孔9aにおいて保持される。この状態でチャック4は後退してその先端部が前記締め具5内に収容されることで、筆記芯を再び把持状態にする。すなわち、前記したノック部のノック操作の繰り返しによるチャック4の前後動により筆記芯の解除と把持が行われ、これにより筆記芯はチャック4から順次前方に繰り出されるように作用する。
図1に示す前記した回転子6は、その軸方向の中央部が径を太くした円環状に形成されており、円環状になされた一端面(後端面)には第1のカム面6aが形成されており、円環状になされた他端面(前端面)には第2のカム面6bが形成されている。一方、前記回転子6の後端部には、円筒状の上カム形成部材13が回転子6の後端部を覆うようにして軸筒1A内に取り付けられており、前記上カム形成部材13の前端部には、前記回転子6における第1のカム面6aに対峙するようにして固定カム面(第1の固定カム面ともいう。)13aが形成されている。
さらに、前記回転子6を覆うようにして円筒状の下カム形成部材14が、軸筒1A内に取り付けられており、そのほぼ中央部には前記回転子6における第2のカム面6bに対峙するようにして、固定カム面(第2の固定カム面ともいう。)14aが形成されている。なお、前記回転子6に形成されている第1と第2のカム面6a,6bと、前記第1の固定カム面13a、第2の固定カム面14aとの関係および相互の作用については、図3および図4に基づいて後で詳細に説明する。
また、図1に示すように円筒状に形成された上カム形成部材13の後端部内面には、円筒状のストッパー16が嵌合されており、このストッパー16の前端部と、円筒状に形成され軸方向に移動可能なトルクキャンセラー17との間にはコイル状のバネ部材18が装着されている。
前記バネ部材18は、前記トルクキャンセラー17を前方に付勢するように作用し、この付勢力を受けた前記トルクキャンセラー17に押されて前記回転子6は前方に向かうように構成されている。
前記した構成によると、チャック4が筆記芯を把持した状態で、前記回転子6はチャック4と共に芯タンク3を軸芯として回転可能になされている。そして、シャープペンシルが不使用の状態(筆記状態以外の場合)においては、前記バネ部材18の作用により前記トルクキャンセラー17を介して回転子6は前方に付勢されていて、図1に示す状態になされる。
一方、シャープペンシルを使用した場合、すなわち先端パイプ7から突出している図示せぬ筆記芯に筆記圧が加わった場合には、前記チャック4はバネ部材18の付勢力に抗して後退し、これに伴って回転子6も軸方向に後退する。したがって、回転子6に形成されている第1のカム面6aは前記第1の固定カム面13aに接合して噛み合い状態になされる。
図3の(A)〜(C)および図4の(D),(E)は、前記した動作により回転子6を回転駆動させる回転駆動機構の基本動作を順を追って説明するものである。図3および図4において、符号6は前記した回転子を模式的に示したものであり、その一端面(図の上側の面)には、周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第1のカム面6aが円環状に形成されている。また回転子6の他端面(図の下側の面)にも、同様に周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第2のカム面6bが円環状に形成されている。
一方、図3および図4に示すように、上カム形成部材13の円環状の端面にも周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第1の固定カム面13aが形成されており、下カム形成部材14の円環状の端面にも周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第2の固定カム面14aが形成されている。そして、回転子6に形成された第1のカム面6a、第2のカム面6b、上カム形成部材13に形成された第1の固定カム面13a、下カム形成部材14に形成された第2の固定カム面14aに周方向に沿ってそれぞれ鋸歯状に形成された各カム面は、そのピッチが互いにほぼ同一となるように形成されている。
図3(A)は、シャープペンシルが不使用の状態(筆記状態以外の場合)における上カム形成部材13、回転子6、下カム形成部材14の関係を示したものである。この状態においては、回転子6に形成された第2のカム面6bは軸筒1Aに取り付けられた下カム形成部材14の第2の固定カム面14a側に、図1に示したバネ部材18の付勢力により当接されている。この時、前記回転子6側の第1カム面6aと前記第1の固定カム面13aが、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
図3(B)は、シャープペンシルの使用により筆記芯に筆記圧が加わった初期の状態を示しており、この場合においては、前記したとおり回転子6はチャック4の後退に伴って、前記バネ部材18を収縮させて軸方向に後退する。これにより、回転子6は軸筒1Aに取り付けられた上カム形成部材13側に移動する。
図3(C)は、シャープペンシルの使用により筆記芯に筆記圧が加わり、回転子6が上カム形成部材13側に当接して後退した状態を示しており、この場合においては回転子6に形成された第1カム面6aが、上カム形成部材13側の第1の固定カム面13aに噛み合う。これにより回転子6は第1カム面6aの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を受ける。
なお、図3および図4における回転子6の中央部に描いた○印は、回転子6の回転移動量を示している。そして図3(C)に示す状態においては、前記回転子6側の第2カム面6bと前記第2の固定カム面14aが、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
次に図4(D)は、シャープペンシルによる筆記が終わり、筆記芯に対する筆記圧が解かれた初期の状態を示しており、この場合においては、前記したバネ部材18の作用により回転子6は軸方向に前進する。これにより、回転子6は軸筒1Aに取り付けられた下カム形成部材14側に移動する。
さらに図4(E)は、前記したバネ部材18の作用により、回転子6が下カム形成部材14側に当接して前進した状態を示しており、この場合においては回転子6に形成された第2カム面6bが、下カム形成部材14側の第2の固定カム面14aに噛み合う。これにより回転子6は第2カム面6bの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を再び受ける。
したがって、回転子6の中央部に描いた○印で示すように、筆記圧を受けた回転子6の軸方向への往復運動に伴って回転子6は、第1および第2カム面6a,6bの一歯(1ピッチ)に相当する回転駆動を受け、チャック4を介して、これに把持された筆記芯も同様に回転駆動される。
前記した構成のシャープペンシルによると、筆記による回転子6の軸方向への往復動により、回転子はその都度カムの一歯に対応する回転運動を受け、この繰り返しにより筆記芯は順次回転駆動される。それ故、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するのを防止させることができ、描線の太さや描線の濃さが大きく変化するという問題を解消することができる。
さらに、前記した構成のシャープペンシルによると、口先部2より突出して配置された筆記芯を案内する先端パイプ7は、支持部材8を介して前記回転子6の先端部に嵌合されているので、筆記動作に伴う前記したチャック4の後退および前進動作に伴い、先端パイプ7は支持部材8を介して同方向に移動する。したがって筆記動作に伴い、筆記芯が後退および前進動作するクッション作用が発生しても、筆記芯を案内する先端パイプも同方向に移動するので、先端パイプと筆記芯との間において軸方向の相対移動が生ずることはなく、先端パイプからの筆記芯の出寸法を一定に保つことができる。
また、先端パイプ7は支持部材8を介して前記回転子6に結合されているので、筆記芯が回転運動を受けた場合に、先端パイプも同様に回転運動を受けることになり、先端パイプと筆記芯は一体となって回転することになる。
したがって、筆記中において先端パイプからの筆記芯の出寸法がその都度変化して使用者に対して違和感を与えるという問題を解消させることができる。さらに先端パイプからの筆記芯の出寸法の変化により先端パイプにおいて芯を切削することによる芯折れの発生を防止させることができ、また芯の削りかすにより筆記面を汚染させるという問題も解消することができる。
なお、前記したコイル状のバネ部材18の付勢力を受けて回転子6を前方に押し出す円筒状のトルクキャンセラー17は、このトルクキャンセラー17の前端面と前記回転子6の後端面との間ですべりを発生させて、筆記作用の繰り返しにより生ずる前記回転子6の回転運動が、バネ部材18に伝達されるのを防止させるように作用する。
換言すれば、前記回転子6とバネ部材18との間に、円筒状に形成されたトルクキャンセラー17が介在されることにより、前記回転子の回転運動が前記バネ部材に伝達されるのを阻止するように作用し、バネ部材18の捩じれ戻り(バネトルク)が発生することで、回転子6の回転動作に障害を与えるという問題を解消させることができる。
なお、図1に示すように先軸1Aの後端部には、円筒状に形成された金属製の接続部材20が、先軸1Aの後端部内周面に螺合されて取り付けられており、この接続部材20に対して、軸筒1B(以下、後軸とも言う。)の内周面が嵌合され、これにより先軸を構成する軸筒1Aと、後軸を構成する軸筒1Bは一直線状に結合されている。なお、接続部材20に対する後軸1Bの嵌合は、ユーザが取り外せない程度の強嵌合にされる。もしくは嵌合部分に接着剤を併用してもよい。
図2に示すように、軸筒1Bの後端部には例えば金属製のクリップ21が取り付けられると共に、軸筒1Bの後端部側には、軸筒1Bと芯ケース3との間に円筒状に形成されたノック筒22が収容されている。このノック筒22は、当該ノック筒22の前端部と前記接続部材20内に形成された鍔部との間に配置されたコイル状の戻しバネ23によって、後方に押し出されるように付勢力を受けている。
そして、前記ノック筒22は軸筒1Bの後端部内において軸方向に摺動可能に、かつ軸筒1Bの後端部から抜け出ることのないように、すなわち非ノック状態において、図2に示す状態となるように軸筒1B内に取り付けられている。その具体的な取り付け構造は後で詳細に説明する。
前記ノック筒22における軸方向の中間部よりも若干後寄りには、筆記芯の補給口22aを穿設した隔壁22bが形成されており、この隔壁22bの後方は、消しゴム24の収容空間を構成している。そして、ノックカバー26を取り付けたノックカバーリング27が、ノック筒22の後端部に着脱可能に取り付けられており、前記ノックカバー26とノックカバーリング27により前記消しゴム24が覆われている。
加えて、図2に示したように前記ノック筒22に形成された隔壁22bは、前記芯タンク3の後端部との間でわずかなギャップGをもって対峙した構成にされており、これによりノック筒22を含むノック部と前記芯タンク3との間が分離された構成にされている。そのギャップGの間隔は望ましくは、筆記芯の筆記圧による前記チャックを介した回転子6の後退動作に妨害を与えない間隔に設定される。
この構成によると筆記によるチャック4および芯ケース3の後退動作においても、芯ケース3の後端部が前記補給口27を構成する隔壁に衝突することはなく、これにより前記した筆記芯の回転駆動機構の正常な回転駆動動作を保証することができる。
そして、前記ノックカバー26のノック操作を行うと、ノック筒22を介して前記隔壁22bが芯タンク3の後端部に当たり、そのまま芯タンク3を前方に押し出すように作用する。これにより、前記したとおりチャック4が前進して筆記芯を先端パイプ7より繰り出させるように作用する。また前記ノック操作の解除によりノック筒22は、戻しバネ23の作用により、図2に示す状態に後退する。
図5は、前記した軸筒1B内において摺動可能に保持されるノック筒22の取り付け構造を説明するものである。前記ノック筒22の外周面には、周方向に沿って等間隔をもって凸状部材30が形成されている。この実施の形態においては、前記凸状部材30はノック筒22の前端側(図5における左端部側)において、その周方向にほぼ90度の等間隔をもってそれぞれ一直線状に形成されている。また、前記凸状部材30の一部は、ノック筒22の前端部よりも軸方向に若干突出し、突出部30aを形成している。
前記ノック筒22における後端側には、ノック筒22を取り巻くようにして大径部31が環状に形成されている。なお、この大径部31は、後で説明する軸筒1Bの内周面に形成された係止突起の連結リブに軸方向で当接できる寸法になされている。なお、この実施の形態においては、前記大径部31と前記凸状部材30との間の距離を、図5に示すように便宜上aと定義する。
さらに、前記ノック筒22の後端部には、軸方向に切り込んだ溝部32が形成されている。この溝部32は後で説明するとおり、ノック筒22を図5に矢印で示すように軸筒1B内に挿入して組み込む場合において、図示せぬマイナスドライバ等の治具を利用してノック筒22を周方向に回転させる際に利用される。
一方、軸筒1Bの内周面には、U字状に突出された係止突起35が形成されている。この係止突起35は、軸方向に沿って平行状態に突出形成された第1のリブ35aと第2のリブ35b、および前記一対のリブの後端側において両者を連結する連結リブ35cとにより形成されている。そして、前記第1と第2のリブ35a,35bにおける前端側の長さが異なるように、すなわち図5にb,cで示す長さにそれぞれ設定されている。
前記した構成の係止突起35は、前記軸筒1Bの内周方向に沿ってほぼ90度の等間隔をもって独立して形成されている。そして、図5に示すように軸筒1B内に形成される前記係止突起35の周方向の間隔dが、前記ノック筒22に形成された凸状部材30の幅eよりも大きく形成されている。
前記した軸筒1B内にノック筒22を装着して保持させるには、図1および図2に示された先軸1Aと、後軸1Bに結合された接続部材20との間の捩子を緩めて、後軸1Bを芯タンク3に対して相対的に後方移動させるようにする。これにより、後で説明するように、ノック筒を後軸内にその後端部から装着するにあたり、ノック筒22に形成された前記隔壁22bが前記芯タンク3の後端部に衝突してノック筒の前進を阻み、ノック筒22の装着に支障を招くという問題を解消することができる。
前記したように、先軸1Aと後軸1Bに結合された接続部材20との間の捩子を緩めた状態において、後軸1Bの後端部より、前記した戻しバネ23を先に挿入する。これに続いて図5に示すように、ノック筒22を後軸1Bの後端部より挿入する。
この場合、ノック筒22の後端部に形成された溝部32に、図示せぬマイナスドライバ等の先端部を当てて、ノック筒22を軸筒1B内に軽く押し込むと共にノック筒22を回転させる操作をすることで、ノック筒22の前端部よりも若干突出した突出部30aが、軸筒1A内に形成された前記係止突起35の間に入り込むように作用する。すなわち、前記突出部30aはノック筒22に形成された前記凸状部材30を、前記係止突起35の間(間隔d内)に挿入させるガイドとして有効に機能する。
図6は、その後の軸筒1B内へのノック筒22の装着順序を説明する模式図である。なお図6においては、軸筒1B内に形成された2つの係止突起35を平面状に展開すると共に、ノック筒22の外周面に形成された2つの凸状部材30を同様に平面状に展開した状態で示している。
すなわち、図6(A)に示すように、前記凸状部材30における突出部30aが前記したようにガイドとして機能するので、前記凸状部材30を前記係止突起35の間(間隔d)に容易に案内することができる。そして図6(A)に示す寸法dおよびeは、前記したとおり、d>eになされているので、ノック筒22を軸筒1B内に容易に挿入することができる。
この状態で、先に軸筒1B内に挿入した前記戻しバネ23を押し縮めながらノック筒22を軸筒1B内で前進させると、ノック筒22に形成された前記大径部31が、軸筒1B内に突出形成された係止突起35の連結リブ35cに当接する。この状態における凸状部材30と係止突起35との位置関係を図6(B)に示している。
すなわち、前記したとおりノック筒22における大径部31と凸状部材30との間の距離をaとし、軸筒1B内に形成された第1と第2のリブ35a,35bにおける前端側の長さをそれぞれb,cとしたとき、b<a<cの関係になされている。したがって、この時の凸状部材30の後端部は、第1リブ35aの前端部と第2のリブ35bの前端部の間に位置することになる。
それ故、この状態でノック筒22を左回転させることで、凸状部材30を第2のリブ35bに側面から当接させることができる。したがって、そのままの状態でノック筒22の押し込み操作を解除することで、前記戻しバネ23の作用により、図6(B)に示すように凸状部材30を係止突起35のU字状空間内に収容させることができる。これにより、図6(C)に示すように前記ノック筒22は軸筒1B内において、軸方向に(ノック方向に)摺動可能な状態で保持される。
前記した操作によりノック筒22を軸筒1B内に収容した後、先軸1Aと、後軸1Bに結合された接続部材20との間の捩子を締めると共に、これに続いてノック筒22の後端部に、図2に示す消しゴム24およびノック部として機能するノックカバー26を装着することでシャープペンシルが完成される。
図7は前記したノック筒22と、戻しバネ23との好ましい関係を示したものであり、この図7においては前記ノック筒22は断面図で示されている。すでに説明したとおりノック筒22は、その前端部にコイル状に形成された戻しバネ23が当接し、ノック操作の解除によりノック筒22を元の状態に戻すように作用する。
この場合、ノック筒22の前端部よりも軸方向に突出して形成された突出部30aが、ノック筒22の前端部に当接するコイル状の戻しバネ23の外径部を受けるように構成されていることが望ましい。すなわち、図7に示すように突出部30aが戻しバネ23の端部を囲撓するようにして受けるので、戻しバネ23を軸芯と同心円状に収容することができ、組み立て時においてバネの倒れ(偏寄)が発生する問題を回避することができる。
以上説明したこの発明にかかるシャープペンシルによると、ノック筒22の軸方向に沿って凸状部材30を突出形成し、前記ノック筒22が収容される軸筒1B内には、両脚の長さが異なるU字状の係止突起35を突出形成したので、軸筒1Bの後端部よりコイル状の戻しバネ23およびノック筒22を順次挿入してノック筒22を摺動可能な状態に装着させることができる。これより、前記した発明の効果の欄に記載したとおりの作用効果を得ることができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、ノック筒22に4本の凸状部材30を、また軸筒1B内に同数の係止突起35を配置した構成にされているが、これらの数は任意に設定することができる。またこの発明は、実施の形態のように、筆記に伴い筆記芯がチャックおよび芯タンクと共に回転されるシャープペンシルに好適に採用することができるが、筆記芯が回転されない前記した特許文献1に示すようなシャープペンシルにも適用することができる。さらに、実施の形態においては、前記したノック筒22はノック部として機能するノックカバー26とは別体に形成されているが、これは一体に形成されていてもよい。
この発明の実施の形態における前半部を示した断面図である。 同じく後半部を示した断面図である。 図1〜図2に示す実施の形態に搭載された回転子の回転駆動作用を順を追って説明する模式図である。 図3に続く回転子の回転駆動作用を説明する模式図である。 軸筒とノック筒との関係を説明する一部断面図である。 軸筒内へのノック筒の装着順序を説明する模式図である。 ノック筒と戻しバネとの関係を説明する断面図である。
符号の説明
1A 軸筒(先軸)
1B 軸筒(後軸)
2 口先部
3 芯ケース
4 チャック
5 締め具
6 回転子
7 先端パイプ
10 リターンバネ
20 接続部材
22 ノック筒
22a 筆記芯の補給口
22b 隔壁
23 戻しバネ
24 消しゴム
26 ノックカバー
30 凸状部材
30a 突出部
35 係止突起
35a 第1リブ
35b 第2リブ
35c 連結リブ
G ギャップ(切り離し部)

Claims (7)

  1. 軸筒の後端部に配置されたノック部をノック操作することで、芯タンクの前端部に設けられたチャックを前進させて筆記芯を前方に繰り出すことができるように構成されたシャープペンシルであって、
    前記ノック部と一体もしくは別体に形成され、前記ノック部のノック操作により前記軸筒内を摺動すると共に、その外周面の軸方向に沿って少なくとも1つの凸状部材が突出形成されてなるノック筒と、
    前記ノック筒が摺動する軸筒の内周面において、軸方向に沿って平行状態に突出形成された第1と第2のリブ、および前記一対のリブの後端側において両者を連結するようにして突出形成された連結リブとによりU字状に形成され、かつ前記第1と第2のリブの前端側の長さがそれぞれ異なるように形成されてなる係止突起が具備され、
    前記ノック筒を後方に押し出す戻しバネの作用により、前記ノック筒における凸状部材が、前記軸筒内に突出形成された係止突起のU字状空間内を往復移動することで、前記ノック筒が前記軸筒に保持されていることを特徴とするシャープペンシル。
  2. 前記軸筒が先軸と後軸により構成され、前記先軸内に前記チャックおよび芯タンクが装着され、前記後軸内に前記係止突起が具備されて前記ノック筒が装着されることを特徴とする請求項1に記載されたシャープペンシル。
  3. 前記ノック筒と前記芯タンクとの間が分離されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたシャープペンシル。
  4. 前記ノック筒の後端側に、前記軸筒の内周面に形成された係止突起の連結リブに軸方向で当接する大径部が形成され、前記大径部と前記凸状部材との間の距離をaとし、前記軸筒の内周面に形成された係止突起における第1と第2のリブの前端側の長さをそれぞれb,cとしたとき、b<a<cの寸法関係になされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
  5. 前記ノック筒の外周面には前記凸状部材が周方向に沿って等間隔をもって突出形成されると共に、前記軸筒内には、前記凸状部材と同数の前記係止突起が内周方向に沿って等間隔をもって独立して形成され、前記軸筒内に形成される係止突起の周方向の間隔が、前記ノック筒に形成された凸状部材の幅より大きく形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
  6. 前記ノック筒の外周面に形成された前記凸状部材が、ノック筒の前端部よりも軸方向に突出して形成され、前記凸状部材の軸方向前方への突出部が、前記ノック筒の前端部に当接するコイル状に形成された前記戻しバネの外径部を受けるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載されたシャープペンシル。
  7. 前記チャックが前記筆記芯を把持した状態で前記芯タンクを軸芯にして回転可能となるように前記軸筒内に保持されると共に、前記筆記芯の筆記圧による前記チャックを介した回転子の後退および前進動作により当該回転子を回転駆動させる回転駆動機構が具備され、前記回転子の回転運動を前記チャックを介して前記筆記芯に伝達するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
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