JP2010137294A - トルクレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】締結部材の締め付けを行うヘッド部と、締め付けの際のトルクの測定を行うセンサ部とが独立して形成されるとともに、軸の長さが異なるヘッドに対しても共通の部品として利用可能なセンサを備えるトルクレンチを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のトルクレンチは、手力が加えられるレバーと、前記レバーの先端部に回動軸を介して回動自在に取り付けられ、締結部材に係合するヘッド本体から後方に軸部が延出されたヘッドと、前記レバーの回動操作により前記締結部材を締付ける際の締付けトルクを電気的に検出する前記レバーに固定されたロバーバル型のロードセルと、を備え、前記ロードセルの前方に前記ヘッドを配置し、前記ヘッドの軸部を前記ロードセルに作用させてトルクを検出するようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は締結部材を締め付けるトルクを電気的に測定可能なトルクレンチに係り、特に、締結部材に係合されるヘッド部と、締め付けの際に生じる力を受けることで発生する歪に応じて電気的な信号を出力するセンサ部と、が別体で構成されているトルクレンチに関する。
従来、電気的な信号により、例えばボルトやナットなどの締結部材を締め付ける際のトルクを測定し、例えば、測定したトルクをデジタル表示するトルクレンチが用いられている。電気的な信号によりトルクを測定するための手段としては、例えば、起歪体と起歪体に貼り付けられる歪ゲージを利用したものがある。
この従来の起歪体と歪ゲージを備えるトルクレンチでは、まず、締結部材を締め付けると、締結部材に取り付けられるヘッドに固定された起歪体が、ヘッドから伝達される締め付け力によって変形する。この際、起歪体の変形によって起歪体の表面に取り付けられた歪みゲージも変形し、歪ゲージの変形の大きさに応じて電気的な信号が出力される。そして、歪ゲージから出力される信号の大きさから締め付けの際のトルクが求められる。
図9はこのような従来のトルクレンチの一例を示す図であり、(A)が従来のトルクレンチ900の内部構造図、(B)が歪ゲージR1〜R4により構成されるブリッジ回路を示す図である。図9に示すトルクレンチ900は、ヘッド部901と起歪体902が一体で形成されている形式のものであり、ヘッド部901から延びる軸部901aの一部である起歪体902に歪ゲージR1〜R4が取り付けられている。起歪体902と歪ゲージR1〜R4がトルクを測定するセンサとして機能し、締め付ける際に起歪体902に生じる変形に応じて歪ゲージR1〜R4から出力される電気的な信号からトルクが求められる。
一方、構成は異なるが例えば、特許文献1には、起歪体部分とヘッド部分とを別部品として、ヘッド部分を交換可能にしたトルクレンチも提案されている。
特開2006−289535号公報
図9に示す従来のトルクレンチ900においては、ヘッド901の軸部901aは、中空レバー903内に装入され、回転支軸をなすヘッドピン904により中空レバー903に連結され、軸部901aの装入端部が中空レバー903に固定された係合ピン905に係合している。図9に示す構成において、ヘッド901の軸部901aは、支軸904と係合ピン905により支持された構造としているため、手力Pにより中空レバー903を回動して不図示のボルトを締め付けると、軸部901aは支軸904と係合ピン905との間でたわみが生じる。このたわみによる歪を歪ゲージR1〜R4により測定することでトルク値を得るようにしている。また、軸部901aに発生する歪は、支軸904と係合ピン905との間の軸方向位置によって異なり、手力Pに対して歪ゲージの出力ができるだけリニアになる箇所に歪ゲージR1〜R4を貼り付けている。従って、トルク測定範囲によって軸方向長さの異なるヘッドを用意した場合、各ヘッドによって歪ゲージR1〜R4の貼り付け位置が異なることになる。そのため、起歪体と一体で形成されるヘッド901は、使用するトルク範囲ごとに複数種類用意しなければならず、共用の部品とすることができなかった。また、トルクレンチ900の構成の場合、たわみ(曲げ)による歪を測定していること、さらに、たわみが生じるにつれて軸部901aの装入端部と係合ピン905との力点(作用点)がずれることなどが、締め付ける力と歪ゲージの出力の直線性を低下させる要因となっていた。
一方、特許文献1に提案されているような、図9に示すトルクレンチとは構成が異なる、ヘッド部分が独立しているトルクレンチは、ヘッドを交換してヘッドの長さを変えることで様々なトルクの範囲に対応でき、起歪体部分を共用とすることができる。しかし、図9に示したトルクレンチと同様に、曲げによる起歪体の歪を計測しているため、締め付ける力と歪センサの出力の直線性が得られる範囲が狭い。
そこで本発明は、複数の測定トルク範囲に対しても、より正確にトルクを測定可能な、汎用性のあるセンサ部を備えるトルクレンチを提供することを目的とする。
また、従来の構成で問題になった、センサに加わる力の力点(作用点)の位置の変化による影響を受けないことにより、締め付ける力とセンサの出力との直線性がより優れたトルクレンチを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係るトルクレンチは、手力が加えられるレバーと、前記レバーの先端部に回動軸を介して回動自在に取り付けられ、締結部材に係合するヘッド本体から後方に軸部が延出されたヘッドと、前記レバーの回動操作により前記締結部材を締付ける際の締付けトルクを電気的に検出する前記レバーに固定されたロバーバル型のロードセルと、を備え、前記ロードセルの前方に前記ヘッドを配置し、前記ヘッドの軸部を前記ロードセルに作用させてトルクを検出するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、ロバーバル型のロードセルが力を受けるとロードセルの自由端側が固定端側に対して、力の方向に平行移動して変形するため、ロードセルは、締め付けの際に生じる、ヘッドを軸支する回動軸まわりのモーメントを、曲げモーメントとしてではなく、荷重として受けることができる。そのため、締め付ける力の大きさに応じてロードセルがリニアに変形し、締め付ける力とロードセルから出力される電気的な信号との直線性が高いトルクレンチが得られる。これにより、広範囲の締付力に対して正確にトルクを測定することができ、締め付けトルクの範囲の異なるトルクレンチにおいてロードセル部分を共通部品としたトルクレンチを提供することができる。
本発明によれば、ロードセルはロバーバル型のロードセルであるため、力を受けて生じるロードセルの変形量は、ヘッドの回動による作用点の位置の変位に影響を受けることがない。これにより、ヘッドとロードセルとを別体としても正確に力を測定することができる。
本発明によれば、レバーに対して締め付ける力が加えられる位置が変位しても、測定トルクとして得られるトルク値と実際に締め付けられるトルクとの誤差が少ないトルクレンチを提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるトルクレンチ1の内部構造を示す平面図であり、図2は、図1に示すトルクレンチ1の内部構造を示す正面図である。
本実施形態のトルクレンチ1は、例えばボルトやナットなどの締結部材を締め付ける際に、締め付けるトルクを電気的に測定可能な電気式のトルクレンチである。トルクレンチ1は、締結部材に不図示のソケットなどを介して取り付けられるヘッド2と、ヘッド2と係合して締め付けの際に歪を生じて信号を出力するロードセル4と、ヘッド2の軸部22及びロードセル4を内部に収容するとともに、使用者が使用時に握って締め付ける力(手力)を加えるハンドル部分を構成する筒状のレバー6と、を備える。
詳しくは後述するが、本実施形態のロードセル4は、一端が固定端、他端が自由端のロバーバル型のロードセルで構成されている。ロバーバル型のロードセルは自由端に係る力を荷重として受けて変形するため、ロードセル4はヘッド2を回動可能に軸支するヘッドピン8回りで発生するヘッド2のモーメントを、作用する荷重の大きさに基づく電気的な信号に変換することができる。
モーメントを荷重として受けて歪を発生することができることで、トルクレンチ1に加えられる手力Pと歪に応じて出力される電気的な信号との直線性が高くなる。これにより、測定可能なトルク範囲を広範囲にすることができ、測定レンジの広いトルクレンチを提供することができる。また、本実施形態のトルクレンチ1の構造によれば、測定可能範囲が広くなるため、測定範囲の異なるトルクレンチに対して、ロードセル4部分を共通部品としてトルクレンチを製造することができる。これにより、例えば、測定範囲が異なるシリーズのトルクレンチを作る場合にロードセル部分を共通部品とすることができ、製造コストを抑えることができる。
以下、図1、図2により、本実施形態のトルクレンチ1の構成を詳細に説明する。
まず、ヘッド2の構成を説明する。ヘッド2は、締結部材に係合させる不図示のソケットが着脱自在に装着される角軸ドライブ21aを備えるヘッド本体21と、ヘッド本体21から延びる軸部22と、ロードセル4とヘッド2を係合させるためにロードセル4の一端に挿し込む挿込部23と、ロードセル4にヘッド2に発生する力を作用させる作用部としての係合軸24とを備える。
トルクレンチ1の先端部に位置するヘッド本体21は、内部にラチェット機構を備えており、締結部材を一方向に連続して締め付けることが可能になっている。締結部材を締め付ける方向は、切換レバー21bにより切り換えることができる。角ドライブ21aは、締付作業の際に締結部材に係合させる不図示のソケットが、図2の両矢印で示す方向Aに着脱自在に装着される。なお、本実施形態のトルクレンチ1において、ソケット着脱方向である方向Aは、トルクレンチ1により締結部材の締め付けを行う際の、トルクレンチ1の回転軸の軸方向と同じ方向であり、以下、回転軸方向Aまたはソケット着脱方向Aと記載する。
ヘッド本体21から延びる軸部22は、図1、2に示すように、レバー6の内部に収容されている。そして、軸部22は、軸部22及びレバー6を回転軸方向Aと同じ方向に貫通するヘッドピン8によって軸支されている。回動軸としてのヘッドピン8は、軸部22をレバー6に対し、図1の矢印で示すB方向に回動可能に軸支する。ただし、ヘッド2はレバー6の内面によって回動可能な範囲が制限される。
挿込部23は、図2に示すように、トルクレンチ1の長手方向に凸形状であって、後述するロードセル4の係合部41の間に挿しこめるように、軸部の先端の両面が削られた薄い板状の形状に形成されている。
作用部としての係合軸24は、ヘッド2のヘッドピン8周りのモーメントをロードセル4に作用させ、ロードセル4に歪を発生させるためのリンク機構を構成するための部材である。本実施形態においては、係合軸24は、回転軸方向Aと同じ方向に挿込部23を貫通して、挿込部23の両側に突出する円柱状の軸により構成される。係合軸24は、ロードセル4の係合部41のU字溝の内面と回転軸方向Aに当接して係合している。この係合軸24が係合部41に対して当接する部分が、ヘッド2からロードセル4に力を伝達する作用点となる。
なお、トルクレンチにおいて、トルクの測定範囲が異なる機種にあっては、手力Pの作用位置からヘッドピン8までの長さが異なり、ヘッド2の軸部22の長さも異なる。
次に、ロードセル4の構成を説明する。ロードセル4は、締め付けの際に、ヘッド2から力を受けることにより生じる歪を検出する、弾性体により構成されるセンサである。本実施形態のロードセル4は、矩形平板状に形成されたレバー6の軸方向に沿って細長い金属製の本体部4Aと、歪センサとしての歪ゲージR1〜R4で構成される。
本体部4Aは、異なる機能を有する3つの部分から構成されており、後端部にレバー6に対して固定される固定部、中央付近に歪が発生する起歪体部、ヘッド側の端部にヘッド2のヘッドピン8まわりのモーメントにより荷重を受けて本体部4Aに応力を発生させる被作用部を備える。これにより、本体部4Aは、固定部が固定端、被作用部が自由端である片持ち梁状の起歪体を構成している。
本実施形態において、被作用部には、ヘッド2の係合軸と係合する係合部41が形成されている。係合部41は、係合軸24からヘッド2のモーメントを受けてロードセル4に応力を発生させるための部材であり、上述したリンク機構の一部を構成する。本実施形態においては、係合部41は、図1に示すように、ヘッド2の係合軸24が係合できるような、本体部4Aを厚み方向(回転軸方向A)に貫通するU字型の溝を備える。また、図2に示すように、上記U字溝の貫通方向と垂直の方向に本体部4Aがくり貫かれることにより、ヘッド2の凸型の挿込部23を挿し込み可能な凹型の溝が形成されている。このような係合部41のU字溝と凹溝は、図3に示すように、ヘッド2側からみて十字型の溝を構成する。
図3には、図1において、本体部4Aをヘッド2側から見た図を示す。図3に示すように、ロードセル4とヘッド2は、係合部41と係合軸24および挿込部23が十字型に嵌合する。ただし、挿込部23と凹溝内面とは隙間を有しており、ヘッド2のヘッドピン8まわりに生じるモーメントは係合部41に対して係合軸24からのみ作用するようになっている。
このような本体部4A側の係合部41と、ヘッド2側の挿込部23、係合軸24とにより構成されるリンク機構により、ヘッド2のヘッドピン8周りに発生するいずれの方向のモーメントに対しても、ロードセル4に応力を発生させて歪を生じさせることが可能となる。
なお、後述する図4、図5に示すように、締め付けの際にヘッド2が回動すると、係合軸24と係合部41とが相対的に離れるので、係合軸24の位置が係合するU字溝の先端側(開放側)に移動する。そのため、係合部41のU字溝の直線部分は、ヘッド2の静止状態において係合軸24が係合している状態から、レバー6によって回動が規制される最大の回動角度にヘッド2が回動する状態まで、係合軸24がU字溝の内面に係合することができる長さに形成される。これによって、ヘッド2の回動可能な範囲内では、ヘッド2とロードセル4の係合を維持することができる。
次に、本体部4Aの中央部分を構成する起歪体部には、本体部4Aを厚み方向に貫通する開孔42が形成されている。開孔42はロードセル4がロバーバル型のロードセルとして変形するために形成される孔である。具体的には、開孔42は、ロードセル4がロバーバル型のロードセルとして変形するための4つの起歪部を形成するように、二つの同じ大きさの円形孔が重ね合わせられた形状にくり貫かれている。つまり、二つの円形孔により、開孔42の内面と本体部4Aの外面との厚みが薄くなる箇所が4箇所形成され、その4箇所の薄くなった部分が起歪部45a〜45dを構成する。4つの起歪部は、ロバーバル機構の平行四辺形の頂点に相当し、本体部4Aは荷重を受けると平行四辺形を維持したまま変形するため、ロードセル4がロバーバル型のロードセルとして機能する。
次に、本体部4Aの後端部の固定部には、固定孔43a、43bが形成される。固定孔43a、43bは、開孔42と同じく本体部4Aの厚み方向に貫通して形成される。そして、図2に示すように、固定孔43a、43bに通される固定ピン10a、10bによって、本体部4Aはレバー6に対して固定されている。このように、二つの固定孔43a、43bに固定ピンを挿通することで、本体部4Aがレバー6に対して回転不能に固定される。なお、固定ピン10a、10bは、本体部4Aをレバー6に対して固定できるものであればよく、例えば、固定ピンとしてボルトやねじなどの締結部材を用いることができる。また、円筒状の軸を固定孔に通して、軸の両端をナットなどで固定したものでもよい。
その他の構成として、ロードセル4の端面には、組み立ての際に係合軸24を係合部41のU字溝に挿しこみやすいように、傾斜した傾斜部44が形成されている。
4つの歪ゲージR1〜R4は、ロードセル4の本体部4Aの外面であって、開孔42により形成される4つの起歪部の位置に貼着されている。起歪部の位置に貼着されることにより、ロードセル4に作用する力を荷重として受けることで本体部4Aの起歪部に生じる歪を検出することができる。
次に、レバー6の構成を説明する。レバー6は、ヘッド2の軸部22及びロードセル4が収容される部分と、トルクレンチ1の利用者が握って締め付ける力を加える、例えば円筒状のハンドル部からなる。図1、図2に示すように、軸部22とロードセル4が収容される部分は、ハンドル部に比べて幅広で扁平な形状になっている(以下、扁平部とする)。そして、レバー6の扁平部は、上述したように、その内面によってヘッド2のヘッドピン8周りの回動範囲を規制する。また、扁平部にはヘッドピン8及び固定ピン10a、10bを挿通するための孔が形成されている。
次に、以上に説明した構成を備える本実施形態のトルクレンチ1を用いて、ボルト等の締結部材を締め付ける際の、ヘッド2、ロードセル4などの動きを、図4及び図5に基づいて説明する。図4は、トルクレンチ1の、トルクレンチ1に締め付ける力が加わっていない静止状態を示す内部構造図(a)と、トルクレンチ1に締め付ける力が加えられてヘッド2が回動し、ロードセル4が変形した変形状態を示す内部構造図(b)である。また、図5は、図4(b)に示した変形状態のロードセル4を拡大した図である。
まず、トルクレンチ1に力が加えられていない静止状態においては、図4(a)に示すように、ヘッド2の係合軸24がロードセル4の係合部41のU字溝に係合して支持され、ヘッド2とロードセル4とレバー6の長手方向が一致した状態で静止している。
この状態からヘッド2を不図示のソケットを介してボルトに係合させて、トルクレンチ1に対して締め付ける手力Pを加えて締結部材を締め付けていくと、締結部材が被締付材に対して締め付けられて、徐々に締め付ける力に対する締結部材からの抗力が大きくなる。そうすると、ヘッド2およびロードセル4は、図4(a)に示す静止状態から、図4(b)に示す変形状態に変化する。
すなわち、ボルトを締め付ける力Pに対して発生する抗力によって、ヘッド2に対してヘッドピン8周りに回転するモーメント(トルク)Qが発生し、そのモーメントによって、係合部41は係合軸24から荷重Lを受ける。そうすると、ロードセル4は荷重Lが加えられる方向に弾性変形する。
ここで、図5に基づいて、ロバーバル型のロードセル4が、ヘッド2の回動によって荷重Lを受けた場合における、ロードセル4の本体部4Aおよび歪ゲージR1〜R4の変形の詳細について説明する。
上述したように、本体部4Aには、二つの同じ大きさの円形孔の一部が重ね合わされた形状の開孔42が形成され、それにより上述した4つの起歪部45a〜45dが形成される。そして、本体部4Aの係合部41に対して荷重Lが加えられると、4つの起歪部45a〜45dの付近に変形(歪)が生じる。そして、上述のように、この起歪部45a〜45dはロバーバル機構の平行四辺形の頂点を構成する。そのため、本体部4Aに対して荷重Lがかかると、起歪部45a〜45dにより形成される平行四辺形が維持された状態で、本体部4Aの係合部41を備える自由端側が、図5において一点鎖線で示す位置から、固定端側に対して力Lの方向に平行移動しながら変形する。
このように、ロードセル4の本体部4Aは、曲げ変形ではなく、ロバーバル機構による変形をする。そのため、起歪部45a〜45dに貼着される歪ゲージR1〜R4からは、起歪体の曲げ変形によって生じる歪に基づく信号ではなく、係合部41にかかる荷重によって発生する歪に基づく信号が出力される。これによって、手力Pの大きさに対して本体部4Aがリニアに変形し、結果として、手力Pとロードセル4から出力される電気的な信号に基づく測定トルクとの直線性が高いという効果が得られる。一方、従来のトルクレンチのように曲げ変形による変形の場合には、手力Pと変形量とがリニアではないため、変形が大きくなると手力Pとの直線性が低くなってしまう。
さらに、ヘッド2からロードセル4に対して力が作用する際のヘッド2及びロードセル4の動きの特徴として、ヘッド2は、図4に示すように、軸部22を軸支するヘッドピン8を中心として回動しながらロードセル4に対して力を作用させる。そのため、図5に示すように、ヘッド2の回動及びロードセル4の変形に伴って、軸部22の先端側に配置される係合軸24は、点線で示す位置から、実線で示す位置に係合部41の内面(U字溝の直線部分)に沿って移動(変位)しながら力を作用させる。つまり、ヘッドと起歪体とを分離させて、ヘッドが回動しながらロードセルに力を伝達する構造の場合、力が係合部41に対して作用する位置(作用点)がずれてしまうという現象が生じる。
この際、ロードセル4が単に従来の曲がりセンサ等である場合、その変形量は作用点の位置のずれに影響を受けてしまう。しかし、本実施形態のトルクレンチ1においては、ロードセル4は、その自由端側が荷重がかかる方向に平行移動して変形するロバーバル型のロードセルであるため、作用点の位置が変わっても作用する荷重の大きさに応じて変形することができる。すなわち、ロードセル4は、係合部41における作用点の位置に影響を受けずに正確に荷重を測定することができる。これにより、本実施形態のトルクレンチ1は、ヘッド2と歪を生じさせるセンサとしてのロードセル4とを別体としても、正確にトルクを測定することが可能となっている。
なお、歪ゲージR1〜R4は、ロバーバル型ロードセルの変形によって伸びと縮みの2種類の変形が生じる。図5に示す方向に荷重Lが加わった場合、起歪部45a、45dの外面に貼着された歪ゲージR3、R4には、歪ゲージが伸びる方向に歪が生じ、起歪部45b、45cの外面に貼着される歪ゲージR1、R2には、歪ゲージが縮む方向に歪が生じる。これにより、後述する図6に示す歪ゲージR1〜R4からなるブリッジ回路に電位差が生じて、ロードセル4の歪を電気的な信号に変換することができる。
なお、図5に示したロードセル4が変形した形状は、ロードセル4の変形を説明するために模式的に示したものであり、実際には自由端側が平行移動する量はごく僅かである。
次に、図6に基づいて、本実施形態のトルクレンチ1においてトルクを測定する処理などを行う電気的な回路を説明する。図6は、トルクレンチ1が備える電気回路を示すブロック図である。トルクレンチ1の電気回路は、歪ゲージR1〜R4により構成されるブリッジ回路と、処理回路部100と、処理回路部100によって演算されたトルク値の表示などを行う表示部108などを備える。
処理回路部100は、歪ゲージR1〜R4により構成されるブリッジ回路から出力される電気信号をトルクに変換し、得られたトルクを表示部などに表示させる処理等を行う回路である。処理回路100は、アナログ信号の増幅や余分な信号のカットを行うアナログ増幅・フィルター部101と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部102と、トルクの演算やその他の処理を行うCPU103と、メモリ104と、歪ゲージR1〜R4により構成されるブリッジ回路に印加する電圧を制御する印加電圧制御部105とを備える。印加電圧制御部105には、バッテリ106及び電源回路部107から電力が供給される。
表示部108は、CPU103において演算されたトルク値などを表示する機器である。表示部は、例えば、LCD(Liquid crystal display)、EL(Electronic Luminescence)等により構成される。
歪ゲージR1〜R4は、ブリッジ回路を構成する。ブリッジ回路には、印加電圧制御部105により制御された電圧が印加される。また、ブリッジ回路の中間地点は処理回路部100のアナログ増幅・フィルター部101に接続されており、歪ゲージR1〜R4に歪が生じた場合にブリッジ回路に生じる電位差を検出することができる。
図6に示す回路構成において、締め付けトルク値が演算される処理を説明する。まず、歪ゲージR1〜R4により構成されるブリッジ回路に電圧が印加された状態において、ロードセル4の変形に伴って歪ゲージが変形すると、ブリッジ回路の中間地点に電位差が生じ、電位差の信号がアナログ増幅・フィルター部101に出力される。アナログ増幅・フィルター部101は電位差の信号を増幅したり、余計な信号をカットし、A/D変換部102に出力する。A/D変換部102は、電圧のアナログ信号をデジタル信号に変換し、CPU103に変換したデジタル信号を出力する。CPU103の演算部103aは、予めメモリ104に記憶された電圧の信号の大きさとトルク値との関係から、取得した信号をトルク値に変換する。そして、表示制御部103bは、演算部103aが求めたトルク値を表示部108に表示させる。
以上の処理回路部100と、バッテリ106と、電源回路部107は、例えば、表示部108を備える不図示のケースに収められ、レバー6の扁平部の外面などに固定される。また、処理回路部100とロードセル4に貼着される歪ゲージR1〜R4とは、導線などにより接続されている。
次に、これまで説明した本実施形態のトルクレンチ1のトルクの出力特性について説明する。図7は、トルクレンチ1に加えられる力Pと、上述したトルクレンチ1の回路により演算されたトルク値との関係を示す図である。図7に示す特性線のうち、(A)が本実施形態のトルクレンチ1の特性線を示し、(B)が図9に示した従来例のトルクレンチにおける特性線を示す。
図7に示す特性線(A)からわかるように、本実施形態のトルクレンチ1の場合、締結部材の締め付けの際にレバー6に加えられる手力Pと、トルクレンチ1の処理回路100により演算されるトルク値(測定トルク値)との直線性が高いことがわかる。手力と測定トルク値との直線性が高いことにより、広範囲の手力に対して正確にトルク値を算出することができる。従って、本実施形態によれば、測定トルクの範囲が広範囲であるトルクレンチを提供することができる。さらに、広範囲の手力に対応できるので、ヘッドの長さを変えて締め付けトルク範囲が異なる様々な種類のトルクレンチを構成することができる。
一方、図7の特性線(B)に示されるように、従来のトルクレンチの構造の場合には、本実施形態のトルクレンチの場合に比べて手力と測定トルク値との直線性が低い。従って、従来のトルクレンチの場合には、締め付けるトルクのうち直線性の高い範囲での使用に限定するか、演算されたトルクに対して何らかの補正を行う必要がある。
次に、トルクレンチを用いて締め付けを行う際に使用者が握る手の位置と測定されるトルクの誤差との関係を説明する。図8は、トルクレンチに加えられる力Pの位置と、測定されるトルクの誤差との関係を示す特性線図である。(C)は本実施形態のトルクレンチ1における特性線であり、(D)は図9に示した従来の曲げセンサを利用したトルクレンチにおける特性線である。
ここで、基準位置とは、トルクレンチを校正する際に締め付ける力が加えられる位置である。従って、トルクレンチは基準位置に力が加えられた場合に、測定トルク値として校正された正確な値を得ることができる。
また、トルク誤差とは、トルクレンチを用いて締め付け作業を行った場合に、測定トルク値として表示されるトルク値と実際に締め付けられているトルクとの誤差をいう。例えば、トルク誤差1%であれば、表示されるトルクより、実際に締め付けられたトルクのほうが1%大きいことを意味する。
図8の特性線(C)と(D)を比較すると、本実施形態のトルクレンチ1の場合は、レバー6のハンドル部分に加えられる力Pが基準位置からずれても、従来のトルクレンチに比べてトルク誤差が小さいことがわかる。従って、例えば、使用者が基準位置からずれた位置を握って締め付けを行ってしまった場合でも、従来のトルクレンチに比べて、表示されるトルクと実際に締め付けられたトルクとの誤差が少なく、正確なトルクで締結部材を締め付けることができる。
以上のように、本実施形態のトルクレンチ1によれば、ロードセル4が力を受けるとロードセル4の自由端側が固定端側に対して、力の方向に平行移動して変形するため、ロードセル4はヘッド2を軸支する回動軸まわりのモーメントを、曲げモーメントとしてではなく、荷重として受けることができる。そのため、締め付ける力の大きさに応じてロードセル4がリニアに変形し、締め付ける力とロードセル4から出力される電気的な信号との直線性が高いトルクレンチが得られる。これにより、広範囲の締付力に対して正確にトルクを測定することができ、締め付けトルクの範囲の異なるトルクレンチにおいてロードセル部分を共通部品としたトルクレンチを提供することができ、製造コストを下げることができる。また、本実施形態のトルクレンチ1によれば、ロードセル4がロバーバル型のロードセルであるため、力を受けて生じるロードセル4の変形量は、ヘッドの回動による作用点の位置の変位に影響を受けることがない。これにより、ヘッド2とロードセル4とを別体としても正確に力を測定することができる。
なお、本実施形態においては、ロードセル4は、円形孔が重ね合わされた形状の開孔42を備えるものとして説明したがこれに限られず、ロバーバル機構として機能するロードセルであればよい。例えば、開孔の形状として、円形孔を二つ形成し、その二つの円形孔を矩形の孔によりつなげて形成される形状でもよい。また、ロードセルを四角形状にくり貫いて、ロードセルの外面側に4つの半円形状の溝をくり貫いて形成してもよい。このような形状でも、ロードセルがロバーバル型のロードセルとして機能するための起歪部を形成することができる。
また、本実施形態においては、歪ゲージR1〜R4をロードセル4の外面に貼着したが、これに限られない。例えば、開孔42の内面であって、起歪部が形成される位置に貼着してもよい。
また、本実施形態において、固定孔43a、43bは、開孔42と同じ方向に貫通する孔としたが、これに限られない。例えば、図5において、荷重Lの方向に貫通する固定孔を形成し、ロードセル4を固定してもよく、ロードセルが動かないように固定できるものであればよい。
また、ロードセル4を固定する方法も固定孔に固定ピン10a、10bを通して固定する方法に限られず、ロードセル4と別の固定枠などの固定部材を用いて固定してもよい。
また、本実施形態において、ロードセル4の係合部41が形成される端部は、先端方向に開放された四つ股の形状として説明したが、これに限られず、先端側が閉じた形状でもよい。先端が閉じた形状の場合は、係合部は、ロードセル4を開孔42と同じ方向に貫通する長穴状に形成されることになる。この形状の場合は、軸22とロードセル4とを先に組み合わせて、その後、係合軸を上記長穴と軸22の挿込部23に差し込んで、軸22とロードセルとを係合させることで、力を伝達するためのリンクを形成することができる。
また、トルクレンチによる締め付け方向が、いずれか一方向に限られる場合には、係合部41をU字型としなくてもよい。例えば、図1に示す手力Pの方向のみ締め付けを行う場合には、図5(b)に示した荷重Lの方向にのみ荷重がかかるため、荷重がかからない係合部41の延出部分は省略してもよい。ただし、その場合には、係合軸24が係合部41により両側から挟持されないため、別途、支持部材を設けてもよい。
また、本実施形態において、ヘッド2の挿込部23とロードセル4の係合部41は、挿込部23がロードセル4の厚み方向の中心部分に形成された凹溝に差し込まれ、凹凸型でリンクするものとして説明したが、これに限られない。例えば、挿込部23が軸部22の回転軸方向Aにおける一端側からロードセル4側に向けて延出して形成され、係合部41がロードセル4の回転軸方向Aにおける他端側からヘッド2側に向けて延出して形成され、両者が互いにL字型にリンクする形状であってもよい。
また、本実施形態において、レバー6は、ヘッド2とロードセル4を収容する部分とハンドル部とを備える一体のものとして説明したが、これに限られず、ヘッド2等を収容する部分とハンドル部とを別体としてもよい。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
本実施形態によるトルクレンチ1の内部構造を示す平面図。 図1に示すトルクレンチ1の内部構造を示す正面図。 図1に示すトルクレンチ1のロードセル4をヘッド2側から見た形状を示す図。 トルクレンチ1の、トルクレンチ1に締め付ける力が加わっていない状態を示す内部構造図(a)と、トルクレンチ1に締め付ける力が加えられてヘッド2が回動し、ロードセンサ4が変形した状態を示す内部構造図(b)。 図4(b)に示したロードセルが変形した状態を示す模式図。 トルクレンチ1が備える電気回路を示すブロック図。 トルクレンチ1に加えられる力Pと、トルクレンチ1の回路により演算されたトルク値との関係を示す特性線図。 トルクレンチ1に加えられる力Pの位置と、測定されるトルクの誤差との関係を示す特性線図。 従来のトルクレンチの構成を示す図。
符号の説明
1 トルクレンチ
2 ヘッド
21 ヘッド本体
22 軸部
23 挿込部
24 係合軸
4 ロードセル
41 係合部
42 開孔
43a、43b 固定孔
44 傾斜部
45a〜45d 起歪部
6 レバー
8 ヘッドピン
10a、10b 固定ピン
100 処理回路部
R1〜R4 歪ゲージ

Claims (2)

  1. 手力が加えられるレバーと、
    前記レバーの先端部に回動軸を介して回動自在に取り付けられ、締結部材に係合するヘッド本体から後方に軸部が延出されたヘッドと、
    前記レバーの回動操作により前記締結部材を締め付ける際の締付けトルクを電気的に検出する前記レバーに固定されたロバーバル型のロードセルと、を備え、
    前記ロードセルの前方に前記ヘッドを配置し、前記ヘッドの軸部を前記ロードセルに作用させてトルクを検出するようにしたことを特徴とするトルクレンチ。
  2. 前記ロードセルは、前記レバーの長手方向に沿って延びていて、先端側を自由端として前記レバーに片持ち支持固定された弾性体を有し、
    該弾性体は、前記ヘッドの軸部後端と係合する先端側に設けられた被作用部と、前記被作用部と軸方向後端側の固定端部側との間に形成され、前記被作用部が前記ヘッドの軸部から受ける荷重によって対象に歪が生じる複数の起歪体部を備える本体部からなり、前記複数の起歪体部にそれぞれひずみゲージ貼り付けたことを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ。
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