JP2010133288A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010133288A
JP2010133288A JP2008307983A JP2008307983A JP2010133288A JP 2010133288 A JP2010133288 A JP 2010133288A JP 2008307983 A JP2008307983 A JP 2008307983A JP 2008307983 A JP2008307983 A JP 2008307983A JP 2010133288 A JP2010133288 A JP 2010133288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
mixed fuel
mixed
fuel tank
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008307983A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tsubone
賢二 坪根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008307983A priority Critical patent/JP2010133288A/ja
Publication of JP2010133288A publication Critical patent/JP2010133288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】アルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御システム1は、混合燃料貯蔵手段と、アルコール濃度検出手段と、混合燃料抽出手段と、抽出燃料貯蔵手段と、抽出燃料貯蔵量検出手段と、抽出燃料貯蔵量管理手段とによって、サブ燃料タンク31内に貯蔵された混合燃料が所定量未満のときに、メイン燃料タンク21内に貯蔵された混合燃料の中でアルコール濃度が所定値未満の混合燃料をサブ燃料タンク31へ移動させることで、サブ燃料タンク31内にガソリンリッチな混合燃料を常時一定量以上貯蔵することができる。よって、エンジン100の始動時や低負荷運転時に、サブ燃料タンク31に貯蔵された安定した性状の混合燃料を供給することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。特に、アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を使用する内燃機関の技術に関する。
従来、アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を使用する車両の内燃機関において、混合燃料のアルコール濃度が低い場合や水分が一定量以上含まれている場合などに、アルコールとガソリンとが分離し易くなることが知られている。混合燃料の分離が生じると、燃料タンク内の上側に比重の小さいガソリンが、燃料タンク内の下側に比重の大きいアルコールおよび水分が相を形成するため、安定した性状の混合燃料が供給できずに内燃機関の燃焼が不安定になる。よって、内燃機関の始動性が悪化したりアイドリング時の不安定が生じたりする、といった問題がある。
このような問題を解決するために、燃料タンク内に水を供給して混合燃料を二相に分離させて、上部フロート吸込口からガソリンを、底部吸込口からアルコール及び水分を燃料タンク外に導出することで、内燃機関の運転状況に応じて所望する燃料を供給する技術が特許文献1に開示されている。
そして、メイン燃料タンク内で相分離したアルコール及び水分の混合物をサブ燃料タンクへ移動させることで、内燃機関の始動時において安定した性状の燃料を供給する技術が特許文献2に開示されている。
更に、燃料タンク内で相分離が発生している場合に、燃料タンク内の混合燃料を撹拌・加熱しつつ、アルコール及び水分の混合物を排気通路またはサブタンクへ排出することで、内燃機関に安定した性状の燃料を供給する技術が特許文献3に開示されている。
また、混合燃料を使用する車両の内燃機関の問題点として、0℃以下の低温環境で車両が放置されると、混合燃料の分離によって燃料タンク内の下側に集約された混合燃料中の水分が凍結する点が挙げられる。混合燃料中の水分が凍結すると、安定した性状の混合燃料が供給できないうえに、凍結状態によっては内燃機関に燃料を供給することができない場合が生じる、といった問題がある。
このような問題を解決するために、内燃機関の冷間始動時に燃料タンクを加熱することで混合燃料を対流によって撹拌する技術が特許文献3に開示されている。
更に、貯留タンク内に加熱装置としてヒータを設置する技術が特許文献4に開示されている。
特開2007−255322号公報 特開2007−309268号公報 特開2007−285193号公報 特開2004−225594号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、混合燃料を二相に分離させるために燃料タンク内に水を供給することから、燃料タンク下側の相に集約されたアルコール及び水分の混合燃料は多量の水分を含有することになる。よって、燃料タンク下側の相の混合燃料を内燃機関に供給する場合、多量の含有水分によって内燃機関の燃焼性が低下するおそれがある、といった問題点がある。
そして、特許文献2の技術では、アルコール及び水分の混合物をメイン燃料タンクの底部からタンク外に導出させる構成であるが、例えば車両が傾いている場合などに、アルコール及び水分の混合物を完全にタンク外に導出できない場合がある。また、0℃以下の低温環境において下側の相の水分が凍結している場合は、アルコール及び水分の混合物をタンク外に導出することができない。このような場合、アルコール及び水分の混合物がメイン燃料タンク内に残留し、内燃機関の始動性の悪化やアイドリング時の不安定を引き起こすおそれがある、といった問題点がある。
更に、特許文献3の技術では、メイン燃料タンク内のアルコール及び水分の混合物を燃料吸込口より下側の位置からポンプによってタンク外に導出させる構成である。しかし、特許文献2の技術と同様に、例えば車両が傾いている場合や、0℃以下の低温環境において下側の相の水分が凍結している場合などに、アルコール及び水分の混合物を完全にタンク外に導出することが困難である。そして、燃料タンク内の混合燃料を撹拌・加熱した場合であっても、特に内燃機関の始動直後において必ずしも混合燃料が安定した性状をとるとは限らない、といった問題点がある。
また、特許文献3、4の技術は、いずれも凍結した燃料タンク内の下側の混合燃料を解凍することを目的としていないために、本課題の解決に直ちに用いることはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、アルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、低温環境下においてアルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の内燃機関の制御装置は、アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を貯蔵する混合燃料貯蔵手段を備える内燃機関であって、前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料中のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料から、前記アルコール濃度検出手段の検出結果が第1しきい値未満の混合燃料を抽出する混合燃料抽出手段と、前記混合燃料抽出手段によって抽出された抽出燃料を貯蔵する抽出燃料貯蔵手段と、前記抽出燃料貯蔵手段によって貯蔵された抽出燃料の貯蔵量を検出する抽出燃料貯蔵量検出手段と、前記抽出燃料貯蔵量検出手段の検出結果が第2しきい値未満の場合に、前記混合燃料抽出手段によって混合燃料の抽出を実行する抽出燃料貯蔵量管理手段と、を備えることを特徴とする(請求項1)。
また、本発明の内燃機関の制御装置は、アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を貯蔵する混合燃料貯蔵手段を備える内燃機関であって、前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料の温度を検出する混合燃料温度検出手段と、前記混合燃料温度検出手段の検出結果に基づいて、前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断する凍結判断手段と、前記凍結判断手段によって前記混合燃料が凍結していると判断された場合に、凍結した前記混合燃料を解凍する解凍手段と、を備えることを特徴とする(請求項2)。
第1の発明によれば、メインタンク内の混合燃料のアルコール濃度を検出し、アルコール濃度が所定値未満の混合燃料をサブタンクへと抽出してサブタンク内の混合燃料量を一定値以上に保持することにより、アルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる。
また、第2の発明によれば、燃料タンク内の混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断し、混合燃料が凍結していると判断されたときに、凍結した混合燃料を解凍することで、低温環境下においてアルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の内燃機関の制御装置を組み込んだ車両制御システム1の概略構成を示した構成図である。なお、図1にはエンジンの1気筒の構成のみを示している。
図1に示す車両制御システム1は、動力源であるエンジン100を備えており、エンジン100の運転動作を総括的に制御するエンジンECU(Electronic Control Unit)10を備えている。エンジンECU10は、電源ラインを通じてオルタネータおよびバッテリから電力の供給を受けて稼動し、CAN(Controller Area Network)等の通信プロトコルに従って、各電装品の制御装置と通信を行う。また、車両制御システム1は、メイン燃料タンク21とサブ燃料タンク31とを備えており、それぞれ内部にエンジン100へ供給するための混合燃料を貯蔵する。そして、車両制御システム1は、メイン燃料タンク21内にフロート式吸入部22およびアルコールセンサ24を備えており、メイン燃料タンク21内の混合燃料からアルコール濃度が所定値未満の混合燃料を抽出してサブ燃料タンク31へ移動させる。
エンジン100は、車両に搭載される多気筒エンジンであって、各気筒は燃焼室5を構成するピストン6を備えている。各燃焼室のピストン6はそれぞれコネクティングロッド7を介して出力軸であるクランクシャフト8の軸に連結されており、ピストン6の往復運動がコネクティングロッド7によってクランクシャフト8の回転へと変換される。吸気通路から流入された吸入空気は吸気ポートにてインジェクタ9から噴射された燃料と混合し、ピストン6の上昇運動により燃焼室5内で圧縮される。エンジンECU10は、クランク角センサからのピストン6の位置、およびカム角センサからのカム軸回転位相の情報に基づき、燃焼室5内の点火プラグを点火させて圧縮混合ガスを着火させ、燃焼室5内を膨張させてピストン6を下降させる。これがコネクティングロッド7を介してクランクシャフト8の軸回転に変更されることにより、エンジン100は動力を得る。
吸気ポートに備えられたインジェクタ9には、燃料ポンプ61より燃料配管を通じて高圧の燃料が供給されており、エンジンECU10の指示により吸気ポートへ燃料を噴射供給する。エンジンECU10は、エアフロメータおよびスロットルポジションセンサからの吸入空気量、吸気カム角センサからのカム軸回転位相や筒内圧検出センサ71からの筒内圧の情報に基づき、燃料噴射量と噴射タイミングを決定しインジェクタ9に信号を送る。インジェクタ9はエンジンECU10の指令に従って、吸気ポートへ指示された燃料噴射量・噴射タイミングにて燃料を高圧噴射する。高圧噴射された燃料は霧化し吸入空気と混合され、エンジン100の燃焼に適した混合ガスとなり、吸気弁が開いた際に燃焼室へと供給される。そして、インジェクタ9のリーク燃料は、リリーフ配管を通ってメイン燃料タンク21へと戻される。
この場合、インジェクタ9は、エンジン100の各気筒に設けられることで直接エンジン気筒内の燃焼室5に燃料を噴射供給する構成としてもよい。また、インジェクタ9は、メイン燃料タンク21から供給される混合燃料を噴射するインジェクタと、サブ燃料タンク31から供給される混合燃料を噴射するインジェクタとからなる別個に設けられた2つのインジェクタとして構成してもよい。
メイン燃料タンク21は、その内部にエンジン100の燃焼に供される混合燃料を貯蔵する。メイン燃料タンク21に貯蔵された混合燃料は、燃料導管41を通じて流路制御弁43に達し、後述するサブ燃料タンク31から供給される混合燃料と所望する割合で混合され、燃料ポンプ61によってインジェクタ9に供給される。
メイン燃料タンク21内部のフロート式吸入部22は、混合燃料中のガソリンの比重よりも小さくなるように構成されており、混合燃料の油面に浮遊することで油面の上下に従って浮動する。フロート式吸入部22は、メイン燃料タンク21の底部と鉛直方向に貫通した燃料吸込口23を備えており、燃料吸込口23は上下動自在の燃料導管によって燃料抽出ポンプ25、逆支弁26を経由してサブ燃料タンク31の内部へと連通している。
また、フロート式吸入部22は、燃料吸込口23の下端部にアルコールセンサ24を備えている。アルコールセンサ24は、混合燃料の誘電率の変化から混合燃料中のアルコール濃度を検出する形式を採用することができ、燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度を検出し、結果をエンジンECU10へ送信する。この場合、アルコールセンサ24に代えて、またはアルコールセンサ24と共に水センサを用いることもできる。
なお、メイン燃料タンク21は、本発明の混合燃料貯蔵手段に相当する。また、アルコールセンサ24は、本発明のアルコール濃度検出手段に相当し、フロート式吸入部22は、本発明の混合燃料抽出手段に相当する。
ここで、メイン燃料タンク21内に貯蔵される混合燃料について説明する。ガソリンと混合するアルコール燃料としては、メタノール(CHOH,沸点64.7℃,密度0.79g・cm−3)、またはエタノール(COH,沸点78.3℃,密度0.79g・cm−3)を適用することができる。本実施例のエンジン100は、エタノールを燃料として使用する。燃焼時の酸素に対する量論係数の違いから、アルコール燃料はガソリン燃料に比べて同一の吸入空気量に対してより多くの燃料を必要とする。そのため、ガソリンとアルコールとを混合した燃料は、燃料中のアルコール含有率によって理論空燃比が異なる。例えば、ガソリン100%燃料の理論空燃比は14.7であるが、アルコール(エタノール)含有率が40%(E40)の場合、理論空燃比は12.3であり、アルコール(エタノール)含有率が85%(E85)の場合は、理論空燃比は9.8である。そして、燃料がエタノール100%のときの理論空燃比は9.0である。
更に、エタノールとガソリンとの混合燃料の相分離について説明する。相分離は、エタノールが親水性であるのに対してガソリンが疎水性であることから、例えば混合燃料中に一定量以上の水分が含まれる場合などに発生する。相分離は、ガソリンの密度(0.75〜0.78g・cm−3)よりもエタノールおよび水の密度(0.79g・cm−3および1.00g・cm−3)のほうが大きいため、通常、メイン燃料タンク21内の上側にガソリンの相が、下側にアルコール及び水分の相が形成される。このような相分離は、混合燃料を撹拌することによって一時的に解消することができるが、ある程度の時間が経過すると再び相分離が生じる。
このような混合燃料の相分離が生じ、かつメイン燃料タンク21内の上側の相と下側の相との界面が燃料吸込口よりも上方に位置するときは、燃料吸込口から吸引される混合燃料中のアルコール濃度が高くなると共に、燃料吸込口から水分も吸引される。よって、エンジン100の始動時やアイドリング中における燃焼が不安定になり、エンジン100の始動性が悪化してしまう。
図1に示すサブ燃料タンク31は、その内部にエンジン100の燃焼に供される混合燃料であって、アルコール濃度が所定値(後述する第2しきい値)未満の、いわゆるガソリンリッチな混合燃料を貯蔵する。サブ燃料タンク31に貯蔵された混合燃料は、燃料導管42を通じて流路制御弁43に達し、前述したメイン燃料タンク21から供給される混合燃料と所望する割合で混合され、燃料ポンプ61によってインジェクタ9に供給される。サブ燃料タンク31は、燃料残留量検出センサ32を備えており、サブ燃料タンク31内に貯蔵されている混合燃料の残留量を検出し、結果をエンジンECU10へ送信する。燃料残留量検出センサ32としては、フロート式、サーミスタ式、目盛読取式、重量式などの種々のセンサを適用することができる。
なお、サブ燃料タンク31は、本発明の抽出燃料貯蔵手段に相当する。また、燃料残留量検出センサ32は、本発明の抽出燃料貯蔵量検出手段に相当する。
燃料抽出ポンプ25は、エンジンECU10の指令に基づいて、メイン燃料タンク21内部のフロート式吸入部22からガソリンリッチな混合燃料を吸引抽出してサブ燃料タンク31内へ移動させる。
なお、燃料抽出ポンプ25は、本発明の混合燃料抽出手段に相当する。
燃料導管41、42および給油口には、それぞれアルコールセンサ51、52、53を備えており、燃料導管41、42内部や給油口を通過する混合燃料のアルコール濃度を検出し、検出結果をエンジンECU10へと送信する。そして、燃料導管41、42の連結部には流路制御弁43が設けられている。流路制御弁43は、インジェクタ9に供給する混合燃料について、メイン燃料タンク21から供給される混合燃料とサブ燃料タンク31から供給される混合燃料とを所望する配分に制御可能に構成されている。また、流路制御弁43は、メイン燃料タンク21およびサブ燃料タンク31の燃料導管と給油口との連結部にも設けられており、給油される混合燃料をメイン燃料タンク21とサブ燃料タンク31とに所望する配分で供給することができる。
エンジンECU10は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)と、データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)やNVRAM(Non Volatile RAM)と、を備えるコンピュータである。エンジンECU10は、クランク角センサ、カム角センサ、エアフロメータ、スロットルポジションセンサ、筒内圧検出センサ71、水温センサ等の検出結果を読み込み、スロットルバルブの動作、吸気弁、排気弁の動作、インジェクタ9の動作、点火プラグの点火時期など、エンジン100の運転動作を統合的に制御する。また、エンジンECU10は、排気温センサ、A/FセンサおよびO2センサの検出結果に基づいて燃焼室5の燃焼情報を取得し、最適な燃焼状態となるように気筒内への燃料噴射量を調整するフィードバック制御を実行する。
そして、エンジンECU10は、燃料残留量検出センサ32およびアルコールセンサ24の検出結果に基づいて、メイン燃料タンク21内のガソリンリッチな混合燃料をサブ燃料タンク31へと移動させる制御を実行する。エンジンECU10は、燃料残留量検出センサ32の検出結果に基づいて、サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が所定値(第1しきい値)未満であるか否かを判断する。ここで、第1しきい値は、エンジン100の始動に用いるために充分な任意の混合燃料量を適用することができるが、例えばサブ燃料タンク31の容量の10[%]とすることができる。
つづいて、エンジンECU10は、サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が所定値未満であった場合に、メイン燃料タンク21の内部のフロート式吸入部22に設けられたアルコールセンサ24の検出結果に基づいて、燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が所定値(第2しきい値)未満であるか否かを判断する。ここで、第2しきい値は、エンジン100の始動に用いるために好適な任意のアルコール濃度を適用することができるが、例えば20[%]とすることができる。
エンジンECU10は、燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が所定値未満であった場合に、燃料抽出ポンプ25に駆動を指令する。燃料抽出ポンプ25は、エンジンECU10の指令に基づいて、メイン燃料タンク21内部のフロート式吸入部22の燃料吸込口23からガソリンリッチな混合燃料を吸引抽出してサブ燃料タンク31内へ移動させる。そして、エンジンECU10は、サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が所定値以上の場合に、または燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が所定値以上の場合に、燃料抽出ポンプ25に停止を指令して混合燃料の抽出を停止する。
この制御を実行することにより、サブ燃料タンク31内にガソリンリッチな混合燃料を常時一定量以上貯蔵することができる。よって、エンジン100の始動時や低負荷運転時に、サブ燃料タンク31に貯蔵された安定した性状の混合燃料を供給することができることから、エンジン100の始動性やアイドリング時の安定性を向上させることができる。
更に、エンジンECU10は、アルコールセンサ51、52の検出結果に基づいて、メイン燃料タンク21から供給される混合燃料とサブ燃料タンク31から供給される混合燃料との配分を制御する。エンジンECU10は、筒内圧検出センサ71からの燃焼室5の圧力情報に基づいて、エンジン100の運転状態を認識する。そして、エンジンECU10は、アルコールセンサ51、52の検出結果に基づいて各燃料タンクから供給される混合燃料のアルコール濃度を認識し、流路制御弁43に指令する。流路制御弁43は、エンジンECU10からの指令に従って、インジェクタ9に供給する混合燃料について、メイン燃料タンク21から供給される混合燃料とサブ燃料タンク31から供給される混合燃料との配分を、エンジン100の運転状態に応じて所望する配分に制御する。
この制御を実行することにより、エンジン100の始動時や低負荷運転時にはアルコール濃度の低い、すなわちサブ燃料タンク31に貯蔵されたガソリンリッチな混合燃料をエンジン100に供給することで、エンジン100の始動性やアイドリング時の安定性を向上させることができる。一方、エンジン100が中・高負荷状態にある場合は、サブ燃料タンク31に貯蔵された混合燃料と、アルコール濃度の高い、すなわちメイン燃料タンク21に貯蔵された混合燃料とを所望の割合でエンジン100に供給することで、車両の燃費や排気エミッションを向上させることができる。このように、エンジン100の運転状態に応じて適切なアルコール濃度の混合燃料を供給することができる。
なお、エンジンECU10は、本発明の抽出燃料貯蔵量管理手段に相当する。
つづいて、エンジンECU10の制御の流れに沿って、車両制御システム1の動作を説明する。図2はエンジンECU10の処理の一例を示すフローチャートである。本実施例の車両制御システム1は、混合燃料貯蔵手段と、アルコール濃度検出手段と、混合燃料抽出手段と、抽出燃料貯蔵手段と、抽出燃料貯蔵量検出手段と、抽出燃料貯蔵量管理手段とを備えることで、サブ燃料タンク内に貯蔵された混合燃料が所定量未満のときに、メイン燃料タンク内に貯蔵された混合燃料の中でアルコール濃度が所定値未満の混合燃料をサブ燃料タンクへ移動させる制御を実行する。
エンジンECU10の制御は、エンジンの始動要求がされると、すなわちイグニッションスイッチがONにされると開始する。まず、エンジンECU10はステップS1で、燃料残留量検出センサ32の検出結果に基づいて、サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量を検出する。エンジンECU10は、ステップS1の処理を終えると、次のステップS2へ進む。
ステップS2で、エンジンECU10は、ステップS1で検出したサブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が第2しきい値未満であるか否かを判断する。ここで、第2しきい値については前述したために、その詳細な説明は省略する。サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が第2しきい値未満でない場合(ステップS2/NO)、エンジンECU10はステップS6へ進む。サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が第2しきい値未満である場合(ステップS2/YES)は、エンジンECU10は次のステップS3へ進む。
ステップS3で、エンジンECU10は、メイン燃料タンク21の内部のフロート式吸入部22に設けられたアルコールセンサ24の検出結果に基づいて、燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度を検出する。エンジンECU10は、ステップS3の処理を終えると、次のステップS4へ進む。
ステップS4で、エンジンECU10は、ステップS3で検出した燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が第1しきい値未満であるか否かを判断する。ここで、第1しきい値については前述したために、その詳細な説明は省略する。燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が第1しきい値未満でない場合(ステップS4/NO)、エンジンECU10はステップS6へ進む。燃料吸込口23付近の混合燃料のアルコール濃度が第1しきい値未満である場合(ステップS4/YES)は、エンジンECU10は次のステップS5へ進む。
ステップS5で、エンジンECU10は、燃料抽出ポンプ25に駆動を指令し、メイン燃料タンク21内部のフロート式吸入部22の燃料吸込口23からガソリンリッチな混合燃料を吸引抽出してサブ燃料タンク31内へ移動させる。エンジンECU10は、ステップS5の処理を終えると、ステップS1へと戻り、サブ燃料タンク31内の混合燃料の残留量が第2しきい値以上となるまで上記の処理を繰り返す。
ステップS2の判断がNOである場合、またはステップS4の判断がNOである場合、エンジンECU10はステップS6へ進む。ステップS6で、エンジンECU10は、燃料抽出ポンプ25に停止を指令し、混合燃料の抽出を停止する。エンジンECU10は、ステップS6の処理を終えると、制御の処理を終了する。
以上のように、本実施例の車両制御システムは、混合燃料貯蔵手段と、アルコール濃度検出手段と、混合燃料抽出手段と、抽出燃料貯蔵手段と、抽出燃料貯蔵量検出手段と、抽出燃料貯蔵量管理手段とによって、サブ燃料タンク内に貯蔵された混合燃料が所定量未満のときに、メイン燃料タンク内に貯蔵された混合燃料の中でアルコール濃度が所定値未満の混合燃料をサブ燃料タンクへ移動させることで、サブ燃料タンク内にガソリンリッチな混合燃料を常時一定量以上貯蔵することができる。よって、エンジンの始動時や低負荷運転時に、サブ燃料タンクに貯蔵された安定した性状の混合燃料を供給することができることから、エンジンの始動性やアイドリング時の安定性を向上させることができる。
つづいて、本発明の実施例2について説明する。本実施例の車両制御システム2は、実施例1の車両制御システム1とほぼ同様の構成となっているが、車両制御システム2は、メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度を検出する混合燃料温度検出手段を有する点で車両制御システム1と相違している。
また、車両制御システム2は、メイン燃料タンク21内部の混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断する凍結判断手段を有する点で車両制御システム1と相違している。
そして、車両制御システム2は、メイン燃料タンク21内部の凍結した混合燃料を解凍する解凍手段を有する点で車両制御システム1と相違している。
図3は、本発明の内燃機関の制御装置を組み込んだ車両制御システム2の概略構成を示した構成図である。なお、図3にはエンジンの1気筒の構成のみを示し、実施例1と同様の構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施例の車両制御システム2は、実施例1と同様に車両内部にエンジンECU10を備えている。このエンジンECU10が、メイン燃料タンク21内の混合燃料の凍結を判断する凍結判断手段を実行する。0℃以下の低温環境で車両が放置されると、混合燃料の分離によってメイン燃料タンク21内の底部付近に集約された混合燃料中の水分が凍結する場合がある。エンジンECU10は、後述する燃料温度センサ81の検出結果に基づいて、メイン燃料タンク21内の混合燃料の少なくとも一部が凍結していると判断した場合、後述するヒータ91に加熱の指令を送信する。
また、車両制御システム2は、メイン燃料タンク21の底部に燃料温度センサ81を備えている。この燃料温度センサ81が、メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度を検出し、検出結果をエンジンECU10へ送信する混合燃料温度検出手段を実行する。この場合、燃料温度センサ81は、メイン燃料タンク21から混合燃料を導出する燃料導管41の近傍に設けることもできる。また、燃料温度センサ81は、メイン燃料タンク21の所定の場所に1つに限らず複数個設けることもできる。
そして、車両制御システム2は、メイン燃料タンク21の底部および側面部の下側にヒータ91を備えている。このヒータ91が、メイン燃料タンク21内部の凍結した混合燃料を解凍する解凍手段を実行する。ヒータ91は、例えばPTCヒータを適用することができ、エンジンECU10からの指令に従って、車両のバッテリから供給される電力によってメイン燃料タンク21の底部および側面部の下側を加熱する。この処理によって、メイン燃料タンク21内の底部付近で凍結した混合燃料を速やかに解凍することができる。よって、低温環境下においてアルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができる。この場合、ヒータ91の設置部位は、本実施例の部位に限らず、車両の使用環境やメイン燃料タンク21の形状等に応じて、メイン燃料タンク21の任意の部位に設けることができる。また、ヒータ91は、エンジン100の排熱を用いる構成や、予め蓄熱した熱を用いる構成とすることもできる。
つづいて、エンジンECU10の制御の流れに沿って、車両制御システム2の動作を説明する。図4はエンジンECU10の処理の一例を示すフローチャートである。本実施例の車両制御システム2は、混合燃料貯蔵手段と、混合燃料温度検出手段と、凍結判定手段と、解凍手段とを備えることで、メイン燃料タンク内に貯蔵された混合燃料の温度の検出結果から、混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断し、凍結していると判断した場合に、凍結した混合燃料を解凍する制御を実行する。
エンジンECU10の制御は、エンジンの始動要求がされると、すなわちイグニッションスイッチがONにされると開始する。まず、エンジンECU10はステップS7で、燃料温度センサ81の検出結果に基づいて、メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度を検出する。エンジンECU10は、ステップS7の処理を終えると、次のステップS8へ進む。
ステップS8で、エンジンECU10は、ステップS7で検出したメイン燃料タンク21内の混合燃料の温度が第3しきい値以下であるか否かを判断する。ここで、第3しきい値は、メイン燃料タンク21内の混合燃料中の水分が凍結するために充分な任意の温度を適用することができるが、例えば0℃に設定することができる。メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度が第3しきい値以下でない場合(ステップS8/NO)、エンジンECU10はステップS10へ進む。メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度が第3しきい値以下である場合(ステップS8/YES)は、エンジンECU10は次のステップS9へ進む。
ステップS9で、エンジンECU10は、ヒータ91に加熱の指令を送信し、メイン燃料タンク21の底部と側面部の下側を加熱することで凍結した混合燃料の解凍を実行する。エンジンECU10は、ステップS9の処理を終えると、ステップS7へと戻り、メイン燃料タンク21内の混合燃料の温度が第3しきい値を超えるまで上記の処理を繰り返す。
ステップS8の判断がNOである場合、エンジンECU10はステップS10へ進む。ステップS10で、エンジンECU10は、メイン燃料タンク21内の混合燃料の解凍が完了したと判断し、ヒータ91に加熱の停止を指令する。エンジンECU10は、ステップS10の処理を終えると、制御の処理を終了する。
以上のように、本実施例の車両制御システムは、混合燃料貯蔵手段と、混合燃料温度検出手段と、凍結判定手段と、解凍手段とによって、メイン燃料タンク内に貯蔵された混合燃料の温度の検出結果から、混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断し、凍結していると判断した場合に、凍結した混合燃料を解凍する制御を実行することで、メイン燃料タンク内の底部付近で凍結した混合燃料を速やかに解凍することができる。よって、低温環境下においてアルコールとガソリンとの混合燃料が相分離した場合でも、内燃機関の始動時や低負荷運転時に安定した性状の燃料を供給することができることから、エンジンの始動性やアイドリング時の安定性を向上させることができる。
上記実施例は本発明を実施するための一例にすぎない。よって本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1の車両制御システムの概略構成を示した構成図である。 実施例1のエンジンECUが行う制御のフローを示している。 実施例2の車両制御システムの概略構成を示した構成図である。 実施例2のエンジンECUが行う制御のフローを示している。
符号の説明
1 車両制御システム
5 燃焼室
6 ピストン
7 コネクティングロッド
8 クランクシャフト
9 インジェクタ
10 エンジンECU(抽出燃料貯蔵量管理手段,凍結判断手段)
21 メイン燃料タンク(混合燃料貯蔵手段)
22 フロート式吸入部(混合燃料抽出手段)
23 燃料吸込口
24 アルコールセンサ(アルコール濃度検出手段)
25 燃料抽出ポンプ(混合燃料抽出手段)
26 逆支弁
31 サブ燃料タンク
32 燃料残留量検出センサ(抽出燃料貯蔵量検出手段)
41,42 燃料導管
43 流路制御弁
51〜53 アルコールセンサ
61 燃料ポンプ
71 筒内圧検出センサ
81 燃料温度センサ(混合燃料温度検出手段)
91 ヒータ(解凍手段)
100 エンジン

Claims (2)

  1. アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を貯蔵する混合燃料貯蔵手段を備える内燃機関であって、
    前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料中のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、
    前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料から、前記アルコール濃度検出手段の検出結果が第1しきい値未満の混合燃料を抽出する混合燃料抽出手段と、
    前記混合燃料抽出手段によって抽出された抽出燃料を貯蔵する抽出燃料貯蔵手段と、
    前記抽出燃料貯蔵手段によって貯蔵された抽出燃料の貯蔵量を検出する抽出燃料貯蔵量検出手段と、
    前記抽出燃料貯蔵量検出手段の検出結果が第2しきい値未満の場合に、前記混合燃料抽出手段によって混合燃料の抽出を実行する抽出燃料貯蔵量管理手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. アルコールとガソリンとを任意の割合で混合した混合燃料を貯蔵する混合燃料貯蔵手段を備える内燃機関であって、
    前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料の温度を検出する混合燃料温度検出手段と、
    前記混合燃料温度検出手段の検出結果に基づいて、前記混合燃料貯蔵手段によって貯蔵された混合燃料の少なくとも一部が凍結しているか否かを判断する凍結判断手段と、
    前記凍結判断手段によって前記混合燃料が凍結していると判断された場合に、凍結した前記混合燃料を解凍する解凍手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。

JP2008307983A 2008-12-02 2008-12-02 内燃機関の制御装置 Pending JP2010133288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307983A JP2010133288A (ja) 2008-12-02 2008-12-02 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307983A JP2010133288A (ja) 2008-12-02 2008-12-02 内燃機関の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010133288A true JP2010133288A (ja) 2010-06-17

Family

ID=42344802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008307983A Pending JP2010133288A (ja) 2008-12-02 2008-12-02 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010133288A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014206143A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 マツダ株式会社 火花点火式エンジン
JP2014227897A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 本田技研工業株式会社 内燃機関の燃料分離システム
US9587569B2 (en) 2013-04-15 2017-03-07 Mazda Motor Corporation Control device for spark-ignition engine
US9926860B2 (en) 2013-04-15 2018-03-27 Mazda Motor Corporation Control device for spark-ignition engine
US10738728B2 (en) 2018-08-09 2020-08-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller for internal combustion engine and method for controlling internal combustion engine
JP2020133569A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9587569B2 (en) 2013-04-15 2017-03-07 Mazda Motor Corporation Control device for spark-ignition engine
US9926860B2 (en) 2013-04-15 2018-03-27 Mazda Motor Corporation Control device for spark-ignition engine
DE112014001967B4 (de) 2013-04-15 2019-03-21 Mazda Motor Corporation Steuervorrichtung für einen Ottomotor
DE112014001963B4 (de) 2013-04-15 2020-06-25 Mazda Motor Corporation Steuervorrichtung für einen Fremdzündungsmotor
JP2014206143A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 マツダ株式会社 火花点火式エンジン
JP2014227897A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 本田技研工業株式会社 内燃機関の燃料分離システム
US10738728B2 (en) 2018-08-09 2020-08-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller for internal combustion engine and method for controlling internal combustion engine
JP2020133569A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7845315B2 (en) On-board water addition for fuel separation system
US8544446B2 (en) Fluid injection pressurization system
RU153010U1 (ru) Топливная система для двигателя внутреннего сгорания
US9115653B2 (en) System and method for emptying a tank
US9080518B2 (en) System and method for operating an engine combusting liquefied petroleum gas
JP2010133288A (ja) 内燃機関の制御装置
US10337477B2 (en) Internal combustion engine fuel supply system and internal combustion engine fuel supply method
RU152686U1 (ru) Топливная система для двигателя внутреннего сгорания
CN105587410B (zh) 用于发动机中的次级液体喷射控制的方法和系统
US8627858B2 (en) Methods and systems for selectively fuelling a vehicle
US9279373B2 (en) Vapor purging octane separation system
JP2008025502A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2008248840A (ja) 内燃機関
JP2013217205A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2008223676A (ja) 筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御装置
JP2010209859A (ja) 内燃機関の制御装置
CN116696581A (zh) 内燃机系统
JP5924098B2 (ja) 直噴エンジンの制御装置
JP2010255601A (ja) 内燃機関の制御装置
JP6044102B2 (ja) 直噴エンジンの始動制御装置
JP4529935B2 (ja) 筒内直噴エンジンの始動制御装置
JP2009047079A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2007327411A (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
JP2010024996A (ja) 内燃機関及び内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2004353542A (ja) 多種燃料エンジンおよび多種燃料エンジンの運転方法