JP2010133080A - 排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 - Google Patents
排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010133080A JP2010133080A JP2008306984A JP2008306984A JP2010133080A JP 2010133080 A JP2010133080 A JP 2010133080A JP 2008306984 A JP2008306984 A JP 2008306984A JP 2008306984 A JP2008306984 A JP 2008306984A JP 2010133080 A JP2010133080 A JP 2010133080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- drain pipe
- drainage
- connection port
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
【解決手段】
上方及び下方の前記立て管に前記合流継手を介在させて設置すると共に、前記排水管を合流継手の排水管接続口に対して上下間隔を空けて配管し、排水管の下端に、合流継手への接続部を備えた継手を挿入し、この継手を排水管に沿って合流継手の前記排水管接続口方向に移動させることにより、前記継手が前記間隔を埋めると共に前記排水管接続口に接続すること。
【選択図】 図1
Description
そして、上方及び下方の前記立て管に前記合流継手を介在させて設置すると共に、前記排水管を合流継手の排水管接続口に対して上下間隔を空けて配管し、排水管の下端に、合流継手への接続部を備えた継手を挿入し、この継手を排水管に沿って合流継手の前記排水管接続口方向に移動させることにより、前記継手が前記間隔を埋めると共に前記排水管接続口に接続されることを特徴とする。
そして、前記合流継手は、合流継手本体とこの合流継手本体に前記排水管を接続するための継手とを有し、前記合流継手本体は、前記立て管が接続される立て管接続口と、前記継手が接続される排水管接続口とを備え、前記継手は、一方に前記継手を前記排水管接続口へ固定するための固定部と、他方に前記排水管が挿入される受け口と、この受け口内に前記排水管に当接して該排水管との間で止水する止水部とを備え、排水管に沿って移動可能に設けられることを特徴とする。
そして、合流継手本体とこの合流継手本体に前記排水管を接続するための継手とからなり、前記合流継手本体には、前記立て管が接続される立て管接続口と、前記継手が接続される排水管接続口とを備え、前記継手は、一方に前記継手を前記排水管接続口へ固定するための固定部と、他方に前記排水管が挿入される受け口と、この受け口内に前記排水管に当接して該排水管との間で止水する止水部とを備え、排水管に沿って移動可能に設けられることを特徴とする。
バンド材Aとは、建物などの外壁Bから突設させた支持金具Cなどに取り付け、この外壁Bに沿って上下に配管させた立て管10や合流継手30を支持する部材であるが、縁取り41bと上下のフランジ44が、このバンド材Aを架ける時の位置決め部材にもなっている。そして縁取り41bと上端のフランジ44aとが、巻き締めたバンド材Aにより合流継手30の自重を支える段部(41b、44a)を成している。
即ち、排水管20の接続相手である合流継手30は、最終的には排水管20の下方に位置するのであるが、排水管20の取り付け作業中には、この合流継手30が邪魔な場合があり、そのためその下方から一旦待避させ、作業をするのである。そして作業後に、待避させた合流継手30を最終的な排水管20の下方位置に戻す回動をするのであるが、この時の位置合わせの為の目印なのある。この実施例では、縦線の目印XをバンドAのヒンジA’に合わせると、合流継手30が予定された回動位置に位置合わせされる様になっている。つまり、バンドAは、半円状のバンド帯がヒンジA’で連結されているが、このヒンジA’を位置合わせの目印A’を兼ねさせているのである。なお目印X,A’は、位置合わせができるならどの様なものでもよく、目印を設ける場所も、合流継手30であれば、フランジ44であっても、合流継手30下方のフランジ44の近くであってもよい。
またこの継手50の上方開口は排水管が挿入される受け口53となっている。又この受け口53内には、挿入された排水管20に当接してこの排水管20との間で止水する止水部としての止水リング54を備えている。なおこの継手には、受け口側の内側に螺合された継手キャップ55を有している。そして、継手50の受け口53側の内側に螺合された継手キャップ55により、止水リング54が固定されている。
この上方開口寄りの位置に止水リング54を備えることにより、継手50を移動させて排水管20の端部が、継手50の上端に近づいた場合でも、止水リング54は排水管20に当接することができるので、継手50と排水管20との間での確実な止水ができる。また継手50の排水管20の先端方向への移動を長くとることができ、排水管20を切断した時の長さのブレを吸収しやすくなる。
まず、図7〜8に示す様に、立て管10を外壁Bなどにそって上下に配管し、このとき、立て管10には、所定の場所に上記に説明した合流継手30を介在させておくのである。その際、外壁Bに固設した金具Cに、バンド材Aで立て管10や合流継手30を巻き締めて配管するのである。実際には、図7の様に、下流となる下から順次積み上げる様にして繋げてゆくのであり、最終的には図8の様になる。つまり、合流継手30の上方の立て管接続口41aには上方の立て管10を挿し、下方の立て管接続口41bには下方の立て管10を挿し、立て管同様に、合流継手30下方の筒体にバンド材Aを巻き締めして取り付けるのである。
なおこの実施例では、上方の立て管10には、合流継手30側の止水パッキング42が回動可能な程度の接触をしており、一方、下方の立て管10は合流継手30の下方の立て管接続口41bと接着させている。従って合流継手30を回動させるときは、下方の立て管10ごと回動するのである。
即ちこの実施例2では、継手50は、固定部52の外周に雄ネジ52aが形成してある点が、実施例1の継手と異なっている。また固定部52には鍔リング51に宛がった状態の止水リング56が嵌めてある。また継手50を接続させる合流継手側の排水管接続口46には、図11に示す様に、固定部52の雄ネジ52aに螺合する雌ネジ46aを形成しておくのである。
この実施例3では、まず継手50の接続相手となる排水管接続口60(図15)が実施例1〜2の排水管接続口46とは異なる。実施例1〜2の排水管接続口46は、合流継手本体40に直接形成させていた。これに対し実施例3では、筒状の部材を新たに排水管接続口60としているのである。
更に、継手50の上方開口の排水管20の受け口53内には、実施例1と同様に、挿入された排水管20に当接して、この排水管20との間で止水する止水リング54と、この止水リング54を固定する継手キャップ55を備えている。
10 立て管
20 排水管
30 合流継手
40 合流継手本体
41 立て管接続口(及び筒部)
44 フランジ
44a 段部
46 排水管接続口
47 排水管接続口46を転用した接続部
50 継手
52 固定部
53 受け口
60 筒状の別体として設けた排水管接続口
A バンド材
B 外壁
C 金具
Claims (11)
- 排水の立て管と、各階の水回りの器具から配管される排水管と、前記立て管へ前記排水管を接続する合流継手とを有し、前記合流継手のレベルを排水階床スラブのレベルより下げて前記合流させるサイホン式の排水システムの施工方法であって、
前記立て管に前記合流継手を介在させて設置すると共に、前記排水管を合流継手の排水管接続口に対して上下間隔を空けて配管し、
排水管の下端に、合流継手への接続部を備えた継手を挿入し、
この継手を排水管に沿って合流継手の前記排水管接続口方向に移動させることにより、前記継手が前記間隔を埋めると共に前記排水管接続口に接続されることを特徴とする排水システムの施工方法。 - 継手は、排水管接続口に接着、螺合、又は係止により接続されることを特徴とする請求項1記載の施工方法。
- 請求項2記載の施工方法における接続が係止によりなされる場合であって、
排水管接続口は、継手が挿入される円筒と、この円筒内面に突出する係止凸部を有し、
前記継手は、外周に前記係止凸部に係止する係合凹部を有することを特徴とする施工方法。 - 排水の立て管と、各階の水回りの器具から配管される排水管と、前記立て管へ前記排水管を接続する合流継手とを有し、前記合流継手のレベルを排水階床スラブのレベルより下げて前記合流させるサイホン式の排水システムであって、
前記合流継手は、合流継手本体とこの合流継手本体に前記排水管を接続するための継手とを有し、
前記合流継手本体は、前記立て管が接続される立て管接続口と、前記継手が接続される排水管接続口とを備え、
前記継手は、一方に前記継手を前記排水管接続口へ固定するための固定部と、他方に前記排水管が挿入される受け口と、この受け口内に前記排水管に当接して該排水管との間で止水する止水部とを備え、排水管に沿って移動可能に設けられることを特徴とする排水システム。 - 継手は、排水管接続口に接着、螺合、又は係止により接続により固定されることを特徴とする請求項4記載の排水システム。
- 請求項5記載の排水システムにおける接続が係止によりなされる場合であって、
排水管接続口は、継手が挿入される円筒と、この円筒内面に突出する係止凸部を有し、
前記継手は、外周に前記係止凸部に係止する係合凹部を有することを特徴とする排水システム。 - 継手は、排水管の外径に対応した均一な内径面に形成されたことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の排水システム。
- 排水の立て管と、各階の水回りの器具から配管される排水管と、前記立て管へ前記排水管を接続する合流継手とを有し、前記合流継手のレベルを排水階床スラブのレベルより下げて前記合流させるサイホン式の排水システム、の前記合流継手であって、
合流継手本体とこの合流継手本体に前記排水管を接続するための継手とからなり、
前記合流継手本体には、前記立て管が接続される立て管接続口と、前記継手が接続される排水管接続口とを備え、
前記継手は、一方に前記継手を前記排水管接続口へ固定するための固定部と、他方に前記排水管が挿入される受け口と、この受け口内に前記排水管に当接して該排水管との間で止水する止水部とを備え、排水管に沿って移動可能に設けられることを特徴とする合流継手。 - 継手は、排水管接続口に接着、螺合、又は係止により接続により固定されることを特徴とする請求項8記載の合流継手。
- 請求項9記載の合流継手における接続が係止によりなされる場合であって、
排水管接続口は、継手が挿入される円筒と、この円筒内面に突出する係止凸部を有し、
前記継手は、外周に前記係止凸部に係止する係合凹部を有することを特徴とする合流継手。 - 継手は、排水管の外径に対応した均一な内径面に形成されたことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の合流継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008306984A JP5512959B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008306984A JP5512959B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010133080A true JP2010133080A (ja) | 2010-06-17 |
JP5512959B2 JP5512959B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=42344612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008306984A Active JP5512959B2 (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5512959B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017089369A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社ブリヂストン | 排水継手、及びサイホン排水システム |
JP2019210641A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP2019210639A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP2019210640A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP7572223B2 (ja) | 2020-12-07 | 2024-10-23 | 株式会社ブリヂストン | サイホン排水システム、遮音カバー、サイホン排水システムの施工方法及びサイホン排水システムの点検方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249873Y2 (ja) * | 1974-11-18 | 1977-11-12 | ||
JPH09296577A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-18 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水管カバー |
JP2003201727A (ja) * | 2003-02-03 | 2003-07-18 | Bridgestone Corp | 建築排水システム |
-
2008
- 2008-12-02 JP JP2008306984A patent/JP5512959B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249873Y2 (ja) * | 1974-11-18 | 1977-11-12 | ||
JPH09296577A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-18 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水管カバー |
JP2003201727A (ja) * | 2003-02-03 | 2003-07-18 | Bridgestone Corp | 建築排水システム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017089369A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社ブリヂストン | 排水継手、及びサイホン排水システム |
JP2019210641A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP2019210639A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP2019210640A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP7053378B2 (ja) | 2018-05-31 | 2022-04-12 | アロン化成株式会社 | 間接排水用継手 |
JP7572223B2 (ja) | 2020-12-07 | 2024-10-23 | 株式会社ブリヂストン | サイホン排水システム、遮音カバー、サイホン排水システムの施工方法及びサイホン排水システムの点検方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5512959B2 (ja) | 2014-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5819326A (en) | Connecting apparatus for a toilet and a drainpipe | |
US10557583B2 (en) | Riser cap and irrigation piping system using same | |
JP5512959B2 (ja) | 排水システムの施工方法、排水システム及びその合流継手 | |
CN104452949A (zh) | 预埋防漏接头 | |
JP4564857B2 (ja) | 排水管路構造、排水管路の施工方法および排水管路施工セット | |
JP5266027B2 (ja) | 排水システムの施工方法、設置構造、及びその合流継手 | |
KR20060043564A (ko) | 합성수지제의 구형상 자유 관 이음매 | |
JP4449020B2 (ja) | 排水ますおよび排水ますの埋設位置の調整方法 | |
CN1940373B (zh) | 异种、异径圆管连接用排水人孔 | |
JP2009138763A (ja) | スライド継手および排水ます | |
JP5777097B2 (ja) | 集合住宅の給水立管の耐圧試験方法 | |
CN208650179U (zh) | 一种可调式排积水预埋接头 | |
JP2009243036A (ja) | 排水システムとこれに用いられる可撓管部材 | |
JP4617413B2 (ja) | 排水接続管 | |
JPH11248070A (ja) | 排水管継手 | |
JP2017067181A (ja) | 配管接続部と配管接続工法 | |
JP2005213936A (ja) | ドレン排水案内構造 | |
JP4542771B2 (ja) | 排水配管構造および排水配管構造の施工方法 | |
JPH0849281A (ja) | 便器と排水管との接続構造 | |
CN210013315U (zh) | 一种防渗漏的地漏排水管道结构 | |
CN217328823U (zh) | 带有定位功能的可调式双立管旋流三通预埋接头 | |
JP2565335Y2 (ja) | 極狭小地に設置可能の塩ビ製小口径ます | |
CN216692621U (zh) | 一种偏芯二次排水接头 | |
KR100947851B1 (ko) | 교량 배수시설용 배수관 조립체 | |
JP2005248588A (ja) | 排水接続管 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130917 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5512959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |