JP2010132503A - 光ファイバ母材の脱水焼結装置 - Google Patents

光ファイバ母材の脱水焼結装置 Download PDF

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Abstract

【課題】炉心管の内部で光ファイバ母材が膨張したために炉心管が破裂するのを防止する。
【解決手段】光ファイバ母材の脱水焼結装置1は、脱水焼結する光ファイバ母材3を収容する炉心管5と、この炉心管5の外周で前記光ファイバ母材3を加熱するヒータ7を備えた加熱炉9と、前記炉心管5と前記加熱炉9に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路21と焼結用ガス管路17を連結した供給側ガス管路13と、前記炉心管5と前記加熱炉9の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路15を備える。また、前記焼結用ガス管路17内の圧力を検出すべく設置した圧力検出装置29と、この圧力検出装置29で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路13内の脱水焼結用ガスを排気すべく開放する開放側バルブ33を備えたガス圧調整用管路31と、を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、光ファイバ母材の脱水焼結装置に関し、特に炉心管の内部で光ファイバ母材が膨張したために炉心管が破裂するのを防止する機能を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置に関する。
図4を参照するに、従来、光ファイバ母材の脱水焼結装置101は、特許文献1及び特許文献2に示されているように、脱水焼結用ガスとして塩素等の腐食性ガスを使用し、炉心管103の内部でワークとしての光ファイバ母材105(スート母材)を加熱してOH基を除去している。すなわち、脱水焼結すべき光ファイバ母材105が炉心管103内に収容される。前記炉心管103の外側には、光ファイバ母材105を加熱するヒータ107が配置されている。なお、炉心管103の外周には、前記ヒータ107を断熱材を介して収容する炉体109が配置されている。さらに、炉心管103と炉体109の内部には脱水焼結用ガスが供給される。
すなわち、脱水焼結用ガスは炉心管103の下部側から供給側ガス管路111を経て供給される。一方、炉心管103内の脱水焼結用ガスは炉心管103の上部側から排気側ガス管路113を経て排気される。
また、炉心管103と炉体109の内部のガス圧力が図示しない差圧計で比較され、炉心管103内のガス圧力が所定の圧力となるように図示しない電動弁で制御される。また、炉心管103には、その内部圧力の変動を吸収する図示しない圧力変動吸収容器が接続されている。
特開平6−127964号公報 特開平2−199038号公報
ところで、従来の光ファイバ母材の脱水焼結装置101においては、図4に示されているように、例えばヒータ107の設定不具合等によって光ファイバ母材105が溶けて膨張したために炉心管103内を閉塞させてしまい、脱水焼結用ガスの排気の流れを妨げることが生じる。そのために炉心管103の一部の内圧が過剰となり、炉心管103が破裂して脱水焼結用ガスが外部に漏れるといった事故が発生する可能性があった。
この発明は、炉心管の内部で光ファイバ母材が膨張したために炉心管が破裂するのを防止することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の光ファイバ母材の脱水焼結装置は、脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
前記焼結用ガス管路内の圧力を検出すべく設置した圧力検出装置と、この圧力検出装置で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく開放する開放側バルブを備えたガス圧調整用管路と、を設けたことを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバ母材の脱水焼結装置は、脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
前記供給側ガス管路内の圧力を検出すべく設置した圧力検出装置と、この圧力検出装置で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく開放する開放側バルブを備えたガス圧調整用管路と、を設けたことを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ母材の脱水焼結装置は、脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
前記供給側ガス管路に、予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく動作する安全バルブを設けたことを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバ母材の脱水焼結装置は、脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
前記焼結用ガス管路に、予め設定した設定値を超えた場合に前記焼結用ガス管路内の焼結用ガスを排気すべく動作する安全バルブを設けたことを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明の請求項1及び請求項2によれば、ヒータの設定不具合等によって光ファイバ母材が溶けて膨張したために炉心管内を閉塞した場合、圧力検出装置で検出した測定値が予め設定した設定値を超えると、開放側バルブが作動してガス圧調整用管路を開放するので、供給側ガス管路の脱水焼結用ガスはガス圧調整用管路を経て外部へ排気される。その結果、炉心管が破裂して脱水焼結用ガスが外に漏れるといった事故を防止することができ、運転時の安全性および装置の保全性を向上できる。
また、この発明の請求項3及び請求項4によれば、ヒータの設定不具合等によって光ファイバ母材が溶けて膨張したために炉心管内を閉塞した場合、供給側ガス管路内の圧力が予め設定した設定値を超える時に安全バルブが作動し、供給側ガス管路並びに炉心管の脱水焼結用ガスは外部へ排気される。その結果、炉心管が破裂して脱水焼結用ガスが外に漏れるといった事故を防止することができ、運転時の安全性および装置の保全性を向上できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照するに、第1の実施の形態に係る光ファイバ母材の脱水焼結装置1は、脱水焼結する光ファイバ母材3(スート母材)を収容する炉心管5と、この炉心管5の外周で前記光ファイバ母材3を加熱するヒータ7を備えた加熱炉9が備えられている。
また、炉心管5の上方には、前記光ファイバ母材3を把持して軸線回りに回転するためのスート回転駆動部11が昇降自在に設けられている。
さらに、前記炉心管5の下部側には、その炉心管5と前記加熱炉9に脱水焼結用ガスを供給する供給側ガス管路13が連通しており、前記炉心管5の上部側には、前記炉心管5と前記加熱炉9の内部の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路15が連通している。
なお、第1の実施の形態では、脱水焼結用ガスとしては、ヘリウムガス(He)、酸素(O)、塩素ガス (Cl)等の腐食性ガスが用いられる。
この実施の形態では、上記の供給側ガス管路13は、焼結用ガス管路としての例えばヘリウムガス(He)用のヘリウムガス管路17と、酸素(O) 用の酸素ガス管路19と、脱水用ガス管路としての例えば塩素ガス (Cl) 用の塩素ガス管路21が連結されている。
また、ヘリウムガス管路17には、ヘリウムガス供給時に開放するヘリウムガス開放バルブ23が介設されており、酸素ガス管路19には、酸素ガス供給時に開放する酸素ガス開放バルブ25が介設されており、塩素ガス管路21には、塩素ガス供給時に開放する塩素ガス開放バルブ27が介設されている。
また、上記のヘリウムガス管路17には、そのヘリウムガス管路17内の圧力を検出する圧力検出装置としての例えば圧力センサ29が設置されている。上述したヘリウムガス開放バルブ23は、ヘリウムガス供給時は常時は開放し、かつ前記圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記ヘリウムガス管路17を閉塞するものである。
さらに、前記炉心管5と前記圧力センサ29との間の供給側ガス管路13には、その供給側ガス管路13内の脱水焼結用ガスを排気するためのガス圧調整用管路31が連結されており、このガス圧調整用管路31には、常時は閉塞し、かつ前記圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合にガス圧調整用管路31を開放するための開放側バルブ33が設けられている。
第1の実施の形態では、前記設定値は0.008MPa(8kPa)としている。
なお、第1の実施の形態では、前記圧力センサ29がヘリウムガス管路17に設けられているのは、厳密に言えば、光ファイバ母材3が溶けて膨張したために炉心管5内を閉塞させる可能性があるのは、塩素ガス (Cl)を使用するときの脱水時ではなく、ヘリウムガス(He)を使用するときの焼結時であるので、基本的には焼結用のガスとしてのヘリウムガス(He)を供給する供給側ガス管路(ヘリウムガス管路17)の圧力を検出するように設置している。
上記構成により、脱水焼結すべき光ファイバ母材3を脱水焼結する際に、光ファイバ母材3が炉心管5の上方のスート回転駆動部11により把持されて軸線回りに回転しながら下降して炉心管5内に収容される。脱水焼結用ガスは供給側ガス管路13を経て炉心管5の下部からその炉心管5と加熱炉9の内部に供給されてから、炉心管5の上部から排気側ガス管路15を経て排気される。
炉心管5内に収容された光ファイバ母材3は、炉心管5の外側に設けた加熱炉9により炉心管5の内部で加熱されてOH基が除去されることになる。このとき、例えば、ヒータ7の設定不具合等によって光ファイバ母材3が溶けて膨張したために炉心管5内を閉塞した場合、脱水焼結用ガスが排気側ガス管路15から排気されないために、炉心管5内の圧力が高くなる。すると、供給側ガス管路13の圧力も高くなるために圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値の0.008MPa(8kPa)を超えることになる。
この時、ヘリウムガス開放バルブ23が作動してヘリウムガス管路17を閉塞してヘリウムガス供給を停止すると同時に、開放側バルブ33が作動してガス圧調整用管路31を開放するので、供給側ガス管路13並びに炉心管5内の脱水焼結用ガスはガス圧調整用管路31を経てガス抜き口から外部へ排気されるインターロックとなる。その結果、炉心管5が破裂して脱水焼結用ガスが外に漏れるといった事故を防止することができ、運転時の安全性および装置の保全性を向上できる。
なお、開放側バルブ33によりガス圧調整用管路31が開放すれば、供給側ガス管路13と連通する炉心管5内の圧力は前記圧力センサ29の設定値より高くならないので、上記のヘリウムガス開放バルブ23は必ずしも設けなくてもよい。すなわち、Heが供給されつづけてもガス圧調整用管路31から排気されることになるので、炉心管5の内部の圧力は高くならない。
次に、第2の実施の形態に係る光ファイバ母材の脱水焼結装置35について図面を参照して説明する。なお、第1の実施の形態に係る光ファイバ母材3の脱水焼結装置1と同様の部材は同じ符号を付して特に異なる点を説明し、同様の部分についての詳細な説明は省略する。
図2を参照するに、この光ファイバ母材の脱水焼結装置35は、ヘリウムガス管路17と酸素ガス管路19と塩素ガス管路21を連結した供給側ガス管路13に、その供給側ガス管路13内の圧力を検出する圧力センサ29が設置されている。さらに、前記圧力センサ29と前記炉心管5との間の供給側ガス管路13には、常時は開放し、かつ前記圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路13を閉塞するための閉塞側バルブ37が設けられている。さらに、前記閉塞側バルブ37と前記圧力センサ29との間の供給側ガス管路13には、その供給側ガス管路13内の脱水焼結用ガスを排気するためのガス圧調整用管路31が連結されており、このガス圧調整用管路31には、常時は閉塞し、かつ前記圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合にガス圧調整用管路31を開放するための開放側バルブ33が設けられている。
第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、前記設定値は0.008MPa(8kPa)としている。
上記構成により、例えば、ヒータ7の設定不具合等によって光ファイバ母材3が溶けて膨張したために炉心管5内を閉塞した場合、炉心管5並びに供給側ガス管路13の圧力も高くなるために圧力センサ29で検出した測定値が予め設定した設定値の0.008MPa(8kPa)を超えることになる。
この時、閉塞側バルブ37が作動して供給側ガス管路13を閉塞すると同時に、開放側バルブ33が作動してガス圧調整用管路31を開放するので、供給側ガス管路13の脱水焼結用ガスは炉心管5へ供給されず、ガス圧調整用管路31を経てガス抜き口から外部へ排気されることになる。その結果、炉心管5が破裂して脱水焼結用ガスが外に漏れるといった事故を防止することができ、運転時の安全性および装置の保全性を向上できる。
なお、開放側バルブ33によりガス圧調整用管路31が開放すれば、供給側ガス管路13と連通する炉心管5内の圧力は前記圧力センサ29の設定値より高くならないので、上記の閉塞側バルブ37は必ずしも設けなくてもよい。
次に、第3の実施の形態に係る光ファイバ母材の脱水焼結装置39について図面を参照して説明する。なお、第1、第2の実施の形態に係る光ファイバ母材の脱水焼結装置1、35と同様の部材は同じ符号を付して特に異なる点を説明し、同様の部分についての詳細な説明は省略する。
図3を参照するに、この光ファイバ母材の脱水焼結装置39は、焼結用ガス管路としての例えばヘリウムガス管路17と酸素ガス管路19と脱水用ガス管路としての例えば塩素ガス管路21を連結した供給側ガス管路13に、その供給側ガス管路13内の脱水焼結用ガスを排気するためのガス圧調整用管路31が連結されており、このガス圧調整用管路31には、常時は閉塞し、かつ供給側ガス管路13の圧力が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路13内の脱水焼結用ガスを排気すべく動作する安全バルブ41が設けられている。
第3の実施の形態でも、第1、第2の実施の形態と同様に、前記設定値は0.008MPa(8kPa)としている。
上記構成により、例えば、ヒータ7の設定不具合等によって光ファイバ母材3が溶けて膨張したために炉心管5内を閉塞し、供給側ガス管路13内の圧力が予め設定した設定値の0.008MPa(8kPa)を超える時、安全バルブ41が作動して供給側ガス管路13の脱水焼結用ガスがガス圧調整用管路31を経てガス抜き口から外部へ排気されることになる。その結果、炉心管5が破裂して脱水焼結用ガスが外に漏れるといった事故を防止することができ、運転時の安全性および装置の保全性を向上できる。
なお、上記の安全バルブ41は、前述した第1の実施の形態と同様に、焼結用のガスとしてのヘリウムガス(He)を供給するための焼結用ガス管路としての例えばヘリウムガス管路17に設けることができる。また、この安全バルブ41を使用する方式は、炉心管5が破裂しないように供給側のガス圧が設定値を超えないように制御することができるので、外付焼結炉に有効に適用することができる。
この発明の第1の実施の形態の光ファイバ母材の脱水焼結装置を示す概略的な構造説明図である。 この発明の第2の実施の形態の光ファイバ母材の脱水焼結装置を示す概略的な構造説明図である。 この発明の第3の実施の形態の光ファイバ母材の脱水焼結装置を示す概略的な構造説明図である。 従来の光ファイバ母材の脱水焼結装置を示す概略的な構造説明図である。
符号の説明
1 光ファイバ母材の脱水焼結装置(第1の実施の形態の)
3 光ファイバ母材 (スート母材)
5 炉心管
7 ヒータ
9 加熱炉
11 スート回転駆動部
13 供給側ガス管路
15 排気側ガス管路
17 ヘリウムガス管路
19 酸素ガス管路
21 塩素ガス管路
23 ヘリウムガス開放バルブ
25 酸素ガス開放バルブ
27 塩素ガス開放バルブ
29 圧力センサ(圧力検出装置)
31 ガス圧調整用管路
33 開放側バルブ
35 光ファイバ母材の脱水焼結装置(第2の実施の形態の)
37 閉塞側バルブ
39 光ファイバ母材の脱水焼結装置(第3の実施の形態の)
41 安全バルブ

Claims (4)

  1. 脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
    前記焼結用ガス管路内の圧力を検出すべく設置した圧力検出装置と、この圧力検出装置で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく開放する開放側バルブを備えたガス圧調整用管路と、を設けたことを特徴とする光ファイバ母材の脱水焼結装置。
  2. 脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
    前記供給側ガス管路内の圧力を検出すべく設置した圧力検出装置と、この圧力検出装置で検出した測定値が予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく開放する開放側バルブを備えたガス圧調整用管路と、を設けたことを特徴とする光ファイバ母材の脱水焼結装置。
  3. 脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
    前記供給側ガス管路に、予め設定した設定値を超えた場合に前記供給側ガス管路内の脱水焼結用ガスを排気すべく動作する安全バルブを設けたことを特徴とする光ファイバ母材の脱水焼結装置。
  4. 脱水焼結する光ファイバ母材を収容する炉心管と、この炉心管の外周で前記光ファイバ母材を加熱するヒータを備えた加熱炉と、前記炉心管と前記加熱炉に脱水焼結用ガスを供給すべく少なくとも脱水用ガス管路と焼結用ガス管路を連結した供給側ガス管路と、前記炉心管と前記加熱炉の脱水焼結用ガスを排気する排気側ガス管路を備えた光ファイバ母材の脱水焼結装置において、
    前記焼結用ガス管路に、予め設定した設定値を超えた場合に前記焼結用ガス管路内の焼結用ガスを排気すべく動作する安全バルブを設けたことを特徴とする光ファイバ母材の脱水焼結装置。
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