JP2010130282A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力映像信号がサイドパネル画像付加信号であるか否かを精度よく判断する。
【解決手段】映像信号処理装置10は、映像信号の画面内の所定の第1の領域に含まれる複数の画素データに基づいて、第1の特徴情報を生成する第1の特徴検出部1と、第2の領域内の複数の画素データに基づいて、第2の特徴情報を生成する第2の特徴検出部2を備える。判断部3は、映像信号の複数画面で生成した複数の第1の特徴情報に基づいて第1の領域内の映像信号に変動があると判断し、複数の第2の特徴情報に基づいて第2の領域内の映像信号に変動がないと判断した場合に、映像信号はサイドパネル画像付加信号であると判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は映像信号処理装置及び映像信号処理方法に係り、特にサイドパネルの画像を含む映像信号を処理する映像信号処理装置及び映像信号処理方法に関する。
入力映像信号におけるサイドパネルの有無を、輝度信号及び色信号を用いて検出する方法が特許文献1に開示されている。
特開2007−67809号公報
特許文献1では、サイドパネル領域の輝度信号及び色信号が連続時間一様であることを確認して、サイドパネル画像が付加された画像の映像信号が入力されたと判断している。
しかしながら、サイドパネル領域の輝度信号及び色信号に動きがないことを確認するだけでは、例えば動きの少ない画像の映像信号などが入力された際に、サイドパネル画像が付加された画像の映像信号であるか否かを検出することが困難な場合もある。
本発明は、入力映像信号がサイドパネル画像が付加された画像の映像信号であるか否かを、より精度よく検出できる映像信号処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は(a)〜(e)を提供する。
(a)映像信号の画面内の所定の第1の領域(fa)に含まれる複数の画素データに基づいて、前記映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第1の特徴情報を生成する第1の特徴検出部(1)と、前記第1の領域の幅より狭い幅を有し、前記第1の領域の左右部それぞれに位置する第2の領域に含まれる複数の画素データに基づいて、前記第2の領域内の映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第2の特徴情報を生成する第2の特徴検出部(2)と、前記映像信号の複数画面で生成した複数の前記第1の特徴情報に基づいて前記第1の領域内の映像信号に変動があると判断し、前記映像信号の複数画面で生成した複数の前記第2の特徴情報に基づいて前記第2の領域内の映像信号に変動がないと判断した場合に、前記映像信号は第1のアスペクトの画像の左右部にサイドパネル画像が付加されて第2のアスペクトの画像となっているサイドパネル画像付加信号であると判断する判断部(3)とを備えることを特徴とする映像信号処理装置(10)。
(b)前記第2の特徴検出部は、前記第2の領域の幅より狭い幅を有する第3の領域(fb)の位置を所定の時間かけて移動させることによって前記第2の領域とし、前記第2の特徴情報を生成することを特徴とする(a)記載の映像信号処理装置。
(c)前記判断部は、隣接する2つの画面間で前記第1の特徴情報が予め定めた第1のしきい値を超えて変動した場合に変動があると判断することを特徴とする(a)または(b)に記載の映像信号処理装置。
(d)前記判断部は、隣接する2つの画面間で前記第2の特徴情報が予め定めた第2のしきい値以内の変動であれば変動がないと判断することを特徴とする(a)ないし(c)のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
(e)前記映像信号に対して画質補正を施す映像信号処理部(4)をさらに備え、前記映像信号処理部は、前記判断部が前記映像信号はサイドパネル画像付加信号ではないと判断した場合は、前記第1の領域全体に含まれる複数の画素データに基づいて生成した前記第1の特徴情報を用いて前記映像信号に対して画質補正を施し、前記判断部が前記映像信号はサイドパネル画像付加信号であると判断した場合は、前記第1の領域から前記サイドパネル画像部分を除いた複数の画素データに基づいて生成した前記映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第3の特徴情報を用いて前記映像信号に対して画質補正を施すことを特徴とする(a)ないし(d)のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
本発明によれば、映像信号の処理において、入力された映像信号がサイドパネル画像が付加された画像の信号であるか否かを正しく検出できる。
図1は本発明になる映像信号処理装置の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の映像信号処理装置10は、画像特徴検出部1と帯領域検出部2と制御部3と映像信号処理部4と記憶部(メモリ)5を備える。
映像信号処理装置10に入力された映像信号は、画像特徴検出部1、帯領域検出部2及び映像信号処理部4に供給される。なお入力映像信号はフィールド単位のインターレース信号でもフレーム単位のプログレッシブ信号でもよい。以下の説明では、プログレッシブ信号がフレーム単位で入力される場合を一例として説明する。
画像特徴検出部1は、供給された入力映像信号に基づいて制御部3から設定される、図2に示す画像特徴検出枠fa内に含まれる複数の画素データに基づいて、映像信号の輝度または色の特徴を表す画像特徴情報を生成する。画像特徴情報は、例えば輝度信号分布(ヒストグラム)、平均輝度(APL)、最小輝度(MIN)、最大輝度(MAX)等を含む。画像特徴検出部1は、画像特徴情報を1画面(フレーム)毎に生成する。画像特徴情報を生成するために、輝度信号または色信号のどの信号を用いて、どのような情報をいくつ求めるかは、適宜決めればよい。
帯領域検出部2は、供給された入力映像信号に基づいて制御部3から設定される、図2に示す帯領域検出枠fb内に含まれる複数の画素データに基づいて、映像信号の輝度または色の特徴を表す帯領域情報を生成する。帯領域検出部2は、帯領域情報を1フレーム毎に生成する。帯領域検出枠fbは、画像特徴検出枠faより小なる幅を有する。
図3に帯領域検出部2の一構成例を示すブロック図を示す。帯領域検出部2は、帯領域検出枠fbを構成する画素の各画素の輝度信号Y、色差信号B−Y、R−Yが入力される。色差信号B−Yは絶対値算出部21Bに、色差信号R−Yは絶対値算出部21Rに、それぞれ供給される。絶対値算出部21B及び21Rは、供給された色差信号を絶対値化して、最大値選択部22に出力する。
輝度信号Yは直接、最大値選択部22に供給される。
最大値選択部22は、供給された輝度信号Y、絶対値化された色差信号B−Y、絶対値化された色差信号R−Yのうち、最大値を示す信号の値を選択し画素毎に記憶する。最大値選択部22は、帯領域検出枠fbを構成する全画素の信号(Y、B−Y、R−Y)を受け取り、全画素分の最大値を選択すると、平均値算出部23に出力する。
平均値算出部23は全画素分の最大値の総和を求め、総和を全画素数で割り、帯領域検出枠fbの平均値を算出する。帯領域検出部2は、算出した平均値(帯領域情報)を制御部3に出力する。
制御部3は、画像特徴検出部1に画像特徴情報を生成するための画像特徴検出枠faを設定し、帯領域検出部2に帯領域情報を生成するための帯領域検出枠fbを設定する。制御部3は、画像特徴検出部1が生成した画像特徴情報と帯領域検出部2が生成した帯領域情報とに基づいて、入力された映像信号が第1のアスペクトの画像の左右部にサイドパネル画像が付加されて第2のアスペクトの画像となっているサイドパネル画像付加信号であるか否かを判断する。制御部3の判断処理については後述する。
また制御部3は、画像特徴情報を基に入力映像信号に対して画質補正を行なうための制御情報を生成する。制御部3は映像信号処理部4を制御するための制御情報、及びサイドパネル画像付加信号であるか否かを示すサイドパネル情報を映像信号処理部4に出力する。
更に、制御部3は映像信号処理装置10全体の制御も行なう。
映像信号処理部4は階調補正部41と色補正部42と輪郭補正部43とを備え、制御部3から入力された制御情報及びサイドパネル情報を用いて入力映像信号の画質補正を行う。映像信号処理部4は補正した映像信号を、図示しない表示装置などへ出力する。
階調補正部41は制御情報に基づいて、輝度信号(Y)の階調を補正し、色補正部42は制御情報に基づいて色差信号(R−Y、B−Y)を補正する。輪郭補正部43は、サイドパネル情報に基づいて映像信号の解像度にあわせた画像の輪郭補正を行う。
記憶部5は、制御部3が画像特徴検出部1及び帯領域検出部2を制御するために要する設定値を記憶する。設定値は、映像信号処理装置10の出荷時または利用者のマニュアル操作などにより記憶部5に設定される。設定値はここでは、図2に示すパネルPにおける画像特徴検出枠fa及び帯領域検出枠fbを設定するための4つの値(水平スタートポイント、水平幅、垂直スタートポイント、垂直幅)である。本実施形態のパネルPの全画素数は、853×480画素である。
画像特徴検出枠faにおけるこれらの4つの値を説明する。帯領域検出枠fbについても同様の定義とし、説明を省略する。水平スタートポイントは、画像特徴検出枠faの水平方向の一端部の位置を設定するための値であり、この端部と同じ側にあるパネルPの水平方向の端部から何画素目に画像特徴検出枠faの水平方向の端部を設定するかで決定する。水平幅は、画像特徴検出枠faの水平方向の幅を示す値である。同様に垂直スタートポイントは、画像特徴検出枠faの垂直方向の一端部の位置を設定するための値であり、この端部と同じ側にあるパネルPの垂直方向の端部から何画素目に画像特徴検出枠faの垂直方向の端部を設定するかで決定する。垂直幅は、画像特徴検出枠faの垂直方向の幅を示す値である。
例えば本実施形態では画像特徴検出枠faの、水平スタートポイントを50、水平幅を753、垂直スタートポイントを24、垂直幅を432とした。また帯領域検出枠fbの、水平スタートポイントを40、水平幅を8、垂直スタートポイントを24、垂直幅を432とした。これらの値は、値1がパネルPの1画素に対応するものとするが、これに限定するものではない。
制御部3は映像信号処理装置10の動作開始時に記憶部5から各設定値を読み出し、図示しない一時記憶部に記憶する。制御部3は入力される映像信号のフレーム毎に、設定値を画像特徴検出部1及び帯領域検出部2に設定する。
画像特徴検出部1、帯領域検出部2及び映像信号処理部4は、比較的単純な情報処理を画素単位で行うため、一般的には高速処理が可能なハードウェアで実現される。一方制御部3は、複雑な演算処理により画像解析をフレーム単位で行なうので、一般的にはCPUなどを用いたソフトウェアで実現される。
ただし、ハードウェアとソフトウェアの使い分けは特に限定されるものではない。
図4に、制御部3が入力映像信号をサイドパネル画像付加信号か否か、判断するためのフローチャートを示す。
映像信号処理装置10が動作を開始すると、制御部3はステップS1にて、記憶部5が保持している設定値を取得する。制御部3は設定値に基づき、図2に示す画像特徴検出枠faを画像特徴検出部1に設定する。画像特徴検出部1は、画像特徴検出枠fa内の平均輝度値APLを入力映像信号に基づいて求めて、制御部3に出力する。本実施形態では、平均輝度値APLを画像特徴情報とした。
同様に制御部3は記憶部5から取得した設定値に基づき、帯領域検出枠fbを帯領域検出部2に設定する(初期設定)。帯領域検出枠fbの設定値は、サイドパネル画像付加信号において、一般的にサイドパネル画像が存在すると思われる領域(以降、サイドパネル領域)に含まれる複数の画素データを所定の時間かけて検出できるような値とする。帯領域検出部2は、帯領域検出枠fbの位置を所定の時間かけて移動させることで、サイドパネル領域内の映像信号の輝度または色の特徴を表す情報を生成する。
本実施形態では、パネルPの左側から帯領域情報の検出を行う。左側の帯領域情報の検出は、図2に示すように帯領域検出枠fbを画像特徴検出枠faの左側端部の外側から、パネルPの内側に向けて移動させて行う。本実施形態では帯領域検出枠fbを、左側端部から6フレームかけて移動させる。
帯領域検出部2は、帯領域検出枠fbに囲われる全画素の信号(Y、B−Y、R−Y)を基に、左側のサイドパネル領域から求めた平均値SL(帯領域情報)を算出し、制御部3に出力する。平均値SLは、1フレーム毎に求めた6つの平均値SLを制御部3に出力してもよいし、6フレーム分の平均値SLの総和をフレーム数の6で割った値を制御部3に出力してもよい。
制御部3は、左側の帯領域情報を検出するための帯領域検出枠fbの移動が終わると、続いてパネルPの右側の帯領域情報の検出を開始する。右側の帯領域情報の検出は、帯領域検出枠fbを画像特徴検出枠faの右側端部の外側から、パネルPの内側に向けて6フレームかけて移動させる。帯領域検出部2は上記同様に、6フレーム分の右側のサイドパネル領域から求めた平均値SRを算出し、制御部3に出力する。
次に制御部3はステップS2で、ステップS1で求めた左右のサイドパネル領域の平均値の総和STを算出する。本実施形態では、1フレーム毎に求めた平均値SLと平均値SRとが、左右各領域6フレーム分ずつあるので、左右のサイドパネル領域の平均値の総和STは、12フレーム分の値となる。
制御部3は続くステップS3で、ステップS1で入力された平均輝度値APLと、ステップS2で求めた左右のサイドパネル領域の平均値の総和STのそれぞれを、1処理前の各値と比較し差分値を求める。1処理とは、ステップS1からステップS11までのサイクルを指す。
ここで、1処理前の各値をそれぞれ、平均輝度値APLp、総和STpとし、算出した差分値をそれぞれ平均輝度値差分APLg、総和差分STgとする。各差分値を求める式を次の(1)(2)に示す。
(1)APLg=|APLp−APL|
(2)STg=|STp−ST|
ステップS4にて制御部3は、ステップS3で求めた平均値の総和の差分STgが所定の値以上か否かを判定する。差分値STgが所定の値より小さい場合は、隣接する画面間で左右のサイドパネル領域に変動が無いとし、ステップS5に進む。左右のサイドパネル領域に変動が無い場合、サイドパネル画像付加信号であると判断する。
一方、差分値STgが所定の値以上の場合は、隣接する画面間で左右のサイドパネル領域に変動があるとし、ステップS10に進む。左右のサイドパネル領域に変動がある場合、映像信号はサイドパネル画像が付加された画像のものではないと判断する。ここでは、所定の値を30とし、差分値STg<30を判定した。
ステップS5にて制御部3は、ステップS3で求めた平均輝度値の差分値APLgが所定の値より大きいか否かを判定する。差分値APLgが所定の値より大きい場合は、隣接する画面間で入力映像信号が全体的に変動しているとし、ステップS6に進む。差分値APLgが所定の値以下の場合は、隣接する画面間で入力映像信号の変動が無いとし、ステップS7に進む。ここでは、所定の値を10とし、APLg>10を判定した。
ステップS6において制御部3は、映像信号はサイドパネル画像が付加された画像のもの(サイドパネル画像付加信号)であると判断した回数をカウントするためのカウンタの値SCを1インクリメントする。すなわち、ステップS4にて左右のサイドパネル領域に変動がなく、ステップS5にて映像信号の変動があると判断した場合に、サイドパネル画像付加信号が入力されたと判断し、カウンタ値SCを1加算する。
一方制御部3は、ステップS10にてカウンタ値SCを0にリセットする。これは、ステップS4にてサイドパネル領域に変動があると判断した場合である。
ステップS5にて制御部3が入力映像信号に変動がないと判断した場合、上記のように制御部3の処理はステップS7に進み、ステップS6にてカウンタ値SCの更新を行わない。このステップS5からステップS7に移行する処理は、制御部3がサイドパネル領域に変動がないと判断し(ステップS4でNO)、映像信号の変動がない(ステップS5でNO)と判断したときに行われる。このような判断がされるのは、入力映像信号が静止画や変化の小さいものである場合が考えられる。
この場合制御部3は、カウンタ値SCを変更することなくステップS7に進む。カウンタ値SCは、更新あるいはリセットされるまで、その値が保持される。
ステップS6に続くステップS7では、制御部3はカウンタ値SCが所定の値より大きいか否かを判定する。所定の値より大きい場合はステップS8に進み、制御部3は輪郭補正部43の設定をSD設定とする。この時制御部3は、入力映像信号は第1のアスペクトの画像の左右部にサイドパネル画像が付加されて第2のアスペクトの画像となっているサイドパネル画像付加信号であると判断する。一方、所定の値以下の場合はステップS11に進み、制御部3は入力映像信号がサイドパネル画像付加信号ではないと判断し、輪郭補正部43をHD設定とする。ここでは、所定の値を4とし、カウンタ値SC>4を判定した。
ステップS8またはステップS11にて輪郭補正部43の設定が完了すると、ステップS9に進む。ステップS9にて制御部3は、平均輝度値APLと、左右のサイドパネル領域の平均値の総和STのそれぞれの値を更新する。すなわちステップS1からステップS8までの本処理で求めた平均輝度値APLをAPLpと変更し、左右のサイドパネル領域の平均値の総和STをSTpと変更する。そして再びステップS1に戻り、制御部3は上述した処理を繰り返す。
本実施形態では、制御部3がステップS4及びステップS5に基づいて、入力された映像信号はサイドパネルの画像を含む画像のものかどうかを判定する。制御部3はステップS4にてサイドパネル領域に変動が無いと判断し、更にステップS5において画像特徴検出枠fa内の領域に変動があると判断した映像信号が入力されるフレーム数を数える。ステップS7において、数えたカウンタ値SCが所定の値を超えたと判定すると、制御部3は入力映像信号がサイドパネル画像付加信号であると判定する。
なお、本実施形態では隣接する2つの画面間で求めた差分値を基に、サイドパネル領域及び画像特徴検出枠fa内の領域の変動の有無を判断したが、差分値はこれに限るものではなく、複数画面より求めたものでもよい。
制御部3は、入力された映像信号がサイドパネル画像付加信号であると判断すると、新たな画像特徴検出枠fa’の設定値を画像特徴検出部1に設定する。新たな画像特徴検出枠fa’の設定値は、画像特徴検出枠fa’が第2のアスペクトの画像からサイドパネル画像を除いた第1のアスペクトの画像の領域と一致するような値とする。
新たな画像特徴検出枠fa’が画像特徴検出部1に設定されると、画像特徴検出部1は、画像特徴検出枠fa’内の映像信号の輝度または色の特徴を表す画像特徴情報を生成し、制御部3に出力する。制御部3は画像特徴情報を基に映像信号に対して補正を行うよう、階調補正部41、色補正部42及び輪郭補正部43を制御する。
入力された映像信号がサイドパネル画像付加信号ではない、と制御部3が判定した場合、制御部3は画像特徴検出枠fa内の映像信号の画像特徴情報を基に、映像信号に対して補正を行うよう、階調補正部41、色補正部42及び輪郭補正部43を制御する。
制御部3は、映像信号処理装置10の動作が終了するまで図4に示すステップS1〜ステップS11までの処理を繰り返し、サイドパネル画像付加信号であるか否かを判断し、その判断を考慮した映像信号処理を行う。
なお、本実施形態では画像特徴検出枠faの領域の左右部に対して、帯領域検出枠fbを移動させてサイドパネル画像の有無を検出したが、画像特徴検出枠faの領域の上下部に対して同様の方法をもって黒帯の有無を検出してもよい。
また、本実施形態では帯領域検出枠fbの移動を、画像特徴検出枠faの外側から開始したが、画像特徴検出枠faの内側から開始してもよい。その際、画像特徴検出枠faの垂直方向一端部と帯領域検出枠fbのパネルPに対して外側の垂直方向端部とが一致する位置から、移動を開始させるとよい。
本実施形態によれば、画像特徴情報と帯領域情報とから、映像信号がサイドパネル画像付加信号であるか否かを判断することで、より精度よくサイドパネル画像の有無を検出できる。従ってサイドパネル画像を含まない画像部分の画像特徴情報を得られることで、画像の特徴に適した画質補正を行なうことが可能となる。
本発明の一実施形態である映像信号処理装置のブロック図である。 画面内に設定する検出枠の一実施形態を示す図である。 帯領域検出部2の一実施形態を示すブロック図である。 制御部3のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 画像特徴検出部
2 帯領域検出部
3 制御部
4 映像信号処理部
5 記憶部

Claims (5)

  1. 映像信号の画面内の所定の第1の領域に含まれる複数の画素データに基づいて、前記映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第1の特徴情報を生成する第1の特徴検出部と、
    前記第1の領域の幅より狭い幅を有し、前記第1の領域の左右部それぞれに位置する第2の領域に含まれる複数の画素データに基づいて、前記第2の領域内の映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第2の特徴情報を生成する第2の特徴検出部と、
    前記映像信号の複数画面で生成した複数の前記第1の特徴情報に基づいて前記第1の領域内の映像信号に変動があると判断し、前記映像信号の複数画面で生成した複数の前記第2の特徴情報に基づいて前記第2の領域内の映像信号に変動がないと判断した場合に、前記映像信号は第1のアスペクトの画像の左右部にサイドパネル画像が付加されて第2のアスペクトの画像となっているサイドパネル画像付加信号であると判断する判断部と
    を備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記第2の特徴検出部は、前記第2の領域の幅より狭い幅を有する第3の領域の位置を所定の時間かけて移動させることによって前記第2の領域とし、前記第2の特徴情報を生成することを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記判断部は、隣接する2つの画面間で前記第1の特徴情報が予め定めた第1のしきい値を超えて変動した場合に変動があると判断することを特徴とする請求項1または2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記判断部は、隣接する2つの画面間で前記第2の特徴情報が予め定めた第2のしきい値以内の変動であれば変動がないと判断することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記映像信号に対して画質補正を施す映像信号処理部をさらに備え、
    前記映像信号処理部は、前記判断部が前記映像信号はサイドパネル画像付加信号ではないと判断した場合は、前記第1の領域全体に含まれる複数の画素データに基づいて生成した前記第1の特徴情報を用いて前記映像信号に対して画質補正を施し、前記判断部が前記映像信号はサイドパネル画像付加信号であると判断した場合は、前記第1の領域から前記サイドパネル画像部分を除いた複数の画素データに基づいて生成した前記映像信号の輝度及び色の少なくとも一方の特徴を表す第3の特徴情報を用いて前記映像信号に対して画質補正を施すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
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