JP2010130128A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

撮影装置及び撮影方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010130128A
JP2010130128A JP2008300374A JP2008300374A JP2010130128A JP 2010130128 A JP2010130128 A JP 2010130128A JP 2008300374 A JP2008300374 A JP 2008300374A JP 2008300374 A JP2008300374 A JP 2008300374A JP 2010130128 A JP2010130128 A JP 2010130128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
main subject
mask
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008300374A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Koshikawa
直樹 越川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2008300374A priority Critical patent/JP2010130128A/ja
Publication of JP2010130128A publication Critical patent/JP2010130128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】撮影者が特別な作業を施さなくても、主要被写体画像と背景画像とが分離した画像を得ることができる撮影方法及び撮影装置を提供する。
【解決手段】遠近の被写体の中で近距離の主要被写体51aに合焦させ、この合焦状態において同一構図で、適正露出設定により撮影して本画像データ(B)として保存し、続いてアンダー露出設定しかつ近距離の被写体511はオーバー露出となるようにストロボ強制発光設定により撮影してマスク生成用画像データを取得し、マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスク512と背景画像切り出しマスク522を生成し、生成した主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクにより少なくとも本画像データから主要被写体画像データ(E)及び背景画像データ(F)の一方を切り出して主要被写体画像データ及び背景画像データの一方または双方を保存する。
【選択図】図2

Description

本発明は、人物と風景などの画像処理が簡単になる、デジタルカメラ等の撮影装置及び撮影方法に関する。
従来、デジタルカメラで撮影した画像ファイルは、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)に転送して記録メディアに保存し、またプリンタで印刷していた。さらにPCおいて、主要被写体と背景を分離して加工していた。このような画像を分割する方法が知られている(特許文献1)。
特開2005-293367号公報
しかしながら、引用文献1記載の方法では、主要被写体を分離するためには主要被写体の輪郭をマウス等を使って指定したり、なぞったりしなければならず、初心者には困難で面倒な作業だった。特に主要被写体と背景の色彩が近似していて輪郭が混沌としている場合は非常に困難な作業であった。
そこで本発明は、撮影者が特別な作業を施さなくても、主要被写体画像と背景画像とが分離した画像を得ることができる撮影方法及び撮影装置を提供することを目的とする。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、切り出したい主要被写体は人物であること、人物は近距離に位置し、背景とは距離的な差が大きいことに着目してなされたものである。かかる着眼点に基づきなされて前記課題を解決する本発明の撮影方法は、遠近の被写体の中で近距離の主要被写体に合焦させ、この合焦状態において同一構図で、適正露出設定により撮影して本画像データとして保存し、続いてアンダー露出設定しかつ上記近距離の被写体はオーバー露出となるように強制ストロボ発光設定により撮影してマスク生成用画像データを取得し、上記マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクを生成し、上記生成した主要被写体画像切り出しマスクと上記背景画像切り出しマスクにより少なくとも上記本画像データから主要被写体画像データ及び背景画像データの一方を切り出して上記主要被写体画像データ及び背景画像データの一方または双方を保存することことに特徴を有する。
より実際的には、マスク生成用画像データを二値化して上記主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクとを分割する。背景は暗く、主要被写体は明るく撮影されているので、二値化だけでも十分に主要被写体と背景の画像を分割してマスクを生成することができる。
上記主要被写体画像切り出しマスクは主要被写体画像データ領域が拡張するように変形し、背景画像切り出しマスクは変形しないことが望ましい。主要被写体画像が背景画像に取り込まれるのを防止できる。
本発明の撮影方法にあっては、上記近距離の主要被写体は顔検出処理により検出した顔画像であって、上記連続撮影前に顔検出処理を実行して顔検出したときに検出した顔画像に対して合焦させ、上記適正露出設定による撮影及びそれ以降の処理を実行することが好ましい。人物を主要被写体とすることが多く、画像の加工も人物と背景に対して行うことが多いので好ましい。
別の観点からなる本発明の撮影装置は、画像データ保存手段と、この合焦状態における同一構図で、適正露出設定により撮影して本画像データとして上記画像データ保存手段に保存し、続いてアンダー露出設定しかつ上記近距離の被写体はオーバー露出となるようにストロボ装置を強制発光させて撮影してマスク生成用画像データを取得する撮影手段と、上記マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクとを生成するマスク生成手段と、上記生成した主要被写体画像切り出しマスクと上記背景画像切り出しマスクにより上記本画像データから主要被写体画像データ及び背景画像データを切り出して主要被写体画像データ及び背景画像データの一方または双方を保存する画像処理手段を備えたこと、に特徴を有する。
本発明によれば、同一の構図で適正露出による撮影を行って本画像データを取得するとともにアンダー露出かつ主要被写体に対してはオーバー露出となるストロボ強制発光による撮影を行ってマスク生成用画像データを取得し、マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスク及び背景画像切り出しマスクを生成し、これらのマスクを使用して本画像データから少なくとも主要被写体画像及び背景画像の一方を切り出して、双方または一方の画像データが保存されるので、撮影装置により撮影するだけで、本画像とは別個に、使用者が切り出す画像範囲を指定等しなくても主要被写体画像及び背景画像が得られる。
本発明の最良の実施形態について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明の撮影装置を適用したデジタルカメラの主要構成要素をブロックで示すブロック図である。
このデジタルカメラ10は、焦点調節レンズ群LFを含む撮影レンズLで形成された被写体像を撮像素子11で撮像、つまり画像信号に光電変換する。撮像素子11が撮像した画像信号は、信号処理回路13において、増幅され、デジタル信号に変換され、ホワイトバランス等の補正が施される。この処理が施された画像信号を制御回路15は、モニタ19に表示し、所定フォーマットの画像ファイルに変換して、画像記憶手段としての内部記憶装置21、外部記憶装置23に記録する。記憶装置21、23としては、不揮発性メモリ、不揮発性メモリカードが一般的である。
制御回路15は、画像コントラスト法によるAF(自動焦点調節)処理、つまり撮像素子11が出力した画像信号に基づき駆動回路25及びモータ27を介して撮影レンズLの焦点調節レンズ群LFを移動しながら焦点状態をサーチし、検出した合焦位置まで焦点調節レンズ群LFを移動させる。焦点調節レンズ群LF、撮像素子11、制御回路15、駆動回路25が自動焦点調節装置に含まれる。
また制御回路15は、撮影の際に、被写体が暗い場合など、所定条件下でストロボ17を発光させる。この実施形態のストロボ17は内蔵ストロボであって、図示しないが充電回路、メインコンデンサ、キセノン管等を備え、これらが制御回路15の制御下で充電、発光動作する。
また、制御回路15には、スイッチ群29が入力されている。このスイッチ群29には、カメラのシャッタボタンに連動する第1スイッチSW1、第2スイッチSW2が含まれる。周知の通り、第1スイッチSW1がオンすると制御回路15は、AF処理、測光及び露出値設定処理などを実行し、第2スイッチSW2がオンすると制御回路15は撮影処理を実行して撮影した画像ファイルを記憶装置21、23に書き込む構成である。
次に、本実施形態の特徴である、画像切り出し撮影処理について、さらに図2乃至図4を参照して説明する。図2は、画像データをモニタ19に表示した場合のモニタ画面20を示している。このデジタルカメラ10は、電源をオンすると、モニタモード撮影で動作し、定期的な撮影及び撮影した画像をモニタ19に表示する。この実施形態では、モニタ画面20の右側に人物画像51が位置し、左後方に樹木52が位置している(図2(A))。第1のスイッチSW1がオンすると、人物画像51の顔画像51aを検出して、顔画像51aを含む領域をフォーカスエリア20Fとして設定し、AF処理を実行して顔画像51aに合焦させるとともに、AE処理によって適正露出値を設定する。顔検出処理は、画像全体の中における肌色の検出、画像の中から人の顔における目、鼻、もしくは口などの特徴点の検出、または顔の輪郭の抽出等、従来公知の顔、顔画像の認識方法による。
第2のスイッチSW2がオンすると、適正露出値で本画像撮影して(図2(B))、記憶装置21、23に保存する。続いて、露出値をアンダーに変更し、ストロボ17を発光させてマスク画像撮影する(図2(C))。このマスク画像撮影では、近距離の人物画像511はオーバー露出になり、遠距離の樹木画像521を含む背景はアンダー露出になる。
マスク画像撮影により得たマスク生成用画像データを二値化する。すると、オーバー露出の人物画像511が破線で囲んだ白領域の主要被写体画像切り出しマスク512になり、アンダー露出の樹木画像521を含む背景は黒領域の背景画像切り出しマスク522になる(図2(D))。さらにこの実施形態では、主要被写体画像切り出しマスク512を拡張して拡張主要被写体画像切り出しマスク513を設定している。拡張は、主要被写体画像切り出しマスク512の相似形として拡張するか、主要被写体画像切り出しマスク512の輪郭を所定画素分拡張する。なお、二値化し、拡張主要被写体画像切り出しマスク513及び背景画像切り出しマスク522を設定した画像データを、所定フォーマットの画像ファイルとして少なくとも内部記憶装置21に保存し、画像切り出し処理に使用する。
本画像データから、拡張主要被写体画像切り出しマスク512に対応する領域の画像データを切り抜いて、二値化したマスク生成用画像データの主要被写体画像切り出しマスク513の領域に貼り込む(図2(E))。そうして、このマスク生成用画像データを所定フォーマットに変換し、主要被写体画像ファイルとして記憶装置21、23に保存する。
一方、上記主要被写体画像を切り抜かれた本画像データは、背景画像切り出しマスク522に相当する領域を除いて、つまり主要被写体画像切り出しマスク512に相当する領域514を黒で塗りつぶす(図2(F))。例えば、主要被写体画像切り出しマスク512に対応する領域のRGB輝度を0にする。そうしてこの背景画像に関する本画像データを所定フォーマットに変換し、背景画像ファイルとして記憶装置21、23に保存する。
以上の画像切り出し撮影処理によってこのデジタルカメラの記憶装置21、23には、図2の(B)、(E)及び(F)に示した、本画像ファイル、主要被写体画像ファイル及び背景画像ファイルが保存される。なお、全ての画像ファイルを保存することが好ましいが、主要被写体画像ファイル及び背景画像ファイルは一方のみでもよい。
以上のデジタルカメラ10の画像切り出し撮影処理動作を、図3、4に示したフローチャートを参照してより詳細に説明する。図3は、このデジタルカメラ10の主要処理を、図4は被写体画像抽出処理をフローチャートで示す図である。図3のスタートフローには、デジタルカメラ10の電源がオンしたときに入る。なお、画像切り出し撮影モードは、通常の撮影モード設定処理、またはボタン操作によって選択され、この画像選択モードが選択されているときにこのスタートフローに入るものとする。
スタートフローに入ると、制御回路15はモニタモードで動作して、撮像素子11を所定フレームレートで駆動し、撮影した画像をモニタ19に表示するスルー表示処理を開始する(S101)。そうして、第1スイッチSW1がオンしたかどうかチェックし(S103)、オンしていなければスルー表示を継続する(S103:NO、S101)。
第1スイッチSW1がオンすると(S103:YES)、モニタモード撮影した画像信号により顔検出する(S105)。顔検出は、人物の顔に相当する顔画像領域が存在するか否かにより検出する。この実施形態では、モニタ画面20の右側に人物画像51が位置し、左後方に樹木52が位置していて、人物画像51の顔画像51aを検出して、顔画像51aを含む領域をフォーカスエリア20Fとして設定している。なお、複数の顔画像を検出した場合は、最近距離に相当する顔画像、最も大きな顔画像領域、または最も中央に近い顔画像をフォーカスエリア20Fとして設定することができる。
続いて、フォーカスエリア20F内の被写体に対するAF処理及びAE処理(S107)を実行する。このAF処理は画像コントラストAF処理であって、制御回路15は、フォーカスレンズ群LFを近位置から遠位置方向にステップ駆動しながら撮影し、フォーカスエリア20F内の画像データについてコントラストを検出して、合焦状態となるコントラストのピークを検出し、コントラストのピークが得られた位置にフォーカスレンズ群LFを移動する。AE処理では、合焦後に撮影した画像データに基づいて、最適な絞り値及びシャッタ速度を演算する。なお、AF処理中は、フォーカスエリア20F内の画像データにつき適正な輝度レベルが得られるように電子シャッタ速度を制御することが好ましい。
次に、第2スイッチSW2がオンしているどうかをチェックし(S109)、オンしていなければ(S109:NO)、ステップS101に戻る。第2スイッチSW2がオンすると(S109:YES)、本画像撮影(S111)を実行する。つまり、ステップS105の顔検出で検出し、S107で合焦させた顔画像51aを含む被写体を撮像する(図2(B))。撮影した本画像データは、内部記憶装置21または外部記憶装置23に書き込まれる。
続いて、露出設定変更を行う(S113)。この露出設定変更は、背景はアンダー露出、好ましくは黒つぶれし、人物画像51はオーバー露出、好ましくは白飛びするように設定する。つまり、露出値を数段分以上アンダー側に変更するとともにストロボを強制発光させる露出設定に変更することである。そうして、ストロボ充電完了かどうかをチェックする(S115)。ストロボ充電が完了していない場合は完了するのを待つ(S115:NO、S115)。なお、ストロボ充電は、このスタート処理に入ったときに開始させるのが実際的である。
ストロボ充電完了と判断すると(S115:YES)、マスク生成用画像撮影処理を実行する(S117)。つまり、ステップS113で変更された露出設定により、ストロボ17を強制発光させて撮影する。マスク生成用画像撮影処理によって撮影されたマスク生成用画像は、図2(C)に示したように、人物画像511はオーバー露出(白飛び状態)、樹木521及び遠距離の背景はアンダー露出(黒つぶれ状態)になる。
次に、本画像データから人物画像51の領域(拡張主要被写体画像切り出しマスク513に相当する領域)と背景画像領域(背景画像切り出しマスク522に相当する領域)とを抽出する本画像の領域抽出処理を実行する(S119)。そうして、抽出した人物画像領域データと背景画像領域データとをそれぞれ画像ファイルとなるように画像処理し(S121)、内部、外部記憶装置21、23に保存して(書き込んで)終了する(S123、END)。内部記憶装置21及び外部記憶装置23に記憶する画像ファイルは、ステップS111で撮影した本画像、並びに、ステップS119で本画像から抽出した人物画像及び背景画像の画像ファイルである。
次に、ステップS119で実行される本画像の領域抽出処理について、図4に示したサブルーチンを参照してより詳細に説明する。
抽出処理に入ると、先ず、マスク生成用画像データ(図2(C))にマスク用画像二値化処理を施す(S201)。この二値化処理では、マスク生成用画像データを明暗の二値化するので、この実施例の場合、人物像511は白、樹木像521を含む背景像は黒になっている(図2(D))。
二値化したマスク生成用画像データに、マスク用画像領域分割処理を施す(S203)。つまり、マスク用画像から人物画像511の輪郭を検出して主要被写体画像切り出しマスク512及び背景画像切り出しマスク522を切り出す。さらに、主要被写体切り出しマスク512に対してマスク境界微調整(拡張)処理を施す(S205)。このマスク境界微調整処理は、主要被写体画像切り出しマスク512の輪郭を拡張して拡張主要被写体画像切り出しマスク513を生成する処理である。図2(D)において、破線で示した主要被写体画像切り出しマスク512が人物画像511の輪郭であって、白と黒の境界輪郭が拡張主要被写体画像切り出しマスク513である。拡張主要被写体画像切り出しマスク513を使用することで、人物画像511の一部(輪郭部分)が背景に取り込まれるのを防止できる。主要被写体画像切り出しマスク512、拡張主要被写体画像切り出しマスク513及び背景画像切り出しマスク522を内部記憶装置21に保存する(S207)。
次に、保存した本画像データから、主要被写体画像切り出しマスク512に対応する領域の画像データを切り抜いて、マスク生成用画像データの拡張主要被写体画像切り出しマスク513の領域に貼り込み(図2(E))、また本画像データの主要被写体画像切り出しマスク512に相当する領域514(主要被写体画像51)を黒で塗りつぶす(図2(F))(S209)。そうして、本画像データから背景画像領域を分離(マスク)した主要被写体画像データ(図2(E))と、本画像データから主要被写体領域を分離(マスク)した背景画像データ(図2(F))を内部、外部記憶装置21、23に保存してリターンする(S211、RETURN)。
図2のフローチャートにリターンすると、本画像データ、主要被写体画像データ及び背景画像データのそれぞれについて予め設定されたフォーマットに変換するなどの画像処理を施して、それぞれ本画像ファイル、主要被写体画像ファイル、背景画像ファイルとして内部記憶装置21及び外部記憶装置23の少なくとも一方に保存する。主要被写体画像ファイル及び背景画像ファイルは、一方のみ保存する構成でもよい。
以上の通り本発明を適用したデジタルカメラ10によれば、撮影するだけで、主要画像としての人物画像51及び樹木52を含む背景画像が一緒の本画像ファイル(図2(B))と、本画像データから人物画像51を分離抽出した主要画像ファイル(図2(E))と、本画像データから背景画像を抽出した背景画像ファイル(図2(F))が得られる。
以上の通り本発明の撮影方法、撮影装置によれば、人物撮影において、人物像と背景像とが渾然一体となった通常の画像ファイルと、人物像と背景像とが分離された主要画像ファイル、背景画像ファイルが得られるので、撮影者は簡単に人物像のみ及び背景像のみの画像データを得ることができる。
図示実施形態では本発明をコンパクトタイプのデジタルカメラに適用したが、本発明は一眼レフタイプのデジタルカメラなど、デジタルカメラ一般に適用できる。
本発明を適用したデジタルカメラの主要構成部材を示したブック図である。 同デジタルカメラで撮影した画像の実施例及びその処理状況を異なる段階で示した図である。 同デジタルカメラの撮影処理の実施形態をフローチャートで示した図である。 同デジタルカメラの主要被写体画像抽出処理をフローチャートで示した図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 撮像素子(撮像手段)
13 信号処理回路
15 制御回路(画像処理手段)
17 ストロボ
19 モニタ
20 モニタ画面
20F フォーカスエリア
21 内部記憶装置(画像データ保存手段)
23 外部記憶装置(画像データ保存手段)
25 駆動回路
29 スイッチ群
51 人物画像(主要被写体画像)
51a 顔画像
511 人物画像(主要被写体画像)
512 主要被写体画像切り出しマスク
513 拡張主要被写体画像切り出しマスク
514 領域
52 樹木画像
521 樹木画像
522 背景画像切り出しマスク
L 撮影レンズ
LF フォーカスレンズ群

Claims (5)

  1. 遠近の被写体の中で近距離の主要被写体に合焦させ、
    この合焦状態において同一構図で、適正露出設定により撮影して本画像データとして保存し、
    続いてアンダー露出設定しかつ上記近距離の被写体はオーバー露出となるようにストロボ強制発光設定により撮影してマスク生成用画像データを取得し、
    上記マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクを生成し、
    上記生成した主要被写体画像切り出しマスクと上記背景画像切り出しマスクにより少なくとも上記本画像データから主要被写体画像データ及び背景画像データの一方を切り出して上記主要被写体画像データ及び背景画像データの一方または双方を保存すること、を特徴とする撮影方法。
  2. 請求項1記載の撮影方法において、上記マスク生成用画像データを二値化して上記主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクとを分割する撮影方法。
  3. 請求項1または2記載の撮影方法において、上記主要被写体画像切り出しマスクは主要被写体画像データ領域が拡張するように変形し、背景画像切り出しマスクは変形しない撮影方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項記載の撮影方法において、上記近距離の主要被写体は顔検出処理により検出した顔画像であって、上記連続撮影前に顔検出処理を実行して顔検出したときに検出した顔画像に対して合焦させて、上記適正露出設定による撮影及びそれ以降の処理を実行する撮影方法。
  5. 遠近の被写体の中で近距離の主要被写体に合焦させる自動焦点調節装置と、
    画像データ保存手段と、
    この合焦状態における同一構図で、適正露出設定により撮影して本画像データとして上記画像データ保存手段に保存し、続いてアンダー露出設定しかつ上記近距離の被写体はオーバー露出となるようにストロボ装置を強制発光させて撮影してマスク生成用画像データを取得する撮影手段と、
    上記マスク生成用画像データから主要被写体画像切り出しマスクと背景画像切り出しマスクとを生成し、上記生成した主要被写体画像切り出しマスクと上記背景画像切り出しマスクにより上記本画像データから主要被写体画像データ及び背景画像データを切り出して主要被写体画像データ及び背景画像データの一方または双方を保存する画像処理手段を備えたこと、を特徴とする撮影装置。
JP2008300374A 2008-11-26 2008-11-26 撮影装置及び撮影方法 Pending JP2010130128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008300374A JP2010130128A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 撮影装置及び撮影方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008300374A JP2010130128A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 撮影装置及び撮影方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010130128A true JP2010130128A (ja) 2010-06-10

Family

ID=42330227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008300374A Pending JP2010130128A (ja) 2008-11-26 2008-11-26 撮影装置及び撮影方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010130128A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227593A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置
CN104730805A (zh) * 2013-12-20 2015-06-24 国际商业机器公司 闪光摄影
JP2019057849A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、画像処理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227593A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置
CN104730805A (zh) * 2013-12-20 2015-06-24 国际商业机器公司 闪光摄影
JP2019057849A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、画像処理システム
JP7124281B2 (ja) 2017-09-21 2022-08-24 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、画像処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1839435B1 (en) Digital image acquisition system with portrait mode
JP2008070562A (ja) 撮像装置および露出制御方法
JP5306628B2 (ja) 撮影方法及び装置
JP5166370B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2008118348A (ja) 電子カメラおよびプログラム
JP2015014647A (ja) カメラ
JP2010130128A (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP4658015B2 (ja) デジタルカメラおよびその制御方法
JP2002040321A (ja) 電子カメラ
JP5054635B2 (ja) 撮像装置
JP2010028606A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2008054031A (ja) デジタルカメラ及び表示制御方法
JP4670635B2 (ja) 撮影装置
JP2010026039A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法並びにプログラム
JP2007208355A (ja) 撮影装置および方法並びにプログラム
JP2006243371A (ja) ストロボ装置,及びその制御方法、並びにデジタルスチルカメラ
JPH11252451A (ja) 撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008271227A (ja) 撮像装置
JP2005284166A (ja) デジタルスチルカメラ及びその連続撮影の制御方法
JP2010134176A (ja) 撮影装置および撮影方法
JP5245644B2 (ja) 露出演算装置
JP2008242054A (ja) カメラのストロボ制御方法及びストロボ制御装置
JP2017139560A (ja) 撮像装置、撮像システム、および撮像方法
JP2008118388A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2004112487A (ja) 撮影条件判断装置