JP2010129890A - ボンディングヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザを照射して加熱させたボンディングツールにより半導体チップを基板に接合するようにしたボンディングヘッドを提供する。
【解決手段】レーザLによって加熱されるボンディングツール5は、石英からなるツール基材15に、吸収層17、金属層18を設けて構成されている。吸収層17はツール基材15を透過したレーザLによって加熱される。吸収層17の下層には金属層18が設けられており、この金属層18により吸収層17の熱が拡散される。これにより、レーザLを直接照射することなく、レーザLにより半導体チップを加熱することができる。
【選択図】図2

Description

本発明はボンディングヘッドに関し、より詳しくは、レーザを照射して加熱させたボンディングツールにより半導体チップを基板に接合するようにしたボンディングヘッドに関する。
従来より、半導体チップを基板に熱圧着させて接合するボンディングヘッドとして、レーザのエネルギーを利用して半導体チップを加熱するものが知られている。レーザによる加熱では、ヒータを用いる場合に比較して、短時間で昇温し降温できるという利点がある。
このように、加熱にレーザを利用したボンディングヘッドとしては、石英ガラスからからなるボンディングツール(保持加圧ツール)により半導体チップを吸着保持し、このボンディングツールを透過させて保持した半導体チップにレーザを直接照射することで、半導体チップを加圧しながら加熱して基板に接合させるようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるような、半導体チップにレーザを直接照射して加熱する方式の場合では、半導体チップによっては、レーザが透過して内部回路にダメージを与えたり、半導体チップを透過したレーザが基板を不必要に加熱して熱変形させるおそれがあった。
これに対し、レーザにより加熱される媒体を介して、間接的に加熱するよう構成したものも知られている (特許文献2、3参照)。
特許文献2に開示される構成では、セラミック板からなるボンディングツール(加圧ツール)にレーザを照射して加熱し、これを半導体チップに当接させて加熱するようになっている。また、特許文献3には、ボンディングツールの圧着面にレーザ吸収膜を設けて、レーザを吸収膜に集光させて加熱し、吸収膜から直接伝熱するようにしたワイヤボンディングツールの構成が開示されている。
これらの構成によれば、レーザを直接照射させることなく、レーザにより間接的な加熱が可能となる。
特許第3195970号公報 特許第3368494号公報 特開平6−104319号公報
しかしながら、特許文献2のように、ボンディングツールをセラミック板で構成した場合には、熱伝導率が低いため昇温および降温に時間を要し、短時間で昇温、降温できるようセラミック板を薄くした場合には、ボンディング時の加圧に耐える十分な強度が得られないという問題があった。
また、特許文献1によるボンディングツールに特許文献2によるレーザ吸収膜をを設け、吸収膜を介して半導体チップを加熱するよう構成したところ、吸収膜の一部にレーザが集中して、その部分の吸収膜が熱により損失してしまうという事態が生じた。これを防ぐためにレーザの出力を低下させると、半導体チップを十分に加熱することができなかった。
上述した事情に鑑み、本発明は、レーザを照射して加熱させたボンディングツールにより半導体チップを基板に接合するようにしたボンディングヘッドにおいて、
上記ボンディングツールは、レーザを透過するツール基材に、レーザを吸収して加熱される吸収層と、この吸収層の熱を拡散させる金属層とを設けて構成したものである。
上述した構成によれば、レーザを直接照射することなく、レーザにより半導体チップを加熱することができる。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1において、1は基板2に半導体チップ3を接合するボンディング装置である。ボンディング装置1は、上記基板2を支持して水平方向に移動可能な基板ステージ4と、基板ステージ4の上方側に配置されるとともに、ボンディングツール5によって半導体チップ3を加熱した状態で押圧して基板2に接合するボンディングヘッド6と、このボンディングヘッド6に形成したハウジング6Aの上部に配設されたレーザ発振器7と、上記ボンディングヘッド6およびレーザ発振器7を昇降させるとともに、下方に加圧して上記ボンディングツール5に保持した半導体チップ3を所要の押圧力で基板2へ押圧する昇降加圧機構8とを備えている。
ボンディングツール5は、筒状に形成したハウジング6Aの下端の内周部に取り付けられており、ボンディングツール5の中央には、上下方向に貫通する吸引孔5Aが形成されている。ハウジング6Aの側面には吸引口6Bが形成されており、この吸引口6Bは導管9を介して負圧源10に接続されている。制御装置50からの指令により、上記負圧源10から上記導管9と吸引口6Bを介してハウジング6A内が吸引されると、吸引孔5Aに負圧が作用して、ボンディングツール5の下面側の吸着面5Bに半導体チップ3を吸着して保持できるようになっている。
基板ステージ4、レーザ発振器7および昇降加圧機構8の作動は制御装置50によって作動を制御されるようになっており、制御装置50によってレーザ発振器7が作動されると、レーザLが下方側のボンディングツール5に向けて出射されるようになっている。本実施例においては、レーザ発振器7として半導体レーザを採用しているが、YAGレーザ等の固体レーザやその他のレーザを用いることも可能である。ハウジング6A内のレーザ発振器7の下方側には、レーザLの光路上に位置させて、照射範囲におけるレーザLの強度分布を均等化するホモジナイザー11が配置されており、さらにその下方側にはレーザLを所要の大きさに集光するレンズ12が配置されている。これにより、レーザ発振器7から出射されたレーザLは、ホモジナイザー11によって強度分布を均等化された後に、レンズ12によって集光されてボンディングツール5の上面側の照射面5Cに照射されるようになっている。本実施例においては、均等化手段として上記ホモジナイザー11を設けたことにより、レーザLの強度分布を均等化してからボンディングツール5の照射面5Cに照射できるようになっている。
そして、半導体チップ3を吸着面5Bに保持した状態において、ボンディングツール5の照射面5CにレーザLが照射されると、ボンディングツール5がレーザLによって加熱されて、半導体チップ3およびその下面の複数箇所に配置されたバンプ13が加熱されるようになっている。基板ステージ4を作動させて、ボンディングツール5に保持した半導体チップ3と基板2を位置合わせした状態において、制御装置50は、レーザ発振器7からレーザLを出射させてボンディングツール5に照射させながら、上記昇降加圧機構8によりボンディングヘッド6を下降させて加圧するようになっている。これにより、ボンディングツール5の吸着面5Bに保持された半導体チップ3は、加熱されながら基板2へ押圧されて基板2に接合されるようになっている。
このようにしてボンディング作業が終了したら制御装置50からの指令により、負圧源10による吸引孔口6Bからの吸引が停止されるので、ボンディングツール5による半導体チップ3の保持状態が解除され、その後、昇降加圧機構8によりボンディングヘッド6が上昇され、次回のボンディングに移行するようになっている。
ボンディングヘッド6によって、上述したようにして基板2に半導体チップ3が接合されるようになっており、本発明においては、上記ボンディングヘッド6のボンディングツール5を、以下のように、レーザLを透過するツール基材15に、レーザLを吸収して加熱される吸収層17と、この吸収層17の熱を拡散させる金属層18とを設けて構成したことを特徴としている。
すなわち、図2に拡大断面図で示すように、ボンディングツール5は、下方へ膨出した膨出部15Aと、半径方向へ突出したフランジ部15Bとを有する円盤状のツール基材15から構成され、このツール基材15の膨出部15Aの下面に密着層16を介して吸収層17を設け、さらに、この吸収層17の表面に密着させて金属層18を設け、さらに、金属層18を含め、上記ツール基材15の膨出部15A全域を覆って保護層19を設けて構成されている。
ツール基材15は、レーザLを透過可能であって、かつ、強度が高い石英あるいはサファイヤからなり、中央部に貫通孔15Cが穿設されて吸引孔5Aを構成している。このツール基材15は、フランジ部15Bがハウジング6Aの下端の内周部に嵌合されている。ハウジング6Aの下端部にはリング状の支持部材21を下方側から取り付けてあり、この支持部材21によってツール基材15のフランジ部15Bを下方側から支持している。また、フランジ部15Bの上面にリング部材22を当接させてあり、これにより、支持部材21とリング部材22で挟持することによって、ツール基材15を水平状態でハウジング6Aの下端部に支持している。
上記レーザ発振器7から出射されたレーザLは、ホモジナイザー11により強度分布が均等化されてからレンズ12を透過して、照射面5Cを構成するツール基材15の上面15Dに照射され、さらに、このツール基材15を透過したレーザLが、出力のピークが一部分に集中することなく強度分布が均等化されて、吸収層17に照射されるようになっている。
これに加えて、上記ツール基材15の上面15Dは、梨地処理が施されてすりガラスとして構成されており、ツール基材15に対して照射されたレーザLが、一部分に集中せず、拡散されて通過するようになっている。このようなツール基材15の上面15Dによっても、均等化手段が構成されている。本実施例においては、膨出部15Aが形成された部分のツール基材15の厚さは、蓄熱を防ぐためできるだけ薄くすることが望ましいが、接合時の押圧力に耐え得るよう約3mmに設定されている。
ツール基材15の膨出部15Aの下面には、シリコン(珪素)からなる密着層16を介して吸収層17が設けられている。密着層16はレーザLの透過可能な厚さでツール基材15に成膜され、吸収層17の密着性を高めるよう作用する。なお、密着層16の材質としてはタングステンやクロム等を用いることができ、ツール基材15への吸収層17の密着が十分であれば省略してもよい。
吸収層17は、予め貫通孔15Cが穿設されたツール基材15に対して、プラズマCVD法等によりDLC(ダイアモンドライクカーボン)を成膜して設けられ、ツール基材15および密着層16を透過したレーザLを吸収して加熱されるようになっている。吸収層17としては、DLCの他、酸化鉄や酸化アルミニウム等レーザLを反射せず吸収し易い材質、材料により構成することができる。
吸収層17の膜厚は、厚くなると吸収層17自体の昇温および降温時間や半導体チップ3への伝熱時間が長くなるため、薄く形成することが望ましく5μm以下に成膜するが、薄過ぎるとレーザLが透過して加熱されず、機械的強度も低下して剥がれやすくなることから、3〜0.5μm程度に成膜することが好ましい。なお、使用する半導体レーザが赤外線の場合は、紫外線の場合よりも波長が長く比較的透過しやすくなるため、膜厚の下限を1μm程度とするが、紫外線の場合は波長が短く透過しにくいため、0.5μm程度まで薄くすることができる。
レーザLを吸収して加熱される吸収層17において、一部分に熱が集中して吸収層17が損失されることを防ぐために、吸収層17の下層に熱拡散層として金属層18を設けている。この金属層18は熱伝導率の高い銅やアルミニウムを、スパッタ法によって吸収層17の表面全域を覆って直に成膜して設けられ、出力のピークが中央部分に集中するレーザLを吸収して加熱された吸収層17の熱を、金属層18の全域に瞬時に伝熱して拡散させ、吸収層17の一部分に熱が集中することを防止している。このような金属層18の厚さは、薄いと熱が広く拡散せずに半導体チップ3に伝熱してしまうため、厚く設けることが望ましいが、成膜に時間を要するため2〜5μm程度としている。
金属層18の下層には、保護層19が設けられている。この保護層19は、金属層18の他、各層を保護する目的で膨出部15Aの下面からその周囲を覆って設けられている。このような保護層19としては、DLC(ダイアモンドライクカーボン)を0.5μm程度の厚さで成膜して設けており、その金属層18を覆う下方を向いた表面は、吸引孔5Aが開口した吸着面5Bとして構成されている。
以上のように構成されたボンディングツ一ル5を備えたボンディングヘッド6によれば、照射面5Cを構成するツール基材15の上面15Dに照射されたレーザLは、ツール基材15の膨出部15Aを透過して、その下面に設けた吸収層17に吸収されて吸収層17を加熱する。吸収層17の下層には加熱された吸収層17の熱を拡散させる金属層18が、吸収層17に密着して設けられているため、吸収層17の一部に熱が集中することがなく、熱による吸収層17の損失が防止される。
金属層18は吸収層17から伝わった熱を拡散させて全体的に加熱され、その熱は保護層19を介して、吸着面5Bに吸着保持された半導体チップ3に伝熱され、半導体チップ3を加熱する。これと同時に、ボンディングヘッド6は昇降加圧機構8により下降され、半導体チップ3を基板2に当接させた状態で下方へ加圧される。半導体チップ3は、吸収層17が加熱されたボンディングツール5により、加熱されながら押圧されて基板2に熱圧着により接合(ボンディング)される。
図3は、本発明に係るボンディングヘッド6が備えるボンディングツール5の第2実施例を示したものである。
この第2実施例においては、上記金属層18に代えて、異なる材質からなる2種類の第1金属層23Aおよび第2金属層23Bを設け、これら二層の金属層により熱電対23を構成し、加熱されるボンディングツール5の温度を検出できるようにしている。これら第1金属層23Aおよび第2金属層23Bは、上記第1実施例の金属層18と同様に熱拡散層としての機能を有しており、このような第2実施例においても、温度検出に関わる構成以外は、上記第1実施例と同様に構成されている。
より詳細には、ボンディングツール5を構成するツール基材15の膨出部15Aの下面には、上記第1実施例と同様に密着層16を介して吸収層17が設けられており、この吸収層17の下層に第1金属層23Aが設けられ、さらに、その下層に第2金属層23Bが設けられている。これら第1金属層23A、第2金属層23Bは、上記第1実施例の金属層18と同様に成膜して設けられており、第2金属層23Bの下層には、第1実施例と同様に保護層19が設けられて吸着面5Bが構成されている。
本実施例においては、熱電対23の+脚として構成される第1金属層23Aの材質としてクロメル(ニッケルおよびクロムを主とした合金)を採用しており、−脚として構成される第2金属層23Bの材質としてアルメル(ニッケルを主とした合金)を採用しているが、これら熱電対23を構成する+脚および−脚としての第1金属層23Aおよび第2金属層23Bの材質は、熱電対を構成する金属として広く一般に知られている、その他の材質を採用することができる。
上記+脚としての第1金属層23Aは、その一部がツール基材15の膨出部15Aからフランジ部15Bの下面にかけて引き出されており、ツール基材15を支持する支持手段を兼ねて、ボンディングヘッド6のハウジング6Aの下端に設けた+電極25Aに導通させている。また、上記−脚としての第2金属層23Bについても、その一部がツール基材15の膨出部15Aからフランジ部15Bの下面にかけて引き出されており、+電極25Aと同様にツール基材15を支持する支持手段を兼ねて、+電極25Aとは位置を異ならせてハウジング6Aの下端に設けた−電極25Bに導通させている。+電極25A、−電極25Bはそれぞれ、導線31A、31Bを介して制御装置50に備えられた計測器32に接続されており、計測器32で熱起電力が測定されてボンディングツール5の、より詳しくは、吸収層17の温度を検出できるようになっている。
以上のように構成された第2実施例に係るボンディングツール5を備えたボンディングヘッド6によっても、上記第1実施例の場合と同様に、照射面5Cを構成するツール基材15の上面15Dに照射されたレーザLは、ツール基材15の膨出部15Aを透過して、その下面に設けた吸収層17に吸収されて吸収層17を加熱する。吸収層17の下層には、第1金属層23A、第2金属層23Bからなる二層の金属層が設けられ、上記第1実施例の金属層18と同様に、加熱された吸収層17の熱を拡散させて吸収層17の一部に熱が集中することを防ぎ、熱による吸収層17の損失を防止している。
これら二層の金属層は、吸収層17から伝わった熱を、それぞれ第1金属層23A、第2金属層23Bで拡散させて全体的に加熱され、その熱は保護層19を介して吸着面5Bに吸着保持された半導体チップ3に伝熱され、半導体チップ3を加熱する。
さらに、二層の金属層は熱電対23を構成しており、加熱された吸収層17の温度を検出することができ、制御装置50はレーザLの照射による加熱温度をモニタリングし、これをレーザ発振器7の制御にフィードバックし、また、異常加熱を監視して警報を出力することが可能となる。
なお、上記第2実施例においては、熱電対23を構成する第1金属層23A、第2金属層23Bからなる二層の金属層としたが、第1実施例の金属層18の下層に、これら熱電対23を構成する第1金属層23A、第2金属層23Bを設けて、3種類の金属からなる三層の金属層として、熱拡散層としての金属層と熱電対23を分けて設けるようにすることもできる。
また、第1実施例、第2実施例における各層の成膜法は、上述したものに限らず、その他の蒸着法等、公知の様々な方法を採用することができ、さらに、薄膜に限らず、メッキ、塗装、溶射等による厚膜や薄板、傾斜機能材料により設けることも可能である。
本発明の一実施例を示す構成図。 図1に示したボンディングツール5の拡大断面図。 本発明の第2実施例を示す断面図。
符号の説明
1‥ボンディング装置 5‥ボンディングツール
6‥ボンディングヘッド 15‥ツール基材
17‥吸収層 18‥金属層
19‥保護層
L‥レーザ

Claims (4)

  1. レーザを照射して加熱させたボンディングツールにより半導体チップを基板に接合するようにしたボンディングヘッドにおいて、
    上記ボンディングツールは、レーザを透過するツール基材に、レーザを吸収して加熱される吸収層と、この吸収層の熱を拡散させる金属層とを設けて構成したことを特徴とするボンディングヘッド。
  2. 上記金属層が少なくとも2種類の金属層からなり、二層の金属層で熱電対を構成したことを特徴とする請求項1に記載のボンディングヘッド。
  3. 上記金属層を覆って上記半導体チップに当接する保護層を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボンディングヘッド。
  4. 上記吸収層に照射されるレーザの光路上に、強度分布を均等化する均等化手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のボンディングヘッド。
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