JP2010129263A - セパレータ - Google Patents

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秀之 久米井
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】燃料電池の発電効率に影響を与えることなく熱電対を用いて燃料電池内の温度を測定することを目的とする。
【解決手段】燃料電池用のセパレータであって、熱電対を構成する一方の金属で構成されたセパレータプレート200と、前記セパレータプレートの冷却水流路500側において前記セパレータプレート200と測温接点310で接する配線であって、前記熱電対を構成する他方の金属により構成され、前記測温接点310以外の部分が絶縁膜350を介して前記セパレータ上に形成されている配線300と、を備えるセパレータ。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池用のセパレータに関する。
燃料電池内部の温度を測定する方法が多数提案されている。例えば、セルのセパレータの流路リブ部に熱電対配置用の溝加工を施し、直径0.15mmの熱電対を組み込んで実験を行った例が知られている(例えば特許文献1)。
特開2007−48540号公報
しかし、従来は、反応ガスの流れに対する熱電対の影響については十分に考慮されていなかった。
本発明は上記課題の少なくとも1つを解決し、燃料電池の発電効率に影響を与えることなく熱電対を用いて燃料電池内の温度を測定することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例]
燃料電池用のセパレータであって、熱電対を構成する一方の金属で構成されたセパレータプレートと、前記セパレータプレートの冷却水流路側において前記セパレータプレートと測温接点で接する配線であって、前記熱電対を構成する他方の金属により構成され、前記測温接点以外の部分が絶縁膜を介して前記セパレータ上に形成されている配線と、を備えるセパレータ。
この適用例によれば、熱電対は、冷却水流路側において、セパレータプレート上に形成されているので、反応ガスの流れに影響を与えない。そのため、燃料電池の発電効率に影響を与えることなく熱電対を用いて燃料電池内の温度を測定することが可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、熱電対付きセパレータの他、燃料電池、燃料電池の温度測定方法等、様々な形態で実現することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る燃料電池の断面の一部を示す説明図である。燃料電池10は、膜電極・ガス拡散層接合体(MEGA:Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly)100と、カソードセパレータプレート200と、アノードセパレータプレート250とを備える。カソードセパレータプレート200およびアノードセパレータプレート250は、表面の凹凸が形成されている。カソードセパレータプレート200の凹部215およびアノードセパレータプレート250の凹部265は、膜電極・ガス拡散層接合体100と接している。カソードセパレータプレート200の凸部210およびアノードセパレータプレート250の凸部260は、お互いに接している。これにより、カソードセパレータプレート200と膜電極・ガス拡散層接合体100の間に酸化ガス流路400が形成され、アノードセパレータプレート250と膜電極・ガス拡散層接合体100の間に燃料ガス流路450が形成されている。また、カソードセパレータプレート200と、アノードセパレータプレート250と、の間には、冷媒流路500が形成されている。
カソードセパレータプレート200は、熱電対を構成する2つの金属の一方で構成されている。カソードセパレータプレート200を構成する材料としては、例えば白金、鉄、銅、クロメル(ニッケル−クロム合金)などを用いることが可能である。
熱電対を構成するための第2の金属による配線300は、第1の絶縁層350を介して、カソードセパレータプレート200の凹部215の冷媒流路500側に設けられている。配線300を構成する材料は、カソードセパレータプレート200を構成する材料と異なる材料が用いられる。配線300を構成する材料として、例えば、白金ロジウム合金、イリジウム、コンスタンタン(銅55%ニッケル45%の組成からなる合金)、アルメル(ニッケルにアルミニウムを加えた合金)を用いることが可能である。配線300は、第2の絶縁層355に覆われている。なお、配線300とカソードセパレータプレート200とは温接点(図1では図示せず)で接触している。
図2は、カソードセパレータプレートの平面図である。カソードセパレータプレート200は、略長方形形状をしている。カソードセパレータプレート200は、燃料ガスや酸化ガスや冷媒を供給し、排出するための各種マニホールド201〜206を備える。また、カソードセパレータプレート200は、中央部に、凸部210が形成されている。なお、本実施例では、凸部210以外の部分を凹部215と呼ぶ。各種マニホールド201〜206と、凸部210とは、例えば、プレスにより容易に形成することが可能である。またカソードセパレータプレート200は、長辺側外周部の冷媒供給マニホールド205の近傍に耳部220を備える。
配線300と第1の絶縁層350は、凹部215から耳部220にかけてL字型に形成されている。ここで、カソードセパレータプレート200から耳部220への引出部は、カソードセパレータプレート200とアノードセパレータプレートとが接触しないように凹部208が設けられている。配線300は、この凹部208を通り、耳部220に引き出されている。配線300は、凹部215側の端部に設けられた接点310(以下「測温接点310」又は「温接点310」と呼ぶ)で、カソードセパレータプレート200と接触している。配線300は、耳部220側の端部において配線811に接続されている。配線300と配線811との接点330(以下「基準接点330」又は「冷接点330」と呼ぶ。)は、熱電対の一方の金属の冷接点を形成する。また、耳部220には、配線810が接続されている。耳部220におけるカソードセパレータプレート200と配線810との接点230(以下「冷接点230」と呼ぶ。)は、熱電対の他方の金属の冷接点を形成する。配線810と配線811は、同じ材料であることが好ましい。配線810、811は、測定器800に接続されている。測定器800は、熱電対の起電力を測定する。耳部220には、冷接点230、330を一定の温度に冷却するための冷媒流路700が設けられている。
図3は、カソードセパレータプレートを、図2における3−3切断線で切った断面図である。配線300は、第1の絶縁層350および絶縁層355により挟まれており、温接点310において、カソードセパレータプレート200と接触している。絶縁層355の上部側は、冷媒流路500となっている。
図4は、燃料電池の製造工程の一部を示す説明図である。工程(A)では、カソードセパレータプレート200を形成するための平板を準備する。工程(B)では、凹部215を形成する部分に第1の絶縁層350を形成する。第1の絶縁層350は、例えば、蒸着により形成することが可能である。例えば、ピロメリット酸二無水物(PMDA)および4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(DDE)を蒸着重合させることにより、ポリイミド層を形成することが可能である。なお、第1の絶縁層350には、上層に形成する配線300と、カソードセパレータプレート200とを接触させるための孔(図示せず)が形成されている。
工程(C)では、熱電対を形成する他方の金属を蒸着させる。例えば、真空蒸着、スパッタリングにより、第1の絶縁層350上に金属による配線300を形成することが可能である。これにより、配線300は、平面で形成される。こうすると、効率よく熱伝達が行われるので、熱電対の応答性を良くすることが可能となる。工程(D)では、配線300の上に絶縁層355を形成する。工程(B)と同様に絶縁層355を形成することが可能である。ここで、流路の深さ(図1の凹部215と凹部265との距離)を、例えば2mmとしたときに、配線300と絶縁層350、355を合わせた厚さが30μm以下であれば、配線300を設けた流路における冷媒流量と、配線300を設けない流路における冷媒流量をほぼ同じにすることが可能である。工程(E)では、プレスによりカソードセパレータプレート200に凹凸を形成する。なお、プレスに用いる金型(図示せず)により、配線300や絶縁層350、355が壊されないように、金型の配線300や絶縁層350、355と当たる部分には、凹部が形成されていることが好ましい。また、このプレスにより、図2に示す各種マニホールド201〜206も形成される。
以上、本実施例によれば、熱電対を構成する一方の金属として、カソードセパレータプレート200を用いている。また、他方の熱電対を構成する金属は、カソードセパレータプレート200の冷媒流路500側に形成されている。そのため、熱電対は、燃料電池10における反応ガスの流れに影響を与えない。したがって、燃料電池10の発電効率に影響を与えることなく熱電対を用いて燃料電池10内の温度を測定することが可能となる。
変形例:
図5は、変形例1を示す説明図である。変形例1は、配線300と絶縁層350、355が、凸部210と凹部215の間の側面213に形成されている点が異なる。このように構成しても、熱電対は、燃料電池10における反応ガスの流れに影響を与えない。したがって、燃料電池10の発電効率に影響を与えることなく熱電対を用いて燃料電池10内の温度を測定することが可能となる。
図6は、変形例2を示す説明図である。変形例2は、絶縁層355が厚く形成されている。このように絶縁層355を厚く形成すると、冷媒流路500のカソードセパレータプレート200側において冷媒を流れにくくできる。そのため、膜電極・ガス拡散層接合体100のカソード側の温度が、膜電極・ガス拡散層接合体100のアノード側の温度よりも高くなる。そうすると、カソードからアノードへの水の移動が促進される。その結果、燃料電池10の発電効率を向上させることが可能となる。
図7は、変形例3を示す説明図である。変形例3では、配線300および第1の絶縁層350を側面213上に形成し、温接点310を凹部215上に配置している点が異なる。この構成によれば、冷媒流路500と、カソードセパレータプレート200の凹部215との間に配線300および第1の絶縁層350が凹部215上に存在しないので、MEGA100からの放熱が妨げられない。
図8は、変形例4を示す説明図である。変形例4では、絶縁層355に突起357が形成されている。こうすると、冷媒の流れを乱流にすることが可能となるので、冷却性能を向上させることが可能となる。なお、突起357の形状は、図に示した三角の他、矩形、半円等様々な形状が可能である。
図9は、他の製造方法を示す説明図である。工程(A)では、カソードセパレータプレート200を形成するための平板を準備する。工程(B)では、プレスによりカソードセパレータプレート200に凹凸を形成する。工程(C)では、凹部215に第1の絶縁層350を形成する。例えば、予め形成してあった第1の絶縁層350を凹部215に接着してもよい。工程(D)では、第1の絶縁層350の上に熱電対を形成する他方の金属を接着する。工程(E)では、配線300の上に絶縁層355を形成する。工程(B)と同様に絶縁層355を形成することが可能である。この製造方法は、凹凸が形成されたセパレータプレート上に熱電対の他方の金属を形成するので、例えば、カーボン製のセパレータプレートを用いる場合にも適用が可能である。
冷媒の圧力損失を増加させたい部位に位置する熱電対について、配線300、絶縁層350、355の厚さを他の部位よりも厚く構成してもよい。これにより、冷媒の配流を一定にすることが可能となる。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
本発明の一実施例に係る燃料電池の断面の一部を示す説明図である。 カソードセパレータプレートの平面図である。 カソードセパレータプレートを、図2における3−3切断線で切った断面図である。 燃料電池の製造工程の一部を示す説明図である。 変形例1を示す説明図である。 変形例2を示す説明図である。 変形例3を示す説明図である。 変形例4を示す説明図である。 他の製造方法を示す説明図である。
符号の説明
10…燃料電池
100…膜電極・ガス拡散層接合体
200…カソードセパレータプレート
201〜206…マニホールド
210…凸部
213…側面
215…凹部
220…耳部
230…冷接点
250…アノードセパレータプレート
260…凸部
265…凹部
300…配線
310…温接点
330…冷接点
350…第1の絶縁層
355…第2の絶縁層
357…突起
400…酸化ガス流路
450…燃料ガス流路
500…冷媒流路
700…冷媒流路
800…測定器
810…配線
811…配線

Claims (1)

  1. 燃料電池用のセパレータであって、
    熱電対を構成する一方の金属で構成されたセパレータプレートと、
    前記セパレータプレートの冷却水流路側において前記セパレータプレートと測温接点で接する配線であって、前記熱電対を構成する他方の金属により構成され、前記測温接点以外の部分が絶縁膜を介して前記セパレータ上に形成されている配線と、
    を備えるセパレータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101309895B1 (ko) * 2010-12-28 2013-09-17 주식회사 포스코 연료전지 스택
JP2015018595A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 エイチジーエスティーネザーランドビーブイ 垂直磁気記録媒体

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