JP2010128262A - レンズ駆動装置および接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく、構造が簡単な、レンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置(20)のハウジング(30)は略直方体形状をしており、ハウジング内の当該ハウジングの四隅中の第1の隅で、光軸(O)方向に延在する主軸(38)を備える。レンズホルダ(422)は、その側面に、主軸(38)にスライド移動可能に取り付けられた主軸受け(4222)を有する。コイルバネは、主軸受け(4222)を間に挟んで、それぞれ、主軸(38)の前側及び後側に取り付けられた前側コイルバネ(442)及び後側コイルバネ(444)から構成される。前側コイルバネ(442)及び後側コイルバネ(444)の少なくとも一方は、形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネからなる。
【選択図】 図2

Description

本発明はレンズ駆動装置に関し、特に、アクチュエータに形状記憶合金を用いたレンズ駆動装置に関する。
カメラのオートフォーカス用アクチュエータやズーム用アクチュエータとして、形状記憶合金を使用した(駆動装置)リニアアクチュエータが知られている。
例えば、特開2006−98829号公報(特許文献1)は、レンズを円滑に速やかに移動することができると共に、携帯情報端末機に組み込み可能に小型化されたレンズ駆動装置を開示している。この特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ枠と、このレンズ枠を光軸方向にのみ移動可能に支持する筒状支持部を有する固定枠と、光軸方向に伸縮し得るコイルバネとを備えている。コイルバネは、筒状支持部の外側に露出して同心状に配置され、かつ、通電/非通電による温度変化により光軸方向に伸縮する、形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネを含む。特許文献1に開示された実施形態として、コイルバネは、筒状支持部の外側に光軸を中心とする同心状に配置された前側コイルバネ及び後側コイルバネを備える。前側コイルバネ及び後側コイルバネはレンズ枠を光軸方向の前側及び後側から付勢する。前側コイルバネ及び後側コイルバネの少なくとも一方が形状記憶合金で形成されている。
また、特開2008−40193号公報(特許文献2)は、通電加熱タイプの形状記憶合金を用いてレンズの位置決めをできるようにしたカメラレンズを開示している。この特許文献2に開示されたカメラレンズは、四角形状のケースと、このケース内に該ケースの1箇所の隅部に形成された軸と、この軸にスラスト移動可能に取付けられる軸受を側面に備えるレンズが取付けられたレンズホルダと、このレンズホルダを常時収納方向に付勢できるように軸に取付けられた付勢スプリングと、この付勢スプリングの付勢力に抗してレンズホルダの軸受を突出方向に移動させる突出機構と、この突出機構を作動させる通電加熱タイプの形状記憶合金ワイヤとからなる。
特開2006−98829号公報(段落0009〜0020、図1〜図5) 特開2008−40193号公報
前述した特許文献1、2に開示されたレンズ駆動装置においては、それぞれ、以下に説明するような問題点がある。
特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、形状記憶合金バネを筒状支持部の外側に露出して同心状に配置しているので、大径の形状記憶合金バネを必要とする。形状記憶合金は非常に高価であるので、レンズ駆動装置が高価になってしまう。
特許文献2に開示されたカメラレンズでは、付勢スプリングの付勢力に抗してレンズホルダの軸受を突出方向に移動させる突出機構が必要となる。その結果、部品点数が増加すると共に、構造が複雑になるという問題がある。
ここでは、形状記憶合金バネや形状記憶合金ワイヤを、形状記憶合金線材と総称することにする。形状記憶合金線材に通電するためには、形状記憶合金線材の端部を通電部材に電気的に接続する必要がある。しかしながら、特許文献1や特許文献2では、形状記憶合金線材の端部と通電部材との電気的接続の仕方について何ら開示していない。
したがって、本発明の課題は、部品点数が少なく、構造が簡単な、レンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、形状記憶合金線材の端部と通電部材とを確実に(不具合無く)電気的に接続することが可能な、接続方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明の第1の態様によれば、レンズ(AFL)を保持するレンズホルダ(422)と、レンズホルダを光軸(O)方向にのみ移動可能に支持するハウジング(30)と、光軸(O)方向に伸縮し得るコイルバネと、を備えたレンズ駆動装置(20)において、ハウジング(30)は略直方体形状をしており、ハウジング内の当該ハウジングの四隅中の第1の隅で、光軸(O)方向に延在する主軸(38)を備え、レンズホルダ(422)は、その側面に、主軸(38)にスライド移動可能に取り付けられた主軸受け(4222)を有し、コイルバネは、主軸受け(4222)を間に挟んで、それぞれ、主軸(38)の前側及び後側に取り付けられた前側コイルバネ(442)及び後側コイルバネ(444)から構成され、前側コイルバネ(442)及び後側コイルバネ(444)の少なくとも一方は、形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネからなり、形状記憶合金バネ(444)に通電するための通電部材(52)と、形状記憶合金バネ(444)を、当該形状記憶合金バネ(444)の端部(444a,444b)で通電部材と電気的に接続する電気的接続部材(54;541,542)と、を含むレンズ駆動装置が得られる。
上記本発明の第1の態様によるレンズ駆動装置(20)において、レンズホルダ(422)の主軸(O)の回りの回転を防止して、レンズホルダ(422)を光軸(O)方向にのみリニアに案内する案内機構(37,4221)を更に有することが好ましい。案内機構(37,4221)は、レンズホルダ(422)を間に挟んで、ハウジング(30)内の第1の隅と対角線上で対向する第2の隅に設けられていることが望ましい。案内機構は、例えば、ハウジング(30)内で、主軸(38)に対して光軸(O)に関して2回回転対称である位置に設けられた副軸(37)と、レンズホルダ(422)の側面に、副軸にスライド移動可能に取り付けられた副軸受け(4221)と、から構成されてよい。
また、上記本発明の第1の態様によるレンズ駆動装置(20)において、通電部材(52)は導線(523)を有してよい。この場合、上記電気的接続部材(541)は、形状記憶合金バネ(444)の端部(444a)と導線(523)の端部とが挿入されるカシメ具(5412)と、このカシメ具内に注入された導電性接着剤(5414)と、から構成されることが好ましい。また、カシメ具(5412)はパイプ形状をしていてよい。その代わりに、通電部材(52)は導体パターン(522)を有してよい。この場合、電気的接続部材(542)は、導体パターンの端部に形成されて、形状記憶合金バネ(444)の端部(444b)が挿入されるカシメ具(5422)と、このカシメ具内に注入された導電性接着剤と、から構成されることが好ましい。また、形状記憶合金バネ(444)の端面が、形状記憶合金バネの長手方向に対して斜めにカットされていることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、レンズ駆動装置(20)の駆動源として使用される形状記憶合金線材(444)を、導線(523)と電気的に接続する接続方法であって、形状記憶合金線材(444)の端部(444a)と導線(523)の端部とが挿入可能なカシメ具(5412)を準備し、このカシメ具内に導電性接着剤(5414)を注入し、形状記憶合金線材(444)の端部(444a)と導線(523)の端部とをカシメ具(5412)内の導電性接着剤(5414)に挿入し、カシメ具(5412)をかしめ、所定の条件で導電性接着剤(5414)を硬化させる、接続方法が得られる。
本発明の第3の態様によれば、レンズ駆動装置(20)の駆動源として使用される形状記憶合金線材(444)を、導線(523)と電気的に接続する接続方法であって、形状記憶合金線材(444)の端部(444a)と導線(523)の端部とが挿入可能なカシメ具(5412)を準備し、形状記憶合金線材(444)の端部(444a)と導線(523)の端部のどちらか一方、またはそれぞれに導電性接着剤(5414)を付着し、形状記憶合金線材(444)の端部(444a)と導線(523)の端部とをカシメ具(5412)内に挿入し、カシメ具をかしめ、所定の条件で導電性接着剤(5414)を硬化させる、接続方法が得られる。
本発明の第4の態様によれば、レンズ駆動装置(20)の駆動源として使用される形状記憶合金線材(444)を、導体パターン(522)と電気的に接続する接続方法であって、導体パターン(522)の端部に、形状記憶合金線材(444)の端部(444b)が挿入可能なカシメ具(5422)を形成し、このカシメ具内に導電性接着剤を注入し、形状記憶合金線材(444)の端部(444b)を導電性接着剤に接触させるようにカシメ具(5422)内に挿入し、カシメ具をかしめ、所定の条件で導電性接着剤を硬化させる、接続方法が得られる。
本発明の第5の態様によれば、レンズ駆動装置(20)の駆動源として使用される形状記憶合金線材(444)を、導体パターン(522)と電気的に接続する接続方法であって、導体パターン(522)の端部に、形状記憶合金線材(444)の端部(444b)が挿入可能なカシメ具(5422)を形成し、形状記憶合金線材(444)の端部(444b)に導電性接着剤を付着し、形状記憶合金線材(444)の端部(444b)をカシメ具(5422)内に挿入し、カシメ具(5422)をかしめ、所定の条件で導電性接着剤を硬化させる、接続方法が得られる。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、レンズホルダの側面に取り付けられた主軸受けを間に挟んで、主軸の前側及び後側にそれぞれ前側コイルバネ及び後側コイルバネを設け、前側コイルバネ及び後側コイルバネの少なくとも一方を形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネから構成したので、部品点数が少なく、構造が簡単な、レンズ駆動装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図8を参照して、本発明の一実施の形態によるレンズ駆動装置20について説明する。図1はレンズ駆動装置20の外観を斜め前方上方から観た斜視図である。図2はレンズ駆動装置20を、中間フレーム32と上側カバー36とを省いた状態で、斜め前方上方から観た斜視図である。換言すれば、図2は図1に示したレンズ駆動装置20のオートフォーカスレンズ駆動ユニット40を、斜め前方上方から観た斜視図である。図3はレンズ駆動装置20を斜め前方上方から観た分解斜視図である。図4は図2に示したオートフォーカスレンズ駆動ユニット40の平面図である。図5はレンズ駆動装置20を、中間フレーム32と上側カバー36とを省いた状態で、斜め後方上方から観た斜視図である。換言すれば、図5はオートフォーカスレンズ駆動ユニット40を、斜め後方上方から観た斜視図である。図6はレンズ駆動装置20を斜め後方上方から観た分解斜視図である。図7はレンズ駆動装置20を、中間フレーム32、上側カバー36、及びレンズバレル421を省いた状態で、斜め後方上方から観た斜視図である。図8はレンズ駆動装置20を、中間フレーム32、上側カバー36、及びレンズ可動部42を省いた状態で、斜め後方上方から観た斜視図である。
ここでは、図1乃至図8に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1乃至図8に図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸は前後方向(奥行方向)であり、Y軸は左右方向(幅方向)であり、Z軸は上下方向(高さ方向)である。
図示のレンズ駆動装置20は、例えば、オートフォーカスレンズ駆動ユニット40のレンズ駆動部44として使用される。その場合、図1乃至図8に示す例においては、上下方向Zがレンズの光軸O方向である。
但し、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となる。換言すれば、Z軸の上方向が前方向となり、Z軸の下方向が後方向となる。
図1に示されるように、レンズ駆動装置20は、後述するオートフォーカスレンズ駆動装置40を覆う略直方体形状の筐体(ハウジング)30を備える。換言すれば、筐体(ハウジング)30内に、オートフォーカスレンズ駆動ユニット40が配置される。筐体(ハウジング)30は、中空の中間フレーム32と、アクチュエータ・ベース34と、上側カバー36とを含む。中間フレーム32は、上側カバー36とアクチュエータ・ベース34との間に設けられている。中間フレーム32は、略四角筒形状をしている。
一方、図示はしないが、アクチュエータ・ベース34の中央部には、基板に配置された撮像素子が搭載される。この撮像素子は、可動レンズ(後述する)により結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等により構成される。
図3乃至図6を参照して、筐体(ハウジング)30内には、左奥側に案内軸37が設けられている。この案内軸37は、光軸Oと平行に延在している。案内軸37は筐体(ハウジング)30のアクチュエータ・ベース34上に立設している。この光軸Oを間に挟んで、案内軸38と反対側である右手前側には、円柱状の駆動軸38が設けられている。駆動軸38も、光軸Oと平行に延在して、筐体(ハウジング)30のアクチュエータ・ベース34上に立設している。すなわち、案内軸37と駆動軸38とは、光軸Oまわりに回転対称な位置に配置されている。
尚、駆動軸38は主軸とも呼ばれ、案内軸37は副軸とも呼ばれる。換言すると、駆動軸(主軸)38は、ハウジング30内の当該ハウジング30の四隅中の第1の隅で、光軸O方向に延在している。案内軸(副軸)37は、レンズホルダ422(後述する)を間に挟んで、ハウジング30内の第1の隅と対角線上で対向する第2の隅に設けられている。すなわち、案内軸(副軸)37は、ハウジング30内で、駆動軸(主軸)38に対して光軸Oに関して2回回転対称である位置に設けられている。
オートフォーカスレンズ駆動ユニット40は、レンズ可動部42とレンズ駆動部44とから構成される。レンズ駆動部44は、レンズ可動部42を光軸O方向に摺動可能に支持しながら、後述するようにレンズ可動部42を駆動する。
レンズ可動部42は、可動レンズであるオートフォーカスレンズAFLを保持するレンズバレル(レンズアセンブリ)421を含む。レンズバレル421は、略円筒状の可動鏡筒(レンズホルダ)422内に保持・固定される。レンズホルダ422の内周壁には雌ネジ(図示せず)が切られている。一方、レンズバレル421の外周壁には、上記雌ネジに螺合される雄ネジ(図示)が切られている。従って、レンズバレル421をレンズホルダ422に装着するには、レンズバレル421をレンズホルダ422に対して光軸O周りに回転して光軸O方向に沿って螺合することにより、レンズバレル421をレンズホルダ422内に収容し、接着剤などによって互いに接合する。
レンズホルダ422は、左奥側で半径方向外側に延びる第1の延在部(第1の係合部)4221を有する。第1の延在部(第1の係合部)4221は、半径方向外側に開いた略U字状の窪み4221uを有し、この窪み4221u内に上記案内軸37が収容されている。すなわち、第1の延在部(第1の係合部)4221は、案内軸(副軸)37にスライド移動可能に取り付けられている。そのため、第1の延在部(第1の係合部)4221は副軸受けとも呼ばれる。案内軸(副軸)37と第1の延在部(副軸受け)4221との組み合わせは、レンズホルダ422の主軸38の回りの回転を防止して、レンズホルダ422を光軸O方向にのみリニアに案内する案内機構として働く。
また、レンズホルダ422は、右手前側で半径方向外側に延びる第2の延在部(第2の係合部)4222を有する。第2の延在部(第2の係合部)4222は、駆動軸(主軸)38が挿通する貫通穴4222tを有する。すなわち、第2の延在部(第2の係合部)4222は、駆動軸(主軸)38にスライド移動可能に取り付けられている。そのため、第2の延在部(第2の係合部)4222は主軸受けとも呼ばれる。
このような構成により、レンズ可動部42は、筐体(ハウジング)30に対して光軸O方向にのみ移動可能である。
レンズホルダ422と、レンズバレル(レンズアセンブリ)421との組み合わせによって、オートフォーカスレンズ駆動ユニット40のレンズ可動部42が構成される。
次に、図1乃至図8に加えて図9をも参照して、オートフォーカスレンズ駆動ユニット40のレンズ駆動部44について説明する。図9はレンズ駆動部44を拡大して示す右側面図である。図示のレンズ駆動部44は、光軸O方向に伸縮し得るコイルバネから構成される。詳述すると、レンズ駆動部(コイルバネ)44は、第2の延在部(主軸受け)4222を間に挟んで、それぞれ、主軸(駆動軸)38の上側及び下側に設けられた上側コイルバネ442及び下側コイルバネ444とから構成される。
前述したように、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となるので、上側コイルバネ442及び下側コイルバネ444は、それぞれ、前側コイルバネ及び後側コイルバネとも呼ばれる。
前側コイルバネ(上側コイルバネ)442は、中間フレーム34の天面と主軸受け4222との間に配置されている。後側コイルバネ(下側コイルバネ)444は、主軸受け4222とアクチュエータ・ベース34との間に配置されている。
図示の例では、前側コイルバネ442は、ステンレス鋼(SUS)製の付勢バネから構成され、後側コイルバネ444は、形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネから構成されている。周知のように、「形状記憶合金」とは、予め与えられた変形歪が、特定の温度領域において、ゼロとなって元の形状に回復する性質を持つ金属である。形状記憶合金は、例えば、NiTi合金からなる。
すなわち、前側コイルバネ(付勢バネ)442は、第2の延在部(主軸受け)4222を下方向(後方向)を付勢するように作用する。一方、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444は、駆動回路(図示せず)から通電されると、図7の矢印Aで示されるように、伸張する。その結果、第2の延在部(主軸受け)4222を介して、前側コイルバネ(付勢バネ)442は、図7の矢印Bで示されるように、収縮する。
一方、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444への通電を停止すると、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444は自然に冷却される。その結果、前側コイルバネ(付勢バネ)442の付勢力より、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444は、第2の延在部(主軸受け)4222を介して、収縮する。
すなわち、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444は、その通電/非通電による温度変化により光軸O方向に伸縮し、レンズホルダ422を光軸O方向に駆動する。
尚、本実施の形態では、前側コイルバネ442をステンレス鋼製の付勢バネから構成し、後側コイルバネ444を形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネから構成しているが、これに限定されない。例えば、前側コイルバネ442を形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネから構成し、後側コイルバネ444をステンレス鋼製の付勢バネから構成しても良い。或いは、前側コイルバネ442と後側コイルバネ444の両方を形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネから構成してもよい。
レンズ駆動部44とレンズ可動部42とは、図2乃至図6に示されるように、光軸Oに対して並置されている。したがって、フォーカスレンズ駆動ユニット40を低背化することができる。その結果、駆動装置20も低背化することができる。
図3、図6、および図8に示されるように、レンズ駆動装置20は、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444に通電するための通電部材52と、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444を、当該後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444の端面(後述する)で通電部材52と電気的に接続する電気的接続部材54とを備える。
通電部材52は、アクチュエータ・ベース34上に形成(搭載)される、円弧状の第1及び第2の導体パターン521及び522と、第1の導体パターン521に一端が半田で接続された導線523とを有する。図示の第1及び第2の導体パターン521及び522は銅製のパターンから成る。図示の導線523は、銅製のリッツ線から成る。
一方、電気的接続部材54は、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444の第1の端部444aを導線523を介して第1の導体パターン521と電気的に接続する第1の電気的接続部材541と、後側コイルバネ(形状記憶合金バネ)444の第2の端部444bを第2の導体パターン522と電気的に接続する第2の電気的接続部材542とから構成されている。
ここで、本発明による第1の電気的接続部材541の理解を容易にするために、図10を参照して、関連する第1の電気的接続部材541Aについて説明する。
図10に示されるように、関連する第1の電気的接続部材541Aは、パイプ状電極5412のみによって構成されている。すなわち、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の他端との電気的に接続を、パイプ状電極5412をかしめることによって行っている。
図11に形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444の断面を示す。形状記憶合金線材444は、その形状記憶合金本体4442の外周表面が酸化被膜4444で覆われている。形状記憶合金本体4442の外周表面に酸化被膜4444が形成されるのは、形状記憶合金線材444を作製する際の焼鈍(800℃〜1000℃前後の温度)と形状記憶(400℃前後の温度)の熱履歴を受けるためである。形状記憶合金線材444の直径(線径)φは0.1mm以下である。例えば、実際の形状記憶合金線材444の線径φは0.020mm〜0.080mm程度である。その為、酸化被膜4444を物理的/化学的に除去することは非常に困難である。ここで、「物理的除去」とは、研磨/研削を意味し、「科学的除去」とは、フッ硝酸によるエッチングを意味する。
一方、形状記憶合金線材444の作製時に真空中または不活性が図中で熱処理を行うことで、形状記憶合金本体4442の外周表面に酸化被膜4444を付けない方法も知られている。しかしながら、この方法ではコスト高となってしまう。
このように、通常の形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444は、その形状記憶合金本体4442の外周表面が酸化被膜4444で覆われている。その為、単に形状記憶合金バネ444の端部444aと通電用導線52とを、パイプ状電極5412をかしめることによって電気的に接続しただけでは、酸化被膜4444を完全に破ることはできない。その結果、製品毎にカシメ接続部に電気抵抗のバラツキが出てしまう。電機抵抗が高くなると、以下のような問題が生じてしまう。
先ず、本来、形状記憶合金バネ444は、通電によるジュール熱で駆動させることを想定している。しかしながら、カシメ接続部で電気抵抗が高くなると、カシメ接続部で発熱した熱により誤動作を起こしてしまう。その結果、レンズ移動部42を高精度で位置決め制御することが困難になってしまう。また、カシメ接続部で熱が発生するので、レンズ駆動装置20の消費電力が大きくなる。
また、レンズ駆動装置20の応答速度を向上させるために、レンズ駆動装置20には、形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444として、直径φ0.1mm以下の細線状の形状記憶合金が用いられる。その結果、パイプ状電極5412を強くカシメ過ぎると、形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444が破断してしまうという問題もある。
そこで、本発明では、形状記憶合金線材(形状記憶合金バネ)444の第1の端部444aと導線523の他端とを確実に(不具合無く)電気的に接続するために、新規な第1の電気的接続部材541を採用している。
尚、図11に示されるように、形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444の端面444cは、形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444の長手方向に対して実質的に直角にカットすることにより、酸化被膜4444で覆われていないことに注意されたい。
図12は本発明に係る第1の電気的接続部材541を示す斜視図である。第1の電気的接続部材541は、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の他端(端部)とが挿入されるカシメ具5412と、このカシメ具5412内に注入された導電性接着剤5414とから構成されている。
図示のカシメ具5412は、パイプ状電極から構成されている。図示のカシメ具5412の内径φは0.28mmである。また、図示の導電性接着剤5414としては、例えば、スリーボンド社製のTB−3301Wを使用している。この導電性接着剤5414では、導電材として銀を使用し、接着剤としてエポキシ樹脂を使用している。
図13は、第1の電気的接続部材541を使用して、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部とを電気的に接続した状態を示す斜視図である。
次に、図12及び図13を参照して、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aを導線523に電気的に接続する方法について説明する。
先ず、図12に示されるように、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部とが挿入可能なカシメ具(パイプ状電極)5412を準備する。引き続いて、このカシメ具(パイプ状電極)5412内に導電性接着剤5414を注入する。次に、図13に示されるように、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部とをカシメ具(パイプ状電極)5412内の導電性接着剤5414に挿入して、カシメ具(パイプ状電極)5412をかしめる。最後に、所定の温度で導電性接着剤5414を熱硬化させる。
図11に示されるように、形状記憶合金バネ444の端面(切断面)444cには、酸化被膜4444が無いので、第1の電気的接続部材541により、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部とを確実に電気的に接続することができる。
尚、上記の電気的接続方法では、カシメ具5412内に導電性接着剤5414を注入した後に、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部とをカシメ具(パイプ状電極)5412内に挿入しているが、この順序は逆であっても良い。すなわち、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線523の端部のどちから一方、またはそれぞれに導電性接着剤5414を付着し、形状記憶合金バネ444の第1の端部444aと導線444aの端部とをカシメ具5412内に挿入した後に、カシメ具5412をかしめ、そして所定の温度で導電性接着剤5414を熱硬化させてもよい。
従って、レンズ駆動装置20の製造コスト、部品コストをほとんど上げることなく、形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)444の第1の端部444aと導線523の端部との間の導通不良を改善することが可能となる。ここで、導電性接着剤5414を使用する分だけコストアップとなる。しかしながら、図12に示すカシメ具(パイプ状電極)5412の内径φは、0.28mmであり、更なる細線化で更に小径となる。その為、導電性接着剤5414の使用量は極微量ですみ、ほとんどコストアップには繋がらない。
一方、図8に示されるように、第2の電気的接続部材542は、第2の導体パターン522の端部を折り曲げて形成されるカシメ具5422と、このカシメ具5422内に注入される導電性接着剤(図示せず)とから構成される。
次に、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bを第2の導体パターン522に電気的に接続する方法について説明する。
先ず、カシメ具5422内に導電性接着剤を注入する。形状記憶合金バネ444の第2の端部444bをこの導電性接着剤と接触させ、かつ、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bを覆うように、カシメ具5422をかしめる。最後に、所定の温度で導電性接着剤5414を熱硬化させる。
図11に示されるように、形状記憶合金バネ444の端面(切断面)444cには、酸化被膜4444が無いので、第2の電気的接続部材542により、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bと第2の導体パターン522とを確実に電気的に接続することができる。
上記の電気的接続方法では、カシメ具5422内に導電性接着剤を注入した後に、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bをこの導電性接着剤と接触させているが、この順序は逆であってもよい。すなわち、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bに導電性接着剤を付着し、形状記憶合金バネ444の第2の端部444bをカシメ具5422内に挿入した後に、カシメ具5422をかしめ、そして所定の温度で導電性接着剤を熱硬化させてもよい。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。例えば、上述した実施の形態では、形状記憶合金バネ444の端面444cは、形状記憶合金バネ444の長手方向に対して実質的に直角にカットされているが、斜めにカットしてもよい。これにより、形状記憶合金バネ444の導通部の露出面積(導電性接着剤との接触面積)を増やすことができるので、より信頼性を確保することができる。また、上記実施の形態では、所定の温度で導電性接着剤を熱硬化させている。すなわち、導電性接着剤として熱硬化タイプのものを使用している。しかしながら、導電性接着剤は、このタイプのものに限定されず、紫外線硬化タイプのものでもよいし、自然硬化タイプのものであってもよい。したがって、一般的には、所定の条件で導電性接着剤を硬化させてよい。
本発明の一実施の形態によるレンズ駆動装置の外観を斜め前方上方から観た斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置のオートフォーカスレンズ駆動ユニットを、斜め前方上方から観た斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置を斜め前方上方から観た分解斜視図である。 図2に示したオートフォーカスレンズ駆動ユニットの平面図である。 図2に示したオートフォーカスレンズ駆動ユニットを、斜め後方上方から観た斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置を斜め後方上方から観た分解斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置を、中間フレーム、上側カバー、及びレンズバレルを省いた状態で、斜め後方上方から観た斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置を、中間フレーム、上側カバー、及びレンズ可動部を省いた状態で、斜め後方上方から観た斜視図である。 図2に示したオートフォーカスレンズ駆動ユニットのレンズ駆動部を拡大して示す右側面図である。 関連する第1の電気的接続部材を使用して、形状記憶合金バネの第1の端部と導線の端部とを電気的に接続した状態を示す斜視図である。 形状記憶合金バネ(形状記憶合金線材)の断面を示す図である。 本発明に係る第1の電気的接続部材を示す斜視図である。 図12に示した第1の電気的接続部材を使用して、形状記憶合金バネの第1の端部と導線の端部とを電気的に接続した状態を示す斜視図である。
符号の説明
20 レンズ駆動装置
30 筐体(ハウジング)
32 中間フレーム
34 アクチュエータ・ベース
36 上側カバー
37 案内軸(副軸)
38 駆動軸(主軸)
40 オートフォーカスレンズ駆動ユニット
42 レンズ可動部
421 レンズバレル(レンズアセンブリ)
422 レンズホルダ
4221 第1の延在部(第1の係合部、副軸受け)
4221u 窪み
4222 第2の延在部(第2の係合部、主軸受け)
4222t 貫通孔
44 レンズ駆動部(コイルバネ)
442 前側コイルバネ(上側コイルバネ、付勢バネ)
444 後側コイルバネ(下側コイルバネ、形状記憶合金バネ、形状記憶合金線材)
4442 形状記憶合金本体
4444 酸化被膜
444a 第1の端部
444b 第2の端部
444c 端面
52 通電部材
521 第1の導体パターン
522 第2の導体パターン
523 導線
54 電気的接続部材
541 第1の電気的接続部材
5412 カシメ具(パイプ状電極)
5414 導電性接着剤
542 第2の電気的接続部材
5422 カシメ具
O レンズの光軸
AFL オートフォーカスレンズ

Claims (12)

  1. レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを光軸方向にのみ移動可能に支持するハウジングと、前記光軸方向に伸縮し得るコイルバネと、を備えたレンズ駆動装置において、
    前記ハウジングは略直方体形状をしており、
    前記ハウジング内の当該ハウジングの四隅中の第1の隅で、前記光軸方向に延在する主軸を備え、
    前記レンズホルダは、その側面に、前記主軸にスライド移動可能に取り付けられた主軸受けを有し、
    前記コイルバネは、前記主軸受けを間に挟んで、それぞれ、前記主軸の前側及び後側に設けられた前側コイルバネ及び後側コイルバネから構成され、
    前記前側コイルバネ及び前記後側コイルバネの少なくとも一方は、形状記憶合金により形成された形状記憶合金バネからなり、
    前記形状記憶合金バネに通電するための通電部材と、
    前記形状記憶合金バネを、当該形状記憶合金バネの端部で前記通電部材と電気的に接続する電気的接続部材と、
    を含むレンズ駆動装置。
  2. 前記レンズホルダの前記主軸の回りの回転を防止して、前記レンズホルダを前記光軸方向にのみリニアに案内する案内機構を更に有する、請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記案内機構は、前記レンズホルダを間に挟んで、前記ハウジング内の前記第1の隅と対角線上で対向する第2の隅に設けられている、請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記案内機構は、
    前記ハウジング内で、前記主軸に対して前記光軸に関して2回回転対称である位置に設けられた副軸と、
    前記レンズホルダの側面に、前記副軸にスライド移動可能に取り付けられた副軸受けと、
    から構成される請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記通電部材は導線を有し、
    前記電気的接続部材は、
    前記形状記憶合金バネの端部と前記導線の端部とが挿入されるカシメ具と、
    該カシメ具内に注入された導電性接着剤と、
    から構成される請求項1乃至4のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記カシメ具がパイプ形状をしている、請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記通電部材は導体パターンを有し、
    前記電気的接続部材は、
    前記導体パターンの端部に形成されて、前記形状記憶合金バネの端部が挿入されるカシメ具と、
    該カシメ具内に注入された導電性接着剤と、
    から構成される請求項1乃至4のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記形状記憶合金バネの端面が、前記形状記憶合金バネの長手方向に対して斜めにカットされている、請求項5乃至7のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  9. レンズ駆動装置の駆動源として使用される形状記憶合金線材を、導線と電気的に接続する接続方法であって、
    前記形状記憶合金線材の端部と前記導線の端部とが挿入可能なカシメ具を準備し、
    前記カシメ具内に導電性接着剤を注入し、
    前記形状記憶合金線材の端部と前記導線の端部とを前記カシメ具内の前記導電性接着剤に挿入し、
    前記カシメ具をかしめ、
    所定の条件で前記導電性接着剤を硬化させる、
    接続方法。
  10. レンズ駆動装置の駆動源として使用される形状記憶合金線材を、導線と電気的に接続する接続方法であって、
    前記形状記憶合金線材の端部と前記導線の端部とが挿入可能なカシメ具を準備し、
    前記形状記憶合金線材の端部と前記導線の端部のどちらか一方、またはそれぞれに導電性接着剤を付着し、
    前記形状記憶合金線材の端部と前記導線の端部とを前記カシメ具内に挿入し、
    前記カシメ具をかしめ、
    所定の条件で前記導電性接着剤を硬化させる、
    接続方法。
  11. レンズ駆動装置の駆動源として使用される形状記憶合金線材を、導体パターンと電気的に接続する接続方法であって、
    前記導体パターンの端部に、前記形状記憶合金線材の端部が挿入可能なカシメ具を形成し、
    前記カシメ具内に導電性接着剤を注入し、
    前記形状記憶合金線材の端部を前記導電性接着剤に接触させるように前記カシメ具内に挿入し、
    前記カシメ具をかしめ、
    所定の条件で前記導電性接着剤を硬化させる、
    接続方法。
  12. レンズ駆動装置の駆動源として使用される形状記憶合金線材を、導体パターンと電気的に接続する接続方法であって、
    前記導体パターンの端部に、前記形状記憶合金線材の端部が挿入可能なカシメ具を形成し、
    前記形状記憶合金線材の端部に導電性接着剤を付着し、
    前記形状記憶合金線材の端部を前記カシメ具内に挿入し、
    前記カシメ具をかしめ、
    所定の条件で前記導電性接着剤を硬化させる、
    接続方法。
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