JP2010127802A - 降雨情報配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の降雨状態に対する実感性に優れた降雨情報を提供できるようにする。
【解決手段】降雨情報配信システム1は、広域的に各地に設置されたカメラCの各設置場所をそれぞれ降雨情報取得場所とし、これらの各降雨情報取得場所について取得される降雨情報をユーザに配信するようになっており、そのために、各降雨情報取得場所における降雨状態についての画像として各カメラにより取得される降雨画像を管理する降雨画像管理装置2、及び降雨画像管理装置が管理している降雨画像をユーザ端末4からの要求に応じ降雨情報として通信ネットワーク5を介し配信する降雨画像配信装置3を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、広域的な各地における降雨情報をユーザの要求に応じて配信する降雨情報配信システムに関する。
気象情報は、日々の生活において重要な情報の1つである。そのために気象情報は、様々な形態で人々に提供されている。気象情報の提供については、テレビや新聞のようなマスメディアによる天気予報やインターネット上での天気予報としてなされる形態が一般的なものとしてあり、また特定の個人を対象として個別的に気象情報を提供する形態についても様々な提案がなされている。
例えば特許文献1の「気象データ配信装置」は、可降水量を利用して、携帯電話機などの移動局装置が位置する場所における降雨の可能性を推定し、移動局装置に対して実時間的に気象データを配信するようにしている。具体的には、固定局装置での位相データから固定局点の天頂大気遅延量(ZTD)を求めるとともに、移動局装置の現在位置(移動局地点)の周辺のZTDを利用して当該移動局地点のZTDを推定し、さらにその推定ZTDと当該移動局地点の気温などの実測値から移動局地点での可降水量を導出する。そして、導出された可降水量から移動局地点における降水可能性を推定して移動局装置へ配信するようにしている。
また特許文献2の「降雨情報配信装置」は、降雨状況を知りたい地域の降雨情報を顧客が必要とする時間に合せて配信できるようにし、そのために、制御部、送受信部、顧客情報DB及び地図情報DBを備えた構成とし、制御部が送受信部で受信された雨量データに基づいて一定時間後の各予測時間における降雨地域の予測を行い、顧客情報DBに蓄積された対象位置及び対象時間が予測時間の予測降雨地域に含まれる場合に、顧客に対して通知するようにしている。
また特許文献3の「気象情報提供システム」は、気象情報の提供を受ける利用者に希望する気象監視条件を予め設定させ、取得した最新の気象情報が気象監視条件に適合した場合にその気象情報を利用者端末装置に送信するようにしている。具体的には、収集した気象情報を一定の枠組みでデータベース化するとともに、利用者が設定した気象監視条件をデータベースに登録し、データベース化した気象情報が気象監視条件を満たした場合にその気象情報を利用者端末装置に送信するようにしている。
また特許文献4の「気象情報提供システム」は、局地的な雨域情報を指定された形式で提供できるようにし、そのためにレーダ雨量計網で得られる細かな観測メッシュでの雨域情報などに基づいて各地点の降雨量を予測し、各地点を中心にしてユーザ指定の範囲まで雨域が近づいた際に携帯電話機などを通じて雨域の接近を知らせるようにしている。
以上のような気象情報の提供にあっては提供する情報として降雨に関する情報である降雨情報が特に重要なものとしてあり、降雨情報としては、通常は降水量で表される雨量強度情報が重要なものとして含まれるのが一般的である。
降水量ないし雨量強度の計測には、転倒ます型雨量計のような機械式雨量計やレーダ雨量計などが主に用いられる。しかしこれらの雨量計は設備的な負担が大きい。そこで、設備的な負担が少なくて済む簡便な雨量強度計測方式が求められることになるが、そのような雨量強度計測方式としては、例えば特許文献5に開示の例が知られている。
特許文献5の「降雨雪状況の評価方法」は、カメラで撮影した画像を利用して降雨雪の強度などを計測する方式で、TVカメラで対象領域を撮影して得られる画像についてシーケンシャル差分演算行なって正負の移動成分からなるシーケンシャル差分画像を検出した後、面積しきい値処理を施して降雨雪成分のみを抽出し、次いで、画像解析により正負の移動成分の重心間を結ぶ移動ベクトルを算出し、この移動ベクトルの数、長さ、方向を基に降雨雪の量、強度、方向など評価する。
また上述のような個別的な気象情報の提供の場合、降雨情報に関して、降雨の検出も必要となるが、これについても簡便な降雨検出方式が提案されている。例えば特許文献6の「降雨センサ」は、降雨の有無によって色彩の変化する検出面、その検出面に照射された光線を受光する受光手段、及び受光された光線のスペクトラムを分析する分析手段を備え構成とされ、検出面に降雨があったときのスペクトラムの分析結果とその検出面に降雨がないときのスペクトラムの分析結果との差から降雨の有無を検出するようにしている。
また特許文献7の「降雨雪検出方法」は、カメラで撮影した画像を利用して降雨雪を検出する方式で、TVカメラで対象領域を撮影して得られる画像についてフレーム画像同士のシーケンシャル差分演算を行ない、その差分結果を利用して画像中から同一移動体を認識し、次いで、面積しきい値処理を施して移動体中から降雨雪成分のみを抽出し、降雨雪成分の濃度二乗和や面積比を算出して降雨雪を検出するようにしている。
特開2007−85765号公報 特開2006−98089号公報 特開2002−328177号公報 特開2002−243866号公報 特開平11−231069号公報 特開2000−65955号公報 特開平11−211845号公報
気象情報は、上述のように様々な形態で提供され、日常生活に役立てられている。ところで、従来の気象情報では、いずれの提供形態にあっても、降雨情報として提供される雨量強度情報は、時間降水量で表される数値的な情報である。数値的な降雨情報には、定量的に雨量強度を捉えることができるという利点があるものの、一般の人にとって降雨状態を実感的に捉えるのが難しいという問題もある。
この降雨状態の実感性問題は、局地性の強い突発的な集中豪雨が頻発する傾向にある近年の気象状況にあって特に重要となる。すなわち降雨情報は集中豪雨型の降雨について特に有用であるが、その一方で集中豪雨型の降雨については、一般の人でもそれをより実感的に捉えることのできるような情報、つまり実感性に優れた降雨情報を得られることが必要である場合が少なくない。こうしたことから、局地性の強い突発的な集中豪雨が頻発する傾向にある近年の気象状況にあっては、実感性に優れた降雨情報に対する要望が高まっているといえる。しかるに、従来の降雨情報ではこれに十分に応えることができていない。
また従来の降雨情報は、リアルタイム性に欠けるという問題もある。すなわち時間降水量で表される数値的な降雨情報は、過去一定時間における降水量の計測により得られる情報であり、それから一般の人が現在の降雨状態を判断するのは難しいという問題である。
本発明は、以上のような知見を背景になされたものであり、その課題は、実際の降雨状態に対する実感性に優れた降雨情報を提供できるような降雨情報配信システムを実現することにある。
現在の降雨状態(降雨又は降雪の状態)を実感するには、その場で降雨(降雨又は降雪)の状態を実見するのが最適であり、カメラで降雨の様子を撮影して得られる降雨画像を見ることも降雨状態の実見に準じるといえる。したがって、広域的に各地に設置されたカメラにより降雨画像を取得し、それを降雨情報としてユーザの要求に応じて提供できるようにすれば、実際の降雨状態に対する実感性に優れた降雨情報をユーザに提供することが可能となる。また今日におけるインターネットや携帯電話網などの情報通信ネットワークには目覚しいものがあり、高画質な動画の自由な配信を可能とすることから、各地で取得される降雨画像を降雨情報としてリアルタイム的にユーザに提供することも可能であり、これにより降雨情報のリアルタイム性も確保できる。
本発明では、以上のような考え方に基づいて上記課題を解決する。具体的には、
広域的に各地に設置されたカメラの各設置場所をそれぞれ降雨情報取得場所とし、前記各降雨情報取得場所について取得される降雨情報をユーザに配信する降雨情報配信システムであって、前記各降雨情報取得場所における降雨状態についての画像として前記各カメラにより取得される降雨画像を管理する降雨画像管理装置、及び前記降雨画像管理装置が管理している前記降雨画像をユーザからの要求に応じ前記降雨情報として通信ネットワークを介し配信する降雨画像配信装置を備えていることを特徴としている。
上記のような降雨情報配信システムにおける降雨画像のユーザ要求に応じた配信は、検索方式によるのが適切であり、その検索方式にあっては、配信対象となる降雨画像に関する属性情報を検索語に利用するのが適切である。こうしたことから、本発明で上記のような降雨情報配信システムについて、前記降雨画像管理装置は、前記降雨画像に関する属性情報を管理するようにされており、前記降雨画像の配信は、前記属性情報を検索語に利用してなされる前記ユーザからの配信要求に応じてなすようにされていることを特徴としている。
降雨画像の属性情報には、基本的なものとして、降雨情報取得場所について記述する降雨情報取得場所情報がある。したがってこれを検索語として用いるのが好ましい。こうしたことから、本発明で上記のような降雨情報配信システムについて、前記属性情報として前記降雨情報取得場所について記述する降雨情報取得場所情報を含み、前記検索語として前記降雨情報取得場所情報における記述を用いることができるようにされていることを特徴としている。
降雨画像の撮影時刻について記述する撮影時刻情報も降雨画像の属性情報として基本的なものの1つである。したがってこれも検索語として用いることができるようにするのが好ましい。こうしたことから、本発明で上記のような降雨情報配信システムついて、前記属性情報として前記降雨画像の撮影時刻について記述する撮影時刻情報を含み、前記検索語として前記撮影時刻情報における記述を用いることができるようにされていることを特徴としている。
上述のように降雨画像は、それから雨量強度を求めることを可能とし、これにより簡便な雨量強度計測が可能となる。このような降雨画像の特性を利用して数値的な雨量強度を求め、これを降雨画像に合せて配信するようにすることで、より有用性の高い降雨情報とすることができる。こうしたことから、本発明で上記のような降雨情報配信システムついて、前記降雨画像に基づいてその撮影時における雨量強度を判定する雨量強度判定手段を備えており、前記雨量強度判定手段による判定で得られる雨量強度データを前記降雨画像に合せて配信できるようにされていることを特徴としている。
今日の社会では様々な監視目的で各地に監視カメラが設置されており、その数は膨大なものとなっている。このような既設の監視カメラを降雨画像撮影用のカメラとして利用することで、より広域的に降雨情報を提供することが可能となり、またより経済的に降雨情報配信システムを構築することも可能となる。こうしたことから、本発明で上記のような降雨情報配信システムについて、前記カメラとして、各地に様々な監視目的で設置されている既設監視カメラを用いるようにされていることを特徴としている。
以上のような本発明によれば、実際の降雨状態に対する実感性に優れた降雨情報を提供できるようになる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に、一実施形態による降雨情報配信システム1の構成を模式化して示す。降雨情報配信システム1は、広域的に各地に設置される各降雨情報取得場所における降雨状態について撮影することで取得される降雨画像などをユーザからの要求に応じ降雨情報として配信するようになっており、そのために降雨撮影用カメラC(降雨撮影用カメラC1、降雨撮影用カメラC2、…降雨撮影用カメラCn)、降雨画像管理装置2、降雨情報配信装置3、ユーザ端末4、及び通信ネットワーク5を備えた構成をとる。
降雨撮影用カメラCは、広域的に各地に設置されており、それぞれの設置場所が降雨情報取得場所となり、その各降雨情報取得場所における降雨状態を撮影することで各降雨情報取得場所の降雨状態についての画像である降雨画像を取得する。降雨撮影用カメラCによる降雨画像の取得は、適切な開始条件と終了条件で単位化する降雨状態撮影によりなされる。開始条件としては、降雨の始まり又は1単位の撮影終了後も降雨が続いている場合における1単位の撮影終了後の一定時間経過が用いられ、終了条件としては、降雨の終わり又は1単位の撮影開始から一定時間経過が用いられる。
降雨撮影用カメラCには、既設の監視カメラを利用するのが好ましい。すなわち各地には防犯用や河川監視のように様々な監視目的で監視カメラが設けられており、その設置範囲は全国規模であり、設置数も膨大な数となる。したがってこうした既設の監視カメラを降雨撮影用カメラC(以下ではカメラCと略記する)として利用することで、降雨情報配信システム1が配信できる降雨情報のカバー範囲をより広域的なものとすることができ、また降雨情報配信システム1をより経済的に構築することも可能となる。
降雨画像管理装置2は、通信ネットワーク5を介して各降雨撮影用カメラCと接続されており、各カメラCで取得される降雨画像を管理する。降雨画像管理装置2による降雨画像の管理は、ユーザに対しその要求に応じた降雨情報を配信できるようにしてなされる。そのために降雨画像管理装置2は、それぞれコンピュータプログラムとして構成される、送受信部11、降雨検出部12、雨量強度判定部13、属性情報生成部14、雨量地図作成部15、降雨画像格納部16、属性情報格納部17、雨量地図格納部18、及び地図データ格納部19を備えている。
送受信部11は、カメラCから送られてくる画像データの受信や降雨情報配信装置3への降雨情報の送信などに機能する。
降雨検出部12は、降雨検出手段として機能し、各カメラCが取得する画像から各降雨情報取得場所の降雨を検出する。カメラCによる画像からの降雨検出は、例えば上述の特許文献7に開示されるような手法などを用いて行うことができる。
雨量強度判定部13は、雨量強度判定手段として機能し、カメラCで取得される降雨画像に基づいてその撮影時における雨量強度を判定して雨量強度データを生成する。降雨画像に基づく雨量強度の判定は、例えば上述の特許文献5に開示されるような手法などを用いて行うことができる。また、例えば各カメラCの視野範囲に基準となる被写体を設定し、その基準被写体の写りかたが雨量強度に応じて変化することを利用する手法を用いることもできる。
属性情報生成部14は、属性情報生成手段として機能し、カメラCで取得されて降雨画像格納部16に格納される降雨画像に関する属性情報(降雨画像のメタデータ)を生成し、また雨量地図作成部15が作成する雨量地図に関する属性情報(雨量地図のメタデータ)も生成する。
雨量地図作成部15は、雨量地図作成手段として機能し、雨量地図を作成する。雨量地図は、カメラCが設置されている場所、つまり降雨情報取得場所とその周辺一定範囲の地図に雨量強度をシンボルや色分けなどで表示して作成される。雨量地図作成部15による雨量地図の作成は、一定の時間間隔でなされ、1つの降雨情報取得場所について降雨画像の取得が継続している間、繰り返されるのが通常である。
降雨画像格納部16は、降雨画像格納手段として機能し、各カメラCで取得される降雨画像を記憶装置に格納する。降雨画像格納部16による降雨画像の格納は、上述のように単位化して撮影・取得される各降雨画像を適宜な識別情報で個々に識別できるようにしてなされる。その識別情報としては、後述のような撮影番号を用いることができ、本実施形態でもそのようにしている。
属性情報格納部17は、属性情報格納手段として機能し、属性情報生成部14で生成される降雨画像の属性情報を格納し、また各カメラCの属性情報と雨量地図の属性情報も格納する。図2に、カメラ属性情報、降雨画像属性情報、雨量地図属性情報それぞれの例を示す。図2の(a)に示すカメラ属性情報は、「カメラID」、「仕様」、「対象領域名」、「対象領域位置」、「撮影情報」の各情報項目が記録される例となっている。「カメラID」は、各カメラCに付されるIDである。「仕様」は、当該カメラCの仕様についての情報である。「対象領域名」は、当該カメラCが撮影対象としている領域、つまり降雨情報取得場所の名称であり、住所表記用の名称や郵便番号などが用いられる。「対象領域位置」は、当該カメラCが撮影対象としている領域の位置を特定する情報で、例えば経度と緯度で記録される。「撮影情報」は、当該カメラCが既設の監視カメラを利用している場合に、その監視カメラの撮影対象などについての情報である。これらのカメラ属性情報は、基本として固定的なものである。ただ、降雨撮影用カメラが交換されるなどした場合には、カメラ属性情報も更新されることになる。
図2の(b)に示す降雨画像属性情報は、「撮影番号」、「カメラID」、「対象領域名」、「対象領域位置」、「撮影日時」、「撮影開始時刻」、「撮影終了時刻」、「撮影時間」、「雨量強度」の各情報項目が記録される例となっている。「撮影番号」は、上述のように単位化して撮影・取得される各降雨画像を識別するために降雨画像の個々に連続的な番号などとして付されるものである。「カメラID」には、当該降雨画像を撮影したカメラCを特定する情報として、当該降雨画像を撮影したカメラCのカメラIDが記録される。「対象領域名」には、当該降雨画像を撮影したカメラCの属性情報における対象領域名が記録される。「対象領域位置」には、当該降雨画像を撮影したカメラCの属性情報における対象領域位置が記録される。「撮影日時」は、当該降雨画像が撮影された日時で、年、月、日で記録される。「撮影開始時刻」と「撮影終了時刻」は、当該降雨画像の撮影開始時刻と撮影終了時刻で、それぞれ時、分で記録される。「撮影時間」は、当該降雨画像の撮影に要した時間で、分を単位として記録される。「雨量強度」は、当該降雨画像について雨量強度判定部13により判定された雨量強度で、例えば撮影開始から撮影終了までを一定の時間間隔で区切るようにして得られる雨量強度値が時系列的に記録される。
図2の(c)に示す雨量地図属性情報は、「地図番号」、「降雨画像ID」、「作成日時」の各情報項目が記録される例となっている。「地図番号」は、上述のように1つの降雨情報取得場所について降雨画像の取得が継続している間、一定の時間間隔で作成される各雨量地図を識別するために雨量地図の個々に連続的な番号などとして付されるものである。「降雨画像ID」には、当該雨量地図の基となった降雨画像を識別する情報であり、その降雨画像の撮影番号が記録される。「作成日時」は、当該雨量地図が作成された日時で、年、月、日、時、分で記録される。
図1に戻って、雨量地図格納部18は、雨量地図格納手段として機能し、雨量地図作成部15が作成した雨量地図を格納する。雨量地図格納部18による雨量地図の格納は、上述のようにして作成される各雨量地図を適宜な識別情報で個々に識別できるようにしてなされる。その識別情報としては、上述の地図番号を用いるのが好ましく、そのようにすることで、当該雨量地図に表示されている雨量強度の基となった降雨画像との対応付けも雨量地図属性情報を介し、“雨量地図→地図番号→降雨画像ID→降雨画像”というようにしてなせるようになる。
地図データ格納部19は、地図データ格納手段として機能し、雨量地図の基になる地図データを格納する。
降雨情報配信装置3は、降雨画像管理装置2が管理している降雨画像をユーザからの要求に応じて配信するのに機能する。そのために降雨情報配信装置3は、送受信部21、検索部22、及び編集部23を備えている。
送受信部21は、降雨画像管理装置2との間でのデータの送受信やユーザ端末4との間でのデータの送受信などに機能する。
検索部22は、検索手段として機能し、ユーザから降雨情報配信要求を受けて該当の降雨画像を降雨画像格納部16から検索して取り出し、また雨量地図についての要求がある場合には、該当の雨量地図を雨量地図格納部18から検索して取り出す。ユーザから降雨情報配信要求は、後述するように降雨画像属性情報を検索語に利用した検索方式でなされる。したがって検索部22は、ユーザから降雨情報配信要求における検索語に基づいて降雨画像格納部16や雨量地図格納部18を検索して該当の降雨画像や雨量地図を取り出すことになる。
編集部23は、編集手段として機能し、検索部22が取り出した降雨画像や雨量地図をユーザ端末4での表示映像用に編集する。その編集では、降雨画像に雨量強度判定部13による雨量強度データを付帯させる処理を必要に応じてなし、これにより降雨画像に合せて雨量強度データも配信できるようにする。
ユーザ端末4は、パーソナルコンピュータや携帯電話機などで構成され、ユーザが降雨情報の配信要求を行うのに用いられる。そのためにユーザ端末4には配信要求用のプログラムが組み込まれている。配信要求用プログラムは、検索方式で配信要求を行えるようにされている。具体的には、降雨画像属性情報を利用した検索語を入力することでユーザが意図する配信要求用をなせるようにされている。検索語に利用する降雨画像属性情報としては、降雨情報取得場所情報(具体的には降雨画像属性情報における対象領域名)と撮影時刻情報(具体的には降雨画像属性情報における撮影開始時刻又はそれを基準とした一定範囲までの時刻)が特に適切である。したがって配信要求用プログラムは、対象領域名や時刻を検索語として入力できるようにされている。また配信要求用プログラムは、降雨情報として降雨画像の他に雨量強度データや雨量地図もユーザが必要とする場合に、それらの選択的要求をなせるようにされている。
次に、以上のような降雨情報配信システム1でなされる降雨情報配信に関する一連の処理について説明する。降雨情報配信に関する一連の処理は、降雨情報の取得、降雨情報の配信要求、降雨情報の配信の各処理を含む。
まず降雨情報の取得について説明する。各カメラCは、通常は監視カメラとしてそれぞれの監視目的における撮影対象領域について連続的に撮影を行って監視画像を取得している。一方、降雨画像管理装置2は、各カメラCが連続的に取得している監視画像を例えば10分といった程度の時間間隔で周期的にサンプリングし、そのサンプリング画像について降雨検出部12により降雨検出処理を繰返している。そして例えばカメラCiによる画像について降雨が検出されたら、そのカメラCiによる画像の連続的な取込みとしてカメラCiの設置場所である降雨情報取得場所における降雨画像の取得を降雨情報の取得のひとつとして開始する。降雨画像の取得は、上述のように単位化してなされ、一定時間長を単位とした単位降雨画像を当該降雨情報取得場所での降雨が継続している範囲で繰り返す処理としてされる。
カメラCiからの降雨画像の取得がなされると、その降雨画像について、属性情報生成部14による降雨画像属性情報の生成と雨量強度判定部13による雨量強度データの生成がなされ、また雨量地図作成部15による雨量地図の作成が行われる。
雨量地図の作成は、図3にその流れを示すようにステップS1〜ステップS4の各処理過程を含む処理してなされる。まずステップS1として降雨画像属性情報の取得処理がなされる。降雨画像属性情報取得処理では、カメラCiによる降雨画像の属性情報を属性情報格納部17から読み出す。
次いでステップS2として地図データの取得処理がなされる。地図データ取得処理では、ステップS1で取得した降雨画像属性情報における対象領域位置情報により降雨情報取得場所を特定し、その降雨情報取得場所を中心にした一定範囲についての地図データを地図データ格納部19から読み出す。
次いでステップS3として雨量地図の作成処理がなされる。雨量地図の作成処理は、ステップS2で取得した地図データに雨量強度(カメラCiによる降雨画像について判定された雨量強度)をシンボルや色分けなどで表示する処理としてなされる。そして最後にステップS4として、ステップS3で作成の雨量地図を格納すれば、1作成単位についての処理が終了となる。
図4に、地図データと雨量地図の例を示す。この例は、地図データ(図4の(a))に「強」、「弱」、「無」といった、定性的に雨量強度を表すシンボルを表示した雨量地図(図4の(b))となっている。
次に降雨情報の配信要求について説明する。ユーザは、降雨情報配信システム1における各降雨情報取得場所のいずれかについて降雨情報の必要が生じたら、その降雨情報取得場所について降雨情報の配信を要求する。それには、ユーザ端末4に配信要求画面を表示させ、その配信要求画面で該当の降雨情報取得場所における降雨画像の属性情報、具体的には対象領域名や時刻を検索語として入力する。また必要に応じて降雨情報の種類を指定する入力も行う。降雨情報の種類指定は、雨量強度データ重畳降雨画像と雨量地図について行い、種類指定のない場合は、降雨画像についての降雨情報要求として扱われる。
次に降雨情報の配信について説明する。ユーザ端末4からの降雨情報配信要求は降雨情報配信装置3で受信される。降雨情報配信要求を受信した降雨情報配信装置3は、その降雨情報配信要求における検索語を用いて検索部22が検索することで該当の降雨画像を降雨画像格納部16から取り出し、また降雨情報配信要求の内容に応じて該当の雨量地図を雨量地図格納部18から取り出す。取り出した降雨画像や雨量地図は、編集部23によりユーザ端末4での表示映像用に編集された後、該当のユーザ端末4に配信される。これを受けてユーザは、ユーザ端末4に降雨画像や雨量地図を表示して見ることができ、特に現在撮影中の降雨画像の配信を受けた場合には、その場で現在の降雨状態を実見しているのに準じた実感を得ることができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、これは代表的な例に過ぎず、本発明はその趣旨を逸脱することのない範囲で様々な形態で実施することができる。
一実施形態による降雨情報配信システムの構成を示す図である。 属性情報の例を示す図である。 雨量地図の作成における処理の流れを示す図である。 地図データと雨量地図の例を示す図である。
符号の説明
1 降雨情報配信システム
2 降雨画像管理装置
3 降雨画像配信装置
4 ユーザ端末
5 通信ネットワーク
13 雨量強度判定部(雨量強度判定手段)
C カメラ

Claims (6)

  1. 広域的に各地に設置されたカメラの各設置場所をそれぞれ降雨情報取得場所とし、前記各降雨情報取得場所について取得される降雨情報をユーザに配信する降雨情報配信システムであって、
    前記各降雨情報取得場所における降雨状態についての画像として前記各カメラにより取得される降雨画像を管理する降雨画像管理装置、及び前記降雨画像管理装置が管理している前記降雨画像をユーザからの要求に応じ前記降雨情報として通信ネットワークを介し配信する降雨画像配信装置を備えていることを特徴とする降雨情報配信システム。
  2. 前記降雨画像管理装置は、前記降雨画像に関する属性情報を管理するようにされており、前記降雨画像の配信は、前記属性情報を検索語に利用してなされる前記ユーザからの配信要求に応じてなすようにされていることを特徴とする請求項1に記載の降雨情報配信システム。
  3. 前記属性情報として前記降雨情報取得場所について記述する降雨情報取得場所情報を含み、前記検索語として前記降雨情報取得場所情報における記述を用いることができるようにされていることを特徴とする請求項2に記載の降雨情報配信システム。
  4. 前記属性情報として前記降雨画像の撮影時刻について記述する撮影時刻情報を含み、前記検索語として前記撮影時刻情報における記述を用いることができるようにされていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の降雨情報配信システム。
  5. 前記降雨画像に基づいてその撮影時における雨量強度を判定する雨量強度判定手段を備えており、前記雨量強度判定手段による判定で得られる雨量強度データを前記降雨画像に合せて配信できるようにされていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の降雨情報配信システム。
  6. 前記カメラとして、各地に様々な監視目的で設置されている既設監視カメラを用いるようにされていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の降雨情報配信システム。
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