JPH11231069A - 降雨雪状況の評価方法およびその装置 - Google Patents

降雨雪状況の評価方法およびその装置

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JPH11231069A
JPH11231069A JP10031154A JP3115498A JPH11231069A JP H11231069 A JPH11231069 A JP H11231069A JP 10031154 A JP10031154 A JP 10031154A JP 3115498 A JP3115498 A JP 3115498A JP H11231069 A JPH11231069 A JP H11231069A
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宗男 山田
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浩次 上田
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靖師 相原
Isao Horiba
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TVカメラなどで撮影した画像から降雨雪成
分を時系列的に抽出し、その移動ベクトルから降雨雪の
量、強度、方向の状況を正確に評価することができる降
雨雪状況の評価方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 TVカメラ101で降雨雪検出対象領域
を撮影し、マルチプレクサ201を交互に切り換えるこ
とによって隣合うフレーム画像をフレーム画像メモリ2
02a,bに格納し、差分処理部203でシーケンシャ
ル差分演算行なって正負の移動成分からなるシーケンシ
ャル差分画像を検出した後、面積しきい値処理部404
によって面積しきい値処理を施して降雨雪成分のみを抽
出する。次いで、画像解析手段3において正負の移動成
分の重心間を結ぶ移動ベクトルを算出し、この移動ベク
トルの数、長さ、方向を基に降雨雪の量、強度、方向の
いずれかの評価を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TVカメラなどで
撮影した画像から降雨雪成分を時系列的に抽出し、その
移動ベクトルから降雨雪状況の評価を行なう方法および
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光の遮断や反射を利用して降雪や
降雨を検出する方法が提案されているが、これらの方法
は雪片や雨滴の量だけを基準として降雪や降雨を検出す
るものであり、風などの影響を受ける降雨雪の実際の状
況を相対的に把握することができないといった問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、TVカメラなどで撮影
した画像から降雨雪成分を時系列的に抽出し、その移動
ベクトルから降雨雪の量、強度、方向の状況を相対的に
評価することができる降雨雪状況の評価方法およびその
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の降雨雪状況の評価方法は、降雨雪検出対象
領域を撮影した画像から降雨雪成分を時系列的に抽出
し、該抽出した時系列な降雨雪成分を用いてそれぞれの
降雨雪成分についての移動ベクトルを算出し、該算出し
た移動ベクトルの数、長さ、方向を基に降雨雪の量、強
度、方向の何れかの評価を行なうようにしたものであ
る。このような構成とすることにより、降雨雪の状況を
相対的に把握して評価することができる。
【0005】また、本発明の降雨雪状況の評価装置は、
降雨雪検出対象領域を撮影する撮影手段と、撮影した時
系列な画像データの差分から降雨雪成分を抽出する画像
処理手段と、個々の降雨雪成分を識別して降雨雪の移動
ベクトルを算出する画像解析手段と、算出した上記移動
ベクトルの数、長さ、方向を基に降雨雪の量、強度、方
向の何れかの評価を行う降雨雪評価部とから構成したも
のである。このように構成することにより、簡単な構成
の装置でもって、降雨雪の状況を相対的に把握して評価
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1に、本
発明の方法を利用した降雨雪状況の評価装置の第1の実
施の形態を示す。この第1の実施の形態は、移動ベクト
ルを算出するための時系列な降雨雪成分の抽出にシーケ
ンシャル差分法と呼ばれる手法を用いた場合の例を示す
ものである。そこで、この第1の実施の形態について説
明するに、先ず、シーケンシャル差分法について説明す
る。
【0007】シーケンシャル差分法とは、時間的に隣り
合う2つの画像の差分をとることによって画像中から移
動体のみを時系列的な正負の成分として抽出する手法で
ある。図2に、このシーケンシャル差分法の原理を示
す。同図(A)は或る時刻Tにおける撮影画像f
(T)、同図(B)はこれに続く時刻T+t(tは撮影
間隔、例えば、TVカメラの場合、フレーム間隔1/3
0秒)の撮影画像f(T+t)であって、この(A)の
撮影画像f(T)から(B)の撮影画像f(T+t)を
減算すると、写っている物体Mが移動体である場合に
は、同図(C)にその差分画像を示すように、時間的に
前側の移動体部分が正(+)の極性に、また時間的に後
側の移動体部分が負(−)の極性を持つ成分としてペア
で表れる。
【0008】そこで、同図(D)に示すように、この時
系列的に抽出された正負の成分の重心間をつなぐベクト
ルを算出すれば、これが当該移動体についての移動ベク
トルとなり、この移動ベクトルの長さから移動体(降雨
雪)の強度を、その向きθから移動方向を、また画面全
体に存在する移動ベクトルの数から降雨雪の量を知るこ
とができる。第1の実施の形態は、このシーケンシャル
差分法を利用して構成したものである。
【0009】なお、図2は時間的に前の画像f(T)か
ら後ろの画像f(T+t)差し引く場合を示したが、こ
れとは逆に、時間的に後ろの画像f(T+t)から前の
画像f(T)を差し引いても、移動方向に対する正負の
極性が逆になるだけで同様に実現できる。
【0010】次に、上記シーケンシャル差分法を利用し
た図1の降雨雪状況の評価装置について詳細に説明す
る。図1において、1は降雨雪検出対象領域を撮影した
画像データをデジタル信号により出力する撮影手段、2
はデジタル信号からなるフレーム画像を記憶し、記憶し
た時系列な画像データの差分から降雨雪成分を抽出する
画像処理手段、3は個々の降雨雪成分を識別して移動ベ
クトルを算出する画像解析手段、4は算出した上記移動
ベクトルの数、長さ、方向を基に量、強度、方向の何れ
かの評価を行う降雨雪評価部である。
【0011】次に、各手段の詳細について説明する。撮
影手段1はTVカメラ101と、該TVカメラ101で
撮影した映像信号の高域成分を除去して雑音の減少とサ
ンプリング時の折り返し歪みを防止するローパスフィル
タ(LPF)102と、映像信号をデジタル信号に変換
するAD変換器103とから構成されている。
【0012】画像処理手段2はフレーム画像単位でスイ
ッチを左右に切り換えるマルチプレクサ201と、撮影
されたフレーム画像を交互に格納する2つのフレーム画
像メモリ202a,202bと、フレーム画像メモリ2
02a,202bに格納された時間的に隣り合う2つの
フレーム画像間の差分演算を行う差分処理部203と、
差分処理によって抽出された正負の移動成分に対して面
積しきい値処理を施して面積の大きな車両や歩行者成分
を除外し、面積の小さな降雨雪成分のみを抽出する面積
しきい値処理部204とから構成されている。
【0013】画像解析手段3は絶対値画像算出処理部3
01と、ラベリング処理部302と、ラベル領域分離処
理部303と、移動ベクトル演算処理部304とから構
成されている。
【0014】なお、上記説明において、車両や歩行者が
行き来する道路上の降雨雪の状況を評価する場合などに
は、雪片や雨滴の他に走行車両や歩行者なども移動成分
として抽出されるため、これらを除外するための前記面
積しきい値処理部204が必要である。
【0015】しかし、車両や人などの通らない場所に
は、撮影される移動体は雪片や雨滴のみであるため、面
積しきい値処理部204を省略することができる。ま
た、上記の各手段および降雨雪評価部は、ハードウェア
回路で構成してもよいが、通常はマイクロコンピュータ
を用いたソフトウェア回路によって構成される。以下、
後述する他の実施の形態においても同様である。
【0016】次に、図1の降雨雪状況の評価装置の処理
動作について、図3のフローチャートおよび図4〜図8
の処理説明図を参照して説明する。TVカメラ101で
撮影された降雨雪検出対象領域の映像信号はローパスフ
ィルタ102で高域成分をカットされた後、AD変換器
103においてデジタル信号に変換される(ステップS
11)。デジタル信号に変換された画像データは、マル
チプレクサ201によって1フレーム(1/30秒)毎
に2つのフレーム画像メモリ202aと202bに交互
に格納される(図3のステップS12a)。
【0017】差分処理部203は、フレーム画像メモリ
202aと202bに格納された時間的に隣り合う2つ
のフレーム画像f(T)とf(T+t)とを用いて図2
に示したシーケンシャル差分演算を行ない、正負の極性
からなる移動成分を抽出する(ステップS13a)。
【0018】前述したように、車両や人の全く通らない
場所の降雨雪状態を検出する場合には、画面中に走行車
両や歩行者などが写るようなことはないが、撮影場所が
道路などの場合には、画面中を走る車両なども移動成分
として抽出されてしまう。そこで、このような場合に
は、次の面積しきい値処理部204において一定以上の
大きな面積を持つ移動成分を雪片や雨滴ではないものと
判定し、これらの移動体を画面から除外する(ステップ
S14)。このようにして、結果的に図4(A)〜
(C)に示すような降雨雪成分のみが残ったシーケンシ
ャル差分画像が取り出される。
【0019】ここで、上記の面積しきい値処理部204
において面積しきい値処理を実行する前処理として移動
体を分離する手法としては、本出願人が先に出願した特
願平8−293406号に提案したラベリング処理によ
る手法などを用いればよい。すなわち、ラベリングと
は、濃淡画像を適当なしきい値で抽出対象と背景の二つ
の領域に分離した二値化処理画像に対して通常「1」が
与えられる抽出対象の領域(連続成分)毎に異なるラベ
ルをそれらの要素である画素に付与する操作であり、ラ
ベリングの最大番号値が領域の総数、領域中の画素の数
がその領域の面積を示すことであり、ラベリング処理と
は、隣接した画素に対して定められた伝播規則に従って
情報を逐次伝播する伝播法などを利用することにより対
象物に対するラベリングを行う処理のことである。
【0020】なお、上記面積の小さな降雨雪成分と面積
の大きな車両成分などとを区分けするための面積しきい
値の具体的な値は、撮影場所、撮影画角、撮影条件など
によって適切な値に設定する必要があることは言うまで
もなく、後述する他の実施の形態においても同様であ
る。
【0021】次に、前記のようにして得られた図5
(A)(=図4(C))に示すようなシーケンシャル差
分画像S(x,y)は絶対値画像算出処理部301にお
いて、図5(B)に示すような絶対値画像M(x,y)
=|S(x,y)|に変換される。
【0022】この絶対値画像M(x,y)はラベリング
処理部302に送られ、図6に示すように、個々の降雨
雪成分を識別するためのラベル付けを行なう。次いで、
ラベル領域分離処理部303は、前述の画像処理手段2
で得られた降雨雪成分の正負の符号(図4(C)参照)
を基に、図7に示すように前記ラベル付けされた降雨雪
成分の絶対値画像を+領域と−領域に分離してお互いの
関連付けを行なう。
【0023】上記のようにして関連付けされたラベル付
け画像は移動ベクトル演算処理部304に送られ、図8
に示すようにラベル付け画像の+領域と−領域のそれぞ
れについてその重心Gp とGm を算出する。なお、この
重心Gp ,Gm は、+,−それぞれの領域内における各
画素の座標平均である。
【0024】そして、移動ベクトル演算処理部304
は、図8中に矢印で示した+領域と−領域の重心Gp と
Gm の間を結ぶベクトルを算出し(ステップS15)、
このベクトルを当該降雨雪成分についての移動ベクトル
として出力する。このようにして得られた各降雨雪成分
の移動ベクトルは、降雨雪評価部4に送られる。
【0025】降雨雪評価部4は、この送られてくる各降
雨雪成分の移動ベクトルを基に、その時の降雨または降
雪の量、強度、方向を次のようにして評価し各々適切な
表現形式をもって出力する(ステップS16)。
【0026】(1)降雨または降雪の量の評価 各時刻tにおける画面上の移動ベクトルの数は、その画
像内に存在する降雨雪成分の数に相当しているので、各
時刻についての移動ベクトルの数を集計していけば、図
9に示すように時間経過に伴う降雨または降雪の量とそ
の変化を求めることができる。したがって、この図9か
ら現在および過去についての降雨量または降雪量を評価
することができる。
【0027】(2)降雨または降雪の方向の評価 移動ベクトルの向きは降雨雪成分の落下方向に対応して
いる。したがって、移動ベクトルの方向を算出すれば、
雨滴や雪片の方向、すなわちその時の風向きを評価でき
る。例えば、図10(A)のように垂直方向を0°と規
定し、各角度方向についての移動ベクトルの数を集計す
れば、図10(B)〜(D)に示すようにその時の風向
きがどの方向であるかを評価できる。
【0028】(3)降雨または降雪の強度の評価 移動ベクトルの長さは降雨雪成分の落下速度に対応して
おり、図11(A)〜(C)のように各ベクトルの長さ
毎の移動ベクトルの数を集計すれば、その時の降雨や降
雪の強度または風速を評価できる。
【0029】上記のようにして降雨雪評価部4から出力
される降雨または降雪の量、強度、方向を基に、その時
点における降雨または降雪の状況を正確に把握して評価
することができる。
【0030】なお、車両や人の全く通らない場所の降雨
雪状態を検出する場合には、前記面積しきい値処理部2
04を省略してもよいことは前述したとおりであり、後
述する他の実施の形態においても同様である。
【0031】また、降雨雪の方向は、季節に応じた一定
の規則性があるため、上述の実施の形態では1台のTV
カメラ101を用いた簡便な手法のものを説明したが、
固定したTVカメラで年間を通じた降雨雪の観測を行う
場合や、より正確な風向きの評価を必要とする場合に
は、以下に説明する立体計測の原理を応用すればよく、
後述する他の実施の形態においても同様である。
【0032】図12において、101Aと101Bは同
一の筐体内に収納固定された図示を省略した2台のTV
カメラの撮像面、P1 は雪片(または雨滴)の最初の位
置を示し、撮像面101A、101B上でそれぞれ(x
a ,ya )と(xb ,yb )の座標として検知された場
合に、P1 の座標(x1 ,y1 ,z1 )は次の式によっ
て与えられる。
【0033】x1 =xa d/(xa −xb ) y1 =fd/(xa −xb ) z1 =ya d/(xa −xb )=yb d/(xa
b ) ここで、fはTVカメラの焦点距離、dは2台のカメラ
の距離である。同様にして雪片(または雨滴)の移動し
た位置P2 (x2 ,y2 ,z2 )を求めることにより、
次の式から降雨雪の強度Lが与えられる。
【数1】
【0034】また、風向wは座標の差分(x2 −x1
(y2 −y1 )から得られる各々の極性と次式に示すベ
クトルの傾きRから図13に示す各方位の前後11.2
5°の範囲を風向きとして定めた図14のようなテーブ
ルを用いることによって容易に求めることができる。
【数2】 なお、R>5.0およびR≦0.2の場合には、それぞ
れ(y2 −y1 )および(x2 −x1 )の極性のみを参
照する。
【0035】(第2の実施の形態)図15に、本発明の
方法を利用した降雨雪状況の評価装置の第2の実施の形
態を示す。この第2の実施の形態は、移動ベクトルを算
出するための時系列な降雨雪成分の抽出にダイナミック
差分法と呼ばれる手法を用いた場合の例を示すものであ
る。そこで、この第2の実施の形態について説明する前
に、先ずダイナミック差分法について説明する。
【0036】ダイナミック差分法とは、静止物体のみが
写った背景画像と移動体が写った撮影画像との差分をと
ることによって画像中から移動体のみを抽出する手法で
ある。図16に、このダイナミック差分法の原理を示
す。同図(A)は或る時刻Tにおける撮影画像f
(T)、同図(B)は背景画像であって、この(A)の
撮影画像f(T)から(B)の背景画像を減算すると、
同図(C)にその差分画像を示すように、時刻Tにおけ
る撮影画像中に存在する移動体Mのみを抽出することが
できる。同様に、同図(D)に所定時間t(例えば、T
Vカメラの場合、フレーム間隔1/30秒)が経過した
後の次の撮影画像f(T+t)を用いて前記背景画像
(B)との減算処理を行なうと、同図(E)に示すよう
に移動体Mの位置が移動した差分画像を得る。
【0037】そこで、同図(F)に示すように、ダイナ
ミック差分演算によって得られた前記2つの移動体の重
心の間をつなぐベクトルを算出すれば、これが当該移動
体についての移動ベクトルとなり、この移動ベクトルの
長さから移動体(降雨雪)の強度を、その向きθから移
動方向を、また画面全体に存在する移動ベクトルの数か
ら降雨雪の量を知ることができる。第2の実施の形態
は、このダイナミック差分法を利用して構成したもので
ある。なお、図16は時間的に撮影画像から背景画像を
差し引く場合を示したが、これとは逆に、背景画像から
撮影画像を差し引いても同様に実現できる。
【0038】次に、上記ダイナミック差分法を利用した
図15の降雨雪状況の評価装置について詳細に説明す
る。図15おいて、1はTVカメラ101とローパスフ
ィルタ(LPF)102とAD変換器103とから構成
される撮影手段、2はTVカメラ101で撮影した時間
的に隣り合う撮影画像から前記ダイナミック差分法に基
づいて移動体たる降雨雪成分を時系列的に抽出する画像
処理手段、3は抽出した時系列な降雨雪成分から各降雨
雪成分についての移動ベクトルを算出する画像解析手
段、4は算出された移動ベクトルからその時の降雨また
は降雪の量、強さ、方向などを評価して出力する降雨雪
評価部である。
【0039】前記画像処理手段2は、撮影画像を格納す
る撮影画像メモリ205aと、気象条件の変化や昼夜の
輝度変化に応じて輝度状態を追従させた背景画像を格納
しておくための背景画像メモリ205bと、撮影画像メ
モリ205aと背景画像メモリ205bに格納された撮
影画像と背景画像の差分演算を行なう差分処理部203
と、ダイナミック差分処理によって抽出された差分画像
に面積しきい値処理を施して面積の大きな車両や歩行者
成分を除外し、面積の小さな雪片や雨滴成分のみを抽出
する面積しきい値処理部204とから構成されている。
【0040】なお、前記画像解析手段3は、ラベリング
処理部302と、ラベル領域関連付け処理部305と、
移動ベクトル演算処理部304とから構成されている。
【0041】次に、図15の降雨雪状況の評価装置の処
理動作について、図17のフローチャートおよび図18
〜図20の処理説明図を参照して説明する。なお、前述
した第1の実施の形態のフローチャート(図3)と同一
の処理部分には同一の符号を付して示した。
【0042】この第2の実施の形態の場合、背景画像メ
モリ205bに常に撮影時と同じ輝度の背景成分のみか
らなる背景画像が記憶される。なお、上記の背景を自動
更新する手法としては、本出願人が特公平7−1144
94号で提案した方法などを利用すればよい。
【0043】すなわち、数10ミリないし数秒程度の一
定時間間隔毎に撮影された撮影画像と、予め記憶した背
景画像の対応する画素同士の差分をとることにより両者
の輝度値の変化量を算出し、その変化量が気象状態等に
よる変化量であると判断される場合には、その輝度値の
変化量に重み付けを施した後、背景画像へ帰還して加算
し、この加算後の画像を新たな背景画像とする方法であ
る。
【0044】次に、TVカメラ101で撮影された降雨
雪検出対象領域の映像信号はローパスフィルタ102で
高域成分をカットされた後、AD変換器103において
デジタル信号に変換される(ステップS11)。次に、
デジタル信号に変換された画像データは、1フレーム
(1/30秒)毎に撮影画像メモリ205aに順次格納
される(ステップS12b)。差分処理部203は、撮
影画像メモリ205aと背景画像メモリ205bに格納
された撮影画像と背景画像とのダイナミック差分演算を
行なう(ステップS13b)。
【0045】前述したように、車両や人の全く通らない
場所の降雨雪状態を検出する場合には、画面中に走行車
両や歩行者などが写るようなことはないが、撮影場所が
道路などの場合には、画面中を走る車両なども移動成分
として抽出されてしまう。そこで、このような場合に
は、次の面積しきい値処理部204において一定以上の
大きな面積を持つ移動成分を雪片や雨滴ではないものと
判定し、これらの移動体を画面から除外する(ステップ
S14)。このようにして、降雨雪成分のみが残ったダ
イナミック差分画像が取り出される。
【0046】前記のようにして得られた図18(A)
(B)に示す時間的に前後したダイナミック差分画像f
(T)とf(T+t)はラベリング処理部302に送ら
れ、図19(A)(B)に示すように、個々の降雨雪成
分を識別するためのラベル付けを行なう。すなわち、ラ
ベリング処理部302は、隣り合うダイナミック差分画
像の各降雪成分について図19(A)(B)に示すよう
なラベリング処理を施し、各降雨雪成分の重心Gi ,G
jとその面積Si ,Sjを算出する。
【0047】次いで、ラベル領域関連付け処理部305
は、図20(A)に示すラベル画像(T)中の或る降雨
雪成分iについて、その重心位置Gi から半径Rの領域
内に存在する降雨雪成分を図20(B)に示すラベル画
像(T+t)中から探索し、半径Rの中に属する降雨雪
成分中のラベル画像(T)の降雨雪成分iの面積Siと
の差が最小である降雨雪成分jを同一の降雨雪成分とし
て関連付ける。
【0048】上記のようにして関連付けされたラベル付
け画像は移動ベクトル演算処理部304に送られ、図2
0のように関連付けされた降雨雪成分iの重心Gi と降
雨雪成分jの重心Gjとの間を結ぶベクトルを算出し
(ステップS15)、このベクトルを当該降雨雪成分に
ついての移動ベクトルとして出力する。このようにして
得られた各降雨雪成分の移動ベクトルは、降雨雪評価部
4に送られる。
【0049】降雨雪評価部4は、この送られてくる各降
雨雪成分の移動ベクトルを基に、前述した第1の実施の
形態と同様に、図9〜図11に示すごときその時の降雨
または降雪の量、強度、方向を評価し、各々適切な表現
形式を以て出力する(ステップS16)。
【0050】(第3の実施の形態)図21に、本発明の
方法を利用した降雨雪状況の評価装置の第3の実施の形
態を示す。この第3の実施の形態は、移動ベクトルを算
出するための時系列な降雨雪成分の抽出にナイキスト成
分抽出法と呼ばれる手法を用いた場合の例を示すもので
ある。
【0051】インタレース方式のTVカメラで移動体を
撮影した場合には、フレーム画像中に写った移動体の上
下両端部にはナイキスト周波数に相当する1走査ライン
間隔の縞が生じるので、ナイキスト成分抽出法を用いて
このナイキスト成分を画像中から抽出する。図22に、
このナイキスト成分抽出法の原理を示す。同図(A)は
或る時刻Tにおける撮影画像f(T)、同図(B)はこ
れに続く時刻T+t(tは撮影間隔。例えば、TVカメ
ラの場合、フレーム間隔1/30秒)の撮影画像f(T
+t)である。それぞれの画像f(T)、f(T+t)
中に写った移動体Mの上下両端にはナイキスト成分がそ
れぞれ存在している。
【0052】(A)の撮影画像f(T)から(B)の撮
影画像f(T+t)を減算すると、写っている物体Mが
移動体である場合には、同図(C)にその差分画像を示
すように、移動体の上下の両端部分に正負の極性からな
るナイキスト成分がペアで表れる。
【0053】そこで、同図(D)に示すように周波数フ
ィルタ処理によっていずれか一方の正負のナイキスト成
分を抽出し、同図(E)に示すように抽出した正負のナ
イキスト成分の重心間をつなぐベクトルを算出すれば、
これが当該移動体についての移動ベクトルとなり、この
移動ベクトルの長さから移動体(降雨雪)の強度を、そ
の向きθから移動方向を、また画面全体に存在する移動
ベクトルの数から降雨雪の量を知ることができる。第3
の実施の形態は、このナイキスト成分抽出法を利用して
構成したものである。
【0054】なお、図22は時間的に前の画像f(T)
から後ろの画像f(T+t)を差し引く場合を示した
が、これとは逆に、時間的に後ろの画像f(T+t)か
ら前の画像f(T)を差し引いても、移動方向に対する
正負の極性が逆になるだけで同様に実現できる。
【0055】次に、上記ナイキスト成分抽出法を利用し
た図21の降雨雪状況の評価装置について詳細に説明す
る。図21おいて、1はTVカメラ101、ローパスフ
ィルタ(LPF)102、AD変換器103から構成さ
れる撮影手段である。2はTVカメラ101で撮影した
時間的に隣り合う撮影画像から前記ナイキスト成分抽出
法に基づいて移動体たる降雨雪成分を時系列的に抽出す
る画像処理手段、3は抽出した時系列な降雨雪成分から
各降雨雪成分についての移動ベクトルを算出する画像解
析手段、4は算出された移動ベクトルからその時の降雨
または降雪の量、強さ、方向などを評価して出力する降
雨雪評価部である。
【0056】前記画像処理手段2は、フレーム画像単位
でスイッチを左右に切り換えるマルチプレクサ201
と、撮影されたフレーム画像を交互に格納する2つのフ
レーム画像メモリ202a,202bと、フレーム画像
メモリ202a,202bに格納された時間的に隣合う
2つのフレーム画像の差分演算を行なう差分処理部20
3と、シーケンシャル差分処理によって抽出された正負
の移動成分中からナイキスト成分のみを抽出するための
周波数フィルタ処理部206と、該ナイキスト成分から
なるシーケンシャル画像に対して面積しきい値処理を施
して面積の大きな車両や歩行者成分を除外し、面積の小
さな雪片や雨滴成分のみを抽出する面積しきい値処理部
204とから構成されている。
【0057】なお、前記画像解析手段3は、絶対値画像
算出処理部301と、ラベリング処理部302と、ラベ
ル領域分離処理部303と、移動ベクトル演算処理部3
04とから構成されている。
【0058】次に、図21の降雨雪状況の評価装置の処
理動作について、図23のフローチャートおよび図24
〜図28の処理説明図を参照して説明する。なお、前述
した第1の実施形態のフローチャート(図3)と同一の
処理部分には同一の符号を付して示した。
【0059】TVカメラ101で撮影された降雨雪検出
対象領域の映像信号はローパスフィルタ102で高域成
分をカットされた後、AD変換器103においてデジタ
ル信号に変換される(ステップS11)、次に、デジタ
ル信号に変換された画像データはマルチプレクサ201
によって1フレーム(1/30秒)毎に2つのフレーム
画像メモリ202aと202bに交互に格納される(ス
テップS12a)。
【0060】差分処理部203は、フレーム画像メモリ
202aと202bに格納された時間的に隣り合う2つ
のフレーム画像f(T)とf(T+t)とを用いて図2
4(A)〜(C)に示すようなシーケンシャル差分演算
を行ない、ナイキスト成分を含んだ正負の極性からなる
シーケンシャル差分画像を得て、周波数フィルタ処理部
206に送る。
【0061】周波数フィルタ処理部206は、図24
(C)に示すようなシーケンシャル差分画像に対して、
フーリエ変換および逆フーリエ変換処理などを利用した
周波数フィルタ処理を施してナイキスト成分付近を抽出
し、図25(A)に示すようなナイキスト成分画像を得
る(ステップS13c)。
【0062】前記のようにして得られた図25(A)に
示すようなナイキスト成分画像S(x,y)は絶対値画
像算出処理部301において、図25(B)に示すよう
な絶対値画像M(x,y)=|S(x,y)|に変換さ
れる。
【0063】この絶対値画像M(x,y)はラベリング
処理部302に送られ、図26に示すように、個々の降
雨雪成分を識別するためのラベル付けを行なう。次い
で、ラベル領域分離処理部303は、前述の画像処理手
段2で得られた降雨雪成分の正負の符号(図24(C)
参照)を基に、図27に示すように前記ラベル付けされ
た降雨雪成分の絶対値画像を+領域と−領域に分離して
お互いの関連付けを行なう。
【0064】上記のようにして関連付けされたラベル付
け画像は移動ベクトル演算処理部304に送られ、図2
8に示すようにラベル付け画像の+領域と−領域のそれ
ぞれについてその重心Gp とGm を算出する。なお、こ
の重心Gp ,Gm は、+,−それぞれの領域内における
各画素の座標平均である。
【0065】そして、移動ベクトル演算処理部304
は、図28中に矢印で示したような+領域と−領域の重
心Gp とGm の間を結ぶベクトルを算出し(ステップS
15)、このベクトルを当該降雨雪成分についての移動
ベクトルとして出力する。このようにして得られた各降
雨雪成分の移動ベクトルは、降雨雪評価部4に送られ
る。
【0066】降雨雪評価部4は、この送られてくる各降
雨雪成分の移動ベクトルを基に、前述した第1の実施の
形態と同様に、図9〜図11に示すごときその時の降雨
または降雪の量、強度、方向を評価し、各々適切な表現
形式をもって出力する(ステップS16)。
【0067】なお、第3の実施の形態の場合には、フレ
ーム画像同士の差分を用いたが、フィールド画像同士の
差分によっても前記の移動ベクトルの算出が可能であ
る。ただし、異なったフィールド同士の差分を行う場合
には、何れかのフィールド画像を1ライン分シフトして
実施することは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の降雨雪状
況の評価方法によるときは、降雨雪検出対象領域を撮影
した画像から降雨雪成分を時系列的に抽出し、該抽出し
た時系列な降雨雪成分を用いてそれぞれの降雨雪成分に
ついての移動ベクトルを算出し、該算出した移動ベクト
ルの数、長さ、方向を基に降雨雪の量、強度、方向のい
ずれかの評価を行なうようにしたので、その時点におけ
る降雨雪の状況を相対的に把握し、降雨または降雪の状
態を迅速に評価することができる。
【0069】また、降雨雪検出対象領域を撮影する撮影
手段と、撮影した時系列な画像データの差分から降雨雪
成分を抽出する画像処理手段と、個々の降雨雪成分を識
別して降雨雪の移動ベクトルを算出する画像解析手段
と、算出した上記移動ベクトルの数、長さ、方向を基に
降雨雪の量、強度、方向の何れかの評価を行う降雨雪評
価部とから構成したので、簡単な構成の装置で降雨また
は降雪の状態を迅速に評価することができるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】(A)〜(D)は第1の実施形態で採用したシ
ーケンシャル差分法の原理説明図である。
【図3】第1の実施の形態の処理動作のフローチャート
である。
【図4】(A)〜(C)はシーケンシャル差分法による
画像例を示す図である。
【図5】(A)(B)はシーケンシャル差分画像の絶対
値画像へ変換例を示す図である。
【図6】ラベリング処理の例を示す図である。
【図7】ラベル領域分離の例を示す図である。
【図8】移動ベクトルの算出処理の例を示す図である。
【図9】降雨雪の量の算出例を示す図である。
【図10】(A)は降雨雪の方向(風向き)の説明図、
(B)〜(D)は降雨雪の方向(風向き)の算出例を示
す図である。
【図11】(A)〜(C)は降雨雪の強度の算出例を示
す図である。
【図12】2台のTVカメラで撮影した画像面を示す線
図である。
【図13】降雨雪の方向(風向き)の説明図である。
【図14】風向きに変換するためのテーブルを示す表で
ある。
【図15】第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図16】第2の実施形態で採用したダイナミック差分
法の原理説明図である。
【図17】第2の実施の形態の処理動作のフローチャー
トである。
【図18】(A)(B)はダイナミック差分法により抽
出された移動体の画像例を示す図である。
【図19】(A)(B)はラベリング処理の例を示す図
である。
【図20】(A)(B)はラベル領域関連付けの例を示
す図である。
【図21】第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図22】(A)〜(E)は第3の実施形態で採用した
ナイキスト成分抽出法の原理説明図である。
【図23】第3の実施の形態の処理動作のフローチャー
トである。
【図24】(A)〜(C)はシーケンシャル差分法によ
る画像例を示す図である。
【図25】(A)(B)はナイキスト成分画像から絶対
値画像への変換例を示す図である。
【図26】ラベリング処理の例を示す図である。
【図27】ラベル領域関連付けの例を示す図である。
【図28】移動ベクトルの算出処理の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 TVカメラ 102 ローパスフィルタ(LPF) 103 AD変換器 2 画像処理手段 3 画像解析手段 4 降雨雪強度評価部 201 マルチプレクサ 202a,b フレーム画像メモリ 203 差分処理部 204 面積しきい値処理部 205a 撮影画像メモリ 205b 背景画像メモリ 206 周波数フィルタ処理部 301 絶対値画像算出処理部 302 ラベリング処理部 303 ラベル領域関連付け処理部 304 移動ベクトル演算処理部 305 ラベル領域分離処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀場 勇夫 愛知県刈谷市東境町新林50−2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 降雨雪検出対象領域を撮影した画像から
    降雨雪成分を時系列的に抽出し、該抽出した時系列な降
    雨雪成分を用いてそれぞれの降雨雪成分についての移動
    ベクトルを算出し、該算出した移動ベクトルの数、長
    さ、方向を基に降雨雪の量、強度、方向の何れかの評価
    を行なうことを特徴とする降雨雪状況の評価方法。
  2. 【請求項2】 降雨雪検出対象領域を撮影する撮影手段
    と、 撮影した時系列な画像データの差分から降雨雪成分を抽
    出する画像処理手段と、 個々の降雨雪成分を識別して降雨雪の移動ベクトルを算
    出する画像解析手段と、 算出した上記移動ベクトルの数、長さ、方向を基に降雨
    雪の量、強度、方向の何れかの評価を行う降雨雪評価部
    と、 から構成したことを特徴とする降雨雪状況の評価装置。
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