JP2010127155A - スチームシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】系統停電発生時の圧力変動が抑制されるスチームシステムを提供する。
【解決手段】スチームシステムは、高圧側ヘッダにスチームを供給するボイラと、高圧側ヘッダと低圧側ヘッダの間に設けられたタービンと、補助ボイラと、制御器60とを具備する。制御器は、低圧側ヘッダの圧力PV81と設定値SV81とに基づいて信号MV81を出力し、系統停電の発生時の信号MV81の値としての停電発生時値を示す信号MV82を出力し、停電発生時値とスチーム増量分に相当する操作量ΔMVの和を示す信号MV83を出力し、系統停電の発生前は信号MV81を信号MV84として出力し、系統停電の発生から所定時間は信号MV83を信号MV84として出力し、系統停電の発生から所定時間が経過した後は信号MV81を信号MV84として出力し、信号MV84に基づいて補助ボイラが低圧側ヘッダに供給するスチームの供給量を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、スチームシステム及びその制御方法に関する。
特許文献1は、タービンがトリップしたときに、安全弁を作動させることなく安全性の確保を図り、主蒸気系の圧力変動を防止するボイラ・タービン蒸気ラインシステムを開示している。
特開2001−263004号公報
本発明の目的は、系統停電発生時の圧力変動が抑制されるスチームシステム及びその制御方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明によるスチームシステムは、高圧側ヘッダ(21A)と、前記高圧側ヘッダにスチームを供給するボイラ(23A)と、低圧側ヘッダ(22A)と、前記高圧側ヘッダと前記低圧側ヘッダの間に設けられたタービン(24A)と、前記低圧側ヘッダにスチームを供給する補助ボイラ(30)と、前記補助ボイラが前記低圧側ヘッダに供給するスチームの供給量を制御する補助ボイラ制御器(60)とを具備する。前記補助ボイラ制御器は、前記低圧側ヘッダの圧力(PV81)と圧力設定値(SV81)とに基づいて第1操作量信号(MV81)を出力する圧力制御器(81)と、前記系統停電の発生時の前記第1操作量信号の値としての停電発生時操作量値を示す第2操作量信号(82MV)を出力する保持器(82)と、前記停電発生時操作量値とスチーム増量分(ΔQ)に相当する操作量(ΔMV)の和を示す第3操作量信号(MV83)を出力する加算器(83)と、前記系統停電の発生前は前記第1操作量信号を第4操作量信号(MV84)として出力し、前記系統停電の発生から所定時間は前記第3操作量信号を前記第4操作量信号として出力し、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過した後は前記第1操作量信号を前記第4操作量信号として出力する信号切り替え器(84)とを備える。前記補助ボイラ制御器は、前記第4操作量信号に基づいて前記供給量を制御する。
前記圧力制御器は、前記系統停電の発生から前記所定時間(T3)、前記第4操作量信号を用いて前記第1操作量信号をトラッキングする。
前記所定時間は、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過する前に前記系統停電の発生後の前記供給量の増加が前記スチーム増量分に到達しているように設定される。
スチームシステムは、前記低圧側ヘッダから外部(10A)に供給されるスチームの流量を設定流量に制御する供給弁(33A)と、前記低圧側ヘッダから供給されるスチームを用いて発電し、前記外部にスチームを供給するための機器に電力を供給するスチームタービン発電機(90)とを更に具備する。
前記ボイラは、化学プラントの製造システム(10A)からの排熱を利用してスチームを発生する。前記タービンは、前記製造システムのコンプレッサ(14A)を駆動する。前記外部は、前記製造システムである。前記低圧側ヘッダから前記外部に供給されるスチームは、プロセススチームとして供給される。
本発明によるスチームシステムの制御方法は、ボイラ(23A)が高圧側ヘッダ(21A)に供給されるスチームを発生するステップと、前記高圧側ヘッダから低圧側ヘッダ(22A)に流れるスチームによりタービン(24A)を駆動するステップと、補助ボイラ(30)が前記低圧側ヘッダに供給されるスチームを発生するステップと、前記補助ボイラが前記低圧側ヘッダに供給するスチームの供給量を制御するステップとを具備する。前記供給量を制御する前記ステップは、 前記低圧側ヘッダの圧力(PV81)と圧力設定値(SV81)とに基づいて第1操作量信号(MV81)を出力するステップと、前記系統停電の発生時の前記第1操作量信号の値としての停電発生時操作量値を示す第2操作量信号(MV82)を出力するするステップと、前記停電発生時操作量値とスチーム増量分(ΔQ)に相当する操作量(ΔMV)の和を示す第3操作量信号(MV83)を出力するステップと、前記系統停電の発生前に前記第1操作量信号を第4操作量信号(MV84)として出力するステップと、前記系統停電の発生から所定時間(T3)が経過するまで前記第3操作量信号を前記第4操作量信号として出力するステップと、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過した後に前記第1操作量信号を前記第4操作量信号として出力するステップと、前記供給量を前記第4操作量信号に基づいて制御するステップとを備える。
前記第1操作量信号は、前記系統停電の発生から前記所定時間、前記第4操作量信号を用いてトラッキングされる。
スチームシステムの制御方法は、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過する前に前記系統停電の発生後の前記供給量の増加が前記スチーム増量分に到達しているように前記所定時間を設定するステップを更に具備する。
スチームシステムの制御方法は、前記低圧側ヘッダから外部(10A)に供給されるスチームの流量を設定流量に制御するステップと、前記低圧側ヘッダから供給されるスチームを用いて発電した電力を前記外部にスチームを供給するための機器に供給するステップとを更に具備する。
スチームシステムの制御方法は、前記ボイラが化学プラントの製造システム(10A)からの排熱を利用してスチームを発生するステップと、前記タービンが前記製造システムのコンプレッサ(14A)を駆動するステップとを更に具備する。前記外部は前記製造システムである。記低圧側ヘッダから前記外部に供給されるスチームは、プロセススチームとして供給される。
本発明によれば、系統停電発生時の圧力変動が抑制されるスチームシステム及びその制御方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明によるスチームシステム及びその制御方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るスチームシステムは、スチームシステム20Aを備える。
スチームシステム20Aはメタノール製造プラント10Aに対応して設けられている。メタノール製造プラント10Aは、反応装置11Aと、冷却器12Aと、精製装置13Aと、コンプレッサ14Aと、合成装置15Aとを備える。スチームシステム20Aは、プロセススチームとしてのスチームAを反応装置11Aに供給する。スチームAは、メタノール製造プラント10Aが停止している場合も、プラント10Aを保護するために反応装置11Aに供給する必要がある。必要な前処理が行われた天然ガスが反応装置11Aに供給される。反応装置11Aは、天然ガスの一部を燃焼する。この熱によりバイオマスが水素及び一酸化炭素を主成分とする生成ガスに転換される。生成ガスは、冷却器12Aによって冷却された後、コンプレッサ14Aに供給される。冷却器12Aは、冷却過程で生成ガスから奪った熱Aをスチームシステム20Aに供給する。熱Aは、メタノール製造プラント10Aからの排熱である。コンプレッサ14Aは、スチームシステム20Aから仕事Aの提供を受けて、生成ガスを昇圧して合成装置15Aに供給する。合成装置15Aは、生成ガスからメタノールを合成する。精製装置13Aは、メタノールをより純度の高いメタノールに精製する。
図2を参照して、スチームシステム20Aを説明する。
スチームシステム20Aは、高圧側ヘッダ21Aと、低圧側ヘッダ22Aと、排熱ボイラ23Aと、高圧側ヘッダ21A及び低圧側ヘッダ22Aの間に設けられたタービン24Aと、タービンバイパスライン25Aと、バイパス弁27Aと、バイパス弁28Aと、バイパス弁制御器67Aと、タービン弁36Aと、タービン制御器66Aと、デスーパーヒータ29Aと、放風弁34Aと、放風弁制御器64Aと、スチーム供給弁33Aと、スチーム供給弁制御器63Aと、高圧側ヘッダ21Aに設けられた安全弁31Aと、低圧側ヘッダ22Aに設けられた安全弁32Aと、補助ボイラ30と、補助ボイラ制御器60と、スチームタービン発電機90を備える。
排熱ボイラ23Aは、熱Aを利用してスチームを発生し、発生したスチームを高圧側ヘッダ21Aに供給する。タービン24Aは、高圧側ヘッダ21Aから供給されるスチームにより駆動され、コンプレッサ14Aを駆動するための仕事Aを提供する。タービン弁36Aは、高圧側ヘッダ21Aからタービン24Aに供給されるスチームの流量を制御する。タービン制御器66Aは、高圧側ヘッダ21Aの圧力と高圧側ヘッダ圧力設定値とに基づいてタービン弁36Aの開度を制御する。タービン24Aの駆動に利用されたスチームの一部は、図示されない復水器に送られる。残りのスチームは、デスーパーヒータ29Aを介して低圧側ヘッダ22Aに流入する。
タービンバイパスライン25Aは、タービン24Aと並列関係を有するように設けられ、高圧側ヘッダ21Aと低圧側ヘッダ22Aを接続する。バイパス弁27A及びバイパス弁28Aは、互いに並列関係を有するように、タービンバイパスライン25Aに設けられている。バイパス弁27A及び28Aは、タービン24Aをバイパスして高圧側ヘッダ21Aから低圧側ヘッダ22Aに流れるスチームの流量を制御する。バイパス弁制御器67Aは、高圧側ヘッダ21Aの圧力と低圧側ヘッダ22Aの圧力とに基づいて、バイパス弁27A及び28Aの開度を自動制御する。バイパス弁制御器67Aは、高圧側ヘッダ21Aの圧力とバイパス制御高圧側圧力設定値に基づいて、且つ、低圧側ヘッダ22Aの圧力とバイパス制御低圧側圧力設定値に基づいて、バイパス弁27A及び28Aの開度を自動制御する。例えば、バイパス弁制御器67Aは、高圧側ヘッダ21Aの圧力とバイパス制御高圧側圧力設定値とに基づいて開度操作量を求め、低圧側ヘッダ22Aの圧力とバイパス制御低圧側圧力設定値に基づいて開度操作量を求め、これらの開度操作量のうち大きい開度を示す方に基づいてバイパス弁27A及びバイパス弁28Aの開度を制御する。
放風弁34Aは、低圧側ヘッダ22Aから流出するスチームの流量を制御する。放風弁制御器64Aは、低圧側ヘッダ22Aの圧力と低圧側ヘッダ放風弁圧力設定値に基づいて、放風弁34Aの開度を自動制御する。
スチーム供給弁33Aは、低圧側ヘッダ22Aから反応装置11Aに供給されるスチームAの流量を制御する。スチーム供給弁制御器63Aは、スチームAの流量がスチームA流量設定値になるようにスチーム供給弁33Aの開度を自動制御する。
補助ボイラ30は、低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームを発生する。補助ボイラ30は、低圧側ヘッダ22Aにスチームを供給する。補助ボイラ30は、熱Aに依存しないで、スチームを発生する。補助ボイラ制御器60は、低圧側ヘッダ22Aの圧力が補助ボイラ制御圧力設定値SV81になるように、補助ボイラ30から低圧側ヘッダ22Aに供給されるスチームの供給量をPI調節計を用いたフィードバック制御により自動制御する。
スチームタービン発電機90は、低圧側ヘッダ22Aから供給されるスチームを用いて発電し、メタノール製造システム10Aの運転継続に必要な機器(不図示)に電力を供給する。メタノール製造システム10Aの運転継続に必要な機器は、例えば、補助ボイラ30に水を供給するポンプである。ポンプは、スチームAをメタノール製造システム10Aに供給するための機器である。
停電監視信号発生器(不図示)は、系統電源を監視し、系統停電の有無を示す停電監視信号PSDをタービン制御器66Aと、バイパス弁制御器67Aと、放風弁制御器64Aと、補助ボイラ制御器60に出力する。
図3を参照して、補助ボイラ制御器60は、圧力制御器81と、保持器82と、加算器83と、信号切り替え器84と、制御モード設定器86を備える。制御モード設定器86は、停電監視信号PSDに基づいて、制御モード切り替え信号Aを出力する。圧力制御器81は、低圧側ヘッダ22Aの圧力の検出値PV81と、補助ボイラ制御圧力設定値SV81とに基づいて、操作量信号MV81を出力する。保持器82は、系統停電の発生時の操作量信号MV81の値としての停電発生時操作量値を示す操作量信号MV82を出力する。加算器83は、停電発生時操作量値とスチーム増量分ΔQに相当する操作量ΔMVの和を示す操作量信号MV83を出力する。ここで、スチーム増量分ΔQに相当する操作量ΔMVは、系統停電の発生後においてスチームタービン発電機90及び反応装置11Aに供給すべきスチームの流量に対応するスチームの増加量を示す。なお、系統停電が発生すると、スチームAを供給するための機器に電力を供給する電源が系統電源からスチームタービン発電機90に切り替わる。そのため、系統停電の発生により、スチームタービン発電機90の負荷が増加する。信号切り替え器84は、制御モード切り替え信号Aに基づいて、操作量信号MV81及びMV83の一方を操作量信号MV84として出力する。補助ボイラ制御器60は、補助ボイラ30が低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームの供給量を操作量信号MV84に基づいて制御する。
図4を参照して、系統停電が発生した場合のスチームシステムの制御を説明する。停電監視信号PSDが系統停電無を示す状態から系統停電有を示す状態に変化すると、タービン24Aが停止し、タービン制御器66Aは高圧側ヘッダ21Aの圧力とは無関係にタービン弁36Aを閉じる。タービン24Aが停止すると、排熱ボイラ23Aによるスチームの発生が停止する。系統停電の発生に応答して、タービン24A及び排熱ボイラ23Aが停止する。
系統停電の発生に応答して、バイパス弁制御器67A及び放風弁制御器64Aの制御モードが上記自動制御を実行する自動制御モードから手動制御モードに遷移する。バイパス弁制御器67Aは、手動制御モードにおいて、バイパス弁27A及びバイパス弁28Aの少なくとも一方の開度を全開に制御する。放風弁制御器64Aは、放風弁34Aの開度を全開に制御する。これにより、高圧側ヘッダ21A及び低圧側ヘッダ22Aの圧力の上昇が抑制され、安全弁31A及び安全弁32Aが作動することが防がれる。バイパス弁制御器67Aの手動制御モードは時間T1で終了し、バイパス弁制御器67Aは自動制御モードに復帰する。放風弁制御器64Aの手動制御モードは時間T2で終了し、放風弁制御器64Aは自動制御モードに復帰する。
制御モード切り替え信号Aは、系統停電の発生に応答して自動制御モードを示す状態から手動制御モードを示す状態に遷移し、系統電源の発生から時間T3の経過後に自動制御モードを示す状態に復帰する。圧力制御器81、保持器82、信号切り替え器84は、制御モード切り替え信号Aに基づいて動作する。
保持器82は、制御モード切り替え信号Aが自動制御モードを示している間、操作量信号MV81の現在の値を示す操作量信号MV82を出力する。保持器82は、制御モード切り替え信号Aが手動制御モードを示している間、停電発生時操作量値を示す操作量信号MV82を出力する。したがって、保持器82は、制御モード切り替え信号Aが手動制御モードを示している間、一定値を示す操作量信号MV82を出力する。
信号切り替え器84は、制御モード切り替え信号Aが自動制御モードを示している間、操作量信号MV81を操作量信号MV84として出力する。信号切り替え器84は、制御モード切り替え信号Aが手動制御モードを示している間、操作量信号MV83を操作量信号MV84として出力する。
圧力制御器81は、制御モード切り替え信号Aが手動制御モードを示している間、操作量信号MV84を用いて操作量信号MV81をトラッキングする。これにより、制御モード切り替え信号Aが自動制御モードを示す状態に復帰したときに、操作量信号MV84が急に変化することが防がれる。
したがって、系統停電の発生前、補助ボイラ30が低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームの供給量Qは、低圧側ヘッダ22Aの圧力が補助ボイラ制御圧力設定値SV81になるように実行される自動制御(フィードバック制御)に従って変化する。系統停電の発生に応答して、補助ボイラ30が低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームの供給量Qは、補助ボイラ30は急峻にはそのスチーム発生量を変化できないので、補助ボイラ30特有の一定の変化速度で増加しはじめる。そしてスチームの供給量Qは、時間T4をかけて系統停電の発生時のスチーム供給量とスチーム増量分ΔQとの合計供給量に達し、その後系統停電の発生から時間T3が経過するまで一定に保たれる。系統停電の発生から時間T3が経過後、補助ボイラ30が低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームの供給量Qは、低圧側ヘッダ22Aの圧力が補助ボイラ制御圧力設定値SV81になるように実行される自動制御(フィードバック制御)に従って変化する。
このように、タービン24A及び排熱ボイラ23Aの停止によって低圧側ヘッダ22Aの圧力が変化する前に補助ボイラ30が低圧側ヘッダ22Aに供給するスチームの供給量Qを手動制御で増加させることにより、補助ボイラ30の追従速度が遅い場合であっても低圧側ヘッダ22Aの圧力低下が抑制される。そのため、低圧側ヘッダ22Aの圧力低下を原因とするスチームタービン発電機90のトリップが防がれる。その結果、系統停電時にも、スチームAを製造システム10Aに確実に供給できる。
なお、時間T3は、系統停電の発生から時間T3が経過する前に系統停電の発生後のスチーム供給量Qの増加がスチーム増量分ΔQに到達しているように設定されることが好ましい。例えば、スチーム増量分ΔQを補助ボイラ30特有の一定の変化速度で除した商(時間T4)よりも時間T3を大きくする。このようにすることで、さらに低圧側ヘッダ22Aの圧力低下が抑制される。
(シミュレーション結果)
本実施形態に係るスチームシステムについてのシミュレーション結果を以下に説明する。
図5は、時間T3及び時間T4が両方とも4分である場合の系統停電発生後の低圧側ヘッダ22Aの圧力変化を示すグラフである。系統停電の発生時刻は、1002秒である。系統停電の発生から時刻1120秒ぐらいまでは、タービン24A及び排熱ボイラ23Aの停止とバイパス弁制御器67A及び放風弁制御器64Aによる一時的な手動制御の影響により低圧側ヘッダ22Aの圧力が上下に変動する。その後、系統停電発生から時間T4後まで、低圧側ヘッダ22Aの圧力は補助ボイラ弁制御器60による手動制御の影響により上昇して極大値(補助ボイラ制御圧力設定値SV81+1K/G程度)に達する。ここで、「K/G」は「kg/cmG」を意味する。その後、低圧側ヘッダ22Aの圧力は、一旦極小値(補助ボイラ制御圧力設定値SV81−0.5K/G程度)まで低下してから上昇して低圧側ヘッダ22Aの設定圧力としての補助ボイラ制御圧力設定値SV81程度に維持される。このように、低圧側ヘッダ22Aの圧力の変動が許容できる範囲に抑制される。
図6は、時間T3が5分、時間T4が4分である場合の系統停電発生後の低圧側ヘッダ22Aの圧力変化を示すグラフである。この場合も、低圧側ヘッダ22Aの圧力の変動が許容できる範囲に抑制される。さらに、系統停電発生から時間T4が経過した後の低圧側ヘッダ22Aの圧力の極小値に注目すると、図6の場合の極小値は図5の場合の極小値より大きい。時間T3を時間T4より長く設定することにより、更に低圧側ヘッダ22Aの圧力低下が抑制される。
上記圧力設定値の間の上下関係は、例えば、バイパス制御高圧側圧力設定値より高圧側ヘッダ圧力設定値が低く、高圧側ヘッダ圧力設定値より低圧側ヘッダ放風弁圧力設定値が低く、低圧側ヘッダ放風弁圧力設定値より補助ボイラ制御圧力設定値SV81が低く、補助ボイラ制御圧力設定値SV81よりバイパス制御低圧側圧力設定値が低い。上記圧力設定値は、この上下関係に矛盾が生じない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施形態に係るスチームシステムは、メタノールプラント以外の化学プラントにも適用できる。上記実施形態に係るスチームシステムは、発電プラントにも適用できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスチームシステムが適用される化学プラントのブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るスチームシステムのブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る補助ボイラ制御器を示す。 図4は、第1の実施形態に係るスチームシステムの制御方法を説明するタイミングチャートである。 図5は、低圧側ヘッダの圧力変化を示すグラフである。 図6は、低圧側ヘッダの圧力変化を示すグラフである。
符号の説明
10A…メタノール製造システム
11A…反応装置
12A…冷却器
13A…精製装置
14A…コンプレッサ
15A…合成装置
20A…スチームシステム
21A…高圧側ヘッダ
22A…低圧側ヘッダ
23A…排熱ボイラ
24A…タービン
25A…タービンバイパスライン
27A、28A…バイパス弁
29A…デスーパーヒータ
30…補助ボイラ
31A、32A…安全弁
33A…スチーム供給弁
34A…放風弁
36A…タービン弁
60…補助ボイラ制御器
63A…スチーム供給弁制御器
64A…放風弁制御器
66A…タービン弁制御器
67A…バイパス弁制御器
81…圧力制御器
82…保持器
83…加算器
84…信号切り替え器
86…制御モード設定器
90…スチームタービン発電機

Claims (10)

  1. 高圧側ヘッダと、
    前記高圧側ヘッダにスチームを供給するボイラと、
    低圧側ヘッダと、
    前記高圧側ヘッダと前記低圧側ヘッダの間に設けられたタービンと、
    前記低圧側ヘッダにスチームを供給する補助ボイラと、
    前記補助ボイラが前記低圧側ヘッダに供給するスチームの供給量を制御する補助ボイラ制御器と
    を具備し、
    前記補助ボイラ制御器は、
    前記低圧側ヘッダの圧力と圧力設定値とに基づいて第1操作量信号を出力する圧力制御器と、
    系統停電の発生時の前記第1操作量信号の値としての停電発生時操作量値を示す第2操作量信号を出力する保持器と、
    前記停電発生時操作量値とスチーム増量分に相当する操作量の和を示す第3操作量信号を出力する加算器と、
    前記系統停電の発生前は前記第1操作量信号を第4操作量信号として出力し、前記系統停電の発生から所定時間は前記第3操作量信号を前記第4操作量信号として出力し、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過した後は前記第1操作量信号を前記第4操作量信号として出力する信号切り替え器と
    を備え、
    前記補助ボイラ制御器は、前記第4操作量信号に基づいて前記供給量を制御する
    スチームシステム。
  2. 前記圧力制御器は、前記系統停電の発生から前記所定時間、前記第4操作量信号を用いて前記第1操作量信号をトラッキングする
    請求項1のスチームシステム。
  3. 前記所定時間は、前記系統停電の発生から前記所定時間が経過する前に前記系統停電の発生後の前記供給量の増加が前記スチーム増量分に到達しているように設定されている
    請求項1又は2のスチームシステム。
  4. 前記低圧側ヘッダから外部に供給されるスチームの流量を設定流量に制御する供給弁と、
    前記低圧側ヘッダから供給されるスチームを用いて発電し、前記外部にスチームを供給するための機器に電力を供給するスチームタービン発電機と
    を更に具備する
    請求項1乃至3のいずれかに記載のスチームシステム。
  5. 前記ボイラは、化学プラントの製造システムからの排熱を利用してスチームを発生し、
    前記タービンは、前記製造システムのコンプレッサを駆動し、
    前記外部は、前記製造システムであり、
    前記低圧側ヘッダから前記外部に供給されるスチームは、プロセススチームとして供給される
    請求項4のスチームシステム。
  6. ボイラが高圧側ヘッダに供給されるスチームを発生するステップと、
    前記高圧側ヘッダから低圧側ヘッダに流れるスチームによりタービンを駆動するステップと、
    補助ボイラが前記低圧側ヘッダに供給されるスチームを発生するステップと、
    前記補助ボイラが前記低圧側ヘッダに供給するスチームの供給量を制御するステップとを具備し、
    前記供給量を制御する前記ステップは、
    前記低圧側ヘッダの圧力と圧力設定値とに基づいて第1操作量信号を出力するステップと、
    前記系統停電の発生時の前記第1操作量信号の値としての停電発生時操作量値を示す第2操作量信号を出力するするステップと、
    前記停電発生時操作量値とスチーム増量分に相当する操作量の和を示す第3操作量信号を出力するステップと、
    前記系統停電の発生前に前記第1操作量信号を第4操作量信号として出力するステップと、
    前記系統停電の発生から所定時間が経過するまで前記第3操作量信号を前記第4操作量信号として出力するステップと、
    前記系統停電の発生から前記所定時間が経過した後に前記第1操作量信号を前記第4操作量信号として出力するステップと、
    前記供給量を前記第4操作量信号に基づいて制御するステップと
    を備えた
    スチームシステムの制御方法。
  7. 前記第1操作量信号は、前記系統停電の発生から前記所定時間、前記第4操作量信号を用いてトラッキングされる
    請求項6のスチームシステムの制御方法。
  8. 前記系統停電の発生から前記所定時間が経過する前に前記系統停電の発生後の前記供給量の増加が前記スチーム増量分に到達しているように前記所定時間を設定するステップを更に具備する
    請求項6又は7のスチームシステムの制御方法。
  9. 前記低圧側ヘッダから外部に供給されるスチームの流量を設定流量に制御するステップと、
    前記低圧側ヘッダから供給されるスチームを用いて発電した電力を前記外部にスチームを供給するための機器に供給するステップと
    を更に具備する
    請求項6乃至8のいずれかに記載のスチームシステムの制御方法。
  10. 前記ボイラが化学プラントの製造システムからの排熱を利用してスチームを発生するステップと、
    前記タービンが前記製造システムのコンプレッサを駆動するステップと
    を更に具備し、
    前記外部は前記製造システムであり、
    記低圧側ヘッダから前記外部に供給されるスチームは、プロセススチームとして供給される
    請求項9のスチームシステムの制御方法。
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