JP2002023859A - ヘッダ圧力制御方法及びその装置 - Google Patents

ヘッダ圧力制御方法及びその装置

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JP2002023859A
JP2002023859A JP2000204555A JP2000204555A JP2002023859A JP 2002023859 A JP2002023859 A JP 2002023859A JP 2000204555 A JP2000204555 A JP 2000204555A JP 2000204555 A JP2000204555 A JP 2000204555A JP 2002023859 A JP2002023859 A JP 2002023859A
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Keiichiro Osada
啓一郎 長田
Takashi Sonoda
隆 園田
Yoshifumi Masuda
佳文 増田
Toshiyuki Haji
俊幸 土師
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダ圧力を一定に制御するヘッダ圧力制御
方法及び装置に関し、ユーテリテイ使用量が急増して
も、ヘッダ圧力の低下を防止する。 【解決手段】複数のユーテイリテイに流体を供給するヘ
ッダ(20)の圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧
力調整弁(21)を制御するヘッダ圧力制御装置は、前
記ヘッダの圧力を検出する圧力検出部(1)と、前記複
数のユーテイリテイの総流量を検出する流量検出部(2
3)と、前記検出圧力値と設定値との偏差から操作量を
演算するとともに、前記検出した総流量の変化率に従
い、前記演算定数を変更するか、前記演算された操作量
と規定量とのいずれかを選択して、前記圧力調整弁を制
御する制御部(30)とを有する。ユーテイリテイ使用
量の急激な変動を検出して、圧力調整弁の操作量を変化
して、ヘッダ圧力の変動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの蒸気ヘ
ッダやガスヘッダにおけるヘッダの圧力を一定に保持す
るためのヘッダ圧力制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種プラント(ボイラやガス化プラント)
では、蒸気ヘッダやガスヘッダからユーティリティとし
て蒸気,ガス等が引き抜かれる。この時、ユーティリテ
ィ量が変化しても、ヘッダ圧力が一定となるよう、ヘッ
ダ入り口に圧力調節弁を設け、PI制御によりフィード
バック制御を施すことが一般的である。
【0003】図6は、従来技術の説明図である。プラン
トでは、図示しないボイラから蒸気等がヘッダ圧力調整
弁21を介し、圧力ヘッダ20に供給される。圧力ヘッ
ダ20は、各々ユーテイリテイ調整弁22−1〜22−
nを介し複数(n個)のユーテイリテイに接続されてい
る。圧力ヘッダ20は、ユーテイリテイ量が変化して
も、供給量が変化しないように、内部圧力を一定に制御
する必要がある。
【0004】このため、PIコントローラ10が設けら
れている。ヘッダ20の圧力を検出するヘッダ圧力検出
器1により検出されたヘッダ圧力検出信号Bとヘッダ圧
力設定値信号Aが、PIコントローラ10に入力され
る。PIコントローラ10では、差分器2が、上記ヘッ
ダ圧力検出信号Bとヘッダ圧力設定値信号Aの偏差を演
算し、差分信号が各々比例ゲイン乗算器3および積分器
4に入力される。
【0005】積分器4の出力には、乗算器5により、更
に積分ゲインGiが乗せられ,比例ゲイン乗算器3の出
力と加算器6で加算されて、ヘッダ圧力調節弁操作信号
Coが生成される。このヘッダ圧力調節弁操作信号Coの
増減により、ヘッダ圧力操作弁21の開度が増減し、ボ
イラからの流入量が制御され、ヘッダ20のヘッダ圧力
が一定値に保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のヘッダ
圧力制御装置では、急激なユーティリティ使用量の増加
が起こった場合,単純なPIによるフィードバック制御
のみであるため,ヘッダ圧力の著しい低下が起こる恐れ
がある。例えば、一部のユーテイリテイが使用していた
状態から全部のユーテイリテイが使用する状態に変化し
た場合が考えられる。これにより、ユーテイリテイ供給
量が変動し、使用サイドでの動作に支障をきたす。
【0007】従って、本発明は、急激なユーテイリテイ
量の変動を生じても、ヘッダ圧力の変動を防止するため
のヘッダ圧力制御方法及びその装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明の複数のユーテイリテイに流体を供給するヘッダ
の圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧力調整弁を制
御するヘッダ圧力制御方法は、前記ヘッダの検出圧力値
と設定値との偏差を求めるステップと、前記偏差を少な
くとも比例、積分して、操作量を演算するステップと、
前記複数のユーテイリテイの総流量の変化率を検出する
ステップと、前記検出した変化率に従い、前記操作量の
演算定数を変更するステップとを有する。
【0009】本発明の複数のユーテイリテイに流体を供
給するヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧
力調整弁を制御するヘッダ圧力制御装置は、前記ヘッダ
の圧力を検出する圧力検出部と、前記複数のユーテイリ
テイの総流量を検出する流量検出部と、前記検出圧力値
と設定値との偏差から操作量を演算するとともに、前記
検出した総流量の変化率に従い、前記演算された操作量
の演算定数を変更する制御部とを有する。
【0010】本発明の複数のユーテイリテイに流体を供
給するヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧
力調整弁を制御するヘッダ圧力制御方法は、前記ヘッダ
の検出圧力値と設定値との偏差を求めるステップと、前
記偏差を少なくとも比例、積分して、操作量を演算する
ステップと、前記複数のユーテイリテイの総流量の変化
率を検出するステップと、前記検出した変化率に従い、
前記操作量と規定量のいずれかを選択し、前記圧力調整
弁を制御するステップとを有する。
【0011】本発明の複数のユーテイリテイに流体を供
給するヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧
力調整弁を制御するヘッダ圧力制御装置は、前記ヘッダ
の圧力を検出する圧力検出部と、前記複数のユーテイリ
テイの総流量を検出する流量検出部と、前記検出圧力値
と設定値との偏差から操作量を演算するとともに、前記
検出した総流量の変化率に従い、前記演算された操作量
と規定量とのいずれかを選択して、前記圧力調整弁を制
御する制御部とを有する。
【0012】本発明は、ユーテイリテイ使用量の急激な
変動を検出して、圧力調整弁の操作量を変化して、ヘッ
ダ圧力の変動を防止する。このため、ユーテイリテイの
総流量の変化率を検出して、ユーテイリテイ使用量の急
激な変動を検出する。そして、急激な変動を検出した場
合には、操作量演算ループの演算定数の変更又は規定量
の選択を行い、通常の操作量より大きい操作量により、
圧力調整弁を制御する。又、ヘッダの圧力変動を、検出
圧力値の微分により検出できるが、本発明は、直接ユー
テイリテイ使用量を検出して、制御することにより、ヘ
ッダ圧力が実際に低下する前に、先行制御できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
説明するが、本発明は、これに限られない。
【0014】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態の構成図であり、図6で示したものと同
一のものは、同一の記号で示してある。
【0015】図1に示すように、圧力ヘッダ20と各ユ
ーテイリテイの配管のユーテイリテイ流量調整弁22−
1〜22−nとの間に、各ユーテイリテイ配管の流量を
検出する流量検出器23−1〜23−nが設けられてい
る。
【0016】コントローラ30の加算器37は、各流量
検出器22−1〜22−nの検出流量の総和を計算す
る。微分器38は、その総和量の微分を行い、ユーテイ
リテイ使用量の総和の変化率を計算する。閾値回路39
は、変化率と閾値とを比較し、変化率が閾値以上の場
合、ユーテイリテイ急増検出信号を出力する。比例ゲイ
ン選択器34は、通常は、通常の比例ゲインGpoを選
択し、急増信号により、大きな比例ゲインGp1を選択
する。
【0017】コントローラ30では、差分器31が、ヘ
ッダ圧力検出器1のヘッダ圧力検出信号Bとヘッダ圧力
設定値信号Aとの偏差を計算し、偏差信号ΔCが比例ゲ
イン乗算器33と積分器32に入力される。
【0018】一方,比例ゲイン選択器34では,ユーテ
ィリティ使用量急増信号がOFFのとき,通常ゲインGp
oを出力し,ユーティリティ使用量急増信号がONのと
き,比較的大きなゲイン(通常ゲインより大きい)Gp1を
出力する。前述のように、ユーティリティ使用量急増信
号はユーティリティ流量を微分する等により生成する。
比例ゲイン乗算器33は、比例ゲイン選択器34の出力
と偏差信号ΔCとの乗算値を求める。積分器32は、偏
差信号ΔCを積分し、乗算器35は、積分値に積分ゲイ
ンGiを乗算する。加算器36は、両乗算値を加算し、
ヘッダ圧力調節弁操作信号Coを生成する。
【0019】図2は、本発明による動作を説明する図で
あり、ユーテイリテイ流量(合計)、ヘッダ圧力、ヘッ
ダ圧力調整弁の開度(操作量)、ユーテイリテイ急増検
出信号の関係を示す。
【0020】この実施の形態では,ユーティリティ流量
の急増が発生した場合に、図1における比例ゲイン(比
例ゲイン選択器16の出力値)が大きくなり,結果として
ヘッダ圧力調節弁操作信号(図2の破線)が、従来技術
(図2の実線)に比べ大きくなる。このことにより、図
2の破線で示すように、ヘッダ圧力の低下も従来技術
(図2の実線)に比べ小さくなる。
【0021】このように、ユーティリティ流量が急増し
た場合、PIコントローラの比例ゲインを大きくして、積
極的な制御を行うことにより、ヘッダ圧力低下を緩和で
きる。
【0022】[第2の実施の形態]図3は、本発明の第
2の実施の形態の構成図であり、図1で示したものと同
一のものは、同一の記号で示してある。
【0023】図3において、操作信号選択器40は、閾
値回路39のユーテイリテイ急増検出信号により、ヘッ
ダ圧力調整弁21に与える操作信号を、コントローラの
出力と規定開度信号Dとのいずれかを選択する。
【0024】図1と同様に、コントローラ30では、差
分器31が、ヘッダ圧力検出器1のヘッダ圧力検出信号
Bとヘッダ圧力設定値信号Aとの偏差を計算し、偏差信
号ΔCが比例ゲイン乗算器33と積分器32に入力され
る。
【0025】比例ゲイン乗算器33は、比例ゲインGp
と偏差信号ΔCとの乗算値を求める。積分器32は、偏
差信号ΔCを積分し、乗算器35は、積分値に積分ゲイ
ンGiを乗算する。加算器36は、両乗算値を加算し、
コントローラ出力を生成する。一方,操作信号選択器4
0では,ユーティリティ使用量急増信号(実施例1に同
じ)がOFFのとき、コントローラ出力を出力し、ヘッダ圧
力調節弁操作信号とする。逆に、ONの場合,規定開度信
号D(例えば全開信号)を出力し,ヘッダ圧力調節弁操作
信号とする。
【0026】この実施の形態では、ユーティリティ流量
の急増が発生した場合,図3において、ヘッダ圧力調節
弁操作信号は規定開度信号Dと等しくなる。規定開度信
号Dを全開信号としておくと,ヘッダ圧力調節弁21は
全開となり,このことにより,ヘッダ圧力の低下は従来
技術に比べ小さくなる。
【0027】このように、ユーティリティ流量が急増し
た場合,ヘッダ圧力調節弁21を強制的に規定開度(例
えば全開)に移行させてヘッダ圧力低下を緩和すること
ができる。
【0028】[第3の実施の形態]図4は、本発明の第
3の実施の形態の構成図であり、図1及び図3で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施の形態は、図1のものと図3のものを組み合わせたも
のである。
【0029】図4において、判定器41は,偏差信号Δ
Cがある設定された閾値以上であれば,ユーティリティ
急増信号(実施例1に同じ)を操作信号選択器40におけ
る選択信号に結合させる。この時,比例ゲイン選択器3
4の選択信号は常にOFF状態である。また、閾値未満で
あれば、ユーティリティ急増信号を比例ゲイン選択器3
4における選択信号に結合させる。この時,操作信号選
択器40の選択信号は常にOFF状態(コントローラ出力
選択状態)である。
【0030】比例ゲイン選択器34は、第1の実施の形
態と同様、急増信号がオンなら、大きな比例ゲインGp
1を選択し、オフなら、通常ゲインGP0を選択する。
また、操作信号選択器40は、第2の実施の形態と同様
に、急増信号がオンなら、規定開度信号を選択し、オフ
ならコントローラ出力を選択する。
【0031】この実施の形態では,ユーティリティ流量
の急増が発生した場合,ヘッダ圧力低下が判定器41に
おける閾値より小さい場合,ユーティリティ使用量急増
信号は比例ゲイン選択器34の選択信号に結合し,比較
的大きな比例ゲインが選択され、ヘッダ圧力調節弁操作
信号は大きくなる。一方、ヘッダ圧力低下が判定器41
における閾値より大きい場合,ユーティリティ使用量急
増信号は操作信号選択器40に結合し,規定開度信号
(例えば全開信号)が圧力調節弁操作信号となり,ヘッダ
圧力低下を緩和する。
【0032】第1の実施の形態では、ヘッダ圧力低下回
避が十分でない恐れがある。また、第2の実施の形態で
は、ヘッダ圧力調節弁を規定開度まで急激に移行させる
ため、ヘッダ圧力が上昇してしまう恐れがある。従っ
て、ヘッダ圧力低下が比較的小さい場合は、第1の実施
の形態の手段を適用し,ヘッダ圧力低下が比較的大きい
場合は、第2の実施の形態の手段を適用できる。
【0033】[第4の実施の形態]図5は、本発明の第
4の実施の形態の構成図であり、図1、図3及び図4で
示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
この実施の形態は、図1のものと図3のものを組み合わ
せた図4の変形例である。
【0034】図5において、選択器42は、微分器38
の微分値がある設定された第2の閾値以上であれば,ユ
ーティリティ急増信号オンを操作信号選択器40におけ
る選択信号に結合させる。この時,比例ゲイン選択器3
4の選択信号は常にOFF状態である。また、微分値が第
2の閾値以下であり、第1の閾値以上であれば、ユーテ
ィリティ急増信号オンを比例ゲイン選択器34における
選択信号に結合させる。この時,操作信号選択器40の
選択信号は常にOFF状態(コントローラ出力選択状態)
である。
【0035】比例ゲイン選択器34は、第1の実施の形
態と同様、急増信号がオンなら、大きな比例ゲインGp
1を選択し、オフなら、通常ゲインGP0を選択する。
また、操作信号選択器40は、第2の実施の形態と同様
に、急増信号がオンなら、規定開度信号を選択し、オフ
ならコントローラ出力を選択する。
【0036】この実施の形態では,ユーティリティ流量
の急増が発生した場合,急増の程度が小さい場合,ユー
ティリティ使用量急増信号は比例ゲイン選択器34の選
択信号に結合し,比較的大きな比例ゲインが選択され、
ヘッダ圧力調節弁操作信号は大きくなる。一方、急増の
程度が大きい,ユーティリティ使用量急増信号は操作信
号選択器40に結合し,規定開度信号(例えば全開信号)
が圧力調節弁操作信号となり,ヘッダ圧力低下を緩和す
る。
【0037】第1の実施の形態では、ヘッダ圧力低下回
避が十分でない恐れがある。また、第2の実施の形態で
は、ヘッダ圧力調節弁を規定開度まで急激に移行させる
ため、ヘッダ圧力が上昇してしまう恐れがある。従っ
て、ヘッダ圧力低下が比較的小さい場合は、第1の実施
の形態の手段を適用し,ヘッダ圧力低下が比較的大きい
場合は、第2の実施の形態の手段を適用できる。
【0038】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するもではな
い。例えば、PI制御で説明したが、PID制御のもに
も適用でき、D(微分)ゲインを制御することもでき
る。
【0039】
【発明の効果】ユーテイリテイ使用量の急激な変動を検
出して、圧力調整弁の操作量を変化して、ヘッダ圧力の
変動を防止する。このため、ユーテイリテイの総流量の
変化率を検出して、ユーテイリテイ使用量の急激な変動
を検出する。そして、急激な変動を検出した場合には、
操作量演算ループの演算定数の変更又は規定量の選択を
行い、通常の操作量より大きい操作量により、圧力調整
弁を制御する。
【0040】又、ヘッダの圧力変動を、検出圧力値の微
分により検出できるが、本発明は、直接ユーテイリテイ
使用量を検出して、制御することにより、ヘッダ圧力が
実際に低下する前に、先行制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の効果の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図6】従来技術の構成図である。
【符号の説明】
20 圧力ヘッダ 21 ヘッダ圧力調整弁 22−1〜22−n ユーテイリテイ流量調整弁 23−1〜23−n ユーテイリテイ流量検出器 30 コントローラ 31 差分器 32 積分器 33 比例ゲイン乗算器 34 比例ゲイン選択器 37 加算器 38 微分器 40 操作信号選択器
フロントページの続き (72)発明者 増田 佳文 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 土師 俊幸 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 3L021 DA03 DA04 FA02 5H004 GA03 GA16 GB04 HA03 HB02 HB03 JA01 JB07 KA69 KC39 KC56 LB01 LB06 LB09 5H316 AA03 BB04 CC01 DD04 DD06 DD07 EE02 ES02 FF01 FF22 GG01 HH04 HH08 HH10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーテイリテイに流体を供給する
    ヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧力調整
    弁を制御するヘッダ圧力制御方法において、 前記ヘッダの検出圧力値と設定値との偏差を求めるステ
    ップと、 前記偏差を少なくとも比例、積分して、操作量を演算す
    るステップと、 前記複数のユーテイリテイの総流量の変化率を検出する
    ステップと、前記検出した変化率に従い、前記操作量の
    演算定数を変更するステップとを有することを特徴とす
    るヘッダ圧力制御方法。
  2. 【請求項2】 複数のユーテイリテイに流体を供給する
    ヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧力調整
    弁を制御するヘッダ圧力制御方法において、 前記ヘッダの検出圧力値と設定値との偏差を求めるステ
    ップと、 前記偏差を少なくとも比例、積分して、操作量を演算す
    るステップと、 前記複数のユーテイリテイの総流量の変化率を検出する
    ステップと、 前記検出した変化率に従い、前記操作量
    と規定量のいずれかを選択し、前記圧力調整弁を制御す
    るステップとを有することを特徴とするヘッダ圧力制御
    方法。
  3. 【請求項3】 複数のユーテイリテイに流体を供給する
    ヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧力調整
    弁を制御するヘッダ圧力制御装置において、 前記ヘッダの圧力を検出する圧力検出部と、 前記複数のユーテイリテイの総流量を検出する流量検出
    部と、 前記検出圧力値と設定値との偏差から操作量を演算する
    とともに、前記検出した総流量の変化率に従い、前記演
    算された操作量の演算定数を変更する制御部とを有する
    ことを特徴とするヘッダ圧力制御装置。
  4. 【請求項4】 複数のユーテイリテイに流体を供給する
    ヘッダの圧力を検出して、前記ヘッダ入り口の圧力調整
    弁を制御するヘッダ圧力制御装置において、 前記ヘッダの圧力を検出する圧力検出部と、 前記複数のユーテイリテイの総流量を検出する流量検出
    部と、 前記検出圧力値と設定値との偏差から操作量を演算する
    とともに、前記検出した 総流量の変化率に従い、前記
    演算された操作量と規定量とのいずれかを選択して、前
    記圧力調整弁を制御する制御部とを有することを特徴と
    するヘッダ圧力制御装置。
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