JP2010125658A - フレーム、液滴吐出ヘッド、フレームの製造方法及びフレーム基材構造体 - Google Patents
フレーム、液滴吐出ヘッド、フレームの製造方法及びフレーム基材構造体 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明のフレーム13は、一端に係止部65g、他端に被係止部64cが形成された展開状態のフレーム基材13’の細肉部65cが曲げられることにより枠形状をなし、その曲げられたフレーム基材13’の曲げ反力により係止部65gが被係止部64cに係止されて枠形状が維持される。
【選択図】図7
Description
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタ1の要部斜視図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、一対のガイドレール2,3が略平行に配設されており、そのガイドレール2,3にヘッドユニット4が走査方向にスライド可能に支持されている。ヘッドユニット4には、本体側に静置された4つのインクカートリッジ(図示せず)からの4色のインク(例えば、ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー)を夫々供給する4本のインク供給チューブ5が接続されている。ヘッドユニット4には、液滴吐出ヘッドであるインクジェットヘッド14(図2参照)が搭載されており、インクジェットヘッド14がその下方で走査方向と直角する方向に搬送される印刷用紙に向けてインクカートリッジから供給されたインクを吐出する構成となっている。
図13は、本発明の第2実施形態のフレーム基材113’を示す平面図である。図14は、図13に示すフレーム基材113’を曲げてなるフレーム113の平面図である。図13に示すように、本実施形態のフレーム基材113’は、略直線状となっており、4箇所を曲げることにより枠形状のフレーム113(図14参照)が形成されるものである。詳しくは、フレーム基材113’は、略直線状に配置された、前辺部161、左辺部162、右辺部163及び後辺部164,165を有している。前辺部161には、流路ユニット17の複数のインク流入口39に夫々連通する複数のインク供給孔113bが形成されており、このインク供給孔113bのある前辺部161が他の辺部162〜165よりも幅広となっている。
13’,113’ フレーム基材
13a,113a 開口部
13b,113b インク供給孔
14 インクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)
17 流路ユニット
18 アクチュエータ
43 共通液室
59 シート状接着剤
64,65,164,165 後辺部(分断辺)
64c,164c 被係止部
65c,171〜174 細肉部
65g,165c 係止部
68,168 フレーム基材構造体
69,169 マスプレート
Claims (17)
- 一端に係止部、他端に被係止部が形成された展開状態のフレーム基材の少なくとも一部分が曲げられることにより枠形状をなし、その曲げられたフレーム基材の曲げ反力により前記係止部が前記被係止部に係止されて枠形状が維持されることを特徴とするフレーム。
- 前記フレームは、平面視で枠板形状をなし、
少なくとも一部分に板厚よりも小さい幅を有する細肉部を有し、前記細肉部が曲げられていることを特徴とする請求項1に記載のフレーム。 - 前記フレームは、平面視で四角枠板形状をなし、
前記細肉部は、1箇所に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のフレーム。 - 前記フレームは、平面視で四角枠板形状をなし、
前記細肉部は、四隅に設けられていることを特徴とする請求項2のいずれかに記載のフレーム。 - 前記係止部は、前記一端の端面のうち前記枠の外側領域から前記他端に向けて突出し、
前記被係止部は、前記他端の端面のうち前記枠の内側領域から前記一端に向けて突出し、
前記係止部の内側面が、前記曲げ反力により前記被係止部の外側面に当接し、
前記係止部の先端面が、前記他端の端面の外側領域に当接し、
前記被係止部の先端面が、前記一端の端面の内側領域に当接し、
前記係止部が前記被係止部に係止された状態で、前記フレームの外周縁及び内周縁が夫々連続することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフレーム。 - 前記フレームは、平面視で四角枠形状であり、
前記係止部が前記被係止部に係止されていない状態では、前記係止部及び前記被係止部のある分断辺の両側の一対の辺の対向距離は、前記分断辺側がその反対側よりも小さくなっており、
前記係止部が前記被係止部に係止された状態では、前記一対の辺同士が平行となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフレーム。 - 前記フレームは、平面視で長辺と短辺を有する四角枠形状であり、
前記係止部及び前記被係止部は、前記短辺に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のフレーム。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載のフレームが設けられた液滴吐出ヘッドあって、
液滴を吐出する複数のノズルに夫々対応する複数の圧力室を有する流路ユニットと、
前記圧力室内の液体に移送圧力を与えるべく前記流路ユニットに接合されたアクチュエータと、を備え、
前記フレームは、前記アクチュエータを囲むように前記流路ユニットに接合されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。 - 前記流路ユニットは、前記圧力室に連通する液体供給口を有し、
前記フレームは、四角枠形状で、その一辺に前記液体供給口に連通する液体供給孔を有し、前記液体供給孔のある辺が他の辺よりも幅広であり、
前記係止部及び前記被係止部は、前記液体供給孔のある辺に対向する辺に設けられている請求項8に記載の液滴吐出ヘッド。 - 前記流路ユニットには、顔料系のブラックインクを吐出するブラックインク用ノズルと、染料系のカラーインクを吐出するカラーインク用ノズルとがそれぞれ列状に形成されており、
前記係止部及び前記被係止部は、平面投影視で、前記ブラックインク用ノズルの列と前記カラーインク用ノズルの列との間の仮想境界線上に配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の液滴吐出ヘッド。 - 前記流路ユニットには、複数の圧力室に連通する共通液室が前記ノズルの列方向に沿って延びるように複数列形成されており、
前記係止部及び前記被係止部は、平面投影視で、隣接する前記共通液室の間の距離が最も大きい仕切部分の仮想仕切線上に配置されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の液滴吐出ヘッド。 - 一端に係止部、他端に被係止部が形成された展開状態の複数のフレーム基材をマスプレートに対して入れ子状に割り付け、前記マスプレートから前記フレーム基材を夫々取り出すように前記マスプレートを加工する工程と、
前記取り出されたフレーム基材の少なくとも一部分を曲げることにより枠形状とし、その曲げられたフレーム基材の曲げ反力により前記係止部を前記被係止部に係止させて枠形状を維持させる工程と、
を備えていることを特徴とするフレーム製造方法。 - 一端に係止部、他端に被係止部が形成された略直線状の複数のフレーム基材をマスプレートに対して割り付け、前記マスプレートから前記複数のフレーム基材を夫々取り出すように前記マスプレートを加工する工程と、
前記取り出されたフレーム基材を複数箇所曲げることにより枠形状とし、その曲げられたフレーム基材の曲げ反力により前記係止部を前記被係止部に係止させて枠形状を維持させる工程と、
を備えていることを特徴とするフレーム製造方法。 - 前記マスプレートを加工する工程は、エッチングにより行うことを特徴する請求項12又は13に記載のフレーム製造方法。
- 対象物に接着して使用するフレームの製造方法であって、
前記マスプレートから取り出した状態の前記フレーム基材の接着面に沿う形状にシート状接着剤を加工する工程と、
曲げる前の前記フレーム基材の一面に前記加工されたシート状接着剤を貼り付ける工程と、
をさらに備えていることを特徴する請求項12乃至14のいずれかに記載のフレーム製造方法。 - マスプレートにフレーム基材群を多面付けしたフレーム基材構造体において、前記フレーム基材は、少なくとも一部分を曲げることで枠形状をなすフレームの展開状態であって、その一端部には係止部、他端には被係止部が形成され、前記マスプレートに入れ子状に割り付けられていることを特徴とするフレーム基材構造体。
- マスプレートにフレーム基材群を多面付けしたフレーム基材構造体において、前記フレーム基材は、複数箇所を曲げることで枠形状をなすフレームの展開状態であって、その一端部には係止部、他端には被係止部が形成された略直線状であって、前記マスプレートに割り付けられていることを特徴とするフレーム基材構造体。
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