JP2010125208A - 血液体外循環装置及びそのプライミング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライな血液回路にウェット型の血液処理器を取り付けて血液体外循環装置のプライミングを実施するにあたり、血液処理器の内部にエアが残存することを抑制することができるきわめて簡便なプライミング方法を提供する。
【解決手段】血液処理器11、脱血側回路12、返血側回路13及びバイパス回路14を有する血液回路10を備える血液体外循環装置1において、外部から血液回路10にプライミング用液体を導入してプライミングを実現させる方法である。ウェット型の血液処理器11をドライな血液回路10に取り付けた状態で、外部から返血側回路13にプライミング用液体を導入して返血側回路13内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器11の返血側部11bから初期充填液体を返血側回路13へと排出させ、その後、返血側回路13からプライミング用液体を血液処理器11の返血側部11bへと導入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、血液体外循環装置及びそのプライミング方法に関する。
現在、患者の体内から血液を取り出しこの血液から病因物質や特定の白血球等を除去して体内に戻す血液体外循環療法が採用されている。このような血液体外循環療法で用いられる血液体外循環装置は、体内から取り出した血液を循環させて体内に戻すための血液回路と、特定の物質を除去・分離する吸着材や分離材等の処理材を有する血液処理器と、を備えるものである。
ところで、前記した血液体外循環装置を用いて血液体外循環療法を実施する前には、使用する血液回路や血液処理器の内部を生理食塩水や透析液等の清浄な液体で洗浄し、液体を充填する「プライミング」という処理が行われるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。近年においては、ドライな血液回路に、初期充填液体が充填されたウェット型の血液処理器を取り付けた上でのプライミング処理が主流となっている。
特開2005−253555号公報
しかし、ドライな血液回路にウェット型の血液処理器を取り付けてプライミングを実施する際に、血液回路の返血側から洗浄液を通液すると、血液回路内のエアが血液処理器の内部に巻き込まれてしまう。このように巻き込まれたエアが一度血液処理内に入ると、このエアを完全に除去することはきわめて困難であった。また、従来は、作業者がプライミングの各工程を監視しながら複数の操作を行う必要があり、プライミングのために多くの時間や労力が割かれることとなっていたことから、治療の効率化や人件費の削減等を実現させるためにより簡便なプライミング方法の提案が待望されていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ドライな血液回路にウェット型の血液処理器を取り付けて血液体外循環装置のプライミングを実施するにあたり、血液処理器の内部にエアが残存することを抑制することができるきわめて簡便なプライミング方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る血液体外循環装置のプライミング方法は、血液の特定の態様で処理する血液処理器と、体内から取り出した血液を流通させて血液処理器に導入するための脱血側回路と、血液処理器によって処理された血液を流通させて体内に戻すための返血側回路と、血液処理器を迂回するように脱血側回路と返血側回路とを接続するバイパス回路と、を有する血液回路を備える血液体外循環装置において、外部から血液回路にプライミング用液体を導入してプライミングを実現させる方法であって、血液処理器内に初期充填液体が充填される一方、血液処理器を除く血液回路内に液体が充填されていない状態において、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させる第1の工程と、第1の工程を経た後、返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入する第2の工程と、を含むものである。
かかる方法を採用すると、ウェット型の(初期充填液体が充填された)血液処理器をドライな血液回路(脱血側回路と返血側回路との間)に取り付けた状態でプライミングを実施する際に、血液処理器に空気が残存することを防ぐことができる。すなわち、プライミングの初期において、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に、血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させる(第1の工程)ことにより、返血側回路内の空気が血液処理器内に導入されることを防ぐことができる。この際、血液処理器内の脱血側部には脱血側回路の空気が入るが、返血側回路内にプライミング用液体を充填した後に、返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入し、血液処理器内に残存する初期充填液体と脱血側回路から入った空気とを脱血側回路へと排出させて(第2の工程)、プライミングを完了することができる。従って、プライミング完了時において、血液処理器に空気が残存することを防ぐことができる。
前記プライミング方法において、脱血側回路を流通する流体の流量を調整する第1のポンプと、バイパス回路を流通する流体の流量を調整する第2のポンプと、を備える血液体外循環装置を採用することができる。かかる場合、第1の工程において、第2のポンプの流体循環能力を第1のポンプの流体循環能力よりも高く(例えば2倍以上に)設定することにより、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させることができる。また、第1の工程において、第2のポンプを第1のポンプよりも先に作動させることが好ましい。
また、前記プライミング方法では、第2の工程において、第1のポンプの流体循環能力を第2のポンプの流体循環能力よりも高く(例えば3倍以上に)設定することにより、返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入することができる。
また、前記プライミング方法では、第1の工程において、返血側回路内に充填されたプライミング用液体と、血液処理器の返血側部から返血側回路へと排出された初期充填液体と、の双方をバイパス回路内に充填することができる。
また、前記プライミング方法では、第2の工程において、バイパス回路内の液体をプライミング用液体のみに置換することができる。
また、前記プライミング方法では、第1の工程において、プライミング用液体が返血側回路を経由してバイパス回路に到達し、かつ、血液処理器の返血側部から排出された初期充填液体がバイパス回路に到達した段階で、第2の工程を開始させることができる。
また、前記プライミング方法では、ドリップチャンバを有する血液回路を採用することができる。かかる場合、第2の工程において、プライミング用液体を血液回路内に充填することにより、血液回路のドリップチャンバを除く部分に気体領域が残存することを阻止することができる。
また、本発明に係る血液体外循環装置は、体内から取り出した血液を循環させて体内に戻すための血液回路と、血液回路を流通する流体の流量を調整する流量調整手段と、流量調整手段を制御する制御手段と、を備える血液体外循環装置であって、血液回路は、血液の特定の態様で処理する血液処理器と、体内から取り出した血液を流通させて血液処理器に導入するための脱血側回路と、血液処理器によって処理された血液を流通させて体内に戻すための返血側回路と、血液処理器を迂回するように脱血側回路と返血側回路とを接続するバイパス回路と、を有し、流量調整手段は、脱血側回路に設けられた第1のポンプと、バイパス回路に設けられた第2のポンプと、を有し、制御手段は、血液処理器内に初期充填液体が充填される一方、血液処理器を除く血液回路内に液体が充填されていない状態において、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させる第1のプライミング処理と、この第1のプライミング処理に続いて返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入する第2のプライミング処理と、を実現させるように第1のポンプ及び第2のポンプを制御するものである。
かかる構成を採用すると、ウェット型の(初期充填液体が充填された)血液処理器を、ドライな血液回路(脱血側回路と返血側回路との間)に取り付けた状態で、制御手段で第1のポンプ及び第2のポンプを制御することにより、自動でプライミングを実施することができる。この際、第1のプライミング処理により、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に、血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させることにより、返血側回路内の空気が血液処理器内に導入されることを防ぐことができる。このとき、血液処理器内の脱血側部には脱血側回路の空気が入るが、返血側回路内にプライミング用液体を充填した後の第2のプライミング処理により、返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入し、血液処理器内に残存する初期充填液体と脱血側回路から入った空気とを脱血側回路へと排出させて、プライミングを完了することができる。従って、プライミング完了時において、血液処理器に空気が残存することを防ぐことができる。
前記血液体外循環装置では、第1のプライミング処理において、第2のポンプの流体循環能力を第1のポンプの流体循環能力よりも高く(例えば2倍以上に)設定することにより、外部から返血側回路にプライミング用液体を導入して返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器の返血側部から初期充填液体を返血側回路へと排出させる制御手段を採用することができる。また、第1のプライミング処理において、第2のポンプを第1のポンプよりも先に作動させる制御手段を採用してもよい。
また、前記血液体外循環装置では、第1のプライミング処理において、返血側回路内に充填されたプライミング用液体と、血液処理器の返血側部から返血側回路へと排出された初期充填液体と、の双方をバイパス回路内に充填する制御手段を採用することができる。
また、前記血液体外循環装置では、第1のプライミング処理において、プライミング用液体が返血側回路を経由してバイパス回路に到達し、かつ、血液処理器の返血側部から排出された初期充填液体がバイパス回路に到達した段階で、第2のプライミング処理を開始させる制御手段を採用することができる。
また、前記血液体外循環装置では、第2のプライミング処理において、第1のポンプの流体循環能力を第2のポンプの流体循環能力よりも高く(例えば3倍以上に)設定することにより、返血側回路からプライミング用液体を血液処理器へと導入する制御手段を採用することができる。
また、前記血液体外循環装置では、第2のプライミング処理において、バイパス回路内の液体をプライミング用液体のみに置換する制御手段を採用することもできる。
また、前記血液体外循環装置では、ドリップチャンバを有する血液回路を採用するとともに、第2のプライミング処理において、プライミング用液体を血液回路内に充填することにより、血液回路の前記ドリップチャンバを除く部分に気体領域が残存することを阻止する制御手段を採用することができる。
また、前記血液体外循環装置では、血液回路に、抗凝血剤を供給するための抗凝血剤供給回路を接続することもできる。また、白血球除去材を有する血液処理器を採用することもできる。
本発明によれば、ドライな血液回路にウェット型の血液処理器を取り付けて血液体外循環装置のプライミングを実施するにあたり、血液処理器の内部にエアが残存することを抑制することができるきわめて簡便なプライミング方法を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る血液体外循環装置及びそのプライミング方法について説明する。本実施形態においては、血液体外循環装置の例として、体内から取り出した血液を全て血液処理器に潅流させて特定物質を除去する「直接血液潅流法」(Direct hemoperfusion : DHP)に使用される血液浄化装置を挙げることとする。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る血液浄化装置1の構成について説明する。血液浄化装置1は、体内から取り出した血液を循環させて体内に戻すための血液回路10と、血液回路10を流通する流体の流量を調整する流量調整手段20と、流量調整手段20を制御する制御手段30と、を備えている。
血液回路10は、血液処理器11と、体内から取り出した血液を流通させて血液処理器11に導入するための脱血側回路12と、血液処理器11によって処理された血液を流通させて体内に戻すための返血側回路13と、血液処理器11を迂回するように脱血側回路12と返血側回路13とを接続するバイパス回路14と、を有している。
血液処理器11は、体内から取り出した血液から除去対象成分を吸着させて除去する吸着材を有している。吸着材は、除去対象成分の種類に応じて適宜選択することができる。例えば除去対象成分が、活性化した白血球(リンパ球、単球、顆粒球)である場合には、吸着材として、ポリエステル繊維等からなる繊維状吸着材や酢酸セルロースビーズ等のビーズ状吸着材を採用することができる。これら繊維状吸着材及びビーズ状吸着材は、本発明における白血球除去材に相当するものである。
脱血側回路12には第1のドリップチャンバ15が設けられており、返血側回路13には第2のドリップチャンバ16が設けられている。バイパス回路14は、脱血側回路12の第1のドリップチャンバ15と血液処理器11の脱血側部11aとの間の接続部12aと、返血側回路13の第2のドリップチャンバ16と血液処理器11の返血側部11bとの間の接続部13aと、に接続されている。
流量調整手段20は、脱血側回路12に設けられた第1のポンプ21と、バイパス回路14に設けられた第2のポンプ22と、を有している。第1のポンプ21及び第2のポンプ22の動作(流体循環能力)は、制御手段30によって制御される。
第1のポンプ21は、制御手段30の制御の下に作動して、脱血側回路12を流通する流体(血液やプライミング用液体)の流量を調整するものである。第1のポンプ21によって脱血側回路12を流通する流体の流量が調整されると、返血側回路13及びバイパス回路14を流通する流体の流量も調整される。第2のポンプ22は、制御手段30の制御の下に作動して、バイパス回路13を流通する流体(血液やプライミング用液体)の流量を調整するものである。第2のポンプ22によってバイパス回路13を流通する流体の流量が調整されると、脱血側回路12及び返血側回路13を流通する流体の流量も調整される。
制御手段30は、例えばメモリやCPU(Central Processing Unit)等を備えたコンピュータにより構成され、メモリに記録された各種プログラムをCPUが実行することにより、血液浄化装置1の各種機器を制御する。具体的には、制御手段30は、血液回路10の血液が脱血側から血液処理器11を経由して返血側に流れるように第1のポンプ21(及び必要に応じて第2のポンプ22)の動作を制御する。また、制御手段30は、ドライな血液回路10にウェット型の血液処理器11を接続した状態でプライミングを行う際に、特定のプライミング処理を実現させるように第1のポンプ21及び第2のポンプ22を制御する。
次に、図2〜図5を用いて、本実施形態に係る血液浄化装置1のプライミング方法について説明する。
制御手段30によるプライミング処理を開始する前に、作業者は、図2に示すように、初期充填液体が充填されたウェットな血液処理器11を、液体が充填されていないドライな血液回路10(脱血側回路12と返血側回路13の間)に取り付ける。また、作業者は、プライミング用液体としての生理食塩水が貯留された洗浄液貯留容器40を、プライミング用配管41を介して、血液回路10の返血側回路13の末端に設けられたコネクタ13bに接続する(プライミング準備工程)。
次いで、作業者は、図示されていない操作部を操作することにより、制御手段30によるプライミング処理を開始させる。制御手段30は、まず、第1のポンプ21及び第2のポンプ22を制御することにより、第1のプライミング処理を実現させる。すなわち、制御手段30は、洗浄液貯留容器40からプライミング用配管41を経由させて返血側回路13に生理食塩水を導入することにより、図3に示すように返血側回路13内及び第2のドリップチャンバ16内に生理食塩水を充填し、さらに、図4に示すように返血側回路13の接続部13aを経由させて生理食塩水をバイパス回路14内に流入させる。このとき同時に、図4に示すように血液処理器11の返血側部11bから初期充填液体を返血側回路13へと排出させ、この初期充填液体を、返血側回路13の接続部13aを経由させてバイパス回路14内に流入させる(第1プライミング処理工程)。第1プライミング処理工程は、本発明における第1の工程に相当する。
制御手段30は、第1のプライミング処理において、第2のポンプ22を第1のポンプ21よりも先に作動させ、なおかつ、第2のポンプ22の流体循環能力を第1のポンプ21の流体循環能力の2倍以上に設定している。これにより、図4に示すように、第2のポンプ22における流量Q2は、第1のポンプ21における流量Q1の2倍以上に調整される。このとき、洗浄液貯留容器40から導入され返血側回路13を経由してバイパス回路14に流入する生理食塩水の流量と、バイパス回路14に流入した生理食塩水及び初期充填液体が脱血側回路12の接続部12aを経由して第1のポンプ21側に分岐する流量と、が同一の値(Q1)に調整される。また、血液処理器11の返血側部11bから排出され返血側回路13を経由してバイパス回路14に流入する初期充填液体の流量と、バイパス回路14に流入した生理食塩水及び初期充填液体が脱血側回路12の接続部12aを経由して血液処理器11側に分岐する流量と、が同一の値(第2のポンプ22における流量Q2から第1のポンプ21における流量Q1を減じた値)に調整される。
制御手段30は、このような第1のプライミング処理を経て、生理食塩水が返血側回路13の接続部13aを経由してバイパス回路14に到達し、かつ、血液処理器11の返血側部11bから排出された初期充填液体がバイパス回路14に到達した段階で、第2のプライミング処理を実現させる。すなわち、制御手段30は、第1のプライミング処理によって返血側回路13内に充填された生理食塩水を、図5に示すように返血側部11bから血液処理器11へと導入して、血液処理器11内の初期充填液体を脱血側部11aから脱血側回路12へと排出させる(第2プライミング処理工程)。第2プライミング処理工程は、本発明における第2の工程に相当する。
制御手段30は、第2のプライミング処理において、第1のポンプ21の流体循環能力を第2のポンプ22の流体循環能力の3倍以上に設定している。これにより、図5に示すように、第1のポンプ21における流量Q3は、第2のポンプ22における流量Q2の3倍以上に調整される。このとき、洗浄液貯留容器40から導入され返血側回路13を経由してバイパス回路14に流入する生理食塩水の流量は、第2のポンプ22における流量と同一の値(Q2)に調整される。一方、血液処理器11内を返血側部11bから脱血側部11aへと流れる生理食塩水の流量は、第1のポンプ21における流量Q3から第2のポンプ22における流量Q2を減じた値(Q3−Q2)に調整されることとなる。制御手段30は、第2のプライミング処理において、バイパス回路14内の液体を生理食塩水のみに置換する。また、制御手段30は、第2のプライミング処理において、生理食塩水を血液回路10内に充填することにより、血液回路10のドリップチャンバ15、16を除く部分に気体領域が残存することを阻止する。
これらの工程群(プライミング準備工程、第1プライミング処理工程、第2プライミング処理工程)を経ることにより、血液浄化装置1のプライミングを完了する。作業者は、プライミング完了後に、血液回路10の返血側回路13の末端に設けられたコネクタ13bからプライミング用配管41を取り外し、代わりに静脈穿刺針を取り付けて体外循環用の流路とすることができる。
以上説明した実施形態に係るプライミング方法においては、ウェット型の(初期充填液体が充填された)血液処理器11をドライな血液回路10(脱血側回路12と返血側回路13との間)に取り付けた状態でプライミングを実施する際に、血液処理器11に空気が残存することを防ぐことができる。すなわち、プライミングの初期において、外部から返血側回路13に生理食塩水を導入して返血側回路13内に生理食塩水を充填すると同時に、血液処理器11の返血側部11bから初期充填液体を返血側回路13へと排出させることにより、返血側回路13内の空気が血液処理器11内に導入されることを防ぐことができる。この際、血液処理器11内の脱血側部11aには脱血側回路12の空気が入るが、返血側回路13内に生理食塩水を充填した後に、返血側回路13から生理食塩水を血液処理器11へと導入し、血液処理器11内に残存する初期充填液体と脱血側回路12から入った空気とを脱血側回路12へと排出させて、プライミングを完了することができる。従って、プライミング完了時において、血液処理器11に空気が残存することを防ぐことができる。
また、以上説明した実施形態に係る血液体外循環装置1においては、制御手段30で第1のポンプ21及び第2のポンプ22を制御することにより、自動でプライミングを実施することができ、しかも、プライミング完了時において、血液処理器11に空気が残存することを防ぐことができる。
なお、本実施形態における血液浄化装置1の血液回路10に、抗凝血剤を供給するための抗凝血剤供給回路を接続することもできる。すなわち、図6に示すように、血液回路10の脱血側回路12の一部に抗凝血剤供給回路17を接続し、抗凝血剤が貯留された抗凝血剤貯留容器50を抗凝血剤供給回路17の末端に接続し、抗凝血剤供給回路17に第3のポンプ23を設けることができる。そして、制御手段30で第3のポンプ23の動作を制御することにより、所定流量の抗凝血剤を供給することができる。
また、本実施形態においては、第2のポンプ22の流体循環能力を第1のポンプ21の流体循環能力の2倍以上に設定することにより、第1のプライミング処理(外部から返血側回路13に生理食塩水を導入して返血側回路13内に生理食塩水を充填すると同時に血液処理器11の返血側部11bから初期充填液体を返血側回路13へと排出させる処理)を実現させた例を示したが、第1のポンプ21及び第2のポンプ22の制御態様はこれに限られるものではない。少なくとも第2のポンプ22の流体循環能力を第1のポンプ21の流体循環能力よりも高く設定することにより、第1のプライミング処理を実現させることができる。
また、本実施形態においては、第1のポンプ21の流体循環能力を第2のポンプ22の流体循環能力の3倍以上に設定することにより、第2のプライミング処理(返血側回路13から生理食塩水を血液処理器11の返血側部11bへと導入する処理)を実現させた例を示したが、第1のポンプ21及び第2のポンプ22の制御態様はこれに限られるものではない。少なくとも第1のポンプ21の流体循環能力を第2のポンプ22の流体循環能力よりも高く設定することにより、第2のプライミング処理を実現させることができる。
また、本実施形態においては、制御手段30が第1のポンプ21及び第2のポンプ22を制御することにより、本発明に係るプライミング方法(第1のプライミング処理及び第2のプライミング処理)を実現させた例を示したが、これらポンプに代わる代替的な構成を用いて本発明に係るプライミング方法を実現させることもできる。
本発明の実施形態に係る血液体外循環装置を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るプライミング方法のプライミング準備工程を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るプライミング方法の第1プライミング処理工程を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るプライミング方法の第1プライミング処理工程を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るプライミング方法の第2プライミング処理工程を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る血液体外循環装置の変形例を示す構成図である。
符号の説明
1…血液体外循環装置
10…血液回路
11…血液処理器
11a…脱血側部
11b…返血側部
12…脱血側回路
13…返血側回路
14…バイパス回路
15…第1のドリップチャンバ
16…第2のドリップチャンバ
17…抗凝血剤供給回路
20…流量調整装置
21…第1のポンプ
22…第2のポンプ
30…制御手段

Claims (18)

  1. 血液の特定の態様で処理する血液処理器と、体内から取り出した血液を流通させて前記血液処理器に導入するための脱血側回路と、前記血液処理器によって処理された血液を流通させて体内に戻すための返血側回路と、前記血液処理器を迂回するように前記脱血側回路と前記返血側回路とを接続するバイパス回路と、を有する血液回路を備える血液体外循環装置において、外部から前記血液回路にプライミング用液体を導入してプライミングを実現させる方法であって、
    前記血液処理器内に初期充填液体が充填される一方、前記血液処理器を除く前記血液回路内に液体が充填されていない状態において、外部から前記返血側回路にプライミング用液体を導入して前記返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に前記血液処理器の返血側部から初期充填液体を前記返血側回路へと排出させる第1の工程と、
    前記第1の工程を経た後、前記返血側回路からプライミング用液体を前記血液処理器へと導入する第2の工程と、を含む、
    血液体外循環装置のプライミング方法。
  2. 前記血液体外循環装置は、前記脱血側回路を流通する流体の流量を調整する第1のポンプと、前記バイパス回路を流通する流体の流量を調整する第2のポンプと、を備え、
    前記第1の工程において、前記第2のポンプの流体循環能力を前記第1のポンプの流体循環能力よりも高く設定することにより、外部から前記返血側回路にプライミング用液体を導入して前記返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に前記血液処理器の返血側部から初期充填液体を前記返血側回路へと排出させる、
    請求項1に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  3. 前記第1の工程において、前記第2のポンプを前記第1のポンプよりも先に作動させる、
    請求項2に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  4. 前記第2の工程において、前記第1のポンプの流体循環能力を前記第2のポンプの流体循環能力よりも高く設定することにより、前記返血側回路からプライミング用液体を前記血液処理器へと導入する、
    請求項2又は3に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  5. 前記第1の工程において、前記返血側回路内に充填されたプライミング用液体と、前記血液処理器の返血側部から前記返血側回路へと排出された初期充填液体と、の双方を前記バイパス回路内に充填する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  6. 前記第2の工程において、前記バイパス回路内の液体をプライミング用液体のみに置換する、
    請求項1から5の何れか一項に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  7. 前記第1の工程において、プライミング用液体が前記返血側回路を経由して前記バイパス回路に到達し、かつ、前記血液処理器の返血側部から排出された初期充填液体が前記バイパス回路に到達した段階で、前記第2の工程を開始させる、
    請求項1から6の何れか一項に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  8. 前記血液回路は、ドリップチャンバを有し、
    前記第2の工程において、プライミング用液体を前記血液回路内に充填することにより、前記血液回路の前記ドリップチャンバを除く部分に気体領域が残存することを阻止する、
    請求項1から7の何れか一項に記載の血液体外循環装置のプライミング方法。
  9. 体内から取り出した血液を循環させて体内に戻すための血液回路と、前記血液回路を流通する流体の流量を調整する流量調整手段と、前記流量調整手段を制御する制御手段と、を備える血液体外循環装置であって、
    前記血液回路は、血液の特定の態様で処理する血液処理器と、体内から取り出した血液を流通させて前記血液処理器に導入するための脱血側回路と、前記血液処理器によって処理された血液を流通させて体内に戻すための返血側回路と、前記血液処理器を迂回するように前記脱血側回路と前記返血側回路とを接続するバイパス回路と、を有し、
    前記流量調整手段は、前記脱血側回路に設けられた第1のポンプと、前記バイパス回路に設けられた第2のポンプと、を有し、
    前記制御手段は、前記血液処理器内に初期充填液体が充填される一方、前記血液処理器を除く前記血液回路内に液体が充填されていない状態において、外部から前記返血側回路にプライミング用液体を導入して前記返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に前記血液処理器の返血側部から初期充填液体を前記返血側回路へと排出させる第1のプライミング処理と、この第1のプライミング処理に続いて前記返血側回路からプライミング用液体を前記血液処理器へと導入する第2のプライミング処理と、を実現させるように前記第1のポンプ及び前記第2のポンプを制御するものである、
    血液体外循環装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1のプライミング処理において、前記第2のポンプの流体循環能力を前記第1のポンプの流体循環能力よりも高く設定することにより、外部から前記返血側回路にプライミング用液体を導入して前記返血側回路内にプライミング用液体を充填すると同時に前記血液処理器の返血側部から初期充填液体を前記返血側回路へと排出させるものである、
    請求項9に記載の血液体外循環装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1のプライミング処理において、前記第2のポンプを前記第1のポンプよりも先に作動させるものである、
    請求項9又は10に記載の血液体外循環装置。
  12. 前記制御手段は、前記第1のプライミング処理において、前記返血側回路内に充填されたプライミング用液体と、前記血液処理器の返血側部から前記返血側回路へと排出された初期充填液体と、の双方を前記バイパス回路内に充填するものである、
    請求項9から11の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  13. 前記制御手段は、前記第1のプライミング処理において、プライミング用液体が前記返血側回路を経由して前記バイパス回路に到達し、かつ、前記血液処理器の返血側部から排出された初期充填液体が前記バイパス回路に到達した段階で、前記第2のプライミング処理を開始させるものである、
    請求項9から12の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  14. 前記制御手段は、前記第2のプライミング処理において、前記第1のポンプの流体循環能力を前記第2のポンプの流体循環能力よりも高く設定することにより、前記返血側回路からプライミング用液体を前記血液処理器へと導入するものである、
    請求項9から13の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  15. 前記制御手段は、前記第2のプライミング処理において、前記バイパス回路内の液体をプライミング用液体のみに置換するものである、
    請求項9から14の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  16. 前記血液回路は、ドリップチャンバを有し、
    前記制御手段は、前記第2のプライミング処理において、プライミング用液体を前記血液回路内に充填することにより、前記血液回路の前記ドリップチャンバを除く部分に気体領域が残存することを阻止するものである、
    請求項9から15の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  17. 前記血液回路に抗凝血剤を供給するための抗凝血剤供給回路が接続される、
    請求項9から16の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
  18. 前記血液処理器は、白血球除去材を有する、
    請求項9から17の何れか一項に記載の血液体外循環装置。
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