JP2019083884A - 血液浄化装置 - Google Patents

血液浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019083884A
JP2019083884A JP2017212840A JP2017212840A JP2019083884A JP 2019083884 A JP2019083884 A JP 2019083884A JP 2017212840 A JP2017212840 A JP 2017212840A JP 2017212840 A JP2017212840 A JP 2017212840A JP 2019083884 A JP2019083884 A JP 2019083884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
circuit
purifier
pump
side circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017212840A
Other languages
English (en)
Inventor
淳一 今泉
Junichi Imaizumi
淳一 今泉
将太 中村
Shota Nakamura
将太 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2017212840A priority Critical patent/JP2019083884A/ja
Publication of JP2019083884A publication Critical patent/JP2019083884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

【課題】血液浄化器での血液の凝固の発生を抑制する。【解決手段】血液浄化器110と、血液浄化器110の一端と接続された脱血側回路120と、血液浄化器110の他端と接続された返血側回路130と、脱血側回路120に設けられた第1血液ポンプ140と、脱血側回路120における第1血液ポンプ140と血液浄化器110との間の位置に一端151が接続され、返血側回路130に他端152が接続された、バイパス回路150と、バイパス回路150に設けられた第2血液ポンプ160とを備える。第1血液ポンプ140は、脱血側回路120から血液浄化器110を通じて返血側回路130に血液が流れるように回転する。第2血液ポンプ160は、バイパス回路150をバイパス回路150の他端152側から一端151側に血液が流れるように回転する。【選択図】図1

Description

本発明は、血液浄化装置に関する。
血液回路における血液の凝固を防止する目的でバイパス回路を有する血液体外循環装置を開示した先行文献として、特開2010−125210号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された血液体外循環装置の血液回路は、血液処理器と、脱血側回路と、返血側回路と、血液処理器を迂回するように脱血側回路と返血側回路とを接続するバイパス回路とを有する。血液は、バイパス回路を脱血側回路側から返血側回路側に向けて流れる。
特開2010−125210号公報
特許文献1に記載された血液体外循環装置は、血液浄化器に詰まりが発生した場合に、血液回路の血液の一部をバイパス回路に流すことにより、血液回路における全体の血液流量を維持して血液回路の途中で血液が凝固することを抑制しているが、血液浄化器で血液が凝固することを抑制することは考慮されていない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、血液浄化器での血液の凝固の発生を抑制できる血液浄化装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく血液浄化装置は、血液浄化器と、血液浄化器の一端と接続された脱血側回路と、血液浄化器の他端と接続された返血側回路と、脱血側回路に設けられた第1血液ポンプと、脱血側回路における第1血液ポンプと血液浄化器との間の位置に一端が接続され、返血側回路に他端が接続された、バイパス回路と、バイパス回路に設けられた第2血液ポンプとを備える。第1血液ポンプは、脱血側回路から血液浄化器を通じて返血側回路に血液が流れるように回転する。第2血液ポンプは、バイパス回路をバイパス回路の他端側から一端側に血液が流れるように回転する。
本発明の一形態においては、血液浄化装置は、脱血側回路における第1血液ポンプと血液浄化器との間に設けられ、入口および出口を有する第1ドリップチャンバと、返血側回路に設けられ、入口および出口を有する第2ドリップチャンバとをさらに備える。バイパス回路の上記一端は、脱血側回路における第1血液ポンプと第1ドリップチャンバの入口との間の位置に接続されている。バイパス回路の上記他端は、第2ドリップチャンバの入口より、下流側の位置に接続されている。
本発明によれば、血液浄化器での血液の凝固の発生を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。
以下、本発明の一実施形態に係る血液浄化装置について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。以下の実施形態の説明においては、血液浄化装置として、一般的な血液透析法(hemodialysis:HD)に用いられる血液浄化装置について説明する。但し、血液浄化装置は、血液透析ろ過法(hemodiafiltration:HDF)、持続緩徐式血液浄化療法(Continuous Renal Replacement Therapy:CRRT)、持続的血液濾過透析法(continuous hemodiafiltration:CHDF)、持続的血液ろ過法(continuous hemofiltration:CHF)、および、持続的血液透析法(continuous hemodialysis:CHD)のいずれかに用いられる血液浄化装置であってもよく、持続的な療法またはアフェレシス療法などに用いられることが好ましい。
図1は、本発明の一実施形態に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る血液浄化装置100は、血液浄化器110と、血液浄化器110の一端と接続された脱血側回路120と、血液浄化器110の他端と接続された返血側回路130と、脱血側回路120に設けられた第1血液ポンプ140と、脱血側回路120における第1血液ポンプ140と血液浄化器110との間の位置に一端が接続され、返血側回路130に他端が接続された、バイパス回路150と、バイパス回路150に設けられた第2血液ポンプ160とを備える。
血液浄化装置100は、脱血側回路120における第1血液ポンプ140と血液浄化器110との間に設けられ、入口171および出口172を有する第1ドリップチャンバ170と、返血側回路130に設けられ、入口181および出口182を有する第2ドリップチャンバ180とをさらに備える。
以下、血液浄化装置100の構成について詳細に説明する。
血液浄化器110は、たとえば中空糸膜からなる半透膜を内部に含んでいる。血液浄化器110は、一端に血液入口111を有し、他端に血液出口112を有している。血液入口111には、脱血側回路120が接続されている。血液出口112には、返血側回路130が接続されている。血液浄化器110は、透析液入口114および排液出口113をさらに有している。透析液入口114から、透析液3が血液浄化器110内に流入する。排液出口113から、排液4が排出される。
脱血側回路120には、血液を送り出す第1血液ポンプ140が設けられている。第1血液ポンプ140は、ローラ式ポンプである。第1血液ポンプ140は、脱血側回路120から血液浄化器110を通じて返血側回路130に血液が流れるように回転する。
脱血側回路120の途中には、第1ドリップチャンバ170が設けられている。第1ドリップチャンバ170には、血液の圧力を測定する圧力測定装置が設けられている。患者の動脈1から採取された血液は、ドリップチャンバ170内の空気圧を介して脱血側回路120の圧力を監視した状態で、血液入口111から血液浄化器110内に流入する。
本実施形態においては、脱血側回路120の第1ドリップチャンバ170より上流側の位置に、抗凝固剤を供給するための注入器190が接続されているが、注入器190は必ずしも設けられていなくてもよい。
返血側回路130の途中には、第2ドリップチャンバ180が設けられている。第2ドリップチャンバ180には、血液の圧力を測定する圧力測定装置が設けられている。血液浄化器110によって浄化された血液は、ドリップチャンバ180内の空気圧を介して返血側回路130の圧力を監視した状態で、患者の静脈2に返される。
本実施形態においては、返血側回路130の第2ドリップチャンバ180より下流側の位置に、返血側回路130を流れる血液中の気泡の有無を確認する気泡センサ191が設けられているが、気泡センサ191は必ずしも設けられていなくてもよい。また、返血側回路130の気泡センサ191より下流側の位置に、返血側回路130を開閉する開閉弁192が設けられている。
バイパス回路150の一端151は、脱血側回路120における第1血液ポンプ140と第1ドリップチャンバ170の入口171との間の位置に接続されている。本実施形態においては、バイパス回路150の一端151は、脱血側回路120における注入器190との接続箇所と第1ドリップチャンバ170との間の位置に接続されている。
バイパス回路150の他端152は、第2ドリップチャンバ180の入口181より、下流側の位置に接続されている。本実施形態においては、バイパス回路150の他端152は、第2ドリップチャンバ180の入口181と出口182との間の位置に接続されている。
バイパス回路150には、第2血液ポンプ160が設けられている。第2血液ポンプ160は、ローラ式ポンプである。第2血液ポンプ160は、バイパス回路150をバイパス回路150の他端152側から一端151側に血液が流れるように回転する。本実施形態においては、バイパス回路150において、バイパス回路150の他端152と第2血液ポンプ160との間の位置に、バイパス回路150を開閉する開閉弁193が設けられている。
以下、本実施形態に係る血液浄化装置100の動作について説明する。
まず、開閉弁192および開閉弁193が開いた状態で、第1血液ポンプ140および第2血液ポンプ160を稼働させることにより、動脈1から脱血側回路120に、たとえば80ml/minの流速で血液を導入し、返血側回路130から静脈2に、たとえば80ml/minの流速で血液を戻す。
バイパス回路150において、バイパス回路150の他端152側から一端151側に向けて、たとえば120ml/minの流速で血液を流動させることにより、脱血側回路120における、バイパス回路150の一端151との接続位置から血液浄化器110の血液入口111までの間の区間を、200ml/minの流速で血液が流れる。その結果、血液浄化器110を200ml/minの流速で血液が通過する。また、返血側回路130における、血液浄化器110の血液出口112から第2ドリップチャンバ180の入口181までの間の区間を、200ml/minの流速で血液が流れる。
上記のように、バイパス回路150を通じて、返血側回路130から脱血側回路120に血液を循環させることにより、血液浄化器110を通過する血液の流速を高くすることができる。血液浄化器110を通過する際の血液の流速が低くなるにしたがって、血液浄化器110にて血液が凝固しやすくなるため、本実施形態に係る血液浄化装置100においては、血液浄化器110を通過する際の血液の流速を高くすることにより、血液浄化器110にて血液が凝固することを抑制できる。これにより、血液浄化器110を長寿命化することができるとともに、抗凝固剤の供給量を低減できる。また、血液回路内の詰まりに起因する圧力異常の発生を抑制できるため、血液浄化装置100の信頼性を高めることができる。さらに、プライミングに要する時間を短縮することができる。また、血液浄化器110を通過した血液を血液浄化器110に再度通過させることにより、血液浄化の効率を高めることができる。
バイパス回路150の一端151を第1ドリップチャンバ170より上流側に接続し、バイパス回路150の他端152を第2ドリップチャンバ180の下流側に接続することにより、第1ドリップチャンバ170および第2ドリップチャンバ180に血液を繰り返し通すことができるため、静脈2に戻される血液に気泡が含まれることを抑制できる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 動脈、2 静脈、3 透析液、4 排液、100 血液浄化装置、110 血液浄化器、111 血液入口、112 血液出口、113 排液出口、114 透析液入口、120 脱血側回路、130 血側回路、140 第1血液ポンプ、150 バイパス回路、151 一端、152 他端、160 第2血液ポンプ、170 第1ドリップチャンバ、171,181 入口、172,182 出口、180 第2ドリップチャンバ、190 注入器、191 気泡センサ、192,193 開閉弁。

Claims (2)

  1. 血液浄化器と、
    前記血液浄化器の一端と接続された脱血側回路と、
    前記血液浄化器の他端と接続された返血側回路と、
    前記脱血側回路に設けられた第1血液ポンプと、
    前記脱血側回路における前記第1血液ポンプと前記血液浄化器との間の位置に一端が接続され、前記返血側回路に他端が接続された、バイパス回路と、
    前記バイパス回路に設けられた第2血液ポンプとを備え、
    前記第1血液ポンプは、前記脱血側回路から前記血液浄化器を通じて前記返血側回路に血液が流れるように回転し、
    前記第2血液ポンプは、前記バイパス回路を前記バイパス回路の他端側から一端側に血液が流れるように回転する、血液浄化装置。
  2. 前記脱血側回路における前記第1血液ポンプと前記血液浄化器との間に設けられ、入口および出口を有する第1ドリップチャンバと、
    前記返血側回路に設けられ、入口および出口を有する第2ドリップチャンバとをさらに備え、
    前記バイパス回路の前記一端は、前記脱血側回路における前記第1血液ポンプと前記第1ドリップチャンバの前記入口との間の位置に接続され、
    前記バイパス回路の前記他端は、前記第2ドリップチャンバの前記入口より、下流側の位置に接続されている、請求項1に記載の血液浄化装置。
JP2017212840A 2017-11-02 2017-11-02 血液浄化装置 Pending JP2019083884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212840A JP2019083884A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 血液浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212840A JP2019083884A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 血液浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019083884A true JP2019083884A (ja) 2019-06-06

Family

ID=66761552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212840A Pending JP2019083884A (ja) 2017-11-02 2017-11-02 血液浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019083884A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125208A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd 血液体外循環装置及びそのプライミング方法
JP2013233333A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Kawasumi Lab Inc 血液浄化装置及び血液浄化システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125208A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd 血液体外循環装置及びそのプライミング方法
JP2013233333A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Kawasumi Lab Inc 血液浄化装置及び血液浄化システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6821441B2 (en) Method for the purification of blood by means of hemodialysis and/or hemofiltration and apparatus for performing said method
US10314957B2 (en) Blood purification apparatus
ES2440931T3 (es) Dispositivo para el tratamiento extracorporal de la sangre
AU2013320645B2 (en) Device and method for detecting recirculation during an extracorporeal blood treatment
US9814822B2 (en) Plasma generation with dialysis systems
JP2003320023A6 (ja) 体外血液処理を中断するかまたは修正された流速で体外血液処理を継続する方法および体外血液処理装置
CN102186514A (zh) 用来检查置换液在透析器或过滤器上游或下游的供应的方法和装置
SE0200370D0 (sv) Method and apparatus for determining access flow
CA2668749A1 (en) An apparatus for extracorporeal blood treatment
US20200038574A1 (en) Apparatus for the extracorporeal treatment of blood
US8915892B2 (en) T-piece for creating turbulence
SE432195B (sv) Slangset avsett for extracorporeal behandling av blod och liknande omtaliga vetskor
US20200016314A1 (en) Insert Piece For A Blood Tubing Set to Promote Mixing An Infusion Solution With A Further Fluid
JP2019519329A (ja) 血液治療装置の透析液排出ラインにおいて血液を検出する制御ユニット及び血液治療装置
US10821216B1 (en) Method and apparatus for a hemodiafiltration module for use with a dialysis machine
JP5514606B2 (ja) 持続式血液濾過透析装置
JP2019083884A (ja) 血液浄化装置
JP5431228B2 (ja) 血液浄化装置
EP3437672A1 (en) Blood purification system and method for priming of same
CN110141702B (zh) 逆变流血液透析滤过方法与装置、血滤组件及其管路组件
US10471200B2 (en) Blood purification apparatus
JP7484933B2 (ja) 血液浄化装置
Ronco et al. A new blood module for continuous renal replacement therapies
JP2024152209A (ja) 血液浄化装置
WO2020227903A1 (zh) 逆变流血液透析滤过方法与装置、血滤组件及其管路组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220104