JP2010125047A - ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造 - Google Patents

ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010125047A
JP2010125047A JP2008302698A JP2008302698A JP2010125047A JP 2010125047 A JP2010125047 A JP 2010125047A JP 2008302698 A JP2008302698 A JP 2008302698A JP 2008302698 A JP2008302698 A JP 2008302698A JP 2010125047 A JP2010125047 A JP 2010125047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sheet body
vertical
golf
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008302698A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Okumura
正之 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSM Co Ltd
Original Assignee
OSM Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSM Co Ltd filed Critical OSM Co Ltd
Priority to JP2008302698A priority Critical patent/JP2010125047A/ja
Publication of JP2010125047A publication Critical patent/JP2010125047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

【課題】ゴルフボールの抜出しをなくすことができ、組立作業及び組立後の分解作業を容易にしてコスト低減及び移設が容易な、ゴルフシミュレータ等に用いる筐体構造を提供する。
【解決手段】天井シート体6の前端縁を上水平張面フレーム11Uの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態としてロープ10により上水平繋止フレーム12Uに繋止し、幕9の上端縁を上水平張面フレーム11Uに対して天井シート体6の外側に当接させた状態としてロープ10により上水平繋止フレーム12Uに繋止し、左右の側面シート体の前端縁を左右の垂直張面フレームの前面並びに左面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態としてロープにより左右の垂直繋止フレームに繋止し、幕9の左右の端縁を左右の垂直張面フレームに対して左右の側面シート体の外側に当接させた状態としてロープにより左右の垂直繋止フレームに繋止する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ゴルフ場におけるラウンドを室内等において模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム(ゴルフシミュレータ)等に用いられる筐体構造に関するものである。
近年、室内等でゴルファーが打ったゴルフボールの打出し角度及び初速度並びに回転方向及び回転速度等をカメラ又は光学式センサ等により計測して演算及び表示をすることにより、室内等の狭い場所で天候や時間帯等に左右されずに、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム(例えば、特許文献1及び2参照。)、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システム(例えば、特許文献3参照。)が実用化されている。
このようなゴルフシミュレーションシステム(ゴルフシミュレータ)及びゴルフ練習システム(以下において、「ゴルフシミュレータ等」と言う。)においては、ゴルファーが打ったゴルフボールを受け止める幕又はネットが前部に設置されるとともに、特に室内に設置されるものにおいては、主に安全面の配慮から、ゴルフボールが飛散しないように天井面及び左右側面がある筐体が設置される(例えば、特許文献2の図1参照。)。
特表2005−510269号公報(図1、図6−9) 実開平5−70570号公報(図1) 特開2003−117044号公報(図1−2)
以上のような従来のゴルフシミュレータ等は、ゴルフ練習場、イベント会場、アミューズメントスポット、レジャースペース及び保養施設等の他、ゴルフバー、ゴルフカフェ及びゴルフレストラン等のゴルフシミュレータ等を主な売り物にした施設にも設置されるようになってきており、その導入箇所が急速に増加している。
したがって、技術レベルの異なる多数の者が使用することから、特に初心者や初級者がゴルフボールを打った際に、前部の幕又はネットのみならず天井面及び左右側面にも、初速が30〜50m/s程度に達する硬質のゴルフボールが当たる可能性があるため、筐体内面全体をゴルフボールの跳返りが少ない構造にする必要があるとともに、筐体の隙間からゴルフボールが外部へ抜け出さない構造にする必要がある。
その上、上述のような導入箇所の増加により、ゴルフシミュレータ等がイベント会場やアミューズメントスポット等に一時的に設置される場合や、同一の施設内において移設される場合等も増えているため、ゴルフシミュレータ等の筐体を軽量で簡素な構成にするとともに、分解及び組立も容易にする必要性が高まっている。
その上さらに、このようにゴルフシミュレータ等の筐体を簡素な構成として移設を容易にするニーズがある反面、特に室内に設置されるものにおいて、該室内の装飾等に対して違和感を与えないように滑らかな外観とする必要がある。
以上のようなニーズに対して、木製又は金属製のパネルからなる強固な天井材及び壁材を組み合わせて構成する筐体構造では、ゴルフボールを確実に受け止めることにより外部への抜出しをなくすこと、外観を滑らかにデザインすること、及び、前記パネルに衝撃吸収材を貼付してゴルフボールの跳返りを少なくすること等が容易である反面、重量が大きくなるとともに、組立作業及び組立後の分解作業が容易ではない。
よって、筐体自体のコスト及び筐体の据付作業のコストが増大するとともに、一時的に設置される場合や同一の施設内において移設される場合等において、ゴルフシミュレータ等の移設を容易に行うことができない。
また、特許文献2のような筐体構造では、比較的簡素な構成であることからゴルフシミュレータ等の移設を比較的容易に行うことができるが、支柱及びフレームからなる基本構造物を設置し、ゴルフボールを受け止めるとともに映像が投影される矩形状の幕をロープ等により上下左右のフレーム及び支柱に固定しているため、幕が打球の威力を減衰するように変形しやすい素材で形成されていることと相俟って、支柱及びフレームとこれらに張られる幕との間からゴルフボールが抜け出る場合があり得る。
その上、天井面及び左右側面を形成するために天井ボード及び側面ボードを設置しているため、これらのボードにゴルフボールが当たると大きく跳ね返る場合があるとともに、天井ボード及び側面ボードの外側に設置された支柱及びフレームが筐体の外部に露出しているため、特に室内に設置されるものにおいて違和感を与える場合がある。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、筐体内面全体をゴルフボールの跳返りが少ない構造とするとともに、筐体の隙間からのゴルフボールの抜出しをなくすことができ、軽量かつ簡素な構成により組立作業及び組立後の分解作業を容易にしてコストの低減化及び移設の容易化を図ることができ、滑らかな外観により違和感を与えることがない、ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造を提供する点にある。
本発明に係るゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造は、前記課題解決のために、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、前記幕又はネットの上端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの左端縁及び右端縁を、前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面及び左右方向外面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレーム及び右垂直繋止フレームに繋止してなるものである。
また、本発明に係るゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造は、前記課題解決のために、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、前記天井面を形成する天井シート体の前端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの上端縁を前記上水平張面フレームに対して前記天井シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記左側面を形成する左側面シート体の前端縁を、前記左垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレームの前面及び左面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの左端縁を前記左垂直張面フレームに対して前記左側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、前記右側面を形成する右側面シート体の前端縁を、前記右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記右垂直張面フレームの前面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの右端縁を前記右垂直張面フレームに対して前記右側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止してなるものである。
ここで、前記左側面シート体及び右側面シート体を、緩衝材及び該緩衝材を被う表面化粧シートからなる複数の分割体により、これらを積み重ねて形成してなると好ましい。
また、前記左側面シート体及び右側面シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレームの右面と前記左側面シート体との間、並びに、前記右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームの左面と前記右側面シート体との間に緩衝材を介在させてなると好ましい。
さらに、前記天井シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームの下面と前記天井シート体との間に緩衝材を介在させてなると好ましい。
さらにまた、前記左側面シート体を前記筐体の後端部左側に取り付けた垂直フレームの右面、後面及び左面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止するとともに、前記右側面シート体を前記筐体の後端部右側に取り付けた垂直フレームの左面、後面及び右面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止してなると好ましい。
本発明に係るゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造によれば、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、前記幕又はネットの上端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの左端縁及び右端縁を、前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面及び左右方向外面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレーム及び右垂直繋止フレームに繋止してなるので、前部の幕又はネットの他に天井面及び左右側面があることから、幕又はネット並びに天井面及び左右側面がゴルフボールを受け止めるため、様々な方向に打たれるゴルフボールの飛散を防止することができる。
その上、幕又はネットの上端縁及び左右端縁を張面フレームに添わせて繋止部材により繋止フレームに繋止しているため、幕又はネットの上端及び左右端からのゴルフボールの抜出しを確実に阻止することができる。
その上さらに、例えばロープである繋止部材により幕又はネットを繋止フレームに繋止していることから、この繋止作業(ロープを結ぶ作業)及び繋止を解除する作業(ロープの結び目を解く作業)を工具なしで容易に行うことができるため、幕又はネットの上端及び左右端からのゴルフボールの抜出しを確実に阻止することができる構造でありながら、幕又はネットの取付け及び取外し作業を容易に行うことができる。
また、本発明に係るゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造によれば、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、前記天井面を形成する天井シート体の前端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの上端縁を前記上水平張面フレームに対して前記天井シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記左側面を形成する左側面シート体の前端縁を、前記左垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレームの前面及び左面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの左端縁を前記左垂直張面フレームに対して前記左側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、前記右側面を形成する右側面シート体の前端縁を、前記右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記右垂直張面フレームの前面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの右端縁を前記右垂直張面フレームに対して前記右側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止してなるので、前部の幕又はネットの他に天井面及び左右側面があることから、幕又はネット並びに天井面及び左右側面がゴルフボールを受け止めるため、様々な方向に打たれるゴルフボールの飛散を防止することができる。
その上、幕又はネットの上端縁及び左右端縁を天井シート体並びに左側面シート体及び右側面シート体の外側に添わせて繋止部材により繋止フレームに繋止しているため、幕又はネットの上端及び左右端からのゴルフボールの抜出しを確実に阻止することができる。
その上さらに、天井シート体及び左右側面シート体の前端縁を張面フレームに添わせて、例えばロープである繋止部材により繋止フレームに繋止していることから、この繋止作業(ロープを結ぶ作業)及び繋止を解除する作業(ロープの結び目を解く作業)を工具なしで容易に行うことができるため、天井シート体及び左右側面シート体の前端縁の取付け及び取外し作業を容易に行うことができる。
その上、このように容易に取り付けられた天井シート体及び左右側面シート体の外側に幕又はネットの上端縁及び左右端縁を当接させた状態として、例えばロープである繋止部材により繋止フレームに繋止する構成であるため、天井シート体及び左右側面シート体の前端縁並びに幕又はネットの上端縁及び左右端縁の取付け及び取外しを、同一の簡単な手作業により行うことができる。
さらに、前記左側面シート体及び右側面シート体を、緩衝材及び該緩衝材を被う表面化粧シートからなる複数の分割体により、これらを積み重ねて形成してなると、前記効果に加え、左側面シート体及び右側面シート体を緩衝材及び該緩衝材を被う表面化粧シートにより形成しているため、例えばウレタンである緩衝材によりゴルフボールが左右側面に当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、緩衝材を被う表面化粧シートからなる複数の分割体を積み重ねる構成であることから、上下方向の寸法が比較的小さい分割体を順次積み重ねる作業により組付けを行うため、左側面シート体及び右側面シート体を容易に形成することができるとともに、緩衝材により保形性が確保されるため、左側面シート体及び右側面シート体の上端縁をフレームに繋止する必要がない。
その上さらに、左側面シート体及び右側面シート体が複数の分割体により形成されていることから、ゴルフボールが当たって損傷した際に損傷した分割体のみを交換することができるため、メンテナンスコストを低減することができる。
その上、左側面シート体及び右側面シート体の表面が表面化粧シートにより形成されているため、左側面シート体及び右側面シート体の外観を室内の装飾等に容易に適合させることができる。
さらにまた、前記左側面シート体及び右側面シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレームの右面と前記左側面シート体との間、並びに、前記右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームの左面と前記右側面シート体との間に緩衝材を介在させてなると、前記効果に加え、左側面シート体及び右側面シート体を衝撃吸収性のある生地により形成していることにより、これらシート体にゴルフボールが当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、左側面シート体及び右側面シート体と垂直フレームとの間に例えばウレタンである緩衝材を介在させているため、ゴルフボールが垂直フレームに向かって飛んだ際の跳返りも緩衝材により小さく抑えることができる。
その上さらに、例えば緩衝材を垂直フレームに貼着することにより、緩衝材を左側面シート体及び右側面シート体と垂直フレームとの間にのみ介在させていることから、緩衝材の使用量を削減することができるため、コストを低減することができる。
また、前記天井シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームの下面と前記天井シート体との間に緩衝材を介在させてなると、前記効果に加え、天井シート体を衝撃吸収性のある生地により形成していることにより、天井シート体にゴルフボールが当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、緩衝材により、ゴルフボールが上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームに向かって飛んだ際の跳返りも小さく抑えることができる。
さらに、前記左側面シート体を前記筐体の後端部左側に取り付けた垂直フレームの右面、後面及び左面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止するとともに、前記右側面シート体を前記筐体の後端部右側に取り付けた垂直フレームの左面、後面及び右面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止してなると、前記効果に加え、左側面シート体及び右側面シート体の構成が簡素になるとともに組付け作業も容易であるため、筐体の左側面及び右側面の形成を低コストで行うことができるともに、筐体の左右の側面を滑らかな外観とすることが容易であるため、室内の装飾等に対して違和感を与えることがない。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
以下において、本発明の筐体構造をゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステムGSに用いた例について説明するが、本発明の筐体構造は練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムにも用いることができ、その場合においては、筐体1の前面には、映写スクリーンである幕9ではなく、ネットが設置される構成であってもよい。
また、本明細書においては、打球方向を前(図中矢印F参照。)とし、左右は前方に向かって言うものとし、前方へ向かって見た図を正面図とする。
図1〜図8は、本発明の実施の形態に係る筐体構造の構成を示す概略説明図であり、図1はゴルフシミュレーションシステムGS全体の斜視図、図2(a)は同じく左側面図、図2(b)は同じく正面図、図3は天井シート体6の取付け構造を示す平面図、図4は右側面シート体8の外側シート体8Bの取付け構造を示す縦断左側面図、図5(a)は右側面シート体8の取付け構造を示す横断平面図、図5(b)は幕体9の右側端縁の取付け構造を示す横断平面図、図6(a)は天井シート体6の前端縁の取付け構造を示す縦断左側面図、図6(b)は幕体9の上端縁の取付け構造を示す縦断左側面図、図7及び図8は側面シート体8の別構成例を示す横断平面図である。
図1及び図2に示すように、ゴルフシミュレーションシステムGSは、ゴルフ練習場、イベント会場、アミューズメントスポット、レジャースペース及び保養施設等、並びに、ゴルフバー、ゴルフカフェ及びゴルフレストラン等、屋内又は屋外に敷設されたマットM上に筐体1が設置され、例えば筐体1の天井体1Uの後部右側下面に取り付けたプロジェクタPJにより筐体1の前部に取り付けた映写スクリーンである幕9にゴルフコースの映像が映写され、プレイヤー(ゴルファー)がマットM上の後部中央に設置したスイング板P上でスタンスをとり、図示しないゴルフボールを打撃すると、このゴルフボールが衝突した際の跳返りを小さくなるように衝撃吸収性が付与された幕9により、ゴルフボールが受け止められる。
また、プレイヤーにより打撃されたゴルフボールの打出し角度及び初速度並びに回転方向及び回転速度等が図示しないカメラ又は光学式センサ等により計測され、制御装置により所要の演算がされ、ラウンドに必要な映像が幕9に表示されるため、プレイヤーは、前記施設等の狭い場所で天候や時間帯等に左右されずに、ゴルフボールの打撃を繰り返しながらゴルフ場におけるラウンドを模擬体験することができる。
筐体1は、左右の左側壁体1L及び右側壁体1R、これらの上側の天井体1U、並びに、前側の前壁体1Fにより形成されるが、筐体1の前部には後述する取付け作業により幕9が張られるため、前壁体1Fは無くてもよい。
また、幕9は、前記衝撃吸収性を備えるように、例えばポリエチレン繊維等を編んだ生地により形成され、映写面の裏面には光の透過を防ぐためのコーティングがされる。
次に、筐体1の基体を構成する骨組構造について説明する。
図3及び図4に示すように、筐体1の骨組構造は、例えばアルミニウム合金である軽合金の押し出し型材を連結して構成される、前面フレーム体2、左側面フレーム体3、右側面フレーム体4及び天井フレーム体5からなる。
ここで、前面フレーム体2は、左右方向に延びる上下の水平フレーム21U,21D及びこれらの左右端をそれぞれ連結する上下方向に延びる左右の垂直フレーム21L,21Rからなる正面視矩形状のものである。
また、左側面フレーム体3は、前後方向に延びる上下の水平フレーム23U,23D及びこれらの前後端をそれぞれ連結する上下方向に延びる前後の垂直フレーム21L,22Lからなる側面視矩形状のものであり、さらに、上下の水平フレーム23U,23Dは、後述する左側面シート体7の取付け及び補強のために、垂直フレーム11L,12L,23L,24L,25L,26L及び27Lにより連結される。
さらに、右側面フレーム体4は、前後方向に延びる上下の水平フレーム24U,24D及びこれらの前後端をそれぞれ連結する上下方向に延びる前後の垂直フレーム21R,22Rからなる側面視矩形状のものであり、さらに、上下の水平フレーム24U,24Dは、後述する右側面シート体8の取付け及び補強のために、垂直フレーム11R,12R,23R,24R,25R,26R及び27Rにより連結される。
さらにまた、天井フレーム体5は、左右方向に延びる前後の水平フレーム21U,22U及びこれらの前後端をそれぞれ連結する前後方向に延びる左右の水平フレーム23U,24Uからなる平面視矩形状のものであり、さらに、左右の水平フレーム23U,24Uは、後述する天井シート体6の取付け及び補強のために、左右方向に延びる水平フレーム11U,12U,水平フレーム25Uにより連結され、水平フレーム25Uに前端部が連結された前後方向に延びる左右の補強フレーム26U,27Uの後端部により中間部分が支持された、平面視略弓形の庇フレーム28Uの左右端が水平フレーム22Uの左右端並びに左右の垂直フレーム22L,22Rの上端に連結される。
ここで、図1、図2及び図4に示すように、天井フレーム体5の側面には化粧パネル29が添設されるため、側方から見た上部の外観を滑らかなものとしている。
次に、筐体1の前記骨組構造に対して面を張る、天井シート体6、左側面シート体7及び右側面シート体8並びに幕9の取付け構造について説明する。
図3に示すように、天井シート体6は、その前後左右の端縁に沿って複数の鳩目加工がされており、繋止部材であるロープ10,…が取り付けられている。
したがって、天井シート体6の左端縁、右端縁及び後端縁のロープ10,…をそれぞれ水平フレーム23U、水平フレーム24U及び水平フレーム22Uに縛り付けるとともに、図6(a)に示すように天井シート体6の前端縁を上水平張面フレーム11Uの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態又は上水平張面フレーム11Uの前面に当接させた状態として、天井シート体6の前端縁のロープ10,…を後方へ引きながら上水平繋止フレーム12Uに縛り付けることにより、天井シート体6の面を張った状態で、天井シート体6を手作業により容易に天井フレーム体5に取り付けることができる。
ここで、上水平張面フレーム11U及び上水平繋止フレーム12Uの下面と天井シート体6との間に、例えばウレタンである緩衝材S2,…が介在するように、緩衝材S2,…を上水平張面フレーム11U及び上水平繋止フレーム12Uの下面に貼着するとともに、天井シート体6を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるようにゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地(例えば幕9と同様のポリエチレン繊維等を編んだ生地)により形成しているため、天井シート体6にゴルフボールが当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、緩衝材S2,…により、ゴルフボールが上水平張面フレーム11U及び上水平繋止フレーム12Uに向かって飛んだ際の跳返りも小さく抑えることができる。
図1及び図2に示す左側面シート体7及び右側面シート体8は、内側シート体7A及び外側シート体7B並びに内側シート体8A及び外側シート体8Bからなる同様の構成であるため、右側面シート体8を代表させて説明する。
図5(a)に示すように、右側面シート体8の内側シート体8Aは、例えばウレタンである緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートC並びに前後端縁に縫着又は貼着により取り付けた端縁部材T1,T2からなり、端縁部材T1,T2には上下方向に複数の鳩目加工がされており、繋止部材であるロープ10,…が取り付けられている。
したがって、内側シート体8Aの前端縁である端縁部材T1を、図5(a)に示すように右垂直張面フレーム11Rの前面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態又は右垂直張面フレーム11Rの前面に当接させた状態として、端縁部材T1に取り付けたロープ10,…により右垂直繋止フレーム12Rに縛り付け、内側シート体8Aの後部を筐体1の後端部右側の垂直フレーム22Rに取り付けた例えばウレタンである緩衝材S1(該緩衝材S1は無くてもよい。)の左面、後面及び右面を被うように前方へ引き回し、端縁部材T2に取り付けたロープ10,…により垂直フレーム25Rに縛り付けることにより、内側シート体8Aを手作業により容易に右側面フレーム体4に取り付けることができる。
また、右側面シート体8の外側シート体8Bは、その上及び前後の端縁に沿って複数の鳩目加工がされており、繋止部材であるロープ10,…が取り付けられている。
したがって、図4に示すように外側シート体8Bの上端縁のロープ10,…を水平フレーム24Uに縛り付け、図5(a)に示すように外側シート体8Bの前後端縁のロープ10,…をそれぞれ垂直フレーム21R及び25Rに縛り付けることにより、外側シート体8Bの面を張った状態で、手作業により容易に右側面フレーム体4に取り付けることができる。
なお、左側面シート体7の内側シート体7A及び外側シート体7Bも、同様にして、左側面フレーム体3に取り付けることができる。
このような左側面シート体7及び右側面シート体8の構成により、筐体1の左右の側面を滑らかな外観とすることが容易であるため、室内の装飾等に対して違和感を与えることがない。
さらに、幕9は、その上及び左右の端縁に沿って複数の鳩目加工がされており、繋止部材であるロープ10,…が取り付けられている。
したがって、上述のようにして天井シート体6並びに左側面シート体7及び右側面シート体8を筐体1の骨組構造に取り付けた後、図6(b)に示すように幕9の上端縁を上水平張面フレーム11Uに対して天井シート体6の外側に当接させた状態としてロープ10,…により上水平繋止フレーム12Uに縛り付け、図5(b)に示すように幕9の右端縁を右垂直張面フレーム11Rに対して右側面シート体8の内側シート体8Aの端縁部材T1の外側に当接させた状態としてロープ10,…により右垂直繋止フレーム12Rに縛り付け、同様に、幕9の左端縁を左垂直張面フレーム11L(図3参照。)に対して左側面シート体7の内側シート体7Aの端縁部材T1の外側に当接させた状態としてロープ10,…により左垂直繋止フレーム12L(図3参照。)に縛り付けることにより、幕9の面を張った状態で、手作業により容易に筐体1の前部に取り付けることができる。
次に、側面シート体7及び8の別構成例について説明するが、左側面シート体7及び右側面シート体8は同様の構成であるため、右側面シート体8を代表させて説明する。
図7に示すように、垂直フレーム11R、12R、25R,…の内側面に例えばウレタンである緩衝材S3,…を貼着するとともに、右側面シート体8の内側シート体8Aを、図5のような緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートCにより構成せずに、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるようにゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地(例えば幕9と同様のポリエチレン繊維等を編んだ生地)により形成することにより、右側面シート体8(左側面シート体7も同様。)にゴルフボールが当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、緩衝材S3,…により、ゴルフボールが垂直フレームに向かって飛んだ際の跳返りも小さく抑えることができる。
その上さらに、緩衝材S3,…を左側面シート体7(内側シート体7A)及び右側面シート体8(内側シート体8A)と垂直フレームとの間にのみ介在させていることから、緩衝材の使用量を削減することができるため、コストを低減することができる。
ここで、図7(b)に示すように、内側シート体8Aの後端縁を垂直フレーム28Rの外側に当接させてロープ10,…により垂直フレーム25Rに縛り付け、外側シート体8Bの後端部は、その上下端又は上端を図示しないロープにより水平フレームに縛り付けるとともに、上下方向の中間部分と内側シート体8Aの外面とを面ファスナー30又は両面テープ等によりに貼り付けるようにしてもよい。
なお、このような取付構造を、図5(a)に示した内側シート体8Aが緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートC並びに前後端縁に取り付けた端縁部材T1,T2により構成される場合に適用してもよい。
また、図8に示すように、垂直フレームの内側面に緩衝材S3,…を貼着するとともに、右側面シート体8を、図5のような緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートCにより構成せずに、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるようにゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地(例えば幕9と同様のポリエチレン繊維等を編んだ生地)からなる一枚のシートにより形成し、筐体1の後端部右側に取り付けた垂直フレーム22Rに取り付けた緩衝材S1(該緩衝材S1は無くてもよい。)の左面、後面及び右面を被うように前方へ引き回し、その端縁をロープ10,…により垂直フレーム21Rに繋止することにより、図7の構成と同様に作用効果を奏するとともに、右側面シート体8(左側面シート体7も同様。)の構成が簡素になるとともに組付け作業も容易であるため、筐体1の左側面及び右側面の形成を低コストで行うことができる。
以上のような筐体1の構成によれば、天井面を形成する天井シート体6の前端縁を、上水平張面フレーム11Uの前面に当接させた状態又は上水平張面フレーム11Uの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態としてロープ10,…により上水平繋止フレーム12Uに繋止し、幕9の上端縁を上水平張面フレーム11Uに対して天井シート体6の外側に当接させた状態としてロープ10,…により上水平繋止フレーム12Uに繋止し、左側面を形成する左側面シート体7の前端縁を、左垂直張面フレーム11Lの前面に当接させた状態又は左垂直張面フレーム11Lの前面及び左面に添わせて後方に折り曲げた状態としてロープ10,…により左垂直繋止フレーム12Lに繋止し、幕9の左端縁を左垂直張面フレーム11Lに対して左側面シート体7(内側シート体7A)の外側に当接させた状態としてロープ10,…により左垂直繋止フレーム12Lに繋止し、右側面を形成する右側面シート体8の前端縁を、右垂直張面フレーム11Rの前面に当接させた状態又は右垂直張面フレーム11Rの前面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態としてロープ10,…により右垂直繋止フレーム12Rに繋止し、幕9の右端縁を右垂直張面フレーム11Rに対して右側面シート体8(内側シート体8A)の外側に当接させた状態としてロープ10,…により右垂直繋止フレーム12Rに繋止してなるので、幕9の上端縁及び左右端縁を天井シート体6並びに左側面シート体7及び右側面シート体8の外側に添わせてロープ10,…により繋止フレーム12U,12L,12Rに繋止しているため、幕9の上端及び左右端からのゴルフボールの抜出しを確実に阻止することができる。
その上さらに、天井シート体6及び左右側面シート体7,8の前端縁を張面フレーム11U,11L,11Rに添わせて、ロープ10,…により繋止フレーム12U,12L,12Rに繋止していることから、この繋止作業(ロープ10,…を結ぶ作業)及び繋止を解除する作業(ロープ10,…の結び目を解く作業)を工具なしで容易に行うことができるため、天井シート体6及び左右側面シート体7,8の前端縁の取付け及び取外し作業を容易に行うことができる。
その上、このように容易に取り付けられた天井シート体6及び左右側面シート体7,8の外側に幕9の上端縁及び左右端縁を当接させた状態として、ロープ10,…により繋止フレーム12U,12L,12Rに繋止する構成であるため、天井シート体6及び左右側面シート体7,8の前端縁並びに幕9の上端縁及び左右端縁の取付け及び取外しを、同一の簡単な手作業により行うことができる。
また、左側面シート体7及び右側面シート体8を、図5に示すように緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートCにより形成し、さらに図1及び図2に示すように上下複数の分割体を積み重ねる構成としており、左側面シート体7及び右側面シート体8を緩衝材S及び緩衝材Sを被う表面化粧シートCにより形成しているため、例えばウレタンである緩衝材Sによりゴルフボールが左右側面に当たった際の跳返りを小さく抑えることができる。
その上、緩衝材Sを被う表面化粧シートCからなる複数の分割体を積み重ねる構成であることから、上下方向の寸法が比較的小さい分割体を順次積み重ねる作業により組付けを行うため、左側面シート体7及び右側面シート体8を容易に形成することができるとともに、緩衝材Sにより保形性が確保されるため、左側面シート体7及び右側面シート体8の上端縁をフレームに繋止する必要がない。
その上さらに、左側面シート体7及び右側面シート体8が複数の分割体により形成されていることから、ゴルフボールが当たって損傷した際に損傷した分割体のみを交換することができるため、メンテナンスコストを低減することができる。
その上、左側面シート体7及び右側面シート体8の表面が表面化粧シートCにより形成されているため、左側面シート体7及び右側面シート体8の外観を室内の装飾等に容易に適合させることができる。
以上の説明においては、繋止部材がロープ10である場合を示したが、繋止部材はロープではなく、ゴム紐等であってもよく、あるいはゴム又はばね等の先端にフックを取り付けたものであってもよく、天井シート体6、側面シート体7及び8並びに幕9及びネットを所定のフレームに繋止することができるものであればよい。
本発明の実施の形態に係る筐体構造を使用したゴルフシミュレーションシステム全体の斜視図である。 (a)は同じく左側面図、(b)は同じく正面図である。 天井シート体の取付け構造を示す平面図である。 右側面シート体の外側シート体の取付け構造を示す縦断左側面図である。 (a)は右側面シート体の取付け構造を示す横断平面図、(b)は幕体の右側端縁の取付け構造を示す横断平面図である。 (a)は天井シート体の前端縁の取付け構造を示す縦断左側面図、(b)は幕体の上端縁の取付け構造を示す縦断左側面図である。 側面シート体の別構成例を示す横断平面図である。 側面シート体の別構成例を示す横断平面図である。
符号の説明
GS ゴルフシミュレーションシステム
M マット
P スイング板
PJ プロジェクタ
S,S1,S2,S3 緩衝材
C 表面化粧シート
T1,T2 端縁部材
1 筐体
1U 天井体
1F 前壁体
1L 左側壁体
1R 右側壁体
2 前面フレーム体
3 左側面フレーム体
4 右側面フレーム体
5 天井フレーム体
6 天井シート体
7 左側面シート体
7A 内側シート体
7B 外側シート体
8 右側面シート体
8A 内側シート体
8B 外側シート体
9 幕
10 ロープ(繋止部材)
11U 上水平張面フレーム
12U 上水平繋止フレーム
11L 左垂直張面フレーム
12L 左垂直繋止フレーム
11R 右垂直張面フレーム
12R 右垂直繋止フレーム
21D,23D,24D,21U〜25U 水平フレーム
26U,27U 補強フレーム
28U 庇フレーム
21L〜27L,21R〜28R 垂直フレーム
29 化粧パネル
30 面ファスナー

Claims (6)

  1. 打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、
    筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、
    前記幕又はネットの上端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、
    前記幕又はネットの左端縁及び右端縁を、前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレーム及び右垂直張面フレームの前面及び左右方向外面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレーム及び右垂直繋止フレームに繋止してなることを特徴とするゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
  2. 打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある幕又はネットが前部に設置されるとともに、天井面及び左右側面を備えてなる、ゴルフ場におけるラウンドを模擬体験できるゴルフシミュレーションシステム、並びに、練習及びトレーニングができるゴルフ練習システムに用いられる筐体構造であって、
    筐体の前部の上側に左右方向に延びる前後の上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームを取り付けるとともに、筐体の前部の左側及び右側に上下方向に延びる前後の左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレーム並びに上下方向に延びる前後の右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームを取り付けてなり、
    前記天井面を形成する天井シート体の前端縁を、前記上水平張面フレームの前面に当接させた状態又は前記上水平張面フレームの前面及び上面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの上端縁を前記上水平張面フレームに対して前記天井シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記上水平繋止フレームに繋止し、
    前記左側面を形成する左側面シート体の前端縁を、前記左垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記左垂直張面フレームの前面及び左面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの左端縁を前記左垂直張面フレームに対して前記左側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記左垂直繋止フレームに繋止し、
    前記右側面を形成する右側面シート体の前端縁を、前記右垂直張面フレームの前面に当接させた状態又は前記右垂直張面フレームの前面及び右面に添わせて後方に折り曲げた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止し、前記幕又はネットの右端縁を前記右垂直張面フレームに対して前記右側面シート体の外側に当接させた状態として繋止部材により前記右垂直繋止フレームに繋止してなることを特徴とするゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
  3. 前記左側面シート体及び右側面シート体を、緩衝材及び該緩衝材を被う表面化粧シートからなる複数の分割体により、これらを積み重ねて形成してなる請求項2記載のゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
  4. 前記左側面シート体及び右側面シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記左垂直張面フレーム及び左垂直繋止フレームの右面と前記左側面シート体との間、並びに、前記右垂直張面フレーム及び右垂直繋止フレームの左面と前記右側面シート体との間に緩衝材を介在させてなる請求項2記載のゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
  5. 前記天井シート体を、打撃されたゴルフボールの跳返りが小さくなるように前記ゴルフボールを受け止める、衝撃吸収性のある生地により形成し、前記上水平張面フレーム及び上水平繋止フレームの下面と前記天井シート体との間に緩衝材を介在させてなる請求項3又は4記載のゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
  6. 前記左側面シート体を前記筐体の後端部左側に取り付けた垂直フレームの右面、後面及び左面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止するとともに、前記右側面シート体を前記筐体の後端部右側に取り付けた垂直フレームの左面、後面及び右面を被うように前方へ引き回し、その端縁を繋止部材により垂直フレームに繋止してなる請求項3又は4記載のゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造。
JP2008302698A 2008-11-27 2008-11-27 ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造 Pending JP2010125047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008302698A JP2010125047A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008302698A JP2010125047A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010125047A true JP2010125047A (ja) 2010-06-10

Family

ID=42325841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008302698A Pending JP2010125047A (ja) 2008-11-27 2008-11-27 ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010125047A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2007207335B2 (en) A screen apparatus and method of use
EP3085421B1 (en) Golf practice tent
US20040127308A1 (en) Padded leather pitching target
KR100994751B1 (ko) 스크린 골프용 스크린 장치
US20150290511A1 (en) Penetration type screen for screen golf
KR101383920B1 (ko) 골프공의 회전력과 반발력 제어가 가능한 스크린 골프용 스크린 및 스크린 설치방법
US20180111032A1 (en) Portable tennis playing apparatus
KR200446059Y1 (ko) 모의 골프시스템의 구조물
KR102134608B1 (ko) 홈 스크린 골프용 이동식 천막형 부스
US9132327B1 (en) Basketball hoop with backboard shatter simulation
JP2004208844A (ja) 空気膜マットを用いた遊戯具
JP2010125047A (ja) ゴルフシミュレーションシステム及びゴルフ練習システム用筐体構造
KR200475042Y1 (ko) 스크린 골프용 스크린 고정구조
KR101264004B1 (ko) 스크린 골프 연습장치
JP3139357U (ja) バレーボール練習装置
KR102011219B1 (ko) 커브드 스크린 실내 스크린 골프
KR200366324Y1 (ko) 골프 연습용 스크린 부스
KR20130006624U (ko) 스크린 골프용 스크린 및 고정장치
KR101466618B1 (ko) 가변 칸막이를 구비하는 연타석 골프 연습장
KR20130125601A (ko) 스크린 골프용 스크린장치
KR20110011483U (ko) 골프 연습용 스크린 부스
KR102569453B1 (ko) 모듈 이동설치식 텐트형 스크린 골프용 부스
JP2010125048A (ja) ゴルフシミュレーター装置、及び該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗
KR102563091B1 (ko) 타격 트레이닝 장치
JP3056880U (ja) 球技練習に役立つ格納庫、及びそれに用いる部品セット