JP2010125048A - ゴルフシミュレーター装置、及び該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明等のスクリーン映像に影響を及ぼす可能性のある余計な設備を設けることなく、内部のプレイヤーの足元やティー上のゴルフボール等を見え易くし、自然にプレーを楽しむことができるとともに周りの観客も十分に楽しめるゴルフシミュレーター装置、および該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗を提供せんとする。
【解決手段】プレイ空間を構成する左右の側面11、11は、複数の緩衝用化粧材21〜28を上下に積層して構成され、各側面11の中ほどの所定高さ位置11hから上端位置にいたる領域R1並びに天井面13が、それぞれ黒ないし暗いグレー系の暗色部C1,C2とされている。また、同じく各側面11の所定高さ位置11hから下端位置にいたる領域R3は、下端から前記所定高さまで黒ないし暗いグレー系の暗色から、明るいグレイ系ないし白色の明色に変化する変調部C3とされている。
【選択図】図4
【解決手段】プレイ空間を構成する左右の側面11、11は、複数の緩衝用化粧材21〜28を上下に積層して構成され、各側面11の中ほどの所定高さ位置11hから上端位置にいたる領域R1並びに天井面13が、それぞれ黒ないし暗いグレー系の暗色部C1,C2とされている。また、同じく各側面11の所定高さ位置11hから下端位置にいたる領域R3は、下端から前記所定高さまで黒ないし暗いグレー系の暗色から、明るいグレイ系ないし白色の明色に変化する変調部C3とされている。
【選択図】図4
Description
本発明は、ゴルフ場でのラウンドやゴルフ練習場でのトレーニングなどを擬似体験できるゴルフシミュレーター装置、及び該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗に関する。
従来、室内等でプレイヤーが打ったゴルフボールの打出し角度や初速度、回転方向、回転速度等をカメラ又は光学式センサにより計測して演算及び表示をすることにより、室内等の狭い場所で天候や時間帯等に左右されずに、ゴルフ場におけるラウンドを擬似体験したり、トレーニング等を行うことができるゴルフシミュレーター装置が提案/実用化されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。このようなゴルフシミュレーター装置は、プレイヤーが打ったゴルフボールを受け止める幕又はネットが前部に設置されるとともに、ゴルフボールが飛散しないように天井面及び左右側面を備える装置が設置される(特許文献2、図1参照)。
近年、ゴルフシミュレーター装置はゴルフ練習場やイベント会場、アミューズメントスポット、レジャースペース、保養施設等のほか、バーやカフェ、レストラン等にも設置されるようになってきている。ところで、従来のゴルフシミュレーター装置は前面奥側の映像用スクリーン面に映像を映し出す関係上、天井や左右の側面などの内側面は暗色に構成され、映像用スクリーン面の映像のコントラスト比を高めて優れた映像が得られるように構成されている。
しかしながら、上記のとおり近年設置されつつあるバーやカフェーは、店内が暗い場合が多く、ゴルフシミュレーター装置内のプレーヤーにとっては足元が暗くなるばかりか、ティー位置のゴルフボールや床面に設けられるカップの位置なども見えにくく、プレイに影響が出る。また、周囲の観客や待機している他のプレーヤーから内部のプレーヤーの様子が見えにくく、面白みに欠けることとなる。足元にのみ照明を設けることも可能であるが、光量が増すとスクリーン画面の映像の品質に影響を与えてしまるとともに、余計な設備が必要となってコストが増し、取り付け作業も煩雑となる。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、照明等のスクリーン映像に影響を及ぼす可能性のある余計な設備を設けることなく、内部のプレイヤーの足元やティー上のゴルフボール等を見え易くし、自然にプレーを楽しむことができるとともに周りの観客も十分に楽しめるゴルフシミュレーター装置、および該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、正面入口の開口部より奥側の映像用スクリーン面にわたり、床面、左右両側面および天井面で覆われたプレイ空間を有し、前記床面に設置された打席部からプレイヤーによりショットされるゴルフボールを、奥側の前記映像用スクリーン面で受け止め、該映像用スクリーン面にシミュレート画像を映し出すプロジェクターを備えるゴルフシミュレーター装置であって、前記プレイ空間を構成する前記左右の側面を、単または複数の緩衝用化粧材より構成し、該側面の中ほどの所定高さ位置から上端位置にいたる領域、および前記天井面を暗色(表面が反射する光の量が少ない色;明度の低い色)部とし、同じく側面の前記所定高さ位置から下端位置にいたる領域を、下端から前記所定高さまで暗色から明色(表面が反射する光の量が多い色;明度の高い色)に変化する変調部としてなることを特徴とするゴルフシミュレーター装置を構成した。
ここで、前記所定高さ位置を、前記打席部の上面を基準に1000〜1700mmの範囲内のある高さ位置に設定したものが好ましい。
また、前記側面が、それぞれ奥行き方向に延びる長尺な短冊状で且つ所定の色が付された複数の緩衝用化粧材を上下に並設してなり、該側面における前記変調部の領域には、異なる色の緩衝用化粧材を下のものから順に暗色から明色となるように複数並設したものが好ましい。
さらに、前記側面を構成している左右の側壁のうち少なくとも一方の開口端部に、操作パネルを一体的に設置したものが好ましい。
また本発明は、上記したゴルフシミュレーター装置を備えた飲食店舗であって、単または複数の前記ゴルフシミュレーター装置と、前記ゴルフシミュレーター装置の開口部から内部のプレーヤー及びスクリーン画面が見える位置に配置される単または複数組の飲食テーブル・椅子セットとを備えることを特徴とする飲食店舗をも提供する。
ここで、ビリヤード台、若しくはダーツエリアからなるプレイエリア、又は前記飲食テーブル上に設置されるPCゴルフゲームの少なくとも一つ以上を備えたものが好ましい。
以上にしてなる本願発明に係るゴルフシミュレーター装置によれば、側面の中ほどの所定高さ位置から上端位置にいたる領域、および前記天井面を暗色部とし、コントラスト比を維持してスクリーン映像の良好な品質に保つと同時に、所定高さ位置から下端位置にいたる領域を、下端から前記所定高さまで暗色から明色に変化する変調部としたので、外部から開口部を通じて進入した微弱な照明等の明かりやスクリーン面から反射した光が変調部の明色部分に反射して下方に進み、内部のプレイヤーの足元やティー上のゴルフボール等を間接的に照明することとなりプレイヤーにとって見え易くなるとともに、周りの観客からもプレイヤーの姿・表情等を確認することができ、一緒に楽しむことができる。また、当該明色部分は所定高さ位置よりも下側の領域に設けられているため、反射した光が映像用スクリーンに影響することも殆どなく、上記コントラスト効果を妨げることもなく優れた映像品質を維持できる。
また、前記変調部につき、下端側を暗色にしたので、汚れがつきやすい当該下端部が汚れても目立たないという効果と同時に、プレイヤーの目に付く側面下端部が無意味に光を反射しているとプレーに集中できなくなる恐れがあるが、下側ほど暗色に変調されているので集中力に悪影響を及ぼすことも回避できる。このように本発明では、暗色部や変調部を適宜な側面位置に設けた工夫により、間接光を効果的に活用することができ、余計な照明設備を設けることなく上記優れた視覚効果を得ることができるのである。また、このような変調部の明度の変化はグラディエーションが生きたアクセントとしてデザイン上機能し、高級感を醸し出しており、美観が要求とされる飲食店舗内への設置に十分に対応できるものとされている。
また、前記暗色部の領域と変調部の領域の境界となる「所定高さ位置」を、打席部上面を基準に1000〜1700mmの範囲内のある高さ位置に設定したので、外部照明が変調部の明色部分で反射しても映像用スクリーン面までは届かず、映像への悪影響を回避できる高さに調整できる。
また、前記側面が、それぞれ奥行き方向に延びる長尺な短冊状で且つ所定の色が付された複数の緩衝用化粧材を上下に並設してなり、該側面における前記変調部の領域には、異なる色の緩衝用化粧材を下のものから順に暗色から明色となるように複数並設したので、設置・解体・移送が容易になるとともに、破損時の交換も容易であり、また当該緩衝用化粧材の組み合わせを変えるだけで各領域の範囲や明度を容易に変更することが可能となる。
また、前記側面を構成している左右の側壁のうち少なくとも一方の開口端部に、操作パネルを一体的に設置したので、ゴルフコースの選択や設定変更をプレーヤーが装置外に一旦出て操作するまでもなく当該開口端部でスムーズに操作することが可能となり、プレイを迅速にすすめることができ、使い勝手が大幅に向上する。
また、本発明に係るゴルフシミュレーター装置を備えた飲食店舗によれば、ゴルフシミュレーター装置の開口部から内部のプレーヤー及びスクリーン画面が見える位置に配置される単または複数組の飲食テーブル・椅子セットから、当該店舗の照明等により間接的に照らされたプレイヤーやスクリーン画面の映像を見て楽しむことができる。
また、ビリヤード台、若しくはダーツエリアからなるプレイエリア、又は前記飲食テーブル上に設置されるPCゴルフゲームの少なくとも一つ以上を備えたので、ゴルフシミュレーター装置の待ち時間を飽きることなく過ごすことができる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るゴルフシミュレーター装置の全体構成を示す斜視図であり、図1〜9は代表的実施形態を示し、図中符号1はゴルフシミュレーター装置、11は側面、21〜28は側面を構成している各緩衝用化粧材をそれぞれ示している。
本発明のゴルフシミュレーター装置1は、図1〜4に示すように、正面入口の開口部1aより奥側の映像用スクリーン面12にわたり、床面10、左右両側面11、11および天井面13で覆われたプレイ空間を内部に有し、前記床面10に設置されたティーアップ機能付きの打席部14からプレイヤーにより実際のゴルフクラブによりショットされるゴルフボールを、奥側の前記映像用スクリーン面12で受け止め、また、該映像用スクリーン面12にシミュレート画像を映し出すプロジェクター15を備えている。
プレイ空間を構成する前記左右の側面11、11は、複数の緩衝用化粧材21〜28を上下に積層して構成されており、図2および図4に示すように、各側面11の中ほどの所定高さ位置11hから上端位置にいたる領域R1並びに天井面13が、それぞれ黒ないし暗いグレー系の暗色部C1,C2とされている。また、同じく各側面11の所定高さ位置11hから下端位置にいたる領域R3は、下端から前記所定高さまで黒ないし暗いグレー系の暗色から、明るいグレイ系ないし白色の明色に変化する変調部C3とされている。なお、暗色として黒ないし暗いグレー系としているが、色彩を有する暗色としても勿論よい。明色についても同様に色彩を有する明色とすることができる。
所定高さ位置11hとしては、打席部14の上面を基準に1000〜1700mmの範囲内のある高さ位置に設定されている。概ね標準的な大人の胸から腰の位置のあたりになる高さが好ましい。低すぎると足元等を照らす効果がなくなり、高すぎるとスクリーン映像に影響を及ぼす虞やプレイに集中できない虞が生じる。
各側面11を構成している緩衝用化粧材21〜28は、それぞれ奥行き方向に延びる長尺な短冊状に構成され、且つ所定の色が付されたものであり、変調部C3の領域R3に積層される緩衝用化粧材21〜24は、互いに異なる色のものが使用され、下から順に暗色から明色となるように積層されている。また、暗色部C1の領域R1に積層される緩衝用化粧材25〜28は、いずれも暗いグレー系の暗色のものが4本積層されている。各緩衝用化粧材21〜28には、図7に示すように開口部側の端部と奥側の端部にそれぞれフレーム支柱33、36に縛り付けるための取付紐70が設けられ、筐体骨組を構成する前記フレーム支柱に両端を縛り付けて固定されている。
より詳しくは、図5、6に示すように、筐体骨組としてアルミフレームを組み合わせて構成されており、左右の側面位置には、奥行き方向に水平に延びる下側の縦フレーム60と上側の縦フレーム56、およびこれら上下の縦フレーム56、60の間に間隔をあけて立設される複数のフレーム支柱30〜38とにより左右側壁の骨組みが構成されており、左右の上側縦フレーム56、56間に、同じく奥行き方向に間隔をあけて架設される複数の上側横フレーム51〜55により天井壁の骨組みが構成され、とくに天井壁の手前側にはアーチ状に突出した屈曲フレーム57が設けられ、これが縦フレーム58、59により支持され、天井壁の手前側の庇部の骨組みが構成されている。これら各フレームは軽量な金属製であり、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金の押し出し材を使用することが好ましく、移設容易となるように互いにビス止めにより組み付けられている。
そして、各緩衝用化粧材21〜28は、図7(a)に示すように、開口部側の端部を緩衝材43を介在させたうえでフレーム支柱30で外面側に折り返し、フレーム支柱31の外面に当接させた状態でその端部片42をフレーム支柱31、32の間に挟み込み、取付紐70をフレーム支柱33に縛り付けて支持させ、また、奥側の端部はフレーム支柱37に当接させた状態でその端部片42を外側に折り返し、取付紐70をフレーム支柱36の縛り付けて支持させている。このように各緩衝用化粧材21〜28は両端の取付紐70をフレーム支柱33、36にそれぞれ縛りつけるだけで容易に取り付けることができ、下側のものから順に上方向に積層して、フレーム枠よりなる側壁の骨組みの内面側に、上記領域R1、R3を備えた側面11が構成される。また、開口部側の端部を上記したとおり緩衝材43を介在させてフレーム支柱30に巻いているので、意匠的に重要となる装置開口部1aに曲面部を形成することができ、全体として厚みを有する高級感を醸し出している。
各緩衝用化粧材21〜28自体は、図7(a)に示すように、発泡ウレタンの緩衝材40の表面を所定色の着色生地41で覆ったものであり、上記端部の端部片42は当該着色生地を接合したものである。なお、本発明はこのような分割された各緩衝用化粧材を並設したものに何ら限定されず、一枚ものの同様の緩衝用化粧材を取り付けて側面11を構成することも可能である。この場合、一枚ものの当該化粧材に上記領域R1、R3が着色形成されることになる。また、発泡ウレタンの緩衝材40を省略し、着色生地41のみを緩衝材で覆われたフレーム支柱の間に張り付けて構成することも勿論できる。
側壁の骨組みの外側面のうち、前記緩衝用化粧材の折り返した端部が存在しないフレーム露出部分には、図6および図7(a)に示すように一枚もののスクリーン生地44が、上端辺の取付紐71、・・・を上側縦フレーム56に縛り付けて吊り下げるとともに、開口部側の端部をフレーム支柱32で内側に折り返し、取付紐71をフレーム支柱33に縛り付けて支持させ、また、奥側の端部は取付紐71をフレーム支柱38に縛り付けて皺のないように張設されることにより側壁の外面18が構成されている。ここで、このようなスクリーン生地44を張るかわりに、アルミ鋼板やスチール鋼板等の板材を取り付けて外面18を構成してもよい。
天井面13は、図5に示すように、一枚ものの暗色のスクリーン生地45が、四辺の取付紐73、・・・をそれぞれ上側横フレーム51、53、および上側縦フレーム56、56に縛り付けて吊り下げたものであり、とくに奥側の端部は、図8(a)に示すように上側横フレーム54で上側に折り返したうえ、上側横フレーム53に取付紐73を縛り付けて支持されている。天井面13にはゴルフボールが当たる可能性が高いので、上側横フレーム53、54には緩衝材43を介してスクリーン生地45が当接するように構成されている。ここで、このスクリーン生地45のかわりに、側面と同様の緩衝用化粧材を取り付けることも好ましい。また、床面10は、ゴムシートと人工芝を重層したマットで構成されており、マット後部中央に打席部14が設置されている。
奥側の映像用スクリーン面12は、画像の鮮明性は勿論のこと、衝撃吸収性(低弾発性)や静音性、耐久・防汚性能に優れ、ボールの跳ね返りが少なく安全性を備える素材として、例えばポリエチレン繊維等を編んだ生地により形成され、裏面には光の透過を防ぐためのコーティングが施される。当該映像用スクリーン面を構成する生地の取り付けは、図7(b)に示すように左右側端部を、上記した各緩衝用化粧材21〜28の端部片42に重ねるようにしてフレーム支柱37で折り返し屈曲させたうえ複数の取付紐72をフレーム支柱36に縛り付けることにより左右に張り、また、図8(b)に示すように上端部を、上記した天井面のスクリーン生地45の端部に重ねるように上側横フレーム54で上側に折り返したうえ、上側横フレーム53に取付紐72を縛り付けて支持させている。
開口部1aを構成している側壁端部には、図1に示すようにプロジェクター15による映像等を制御するための操作パネル16が一体的に設置されており、ラウンドコースの選択メニューや風や雨などの気象条件もプレイヤーが内部に居ながら容易に操作することが可能とされている。また、映像用スクリーン面12に打ちしだされる映像を作成するシステムとしては、従来からのゴルフシミュレーションシステムを広く利用することができ、本例では、プレイヤーにより打撃されたゴルフボールの打出し角度や初速度、回転方向、回転数等が、図示しないカメラ又は光学式センサ等により計測され、同時にクラブヘッドの動きも撮影することで、ヘッドスピードやクラブの開き具合等も計測される。そしてこれら計測データに基づき、図示しない制御装置により所要の演算がされ、必要な映像がプロジェクター15により映像用スクリーン面12に映写される。
本発明に係るゴルフシミュレーター装置1の設置場所としては、ゴルフバー、ゴルフカフェ、ゴルフレストラン、ゴルフショップ、ゴルフ練習場、イベント会場、アミューズメントスポット、レジャースペース、フィットネスジム、住居内など室内が好適であるが、野外等に設置することも可能である。
図9は、ゴルフシミュレーター装置1を店内に設置してなる飲食店舗Sを示す説明図である。
飲食店舗Sには、単または複数のゴルフシミュレーター装置1、1が設置されるとともに、各ゴルフシミュレーター装置1の開口部1aから内部のプレーヤー及びスクリーン画面が見える位置に配置される単または複数組の飲食テーブル・椅子セット8,・・・とを備えている。このような飲食店舗Sの天井には照明が設置されるが、その照明の光量が少ないバーやカフェ等であっても、当該少ない光量が開口部1aから入射して側面11の変調部C3の領域R3に反射され、プレイヤーの足元やゴルフボールを照らすことになる。
また、ゴルフシミュレーター装置1のほかに、ビリヤード台91やダーツ92のエリアからなるゴルフ以外の他のプレイエリア9が併設されており、待ち時間を飽きることなく過ごすことができるように構成されている。とくにダーツ92がゴルフ場を模したダーツ板を採用すれば、ゴルフシミュレーター装置1でのプレイを待っている客にとってイメージを高めることができ、当該店舗Sのより一層の集客効果が期待できる。ダーツ92はゴルフシミュレーター装置1の側壁外面18に設置してもよく、ダーツ板表面の画面としてゴルフコースを映写するプロジェクターを別途設置することも好ましい実施例である。さらに、飲食テーブル上に設置される図示しないPCゴルフゲームを備えておき、同じく観客やプレイ待ち時間の客がテーブルでPCゴルフゲームをしてイメージを共有できるように構成することも好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 ゴルフシミュレーター装置
1a 開口部
8 飲食テーブル・椅子セット
9 プレイエリア
10 床面
11 側面
11h 位置
12 映像用スクリーン面
13 天井面
14 打席部
15 プロジェクター
16 操作パネル
18 外面
21-28 緩衝用化粧材
30〜38 フレーム支柱
40 緩衝材
41 着色生地
42 端部片
43 緩衝材
44 スクリーン生地
45 スクリーン生地
51〜55 上側横フレーム
56 上側縦フレーム
57 屈曲フレーム
58〜60 縦フレーム
70〜73 取付紐
91 ビリヤード台
92 ダーツ
C1,C2 暗色部
C3 変調部
R1、R3 領域
S 飲食店舗
1a 開口部
8 飲食テーブル・椅子セット
9 プレイエリア
10 床面
11 側面
11h 位置
12 映像用スクリーン面
13 天井面
14 打席部
15 プロジェクター
16 操作パネル
18 外面
21-28 緩衝用化粧材
30〜38 フレーム支柱
40 緩衝材
41 着色生地
42 端部片
43 緩衝材
44 スクリーン生地
45 スクリーン生地
51〜55 上側横フレーム
56 上側縦フレーム
57 屈曲フレーム
58〜60 縦フレーム
70〜73 取付紐
91 ビリヤード台
92 ダーツ
C1,C2 暗色部
C3 変調部
R1、R3 領域
S 飲食店舗
Claims (6)
- 正面入口の開口部より奥側の映像用スクリーン面にわたり、床面、左右両側面および天井面で覆われたプレイ空間を有し、前記床面に設置された打席部からプレイヤーによりショットされるゴルフボールを、奥側の前記映像用スクリーン面で受け止め、該映像用スクリーン面にシミュレート画像を映し出すプロジェクターを備えるゴルフシミュレーター装置であって、
前記プレイ空間を構成する前記左右の側面を、単または複数の緩衝用化粧材より構成し、
該側面の中ほどの所定高さ位置から上端位置にいたる領域、および前記天井面を暗色部とし、
同じく側面の前記所定高さ位置から下端位置にいたる領域を、下端から前記所定高さまで暗色から明色に変化する変調部としてなることを特徴とするゴルフシミュレーター装置。 - 前記所定高さ位置を、前記打席部の上面を基準に1000〜1700mmの範囲内のある高さ位置に設定してなる請求項1記載のゴルフシミュレーター装置。
- 前記側面が、それぞれ奥行き方向に延びる長尺な短冊状で且つ所定の色が付された複数の緩衝用化粧材を上下に並設してなり、該側面における前記変調部の領域には、異なる色の緩衝用化粧材を下のものから順に暗色から明色となるように複数並設してなる請求項1又は2記載のゴルフシミュレーター装置。
- 前記側面を構成している左右の側壁のうち少なくとも一方の開口端部に、操作パネルを一体的に設置してなる請求項1〜3の何れか1項に記載のゴルフシミュレーター装置。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載のゴルフシミュレーター装置を備えた飲食店舗であって、
単または複数の前記ゴルフシミュレーター装置と、
前記ゴルフシミュレーター装置の開口部から内部のプレーヤー及びスクリーン画面が見える位置に配置される単または複数組の飲食テーブル・椅子セットと、
を備えることを特徴とする飲食店舗。 - ビリヤード台、若しくはダーツエリアからなるプレイエリア、又は前記飲食テーブル上に設置されるPCゴルフゲームの少なくとも一つ以上を備えた請求項5記載の飲食店舗。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008302710A JP2010125048A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | ゴルフシミュレーター装置、及び該ゴルフシミュレーター装置を備える飲食店舗 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=42325842
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010125048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101837101B1 (ko) * | 2017-07-17 | 2018-03-12 | (주)나라소프트 | 스크린 스포츠 및 요식업 통합 운영 시스템 |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008302710A patent/JP2010125048A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101837101B1 (ko) * | 2017-07-17 | 2018-03-12 | (주)나라소프트 | 스크린 스포츠 및 요식업 통합 운영 시스템 |
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