JP2010124457A - 無線通信システムおよび無線基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メタリック加入者線を利用した高速でかつ網同期可能な無線通信システムおよ
び無線基地局装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 無線端末装置PSを収容する複数の無線基地局装置CSと、IP網4に接
続されデジタル加入者線L3によって複数の無線基地局装置CSと接続する通信装置1と
を有する無線通信システムであって、無線基地局装置CSには、通信装置1から供給され
た時分割クロックを、デジタル加入者線L3の通信速度に因らず一定周波数に保つクロッ
ク部202を備え、無線端末装置PSから受信したPCM(Pulse Code Modulation)デ
ータを含むデータを、クロック部202によって一定周波数に保持されたクロックを基準
にデジタル加入者線L3に時分割フレーム構成のタイムスロットを用いて通信装置1へ送
信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線端末装置が無線基地局装置を介して無線通信する無線通信システムおよ
びその無線通信システムに使用される無線基地局装置に関する。
情報通信技術の発展により、インターネットアクセスのインフラとして情報伝送路であ
る加入者線が企業や店舗、そして各家庭に普及している。従来、メタリック加入者線を使
用したデジタル伝送方式には、ISDN(Integrated Services Digital Network)基本
レートインタフェースやDSL(Digital Subscriber Line)技術の一つであるADSL
(Asymmetric Digital Subscriber Line)が使用されている。最近では、光加入者回線が
普及しつつあり、メタリック加入者線から光加入者回線への移行が行われているが、光加
入者回線が普及していない地域、光加入者回線の普及が困難な地域、もしくは光加入者回
線が導入されていない集合住宅では、メタリック加入者線が情報伝送路として利用されて
いる。
ADSLは、ISDNより高速なインターネットアクセスの手段として普及したが、伝
送損失が大きい周波数帯域を使用したサービスであるため、端末が電話局から離れるに従
い電気信号の劣化が激しくなり、電話局からおよそ6〜7km以内にある端末だけしかサ
ービスを受けることができないという問題がある。また、ADSLでは、その名の通り、
上り回線の速度と下り回線の速度が非対称である。各家庭でのADSLの主用途はインタ
ーネットのウェブサイトへのアクセスであるため、通信量の多い下り回線が高速になるよ
うに設定されている。そのため、ADSLは上り回線の通信速度を向上させる手段として
は不向きである。このような、ADSL等のDSL技術を用いた音声通信やマルチメディ
ア通信は、例えば特許文献1のような技術が知られている。
また、DSLでは、上述したように端末が電話局から離れるに従い電気信号の劣化が激
しくなるが、このような電気信号の劣化は、通信速度の低下につながる。通信速度の変化
は、無線を用いて通信を行う無線通信システムへの影響が大きい。
無線通信システムでは、無線端末装置と無線で通信する無線基地局装置が多数設置され
る。無線基地局装置が無線端末装置との間の通信で使用する無線信号が、他の無線基地局
装置が使用する無線信号に干渉しないように、無線通信システム全体で同期して動作する
必要がある。
特開2006−203876号公報
無線基地局装置は、有線で接続された通信装置から受信する信号からクロックを再生す
る。しかしながら、DSLを利用した通信装置と無線基地局装置との間の通信では、通信
装置と無線基地局装置との距離によって通信速度が変化する。このため、無線基地局装置
で再生するクロックの周波数が、通信装置と無線基地局装置との距離によって異なる。そ
の結果、網同期ができないという問題が生じる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、メタリック加入者線を利用し
た通信速度が高速でかつ網同期可能な無線通信システムおよび無線基地局装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による無線通信システムは、無線端末装置と無線で
通信する複数の無線基地局装置と、IP網に接続されデジタル加入者線によって前記複数
の無線基地局装置と接続する通信装置とを有する無線通信システムであって、前記通信装
置には、前記デジタル加入者線を介して前記無線基地局装置に網同期クロックを供給する
網同期クロック供給手段を備え、前記無線基地局装置には、前記通信装置から供給される
網同期クロックを、デジタル加入者線L3の通信速度に因らず一定周波数に保つ一定クロ
ック発生手段と、前記一定クロック発生手段によって発生した網同期クロックを基準とし
て、前記無線端末装置との無線通信に無線フレームを用いる無線通信手段と、前記無線通
信手段によって前記無線端末装置から受信したPCM(Pulse Code Modulation)データ
を含むデータを、前記デジタル加入者線に時分割フレーム構成のタイムスロットを用いて
前記通信装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明による無線基地局装置は、無線端末装置と無
線で通信する複数の無線基地局装置と、IP網に接続されデジタル加入者線によって前記
複数の無線基地局装置と接続する通信装置とを有する無線通信システムで使用される無線
基地局装置であって、前記通信装置から供給される網同期クロックを、デジタル加入者線
L3の通信速度に因らず一定周波数に保つ一定クロック発生手段と、前記一定クロック発
生手段によって発生した網同期クロックを基準として、前記無線端末装置との無線通信に
無線フレームを用いる無線通信手段と、前記無線通信手段によって前記無線端末装置から
受信したPCM(Pulse Code Modulation)データを含むデータを、前記デジタル加入者
線に時分割フレーム構成のタイムスロットを用いて前記通信装置へ送信する送信手段とを
備えることを特徴とする。
本発明によれば、メタリック加入者線を利用した通信速度が高速でかつ網同期可能な無
線通信システムおよび無線基地局装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの構成を示した図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムが有する通信装置の構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの通信装置に備えられた加入者線インタフェースユニットの構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの通信装置に備えられた回線交換スイッチの構成を示した図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの通信装置に備えられたIP変換ユニットの構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの通信装置に備えられたパケットスイッチの構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムが有する無線基地局装置の構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの無線基地局装置に備えられたクロック部の構成を示したブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの無線基地局装置と無線端末装置との間で無線通信する際に使用する無線フレーム構成を示す図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムのデジタル加入者線上を伝送するデータのフレーム構成を示す図。 本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの通信装置に備えられたPCMハイウェイ上を伝送するデータのフレーム構成を示す図。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す無線通信システムの構成を示すブロック図である

この無線通信システムは、無線基地局装置CSが通信装置1に接続され、通信装置1は
IP網4および回線交換網5と接続されている。無線端末装置PSは、無線基地局装置C
Sと接続され、無線端末装置PSは、無線基地局装置CSおよび通信装置1を介してIP
網4や回線交換網5と通信する。例えば、IP網4に接続されたIP電話端末装置3bや
回線交換網5に接続された電話端末装置3aと通話を行うことができるようになっている
また、通信装置1と無線基地局装置CSとの接続には、メタリック加入者線L3を利用
したSHDSL(Single-pair High-speed Digital Subscriber Line)等のxDSLが用
いられる。メタリック加入者線L3はデジタル加入者線L3として利用される。通信装置
1には、このデジタル加入者線L3が多数接続される。図1には無線基地局装置CSを1
つのみ示したが、夫々のデジタル加入者線L3に無線基地局装置CSが接続されるように
なっている。通信装置1と無線基地局装置CSとを接続するデジタル加入者線L3にSH
DSLを適用することにより、通信装置1と無線基地局装置CSとの距離、すなわちデジ
タル加入者線L3の長さが長くても、ADSLを適用する場合と比較して、通信速度は若
干劣るが、ISDNよりも速い通信速度で、インターネットアクセスサービスを提供する
ことができる。
また、このような構成に加えて、IP網4がゲートウェイ装置2bを介してインターネ
ットと接続され、インターネット6には複数のサーバ装置7が接続される。これにより、
無線端末装置PSはインターネットへの接続も可能になる。
図2は、無線通信システムに備えられた通信装置1の構成を示したブロック図である。

通信装置1には、加入者線インタフェース110、回線交換スイッチ120、IP変換
部130、パケットスイッチ140、制御部150、およびクロック部160が備えられ
ている。
無線基地局装置CSと接続するデジタル加入者線L3は加入者線インタフェース110
に接続され、また、加入者線インタフェース110と回線交換スイッチ120はPCMデ
ータを伝送するPCMハイウェイL31aによって接続されている。IP網4と接続する
外部データLANL2はパケットスイッチ140と接続され、また、パケットスイッチ1
40とIP変換部130は内部データLANL32で接続されている。IP変換部130
と回線交換スイッチ120は、PCMハイウェイL31bによって接続されている。回線
交換スイッチ120は、加入者線インタフェース110と接続するPCMハイウェイL3
1aとIP変換部130と接続するPCMハイウェイL31bとの間の回線を交換して接
続するように構成されている。PCMハイウェイL31bの数は、PCMハイウェイL3
1aの数より少ない。
加入者線インタフェース110は、デジタル加入者線L3上を伝送するデータをPCM
ハイウェイL31a上へ伝送させたり、PCMハイウェイL31a上を伝送するデータを
デジタル加入者線L3上へ伝送させたりするものである。この加入者線インタフェース1
10は図2では1つのブロックで示されるが、通信装置1が収容するデジタル加入者線L
3の本数と同じ数の加入者線インタフェースユニット110a、…、110nで構成され
る。加入者インタフェースユニット110aには、1本のデジタル加入者線L3と1本の
PCMハイウェイL31aとが接続され、加入者インタフェースユニット110aは1つ
のデータ列を処理する。
IP変換部130は、PCMハイウェイL31a上を伝送するPCMデータをIPパケ
ット化したり、パケットスイッチ140から送られてくるIPパケットをPCMデータへ
変換したりするものである。このIP変換部130は図2では1つのブロックで示したが
、PCMハイウェイL31bの本数と同じ数、すなわち通信装置1が収容するデジタル加
入者線L3の本数より少ない数のIP変換ユニット130a、…、130nで構成される
。それぞれのIP変換ユニット130aには、1本のPCMハイウェイL31aと1本の
内部データLANL32とが接続され、IP変換ユニット130aは1つのデータ列のI
P変換を行う。
また、加入線インタフェース110、回線交換スイッチ120、IP変換部130、パ
ケットスイッチ140、制御部150、およびクロック部160は、互いに制御用バス1
70によって接続されている。さらに、クロック部160はラインL1を介して回線交換
網5と接続する。クロック部160は、回線交換網5から提供されるクロックを受信し、
加入者線インタフェース110、回線交換スイッチ120、およびIP変換部130へク
ロックをクロックライン180を介して供給するようになっている。
次に、図3乃至図6を参照して、通信装置1に備えられる加入者線インタフェースユニ
ット110a、回線交換スイッチ120、制御部150、IP変換ユニット130a、パ
ケットスイッチ140の構成を説明する。
まず、加入者線インタフェース110を説明する。図3は、加入者線インタフェース1
10を構成するユニットの1つである加入者線インタフェースユニット110a(加入者
線インタフェースユニット110a乃至110n共通)の構成を示したブロック図である

加入者線インタフェースユニット110aには、LINEインタフェース111、PC
Mハイウェイインタフェース112、CPU113、RAM114、ROM115、BU
Sインタフェース116が備えられている。
LINEインタフェース111には、通信装置1が収容する多数の加入者線L3のうち
の1本の加入者線L3、およびPCMハイウェイインタフェース112が接続される。ま
た、LINEインタフェース111には、クロックライン180が接続され、クロック部
160が出力するクロックが入力される。PCMハイウェイインタフェース112には、
回線交換スイッチ120と接続するPCMハイウェイL31aが接続されている。また、
CPU113、RAM114、ROM115、BUSインタフェース116、LINEイ
ンタフェース111、PCMハイウェイインタフェース112は、互いにデータバス17
1で接続されている。さらに、BUSインタフェース116は、後述する制御部150に
備えられたBUSインタフェース154と接続する制御用バス170が接続されている。
LINEインタフェース111は、クロック部160から入力されたクロックを基準と
して、デジタル加入者線L3を介して送られてきた時分割フレーム構成の信号からタイム
スロットのデータを取り出し、PCMハイウェイインタフェース112へ送る。PCMハ
イウェイインタフェース112は、時分割バスであるPCMハイウェイL31a上の時分
割フレーム構成のタイムスロットへ受信したデータを挿入する。
また、LINEインタフェース111は、クロック部160から入力されたクロックを
基準にして作成された時分割フレーム構成の信号を、デジタル加入者線L3を用いて無線
基地局装置CSへ送信する(網同期クロック供給手段)。これにより、回線交換網5から
提供されたクロックと同期する網同期クロックが、無線基地局装置CSへ供給される。
図4は、回線交換スイッチ120および制御部150の構成を示したブロック図である
回線交換スイッチ120は、時分割スイッチ121で構成されている。時分割スイッチ
121には、複数の加入者線インタフェースのPCMハイウェイ112に接続されたPC
MハイウェイL31、および、IP変換部130と接続されたPCMハイウェイL31a
が接続されている。
制御部150には、CPU151、RAM152、ROM153、BUSインタフェー
ス154が備えられ、CPU151、RAM152、ROM153、BUSインタフェー
ス154、時分割スイッチ121、クロック部160は、互いに制御用バス170によっ
て接続されている。また、制御用バス170はBUSインタフェース154を介して加入
者線インタフェース110、IP変換部130およびパケットスイッチ140に接続され
ている。
時分割スイッチ121は、通信路を形成する際に、クロック部160からクロックライ
ン180を介して提供されるクロックを基準として、加入者線インタフェース110側と
接続する複数のPCMハイウェイL31aと、IP変換部130側と接続する複数のPC
MハイウェイL31bとを、時分割スイッチ121内で接続するようになっている。前述
したように、PCMハイウェイL31bの数は、PCMハイウェイL31aの数より少な
い。
図5は、IP変換部130を構成するユニットの1つであるIP変換ユニット130a
(IP変換ユニット130a乃至130n共通)の構成を示したブロック図である。
IP変換ユニット130aには、パケット処理部131、PCMハイウェイインタフェ
ース112、CPU133、RAM134、ROM135、BUSインタフェース136
、イーサネット(登録商標)インタフェース137、VoIP処理部138、多重分離部
139が備えられている。
PCMハイウェイインタフェース132には、回線交換スイッチ120に接続されるP
CMハイウェイL31bのうちの1本のPCMハイウェイL31bが接続されるとともに
、クロック部160からクロックライン180を介してクロックが、PCMハイウェイイ
ンタフェース132に入力される。また、PCMハイウェイインタフェース132は、V
oIP処理部138およびパケット処理部131と接続される。VoIP処理部138お
よびパケット処理部131は、それぞれ多重分離部139とさらに接続され、多重・分離
部139は、イーサネットインタフェース137と接続される。
また、CPU133、RAM134、ROM135、BUSインタフェース136、P
CMハイウェイインタフェース132、パケット処理部131、VoIP処理部138、
多重分離部139、イーサネットインタフェース137は、互いに内部制御バス173で
接続されている。さらに、BUSインタフェース136は、制御部150に備えられたB
USインタフェース154と接続する制御用バス170が接続されている。
PCMハイウェイインタフェース132は、回線交換スイッチ120からデータを受信
すると、PCMハイウェイL31上の時分割フレーム構成の信号から、クロックライン1
80を介してクロック部160から入力されたクロックを基準としてタイムスロットのデ
ータを取り出す。PCMハイウェイインタフェース132は、取り出したデータのうち、
PCMデータをVoIP処理部138へ送り、また、パケットデータをパケット処理部1
31へ送る。パケット処理部131は、パケットデータを、宛先を記したIPパケットへ
変換して多重・分離部139へ送る。VoIP処理部18は、PCMデータを、宛先を記
したIPパケットへ変換して多重・分離部139へ送る。多重・分離部139は、パケッ
ト処理部131またはVoIP処理部18から受信したIPパケットを多重化して、イー
サネットインタフェース137へ送る。イーサネットインタフェース137は、LANの
仕組みを利用して多重化されたIPパケットを内部データLANL32を介してパケット
スイッチ140へ送信する。
このように、通信装置1が収容する多数の無線基地局装置CSから送られてくる全ての
PCMデータはIP変換部130で集約してIPパケットに変換するので、システム全体
として、PCMデータをIPパケットへ変換するIP変換部130の数を減らすことがで
きる。また、多数の無線基地局装置CSがそれぞれIP変換部130を備える場合、それ
ぞれの無線基地局装置CSでは、IP変換部130が使用されない時間の割合が高いが、
IP変換部130を通信装置1にシステムとして集約して備えることにより、IP変換部
130の使用効率が高くなる。
図6は、パケットスイッチ140の構成を示したブロック図である。
パケットスイッチ140には、LANスイッチ141、CPU142、RAM143、
ROM144、BUSインタフェース145が備えられ、これらは互いに内部制御バス1
74で接続されている。LANスイッチ141は、IP変換部130に備えられている各
IP変換ユニット130aに接続された内部データLANL32と接続する。LANスイ
ッチ141は、これらの内部データLANL32から受信したIPパケットを、通信装置
1の外部のIP網と接続する2本の外部データLANL2を用いてIPパケットの宛先へ
送信する。
図7は、無線通信システムに備えられた無線基地局装置CSの構成を示したブロック図
である。
無線基地局装置CSには、LINEインタフェース(送信手段)201、クロック部(
一定クロック発生手段)202、ベースバンド処理部203、変復調部204、電力増幅
部205、増幅部206、切替部207、CPU208、RAM209、ROM210、
多重・分離部211が備えられ、これらは内部制御バス220を介して互いに接続されて
いる。また、ベースバンド処理部203、変復調部204、電力増幅部205、増幅部2
06、切替部207およびアンテナ212は、無線通信を行うための基本構成部分(無線
通信手段)である。LINEインタフェース201は、送信手段を構成し、またクロック
部202は、クロック発生部を構成する。クロック部202が生成するクロックは、クロ
ックライン222を介して切り替え部207、変調部204、ベースバンド処理部203
、多重・分離部211へ供給される。
切替部207は、クロック部202からのクロックにしたがって、送信及び受信に応じ
てアンテナ212が電力増幅部205または増幅206と接続されるように切替えるもの
である。無線基地局装置CSが無線端末装置PSからPCMデータまたはパケットデータ
が変調された無線信号を受信する場合、切替部207は受信した無線信号を増幅部206
へ送る。増幅部206は、受信した信号を増幅し、変復調部204へ出力する。変復調部
204の復調部は、クロック部202からのクロックを基準にして信号を復調して、ベー
スバンド信号をベースバンドより部203へ出力する。ベースバンド処理部203はクロ
ック部202からのクロックを基準にしてベースバンド信号からPCMデータまたはパケ
ットデータを取り出し、多重・分離部211へ出力する。多重・分離部211は、クロッ
クライン222を介して入力されるクロックを基準として、PCMデータおよびパケット
データを多重化してLINEインタフェース201へ送る。LINEインタフェース20
1はデジタル加入者線L3を介して多重化されたデータを通信装置1へ送信する。
逆に、無線端末装置PSの通信の相手、例えば端末装置3bから、無線端末装置PSに
信号を送信する場合は、次のようになる。通信相手からの信号は、通信装置1及びデジタ
ル加入者線L3等を介して無線基地局装置CSに届き、ラインインタフェース201で受
信される。受信された信号は、多重・分離部211へ送られ、クロック部202で生成し
たクロックを基準として、音声信号のPCMデータ、パケットデータが取り出される。ま
た取り出されたPCMデータ、パケットデータは、ベースバンド処理部203へ送られ、
クロック部202で生成したクロックを基準として、データを無線で無線端末装置PSへ
送信する時分割の送信フレームのタイムスロットへデータが挿入され、ベースバンド信号
が生成される。ベースバンド信号は、変復調部204の変調部で変調され、さらに電力増
幅部205で増幅される。増幅された信号は切り替え部207を介してアンテナ212か
ら無線信号として、無線端末装置PSへ送信される。無線端末装置PSは、この無線信号
を受信して、PCMデータ、パケットデータを抽出し、またPCMデータから音声信号を
再生する。
LINEインタフェース201は、デジタル加入者線L3から入力された信号から、ビ
ットタイミング成分を抽出し、ビットタイミング成分をクロックとしてクロックライン2
21を介してクロック部202へ出力するように構成されている。そして、クロック部2
02がこのビットタイミング成分を用いて、切替部207、変復調部204、ベースバン
ド処理部203、多重・分離部211へ供給されるクロックを生成する。
このように、無線基地局装置CSでは、PCMデータをIPパケットに変換することな
く、パケットデータとPCMデータとを多重化してデジタル加入者線L3を介して通信装
置1へ送信する。
図8は、無線基地局装置CSに備えられたクロック部202の構成を示したものである

クロック部202は、PLL(Phase-locked loop、位相同期回路)周波数シンセサイ
ザの仕組みで動作する。クロック部202は、電圧制御型クロック発振器231、ローパ
スフィルタ232、位相検波器233、分周器234a、234b、レジスタ235、お
よびバッファ236で構成されている。
LINEインタフェース201によって抽出した、通信装置1から送られてくるクロッ
クは、クロックライン221を介して分周器243aに入力される。クロックの周波数は
、分周器234a(分周比N)により1/Nに分周される。位相検波器233は、分
周器234aから出力された信号と電圧制御型発振器231から出力された信号との位相
差を検波し、位相差に応じた電圧信号を出力する。電圧信号は、ローパスフィルタ232
により高周波成分が取り除かれて、また位相が補償されて、電圧制御型発振器231へ入
力される。電圧制御型発振器231は、分周器243aの出力と位相及び周波数が一致し
た信号を出力する。出力された信号の周波数は、分周器234b(分周比N)により1
/Nに分周され、更に分周された信号はバッファ236を介して、クロックとしてベー
スバンド処理部203、変復調部204等へ送られる。ここで、分周器234a、234
bは、分周数N、Nを任意に決定できる。分周数Nは、無線基地局装置CSに備え
られたCPU208により決定され、内部制御バス220を介してクロック部202のレ
ジスタ235へ設定される。また分周数Nは予め決めた値Nに固定されている。分周
器234a、234bの分周数N、Nは、クロック部202に入力される信号の周波
数と得たいクロックの周波数から計算できる。例えば、400Hzのクロックを得たい場
合は、分周後の周波数が400Hzとなるような分周数N(= NX N)を予め計算し
て設定する。
無線基地局装置CSは、通信装置1からデジタル加入者線L3を介して入力された信号
からクロックを再生する。無線基地局装置CSと通信装置1との通信にDSLを使用した
場合、無線基地局装置CSと通信装置1との距離が長くなると、信号が劣化し、通信速度
が遅くなる。このため本実施例による通信システムでは、通信装置1とデジタル加入者線
L3を介して接続される複数の無線基地局装置CSにおいて、通信速度が同一となるよう
に、通信速度が調整されている。例えば、無線基地局装置CSと通信装置1の距離が一番
長くて通信速度が一番遅い無線基地局装置CSの通信速度に、通信装置1と各無線基地局
装置CSとの通信速度が合せられている。これにより、各無線基地局装置CSが通信装置
1からデジタル加入者線L3を介して入力された信号からクロックを抽出した場合、各無
線基地局装置CSで同じ周波数のクロックを再生することができる。
通信装置1は、この通信速度の信号から抽出されるクロックの周波数に基づいて、クロ
ック部202が400Hzのクロックを生成するための分周器234aの分周数Nを計
算し、その分周数Nを各無線基地局装置CSに伝える。各無線基地局装置CSは、レジ
スタ235に通信装置1から伝えられた分周数Nをセットする。これにより、クロック
部202は、各無線基地局装置CSで周波数が同じで、位相が一致したクロックを生成す
る。なお、分周数Nのレジスタ235への設定は、例えば、無線基地局装置CSを設け
た時点で行えばよい。
このように、分周器234a、234bの分周数NおよびNを設定することで、無
線基地局装置CSは通信装置1からデジタル加入者線L3を介してDSLを利用して入力
される信号から、網に共通のクロックを得ることができる。
上記実施例では、通信装置1と接続された複数の無線基地局装置CSは、全て同じ通信
速度で通信装置1と通信する。しかし、本発明はこれに限られない。通信装置1と無線基
地局装置CSが、距離に応じて異なる通信速度で通信する場合であってもよい。この場合
は、例えば無線基地局装置CSが、通信装置1と無線基地局装置CS間で通信される信号
から抽出したクロックの周波数を測定する。そして、クロック部202が400Hzのク
ロックを生成するための分周器234aの分周数Nを、無線基地局装置CSのCPU2
08で計算して、レジスタ235にその分周数Nを設定するようにしてもよい。このよ
うに無線基地局装置CSを構成しても、各無線基地局装置CSは、網に共通のクロックを
得ることができる。
次に、図9乃至図11を参照して、この無線通信システムでデータを伝送する際に使用
されるフレーム構成について説明する。
まず、図9は、無線端末装置PSと無線基地局装置CSとの間の通信で使用される無線
フレーム構成を示したものである。
図9(a)は、無線端末装置PSに図示しない送話器から入力された音声に応じた音声
データをPCMデータへ変調したものを示した図である。図9(b)は、無線端末装置P
Sに接続されたパーソナルコンピュータ等の情報端末(図示しない)から入力されたパケ
ットデータを示したものである。また、図9(c)は、無線端末装置PSが無線基地局装
置CSと無線でデータを伝送する際に使用するフレーム構成を示す。送信の際に使用する
無線フレーム(送信フレーム)Txと受信の際に使用する無線フレーム(受信フレーム)
Rxとが時間的に交互に規定され、その周期は5msである。PCMデータおよびパケッ
トデータは、無線端末装置PSが無線基地局装置CSと無線でデータ伝送する際に使用す
る無線フレームの構成に合わせて多重化される。
この送信フレームTxおよび受信フレームRxは、それぞれ4個のタイムスロットTS
0〜TS3で構成されている。例えば音声データがタイムスロットTS0を使用し、パケ
ットデータがタイムスロットTS1、TS2を使用する場合、無線端末装置PSの多重・
分離部(図示しない)は、それぞれのタイムスロットを使用して伝送できるデータサイズ
に音声データおよびパケットデータを分割し、分割したデータを所定のタイムスロットT
S0、TS1、TS2に挿入することにより多重化する。
次に、図10は、無線基地局装置CSが行うデジタル加入者線L3上を伝送するデータ
構成を示したものである。
図10(a)は、無線端末装置PSが無線基地局装置CSと通信する際のデータ転送の
フレーム構造と、無線基地局装置CSがデータをデジタル加入者線L3上へ伝送させるフ
レーム構成を示す。
無線基地局装置CSが無線で受信したデータ(無線端末装置PSが送信する送信フレー
ムTxに含まれるデータ)は、ベースバンド処理部203でクロック部202からのクロ
ックを基準にして取り出される。また、取り出されたデータは、多重・分離部211によ
り、クロック部202からのクロックを基準にしてデジタル加入者線L3上のフレーム構
成に合わせて多重化される。多重化されたデータは、ラインインタフェース201により
デジタル加入者線L3上のデータに送信される。デジタル加入者線L3上のフレーム構成
は、8個のタイムスロットTS0〜TS7および時分割フレームの先頭を示すフレーム同
期ビットFで構成されている。例えばPCMデータがタイムスロットTS0を使用し、パ
ケットデータがタイムスロットTS1、TS2を使用する場合、多重・分離部211は、
それぞれのタイムスロットを使用して伝送できるデータサイズにデータを分割し、分割さ
れたデータをタイムスロットTS0、TS1、TS2に挿入することにより多重化する。
つまり、送信フレームTxのタイムスロットTS0に挿入されたPCMデータがデジタル
加入者線L3上のフレーム構成のタイムスロットTS0に挿入され、また送信フレームT
xのタイムスロットTS1、TS2に挿入されたパケットデータがデジタル加入者線L3
上のフレーム構成のタイムスロットTS1、TS2に挿入される。
次に、図11は、通信装置1に備えられたPCMハイウェイL31a、L31b上を伝
送する信号のフレーム構成を示したものである。
デジタル加入者線L3を介して通信装置1の加入者線インタフェース110が受信した
信号の構成は、PCMハイウェイインタフェース112により、PCMハイウェイL31
a上をデータを伝送させるフレーム構成に変換される。このPCMハイウェイL31aは
、32個のタイムスロットTS0〜TS31で形成される時分割フレームで構成されてい
る。
加入者線インタフェース110に備えられたLINEインタフェース111は、図10
(b)に示すデジタル加入者線上のフレーム構成を使用して伝送されるデータを、クロッ
ク部160から送られてくるクロックを基に取り出し、PCMハイウェイインタフェース
112へ送る。PCMハイウェイインタフェース112は、LINEインタフェース11
1から送られてきたデータを、図11に示すPCMハイウェイL31a上の時分割フレー
ムを使用して伝送させる。ここで、PCMハイウェイL31a上のフレーム構成、例えば
、タイムスロットTS0は音声データ専用とし、タイムスロットTS1〜TS7はパケッ
トデータ専用として使用される。
次に、図9乃至図11に示すフレーム構成が、どのように使用されるかの例を示す。
まず、無線端末装置PSからIP網4に接続されたIP電話端末装置3bへ発信する場
合について説明する。
無線端末装置PSがIP電話端末装置3bと通話するためのダイヤル操作を行うと、無
線基地局装置CSは、発信の合図と通話先の電話番号を含むダイヤル情報無線端末装置P
Sから受信する。ダイヤル情報は多重・分離部211で分離され、CPU208へ出力す
る。CPU208は、ダイヤル情報をLAPD(Link Access Procedure on the D-chann
el)プロトコル等に従って変換して、作成されたLAPDプロトコルの信号を、再び多重
分離部211に送る。多重・分離部211は、LAPDプロトコルの信号を図10(b)
に示されるデジタル加入者線L3上のフレーム構成においてシグナリング用に使用される
タイムスロットTS7に送信する。
一方、通信装置1では、加入者線インタフェース110がLAPDプロトコルの信号を
受信すると、加入者線インタフェース110に備えられたLINEインタフェース111
がタイムスロットTS7上のLAPDプロトコルの信号を抽出する。抽出されたLAPD
プロトコルの信号は、CPU113で中継され、データバス171、BUSインタフェー
ス116、制御用バス170を介して制御部150に備えられたCPU151に転送され
る。CPU151は、本実施例では図示しない電話加入者のデータベースと通信し、この
データベースはIP電話端末装置3bの着信ベルを鳴動させる。通話先のIP電話端末装
置3bで図示しない受話器を上げるなどの着信操作が行われると、無線端末装置PSとI
P電話端末装置3bとの通話路が形成される。
次に、無線端末装置PSとIP電話端末装置3bとの間で通話が行われている場合につ
いて説明する。
無線端末装置PSの送話器に入力された音声は、PCMデータへ変換され、8ビット毎
に図9(c)に示される無線フレームのタイムスロットTS0を使用して無線基地局装置
CSへ伝送される。無線基地局装置CSでは、無線信号が復号され、ベースバンド処理部
203でPCMデータが取り出され、多重・分離部211へ送られる。多重・分離部21
1は、PCMデータを図10に示すデジタル加入者線L3上の時分割フレーム構成のタイ
ムスロットTS0にPCMデータを挿入して、PCMデータをLINEインタフェース2
01へ出力する。
LINEインタフェース201は、図10(b)に示されるデジタル加入者線L3上の
時分割フレーム構成でデータを通信装置1へ送信する。
一方、通信装置1では、加入者線インタフェース110に備えられたLINEインタフ
ェース111がデジタル加入者線L3上の時分割フレーム構成のタイムスロットTS0か
らPCMデータを抽出して、PCMハイウェイインタフェース112へ送信する。PCM
ハイウェイインタフェース112は、抽出されたPCMデータを、図11に示すPCMハ
イウェイL31a上の時分割フレーム構成のタイムスロットTS0へ挿入する。以降、図
4乃至図7の説明の記載と同様の処理により、無線端末装置PSに入力された音声を通話
相手であるIP電話端末装置3bに送信することができる。また、通話相手からの音声は
、送信と逆の経路を経て、IP電話端末装置3bから無線端末装置PSへ送信されて、無
線端末装置PSで受信される。
このように、本発明の無線通信システムによれば、通信装置1と無線基地局装置CSが
DSLを使用して通信しても、各無線基地局装置CSは互いに同期したクロックを生成で
きる。このため、本発明によれば、メタリック加入者線を利用した通信速度が高速でかつ
網同期可能な無線通信システムおよび無線基地局装置を提供することができる。
1…通信装置、2,2a,2b…ゲートウェイ装置、3a…電話端末装置、3b…IP電
話端末装置、PS…無線端末装置、CS…無線基地局装置、4…IP網、5…回線交換網
、6…インタネット、7…サーバ、L1…ライン、L2…外部データLAN、L3…デジ
タル加入者線、L31a,L31b…PCMハイウェイ、L32…内部データLAN、1
10…加入者線インタフェース、110a…加入者線インタフェース部、
111,201…LINEインタフェース、
112,132…PCMハイウェイインタフェース、
113,150,133,142,208…CPU、
114,152,134,143,209…RAM、
115,153,135,144,210…ROM、
116,154,136,145…BUSインタフェース、
120…回線交換スイッチ、121…タイムスイッチ、130…IP変換部、130a…
IP変換ユニット、131…パケット処理部、
137,207…イーサネットインタフェース、
138…VoIP処理部、
139,211…多重分離部、
140…パケットスイッチ、
141…LANスイッチ、
150…制御部、
160,202…クロック部、
170…制御用バス、171…データバス、
173,174,220…内部制御バス、
180,221,222…クロックライン、
203…ベースバンド処理部、204…変復調部、205…電力増幅部、206…増幅部
、207…切替部、231…電圧制御型クロック発振器、232…ローパスフィルタ、
233…位相検波器、234a,234b…分周器、235…レジスタ、236…バッフ

Claims (6)

  1. 無線端末装置と無線で通信する複数の無線基地局装置と、IP(Internet Protocol)網
    に接続されデジタル加入者線によって前記複数の無線基地局装置と接続する通信装置とを
    有する無線通信システムであって、
    前記通信装置には、
    前記デジタル加入者線を介して前記無線基地局装置に網同期クロックを供給する網同
    期クロック供給手段を備え、
    前記無線基地局装置には、
    前記通信装置から供給される網同期クロックを、デジタル加入者線L3の通信速度に
    因らず一定周波数に保つ一定クロック発生手段と、
    前記無線端末装置との無線通信に無線フレームを用いる無線通信手段と、
    前記一定クロック発生手段によって発生した網同期クロックを基準として、前記無線
    通信手段によって前記無線端末装置から受信したPCM(Pulse Code Modulation)デー
    タを含むデータを、前記デジタル加入者線に時分割フレーム構成のタイムスロットを用い
    て前記通信装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記一定クロック発生手段は、PLL(Phase-locked loop)周波数シンセサイザの仕
    組みで動作することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記送信手段は、PCMデータとともに、IPパケット化されたデータであるパケット
    データを、前記デジタル加入者線に時分割フレーム構成のタイムスロットを用いて送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 無線端末装置と無線で通信する複数の無線基地局装置と、IP網に接続されデジタル加入
    者線によって前記複数の無線基地局装置と接続する通信装置とを有する無線通信システム
    で使用される無線基地局装置であって、
    前記通信装置から供給される網同期クロックを、デジタル加入者線L3の通信速度に
    因らず一定周波数に保つ一定クロック発生手段と、
    前記一定クロック発生手段によって発生した網同期クロックを基準として、前記無線
    端末装置との無線通信に無線フレームを用いる無線通信手段と、
    前記無線通信手段によって前記無線端末装置から受信したPCMデータを含むデータ
    を、前記デジタル加入者線に時分割フレームのタイムスロットを用いて前記通信装置へ送
    信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線基地局装置。
  5. 前記一定クロック発生手段は、PLL周波数シンセサイザの仕組みで動作することを特
    徴とする請求項4に記載の無線基地局装置。
  6. 前記送信手段は、PCMデータとともに、IPパケット化されたデータであるパケット
    データを、前記デジタル加入者線に時分割フレーム構成のタイムスロットを用いて送信す
    ることを特徴とする請求項4に記載の無線基地局装置。
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