JP2010124313A - 電気音響変換器および電気音響変換システム - Google Patents

電気音響変換器および電気音響変換システム Download PDF

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Abstract

【課題】効率を低下させずに大振幅に対応可能な電気音響変換器および電気音響変換システムを提供する。
【解決手段】マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイル150a〜150cと、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路201,210と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は電気音響変換器および電気音響変換システムに関する。
スピーカなどの電気音響変換器として、永久磁石と軟磁性体を用いて構成された直流磁気ギャップに振動板と結合されたボイスコイルを配置し、このボイスコイルに音声信号を印加し、該音声信号によってボイスコイルに流れる電流と直流磁束とによってボイスコイルに発生する力で振動板を振動させている。
なお、近年は、小口径でも重低音を再生することが望まれている。ここで、スピーカでは、振動板により空気を振動させて音を生成しているため、低音再生能力は振動板の面積と振動板の振動振幅との積に比例する。従って、小口径のスピーカで低音を再生するためには、振動板の振幅を大きくする必要がある。
ここで、スピーカの振幅を大きくするには、磁気ギャップ部分よりも、ボイスコイルを軸方向に長くロングボイスコイルとして構成しておき、振動板の振幅が大きくなっても磁気ギャップ中にボイスコイルのいずれかの部分が存在するように構成しておくことで、対処が可能となる。
また、このように振動板の振幅が大きくなった場合の対処として、以下の特許文献1に記載がなされている。
特開平11−164394号公報
以上のように、ロングボイスコイルの場合、一般的なスピーカよりも大振幅に対処することが可能になる。
ただし、磁気ギャップ部分からはみ出ているボイスコイルの領域は振動発生に寄与していないため、駆動信号の利用効率、すなわち、スピーカとしての効率が低下する問題が存在する。
たとえば、従来の3倍の長さを有するロングボイスコイルを用いると、ボイスコイルの2/3の部分がギャップからはみ出していることになり、効率が1/3になることが予想される。
また、以上の特許文献1では、大振幅時におけるボイスコイルのブレーキについての提案であり、効率よく大振幅を実現する手法は示唆されていない。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであって、効率を低下させずに大振幅に対応可能な電気音響変換器および電気音響変換システムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決する本発明は、以下に記載するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換器である。
(2)請求項2記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換器である。
(3)請求項3記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、前記ボイスコイルに供給される駆動信号のレベルを検知し、該駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換器である。
(4)請求項4記載の発明は、前記振動板は、支持手段により非接触状態で支持される、ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の電気音響変換器である。
(5)請求項5記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換システムである。
(6)請求項6記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、前記ボイスコイルに供給される駆動信号のレベルを検知し、該駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換システムである。
(7)請求項7記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、前記ボイスコイルのそれぞれに出力側が接続された複数の増幅回路と、前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給するよう前記複数の増幅回路のそれぞれの入力に入力信号を選択的に切り替えて接続する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換システムである。
(8)請求項8記載の発明は、マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、前記ボイスコイルのそれぞれに出力側が接続された複数の増幅回路と、前記増幅回路への入力信号のレベルを検知し、前記入力信号が前記増幅回路で増幅された駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに前記駆動信号を供給するよう前記複数の増幅回路のそれぞれの入力に入力信号を選択的に切り替えて接続する切替回路と、を備えたことを特徴とする電気音響変換システムである。
(9)請求項9記載の発明は、前記電気音響変換器の前記振動板は、支持手段により非接触状態で支持される、ことを特徴とする請求項5−8のいずれか一項に記載の電気音響変換システムである。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(2)請求項2記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、ボイスコイルの位置を検知するセンサの検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(3)請求項3記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、駆動信号のレベルを検知する検知部の検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(4)請求項4記載の発明では、以上の(1)〜(3)の電気音響変換器において、振動板が支持手段により非接触状態で支持されるため、振動板を大振幅で振動させることが可能になる。
(5)請求項5記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、ボイスコイルの位置を検知するセンサの検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(6)請求項6記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、駆動信号のレベルを検知する検知部の検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(7)請求項7記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、ボイスコイルの位置を検知するセンサの検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給するように増幅回路を選択的に使用して、増幅された駆動信号を該当するボイスコイルに供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(8)請求項8記載の発明では、コイルボビン上の軸方向の異なる位置に複数のボイスコイルを備えておき、駆動信号のレベルを検知する検知部の検知結果を受けた切替回路により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給するように増幅回路を選択的に使用して、増幅された駆動信号を該当するボイスコイルにように増幅回路を選択的に使用して、増幅された駆動信号を該当するボイスコイルに供給する。
このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
(9)請求項9記載の発明では、以上の(5)〜(8)の電気音響変換システムにおいて、電気音響変換器の振動板が支持手段により非接触状態で支持されるため、振動板を大振幅で振動させることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、電気音響変換器100が左右対称な断面構成である場合において、一方(例えば右半分)の断面を図示しつつ説明を行う。
〔第一実施形態〕
図1は本発明の第一実施形態の電気音響変換器100の構成を断面で示す断面図である。また、図2は本発明の第一実施形態の電気音響変換器100と該電気音響変換器を用いた電気音響変換システムの構成を示すブロック図である。
図1(a)において、振動板170や各部を支える筐体としてのフレーム110に対して、振動板170の背面方向(音声出力方向と反対方向、ここでは図面下方向)には、
リング状のトッププレート120b、リング状(筒状)で軸方向に着磁された永久磁石130、底部となるヨーク120aが取り付けられている。なお、ヨーク120aの中央部には、トッププレート120bの方向に向かって、円柱状のセンターポール120acを有している。
そして、ヨーク120aの中央部に設けられたセンターポールの先端部付近の外周面は、トッププレート120bの内周面と向かい合って、磁路における磁気ギャップが形成されている。
また、センターポールの外周面とトッププレート120bの内周面との間のリング状の空間には、振動板170に一端が取り付けられたコイルボビン140が配置されており、このコイルボビン140にはボイスコイル150が巻回されている。そして、振動板170とコイルボビン140とが接している部分近傍には、外周部がフレーム110に取り付けられたダンパー180が取り付けられており、振動板170とコイルボビン140とがセンターポールの軸方向に振動可能な状態になるように支持している。
なお、本発明の第一実施形態では、コイルボビン140上の軸方向の異なる位置に、複数のボイスコイルを備えられている。また、そのような複数ボイスコイルに対応できるよう、コイルボビン140も従来の一般的なコイルボビンよりも長尺化されている。
この図1(b)に示す具体例では、ボイスコイル150として、ほぼ従来のボイスコイル相当のボイスコイル150a、ボイスコイル150aよりも振動板170に近い位置に配置されたボイスコイル150b、ボイスコイル150aよりも振動板170に遠い位置(センターポールの底部側に近い位置)に配置されたボイスコイル150cの、3組のボイスコイルが備えられている。なお、複数のボイスコイルとしては、3に限定されず、2であってもよいし、4以上であってもよい。
また、これら複数のボイスコイル150a、150b、150cを有するボイスコイル150は、従来のロングボイスコイルとは異なっており、複数のボイスコイルそれぞれに駆動信号が供給可能に構成されている(図2参照)。
すなわち、スピーカ100の各ボイスコイル150a、150b、150cに対して、駆動回路200の切替回路(制御部201とスイッチ部210)により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
なお、ボイスコイル150のいずれかに供給される駆動信号のレベルを、図2の場合には、増幅器220の入力信号から、制御部201が求める。この場合駆動信号のレベルは、制御部201が、入力信号のレベルに増幅器220の増幅率を乗じることで算出できる。そして、制御部201は、この駆動信号のレベルから、ボイスコイル150の変位を求める。この場合、駆動信号のレベルとボイスコイル150の変位とは、予め求めておいたテーブル(図示せず)などから求めることができる。そして、そのボイスコイル150の変位に応じて、複数のボイスコイル150a〜150cのうちで、磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに、駆動信号を供給するように、増幅器220の入力側のスイッチ部210の接続状態を切り換える。
たとえば、中小レベルの入力信号は増幅器221に入力されて増幅され駆動信号がボイスコイル150aに供給され、+大レベルの信号は増幅器223に入力されて増幅され駆動信号がボイスコイル150cに供給され、−大レベルの信号は増幅器222に入力されて増幅され駆動信号がボイスコイル150bに供給される。
これにより、複数のボイスコイル150a〜150cのうちで、磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに、増幅器221〜223のいずれかから駆動信号が供給される。
なお、スイッチ部210は、増幅器220(221〜223)の出力側で切り換えることも可能であるが、信号レベルの小さい状態で切り換えることでスイッチ部210を簡易に構成することが可能になる。また、常時、いずれか一つの増幅器221〜223のいずれかが使用されるため、電力の無駄も生じない。
また、スイッチ部210は、図2のような切替スイッチでもよいが、図3に示されるような複数の独立したスイッチとすることで、切替時間の空白を生じさせないようにすることが可能になる。
以上の図1,図2に示した第一実施形態のスピーカ100の特性を図4(a)に示す。ここで、図4では、従来の磁気ギャップ部分相当の長さの通常のボイスコイルを有する従来通常スピーカと、通常のボイスコイルの3倍の長さのロングボイスコイルを有する従来ロングボイスコイルスピーカと、通常のボイスコイルの3倍の長さのロングボイスコイルと同じ長さであって3分割された本実施形態スピーカ(図1参照)とで、効率がどの様に変化するかを比較する状態で示している。
ここで、図4(a)の横軸はボイスコイルの変位であり、図4(b)〜(c)に各変位の状態を示している。
図4(b)はボイスコイルに変位が生じていない中立状態であり、本実施形態の場合には、ボイスコイル150a(図1(b)参照)が磁気ギャップ中に存在している。この場合、通常のボイスコイルを有する従来通常スピーカと、本実施形態スピーカとが良好な状態であり、この状態を相対効率が1.0であると定める。なお、ロングボイスコイルを有する従来ロングボイスコイルスピーカでは、ボイスコイル全体の1/3の部分のみが磁気ギャップ中に存在するため、相対効率が0.33程度になる。
図4(c)はボイスコイルが上昇した状態であり、本実施形態の場合には、ボイスコイル150c(図1(b)参照)が磁気ギャップ中に存在している。このため、相対効率は1。0のままである。また、、ロングボイスコイルを有する従来ロングボイスコイルスピーカでは、ボイスコイル全体の1/3の部分のみが磁気ギャップ中に存在するため、相対効率が0.33程度のままである。一方、従来通常スピーカでは、ボイスコイルが磁気ギャップ中に全く存在しなくなるため、相対効率はほぼ0となる。
図4(d)はボイスコイルが更に上昇した状態であり、本実施形態の場合には、ボイスコイル150c(図1(b)参照)が磁気ギャップから出てしまった状態である。したがって、この状態では本実施形態スピーカも従来ロングボイスコイルスピーカも、ボイスコイルが磁気ギャップ中に全く存在しなくなるため、相対効率はほぼ0となる。
以上のように、本実施形態のスピーカ100では、コイルボビン140上の複数のボイスコイル150a〜150cにより、振動板170の大振幅振動に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイル150a〜150cのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
なお、以上の説明では、増幅器220(221〜223)の入力信号から駆動信号のレベルを求め、この駆動信号によって変位するボイスコイル150の位置を制御部201が予測していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図5に示すように、センサ190をコイルボビン140の近傍に設け、実際のボイスコイル150の変位を検知し、この検知結果に応じて制御部201がスイッチ部210の切替状態を制御してもよい。
また、以上の説明では、スピーカ100を駆動する増幅器220を有する駆動回路200で各ボイスコイル150a〜150cへの駆動信号の切替を制御していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図6に示されるように、スピーカ100内に、上述した制御部201相当の制御部101を配置し、また、上述したスイッチ部210に相当するスイッチ部102を配置することが可能である。このようにすることで、一般的な増幅器に接続しても、スピーカ100側単体で、切替回路(制御部101とスイッチ部102)により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給することができる。そして、このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
なお、以上の説明では、駆動信号のレベルを求め、この駆動信号によって変位するボイスコイル150の位置を制御部101が予測していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図5同様に図7に示すように、センサ190をコイルボビン140の近傍に設け、実際のボイスコイル150の変位を検知し、この検知結果に応じて制御部101がスイッチ部102の切替状態を制御してもよい。
また、図2,図3の場合には入力信号のレベルに応じて制御部201がスイッチ部210の切替の制御をしていたが、これに限定されず、図8のような振り分け回路210’を用いることも可能である。たとえば、この振り分け回路210’としては、増幅器220のバイアス回路のようなものを用いて、所定のレベルの信号のみが通過して各増幅器221〜223のいずれかに入力されるように構成しておく。
たとえば、中小レベルの信号は増幅器221に到達し駆動信号がボイスコイル150aに供給され、+大レベルの信号は増幅器223に到達し駆動信号がボイスコイル150cに供給され、−大レベルの信号は増幅器222に到達し駆動信号がボイスコイル150bに供給される。
〔第二実施形態〕
図9は本発明の第二実施形態の電気音響変換器100の構成を断面で示す断面図である。また、図10は本発明の第二実施形態の構成を示すブロック図である。上述した第一実施形態ではボイスコイル150が3つに分割されたボイスコイル150a〜150cで構成されていたが、第二実施形態ではボイスコイル150が2つに分割されたボイスコイル150a〜150bで構成されている。
すなわち、スピーカ100の各ボイスコイル150a、150bに対して、駆動回路200の切替回路(制御部201とスイッチ部210)により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する。
なお、図9(a)(b)に示すように、駆動信号を供給していない静止時には、ボイスコイル150aとボイスコイル150bとの双方が均等に磁気ギャップ中に存在している。そして、いずれかの方向にボイスコイルが変位することで、いずれか一方のボイスコイルが、磁気ギャップ中に多くの巻き線を有するようになる。
なお、ボイスコイル150のいずれかに供給される駆動信号のレベルを、図10の場合には、増幅器220の入力信号から、制御部201が求める。この場合駆動信号のレベルは、制御部201が、入力信号のレベルに増幅器220の増幅率を乗じることで算出できる。そして、制御部201は、この駆動信号のレベルから、ボイスコイル150の変位を求める。この場合、駆動信号のレベルとボイスコイル150の変位とは、予め求めておいたテーブル(図示せず)などから求めることができる。そして、そのボイスコイル150の変位に応じて、複数のボイスコイル150a〜150bのうちで、磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに、駆動信号を供給するように、増幅器220の入力側のスイッチ部210の接続状態を切り換える。
たとえば、+レベルの信号は増幅器221に入力されて増幅され駆動信号がボイスコイル150aに供給され、−レベルの信号は増幅器222に入力されて増幅され駆動信号がボイスコイル150bに供給される。
これにより、複数のボイスコイル150a〜150bのうちで、磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに、増幅器221〜222のいずれかから駆動信号が供給される。
なお、スイッチ部210は、増幅器220(221〜222)の出力側で切り換えることも可能であるが、信号レベルの小さい状態で切り換えることでスイッチ部210を簡易に構成することが可能になる。また、常時、いずれか一つの増幅器221〜222のいずれかが使用されるため、電力の無駄も生じない。
また、スイッチ部210は、図10のような切替スイッチでもよいが、第一実施形態の図3に示されるような複数の独立したスイッチとすることで、切替時間の空白を生じさせないようにすることが可能になる。
なお、以上の説明では、増幅器220(221〜222)の入力信号から駆動信号のレベルを求め、この駆動信号によって変位するボイスコイル150の位置を制御部201が予測していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図11に示すように、センサ190をコイルボビン140の近傍に設け、実際のボイスコイル150の変位を検知し、この検知結果に応じて制御部201がスイッチ部210の切替状態を制御してもよい。
また、以上の説明では、スピーカ100を駆動する増幅器220を有する駆動回路200で各ボイスコイル150a〜150bへの駆動信号の切替を制御していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図12に示されるように、スピーカ100内に、上述した制御部201相当の制御部101を配置し、また、上述したスイッチ部210に相当するスイッチ部102を配置することが可能である。このようにすることで、一般的な増幅器に接続しても、スピーカ100側単体で、切替回路(制御部101とスイッチ部102)により、これら複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給することができる。そして、このようにすることで、コイルボビン上の複数のボイスコイルにより振動板の大振幅に対処可能になり、さらに、複数のボイスコイルのうちで磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに選択的に駆動信号を供給することで、磁気ギャップからはみ出したボイスコイルに駆動信号を供給する必要が無くなり、効率を低下させずに大振幅に対応可能になる。
なお、以上の説明では、駆動信号のレベルを求め、この駆動信号によって変位するボイスコイル150の位置を制御部101が予測していたが、これに限定されるものではない。たとえば、図11同様に図13に示すように、センサ190をコイルボビン140の近傍に設け、実際のボイスコイル150の変位を検知し、この検知結果に応じて制御部101がスイッチ部102の切替状態を制御してもよい。
また、図10の場合には入力信号のレベルに応じて制御部201がスイッチ部210の切替の制御をしていたが、これに限定されず、図14のような、+/−それぞれの波形を増幅する増幅器221、222を用いることが可能である。
たとえば、+レベルの信号は増幅器221に到達し駆動信号がボイスコイル150aに供給され、−レベルの信号は増幅器222に到達し駆動信号がボイスコイル150bに供給される。この場合の増幅器221〜222は、一般的なプッシュプル回路と同等な増幅回路を用いることが可能である。
〔第三実施形態〕
ここで、図15に第三実施形態の構成の一例を示す。この第三実施形態では、従来からのトッププレート120bとセンターポール先端の外周部との間にある磁気ギャップ(第一の磁気ギャップG1)にくわえ、永久磁石130と接するヨーク120a部分を内周側(ボイスコイル側に)に突出させ、センターポールとの間で第二の磁気ギャップG2を構成している。
従って、従来は磁気ギャップ(第一の磁気ギャップG1相当)とヨーク120a底面が磁路であったのに対し、この第三実施形態では、第一の磁気ギャップG1〜第二の磁気ギャップG2が磁路となっている。
そして、この第三実施形態では、第一の磁気ギャップG1〜第二の磁気ギャップG2とその前後に渡って、振動板170の大振幅に対応できるよう、複数(ここでは6)のボイスコイルが配置されている。
さらに、第一の磁気ギャップG1と第二の磁気ギャップG2とで、磁気ギャップ中に存在するボイスコイルの巻き線の状態が異なるようにしている。すなわち、ここでは、第一の磁気ギャップG1中には、あるボイスコイル1つが存在している。そして、第二の磁気ギャップG2中には、2つのボイスコイルが均等に存在している。
このようにすることで、磁気ギャップG1と磁気ギャップG2とで、ボイスコイルの切替のタイミングがずれるため、駆動力が増すだけでなく、切替による瞬間的な乱れが生じることのない、滑らかな切替による高音質を期待することが可能になる。
なお、ここでは、磁気ギャップを2組設けて切替位相を180度としているが、3組の磁気ギャップを設けて切替位相を120度として、更に滑らかな切替を実現することも可能である。また、更に多くの磁気ギャップとボイスコイルとを設けて、より一層滑らかな切替を実現することも可能である。
〔その他の実施形態(1)〕
以上の図1に示した構成では、エッジやダンパーを用いて振動板170の振動を支持していたが、磁気浮上などの技術を用いて振動板170の振動を支持することで、以上の各実施形態による振動板170の大振幅を更に円滑に実行することが可能になって望ましい。
〔その他の実施形態(2)〕
以上の各実施形態で示した断面図において、複数のボイスコイルの間が空いている状態で示したが、このような間隔を開けずに密着巻きとしてもよい。
〔その他の実施形態(3)〕
以上の各実施形態で示した構造は具体例として示した一例であり、例えば、トッププレート・永久磁石・ヨークなどの配置を異なる構成とすることも可能である。
本発明の第一実施形態の電気音響変換器の構成を示す断面図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換システムの特性を示す特性図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換器の構成を示す回路図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換器の構成を示す回路図である。 本発明の第一実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換器の構成を示す断面図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換器の構成を示す回路図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換器の構成を示す回路図である。 本発明の第二実施形態の電気音響変換システムの構成を示す回路図である。 本発明の第三実施形態の電気音響変換器の構成を示す断面図である。
符号の説明
100 電気音響変換器
110 フレーム
120 ヨーク
120a ヨーク
120ac センターポール
130 永久磁石
140 コイルボビン
150 ボイスコイル(複数のボイスコイル)
170 振動板

Claims (9)

  1. マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、
    前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、
    前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、
    前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換器。
  2. マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、
    前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、
    前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、
    前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換器。
  3. マグネットと磁性体とで構成され、磁気ギャップを有する磁気回路と、
    前記磁気ギャップ中に配置され、振動板に接続されたコイルボビンと、
    前記コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに供給される駆動信号のレベルを検知し、該駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換器。
  4. 前記振動板は、支持手段により非接触状態で支持される、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の電気音響変換器。
  5. マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、
    前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換システム。
  6. マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、
    前記ボイスコイルに供給される駆動信号のレベルを検知し、該駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換システム。
  7. マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、
    前記ボイスコイルの位置を検知するセンサと、
    前記ボイスコイルのそれぞれに出力側が接続された複数の増幅回路と、
    前記センサの検知結果を受け、前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに駆動信号を供給するよう前記複数の増幅回路のそれぞれの入力に入力信号を選択的に切り替えて接続する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換システム。
  8. マグネットと磁性体とで構成されて磁気ギャップを有する磁気回路、該磁気ギャップ中に配置されて振動板に接続されたコイルボビン、該コイルボビン上の軸方向の異なる位置に巻回された複数のボイスコイルを有する電気音響変換器と、
    前記ボイスコイルのそれぞれに出力側が接続された複数の増幅回路と、
    前記増幅回路への入力信号のレベルを検知し、前記入力信号が前記増幅回路で増幅された駆動信号に応じて変位する前記複数のボイスコイルのうちで前記磁気ギャップ中に最も多くの巻き線が含まれるボイスコイルに前記駆動信号を供給するよう前記複数の増幅回路のそれぞれの入力に入力信号を選択的に切り替えて接続する切替回路と、
    を備えたことを特徴とする電気音響変換システム。
  9. 前記電気音響変換器の前記振動板は、支持手段により非接触状態で支持される、
    ことを特徴とする請求項5−8のいずれか一項に記載の電気音響変換システム。
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