JP2010123648A - 蓄電ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバーの作製容易性、溶接性向上、および生産性向上を同時に満たす蓄電ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の蓄電素子11と、互いに隣り合う蓄電素子11において、一方の蓄電素子11の側面電極17と、他方の蓄電素子11の端面電極15を電気的に接続するバスバー13と、を備え、バスバー13は、側面電極17と溶接される側面電極溶接部19と、端面電極15と溶接される平端部21と、側面電極溶接部19、および平端部21の間に設けた折り曲げ部22と、側面電極溶接部19から外側に向かって、折り曲げ部22が蓄電素子11と接触しない位置まで曲げられた曲げ部20とを有し、折り曲げ部22の折り曲げ線と、曲げ部20の折り曲げ線が実質的に平行になるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電素子に電力を蓄え、必要な時に放電する蓄電ユニットに関するものである。
従来、二次電池や大容量キャパシタ等の蓄電素子を複数個使用することにより電力を蓄える蓄電ユニット(キャパシタユニット)が、例えば特許文献1に提案されている。このキャパシタユニットには、複数のキャパシタ(蓄電素子)の内、隣り合うキャパシタ同士を電気的に接続するために、金属製のバスバーが用いられている。このバスバーをキャパシタに取り付ける際の斜視図を図5に示す。図5(a)はキャパシタとバスバーの溶接前の斜視図を、図5(b)はキャパシタとバスバーの溶接後の斜視図を、それぞれ示す。
まず、図5(a)において、蓄電素子としてのキャパシタ109は、円柱形状を有し、円柱の上面に端面電極111が、円柱側面に側面電極113が、それぞれ設けられている。なお、端面電極111と側面電極113は図示しない絶縁材で電気的に絶縁された状態で固定されている。端面電極111には調圧弁115が構成されている。これにより、万一の電解液の気化によりキャパシタ109の内圧が上昇しても、圧力を逃がすように動作する。さらに、端面電極111には突出部119が構成されている。この部分が隣りのキャパシタ109のバスバー120と電気的に接続される。
次に、バスバー120について説明する。バスバー120はアルミニウム板をプレス成型することで構成され、側面電極113と接続される円周部121、突出部119と接続される平端部122、および図示しない回路基板と接続される端子部131からなる。
次に、バスバー120のキャパシタ109への取り付けを図5(b)により説明する。バスバー120の円周部121はキャパシタ109の側面電極113にはめ込まれる。この状態で円周部121をレーザ溶接することで(図5(b)の×印部分)、バスバー120と側面電極113を電気的、機械的に接続する。こうして完成したバスバー120とキャパシタ109の一体物は、隣のキャパシタ109の突出部119に平端部122をレーザ溶接することにより、電気的に接続される。これを必要な数量のキャパシタ109に対して溶接接続することで、キャパシタユニットにおける複数のキャパシタ109の高信頼な電気的接続ができる。
特開2008−204984号公報
上記のキャパシタユニットによると、確かに高信頼な電気的接続ができ、かつ容易にバスバー120を作製することができるのであるが、バスバー120をキャパシタ109の側面電極113にはめ込む際に、円周部121がキャパシタ109の表面から離れてしまう可能性があった。この詳細を図6により説明する。
図6は隣り合うキャパシタ109の間にバスバー120を取り付けた状態の平面図である。上記したように、キャパシタ109の端面電極111と側面電極113は絶縁材を介して固定されるが、具体的には絶縁材を介して側面電極113の上端をかしめることで端面電極111を固定している。これにより、かしめ部分に相当する端面周囲部117は、図6に示すようにキャパシタ109の側面電極113より外側に膨らんだ形状となる場合がある。その結果、端面周囲部117の直径は、キャパシタ109の直径よりわずかに大きくなる。
この状態でバスバー120の円周部121を側面電極113にはめ込むと、端面周囲部117の膨らみにより、図6の太点線の丸印部分に示したように、バスバー120の一部が端面周囲部117に当接し、端面周囲部117の直下に隙間133ができる。従って、円周部121と側面電極113の間にも図6の太矢印で示したように隙間133が形成されてしまう。この状態で円周部121を溶接すると、隙間133が存在するため、側面電極113との溶接が不十分となる。これらのことから、端面周囲部117のかしめバラツキによっては端面周囲部117に膨らみが生じるため、円周部121と側面電極113の間に隙間133が形成され、溶接性が低下する可能性があるという課題があった。
さらに、図6に示すように、端面周囲部117が膨らんだ場合、かしめ加工による膨らみにバラツキが生じると、隙間133の間隔もばらつく。その結果、バスバー120と一体で設けた端子部131の位置もばらつく。端子部131は回路基板(図示せず)の端子穴に挿入されてハンダにより電気的に接続されるのであるが、キャパシタ109は複数あるので、端子部131も複数存在する。これら複数の端子部131を回路基板に全て同時に挿入する時、端子部131の位置がばらついていれば、同時挿入が困難になり生産性が低下するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、バスバーの作製容易性、溶接性向上、および生産性向上を同時に満たすことができる蓄電ユニットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の蓄電ユニットは、複数の蓄電素子と、互いに隣り合う前記蓄電素子において、一方の前記蓄電素子の側面電極と、他方の前記蓄電素子の端面電極を電気的に接続するバスバーと、を備え、前記バスバーは、前記側面電極と溶接される側面電極溶接部と、前記端面電極と溶接される平端部と、前記側面電極溶接部、および前記平端部の間に設けた折り曲げ部と、前記側面電極溶接部から外側に向かって、前記折り曲げ部が前記蓄電素子と接触しない位置まで曲げられた曲げ部とを有し、前記折り曲げ部の折り曲げ線と、前記曲げ部の折り曲げ線が実質的に平行になるように構成されるものである。
本発明の蓄電ユニットによれば、バスバーには蓄電素子と接触しない位置まで曲げられた曲げ部を有するので、曲げ部が従来の端面周囲部117を回避する構成となる。その結果、端面周囲部117の膨らみがばらついても隙間133がほとんどなくなるので、溶接性を向上することができる。また、端子部131の位置バラツキも低減されるので、回路基板の挿入が容易になり、生産性を向上することができる。さらに、曲げ部はバスバーの一部を側面電極溶接部から外側に向かって、その折り曲げ線が、折り曲げ部の折り曲げ線と実質的に平行になるように曲げられることで構成されるので、バスバーの材料となる金属板材をプレス加工する際に、1回のプレス加工で折り曲げ部と曲げ部を同時に成型することが可能となり、バスバーを容易に作製できる。また、必要な金型も少なくなるので、生産性を向上することができる。これらのことから、バスバーの作製容易性、溶接性向上、および生産性向上を同時に満たすことができる蓄電ユニットを提供することが可能になるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における蓄電ユニットの複数の蓄電素子を接続した際の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1における蓄電ユニットのバスバーによる蓄電素子の接続部分の拡大図である。
図1において、蓄電素子11はバスバー13により隣の蓄電素子11と電気的に接続される構成としている。なお、ここでは6個の蓄電素子11を全て直列に接続する構成とした。
ここで、蓄電素子11とバスバー13の接続について、図2を用いて説明する。
まず、蓄電素子11は大容量で急速充放電特性に優れる電気二重層キャパシタを用いた。この蓄電素子11は円柱形状を有し、その一端(図2では上端)には端面電極15が構成されている。本実施の形態1では、端面電極15を正極とした。また、蓄電素子11の円柱形状はアルミニウム板を押し出し成型することにより形成されており、円柱の側面が側面電極17を構成している。本実施の形態1では、側面電極17を負極とした。なお、蓄電素子11の底面も側面と一体で成型されているので負極となるが、本実施の形態1では底面への電気的接続を行わない構成とした。また、図2には示していないが、端面電極15と側面電極17の間は絶縁材を介在させることにより、電気的に絶縁を保つ構成としている。なお、端面電極15と側面電極17は従来と同様に、かしめにより固定されている。従って、かしめられた部分、すなわち端面周囲部18は丸みを有する形状となる。ゆえに、かしめ加工のバラツキにより、端面周囲部18の膨らみもバラツキを有する。
次に、バスバー13の構成について説明する。バスバー13は隣同士の蓄電素子11を互いに電気的に接続する部材で、アルミニウムの板材をプレス加工により成型することで構成している。成型後のバスバー13は略L字形状を有し、側面電極溶接部19は側面電極17の外周に沿った形状に曲げ加工が施されている。側面電極溶接部19の上部には、図2の太点線の丸印で示したように曲げ部20が構成されている。この曲げ部20は側面電極溶接部19から外側に向かって、すなわち側面電極溶接部19と溶接される蓄電素子11から離れるように構成される。この曲げ部20の曲げ幅は、端面周囲部18のかしめ加工による直径バラツキの最大値にマージンを加えた値としてあらかじめ決定している。これにより、かしめ加工のバラツキがあっても、バスバー13が蓄電素子11と接触することがほとんどなくなる。なお、曲げ部20はプレス加工によりバスバー13と一体成型されるので、バスバー13の作製容易性も確保される。
一方、バスバー13には、端面電極15と溶接接続される平端部21が形成されている。また、側面電極溶接部19と平端部21の間には折り曲げ部22が設けられている。ここで、図2において、折り曲げ部22の折り曲げ線と、曲げ部20の折り曲げ線は、いずれも紙面に垂直方向となり、両者は実質的に平行関係となる。ここで、実質的に平行とは、プレス加工による公差範囲内で平行であるという意味と定義する。
平端部21には端子部23が一体で形成されている。さらに、折り曲げ部22と平端部21の間には、屈曲部24が設けられている。これにより、平端部21を隣の蓄電素子11の端面電極15に溶接接続する際に、位置ずれがあっても屈曲部24で吸収することができるとともに、組立後の蓄電ユニット全体に外部から振動が加わっても、平端部21と端面電極15の溶接接続部分に加わる応力を屈曲部24で緩和することができる。従って、振動により平端部21と端面電極15の溶接部分が外れる可能性を低減することができ、良好な耐振動性が得られる。
次に、バスバー13を蓄電素子11に接続した状態について図2により説明する。なお、図2は図1の太点線で示した四角形部分の拡大図である。
蓄電素子11の側面電極17にはバスバー13の側面電極溶接部19が溶接接続される。この時、側面電極溶接部19は、側面電極17の外周に合致する形状としているので、両者を密着させた状態で溶接することができ、高信頼な電気的、機械的接続が可能となる。また、蓄電素子11の端面電極15にはバスバー13の平端部21が溶接接続される。このように接続することで、次のような効果が得られる。
まず、バスバー13には曲げ部20が構成されているので、バスバー13が端面周囲部18と当接する可能性を低減できる。その結果、図2に示すように、側面電極17と側面電極溶接部19の間にほとんど隙間が発生しないため、両者の溶接性が向上する。
さらに、曲げ部20を設けたことで側面電極17と側面電極溶接部19の間にほとんど隙間が発生しないため、端子部23の位置におけるバラツキ幅が低減される。従って、回路基板(図示せず)への端子部23の挿入が容易になり、生産性の向上も得ることができる。
また、曲げ部20の折り曲げ線が、折り曲げ部22の折り曲げ線と実質的に平行になるように構成したので、曲げ部20と折り曲げ部22を1回のプレス加工で同時に成型することができ、バスバー13の作製が容易になる。さらに、プレス加工に必要な金型も少なくなるので、生産性が向上するとともに、低コスト化も図れる。
また、屈曲部24を設けることにより、隣の蓄電素子11の端面周囲部18からバスバー13までの距離が長くなるので、振動等によりバスバー13が端面周囲部18に接触して蓄電素子11が短絡する可能性も低減している。
ここで、図1に戻り、バスバー13を溶接接続した複数の蓄電素子11に対し、隣の蓄電素子11の端面電極15と、バスバー13の平坦部21を溶接することにより、6個の蓄電素子11が直列接続される。なお、この溶接は、各蓄電素子11の端面電極15が正確に隣のバスバー13の平端部21と接するように位置決めができる治具を用いて行っている。こうして形成した6個の蓄電素子11を用いて、蓄電ユニットを構成することができる。なお、要求される電力仕様によっては、蓄電素子11の個数を増減してもよい。
以上の構成により、バスバー13に設けた曲げ部20が端面周囲部18を回避する構成となるので、側面電極17と側面電極溶接部19の間で隙間がほとんどなくなり、溶接性を向上できる。また、端子部23の位置バラツキも低減されるので、回路基板の挿入が容易になり、生産性を向上できる。さらに、曲げ部20はプレス加工で一体成型することができる上、曲げ部20の折り曲げ線と、折り曲げ部22の折り曲げ線が実質的に平行になるように構成しているので、プレス回数を削減することができる。従って、バスバー13の作製容易性、溶接性向上、および生産性向上を同時に満たすことができる蓄電ユニットを実現できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における蓄電ユニットの蓄電素子とバスバーの斜視図である。図4は、本発明の実施の形態2における蓄電ユニットの他のバスバーの斜視図であり、(a)は端子部取り付け前の斜視図を、(b)は端子部取り付け後の斜視図を、それぞれ示す。
本実施の形態2における蓄電ユニットの内、バスバー13以外の構成は実施の形態1と同じであるので、同一構成部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態2のバスバー13において特徴となる構成は、端子部23の位置である。すなわち、実施の形態1の端子部23は、図1、図2に示したように、平端部21の長さ方向に対し右側、または左側に形成されているが、本実施の形態2の端子部23は、図3に示すように、平端部21の先端に形成されている。このように構成することにより、次のような効果が得られる。
まず、バスバー13の一部である端子部23の折り曲げ線(図3の一点鎖線)は、曲げ部20や屈曲部24の折り曲げ線と、プレス機の公差範囲内で実質的に平行になる。このように曲げ加工を施すことで、1回のプレス工程で端子部23、曲げ部20、折り曲げ部22、および屈曲部24の曲げ加工が可能となる。従って、さらに工程が少なくなるとともに、金型も減らすことができ、実施の形態1よりも一層のバスバー13の作製容易性、および生産性が向上する。
次に、図3の形状に曲げ加工を行う前におけるバスバー13は、平端部21の先端に端子部23だけが飛び出した形状となっている。従って、曲げ加工の前に端子部23だけをスズメッキすることが容易となる。なお、端子部23をスズメッキするのは、回路基板とのハンダ付け性を向上するためである。従って、平端部21の先端に端子部23を設ける構成とすることにより、端子部23にスズメッキ層が構成された状態でバスバー21の一部を曲げることができるため、スズメッキを必要な部分(先端部(23))だけに、かつ容易に施すことが可能になる。このような理由からも、さらなる生産性の向上を図ることができる。
ここで、図3の構成としても曲げ部20(太点線部分)が存在するので、実施の形態1と同様に、溶接性が向上するとともに、端子部23の位置バラツキも抑制され、回路基板への端子部23の挿入が容易になるので、これによる生産性向上も得られる。
なお、図3において、端子部23はバスバー13と一体構成としたが、これは端子部23のみを別体で構成してもよい。このような構成を図4に示す。
まず、図4(a)に示すように、バスバー13における平端部21の先端にはリベット穴61が設けられている。なお、リベット穴61はバスバー13のプレス加工時に容易に設けることができる。一方、端子部23は、略L字形状をしており、図4(a)における水平面にも端子部リベット穴63が設けられている。なお、このような形状の端子部23もアルミニウムをプレス加工することにより容易に成型できる。また、端子部23には、あらかじめスズメッキ層が構成されている。この時、端子部23自体が小さいため、スズメッキ層は端子部23の全体に形成している。従って、図3の構成のように、スズメッキ層を端子部23のみに構成する場合に比べ、スズメッキ工程が極めて容易になり、生産性がさらに向上する。
端子部23は、端子部リベット穴63が平端部21のリベット穴61と重なるように配置した状態で、アルミニウム製のリベット65を挿入し、リベット65の底部を圧縮して潰すことで固定される。この時のバスバー13を図4(b)に示す。端子部23は、リベット65を介してリベット穴61に強固に固定されるので、高信頼性も得られる。
なお、図4の端子部23はバスバー13と別体であるので、アルミニウム製に限定されるものではなく、ハンダ付け性が良好な金属、例えば銅製としてもよい。これにより、スズメッキ工程が不要になる上、端子部23の内部抵抗を低減することができる。
以上の構成により、端子部23を容易に形成できる上、端子部23のみにスズメッキ層を形成できるので、実施の形態1と同様の溶接性向上に加え、さらなるバスバー13の作製容易性と生産性向上を同時に満たすことができる蓄電ユニットを実現できる。
なお、実施の形態1、2において蓄電素子11には電気二重層キャパシタを用いたが、これは電気化学キャパシタ等の他のキャパシタや二次電池でもよい。
本発明にかかる蓄電ユニットはバスバーの作製容易性、溶接性向上、および生産性向上を同時に実現できるため、特に多数の蓄電素子を充放電する蓄電ユニット等として有用である。
本発明の実施の形態1における蓄電ユニットの複数の蓄電素子を接続した際の斜視図 本発明の実施の形態1における蓄電ユニットのバスバーによる蓄電素子の接続部分の拡大図 本発明の実施の形態2における蓄電ユニットの蓄電素子とバスバーの斜視図 本発明の実施の形態2における蓄電ユニットの他のバスバーの斜視図であり、(a)は端子部取り付け前の斜視図、(b)は端子部取り付け後の斜視図 従来のキャパシタユニットのバスバーをキャパシタに取り付ける際の斜視図であり、(a)はキャパシタとバスバーの溶接前の斜視図、(b)はキャパシタとバスバーの溶接後の斜視図 従来のキャパシタユニットの隣り合うキャパシタ間にバスバーを取り付けた状態の平面図
符号の説明
11 蓄電素子
13 バスバー
15 端面電極
17 側面電極
19 側面電極溶接部
20 曲げ部
22 折り曲げ部
23 端子部
53 回路基板
61 リベット穴
65 リベット

Claims (5)

  1. 複数の蓄電素子と、
    互いに隣り合う前記蓄電素子において、一方の前記蓄電素子の側面電極と、他方の前記蓄電素子の端面電極を電気的に接続するバスバーと、を備え、
    前記バスバーは、前記側面電極と溶接される側面電極溶接部と、
    前記端面電極と溶接される平端部と、
    前記側面電極溶接部、および前記平端部の間に設けた折り曲げ部と、
    前記側面電極溶接部から外側に向かって、前記折り曲げ部が前記蓄電素子と接触しない位置まで曲げられた曲げ部とを有し、
    前記折り曲げ部の折り曲げ線と、前記曲げ部の折り曲げ線が実質的に平行になるように構成される蓄電ユニット。
  2. 前記バスバーは、回路基板と電気的に接続される端子部を有し、
    前記端子部は、前記端子部の折り曲げ線が前記曲げ部の折り曲げ線と実質的に平行になるように、前記バスバーの一部を曲げることにより構成される請求項1に記載の蓄電ユニット。
  3. 前記端子部はスズメッキ層が構成された状態で前記バスバーの一部を曲げることにより構成される請求項2に記載の蓄電ユニット。
  4. 前記バスバーはリベット穴を有し、
    回路基板と電気的に接続される端子部が、リベットを介して前記リベット穴に固定される構成とした請求項1に記載の蓄電ユニット。
  5. 前記端子部はスズメッキ層が構成された状態で、前記リベットを介して前記リベット穴に固定される構成とした請求項4に記載の蓄電ユニット。
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