JP2010123613A - セラミック電子部品及びセラミック電子部品の実装構造 - Google Patents

セラミック電子部品及びセラミック電子部品の実装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】静電容量などの特性設計の自由度が高く、かつ温度変化に起因するクラックが生じがたいセラミック電子部品を提供する。
【解決手段】
第1及び第2の主面10a、10bと、第1及び第2の端面10c、10dと、第1及び第2の側面10e、10fとを有する略直方体状のセラミック素体10と、セラミック素体10内に形成されている第1及び第2の内部電極11,12と、第1の主面10a上に形成されており、第1の内部電極11と電気的に接続されている第1の外部端子電極14と、第1の主面上10aに形成されており、第2の内部電極12と電気的に接続されている第2の外部端子電極15とを備えている。実装方向から視た際に、第1の外部端子電極14の中心と第2の外部端子電極15の中心とを通る直線lは、第1の方向x及び第2の方向yに対して傾斜している。
【選択図】図3

Description

本発明は、セラミック電子部品に関し、特に、半田や導電性ペーストによって実装基板上に実装されるセラミック電子部品及びセラミック電子部品の実装構造に関する。
従来、自動車には、エンジンなどのパワートレイン系システムや、エアーコンディショナーなどのボディ系システムなどの各システムを制御するために、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれる制御装置が搭載されている。通常、ECUには、コンデンサ素子などの様々な部品が搭載されている。
近年、エアバック点数の増加やシステムのインテリジェント化などに伴い、一台の自動車に搭載されるECUの数は増加の一途をたどっている。これに伴ってECUの小型化への要求が高まってきており、コンデンサ素子などのECU搭載部品に対する小型化の要求も高まってきている。特に、多数実装されるコンデンサ素子などに対しては小型化の要求が強く、小型化が容易な積層セラミックコンデンサ素子がECUに多用されている。
ところで、近年、高温であるエンジンやギアボックスの付近にECUが搭載されることが多くなってきている。このため、ECUに用いられる積層セラミックコンデンサ素子には、例えば150℃以上という高温条件下においても使用可能であることと、急激な温度変化を伴う温度サイクルにも耐えうることが求められる。
積層セラミックコンデンサ素子が搭載されているECUがおかれている環境の温度の上昇及び低下が繰り返されると、積層セラミックコンデンサ素子が実装されている実装基板が熱膨張及び熱収縮することに起因して積層セラミックコンデンサ素子にたわみ応力などの外部応力が加わる。このため、積層セラミックコンデンサ素子にクラックが生じるおそれがある。通常、クラックは、積層セラミックコンデン素子の外部端子電極が形成されている端部において生じやすい傾向にある。
より詳細には、図16に示すように、素子本体101の外部端子電極102が形成されている端部のうち、外部端子電極102の実装基板103側の端部と接する部分101aからクラック104が生じやすい傾向にある。
このような問題に鑑み、例えば下記の特許文献1には、第1及び第2の内部電極が重なる部分と、外部端子電極とが実装方向において重ならないようにすることが提案されている。
図17は、下記の特許文献1に記載されている積層セラミックコンデンサ素子の断面図である。図17に示すように、積層セラミックコンデンサ素子110では、第1及び第2の内部電極111,112が実装方向Dに重なっている領域Aと、外部端子電極113が形成されている領域Aとが実装方向Dにおいて重ならないようにされている。このため、積層セラミックコンデンサ素子110では、第1及び第2の内部電極111,112が重なっている領域Aにクラックが生じにくい。
特開平6−163311号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、クラックの発生自体を抑制することはできない。また、積層セラミックコンデンサ素子110では、第1及び第2の内部電極111,112の対向面積を小さくする必要があるため、大きな静電容量が得難いという問題があった。また、第1及び第2の内部電極111,112の形状寸法を自由に設計できないという問題もあった。
本発明の目的は、静電容量などの特性設計の自由度が高く、かつ温度変化に起因するクラックが生じがたいセラミック電子部品を提供することにある。
本発明に係るセラミック電子部品は、実装基板上に実装されるセラミック電子部品に関する。本発明に係るセラミック電子部品は、略直方体状のセラミック素体と、第1及び第2の内部電極と、第1の外部端子電極と、第2の外部端子電極とを備えている。セラミック素体は、第1及び第2の主面と、第1及び第2の端面と、第1及び第2の側面とを有する。第1及び第2の主面は、セラミック電子部品の実装方向に垂直である。第1及び第2の端面は、実装方向と直交する第1の方向と、実装方向とに沿っている。第1及び第2の側面は、実装方向及び第1の方向の両方と直交する第2の方向と、実装方向とに沿っている。第1及び第2の内部電極は、セラミック素体内に形成されている。第1の外部端子電極は、第1の主面上に形成されている。第1の外部端子電極は、第1の内部電極と電気的に接続されている。第2の外部端子電極は、第1の主面上に形成されている。第2の外部端子電極は、第2の内部電極と電気的に接続されている。実装方向から視た際に、第1の外部端子電極の中心と第2の外部端子電極の中心とを通る直線は、第1及び第2の方向に対して傾斜している。
本発明に係るセラミック電子部品のある特定の局面では、第1及び第2の外部端子電極は、第1の主面の対角線方向において相互に対向する角部上に形成されている。この構成によれば、第1の外部端子電極と第2の外部端子電極との間の距離をより長くすることができるため、実装基板の熱膨張や熱収縮に起因して生じる外部応力がセラミック素体に伝わりにくい。従って、セラミック素体にクラックが生じることを効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品の他の特定の局面では、第1及び第2の外部端子電極間の距離が、セラミック素体の第1及び第2の方向における長さよりも長い。この構成によれば、第1の外部端子電極と第2の外部端子電極との間の距離をさらに長くすることができるため、実装基板の熱膨張や熱収縮に起因して生じる外部応力がセラミック素体にさらに伝わりにくい。従って、セラミック素体にクラックが生じることをさらに効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品の別の特定の局面では、第1及び第2の側面の第2の方向における長さは、第1及び第2の端面の第1の方向における長さよりも長く、第1及び第2の外部端子電極間の距離は、セラミック素体の第2の方向における長さから第1及び第2の外部端子電極の第2の方向における長さを引いた長さよりも長い。この構成によれば、第1の外部端子電極と第2の外部端子電極との間の距離をよりさらに長くすることができるため、実装基板の熱膨張や熱収縮に起因して生じる外部応力がセラミック素体によりさらに伝わりにくい。従って、セラミック素体にクラックが生じることをよりさらに効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品のさらに他の特定の局面では、第1及び第2の外部端子電極は、第1の主面側から実装方向に向かって先細るように形成されている。これによれば、例えば、半田や導電性ペーストなどの実装部材を用いてセラミック電子部品を実装した際に、実装部材とセラミック電子部品との接合面積、及び実装部材と実装基板との接合面積を小さくすることができる。従って、実装基板の熱膨張や熱収縮に起因して生じる外部応力がセラミック素体にさらに伝わりにくい。従って、セラミック素体にクラックが生じることをさらに効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品のさらに別の特定の局面では、セラミック素体の第1の方向における長さは、セラミック素体の第2の方向における長さよりも短く、セラミック素体の実装方向における長さは、セラミック素体の第1の方向における長さの1/5以上、2/3以下である。この構成によれば、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきを抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢を安定させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品のまた他の特定の局面では、第1の主面上に形成されている支持突起をさらに有する。この構成によれば、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきを抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢を安定させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品のまた別の特定の局面では、支持突起は、第1及び第2の外部端子電極とは離れた位置に形成されている。この構成によれば、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきを効果的に抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢をより安定化させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品のまたさらに他の特定の局面では、支持突起の実装方向における長さは、第1及び第2の外部端子電極の実装方向における長さよりも長い。この構成によれば、実装基板上にセラミック電子部品が実装された際に、支持突起の先端を実装基板により確実に当接させることができる。従って、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきをより効果的に抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢をより効果的に安定化させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品のまたさらに別の特定の局面では、支持突起として第1及び第2の支持突起が形成されており、第1の支持突起は、実装方向から視た際に、第1の外部端子電極の中心と第2の外部端子電極の中心とを通る直線に対して一方側に位置している一方、第2の支持突起は、直線の他方側に位置している。この構成によれば、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきをさらに効果的に抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢をさらに安定化させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品のさらにまた他の特定の局面では、支持突起は、実装方向から視た際に、第1の外部端子電極の中心と第2の外部端子電極の中心とを通る直線と交差するように細長形状に形成されている。この構成によれば、実装基板に実装された状態におけるセラミック電子部品の実装基板に対するぐらつきをさらに効果的に抑制することができ、セラミック電子部品の姿勢をより安定化させることができる。
本発明に係るセラミック電子部品の実装構造は、上記本発明に係るセラミック電子部品の実装構造と、実装基板とを備えている。
本発明に係るセラミック電子部品の実装構造のある特定の局面では、セラミック電子部品は、半田によって実装基板に実装されている。例えば、導電性ペーストなどと比較して、半田は強度が高いため、半田を用いてセラミック電子部品を実装した場合は、セラミック電子部品に応力が伝わりやすいが、この構成によれば、セラミック電子部品に応力が伝わることを効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品の実装構造の他の特定の局面では、半田は、Pbフリー半田である。Pbフリー半田は、通常、鉛を含有する半田よりも柔軟性が低いため、Pbフリー半田を用いてセラミック電子部品を実装した場合、半田にもクラックが生じるおそれがあるが、この構成によれば、セラミック電子部品に応力が伝わることを効果的に抑制することができるため、半田にクラックが生じることを効果的に抑制することができる。
本発明に係るセラミック電子部品では、第1及び第2の外部端子電極が第1の主面上に形成されており、実装方向から視た際に、第1の外部端子電極の中心と第2の外部端子電極の中心とを通る直線は、第1及び第2の方向に対して傾斜しているため、第1及び第2の外部端子電極間の距離を長くすることができるため、実装状態において、セラミック素体に外部応力が伝わりにくく、従って、セラミック素体に温度変化に起因するクラックが生じ難い。さらに、本発明に係るセラミック電子部品では、第1及び第2の内部電極の構造などに対する制約が少ないため、静電容量などの特性設計の自由度を向上することができる。従って、例えば、高い電気的特性を実現することも可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るセラミック電子部品実装構造の略図的斜視図である。図2は、セラミック電子部品実装構造を側方から視た際の部分断面図である。図1及び図2に示すように、セラミック電子部品実装構造1は、実装基板3と、実装基板3に実装されているセラミック電子部品2とを備えている。セラミック電子部品2は、セラミックを用いた電子部品である。セラミック電子部品2は、例えば、セラミックコンデンサ素子、セラミック圧電素子、サーミスタ素子、インダクタ素子などを構成している。
実装基板3は、内部や表面に図示しない配線や電子回路が形成されている基板である。実装基板3は、リジッドな基板であってもよいし、フレキシブルな基板であってもよい。実装基板3は、例えば、FPC基板(Flexible Printed Circuit Board)などであってもよい。
図2に示すように、実装基板3の実装面3cには、図示しない配線や電子回路に接続されている第1及び第2の電極ランド3a、3bが形成されている。セラミック電子部品2は、この第1及び第2の電極ランド3a、3bの上に実装される。
図3は、セラミック電子部品2の背面図である。図4は、図3に示す切り出し線IV−IVに沿ったセラミック電子部品2の断面図である。図5は、図3に示す切り出し線V−Vに沿ったセラミック電子部品2の断面図である。図6は、図5における切り出し線VI−VIに沿ったセラミック電子部品2の断面図である。
図1〜図6に示すように、セラミック電子部品2は、セラミック素体10を備えている。セラミック素体10は、略直方体状に形成されている。詳細には、セラミック素体10は、各角部及び稜線部がR面取り状に形成されている略直方体状に形成されている。セラミック素体10は、第1の主面10a(下面)及び第2の主面10b(上面)と、第1及び第2の端面10c、10dと、第1及び第2の端面10e、10fとを有する。第1の主面10a(下面)及び第2の主面10b(上面)は、セラミック電子部品2の実装方向(下方向)zに垂直である。第1及び第2の端面10c、10dは、実装方向zと直交する第1の方向xと、実装方向zとに沿っている。第1及び第2の端面10e、10fは、実装方向z及び第1の方向zの両方と直交する第2の方向yと、実装方向zとに沿っている。
セラミック素体10の大きさは、特に限定されない。セラミック素体10の大きさは、例えば、幅(W):0.5mm〜5.0mm、長さ(L):1.0mm〜5.7mm、とすることができる。通常、長さ(L)は、幅(W)よりも長くされる。高さ(h)は、0.3mm以下であることが好ましい。また、幅(W)と長さ(L)と高さ(h)との比も特に限定されないが、例えば、幅(W)は、長さ(L)の1/2〜1倍とすることができる。高さ(h)は、幅(W)の1/5〜2/3倍であることが好ましく、1/2〜2/3倍であることがより好ましい。
セラミック素体10は、適宜のセラミック材料により形成されている。セラミック素体10を構成するセラミック材料は、セラミック電子部品2の特性などにより適宜選択される。例えば、セラミック電子部品2がセラミックコンデンサ素子である場合は、セラミック素体10は、誘電体セラミックを主成分とする材料により形成することができる。誘電体セラミックの具体例としては、例えば、BaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどが挙げられる。セラミック素体10には、例えば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を適宜添加してもよい。
また、例えば、セラミック電子部品2がセラミック圧電素子である場合には、セラミック素体10は、例えば、圧電セラミックを主成分とする材料により形成することができる。圧電セラミックの具体例としては、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系セラミックなどが挙げられる。
例えば、セラミック電子部品2がサーミスタ素子である場合には、セラミック素体10は、例えば、半導体セラミックを主成分とする材料により形成することができる。半導体セラミックの具体例としては、例えば、スピネル系セラミックなどが挙げられる。
例えば、セラミック電子部品2がインダクタ素子である場合には、セラミック素体10は、磁性体セラミックを主成分とする材料により形成することができる。磁性体セラミックの具体例としては、例えば、フェライトセラミックなどが挙げられる。
なお、セラミック素体10は、例えば、積層された複数のセラミック層からなるものであってもよいし、一体に形成されたセラミック体からなるものであってもよい。セラミック素体10の構成は、セラミック素体10の製造方法などに応じて、適宜選択できるものである。セラミック素体10を積層された複数のセラミック層により形成する場合は、セラミック層の厚さは、0.5〜10μm程度であることが好ましい。
図4及び図5に示すように、セラミック素体10の内部には、複数の第1及び第2の内部電極11,12が形成されている。図6に示すように、本実施形態では、第1及び第2の内部電極11,12のそれぞれの平面形状は、略矩形状である。第1及び第2の内部電極11,12は、実装方向zに相互に間隔をあけて交互に配置されている。すなわち、隣接する第1及び第2の内部電極11,12の一部同士がセラミック層13を介して対向するように、第1及び第2の内部電極11,12が配置されている。この第1及び第2の内部電極11,12がセラミック層13を介して対向している部分によって、コンデンサ特性、圧電特性、サーミスタ特性、インダクタ特性などの電気的特性が発現する。なお、セラミック電子部品2がインダクタ素子である場合は、第1及び第2の内部電極11,12に替えて、コイル導体を形成してもよい。
第1及び第2の内部電極11,12は、適宜の導電性材料により形成することができる。具体的には、第1及び第2の内部電極11,12は、例えば、Ni,Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、Ag−Pd合金などの、これらの金属の少なくとも1種を含む合金等によって形成することができる。
セラミック電子部品2における第1及び第2の内部電極11,12の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.3μm〜2.0μm程度とすることができる。
図3〜図5に示すように、第1の主面10aには、第1及び第2の外部端子電極14,15がそれぞれひとつずつ形成されている。本実施形態においては、第1及び第2の端面10c、10dならびに第1及び第2の側面10e、10fには形成されていない。図3に示すように、第1及び第2の外部端子電極14,15は、第1の主面10aの対角線方向において相互に対向する角部上に形成されている。
図3に示すように、第1及び第2の外部端子電極14,15は、略円形に形成されている。但し、本発明において、第1及び第2の外部端子電極14,15の形状は特に限定されない。第1及び第2の外部端子電極14,15の形状は、セラミック電子部品2や実装基板3の構造や特性などに応じて適宜決定することができる。第1及び第2の外部端子電極14,15の形状は、例えば、四角形状などの多角形状や楕円形状、長円形状などであってもよい。
なお、第1及び第2の外部端子電極14,15の実装方向zに沿った厚さは、特に限定されないが、例えば、10〜50μm程度とすることができる。
第1及び第2の外部端子電極14,15は、適宜の導電材料により形成することができる。第1及び第2の外部端子電極14,15は、例えば、Ni,Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、Ag−Pd合金などの、これらの金属の少なくとも1種を含む合金等によって形成することができる。
また、第1及び第2の外部端子電極14,15を、下地層と、下地層を覆うめっき膜とにより構成してもよい。その場合、下地層は、例えば、Ni,Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、Ag−Pd合金などの、これらの金属を含む合金等によって形成することができる。
めっき膜は、Cu、Ni、Au、Snなどの金属、若しくはそれらの金属の少なくとも1種を含む合金などにより形成することができる。なお、図2に示す実装部材16,17が半田である場合は、めっき膜として、Niめっき膜とSnめっき膜との積層めっき膜を形成することが好ましい。また、実装部材16,17が導電性接着剤である場合は、Auめっき膜を形成するか、最外層がAuめっき膜である積層めっき膜を形成することが好ましい。また、例えば、実装部材16,17を用いずに、COレーザーなどのレーザーを用いて第1及び第2の外部端子電極14,15を第1及び第2の電極ランド3a、3bに接続する場合は、Cuメッキ膜を形成するか、最外層がCuめっき膜である積層めっき膜を形成することが好ましい。
めっき膜の厚さは、例えば、1〜10μm程度とすることができる。また、めっき膜と下地層との間に、応力緩和用の樹脂層を形成してもよい。
なお、下地層は、例えば、焼結金属からなるものであってもよい。その場合、下地層は、例えば、第1及び第2の内部電極11,12と同時焼成されたコアファイアによるものであってもよい。また、下地層は、塗布された導電性ペーストを焼き付けたポストファイアによるものであってもよい。
図4及び図5に示すように、第1の外部端子電極14は、略円柱状の第1のビア導体18を介して第1の内部電極11に電気的に接続されている。一方、第2の外部端子電極15は、略円柱状の第2のビア導体19を介して第2の内部電極12に電気的に接続されている。
詳細には、本実施形態では、図5に示すように、第1及び第2の内部電極11,12は、第1の方向xの両端部において、実装方向zに相互に重なっていない部分を有している。そして、その第1の方向xの両端部のうち、第1の内部電極11のみが形成されている部分に、実装方向zに沿って第1の外部端子電極14にまで至る第1のビア導体18が形成されている。これにより、各第1の内部電極11と第1の外部端子電極14とが電気的に接続されている。一方、第2のビア導体19は、第1の方向xの両端部のうち、第2の内部電極12のみが形成されている部分に、実装方向zに沿って第2の外部端子電極15にまで至るように形成されている。これにより、各第2の内部電極12と第2の外部端子電極15とが電気的に接続されている。
第1及び第2のビア導体18,19は、適宜の電極材料によって形成することができる。第1及び第2のビア導体18,19は、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Auなどの金属、若しくは、Ag−Pd合金などの、これらの金属の少なくとも1種を含む合金により形成することができる。
第1及び第2のビア導体18,19の直径は、例えば、50μm〜100μm程度とすることができる。
図2に示すように、本実施形態では、セラミック電子部品2は、実装部材16,17により実装基板3に対して実装されている。具体的には、実装部材16,17によって、セラミック電子部品2の第1及び第2の外部端子電極14,15と、実装基板3の第1及び第2の電極ランド3a、3bとが接合されている。実装部材16,17は、第1及び第2の外部端子電極14,15や、第1及び第2の電極ランド3a、3bの材料、セラミック電子部品2及び実装基板3の特性などに応じて適宜選択される。実装部材16,17の具体例としては、半田、導電性微粒子を含む導電性ペーストなどが挙げられる。実装部材16,17として半田を用いる場合は、環境面から、Pbを実質的に含有していないPbフリー半田を用いることが好ましい。
なお、本実施形態のように、実装部材16,17を用いず、レーザーなどを用いて、第1及び第2の電極ランド3aと第1及び第2の外部端子電極14,15とを直接接合してもよい。
本実施形態の特徴は、第1及び第2の外部端子電極14,15の配置にある。具体的には、図3に示すように、本実施形態では、実装方向zから視た際に、第1の外部端子電極14の中心C1と、第2の外部端子電極15の中心C2とを通る直線lが、第1の方向xと第2の方向yとのそれぞれに対して傾斜するように第1及び第2の外部端子電極14,15が形成されている。このため、第1及び第2の外部端子電極14,15間の距離が長くされている。よって、実装基板3が熱膨張や熱収縮した際にも、セラミック素体10に対して外部応力が伝わりにくい。従って、セラミック素体10に、温度変化に起因するクラックが生じ難い。
また、本実施形態では、第1及び第2の外部端子電極14,15が第1の主面10aにのみ形成されており、第1及び第2の端面10c、10d並びに第1及び第2の側面10e、10fには形成されていない。このため、例えば図17に示すように、外部端子電極を第1及び第2の端面にも形成する場合と比較して、半田などの実装部材16,17とセラミック電子部品2との接合面積を小さくすることができる。よって、セラミック素体10に対して外部応力がさらに伝わりにくい。従って、セラミック素体10に、温度変化に起因するクラックが生じることが効果的に抑制されている。
セラミック素体10に対して外部応力が伝わりにくくする観点からは、第1及び第2の外部端子電極14,15間の距離が長い方がより好ましい。従って、第1及び第2の外部端子電極14,15は、第1の主面10aの対角線方向において相互に対向する角部上に形成されていることが好ましい。
さらには、第1及び第2の外部端子電極14,15間の最短距離(P)が、セラミック素体10の第1の方向xにおける長さ(W)よりも長く、かつ、セラミック素体10の第2の方向yにおける長さ(L)よりも長いことがより好ましい。第1及び第2の外部端子電極14,15間の距離(P)が、セラミック素体10の第2の方向yにおける長さ(L)から、第1及び第2の外部端子電極14,15の第2の方向yに沿った長さ(D,D)を引いた長さ(L―D―D)よりも長いことが好ましい。
ところで、上述のように、セラミック電子部品2の特性は、第1及び第2の内部電極11,12の対向面積によって大きく左右される。このため、例えば特許文献1にて提案されているように、内部電極の対向面積を所定の範囲内に制限する場合、特性設計の自由度が低下する。
それに対して、第1及び第2の外部端子電極14,15は、セラミック電子部品2の特性にそれほど影響を及ぼさない。このため、本実施形態のように、第1及び第2の外部端子電極14,15の配置により、セラミック素体10にクラックが生じることを抑制する場合、第1及び第2の内部電極11,12の構造などに対する制約が少ないため、静電容量などの特性設計の自由度が高くなる。
また、実装部材16,17が導電性接着剤である場合は、第1及び第2の外部端子電極14,15間が、導電性接着剤のマイグレーションに起因して短絡するおそれがあるが、本実施形態では、第1及び第2の外部端子電極14,15間の距離が長くされているため、第1及び第2の外部端子電極14,15間が、導電性接着剤のマイグレーションに起因して短絡することが効果的に抑制されている。
また、実装部材16,17が半田である場合は、半田と第1及び第2の外部端子電極14,15との接合面積が大きいと、実装部材16,17にクラックが生じる可能性がある。柔軟性の低いPbフリー半田を実装部材16,17として用いた場合は、実装部材16,17にクラックが特に生じやすい。しかしながら、本実施形態では、半田と第1及び第2の外部端子電極14,15との接合面積が小さくされており、半田の濡れ拡がりが抑制されているため、実装部材16,17にクラックが生じることが効果的に抑制されている。
なお、本実施形態のように、対角線上に第1及び第2の外部端子電極14,15を形成する場合、セラミック電子部品2が2点で支持されることとなる。このため、セラミック素体10の高さ寸法(h)が大きいと不安定になりがちである。従って、セラミック素体10の高さ寸法(h)は、0.3mm以下であることが好ましい。また、セラミック素体10の高さ寸法(h)は、幅寸法(W)の1/5倍以上、2/3倍以下であることが好ましい。
なお、本実施形態のセラミック電子部品2は、例えば以下の要領にて作製することができる。
まず、セラミックグリーンシート、内部電極形成用導電性ペースト、ビア導体形成用導電性ペースト及び外部端子電極形成用導電ペーストを用意する。なお、セラミックグリーンシートや各種導電性ペーストには、通常、バインダや溶剤などが含まれる。このバインダや溶剤としては、例えば、公知のバインダや溶剤を用いることができる。
次に、セラミックグリーンシート上に、所定のパターンで内部電極形成用種導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する。導電性ペーストの印刷は、例えば、スクリーン印刷などにより行うことができる。
次に、内部電極パターンが形成されていないセラミックグリーンシートと、内部電極パターンが形成されているセラミックグリーンシートとを積層し、マザー積層体を形成する。この時点で、必要に応じて、マザー積層体を静水圧プレスなどの手段により積層方向にプレスしてもよい。
次に、マザー積層体の一方の主面側からレーザーを照射し、半可通状態のビアホールを形成する。そして、ビアホールにビア導体形成用導電性ペーストを充填し、未焼成のビア導体を形成する。なお、未焼成のビア導体の形成は、マザー積層体の形成前に、各セラミックグリーンシートに対して行ってもよい。
次に、マザー積層体から、生のセラミック積層体を切り出す。必要に応じて、生のセラミック積層体に対してバレル研磨などを施し、生のセラミック積層体の稜線部及び角部をR面取り上に加工してもよい。
次に、生のセラミック積層体を焼成する。焼成温度は、使用するセラミック材料に応じて適宜設定する。通常、焼成温度は、900〜1300℃程度である。
焼成後のセラミック積層体の一方側の主面に、ビア導体を覆うように、外部端子電極形成用導電ペーストを塗布し、例えば700〜900℃程度の温度で焼き付けることにより下地層を形成する。その後、下地層の上に、めっき膜を形成することにより、第1及び第2の外部端子電極14,15を形成する。以上の要領で、セラミック電子部品2を作製することができる。
以下、本実施形態を実施した好ましい形態のさらなる例について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符合で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造を側方から視た際の部分断面図である。図7に示すように、本実施形態では、第1及び第2の外部端子電極14,15が、第1の主面10aから実装方向zに向かって先細るように形成されている。具体的には、本実施形態では、第1及び第2の外部端子電極14,15は、実装方向zに凸状の略半楕球状に形成されている。このため、実装部材16,17の濡れ拡がりをより効果的に抑制することができる。従って、セラミック素体10に、温度変化に起因するクラックが生じることがより効果的に抑制される。また、実装部材16,17にクラックが生じることもより効果的に抑制される。
なお、第1及び第2の外部端子電極14,15は、例えば、半円状、半長円状、円錐台状、角錐台状、円錐状または角錐状であってもよい。
(第3の実施形態)
図8及び図9は、第3の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造の断面図である。
本実施形態では、図8及び図9に示すように、本実施形態では、第1の主面10aの上と共に、第2の主面10bの上にも、第1及び第2の外部端子電極14,15が形成されている。このため、第1の主面10a側から実装することもできるし、第2の主面10b側から実装することもできる。従って、セラミック電子部品実装構造の製造が容易となる。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態におけるセラミック電子部品の背面図である。図11は、図10の切り出し線XI−XIにおける部分断面図である。
図10及び図11に示すように、本実施形態では、第1の主面10a上に、実装方向zに延びる支持突起20a、20bが第1及び第2の外部端子電極14,15とは離れた位置に形成されている。このため、図11に示すように、セラミック電子部品2が第1及び第2の外部端子電極14,15において支持されていると共に、支持突起20a、20bにおいても支持される。よって、本実施形態のように、支持突起20a、20bを設けることにより、セラミック電子部品2の支持箇所を多くすることができる。従って、実装基板3に実装されているセラミック電子部品2の姿勢を安定させることができる。
また、本実施形態では、支持突起20a、20bの実装方向zにおける長さは、第1及び第2の外部端子電極14,15の実装方向zにおける長さよりも長くされている。このため、支持突起20a、20bの先端が実装基板3により確実に当接する。従って、セラミック電子部品2の姿勢をより確実に安定させることができる。
さらに本実施形態では、図10に示すように、実装方向zから視た際に、直線lに対して第1の支持突起20aが一方側に位置しているのに対して、第2の支持突起20bが他方側に位置している。従って、セラミック電子部品2の直線lを中心とするぐらつきを効果的に抑制することができる。
なお、突起部20a、20bの材質は特に限定されない。突起部20a、20bは、例えば絶縁体により形成されていてもよいし、導電体により形成されていてもよい。
(第5の実施形態)
図12は、第5の実施形態におけるセラミック電子部品の背面図である。図12に示すように、本実施形態では、細長形状の支持突起20cが形成されている。支持突起20cは、実装方向zから視た際に、直線lと交差するように配置されている。この場合においても、上記第4の実施形態の場合と同様に、セラミック電子部品2の直線lを中心とするぐらつきを効果的に抑制することができる。
(第6の実施形態)
上記第1の実施形態では、図6に示すように、第1及び第2の内部電極11,12のそれぞれが略矩形状であり、第1の方向xにおける両端部に、第1及び第2の内部電極11,12が実装方向zにおいて重ならない部分が形成されている例について説明した。
それに対して、本実施形態では、図13〜図15に示すように、第1の内部電極11の第1の方向xの一方側の端部と、第2の内部電極12の第1の方向xの一方側の端部とが略同じ位置にあり、第1の内部電極11の第1の方向xの他方側の端部と、第2の内部電極12の第1の方向xの他方側の端部とが略同じ位置にある。そして、図14に示すように、第2の内部電極12には、第1のビア導体18が位置する部分に切欠き部12aが形成されている。また、図15に示すように、第1の内部電極11には、第2のビア導体19が位置する部分に切欠き部11aが形成されている。これにより、第1の内部電極11と第2のビア導体19との間の絶縁及び、第2の内部電極12と第1のビア導体18との間の絶縁が図られている。
このようにすることによって、第1及び第2の内部電極11,12の対向面積を大きくすることができる。従って、より優れた特性のセラミック電子部品を得ることができる。
なお、切欠き部11a、12aは、矩形状でなくてもよく、例えば、扇状などであってもよく、閉じた円形状であってもよい。
上記実施形態では、第1の主面に形成されている第1及び第2の外部端子電極が第1及び第2の側面並びに第1及び第2の端面に至っていない例について説明したが、第1及び第2の外部端子電極の一部が第1及び第2の側面並びに第1及び第2の端面に至っていてもよい。
第1の実施形態に係るセラミック電子部品の実装構造1の略図的斜視図である。 第1の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造を側方から視た際の部分断面図である。 第1の実施形態におけるセラミック電子部品の背面図である。 図3に示す切り出し線IV−IVに沿ったセラミック電子部品の断面図である。 図3に示す切り出し線V−Vに沿ったセラミック電子部品2の断面図である。 図5におけるVI−VI矢視図である。 第2の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造を側方から視た際の部分断面図である。 第3の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造の断面図である。 第3の実施形態に係るセラミック電子部品実装構造の断面図である。 第4の実施形態におけるセラミック電子部品の背面図である。 図10の切り出し線XI−XIにおける部分断面図である。 第5の実施形態におけるセラミック電子部品の背面図である。 第6の実施形態におけるセラミック電子部品の断面図である。 図13におけるXIII−XIII矢視図である。 図13におけるXIV−XIV矢視図である。 積層セラミックコンデンサに発生するクラックの位置を説明するための断面図である。 特許文献1に記載されている積層セラミックコンデンサ素子の断面図である。
符号の説明
1…セラミック電子部品実装構造
2…セラミック電子部品
3…実装基板
3a…第1の電極ランド
3b…第2の電極ランド
3c…実装面
10…セラミック素体
10a…第1の主面
10b…第2の主面
10c…第1の端面
10d…第2の端面
10e…第1の側面
10f…第2の端面
11…第1の内部電極
11a…切欠き部
12…第2の内部電極
12a…切欠き部
13…セラミック層
14…第1の外部端子電極
15…第2の外部端子電極
16,17…実装部材
18…第1のビア導体
19…第2のビア導体
20a…第1の支持突起
20b…第2の支持突起
20c…支持突起

Claims (14)

  1. 実装基板上に実装されるセラミック電子部品であって、
    前記セラミック電子部品の実装方向に垂直な第1及び第2の主面と、前記前記実装方向と直交する第1の方向と、前記実装方向とに沿う第1及び第2の端面と、前記実装方向及び前記第1の方向の両方と直交する第2の方向と、前記実装方向とに沿う第1及び第2の側面とを有する略直方体状のセラミック素体と、
    前記セラミック素体内に形成されている第1及び第2の内部電極と、
    前記第1の主面上に形成されており、前記第1の内部電極と電気的に接続されている第1の外部端子電極と、
    前記第1の主面上に形成されており、前記第2の内部電極と電気的に接続されている第2の外部端子電極とを備え、
    実装方向から視た際に、前記第1の外部端子電極の中心と前記第2の外部端子電極の中心とを通る直線は、前記第1及び第2の方向に対して傾斜している、セラミック電子部品。
  2. 前記第1及び第2の外部端子電極は、前記第1の主面の対角線方向において相互に対向する角部上に形成されている、請求項1に記載のセラミック電子部品。
  3. 前記第1及び第2の外部端子電極間の距離が、前記セラミック素体の第1及び第2の方向における長さよりも長い、請求項1または2に記載のセラミック電子部品。
  4. 前記第1及び第2の側面の前記第2の方向における長さは、前記第1及び第2の端面の前記第1の方向における長さよりも長く、前記第1及び第2の外部端子電極間の距離は、前記セラミック素体の前記第2の方向における長さから前記第1及び第2の外部端子電極の前記第2の方向における長さを引いた長さよりも長い、請求項1〜3のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  5. 前記第1及び第2の外部端子電極は、前記第1の主面側から前記実装方向に向かって先細るように形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  6. 前記セラミック素体の前記第1の方向における長さは、前記セラミック素体の前記第2の方向における長さよりも短く、前記セラミック素体の前記実装方向における長さは、前記前記セラミック素体の前記第1の方向における長さの1/5以上、2/3以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  7. 前記第1の主面上に形成されている支持突起をさらに有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  8. 前記支持突起は、前記第1及び第2の外部端子電極とは離れた位置に形成されている、請求項7に記載のセラミック電子部品。
  9. 前記支持突起の前記実装方向における長さは、前記第1及び第2の外部端子電極の前記実装方向における長さよりも長い、請求項7または8に記載のセラミック電子部品。
  10. 前記支持突起として第1及び第2の支持突起が形成されており、前記第1の支持突起は、前記実装方向から視た際に、前記第1の外部端子電極の中心と前記第2の外部端子電極の中心とを通る直線に対して一方側に位置している一方、前記第2の支持突起は、前記直線の他方側に位置している、請求項7〜9のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  11. 前記支持突起は、前記実装方向から視た際に、前記第1の外部端子電極の中心と前記第2の外部端子電極の中心とを通る直線と交差するように細長形状に形成されている、請求項7〜9のいずれか一項に記載のセラミック電子部品。
  12. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のセラミック電子部品と、
    前記実装基板とを備える、セラミック電子部品の実装構造。
  13. 前記セラミック電子部品は、半田によって前記実装基板に実装されている、請求項12に記載のセラミック電子部品の実装構造。
  14. 前記半田は、Pbフリー半田である、請求項13に記載のセラミック電子部品の実装構造。
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