JP2010122929A - 遠隔端末及び遠隔端末処理プログラム - Google Patents

遠隔端末及び遠隔端末処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の汎用デバイスを順序だてて正確に制御可能とする遠隔端末を提供することを目的とする。
【解決手段】遠隔端末1は、オペレータ端末2の指示に従い複数の汎用デバイスを順に操作する。この際、遠隔端末1は、オペレータ端末2から指示された操作対象の汎用デバイス(該当デバイス)の操作指示をその汎用デバイスへ送信するとともに、その汎用デバイスの動作状況を確認するため、他の汎用デバイス(監視デバイス)へ監視動作の指示を送信する。遠隔端末1は、監視デバイスにより該当デバイスの動作状況を確認して、動作が正常に終了した場合、次の操作対象の汎用デバイスの操作を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、端末の遠隔操作技術に関する。
一般に、遠隔端末(遠隔無人端末)は、複数の専用開発したデバイスで構成されている。これは、遠隔端末に接続された複数のデバイスを順序だてて正確に制御するためである。近年、遠隔端末の価格を安価にするとともに、消費電力を抑えることが求められている。しかし、デバイスを専用開発するにはコストがかかる。特に、消費電力を抑えたデバイスを開発するには、さらにコストがかかり、安価で低消費電力の遠隔端末を製造することは困難である。
ここで、数多く出荷されている汎用デバイスは、専用開発されたデバイスに比べ安価である。また、汎用デバイスは、低消費電力化が義務付けられている場合もあり、通常、専用開発されたデバイスに比べ消費電力が少ない。そこで、専用開発しているデバイスの代わりに汎用デバイスを用いることにより、遠隔端末を安価で低消費電力にすることが可能となる。
しかし、汎用デバイスは、人の手による操作(例えば、スイッチの押下)を前提とし、動作状態の検知も人の五感よる検知(例えば、ランプの点灯状態の確認)である。そのため、遠隔端末が、ある汎用デバイスが正常に動作したことを確認して次の汎用デバイスを動作させる処理を実現するため、つまり、接続された複数のデバイスを順序だてて正確に制御するためには、人の手による操作や、人の五感による動作状態の検知を遠隔端末により実現しなければならない。
特許文献1には、遠隔地に設置された電機機器の電源をON/OFFする技術についての記載がある。この技術では、電力の消費量に基づき電源のON/OFFを確認する。このためには、電機機器毎に個別の機械設計(専用開発)が必要である。
特開2004−147065号公報 特開2001−245372号公報 特開2006−115435号公報
以上のように、専用開発しているデバイスに代え汎用デバイスを用いた場合には、人の手による操作や、人の五感による動作状態の検知を遠隔端末により行う必要があるという課題がある。
また、人の手による操作や、人の五感による動作状態の検知を遠隔端末により行う場合に、使用する汎用デバイスの機種毎に設計開発が必要となる作りでは、デバイスを専用開発する場合と同様にコストがかかってしまう。例えば、汎用デバイスの一例としてプリンタを例にすると、使用するプリンタの機種毎(あるいは、使用するプリンタの製造元毎)に設計開発が必要となる作りでは、プリンタを新しい機種に交換する場合に新たな設計開発が必要となりコストがかかってしまう。つまり、使用する汎用デバイスの機種によらず、人の手による操作や、人の五感による動作状態の検知を遠隔端末により行える作りにする必要がある。
この発明は、複数の汎用デバイスを順序だてて正確に制御可能とする遠隔端末を提供することを目的とする。また、この発明は、使用する汎用デバイスの機種を変更が容易に行える遠隔端末を提供することを目的とする。
この発明に係る遠隔端末は、例えば、
複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末であり、
前記指示情報を前記オペレータ端末から通信装置を介して受信する指示情報受信部と、
前記指示情報受信部が前記指示情報を受信すると、前記指示情報に対応する対応スクリプトであって、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得して記憶装置に記憶するスクリプト取得部と、
前記スクリプト取得部が取得した対応スクリプトに含まれる業務スクリプトを処理装置により実行する業務スクリプト実行部と、
前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを処理装置により実行して結果情報を前記業務スクリプト実行部へ返すデバイス処理スクリプト実行部と、
前記業務スクリプト実行部が業務スクリプトを最後まで実行できたか否かを示すステータスを前記オペレータ端末へ通信装置を介して送信するステータス送信部とを備え、
前記業務スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプト実行部から返された結果情報に基づき、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定するとともに、実行可能でない場合には業務スクリプトの実行を中止する
ことを特徴とする。
前記遠隔端末は、さらに、
前記各デバイスに対応して設けられ、そのデバイスと通信装置を介してデータ通信を行う仮想デバイス部を備え、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプトを実行して操作される該当デバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記該当デバイスに対応する仮想デバイス部へ送信し、
前記デバイス処理スクリプト実行部から送信データを送信された仮想デバイス部である該当仮想デバイス部は、前記送信データを前記該当デバイスへ送信するとともに、前記該当デバイスの操作に伴う他のデバイスの操作をするために前記他のデバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部へ送信する
ことを特徴とする。
前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部は、前記該当仮想デバイス部が送信した送信データを前記他のデバイスへ送信し、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記他のデバイスから情報を取得して、取得した情報から前記該当デバイスの動作異常を検知する
ことを特徴とする。
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプトを実行した結果、デバイスの動作異常を検知した場合、検知した動作異常に対応する異常処理を実行するとともに、前記異常処理を実行しても、デバイスが正常に動作しない場合には、異常終了を結果情報とし、
前記業務スクリプト実行部は、前記結果情報が異常終了である場合、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定する
ことを特徴とする。
前記スクリプト取得部は、所定の場合に、前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行するスクリプトであって、前記複数のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含むスクリプトである非対応スクリプトを取得し、
前記業務スクリプト実行部は、前記非対応スクリプトを前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行し、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを実行して結果情報を前記業務スクリプト実行部へ返す
ことを特徴とする。
前記遠隔端末は、印刷装置と画像取得装置とに接続され、
前記指示情報受信部は、所定の情報の印刷指示を含む指示情報を受信し、
前記スクリプト取得部は、前記受信部が前記指示情報を受信すると、前記印刷装置に前記所定の情報を印刷させる印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトを含む複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得し、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから前記印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトが呼び出されると、前記印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトを実行して、前記印刷装置に印刷させる前記所定の情報の印刷データを送信データとして生成して、生成した印刷データを前記印刷装置に対応する仮想デバイス部へ送信し、
前記印刷装置に対応する仮想デバイス部は、前記印刷データを前記印刷装置へ送信するとともに、前記印刷装置が印刷処理を正常に実行したか否かを判断するための情報を得るために前記画像取得装置の操作をする操作情報を送信データとして生成して、生成した操作情報を前記画像取得装置に対応する仮想デバイス部へ送信する
ことを特徴とする。
前記遠隔端末は、さらにスイッチ押下機器に接続され、
前記画像取得装置に対応する仮想デバイス部は、前記操作情報を前記画像取得装置へ送信し、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記画像取得装置が取得した画像情報を取得して、取得した画像情報から前記前記印刷装置が印刷処理を正常に実行したか否かを判断し、正常に実行していないと判断した場合、異常処理として前記スイッチ押下機器に前記印刷装置の所定のボタンを押下させる操作情報を前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部へ送信する
ことを特徴とする。
前記遠隔端末は、スイッチ押下機器を含む複数のデバイスと接続され、
前記スクリプト取得部は、所定の場合に、前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行する省電力スクリプトであって、所定の時間指示情報が送信されない場合に所定のデバイスの電源を切る電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトを含む複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む省電力スクリプトを非対応スクリプトとして取得し、
前記業務スクリプト実行部は、前記省電力スクリプトに含まれる業務スクリプトを前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行し、
前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから前記電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトが呼び出された場合、前記電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトを実行して、前記所定の時間指示情報が送信されない場合に前記スイッチ押下機器へ前記所定のデバイスの電源を切る操作情報を送信データとして生成して、生成した操作情報を前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部へ送信し、
前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部は、前記操作情報を前記スイッチ押下機器へ送信して前記所定のデバイスの電源を切る
ことを特徴とする。
この発明に係る遠隔端末処理プログラムは、例えば、
複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末の遠隔端末処理プログラムであり、
前記指示情報を前記オペレータ端末から受信する指示受信処理と、
前記指示受信処理で前記指示情報を受信すると、前記指示情報に対応する対応スクリプトであって、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得するスクリプト取得処理と、
前記スクリプト取得処理で取得した対応スクリプトに含まれる業務スクリプトを実行する業務スクリプト実行処理と、
前記業務スクリプト実行処理で実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを実行して結果情報を前記業務スクリプト実行処理へ返すデバイス処理スクリプト実行処理と、
前記業務スクリプト実行処理で業務スクリプトを最後まで実行できたか否かを示すステータスを前記オペレータ端末へ送信するステータス送信処理とをコンピュータに実行させ、
前記業務スクリプト実行処理では、前記デバイス処理スクリプト実行処理から返された結果情報に基づき、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定するとともに、実行可能でない場合には業務スクリプトの実行を中止する
ことを特徴とする。
この発明に係る遠隔端末は、例えば、
複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末であり、
前記複数のデバイスのデバイス毎に設けられた仮想デバイス部と、
所定のデバイスの操作を指示する指示情報を前記オペレータ端末から通信装置を介して受信する指示情報受信部と、
前記指示情報受信部が受信した指示情報に従い、前記所定のデバイスを操作するための送信データを生成して、生成した送信データを前記所定のデバイスの仮想デバイス部へ送信するデバイス操作部とを備え、
前記所定のデバイスの仮想デバイス部である該当仮想デバイス部は、前記デバイス操作部が送信した送信データを受信して、受信した送信データを前記所定のデバイスへ送信するとともに、前記所定のデバイスの操作に伴う他のデバイスの操作をするために前記他のデバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部へ送信する
ことを特徴とする。
この発明に係る遠隔端末は、前のデバイスを操作した結果に基づき、次の処理が実行可能かを判断して処理を進め、処理が実行できたか否かを示すステータスをオペレータ端末へ送信する。したがって、オペレータの手によらず、遠隔端末が、複数の汎用デバイスを順序だてて正確に制御することができる。
実施の形態1.
この実施の形態では、汎用デバイスの動作異常の有無を検知して、各デバイスを順序だてて制御するとともに、使用する汎用デバイスの機種の変更が容易に行える遠隔端末1について説明する。
図1は、遠隔端末1とオペレータ端末2とを備える遠隔システムの構成図である。
遠隔システムにおいて、遠隔端末1とオペレータ端末2とはネットワーク3を介して接続される。遠隔端末1はユーザが使用する端末であり、オペレータ端末2はオペレータが使用する端末である。オペレータはオペレータ端末2を用いて遠隔端末1と通信することにより、ユーザにサービスを提供する。なお、遠隔システムは、他に、データやプログラムを保持するホストサーバを備えるとしてもよい。
遠隔端末1は、プリンタ4、スキャナ5、タッチパネルモニタ6、カメラ7(IP(Internet Protocol)カメラ)、マイク8、匂いセンサ9、スイッチ押下機器10等のデバイスと接続されている。遠隔端末1は、オペレータ端末2から受信する指示情報に従い、各デバイスを操作する。
例えば、契約書の印刷指示を示す指示情報を受信した場合、遠隔端末1は、プリンタ4から契約書を印刷するとともに、印刷する契約書をタッチパネルモニタ6に表示する。また、遠隔端末1は、操作したデバイス(契約書の印刷の場合であれば、プリンタ4、タッチパネルモニタ6)の動作状況を、他のデバイス(例えば、カメラ7、マイク8、匂いセンサ9)により監視する。例えばプリンタ4の動作について、遠隔端末1は、カメラ7によりプリンタ4が備える表示ランプ11の画像情報を取得して、動作が正常に行われているか否かを判断する。また、遠隔端末1は、カメラ7によりプリンタ4の排紙トレイの画像情報を取得して印刷が行われたか否かを判断する。さらに、遠隔端末1は、マイク8によりプリンタ4の動作音を取得して、プリンタ4が動作しているか否か(電源がONになっているか否か)を判断してもよいし、匂いセンサ9によりインクの匂いを取得してプリンタ4が動作しているか否か(印刷処理が行われているか否か)を判断してもよい。
なお、スイッチ押下機器10は、圧力センサを備えており、遠隔端末1からの指示に従い、ボタンの押下、半押し、長押し等を行うことができる。スイッチ押下機器10は、各汎用デバイスの電源スイッチや操作ボタン部分に、そのスイッチやボタンを操作可能に設置されている。
図2は、この実施の形態に係る遠隔端末1の機能を示す機能ブロック図である。
遠隔端末1は、指示受信部21、スクリプト取得部22、業務スクリプト実行部23、デバイス処理スクリプト実行部24(デバイス操作部)、仮想デバイス部25、ステータス送信部26を備える。
仮想デバイス部25は、各デバイスに対応して設けられる。例えば、プリンタ4には仮想デバイス部25としてプリンタ仮想デバイス部が設けられ、スキャナ5には仮想デバイス部25としてスキャナ仮想デバイス部が設けられる。
図3は、オペレータ端末2が送信した指示情報を遠隔端末1が受信した場合の遠隔端末1の動作を示すフローチャートである。遠隔端末1の動作とともに、遠隔端末1が備える各機能についても説明する。
(S1:指示受信ステップ)
指示受信部21は、オペレータ端末2から指示情報をネットワーク3と通信装置とを介して受信する。例えば、指示受信部21は、オペレータ端末2から契約書の印刷処理を示す指示情報を受信する。
(S2:スクリプト取得ステップ)
スクリプト取得部22は、指示受信部21が指示情報を受信すると、その指示情報に対応する対応スクリプトをホストサーバ等から取得して記憶装置に記憶する。スクリプト取得部22は、遠隔端末1の内部のメモリから対応スクリプトを取得するとしてもよいし、オペレータ端末2から対応スクリプトを取得するとしてもよい。
図4は、対応スクリプトの構成を示す図である。対応スクリプトは、一連の業務処理を示すスクリプトであり、業務処理毎に存在する。業務処理とは、例えば、契約書の印刷処理等である。対応スクリプトは、業務スクリプトと複数のデバイス処理スクリプトとを備える。業務スクリプトは、複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出すスクリプトであって、前のデバイス処理スクリプトが正常に実行できなかった場合に次のデバイス処理スクリプトを実行してよいかの判断処理を含むスクリプトである。デバイス処理スクリプトは、遠隔端末1に接続された複数のデバイスのうちの所定のデバイスについての操作が記述されたスクリプトである。
(S3:業務スクリプト実行ステップ)
業務スクリプト実行部23は、スクリプト取得部22が取得した対応スクリプトに含まれる業務スクリプトを処理装置により実行する。業務スクリプト実行部23は、業務スクリプトに従って、デバイス処理スクリプトを順に呼び出す。
(S4:デバイス処理スクリプト実行ステップ)
デバイス処理スクリプト実行部24は、業務スクリプト実行部23が実行した業務スクリプトから呼び出されたデバイス処理スクリプトを処理装置により実行する。デバイス処理スクリプト実行部24は、デバイス処理スクリプトにより操作されるデバイス(以下、該当デバイス)へ送信する送信データを生成し、生成した送信データを該当デバイスに対応する仮想デバイス部25(以下、該当仮想デバイス)へ送信する。例えば、プリンタ4から契約書を印刷するデバイス処理スクリプトを実行する場合には、デバイス処理スクリプト実行部24は、契約書の印刷データを生成して、プリンタ4(該当デバイス)に対応する仮想デバイス部25であるプリンタ仮想デバイス部(該当仮想デバイス)へ生成した契約書の印刷データを送信する。
(S5:仮想デバイス実行ステップ)
該当仮想デバイスは、送信データを該当デバイスへ通信装置を介して送信する。例えば、プリンタ仮想デバイス部から印刷データを受信した場合、受信した印刷データをプリンタ4へ送信する。これにより、プリンタ4から印刷データが印刷される。
(S6:異常検知ステップ)
該当仮想デバイス部は、該当デバイスの操作に伴う他のデバイス(以下、監視デバイス)の操作をするために、監視デバイスへ送信する送信データを生成する。そして、該当仮想デバイスは、生成した送信データを監視デバイスに対応する監視仮想デバイスへ送信する。例えば、プリンタ4(該当デバイス)から印刷を行う場合には、カメラ7等(監視デバイスの一例)によりプリンタ4の表示ランプ11や排出トレイの画像情報を取得することにより印刷動作を監視する。そのため、プリンタ仮想デバイス部(該当仮想デバイス)は、プリンタ4の表示ランプ11の画像情報を取得する操作情報を生成して、カメラ7の仮想デバイス部25であるカメラ仮想デバイス部(監視仮想デバイスの一例)へ送信する。カメラ仮想デバイス部は、受信した操作情報をカメラ7へ送信してカメラ7を操作する。つまり、カメラ仮想デバイス部は、プリンタ4の表示ランプ11の画像情報を取得する。
デバイス処理スクリプト実行部24は、監視仮想デバイスから監視データを取得する。そして、デバイス処理スクリプト実行部24は、取得した監視データに基づき、該当デバイスの動作異常を検知する。デバイス処理スクリプト実行部24は、該当デバイスの動作異常を検知した場合、検知した動作異常を示す異常情報を結果情報として業務スクリプト実行部23へ送信し、動作異常を検知せずデバイスの動作が正常に終了した場合には、正常終了を示す正常情報を結果情報として業務スクリプト実行部23へ送信する。例えば、デバイス処理スクリプト実行部24は、カメラ仮想デバイス部から画像情報を取得することにより、プリンタ4の動作異常を検知する。
(S7:続行判定ステップ)
業務スクリプト実行部23は、デバイス処理スクリプト実行部24から送信された結果情報に基づき、業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定する。次の処理を実行可能であると判定した場合(S7でYES)、(S3)へ戻り処理を続ける。一方、次の処理を実行可能でないと判定した場合(S7でNO)、(S8)へ進む。
つまり、業務スクリプト実行部23は、デバイス処理スクリプト実行部24がデバイスの動作異常を検知していない場合には、(S3)へ戻り、次のデバイス処理スクリプトを呼び出す。一方、業務スクリプト実行部23は、デバイス処理スクリプト実行部24がデバイスの動作異常を検知した場合には、業務スクリプトの実行を中止して(S8)進む。なお、業務スクリプト実行部23は、デバイス処理スクリプト実行部24がデバイスの動作異常を検知した場合であっても、次の処理を実行可能である場合には、(S3)へ戻り、次のデバイス処理スクリプトを呼び出す。また、業務スクリプト実行部23は、業務スクリプトを最後まで実行した場合にも(S8)へ進む。
(S8:ステータス送信ステップ)
ステータス送信部26は、業務スクリプトを最後まで実行できたか否かを示すステータスをオペレータ端末2へ通信装置を介して送信する。
つまり、この実施の形態に係る遠隔端末1は、操作するデバイスの動作を他のデバイスにより監視して、動作異常を検出する。したがって、デバイスに汎用デバイスを用いた場合であっても、専用開発したデバイスを用いた場合と同様に、デバイスの動作異常を検出することができる。そのため、遠隔端末1は、汎用デバイスが正常に動作したことを確認して次の汎用デバイスを動作させることが可能となる。すなわち、遠隔端末1は、複数の汎用デバイスを順序だてて正確に制御することができる。
そのため、この実施の形態に係る遠隔端末1によれば、安価な汎用デバイスを改造することなく、オペレータがオペレータの傍にある汎用デバイスと同様に遠隔端末1に接続された汎用デバイスを使用できる。そして、汎用デバイスへの改造を伴わないため、機種変更時の改修コストが下がる。また、汎用品デバイスは省電力化が進んでおり、専用品を使用するより、遠隔端末全体の消費電力量が下がる。
また、この実施の形態に係る遠隔端末1は、あるデバイスに対応する仮想デバイス部25が他のデバイスに対応する仮想デバイス部25を操作することが特徴である。
ここで、仮想デバイス部25とは、いわゆるデバイスドライバに所定のプログラム(以下、ラッパー)を加えたプログラムのことである。つまり、プリンタ4の仮想デバイス部25(プリンタ仮想デバイス部)であれば、プリンタドライバにラッパーを加えたプログラムである。ラッパーは、汎用デバイスの種類を問わず使用できる汎用的なプログラムである。つまり、使用するプリンタ4を他の機種に変更した場合であっても、修正を加える必要のない(あるいは、設定値の変更等の僅かな修正のみで済む)プログラムである。すなわち、使用する汎用デバイスを他の機種に交換する場合であっても、遠隔端末1のプログラムの修正は必要ない(あるいは、僅かな修正のみで済む)。特に、修正が必要になる場合であっても、修正が必要なのはラッパーのみに限定され、スクリプト(対応スクリプト)、業務スクリプト実行部23、デバイス処理スクリプト実行部24は修正する必要がない。
したがって、汎用デバイスの故障等により、新たな汎用デバイスに交換する場合であっても、容易に交換が可能である。
実施の形態2.
この実施の形態では、汎用デバイスの動作異常を検知した場合に、その動作異常を解消する(汎用デバイスを復旧する)遠隔端末1について説明する。
この実施の形態に係る遠隔システムの構成は、実施の形態1に係る遠隔システムの構成と同様である。また、この実施の形態に係る遠隔端末1の機能構成は、実施の形態1に係る遠隔端末1の機能構成と同様である。
図5は、オペレータ端末2が送信した指示情報を遠隔端末1が受信した場合の遠隔端末1の動作を示すフローチャートである。特に、図5は、デバイスの動作異常を復旧させる機能を有する遠隔端末1の動作を示すフローチャートである。
(S11)から(S18)までの処理は、実施の形態1に係る(S1)から(S8)までの処理と同様である。但し、(S16)では、該当デバイスの動作異常を検知した場合、(S19)へ進む。一方、動作異常を検知せずデバイスの動作が正常に終了した場合には、正常終了を示す正常情報を結果情報として業務スクリプト実行部23へ送信して(S17)へ進む。
(S19:異常処理実行ステップ)
(S16)でデバイスの動作異常を検知した場合、デバイス処理スクリプト実行部24は、検知した動作異常に対応する異常処理を実行する。
例えば、カメラ7によりプリンタ4の排紙トレイの画像情報を取得して紙詰まりを検知したとする。一般に、汎用プリンタでは、電源スイッチをOFF/ONすると詰まっている用紙が排出される。そこで、デバイス処理スクリプト実行部24は、紙詰まりを検知した場合、プリンタ4の電源スイッチのOFF/ON操作を実行する。具体的には、デバイス処理スクリプト実行部24は、スイッチ押下機器10(該当デバイス)の仮想デバイス部25であるスイッチ押下機器仮想デバイス(該当仮想デバイス)へプリンタ4の電源スイッチ押下操作情報を送信して、プリンタ4の電源スイッチを押下させる。この際、スイッチ押下機器仮想デバイスは、プリンタ4の表示ランプ11の画像情報を取得する操作情報を生成して、カメラ7(監視デバイス)の仮想デバイス部25であるカメラ仮想デバイス部(監視仮想デバイス)へ送信する。カメラ仮想デバイス部は、受信した操作情報をカメラ7へ送信してカメラ7を操作する。つまり、カメラ仮想デバイス部は、プリンタ4の表示ランプ11の画像情報を取得する。デバイス処理スクリプト実行部24は、カメラ仮想デバイス部から画像情報を取得して、プリンタ4の電源がOFFになったことを検知する。すると、改めてデバイス処理スクリプト実行部24は、スイッチ押下機器10(該当デバイス)の仮想デバイス部25であるスイッチ押下機器仮想デバイス(該当仮想デバイス)へプリンタ4の電源スイッチ押下操作情報を送信して、プリンタ4の電源スイッチを押下させる。そして、デバイス処理スクリプト実行部24は同様にプリンタ4の電源スイッチがONになったことを検知する。また、デバイス処理スクリプト実行部24は、カメラ7によりプリンタ4の排紙トレイの画像情報を取得して、用紙が排出されたことを検知する。
デバイス処理スクリプト実行部24は、異常処理が正常に終了した場合、(S14)へ戻りデバイス処理スクリプトを再実行する。一方、異常処理が正常に終了しない場合、デバイス処理スクリプト実行部24は、検知した動作異常を示す異常情報を結果情報として業務スクリプト実行部23へ送信して(S17)へ進む。
つまり、この実施の形態に係る遠隔端末1は、汎用デバイスの動作異常を検出すると、他の汎用デバイスにより動作異常を起こした汎用デバイスの復旧処理(異常処理)を行う。
上記説明では、遠隔端末1が動作異常を検知した場合に、自動的に汎用デバイスを復旧させる処理を実行するものであった。しかし、遠隔端末1が動作異常を検知した場合に、保守員の端末へその動作異常を示す異常情報(エラーメッセージ)を送信するとしてもよい。そして、保守員の端末からの指示情報に従い、実施の形態1で説明した動作により汎用デバイスを復旧させてもよい。つまり、遠隔端末1は、オペレータ端末2と接続して処理を実行している場合に、汎用デバイスの動作異常を検知すると、オペレータ端末2との接続を切断して(あるいは保持したまま)保守員の端末と接続して、エラーメッセージを送信する。これにより、保守員は、遠隔から遠隔端末1に接続された汎用デバイスの保守作業を行うことができる。例えば、上述したプリンタ4の紙詰まりについても、プリンタ4の電源のOFF/ON操作のスクリプトを実行させる指示情報を遠隔端末1へ送信することにより対応可能である。その他、印字かすれが起きている場合等に、プリンタ4のヘッドクリーニングの実行等も遠隔から容易に行うことができる。
また、遠隔端末1が検知した動作異常の種類によって、遠隔端末1が自動的に異常処理を実行して復旧するか、保守員の端末へ通知するか決定してもよい。つまり、単純な電源のOFF/ONで対応できる場合には、遠隔端末1が自動的に異常処理を実行するとし、単純な電源のOFF/ONで対応できない動作異常の場合には、保守員の端末へ通知するとしてもよい。
つまり、この実施の形態に係る遠隔端末1によれば、動作異常を遠隔端末1が自動的に復旧して、処理を継続することができる。また、汎用デバイスの保守を遠隔から実行することができる。
実施の形態3.
この実施の形態では、オペレータ端末2から指示情報を受信しない間に、汎用デバイスを操作する遠隔端末1について説明する。
この実施の形態に係る遠隔システムの構成は、実施の形態1に係る遠隔システムの構成と同様である。
図6は、この実施の形態に係る遠隔端末1の機能を示す機能ブロック図である。この実施の形態に係る遠隔端末1は、実施の形態1に係る遠隔端末1の機能に加え、さらに条件判定部27を備える。
図7は、オペレータ端末2から指示情報を受信しない間の遠隔端末1の動作を示すフローチャートである。
(S21:条件判定ステップ)
条件判定部27は、予め設定した所定の条件を満たすか否かを処理装置により判定する。例えば、条件判定部27は、所定の時間以上遠隔端末1が使用されない場合には、条件を満たすと判定する。条件判定部27は、例えば、カメラ7により遠隔端末1の前の画像情報を取得して、遠隔端末1の前の画像情報に人が所定の時間以上いない場合には条件を満たすと判定してもよい。
条件を満たすと判定した場合(S21でYES)、(S22)へ進む。一方、条件を満たさないと判定した場合(S21でNO)、所定の時間経過後に改めて条件を満たすか否かを判定する。
(S22:スクリプト取得ステップ)
スクリプト取得部22は、(S21)で満たしたと判定された条件毎に設定されたスクリプト(オペレータ端末2からの指示情報に対応していない非対応スクリプト)をホストサーバ等から取得して記憶装置に記憶する。非対応スクリプトの構成は、対応スクリプトと同様である。
(S23)から(S28)までは、実施の形態1の(S3)から(S8)までと同様である。但し、実行するスクリプトは対応スクリプトではなく、非対応スクリプトである。また、(S28)では、ステータスをオペレータ端末2ではなく、ホストサーバ等へ送信する。また、実施の形態2と同様に、異常処理実行ステップを備えていてもよい。
所定の時間以上遠隔端末1が使用されない場合に条件を満たすと条件判定部27が判定した場合、例えば、遠隔端末1は接続された一部の汎用デバイスの電源をOFFにする。すると、(S22)でスクリプト取得部22は、一部の汎用デバイスの電源をOFFにする非対応スクリプトを取得する。(S23)で業務スクリプト実行部23は、各デバイスの電源をOFFする処理が記載されたデバイス処理スクリプトを順に呼び出す。(S24)でデバイス処理スクリプト実行部24は、スイッチ押下機器10(該当デバイス)の仮想デバイス部25であるスイッチ押下機器仮想デバイス(該当仮想デバイス)へ所定のデバイス(例えば、プリンタ4)の電源スイッチ押下操作情報を送信して、(S25)で所定のデバイスの電源スイッチを押下させる。(S26)でスイッチ押下機器仮想デバイスは、所定のデバイスの表示ランプ11の画像情報を取得する操作情報を生成して、カメラ7(監視デバイス)の仮想デバイス部25であるカメラ仮想デバイス部(監視仮想デバイス)へ送信する。カメラ仮想デバイス部は、受信した操作情報をカメラ7へ送信してカメラ7を操作する。つまり、カメラ仮想デバイス部は、所定のデバイスの表示ランプ11の画像情報を取得する。デバイス処理スクリプト実行部24は、カメラ仮想デバイス部から画像情報を取得して、所定のデバイスの電源がOFFになったことを検知する。例えば、電源ランプが消えたことにより電源がOFFになったことを検知する。そして、デバイス処理スクリプト実行部24は、検知した結果を業務スクリプト実行部23へ結果情報として送信する。すると、(S27)で業務スクリプト実行部23は次の処理を実行可能か否かを判定して、実行可能であれば(S23)へ戻り次の汎用デバイスの電源OFF処理を実行する。
ステータス送信部26は、電源をOFFにする対象の汎用デバイスの電源を全てOFFにした場合、つまり、業務スクリプト実行部23が電源OFF処理スクリプトを正常終了した場合、ホストサーバへ省電力化のため汎用デバイスの電源をOFFにしたことを通知してもよい。また、動作異常を検知した場合、ステータス送信部26は、その動作異常を示す異常情報をホストサーバへ送信してもよい。
つまり、この実施の形態に係る遠隔端末1は、オペレータ端末2から指示情報が送信されない場合であっても汎用デバイスの制御を行うことができる。
特に、この実施の形態に係る遠隔端末1は、遠隔端末1が所定の時間使用されない場合に、汎用デバイスの電源をOFFにするため、電力消費を押さえることができる。通常、所定の時間使用されない場合に、デバイスが省電力モードに切り替わり消費電力を抑えることがある。しかし、この実施の形態では、汎用デバイスの電源をOFFにしてしまうことにより、省電力モードへの切り替えよりも消費電力を抑えることができる。
また、遠隔端末1は、遠隔端末1の周囲にユーザが入った場合に再び汎用デバイスの電源をONにする処理を行う。つまり、条件判定部27は、一部の汎用デバイスの電源をOFFにしている場合に、遠隔端末1の周囲を撮影するカメラ7により人の姿を検知した場合、条件を満たすと判定する。すると、(S22)でスクリプト取得部22は、汎用デバイスの電源をONにする非対応スクリプトを取得する。(S23)で業務スクリプト実行部23は、各デバイスの電源をONする処理が記載されたデバイス処理スクリプトを順に呼び出す。(S24)でデバイス処理スクリプト実行部24は、スイッチ押下機器10(該当デバイス)の仮想デバイス部25であるスイッチ押下機器仮想デバイス(該当仮想デバイス)へ所定のデバイス(例えば、プリンタ4)の電源スイッチ押下操作情報を送信して、(S25)で所定のデバイスの電源スイッチを押下させる。(S26)でスイッチ押下機器仮想デバイスは、所定のデバイスの表示ランプ11の画像情報を取得する操作情報を生成して、カメラ7(監視デバイス)の仮想デバイス部25であるカメラ仮想デバイス部(監視仮想デバイス)へ送信する。カメラ仮想デバイス部は、受信した操作情報をカメラ7へ送信してカメラ7を操作する。つまり、カメラ仮想デバイス部は、所定のデバイスの表示ランプ11の画像情報を取得する。デバイス処理スクリプト実行部24は、カメラ仮想デバイス部から画像情報を取得して、所定のデバイスの電源がONになったことを検知する。例えば、電源ランプが緑色になったことを検知して電源がONになったことを検知する。そして、デバイス処理スクリプト実行部24は、検知した結果を業務スクリプト実行部23へ結果情報として送信する。すると、(S27)で業務スクリプト実行部23は次の処理を実行可能か否かを判定して、実行可能であれば(S23)へ戻り次の汎用デバイスの電源ON処理を実行する。
ステータス送信部26は、電源をONにする対象の汎用デバイスの電源を全てONにした場合、つまり、業務スクリプト実行部23が電源ON処理スクリプトを正常終了した場合、ホストサーバへ省電力化のため汎用デバイスの電源をONにしたことを通知してもよい。また、動作異常を検知した場合、ステータス送信部26は、その動作異常を示す異常情報をホストサーバへ送信してもよい。
一般に、省電力モードに切り替わり消費電力を抑えたデバイスは、そのデバイスが使用される際、再び通常モードに復旧する。そのため、使用開始までに時間がかかる。例えば、プリンタ4が省電力モードに入っている場合に印刷指示を行うと、印刷指示を受けたプリンタはまず通常モードに復旧し、復旧後印刷する。そのため、印刷されるまでに時間がかかる。
しかし、この実施の形態に係る遠隔端末1は、汎用デバイスが使用される場合ではなく、遠隔端末1が使用される場合には汎用デバイスの電源をONにする。したがって、汎用デバイスの使用をする際には既に電源がONになっており、使用開始までに時間がかからない。
また、条件判定部27は所定の時刻になると条件を満たすと判定して、スクリプト取得部22は汎用デバイスの電源をONにするスクリプトを取得するとしてもよい。その後の動作は、上記と同様である。
また、遠隔端末1は、オペレータ端末2と通信中に汎用デバイスが省電力モードに移行しないように、オペレータ端末2との通信中には所定の時間毎にダミーデータを各汎用デバイスへ送信するとしてもよい。つまり、オペレータ端末2と通信中に、所定の時間毎にダミーデータを送信する非対応スクリプトを取得して実行するとしてもよい。
また、遠隔端末1は、オペレータ端末2と非通信中に、所定の時間毎に汎用デバイスに異常が発生していないか確認する処理を実行するとしてもよい。つまり、オペレータ端末2と非通信中に、所定の時間毎に異常が発生していないか確認する非対応スクリプトを取得して実行するとしてもよい。
また、遠隔端末1は、オペレータ端末2と非通信中に、電源をOFFにするのではなく、コマーシャル情報をタッチパネルモニタ6に表示してもよい。つまり、オペレータ端末2と非通信中に、コマーシャル情報をタッチパネルモニタ6に表示する非対応スクリプトを取得して実行するとしてもよい。
また、動作異常の検知方法は、上述したものに限らない。例えば、カメラ7により汎用デバイスの液晶表示の画像情報を撮影して、文字認識することにより動作異常の検知、あるいは動作異常の種類の検知をしてもよい。
また、動作異常を検知した際にカメラ7により撮影した画像情報を記憶装置に記憶しておき、ステータス送信部26はステータスとともに画像情報をオペレータ端末2へ送信するとしてもよい。これにより、オペレータが動作異常の原因を詳しく知ることができ、ユーザへ動作異常の内容を報告しなければならない場合等に有効である。
なお、上記説明では、遠隔端末1に接続されたデバイスを単に汎用デバイスにすると説明した。しかし、遠隔端末1に接続されたデバイスを全て汎用デバイスにしなければならないわけではなく、一部のデバイスのみを汎用デバイスにし、残りを専用開発したデバイスとしてもよい。
また、図1に示す遠隔システムの構成は一例であり、遠隔端末1に接続されるデバイスは図1に示すものに限らない。例えば、カメラ7の代わりにセンサ等を用いてもよい。
次に、実施の形態における遠隔端末1のハードウェア構成について説明する。
図8は、遠隔端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。
図8に示すように、遠隔端末1は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920、プリンタ4、スキャナ5、タッチパネルモニタ6、カメラ7、マイク8、匂いセンサ9、スイッチ押下機器10等と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
ROM913、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913とRAM914と磁気ディスク装置920とは、記憶装置(メモリ)の一例である。また、キーボード902、通信ボード915は、入力装置の一例である。また、通信ボード915は、通信装置の一例である。
磁気ディスク装置920又はROM913などには、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
プログラム群923には、上記の説明において「指示受信部21」、「スクリプト取得部22」、「業務スクリプト実行部23」、「デバイス処理スクリプト実行部24」、「仮想デバイス部25」、「ステータス送信部26」、「条件判定部27」等として説明した機能を実行するソフトウェアやプログラムやその他のプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、上記の説明において「対応スクリプト」、「非対応スクリプト」等の情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶される。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明におけるフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、その他光ディスク等の記録媒体やICチップに記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体や電波によりオンライン伝送される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であっても構わない。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
遠隔端末1とオペレータ端末2とを備える遠隔システムの構成図。 実施の形態1に係る遠隔端末1の機能を示す機能ブロック図。 指示情報を遠隔端末1が受信した場合の動作を示すフローチャート。 対応スクリプトの構成を示す図。 動作異常復旧機能を有する遠隔端末1の動作を示すフローチャート。 実施の形態3に係る遠隔端末1の機能を示す機能ブロック図。 指示情報を非受信時の遠隔端末1の動作を示すフローチャート。 遠隔端末1のハードウェア構成の一例を示す図。
符号の説明
1 遠隔端末、2 オペレータ端末、3 ネットワーク、4 プリンタ、5 スキャナ、6 タッチパネルモニタ、7 カメラ、8 マイク、9 匂いセンサ、10 スイッチ押下機器、11 表示ランプ、21 指示受信部、22 スクリプト取得部、23 業務スクリプト実行部、24 デバイス処理スクリプト実行部、25 仮想デバイス部、26 ステータス送信部、27 条件判定部。

Claims (10)

  1. 複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末であり、
    前記指示情報を前記オペレータ端末から通信装置を介して受信する指示情報受信部と、
    前記指示情報受信部が前記指示情報を受信すると、前記指示情報に対応する対応スクリプトであって、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得して記憶装置に記憶するスクリプト取得部と、
    前記スクリプト取得部が取得した対応スクリプトに含まれる業務スクリプトを処理装置により実行する業務スクリプト実行部と、
    前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを処理装置により実行して結果情報を前記業務スクリプト実行部へ返すデバイス処理スクリプト実行部と、
    前記業務スクリプト実行部が業務スクリプトを最後まで実行できたか否かを示すステータスを前記オペレータ端末へ通信装置を介して送信するステータス送信部とを備え、
    前記業務スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプト実行部から返された結果情報に基づき、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定するとともに、実行可能でない場合には業務スクリプトの実行を中止する
    ことを特徴とする遠隔端末。
  2. 前記遠隔端末は、さらに、
    前記各デバイスに対応して設けられ、そのデバイスと通信装置を介してデータ通信を行う仮想デバイス部を備え、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプトを実行して操作される該当デバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記該当デバイスに対応する仮想デバイス部へ送信し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部から送信データを送信された仮想デバイス部である該当仮想デバイス部は、前記送信データを前記該当デバイスへ送信するとともに、前記該当デバイスの操作に伴う他のデバイスの操作をするために前記他のデバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔端末。
  3. 前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部は、前記該当仮想デバイス部が送信した送信データを前記他のデバイスへ送信し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記他のデバイスから情報を取得して、取得した情報から前記該当デバイスの動作異常を検知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の遠隔端末。
  4. 前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記デバイス処理スクリプトを実行した結果、デバイスの動作異常を検知した場合、検知した動作異常に対応する異常処理を実行するとともに、前記異常処理を実行しても、デバイスが正常に動作しない場合には、異常終了を結果情報とし、
    前記業務スクリプト実行部は、前記結果情報が異常終了である場合、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の遠隔端末。
  5. 前記スクリプト取得部は、所定の場合に、前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行するスクリプトであって、前記複数のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含むスクリプトである非対応スクリプトを取得し、
    前記業務スクリプト実行部は、前記非対応スクリプトを前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを実行して結果情報を前記業務スクリプト実行部へ返す
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の遠隔端末。
  6. 前記遠隔端末は、印刷装置と画像取得装置とに接続され、
    前記指示情報受信部は、所定の情報の印刷指示を含む指示情報を受信し、
    前記スクリプト取得部は、前記受信部が前記指示情報を受信すると、前記印刷装置に前記所定の情報を印刷させる印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトを含む複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから前記印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトが呼び出されると、前記印刷操作が記述されたデバイス処理スクリプトを実行して、前記印刷装置に印刷させる前記所定の情報の印刷データを送信データとして生成して、生成した印刷データを前記印刷装置に対応する仮想デバイス部へ送信し、
    前記印刷装置に対応する仮想デバイス部は、前記印刷データを前記印刷装置へ送信するとともに、前記印刷装置が印刷処理を正常に実行したか否かを判断するための情報を得るために前記画像取得装置の操作をする操作情報を送信データとして生成して、生成した操作情報を前記画像取得装置に対応する仮想デバイス部へ送信する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の遠隔端末。
  7. 前記遠隔端末は、さらにスイッチ押下機器に接続され、
    前記画像取得装置に対応する仮想デバイス部は、前記操作情報を前記画像取得装置へ送信し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記画像取得装置が取得した画像情報を取得して、取得した画像情報から前記前記印刷装置が印刷処理を正常に実行したか否かを判断し、正常に実行していないと判断した場合、異常処理として前記スイッチ押下機器に前記印刷装置の所定のボタンを押下させる操作情報を前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部へ送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の遠隔端末。
  8. 前記遠隔端末は、スイッチ押下機器を含む複数のデバイスと接続され、
    前記スクリプト取得部は、所定の場合に、前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行する省電力スクリプトであって、所定の時間指示情報が送信されない場合に所定のデバイスの電源を切る電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトを含む複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む省電力スクリプトを非対応スクリプトとして取得し、
    前記業務スクリプト実行部は、前記省電力スクリプトに含まれる業務スクリプトを前記オペレータ端末から指示情報が送信されない場合に実行し、
    前記デバイス処理スクリプト実行部は、前記業務スクリプト実行部が実行した業務スクリプトから前記電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトが呼び出された場合、前記電源切操作が記述されたデバイス処理スクリプトを実行して、前記所定の時間指示情報が送信されない場合に前記スイッチ押下機器へ前記所定のデバイスの電源を切る操作情報を送信データとして生成して、生成した操作情報を前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部へ送信し、
    前記スイッチ押下機器に対応する仮想デバイス部は、前記操作情報を前記スイッチ押下機器へ送信して前記所定のデバイスの電源を切る
    ことを特徴とする請求項5に記載の遠隔端末。
  9. 複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末の遠隔端末処理プログラムであり、
    前記指示情報を前記オペレータ端末から受信する指示受信処理と、
    前記指示受信処理で前記指示情報を受信すると、前記指示情報に対応する対応スクリプトであって、前記複数のデバイスのうちの所定のデバイスについての操作が記述された複数のデバイス処理スクリプトと、前記複数のデバイス処理スクリプトの各デバイス処理スクリプトを所定の順に呼び出す業務スクリプトとを含む対応スクリプトを取得するスクリプト取得処理と、
    前記スクリプト取得処理で取得した対応スクリプトに含まれる業務スクリプトを実行する業務スクリプト実行処理と、
    前記業務スクリプト実行処理で実行した業務スクリプトから呼び出されるデバイス処理スクリプトを実行して結果情報を前記業務スクリプト実行処理へ返すデバイス処理スクリプト実行処理と、
    前記業務スクリプト実行処理で業務スクリプトを最後まで実行できたか否かを示すステータスを前記オペレータ端末へ送信するステータス送信処理とをコンピュータに実行させ、
    前記業務スクリプト実行処理では、前記デバイス処理スクリプト実行処理から返された結果情報に基づき、前記業務スクリプトにおける次の処理を実行可能か否かを判定するとともに、実行可能でない場合には業務スクリプトの実行を中止する
    ことを特徴とする遠隔端末処理プログラム。
  10. 複数のデバイスに接続された遠隔端末であって、オペレータにより操作されるオペレータ端末から送信された指示情報に従い前記複数のデバイスを操作する遠隔端末であり、
    前記複数のデバイスのデバイス毎に設けられた仮想デバイス部と、
    所定のデバイスの操作を指示する指示情報を前記オペレータ端末から通信装置を介して受信する指示情報受信部と、
    前記指示情報受信部が受信した指示情報に従い、前記所定のデバイスを操作するための送信データを生成して、生成した送信データを前記所定のデバイスの仮想デバイス部へ送信するデバイス操作部とを備え、
    前記所定のデバイスの仮想デバイス部である該当仮想デバイス部は、前記デバイス操作部が送信した送信データを受信して、受信した送信データを前記所定のデバイスへ送信するとともに、前記所定のデバイスの操作に伴う他のデバイスの操作をするために前記他のデバイスへ送信する送信データを生成し、生成した送信データを前記他のデバイスに対応する仮想デバイス部へ送信する
    ことを特徴とする遠隔端末。
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