JP2010122100A - 防水型ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガス応答速度が早く、低濃度ガスに対しても高い感度を維持することのできる防水型ガスセンサを提供する。
【解決手段】 撥水性のガス透過膜9を通じてガス導入孔H内に導入した検知対象ガスを、該ガス導入孔H内に配置した感ガス体6によって検知する防水型ガスセンサにおいて、ガス透過膜9と感ガス体6の距離Lを2[mm]以下に設け、且つ、ガス透過膜9からのガス導入孔Hの深さDを2[mm]以下に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撥水性のガス透過膜を有する防水型ガスセンサに関する。
自動車の内外気自動切替装置等の、水分が浸入する可能性のある環境下では、防水型ガスセンサが好適に用いられる。図9には、特許文献1に記載の防水型ガスセンサを示している。この防水型ガスセンサは、通気窓70を有する金属製カバー71で感ガス体6を覆って成るガスセンサを、防水キャップ80内に収納させたものである。上記防水キャップ80は、ガス流入口81に撥水性のガス透過膜9を貼り付けたものであり、このガス透過膜9によって防水性を確保している。
しかし、上記した従来の防水型ガスセンサは、既存のガスセンサを防水キャップ80に収納しただけの構造である。そのため、防水キャップ80のガス透過膜9よりも内側には、ガス透過膜9を通じて導入された検知対象ガスが感ガス体6に至るまでの間に、大きな空間が形成されている。
したがって、検知対象ガスがガス透過膜9の細孔を通り抜けて内側の空間内に拡散するまでに時間がかかり、ガス応答速度が遅くなるといった問題や、短時間で流れてきてすぐに無くなるような低濃度ガスに対しては感度が低くなるといった問題がある。
特開2000−187014号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、ガス応答速度が早く、低濃度ガスに対しても高い感度を維持することのできる防水型ガスセンサを提供することを、課題とする。
本発明は、撥水性のガス透過膜9を通じてガス導入孔H内に導入した検知対象ガスを、該ガス導入孔H内に配置した感ガス体6によって検知する防水型ガスセンサにおいて、ガス透過膜9と感ガス体6の距離Lを2[mm]以下に設け、且つ、ガス透過膜9からのガス導入孔Hの深さDを2[mm]以下に設けたものである。
上記構成から成る本発明の防水型ガスセンサにあっては、ガス透過膜9を通じてガス導入孔H内に導入した検知対象ガスを、2[mm]以下という非常に浅い深さDで形成してあるガス導入孔Hの空間内に、速やかに拡散させることができる。加えて、ガス透過膜9と感ガス体6の距離Lも2[mm]以下と非常に短く設定してあるので、感ガス体6でのガス応答速度が向上するとともに、短時間で流れてきてすぐなくなるような低濃度ガスに対しても高い感度を確保することができる。
なお、本発明の防水型ガスセンサの上記深さDや上記距離Lが限りなくゼロに近く設定されるわけではなく、感ガス体6の発熱の影響を受けることがない範囲内で設定されることは勿論である。具体的には、感ガス体6の発熱量Q[W]としたとき、ガス透過膜9と感ガス体6の距離Lを、1.44×Q1/2[mm]以上に設けることが好適である。このようにすることで、例えば感ガス体6の発熱量Q=0.12[W]である場合にはL≧約0.5[mm]となり、経験的に得られる距離Lの下限と一致するようになる。
また、本発明の防水型ガスセンサでは、ガス透過膜9からのガス導入孔Hの深さDを、ガス透過膜9と感ガス体6の距離L以上に設けることが好適である。このようにすることで、感ガス体6をガス導入孔Hの底壁面11よりもガス透過膜9と近い側に位置させ、検知対象ガスに対する感ガス体6の応答速度や感度を高レベルに保つことができる。
更に、本発明の防水型ガスセンサにあっては、ガス導入孔Hのガス透過膜9と対向する底壁面11に、感ガス体6を配置するための配置溝12を凹設することも好適である。このようにすることで、感ガス体6の発熱がガス透過膜9に影響を及ぼさないように距離Lを極力保ったうえで、ガス導入孔Hの深さDを極力浅く形成することができる。
本発明は、ガス応答速度が早く、低濃度ガスに対しても高い感度を維持することのできる防水型ガスセンサを提供することができるという効果を奏する。
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態における第1例の防水型ガスセンサを示しており、図2〜図4には、第1例の防水型ガスセンサを形成するためのセンサカバー1を示している。なお、図2中のセンサカバー1には感ガス体6の位置を想像線で示している。
第1例の防水型ガスセンサは、防水用のセンサカバー1内にセンサ本体2を収納したものである。センサ本体2は、細長い薄板状の端子ピン3をインサート成形によって樹脂製のベース4に三本植設し、この三本の端子ピン3の先端部に、ワイヤ5を用いて楕円球状の微小な感ガス体6を支持させたものである。三本の端子ピン3は、中央の端子ピン3aと、端子ピン3aを側方から挟む位置にある一対の端子ピン3b,3cから成り、互いの厚み方向が一致するように平面視にて一直線上に配列させてある。
感ガス体6は、白金線から成るコイル状のヒータ(図示せず)を埋設した接触燃焼型のものであり、両端の端子ピン3b,3c間に電圧を印加することにより、好適に加熱されるようになっている。
ベース4は円板状に成形したものであり、厚み方向途中の段部を挟んで一方が大径部4a、他方が小径部4bとなっている。三本の端子ピン3a,3b,3cはそれぞれ、感ガス体6を支持する側の先端部を小径部4b側の端面から図1中上方に突出させ、他方の先端部を、大径部4a側の端面から図1中下方に突出させている。
センサカバー1は、両端の開口した円筒状に成形したものである(図2〜図4等参照)。このセンサカバー1の図3、図4中下方に位置する一端側の開口が、上記センサ本体2を挿入するための挿入口7となり、図3、図4中上方に位置する他端側の開口が、ガスを入れ換えるための通気窓8となる。通気窓8には、その開口部分全体を外側から覆うように、PTFEを用いた撥水性のガス透過膜9を熱溶着または粘着により固着する。
センサカバー1の互いに反対側に位置する挿入口7および通気窓8は、一連の連通孔を介して軸方向に連通している。上記連通孔は、センサ本体2のベース4が嵌合する寸法形状に設けてあるベース収容孔H1と、センサ本体2の端子ピン3a,3b,3cを挿通させて収容するために設けてある端子ピン収容孔H2と、端子ピン3a,3b,3cにより支持される感ガス体6と通気窓8との間に検知対象ガス導入用の空間を形成するために設けてあるガス導入孔Hとを、挿入口7側から通気窓8側へとこの順で連通させたものである。
上記ベース収容孔H1は、ベース4の大径部4aが嵌合する断面円形状の大径孔H1′と、ベース4の小径部4bが嵌合する同じく断面円形状の小径孔H1″とから成る。図3、図4中下方の大径孔H1′は挿入口7に直通し、図3、図4中上方の小径孔H1″は端子ピン収容孔H2に直通する。なお、本文中でいうセンサカバー1の断面とは、図示のように挿入口7を下方に向けたときの水平断面である。
上記端子ピン収容孔H2は細長い開口形状を有する孔である。この端子ピン収容孔H2の細長い開口形状が、挿入口7側からみてベース収容孔H1(大径孔H1′および小径孔H1″)の円形の開口形状内に納まるように設けている。換言すると、端子ピン収容孔H2の開口面積は、ベース収容孔H1(大径孔H1′および小径孔H1″)の開口面積よりも小さくなるように設けている。
端子ピン収容孔H2の細長い開口形状の幅は、端子ピン3a,3b,3cで支持した感ガス体6が端子ピン収容孔H2の側壁面と接触することなく通過するために必要十分な幅に設ける。本例の場合、感ガス体6のサイズを長径0.5[mm]程度、短径0.3[mm]程度とし、端子ピン収容孔H2の開口形状の短辺側の幅を1[mm]に設けている。
端子ピン収容孔H2の側壁面には、一対のガイド溝10を凹設している。このガイド溝10は、断面矩形状である端子ピン収容孔H2の短辺側(つまり幅狭の側)の両部に、一箇所ずつ凹設したものである。両部のガイド溝10には、三本の端子ピン3a,3b,3cのうち側方の端子ピン3b,3cの側縁部が、それぞれスライド自在に嵌入される。
上記ガス導入孔Hは、断面円形状の孔である。このガス導入孔Hの円形状の開口面積は、上記端子ピン収容孔H2の細長形状の開口面積よりも十分に大きくなるように設けている。ガス透過膜9からガス導入孔Hの底壁面11までの深さDは、2[mm]以下(より好ましくは1.1[mm]以下)に収まるように設けている。つまり上記ガス導入孔Hは、開口面積が大きく、且つ、深さDの浅い孔として形成されている。
このガス導入孔Hの通気窓8と対向する底壁面11の中央部には、センサ本体2の感ガス体6を配置しておくための配置溝12を凹設している。上記配置溝12は、開口形状が直径2[mm]以下の円形状となり且つ深さが1[mm]以下(より好ましくは0.5[mm]以下)に収まるように形成している。また、配置溝12は、底壁面11において端子ピン収容孔H2と連通する部分に位置しており、該配置溝12の側周壁によって、端子ピン3a,3b,3cの先端部に支持される感ガス体6の周囲を、僅かに隙間をあけて囲むようになっている。
更に、上記ガス導入孔H内には、ガス透過膜9を内側から支持するための支柱13を複数設けている。各支柱13は、ガス導入孔Hの底壁面11から立設したものであって、図示例では配置溝12を囲む位置に一対形成してある。
ここで、ガス透過膜9と感ガス体6との間の距離Lは、2[mm]以下(より好ましくは1.1[mm]以下)に収まるように設ける。但し、感ガス体6の発熱の影響がガス透過膜9に及ぶことを防止するために、距離Lは所定値以上に設けておく。具体的には、距離LをK×Q1/2[mm]以上となるように設ける。ここでのKは係数(=1.44)であり、Qは感ガス体6の発熱量[W]である。発熱量Q[W]は、感ガス体6の消費電力P[W]に、ガスの接触燃焼で生じる熱量Q[W]を加えたものとなる。但し、感ガス体6が半導体式である場合や、接触燃焼式であるが接触燃焼で生じる熱量が無視できる量である場合等には、Q=Pとすればよい。
ここで、距離Lの下限をQ1/2と比例するように設けているのは、感ガス体6から距離Lだけ離れた位置にて単位面積当たりで受ける輻射熱が、距離Lの二乗に反比例するという関係に基づいている。また、K=1.44の係数値は、Q=P=0.12[W]のときにPTFEから成るガス透過膜9に感ガス体6を接近させて使用する場合、距離L=0.5[mm]が限界になるといった経験的事実から導いたものである。つまり、K=1.44とすることで、Q=P=0.12[W]である場合にはL≧1.44×(0.12)1/2≒0.5[mm]となるのである。
上記したように、ガス透過膜9と感ガス体6との間の距離Lは、2[mm]≧L≧1.44×Q1/2[mm]の範囲内に収めることが好適である。そして、ガス透過膜9からのガス導入孔Hの深さDは、ガス透過膜9と感ガス体6の距離L以上に設けることが好適である。これは、ガス透過膜9と感ガス体6との距離Lが、ガス透過膜9からのガス導入孔Hの深さDよりも大きくなった場合には、感ガス体6の応答速度や感度が大幅に低下するからである。
下記表1には、検知対象ガスとして0.1[ppm]のメチルメルカプタンを導入した場合の、本例の防水型ガスセンサでの応答速度と感度を示している。
Figure 2010122100
表1に示すように、深さDと距離Lを共に2[mm]以下に設定した各場合においては、立ち上がり応答速度T50≦3.5[s]、戻り応答速度≦5.5[s]、T100の感度≧3.0が達成されている。つまり、検知対象ガスに対する応答速度を高レベルに維持することができ、短時間で流れてきてすぐに無くなるような低濃度ガスに対しても、高い感度を達成できることが分かる。
なお、センサカバー1の配置溝12については、ガス導入孔Hの深さDが2[mm]以下(D=1、1.5、2[mm])の場合にのみ、直径2[mm]、深さ0.5[mm]の寸法で底壁面11に形成してある。表1においては、いずれの場合もガス導入孔Hの直径を8[mm]に設定してあるが、下記表2、表3から分かるように、ガス導入孔Hの直径(つまり通気窓8の直径)が他の値となる場合でも、やはり深さDと距離Lを共に2[mm]以下に設定したときに応答速度や感度が良好になる。表2は深さD=5[mm]の場合、表3は深さD=2[mm]の場合である。
ガス導入孔Hおよび通気窓8の直径についていえば、直径が小さくなるほどガス透過膜9の実効面積を小さくできてコストが抑制される。しかし、表3等から分かるように直径を小さくしすぎると、応答速度や感度が低下する。そこで、センサとしての性能とコストを両立するには、5〜8[mm](例えば6[mm]程度)の直径に設定することが好ましい。
Figure 2010122100
Figure 2010122100
表1−3中の「T100」は、100%応答すなわち作用に対する応答が完全安定状態に到達したときを意味し、「T50」は、50%応答すなわち100%応答に対して半分のところにまで到達したときを意味している。
ところで、本例の防水型ガスセンサにおいて、センサカバー1内の感ガス体6よりも内側の部分には、端子ピン収容孔H2がガス導入孔Hと連通して存在するが、この端子ピン収容孔H2の隙間部分はガス導入孔Hと比して十分に開口面積が小さく、且つ、その反対側はベース4により封止されている。そのため、この端子ピン収容孔H2の存在は、ガス検知に関して影響を与えない。
図5には、深さD=1.1[mm]、距離L=1.1[mm]に設定した場合の防水型ガスセンサのガス応答を「実施例」として示し、深さD=5.5[mm]、距離L=2[mm]に設定した場合の防水型ガスセンサのガス応答を「比較例」として示している。ガス導入孔Hの直径は、いずれも8[mm]である。
図5中の「臭」は、牛舎から出てくる糞尿臭や、牛の糞尿を原料とした熟成過程の糞尿の堆肥の臭いであり、臭い成分として主にアンモニアなどのアミン系ガス、硫化水素などの硫化物系ガス、酪酸などのカルボン酸系ガス、等が感知されるものと考えられる。図から明らかなように、やはり深さD、距離Lを共に2[mm]以下に設定することでガス応答が向上することが分かる。
図6には、第1例の防水型ガスセンサをガス検知装置本体50に組み込んだ場合を示している。防水型ガスセンサのセンサカバー1には、通気窓8を開口させてある側の端部外周から側方にフランジ部14を延設している。ガス検知装置本体50に筒状に設けた装着部51内に第1例の防水型ガスセンサを挿入し、図示のように、フランジ部14の裏面と装着部51の内周面との間にOリング15を挟み込み、気密したうえで防水型ガスセンサをガス検知装置本体50に装着する。図6(a)は、装着部51の筒状部分をガス検知装置本体50の側壁から外方に突出させた場合であり、図6(b)は、装着部51の筒状部分をガス検知装置本体50の側壁から内方に突出させた場合である。センサカバー1から図中下方に突出した端子ピン3a,3b,3cは、端子平面と平面が一致するようにガス検知装置本体50内に配置したプリント基板(図示せず)上のセンサ端子半田付用ランドに半田付けされ、電気的に接続される。
次に、本発明の実施形態における第2例の防水型ガスセンサについて、図7、図8に基づいて説明する。なお、第2例の防水型ガスセンサの構成のうち、第1例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略する。
第2例の防水型ガスセンサの感ガス体6は、第1例のように感ガス材料を微小な楕円球状に成形したものでなく、印刷技術によってアルミナ基板30上に成形したものである。アルミナ基板30は水平方向に張設した四本のリード線31によって支持されており、各リード線31のアルミナ基板30と接続する側と逆側の先端は、それぞれ柱状の電極端子32に接合させてある。四本の電極端子32は、中央に凹部34を設けて皿状に形成してあるセンサケース33の底部に貫通固定させ、リード線31と接続する側と逆側の端部を、外方(図8中下方)に突出させてある。
本例では、上記センサケース33の凹部34の開口部分が通気窓8となり、この通気窓8全体を覆うように外側から撥水性のガス透過膜9を固着させている。上記凹部34のガス透過膜9より内側の部分が、第2例のガス導入孔Hとなり、このガス導入孔H内に感ガス体6が支持されている。
第2例のガス導入孔Hにおいても、ガス透過膜9からガス導入孔Hの底壁面11までの深さDを2[mm]以下に設け、且つ、感ガス体6とガス透過膜9との間の距離Lを2[mm]以下に設けることで、第1例と同様に検知対象ガスに対する応答速度を高レベルに維持することができる。また、短時間で流れてきてすぐに無くなるような低濃度ガスに対しても、高い感度を達成することができる。
そして、距離Lを1.44×Q1/2[mm]以上とする設定が好適であることや、深さDを距離L以上とする設定が好適であることは、第1例と同様である。また、図示例では配置溝12を設けていないが、第1例と同様の配置溝12を底壁面11中央に設けて感ガス体6を位置させることも好適である。
本発明の実施形態における第1例の防水型ガスセンサの一部破断側面図である。 同上の防水型ガスセンサを形成するセンサカバーの平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 同上の防水型ガスセンサと、従来の防水型ガスセンサとのガス応答の違いを示すグラフ図である。 (a)(b)は同上の防水型ガスセンサをガス検知装置本体に組み込んだ状態を示す説明図である。 本発明の実施形態における第2例の防水型ガスセンサの平面図である。 本発明の実施形態における第2例の防水型ガスセンサの側断面図である。 従来の防水型ガスセンサの一部破断側面図である。
符号の説明
6 感ガス体
9 ガス透過膜
11 底壁面
12 配置溝
D 深さ
H ガス導入孔
L 距離
Q 発熱量

Claims (4)

  1. 撥水性のガス透過膜を通じてガス導入孔内に導入した検知対象ガスを、該ガス導入孔内に配置した感ガス体によって検知する防水型ガスセンサにおいて、ガス透過膜と感ガス体の距離を2[mm]以下に設け、且つ、ガス透過膜からのガス導入孔の深さを2[mm]以下に設けることを特徴とする防水型ガスセンサ。
  2. 感ガス体の発熱量Q[W]としたとき、ガス透過膜と感ガス体の距離を、1.44×Q1/2[mm]以上に設けることを特徴とする請求項1に記載の防水型ガスセンサ。
  3. ガス透過膜からのガス導入孔の深さを、ガス透過膜と感ガス体の距離以上に設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水型ガスセンサ。
  4. ガス導入孔のガス透過膜と対向する底壁面に、感ガス体を配置するための配置溝を凹設することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の防水型ガスセンサ。

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