JP2010121764A - 分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受 - Google Patents

分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受 Download PDF

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Abstract

【課題】真空環境での使用でも、低発塵で耐久性があり、長寿命、高メンテナンス性を有する低コストの分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】分離型アンギュラ玉軸受1が外輪2と内輪3との間に、複数の転動体6を転動可能に保持する保持器7を備えてなるものであって、外輪2と内輪3は、片端側に外輪2が内周面に1条の外輪周方向溝10、内輪3が外周面に1条の内輪周方向溝13を有し、保持器7は、樹脂材料で略円環状に形成されてなり、該保持器7の片端側の外周面と内周面には、外輪周方向溝10、または内輪周方向溝13に嵌合して溝方向の移動を可能にする周方向凸部21を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空環境での使用に好適な分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受に関する。
光学フィルタ等における機能薄膜の形成にはクリーンな真空環境が必要で、特にカメラ等の撮像機器の高精細化に伴い、成膜環境をクリーンな真空環境とする要求は強いものとなっている。このため、成膜に用いる真空蒸着装置などの真空成膜装置においても、その発塵源の1つである回転部分、例えば軸受からの発塵が問題となっており、軸受における発塵を最小限にするための検討が進められ、また低発塵化と共に、長寿命化、高メンテナンス性の検討も同時に進められている状況にある。
そして、従来の真空環境下で使用する軸受としては、例えば引用文献1に示されたものがある。引用文献1のものは、アンギュラ玉軸受の保持器を、例えば、鉄系や銅系の焼結合金等の金属、フェノール樹脂やポリイミド樹脂等の耐熱性樹脂、及び窒化珪素や酸化アルミニウム、炭化珪素等のセラミックスでなる多孔質体で形成し、イオン性液体を含浸させたものとすることで、真空環境下で長寿命とすることが出来るとしている。
しかし、引用文献1のものでは、保持器にイオン性液体を含浸させることからコストが高くなり、また樹脂材料を用いた多孔質体により保持器を形成した場合には、耐久性を十分にもたせることが困難である。
特開2007−139127号公報
上記のような状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とするところは、真空環境において使用した場合においても、塵埃の発生が少なく、耐久性があって長寿命であると共に、メンテナンスもやり易く、比較的低コストである分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受を提供することにある。
本発明の分離型アンギュラ玉軸受及び組合せアンギュラ玉軸受は、
分離型アンギュラ玉軸受が、外輪と内輪との間に、複数の転動体を転動可能に保持する保持器を備えてなる分離型アンギュラ玉軸受であって、前記外輪と前記内輪は、片端側に前記外輪が内周面、前記内輪が外周面にそれぞれ1条の周方向溝を有し、前記保持器は、樹脂材料で略円環状に形成されてなり、該保持器の片端側の外周面と内周面には、前記外輪と前記内輪の前記周方向溝に嵌合して溝方向の移動を可能にする周方向凸部を有していることを特徴とするものであり、
さらに、前記保持器は、片端側に底部、他端側に挿入口を設けて前記転動体を1つずつ保持する複数の保持凹所が形成されていることを特徴とするものであり、
さらに、前記保持器は、形状がC形状であることを特徴とするものであり、
さらに、前記保持器を形成する樹脂材料が、ふっ素樹脂であることを特徴とするものである。
また、組合せアンギュラ玉軸受が、
前記分離型アンギュラ玉軸受を、2個他端側端面同士を当接させるように組み合わせたことを特徴とするものであり、
さらに、前記分離型アンギュラ玉軸受を、2個片端側端面同士を当接させるように組み合わせたことを特徴とするものである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、真空環境下での使用においても、低発塵で耐久性があり、長寿命であると共に高メンテナンス性を有し、低コストである等の効果を有する。
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
先ず分離型アンギュラ玉軸受の実施形態を図1乃至図6により説明する。図1は平面図であり、図2は縦断面図であり、図3は保持器の平面図であり、図4は図3におけるA−A矢方向視の断面図であり、図5は本実施形態に係る真空スパッタリング装置の縦断面図であり、図6は図5におけるアンギュラ玉軸受部の縦断面図である。
図1乃至図6において、分離型アンギュラ玉軸受1は、外輪2と内輪3の周方向に形成された対向する外輪転動面4と内輪転動面5の間に、複数個の球形の転動体6を保持器7により1つずつ略等間隔に保持し、周方向に転動可能に設けて構成されている。転動体6は、例えば軸受鋼と呼ばれる鉄鋼等の鉄鋼、または非鉄金属、ガラスやセラミックスのような非金属などの高硬度材料で形成され、極めて平滑な表面を有するものとなっている。さらに転動体6の表面には、転動が円滑に行なわれる表面を得るために、必要に応じ、銀や二硫化モリブデンなどのコーティングが施されている。
また、外輪2及び内輪3は、例えば鉄鋼、または非鉄金属、樹脂材料などでの高硬度材料、あるいは焼入れなどの硬化処理を施すことで高硬度になし得る材料で形成され、各転動面4,5等の表面は極めて平滑な表面を有するものとなっている。さらに、転動が円滑に行なわれる表面を得るために、同様に、必要に応じて、特に各転動面4,5等の表面に銀や二硫化モリブデンなどのコーティングが施されている。
外輪2の内周面に形成された外輪転動面4は、片端側の回転軸方向に平行な第1周面8と、第1周面8の他端側に形成された外輪回転中心軸の半径方向から所定角度θ(接触角)を持って縮径方向に傾く第2周面9とで構成されている。さらに、外輪2の内周面には、第1周面8の片端側に外輪周方向溝10が刻設されている。
一方、内輪3の外周面に形成された内輪転動面5は、他端側の回転軸方向に平行な第3周面11と、第3周面11の片端側に形成された内輪回転中心軸の半径方向から所定角度θ(接触角)を持って縮径方向に傾く第4周面12とで構成されている。さらに、内輪3の第4周面12よりも外方側となる片端側の外周面には、外輪周方向溝10に対向する位置に内輪周方向溝13が刻設されている。
また、転動体6を保持する保持器7は、自己潤滑性を有する樹脂材料、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のふっ素樹脂により形成されており、その形状は、対向する外輪転動面4と内輪転動面5の間の円環状空間に遊嵌される略円環状のC形状となっている。そして、C形状の切れ目部分の寸法、すなわち、両端間の間隔14は、例えば当該玉軸受1を組立、分解をする際の作業性等を損なわず、また当該玉軸受1を使用する温度環境において、転動体6の転動に伴う保持器7の周方向の動きに悪影響を与えることがなく、回転中の振動、変形を緩和する適正寸法となっている。
さらに、保持器7には、片端側に底部15、他端側に転動体6を挿入する挿入口16を有し、また外周面側に外周開口17、内周面側に内周開口18を有し、保持した転動体6の転動が円滑に行われるよう転動体6の直径より若干大きい部分円筒内面19を備えた保持凹所20が略等間隔で複数形成されている。これにより、各保持凹所20に、複数個の転動体6が1つずつ、微小隙間を設けるようにして転動可能に保持される。そして、転動体6は、外周開口17及び内周開口18を介して一部分が保持器7外に露出し、外輪2の外輪転動面4と内輪3の内輪転動面5に接触するようにして転動する。
またさらに、保持器7の片端側の外周面と内周面には、それぞれ対応する外輪2の片端側の外輪周方向溝10、または内輪3の片端側の内輪周方向溝13に嵌合して外輪2と内輪3とを組合わせると共に、保持器7の転動体6の転動に伴う溝方向(周方向)の移動を可能にする周方向凸部21が突設されている。なお、周方向凸部21の先端部分は、外輪周方向溝10や内輪周方向溝13への着脱が容易となるよう面取りされている。また保持器7は、1つのC形状のものに限るものでなく、複数個の部分円環状をなすC形状のものを、適正間隔を設けて略円環状に配置し、構成するようにしてもよい。また保持器7は、切れ目部分を有さない略円環状であってもよい。
また、軸受の組立については、例えば、共に片端側を下にした内輪3と保持器7を、内輪3の内輪周方向溝13に保持器7を弾性変形させて内周面の周方向凸部21を嵌合させることで組み合わせ、さらに、保持器7の保持凹所20のそれぞれに転動体6を1つずつ保持させる。その後、外輪2を、その片端側から保持器7に保持された転動体6に被せるように嵌め入れ、外輪2の外輪周方向溝10と保持器7の外周面の周方向凸部21を嵌合させるようにして行われる。分解については、組立とは逆の工程をとることにより行うことができる。なお、内輪3を回転軸に嵌着した状態での組立、分解も、同様の工程で行うことができる。
そして、このように構成された分離型アンギュラ玉軸受1は、転動体6を保持する保持器7を、自己潤滑性を有する樹脂材料、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のふっ素樹脂により形成し、潤滑剤等を用いていないので、該玉軸受1の回転に伴った摩耗粉等の塵埃の発生が少なく、耐久性が高く、真空環境でも長寿命であると共に、低コストとすることができる。
また、保持器7の外周面と内周面に周方向凸部21を設け、この周方向凸部21に嵌合する外輪周方向溝10と内輪周方向溝13を外輪2と内輪3にそれぞれ設けるようにしたので、保持器7を単に弾性変形させることで、周方向凸部21と各周方向溝10,13を容易に嵌合させたり、外したりすることができ、該玉軸受1の組立、分解が容易となり、高メンテナンス性を実現することができる。
さらに、周方向凸部21と各周方向溝10,13によりシール部33が形成されることから、転動体6が転動する部分で摩耗粉等の塵埃が発生しても、塵埃の拡散が抑制でき、使用環境の汚染を防止することができる。またさらに、外輪2の内周面の他端側が縮径方向に傾く第2周面9によって形成されているので、他端側の開口面積が小さくなり、転動部分で発生した塵埃の外への拡散を少なくすることができる。
また、このような分離型アンギュラ玉軸受1は、例えば、図5に示す真空成膜装置である真空スパッタリング装置22のアンギュラ玉軸受部23に用いられる。
真空スパッタリング装置22は、内部を所定真空度に減圧可能にした真空チャンバ24と、真空チャンバ24内に配置したターゲット25と、同じく真空チャンバ24内に上下方向の軸を中心に回転可能に設けられ、被成膜材の基板等26を円筒表面に複数保持し、回転軸27が端面から延出する円筒状の基板ホルダ28と、基板ホルダ28を所定回転速度で回転するよう回転駆動する駆動機構29と、ターゲット25と基板等26を所定温度に加熱し、保持する不図示の加熱機構を備えている。なお、基板ホルダ28は、その略全重量が、真空チャンバ24の下部に設けられた支持ベース30上に固定されたスラスト軸受31により支えられている。
また支持ベース30には、分離型アンギュラ玉軸受1を取付軸部材32で支持ベース30に取着するように構成したアンギュラ玉軸受部23が、基板ホルダ28の下端面から延出する回転軸27の回りに複数設けられている。アンギュラ玉軸受部23は、分離型アンギュラ玉軸受1の外輪2が回転軸27の外面に接触するように設けられていて、基板ホルダ28の回転に伴う回転軸27の下端側部分での軸振れ等を規制し、基板ホルダ28の安定回転を実現するようにしている。
そして、このような真空スパッタリング装置22では、真空チャンバ24内を所定真空度に減圧した状態で加熱機構によってターゲット25と基板等26を所定温度に加熱し、この状態を維持しながら基板ホルダ28を回転させると、基板ホルダ28に保持された複数の基板等26は、周回しながらターゲット25の前方に位置した際に、成膜表面をターゲット25に向ける。このとき放電により、基板等26へのターゲット25によるスパッタリングが行なわれ、また基板ホルダ28を所定時間回転させることで、基板等26の表面への所定膜厚の成膜がなされる。
このように真空環境での発塵も少ない分離型アンギュラ玉軸受1を用いたアンギュラ玉軸受部23を設けることで、真空スパッタリング装置22の真空チャンバ24内の清浄性が確保でき、長時間の成膜作業を行うことができることになって、塵埃付着による製品歩留の低下を防ぐことができる。また分離型アンギュラ玉軸受1が、長寿命であり、分解、組立が容易な高メンテナンス性を有するものであるから、必要に応じて行なう軸受交換に要する時間が短くて済み、真空スパッタリング装置22の稼働率を向上させることができる。また分離型アンギュラ玉軸受1は、真空スパッタリング装置に限らず、真空環境を備えた各種装置で好適に用いることが可能である。
次に、組合せアンギュラ玉軸受の第1の実施形態を図7の縦断面図により説明する。なお、本実施形態は、上記の分離型アンギュラ玉軸受1を2つ組み合わせたものであるため、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。
図7において、組合せアンギュラ玉軸受41は、2個の同一形状の分離型アンギュラ玉軸受1を、その他端側端面同士を当接させ、同軸中心となるように組み合わせて構成されている。これにより、組合せアンギュラ玉軸受41は、その両端が2つの分離型アンギュラ玉軸受1の各片端側により形成されるので、組合せアンギュラ玉軸受41の両端に周方向凸部21と各周方向溝10,13により形成されるシール部33が設けられることになる。
その結果、組合せアンギュラ玉軸受41は、上記の分離型アンギュラ玉軸受1と同様の効果を有すると共に、よりシール性の高いものとなり、摩耗粉等の塵埃が該玉軸受41外に拡散するのを抑制することができる。
次に、組合せアンギュラ玉軸受の第2の実施形態を図8の縦断面図により説明する。なお、本実施形態も、上記の分離型アンギュラ玉軸受1を2つ組み合わせたものであるため、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。
図8において、組合せアンギュラ玉軸受42は、2個の同一形状の分離型アンギュラ玉軸受1を、その片端側端面同士を当接させ、同軸中心となるように組み合わせて構成されている。これにより、組合せアンギュラ玉軸受42は、その両端が2つの分離型アンギュラ玉軸受1の各他端側により形成されるので、外輪2の第2周面9によって開口面積が小さく形成されたものとなる。
そのため、組合せアンギュラ玉軸受42は、上記の組合せアンギュラ玉軸受41よりも転動部分で発生した塵埃の外への拡散を抑制する効果は少ないものの、開口面積が小さいため、外への拡散が少ないものとなる。
真空スパッタリング装置など真空環境下の使用において、低発塵で耐久性があり、長寿命であると共に高メンテナンス性を有し、低コストである分離型アンギュラ玉軸受として適用できる。
本発明の分離型アンギュラ玉軸受の実施形態を示す平面図である。 本発明の分離型アンギュラ玉軸受の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の分離型アンギュラ玉軸受の実施形態における保持器の平面図である。 図3におけるA−A矢方向視の断面図である。 本発明の分離型アンギュラ玉軸受の実施形態に係る真空スパッタリング装置の縦断面図である。 図5におけるアンギュラ玉軸受部の縦断面図である。 本発明の組合せアンギュラ玉軸受の第1の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の組合せアンギュラ玉軸受の第2の実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1…分離型アンギュラ玉軸受
2…外輪
3…内輪
6…転動体
7…保持器
10…外輪周方向溝
13…内輪周方向溝
15…底部
16…挿入口
20…保持凹所
21…周方向凸部
41,42…組合せアンギュラ玉軸受

Claims (6)

  1. 外輪と内輪との間に、複数の転動体を転動可能に保持する保持器を備えてなる分離型アンギュラ玉軸受であって、
    前記外輪と前記内輪は、片端側に前記外輪が内周面、前記内輪が外周面にそれぞれ1条の周方向溝を有し、前記保持器は、樹脂材料で略円環状に形成されてなり、該保持器の片端側の外周面と内周面には、前記外輪と前記内輪の前記周方向溝に嵌合して溝方向の移動を可能にする周方向凸部を有していることを特徴とする分離型アンギュラ玉軸受。
  2. 前記保持器は、片端側に底部、他端側に挿入口を設けて前記転動体を1つずつ保持する複数の保持凹所が形成されていることを特徴とする請求項1記載の分離型アンギュラ玉軸受。
  3. 前記保持器は、形状がC形状であることを特徴とする請求項1記載の分離型アンギュラ玉軸受。
  4. 前記保持器を形成する樹脂材料が、ふっ素樹脂であることを特徴とする請求項1記載の分離型アンギュラ玉軸受。
  5. 請求項1および請求項2記載の分離型アンギュラ玉軸受を、2個他端側端面同士を当接させるように組み合わせたことを特徴とする組合せアンギュラ玉軸受。
  6. 請求項1および請求項2記載の分離型アンギュラ玉軸受を、2個片端側端面同士を当接させるように組み合わせたことを特徴とする組合せアンギュラ玉軸受。
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