JP2010121689A - ダイヤフラム弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイヤフラム21の静電破壊をより抑止することができるダイヤフラム弁を提供すること。
【解決手段】ダイヤフラム21の液体と接触しない側の面に、カーボン等の導電体膜25を当該ダイヤフラム21の動きに悪影響を与えない例えば渦巻き形状として形成する。そして、導電体膜25の外端はダイヤフラム保持部材22の上面に形成された引き出し用の導電体膜23に接続し、この引き出し用の導電体膜23に接地用の導電体膜24が接続され、当該接地用の導電体膜24を本体10の側面に沿って底面まで引き伸ばす。
【選択図】図2
【解決手段】ダイヤフラム21の液体と接触しない側の面に、カーボン等の導電体膜25を当該ダイヤフラム21の動きに悪影響を与えない例えば渦巻き形状として形成する。そして、導電体膜25の外端はダイヤフラム保持部材22の上面に形成された引き出し用の導電体膜23に接続し、この引き出し用の導電体膜23に接地用の導電体膜24が接続され、当該接地用の導電体膜24を本体10の側面に沿って底面まで引き伸ばす。
【選択図】図2
Description
本発明は、樹脂等の誘電体からなるダイヤフラムを備えたダイヤフラム弁に関し、特にダイヤフラムへの静電気の蓄積を抑える技術に関する。
半導体製造装置では、基板に対して液処理するレジスト液等の薬液や基板を洗浄するための洗浄液の供給及び停止を行うためにエアオペレートバルブを用いている。このエアオペレートバルブは、バルブ本体と、このバルブ本体に設けられた弁室と、当該弁室へ液体や気体等の流体が流入する流入路及び弁室から流体が流れ出る流出路と、前記弁室内に設けられた弁部及びこの弁部の動きに付随して動くダイヤフラムを備えている。図9はエアオペレートバルブの一部を示しており、90はダイヤフラム91の中央部に設けられた弁部、92はダイヤフラム91の周縁部を保持する保持部である。そして、エアオペレートバルブは弁部90及びダイヤフラム91が弁室の開閉を行うことによって、流体の流れを規制することができる。
薬液供給系において薬液の種類を切り替える場合、一の薬液の供給を停止した後洗浄液を流し、続いてパージガスを流すことにより供給路を乾燥することが行われる。また装置の出荷前や装置を立ち上げる前に配管内部の液体を抜くために長時間パージガスを流す場合がある。こうしたパージガスの通流において、パージガスの流速はかなり大きいために、当該パージガスの気体流と流入路、流出路及び弁室の内壁との摩擦が大きくなる。一方弁室やダイヤフラム91は発塵しにくい材質であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素系の樹脂で構成されていることから、静電気が発生して蓄積される。
ダイヤフラム91の中央部にはダイヤフラム91と一体に成形された弁部90が設けられ、この弁部90における流体流路の反対側部位には金属製の押圧体30が取り付けられていて、この押圧体30が空気圧により弁部90を押圧することで当該弁部90が弁座に着座するようになっている。このためダイヤフラム91に電荷が溜まって、ダイヤフラム91とこのダイヤフラム近傍の押圧体30との間の電位差が例えば10kV以上になると放電が起こりやすくなり、放電によって前記ダイヤフラム91にピンホールが開く等の損傷が生じ、この結果ピンホールから液体が漏れ出て、エアオペレートバルブが不良になってしまい、基板の処理に悪影響を及ぼす。このためエアオペレートバルブのメンテナンス頻度を多くしなければならず、ダイヤフラム91の交換を頻繁に行う必要がある。
一方、特許文献1及び特許文献2にはダイヤフラムを保持する保持部材の近傍に静電気を取り除くための導電性部材を設け、この導電性部材にアース線を取り付けることによって外部へ静電気を逃がす手法が掲載されている。しかし、前記導電性部材はダイヤフラムに直接に接触していないので放電防止を確実にするためにはより工夫が要求される。
本発明は、このような事情の下になされたものであり、ダイヤフラムの静電破壊を抑止することができるダイヤフラム弁を提供することにある。
本発明のダイヤフラム弁は、
流体の流入路及び流出路が接続された弁室と、
この弁室の内部に設けられ、流体の流れを規制するための弁部と、
前記弁部と共に流体の通流領域を区画するように弁室に設けられた誘電体からなるダイヤフラムと、
このダイヤフラムにおける前記流体と接触しない側の面に当該ダイヤフラムへの静電気の蓄積を抑えるために設けられた導電体膜と、を備えたことを特徴とする。
流体の流入路及び流出路が接続された弁室と、
この弁室の内部に設けられ、流体の流れを規制するための弁部と、
前記弁部と共に流体の通流領域を区画するように弁室に設けられた誘電体からなるダイヤフラムと、
このダイヤフラムにおける前記流体と接触しない側の面に当該ダイヤフラムへの静電気の蓄積を抑えるために設けられた導電体膜と、を備えたことを特徴とする。
また、前記導電体膜は渦巻状、メッシュ状または放射状に形成しても良く。また、前記導電体膜はカーボン膜であっても良く。また、前記ダイヤフラム弁は、前記導電体膜を接地するための導電路を設けても良く。また、前記導電路はダイヤフラムの周縁部を保持している部位にて導電体膜に接続されていても良い。
本発明によれば、導電体膜が直接ダイヤフラムの表面に形成されているためダイヤフラムに発生した静電気が導電体膜に引き込まれ、ダイヤフラムにおける電荷の蓄積が抑えられ、ダイヤフラムの静電破壊を低減させることができる。
本発明の実施形態に係るダイヤフラム弁の構成を説明する。図1に示すように、ダイヤフラム弁は外装部をなす筒状の本体10を有している。この本体10は上面が開口して有底の下部材12の上面側に上部材11を係合させて、後述の弁部を作動させる部品の収納空間を形成し、下部材12の下部側にベース部材13を積層して構成される。これら上部材11、下部材12及びベース部材13は例えばテフロン(登録商標)系の樹脂であるテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を用いて作製されている。前記ベース部材13には外部より液体や気体等の流体が流入する流入路14が接続されており、この流入路14の先端部位は、下部材12とベース部材13及び後述する弁部16で囲まれる弁室17に接続されている。また、弁室17へ流入した流体が外部へ排出できるように流出路15の一端が当該弁室17へ接続され、他端は本体10の外部へ引き回されている。前記流入路14及び流出路15に使用される材料には、例えばPFAが用いられる。
弁室17の内部に設けられた弁部16は図2(a)、(b)に示すように、上面側が例えばカーボン樹脂等の例えば導電性のある材料からなる導電体膜20で被膜されている。また、弁部16の上側部分である軸部は後述する押圧体30の凹部にはめ込まれて固着されている。そして、弁部16の下部における周縁部にはダイヤフラム21の内周縁が取り付けられている。ダイヤフラム21は誘電体である樹脂(PTFE)で作製され、柔軟性に優れた弾性板である。また、ダイヤフラム21の厚さは例えば0.1mm程度である。
前記ダイヤフラムには図2(b)に示すように、流体と接触しない側すなわち上面側にカーボン樹脂等の導電体膜25が0.02〜0.05mm程度の厚さで形成されている。この導電体膜25は例えばPTFEとの一体成形により形成され、例えばその後必要に応じて切削される。また、図2(b)及び図3に示すように、導電体膜25は前記弁部16の側面より線状に引き出されて、渦を巻いて外方へ向けて伸びだしている。なお、図3では図示の便宜上ダイヤフラム21を横に引き伸ばして描いている。このように導電体膜25を渦巻状に形成すれば、ダイヤフラム21の柔軟性が損なわれない点で好ましい。また、ダイヤフラム21の下面側つまり接液面に導電体膜25を設けない理由は、例えば導電体膜25をダイヤフラム21の接液面に設けた場合には、ダイヤフラム21に発生する静電荷により当該導電体膜25が負電位になるので液中のイオン分子を引き込んで導電体膜25の表面に析出物が生じ、この析出物が離脱して基板のパーティクル汚染を引き起こすからである。前記渦巻き状の導電体膜25の外周縁は、受け渡し用の導電体膜25aを介して後述の引き出し用の導電体膜23に接続されている。
また、ダイヤフラム21の外周縁は環状のダイヤフラム保持部材22に保持されている。前記ダイヤフラム保持部材22は下部材12の底面とベース部材13の上面との間に挟まれている。そして、ダイヤフラム保持部材22の上面及び下面にて中央位置より外方側には引き出し用の導電体膜23が形成され、当該ダイヤフラム保持部材22の外側面を介して上面側の導電体膜23と下面側の導電体膜23とが接続されている。また、引き出し用の導電体膜23は下部材12とベース部材13の接面から引き出されて、本体10の側面及び底面に形成された導電体膜24に接続されている。前記導電体膜24は図示しないバルブ本体の導電体を介して接地されている。なお、導電体膜24は例えばカーボンシートでもよく、カーボンフィルムを貼り付けてもよい。また本体10の側面及び底面の全面に形成されている必要はなく、線状のアース線の形態を取ってもよい。
上部材11と下部材12とで囲まれる空間である内部空間31には押圧体30が設けられ、この押圧体30は、上側押圧部材30aとこの押圧部材30aの下側に位置し、弁部16の軸部に嵌合している下側部材30bとからなり、上部材11の上に設けられた付勢手段をなすスプリングバネ32によって下方へ付勢されている。従って、前述した弁部16はその下端が弁室17の底面に接触して流路を遮断している状態となる。なお、押圧体30は金属で構成され、その表面は図示しない例えばカーボン樹脂によって被膜されている。
前記押圧体30の下方の環状の空間は調圧空間31aとして形成される。この調圧空間31aは内部の気圧を調整することによって、押圧体30を上下に動かす役目を持つものである。そして、調圧空間31aには当該空間内へ気体例えば空気を供給して圧力を上昇させるための空気供給部33が供給管34を介して接続されており、また調圧空間31a内の空気を排出することによって加圧を解除するための排出吸引部35が吸引管36を介して接続されている。前記空気供給部33からの加圧空気により調圧空間31aが加圧されるとスプリングバネ32の付勢力に抗して押圧体30を上方へ押し上げ、これにより弁部16が上方へ移動し、ダイヤフラム弁が開状態となる。そして、調圧空間31aの加圧が解除されるとスプリングバネ32の付勢力により弁部16が押し下げられて、弁室17の下面である弁座に接触し、ダイヤフラム弁が閉じた状態となる。
次に、上述の実施形態に係るダイヤフラム弁の作用を説明する。ダイヤフラム弁が閉じた状態で、空気供給部33が調圧空間31aへ空気を供給してゆくと、当該調圧空間31aが加圧される。なお、排出吸引部35から空気の排出は行っていないものとする。そして、調圧空間31aの気圧スプリングバネ32の付勢力と押圧体30の重量よりも大きくなると図4に示すように、弁部16が上方へ押し上げられる。これに伴って柔軟性に優れたダイヤフラム21は上方へ引き伸ばされる。このとき、ダイヤフラム21の導電体膜25は、渦巻き状に形成されていることから、バネのように伸縮するために、ダイヤフラム21の伸縮運動には影響を与えない。以上に述べてきたことにより、ダイヤフラム弁が開き、流体例えばパージガスが流入路14から、弁室17内に流入し、流出路15から流出される。
このとき流入路14、弁室17及び流出路15の内壁とパージガスとにより摩擦が生じ、誘電体の部分この例では樹脂部分である流入路14、弁室17、流出路15及びダイヤフラム21に静電気(電子40)が発生し、蓄積されてゆく。そして、図5に示すようにダイヤフラム21への電子40の蓄積が増えて、例えば金属製の押圧体30との電位差が約10kVを超えると図5中の点線矢印に示すように放電現象(電子の移動)が起こる。ところが、この実施形態ではダイヤフラム21には導電体膜25が形成されているので、発生した電子40は導電体膜25に引き寄せられ、ダイヤフラム21内における電子40の蓄積が抑えられる。このためダイヤフラム21と押圧体30との電位差の増大が抑制されて、放電現象が起きずらくなる。また、導電体膜25に引き寄せられた電子40は、ダイヤフラム弁の昇降時の空気流によって除去され、あるいは受け渡し導電体膜25aを介して導電体膜24に沿ってバルブ本体10の底面部よりアースに流れてゆく。なお、バルブ本体は1回の成型で一体成型化で製作する。
上述の実施形態によれば、ダイヤフラム21に導電体膜25を形成しているため、既述のようにダイヤフラム21への静電荷(電子40)の蓄積が抑えられる。従って、押圧体30とダイヤフラム21との間で放電しにくくなり、ダイヤフラム21にピンホールが形成されるといったトラブルが低減する。この結果、メンテナンス作業の頻度が少なくなり、ダイヤフラム弁の交換に起因するコストの削減が図れる。また、導電体膜25はダイヤフラム21における液体の通路とは反対側の面に形成されているので液体中のイオンが導電体膜25に引き寄せられてパーティクルが発生するおそれもない。以上において、この実施形態のように導電体膜24を形成して電子40をアースに流すことが好ましいが、既述のように導電体膜25に蓄積した電子40は空気流により自然飽和されるため、必ずしも導電体膜25を接地しなくてよい。
また、ダイヤフラム21に形成される導電体膜25のパターンは図2のパターンに限られるものではなく、図6に示すものであってもよい。図6(a)に示す例では、ダイヤフラム21の表面側に導電体膜25をメッシュ状に形成している。図6(b)に示す例では、導電体膜25をスクリュー状に形成しており、このパターンは渦巻状の一形態である。図6(c)に示す例では、導電体膜25を同心のリング部分と中央から周縁へ向けて放射状に伸びる線状部分とを組み合わせて構成しており、この例は放射状の一形態である。このように導電体膜25を形成すれば、膜厚が大きくなってもダイヤフラム21の屈伸動作を妨げる度合いが少ないが、図6(d)に示すようにダイヤフラム21の表面側の全面に導電体膜25を形成してもよい。導電体膜25をダイヤフラム21の全面に形成せずに一部に形成する場合には、接地ができるように渦巻状、メッシュ状あるいは放射状に形成することが望ましい。
次に、本発明の実施形態に係るダイヤフラム弁を用いたレジスト液供給機構100の一例を図7に示しておく。この例では圧送ガス供給管110を介して例えば窒素がレジスト液供給源101に供給され、レジスト液供給源101の内部圧力が大きくなり、レジスト液Rがバッファタンク102へ押し出される。前記バッファタンク102内のレジスト液はポンプ103の送液動作によりバッファタンク102より当該ポンプ103を介して、レジストノズル124へ送られる。このレジストノズル124からはレジスト液Rが図示しない塗布装置(COT)内の基板である半導体ウエハへ供給される。図7中110、114、116、120は配管である。そして、これら配管に上述のエアオペレートバルブAVが介設されており、窒素ガス、空気あるいはレジスト液の給断が行われる。
評価実験
次に、本発明のダイヤフラム弁の効果を確認するために評価実験を行った。試料1としてPFAチューブを使用し、試料2として導体であるカーボンが付いたPFAチューブであるPFA−NE(NonExplosion:防爆)チューブを使用した。こられ試料の大きさは夫々外径3/8インチ(1mm肉厚、外径9.52×内径7.52サイズ)であり、試料2の形状はチューブの表面に導体がストライプ状に形成されている。
次に、本発明のダイヤフラム弁の効果を確認するために評価実験を行った。試料1としてPFAチューブを使用し、試料2として導体であるカーボンが付いたPFAチューブであるPFA−NE(NonExplosion:防爆)チューブを使用した。こられ試料の大きさは夫々外径3/8インチ(1mm肉厚、外径9.52×内径7.52サイズ)であり、試料2の形状はチューブの表面に導体がストライプ状に形成されている。
実験方法については測定する試料より50mm離れた位置に表面電位計を配置して、試料1及び試料2に流体である空気を流して、これら試料の表面電位の変化を計測した。また、測定環境は室内温度25.2℃、室内湿度45.60%であった。
以下、測定結果を表1、表2及び図8に示す。表1は試料1の表面電位の変化を示したものであり、表2は試料2の表面電位の変化を示したものである。摩擦発生時点(0秒時点)では表1及び図8より試料1の表面電位は−3341(V)であり、表2及び図8より試料2の表面電位は−1305(V)であることから、試料1と試料2の電位差は−2036(V)であり、試料2は摩擦が発生した時点で電位の絶対値が小さくなっていることがわかる。これは摩擦により発生した静電気が導体に引き寄せられたからである。また、試料1の電位は時間の経過にかかわらず変化しないが、試料2の電位は時間の経過に伴って電位の絶対値が小さくなってゆくことがわかる。これは静電気が導体より空気中へ放出されるためである。以上のことより導体を付けることによって摩擦が発生した時点で電位の差が抑制され、時間の経過に伴って電位差が小さくなることがわかる。
表1
表1
14 流入路
15 流出路
16 弁部
17 弁室
21 ダイヤフラム
24 導電体膜
25 導電体膜
30 押圧体
30a 調圧空間
40 電子
15 流出路
16 弁部
17 弁室
21 ダイヤフラム
24 導電体膜
25 導電体膜
30 押圧体
30a 調圧空間
40 電子
Claims (5)
- 流体の流入路及び流出路が接続された弁室と、
この弁室の内部に設けられ、流体の流れを規制するための弁部と、
前記弁部と共に流体の通流領域を区画するように弁室に設けられた誘電体からなるダイヤフラムと、
このダイヤフラムにおける前記流体と接触しない側の面に当該ダイヤフラムへの静電気の蓄積を抑えるために設けられた導電体膜と、を備えたことを特徴とするダイヤフラム弁。 - 前記導電体膜は渦巻状、メッシュ状または放射状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイヤフラム弁。
- 前記導電体膜はカーボン膜であることを特徴とする請求項1または2に記載のダイヤフラム弁。
- 前記導電体膜を接地するための導電路が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のダイヤフラム弁。
- 前記導電路はダイヤフラムの周縁部を保持している部位にて導電体膜に接続されていることを特徴とする請求項4に記載のダイヤフラム弁。
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