JP2010119590A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010119590A JP2010119590A JP2008295782A JP2008295782A JP2010119590A JP 2010119590 A JP2010119590 A JP 2010119590A JP 2008295782 A JP2008295782 A JP 2008295782A JP 2008295782 A JP2008295782 A JP 2008295782A JP 2010119590 A JP2010119590 A JP 2010119590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- vacuum cleaner
- dust collection
- collection chamber
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
【解決手段】吸気口10及び排気口11を有する掃除機本体2と、掃除機本体2内に設けられ、吸気口10に連通する開口を備えた集塵室14と、集塵室14と排気口11との間に設けられ、吸気口10から外気を吸引して排気口から排気する吸引動力部13と、集塵室14の掃除機本体2への接続部分を気密に保持するためのパッキン15と、放電を発生するとともに、放電によって発生したオゾンを集塵室14内に供給する放電発生部20と、集塵室14からのオゾン漏れを検知するオゾンセンサ30と、オゾンセンサ30によってオゾン漏れが検知された場合、放電発生部20の動作を停止する制御回路部40とを備えた。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気掃除機1の構成を示す概略斜視図である。図2は、図1の掃除機本体2の概略横断面図である。
電気掃除機1は、掃除機本体2、掃除用吸込み具3、延長パイプ4及び吸込み用ホース5を備えており、延長パイプ4と吸込み用ホース5との接続部分には電気掃除機1の電源をオンオフする操作スイッチを備えた操作入力部6が設けられている。また、掃除機本体2の上部には、後述の集塵部12の上部開口を開閉する開閉蓋7が設けられており、開閉蓋7の上面には、報知部としてのオゾン漏れ通知LED8aを備えた表示部8が配置されている。符号8bについては後述の実施の形態2で説明する。また、掃除機本体2には一対の走行用車輪9が取り付けられている。
集塵室14は、図示しないフィルタを袋状に成形して構成されており、ゴミを含んだ吸引風がフィルタを通過する際に、ゴミだけを捕集して集塵室14内に蓄積するものである。なお、集塵室14は、集塵室14を通過する吸引風に含まれるゴミを捕集するものであれば良く、材質や形状はこれに限定されるものではない。たとえば、フィルタを紙や布などの繊維素材や、メッシュ状のプラスチックや金属で形成しても良いし、フィルタを2層以上に構成しても良い。また、サイクロン方式など遠心力や慣性力によって吸引風とゴミを分離する方法を用いても良い。
放電発生部20は、ケース21内に放電発生素子22を備えており、ケース21とホース接続管10aとはオゾン供給孔23により互いに連通している。放電発生素子22は放電電極24と接地電極25とを有し、放電電極24に高電圧を印加して接地電極25との間で放電を発生させるものである。この放電によりオゾンが生成される。本例では例えば1000ppbのオゾンを生成している。
図5のオゾンセンサ30は、オゾンが接触したときのエネルギーを熱として検知するヒーター31と、ヒーター31と共にセンサー部32を構成する抵抗RSと、センサー部32で感知したオゾン濃度に応じて電圧が変化する抵抗RLとを備えている。抵抗RSと抵抗RLとは直列に接続され、この直列の回路がヒーター31に並列に接続されている。
図6のオゾンセンサ30は、光を照射する発光ダイオード33と、発光ダイオード33から照射された光が通過する、着色された多孔質透明板(プラスチック、ガラス等)34と、多孔質透明板34を通過した光を受光するフォトダイオード35とを備えている。オゾンが多孔質透明板34に触れると多孔質透明板34が脱色し、発光ダイオード33から照射される光の透過率が変動してフォトダイオード35で検出される光強度が変動する。図6のオゾンセンサ30は、これを検出原理としてオゾン濃度を検出するものである。すなわち、脱色度合いはオゾンと多孔質透明板34の接触度合いの関数で示されるため、光強度の変化率がオゾン濃度を示す値となる。
また、ユーザが吸引力の低下を感知できるようになる際のオゾン漏れ量を予め確認しておき、そのときの漏れ量を閾値として設定しても良い。
このように、閾値を設定することにより、オゾンを検知することによる効果を明確に設定でき、パッキン15を交換するまでの期間を延長することが出来るため、ユーザの手間を軽減する効果が得られる。
制御回路部40には、操作入力部6、表示部8、吸引動力部13、放電発生部20及びオゾンセンサ30が接続されている。操作入力部6の操作信号及びオゾンセンサ30の検知信号は制御回路部40に入力されており、制御回路部40は、これら入力信号に基づいて表示部8、吸引動力部13及び放電発生部20を制御する。制御回路部40は、具体的には例えばマイクロコンピュータで構成されている。
図8は、電気掃除機1の特徴部分の動作の流れを示すフローチャートである。
使用者により操作入力部6の操作スイッチがオンされ、吸引動力部13が駆動すると、吸引力が発生し、掃除用吸込み具3から吸い込まれた空気が、延長パイプ4、吸込み用ホース5及び吸気口10を介して掃除機本体2内に吸引される。そして、吸引された空気中の塵埃が集塵室14にて捕獲され、塵埃が除去された空気が、図示しないフィルターで濾過されて排気口11から排気される。以上の動作は通常の掃除動作と同様である。
あるいは、吸引動力部13を動作しないようにロックし、掃除機そのものを使用不能としてもよい。このとき、パッキン15の交換を検知し、吸引動力部13の停止を解除する、または、手動でロックを解除する手段を同時に設けることが望ましい。
実施の形態1の電気掃除機1は、集塵室14を掃除機本体2に接続する接続部分が一箇所であり、オゾン漏洩の検出対象のパッキン15も1個であった。これに対し、実施の形態2は、集塵室14の構成が多少異なり、吸気口10側に加えて更に排気口11側にも排気側開口を有し、この開口部分にもパッキンを備えているものである。
実施の形態2の電気掃除機1の集塵室14は、排気口11側にも開口が形成されており、この排気側開口がパッキン50を介して吸引動力部13に気密に接続されている。そして、このパッキン50からのオゾン漏れを検出するオゾンセンサ51が、パッキン50の外周部に設けられている。また、図1に示すように、オゾンセンサ51対応のオゾン漏れ通知LED8bが表示部8に設けられている。
ここにおいて、パッキン50を設けることにより、オゾンとの反応物であるゴミやゴミの臭いが少ない際に、集塵室14の排気側開口からオゾンが漏れることを防ぐ効果を得ることが出来る。
そして、表示部8にそれぞれ別々にオゾン漏れ通知LED8a、8b(図1参照)を設けたことで、どちらのパッキン15、50からオゾン漏れが発生しているのかを個別に報知することが可能となる。これにより、使用者はどのパッキンからオゾン漏れが発生しているか即座に判別することが出来るので、容易にオゾン漏れの原因調査及びパッキンの交換を行うことが出来る。
なお、例えばLEDのみを用いた場合は視覚障害者にはオゾン漏れを感知できず、音声による報知は聴覚障害者にはオゾン漏れを感知できないため、2種類以上の報知手段を有している方がより良い。
Claims (10)
- 吸気口及び排気口を有する掃除機本体と、
該掃除機本体内に設けられ、前記吸気口に連通する開口を備えた集塵室と、
該集塵室と前記排気口との間に設けられ、前記吸気口から外気を吸引して前記排気口から排気する吸引動力部と、
前記集塵室の前記掃除機本体への接続部分を気密に保持するための1又は複数のパッキンと、
放電を発生するとともに、放電によって発生したオゾンを前記集塵室内に供給する放電発生部と、
前記集塵室からのオゾン漏れを検知するオゾン検知部と
前記オゾン検知部によってオゾン漏れが検知された場合、前記放電発生部の動作を停止する制御回路部と、
を備えたことを特徴とする電気掃除機。 - 前記パッキンは、少なくとも前記集塵室の前記開口と前記吸気口との間の接続部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記集塵室は前記吸引動力部に連通する排気側開口を有し、前記パッキンは、少なくとも前記排気側開口に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気掃除機。
- 前記オゾン検知部を前記パッキンの外周部に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電気掃除機。
- 前記オゾン検知部でオゾン漏れを検知した場合、オゾン漏れを使用者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電気掃除機。
- 前記オゾン検知部を複数の前記パッキンに設け、前記パッキンに対してオゾン漏れをそれぞれ個別に検知し、オゾン漏れを発生している箇所を前記報知手段で報知することを特徴とする請求項5に記載の電気掃除機。
- 前記オゾン漏れ検知部は、所定の閾値を超えるオゾン濃度を検知した場合、オゾン漏れと検知することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の電気掃除機。
- 前記閾値は、10ppbであることを特徴とする請求項7記載の電気掃除機。
- 前記制御回路部は、前記オゾン検知部によってオゾン漏れを検知した場合、前記吸引動力部の運転をロックすることを特徴とする請求項1又は請求項8に記載の電気掃除機。
- 吸気口及び排気口を有する掃除機本体と、
該掃除機本体内に設けられ、前記吸気口に連通する開口を備えた集塵室と、
該集塵室と前記排気口との間に設けられ、前記吸気口から外気を吸引して前記排気口から排気する吸引動力部と、
前記集塵室の前記掃除機本体への接続部分を気密に保持するための1又は複数のパッキンと、
放電を発生するとともに、放電によって発生したオゾンを前記集塵室内に供給する放電発生部と、
前記集塵室からのオゾン漏れを検知するオゾン検知部と
前記オゾン検知部と連動しオゾン漏れを使用者に報知する報知手段と
を備えたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008295782A JP4744583B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008295782A JP4744583B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010119590A true JP2010119590A (ja) | 2010-06-03 |
JP4744583B2 JP4744583B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=42321466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008295782A Expired - Fee Related JP4744583B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4744583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230317A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09322931A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Hitachi Ltd | オゾン濃度検出手段付き空気清浄装置 |
JP2003325404A (ja) * | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
-
2008
- 2008-11-19 JP JP2008295782A patent/JP4744583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09322931A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Hitachi Ltd | オゾン濃度検出手段付き空気清浄装置 |
JP2003325404A (ja) * | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230317A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4744583B2 (ja) | 2011-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005523775A (ja) | オゾンを用いた空気清浄・脱臭・殺菌装置 | |
JP5192745B2 (ja) | 表示装置および空気調和機 | |
WO2017126146A1 (ja) | 空気清浄機 | |
KR100753056B1 (ko) | 구급차용 소독장치 | |
KR101020515B1 (ko) | 저온 플라즈마를 이용한 의료용 멸균 및 건조 장치 | |
JP5222050B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4744583B2 (ja) | 電気掃除機 | |
KR200418459Y1 (ko) | 모니터와 음성 알람기능을 구비한 구급차용 오존살균기 | |
KR20190071917A (ko) | 공기정화장치 및 그것의 필터 교체시점 판단 방법 | |
KR20030085698A (ko) | 오존을 이용한 공기청정 탈취 살균기 | |
KR100825055B1 (ko) | 오존을 이용한 소독장치 | |
JP4636803B2 (ja) | 空気浄化装置 | |
JP2009061092A (ja) | 電気掃除機 | |
KR102437029B1 (ko) | 휴대용 방역 살균장치 | |
KR100658798B1 (ko) | 필터카트리지 및 이 카트리지가 장착된 공기정화장치 | |
JP2007117254A (ja) | 空気浄化装置 | |
TWI312402B (ja) | ||
KR102403220B1 (ko) | 손 소독용 살균장치 | |
JP3116664U (ja) | 空気清浄器 | |
KR100621802B1 (ko) | 진공청소기의 먼지봉투 교환시기 알림장치 | |
KR0176049B1 (ko) | 진공청소기 필터교체 경보장치 | |
JP5274620B2 (ja) | 電気掃除機 | |
KR200157346Y1 (ko) | 자외선 살균장치가 구비된 진공청소기 | |
KR20160116265A (ko) | 공기 청정 상태의 표시 기능을 가지는 공기청정기 | |
KR100609922B1 (ko) | 냉장고용 탈취장치 및 그 제어방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110510 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4744583 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |