JP2010117224A - 試験片センタリング装置 - Google Patents

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JP2010117224A
JP2010117224A JP2008290001A JP2008290001A JP2010117224A JP 2010117224 A JP2010117224 A JP 2010117224A JP 2008290001 A JP2008290001 A JP 2008290001A JP 2008290001 A JP2008290001 A JP 2008290001A JP 2010117224 A JP2010117224 A JP 2010117224A
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Hiroshi Tsuji
博志 辻
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Abstract

【課題】圧縮圧盤上で試験片のセンタリングを容易に行う。
【解決手段】試験片TPが載置される下圧盤5の周囲に、下圧盤5の中心部に向けて回動可能に3本のアーム14を配設する。テーブル1の側方につまみ具20を設け、つまみ具20と各アーム14とにベルト18を掛け回す。この状態で、つまみ具20を操作すると、各アーム14が互いに同期して回動し、試験片TPが各アーム14に押されながら下圧盤5の中央部に向けて移動し、センタリングが行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧縮試験用の圧盤に載置された試験片のセンタリングを行う試験片センタリング装置に関する。
試験片の引張試験や圧縮試験等を行う万能試験機が知られている(例えば特許文献1参照)。万能試験機により圧縮試験を行う場合には、テーブル上に下圧盤を設置し、その上方に配置される負荷枠に上圧盤を設置して、下圧盤と上圧盤の間に試験片を挟んで圧縮試験力を負荷する。この際、圧縮試験を精度良く行うためには、試験片を下圧盤の中央部にセットする必要があるが、従来、ユーザは定規などを用いてこれを行っていた。
特開2004−212171号公報
しかしながら、定規を用いて試験片を下圧盤の中央部に精度良くセットするのは難しく、時間もかかる。
本発明による試験片センタリング装置は、試験片が載置される圧縮試験用の圧盤の周囲に回動可能に設けられた複数本のアームと、複数本のアームを圧盤の中心部に向けて、略水平方向に互いに同期して回動させるアーム駆動機構とを備えることを特徴とする。
複数本のアームの駆動部にそれぞれ掛け回されるベルト部材と、ベルト部材を駆動するベルト駆動部とによりアーム駆動機構を構成することが好ましい。
回動前の複数本のアームの初期位置を規制する位置規制部材を設けることもできる。
本発明によれば、圧盤の周囲に配設した複数本のアームを、圧盤の中心部に向けて略水平方向に互いに同期して回動させるようにしたので、試験片はアームに押されながら中心部に移動し、試験片を容易にセンタリングすることができる。
以下、図1〜図3を参照して本発明による試験片センタリング装置の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る試験片センタリング装置が適用される材料試験機の全体構成を概略的に示す図である。この材料試験機は、試験片の引張試験、圧縮試験、曲げ試験等、各種試験を行うことができる万能試験機であり、図では圧縮試験を行う場合の例を示している。
試験機本体100は、周面にねじ部が設けられてテーブル1上に立設する一対のねじ棹2と、ねじ棹2に昇降可能に保持されるクロスヘッド3と、ねじ棹2の上端に横架されるヨーク4と、テーブル1上に設置される下圧盤5と、クロスヘッド3の下面に設置される上圧盤6と、下圧盤5上に搭載された試験片TPを下圧盤5の中央部に移動するセンタリング装置10とを有する。
ねじ棹2はモータ7の駆動により回転し、ねじ棹2の回転によりクロスヘッド3が昇降する。クロスヘッド3の下降により下圧盤5と上圧盤6との間に試験片TPが挟まれ、試験片TPに圧縮試験力が負荷される。試験片TPに負荷される試験力はロードセル8で検出され、ロードセル8からの信号は制御回路9に入力される。制御回路9は、試験片TPに所定の圧縮試験力を負荷するようにモータ7の駆動を制御する。なお、ロードセル8の信号に関係なくモータ7を一定の速度で駆動して試験力を負荷することもできる。
図2(a)は、センタリング装置10の構成を示す平面図であり、図2(b)は図2(a)のb−b線断面図、図2(c)は図2(a)のc−c線断面図である。なお、図2(a)ではテーブル1を2点鎖線で表し、テーブル1の下方の部品およびテーブル1の上に出ている部品の配置を示している。
テーブル1の下方にはベースプレート11が配設され、ベースプレート11には、下圧盤5の周囲に等間隔(120°毎)に3本のプーリ軸12が立設されている。各プーリ軸12はテーブル1を貫通し、ベアリング13を介してベースプレート11およびテーブル1から回転可能に支持されている。プーリ軸12の上端部には、略水平方向に延設された略円柱形状のアーム14が支持されている。アーム14は、図2(b)の矢印に示す水平方向および上下方向にプーリ軸12に沿って移動可能に設けられ、固定具15によりプーリ軸12に固定されている。アーム14は断面が円形の棒状部材である。
テーブル1の上面には、各アーム14の初期位置を規制する3本のピン部材17が突設されている。各プーリ軸12の下部には、テーブル1とベースプレート11との間に、プーリ軸12と一体に略円柱形状のプーリ16が設けられている。各プーリ16の外周面には全周にわたって溝16aが形成されている。
テーブル1の側方にはつまみ具20が設けられ、つまみ具20はベアリング21を介してベースプレート11から回転可能に支持されている。つまみ具20の外周面には全周にわたって溝20aが形成され、上端部にはユーザが把持して回転操作する把持部20bが設けられている。
プーリ16の外周面の溝16aおよびつまみ具20の外周面の溝20aには、それぞれベルト18が掛け回されている。ベルト18はつまみ具20の回転により移動し、ベルト18の移動に伴い摩擦力によって各プーリ16が互いに同期して回転し、各アーム14が回動する。
本実施の形態の主要な動作を説明する。圧縮試験を行う場合には、まず、固定具15を緩め、試験片TPの大きさに合わせてアーム14の上下方向および水平方向の位置を調整する。次いで、ユーザはつまみ具20の把持部20bを把持し、図2(a)のR1方向につまみ具20を回転操作する。これにより図のA方向にベルト18が移動し、ベルト18の移動に連動して各プーリ16が同時に回転し、各アーム14が下圧盤5の外側(図のR1方向)に向けて回動する。
アーム14がピン部材17に当接すると、アーム14のR1方向への回転が阻止される。これにより各アーム14が下圧盤5の中心部に対して対称な初期位置にセットされ、下圧盤5の上方が開放される。この状態では、つまみ具20をR1方向に操作しても、プーリ16は回転せずにプーリ16の外周面をベルト18が滑るだけであり、アーム14は初期位置に保たれる。アーム14が初期位置にセットされた後、ユーザは試験片TPを下圧盤5上に載置する。
次いで、ユーザは図3の矢印R2方向につまみ具20を回転操作する。これにより図のB方向にベルト18が移動し、各アーム14が図のR2方向、すなわち下圧盤5の中心方向に向けて互いに同期して回動する。このとき各アーム14は互いに対称位置を保ったまま中心部に向けて回動するため、試験片TPの側面にアーム14が当接し、試験片TPが下圧盤5の中心部に向けて移動する。
試験片TPが中心部に移動した状態では、試験片TPの周囲3方向がアーム14により押さえ付けられ、試験片TPの位置が拘束される。この状態では、つまみ具20をR2方向に操作してもプーリ16は回転せずにプーリ16の外周面をベルト18が滑るだけであり、試験片TPの位置は下圧盤5の中心部に保たれる。このようにして試験片TPをセンタリングした後、つまみ具20をR1方向に操作して各アーム14をピン部材17に当接させ、アーム14を下圧盤5の外側に退避させる。この状態で、モータ7を駆動して上圧盤6を下降し、試験片TPに圧縮試験力を負荷する。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)下圧盤5の周囲に中心部に向けて略水平方向に回動可能に3本のアーム14を配設し、つまみ具20の操作によりベルト18を介して各アーム14を互いに同期して回動させるようにした。これにより試験片TPが各アーム14に押されながら中心部に移動し、簡易な操作により試験片TPを精度よく下圧盤5上にセンタリングすることができる。その結果、ロードセル8による荷重検出の精度が向上する。
(2)各アーム14の回動軸部のプーリ16とつまみ具20とにベルト18を掛け回し、つまみ具20の操作によりベルト18を駆動することで、各アーム14を同期して回動させるようにしたので、アーム駆動用のアクチュエータが不要であり、安価に構成できる。
(3)各アーム14の外側にピン部材17を突設してアーム14を初期位置に位置決めするようにしたので、各アーム14を対称位置にセットしてから中心部に向けてのアーム14の回動を開始することができ、試験片TPを精度よくセンタリングすることができる。
なお、上記実施の形態では、アーム14を略円柱状としたが、アームは角柱状でもよい。下圧盤5の周囲に3本のアーム14を配設したが、アーム14の本数はそれ以上であってもよい。上記実施の形態では、アーム14の駆動部であるプーリ16にベルト部材としてのベルト18を掛け回し、ベルト駆動部としてのつまみ具20の操作により各アーム14を互いに同期して回動させるようにしたが、アーム駆動機構はこれに限らない。例えばベルト18に代えてタイミングベルトを用いることもできる。ベルト以外を用いて各アーム14を同期して駆動するようにしてもよい。上記実施の形態では、各アーム14の外側にピン部材17を突設してアーム14を初期位置に規制するようにしたが、位置規制部材はこれに限らない。
以上では、万能試験機に本発明を適用する例を示したが、圧縮試験用の圧盤を有する試験機であれば、他の材料試験機にも本発明を同様に適用できる。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の試験片センタリング装置に限定されない。
本実施の形態に係る試験片センタリング装置が適用される材料試験機の全体構成を示す図。 (a)は本実施の形態に係る試験片センタリング装置の構成を示す平面図、(b)は図2(a)のb−b線断面図、(c)は図2(c)のc−c線断面図。 本実施の形態に係る試験片センタリング装置の動作の一例を示す図。
符号の説明
5 下圧盤
10 センタリング装置
14 アーム
16 プーリ
17 ピン部材
18 ベルト
20 つまみ具

Claims (3)

  1. 試験片が載置される圧縮試験用の圧盤の周囲に回動可能に設けられた複数本のアームと、
    前記複数本のアームを前記圧盤の中心部に向けて、略水平方向に互いに同期して回動させるアーム駆動機構とを備えることを特徴とする試験片センタリング装置。
  2. 請求項1に記載の試験片センタリング装置において、
    前記アーム駆動機構は、
    前記複数本のアームの駆動部にそれぞれ掛け回されるベルト部材と、
    前記ベルト部材を駆動するベルト駆動部とを有することを特徴とする試験片センタリング装置。
  3. 請求項1または2に記載の試験片センタリング装置において、
    回動前の前記複数本のアームの初期位置を規制する位置規制部材をさらに有することを特徴とする試験片センタリング装置。
JP2008290001A 2008-11-12 2008-11-12 試験片センタリング装置 Pending JP2010117224A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107132130A (zh) * 2017-06-14 2017-09-05 黄河科技学院 一种三点、四点弯曲试验机用对中调整夹具

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