JP2010116785A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部軸受2でシリンダブロック7の内径に臨む部分8aと、上部軸受2と対向するローリングピストン6上端面6aとブレード10上端面10aの内、少なくとも1箇所に凹部30を設けたものである。この構成により、微小な凹部30により油膜が形成され、シール性が向上、潤滑性能が向上し、さらに、摺動抵抗を低減できる。
【選択図】図1
Description
残っており、これによって油膜が保持できず油膜切れを起こしシール性が悪くなる。あるいは境界潤滑となって摺動抵抗が増大し、体積効率の低下や摺動損失の増大をまねいていた。
ものである。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるロータリ圧縮機の要部を示す縦断面図であり、図2は同ロータリ圧縮機のブレードを示す平面図で、図3は同ロータリ圧縮機のローリングピストンを示す断面図、図4は同ロータリ圧縮機の圧縮機構部の上部を示す断面図、図5は同ロータリ圧縮機の要部を示す拡大斜視図である。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるロータリ圧縮機の要部を示す縦断面図である。本実施の形態では、上部軸受2でシリンダブロック7の内径に臨む部分8aと、上部軸受2と対向する図3に示すローリングピストン6上端面6aと図2に示すブレード10上端面10aの内、少なくとも1箇所に図5に示す直径が0.1〜10μmの凹部30を設けたものであるが、特に、図6に示すように凹部30の断面形状を円弧状としたことを特
徴とする。そしてこの構成によれば、凹部30と平面部との境界線部が鈍角になり、加工後のバリの発生を抑制することができる。
図7は本発明の第3の実施の形態におけるロータリ圧縮機の要部を示す縦断面図である。本実施の形態では、上部軸受2でシリンダブロック7の内径に臨む部分8aと、上部軸受2と対向する図3に示すローリングピストン6上端面6aと図2に示すブレード10上端面10aの内、少なくとも1箇所に図5に示す直径が0.1〜10μmの凹部30を設けたものであるが、特に、図7に示すように凹部30の深さ方向の断面形状を矩形状としたことを特徴とする。そしてこの構成によれば、凹部30の深さおよび幅を管理することができるため、オイル保持量のより詳細な最適化が可能になる。
本実施の形態では、上部軸受2でシリンダブロック7の内径に臨む部分8aと、上部軸受2と対向する図3に示すローリングピストン6上端面6aと図2に示すブレード10上端面10aの内、少なくとも1箇所に図5に示す直径が0.1〜10μmの凹部30を設けたものであるが、凹部30をプレス加工によって形成したものである。そしてこの構成によれば、凹部30の位置、深さ、および幅を管理することができるため、オイル保持量のより詳細な最適化が可能になる。
本実施の形態では、上部軸受2でシリンダブロック7の内径に臨む部分8aと、上部軸受2と対向する図3に示すローリングピストン6上端面6aと図2に示すブレード10上端面10aの内、少なくとも1箇所に図5に示す直径が0.1〜10μmの凹部30を設けたものであるが、凹部30が、略球状を成すショットを噴射し、0.1〜10μの径の凹部を設けたものである。そしてこの構成によれば不規則な深さの凹部に供給され確実に保持されるので、摺動面の潤滑性能を向上させ、かつ、凹部が不連続であることでシール性をさらに向上させることができる。
2 モータ
3 ロータリ圧縮機構
4 クランクシャフト
5 クランクピン
6 ローリングピストン
7 シリンダブロック
8 上部軸受
9 下部軸受
10 ブレード
11 押えばね
12 シリンダ室
13 吸入室
14 圧縮室
15 吐出管
16 潤滑油
17 油ポンプ
18 吸入管
19 吐出ポート
20 カバー
21 マフラ室
30 凹部
Claims (5)
- シリンダブロックの上下端面に固定された上部軸受及び下部軸受と、前記シリンダブロックと前記上部軸受及び前記下部軸受で囲まれた空間内を回転摺動し且つクランクピンを有するクランクシャフトと、前記クランクピンに回転自在に装着されたローリングピストンと、このローリングピストンと前記シリンダブロックに設けられたスロット内を往復摺動するブレードとによって冷媒を圧縮する圧縮室を有するロータリ圧縮機であって、前記上部軸受で前記シリンダブロックの内径に臨む部分と前記上部軸受と対向するローリングピストン上端面とブレード上端面の内、少なくとも1箇所に凹部を設けたことを特徴とするロータリ圧縮機。
- 凹部の深さ方向の断面形状が円弧状であることを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
- 凹部の深さ方向の断面形状が矩形状であることを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
- 凹部がプレス加工によって形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロータリ圧縮機。
- 凹部が略球状を成すショットを噴射することによって形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008288440A JP2010116785A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008288440A JP2010116785A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010116785A true JP2010116785A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42304603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008288440A Pending JP2010116785A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010116785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021116797A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09209952A (ja) * | 1996-02-05 | 1997-08-12 | Hitachi Ltd | ロータリ圧縮機 |
JP2004316533A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ロータリ圧縮機 |
-
2008
- 2008-11-11 JP JP2008288440A patent/JP2010116785A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09209952A (ja) * | 1996-02-05 | 1997-08-12 | Hitachi Ltd | ロータリ圧縮機 |
JP2004316533A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ロータリ圧縮機 |
Cited By (1)
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JP2021116797A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111117 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20111122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120619 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |