JP2010115616A - 浄水カートリッジおよび浄水器 - Google Patents

浄水カートリッジおよび浄水器 Download PDF

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Abstract

【課題】より簡素な構成で添加剤濃度を可変設定することが可能な浄水カートリッジおよびそれを備える浄水器を得る。
【解決手段】添加剤収容室S1内の上部に空気溜まりAaを形成して、当該空気溜まりAaより下方となる浸水領域Awで、導入された水に添加剤16を浸すようにし、添加剤収容室S1内には、添加剤16を、浸水領域Awとなる部分から空気溜まりAaとなる部分まで収容し、ケース7に、浸水領域Awでの添加剤16の浸漬高さDを可変設定する浸漬高さ可変部材23を取り付けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、浄水カートリッジおよびそれを備えた浄水器に関する。
従来の浄水器として、ミネラル含有量の異なる活水剤を収容する通水路を複数設けるとともに、それら通水路にそれぞれ通水制御弁を設け、各通水制御弁の開閉を制御することによって、水のミネラル濃度を可変設定するようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開平10−15564号公報
しかしながら、上記特許文献1の浄水器では、通水路および通水制御弁を複数備えるため、構造が複雑化するとともに大型化するという問題があった。
そこで、本発明は、より簡素な構成で添加剤濃度を可変設定することが可能な浄水カートリッジおよびそれを備える浄水器を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、ケース内に、水を浄化する浄化室と、水に添加する添加剤を収容する添加剤収容室とを形成し、上記添加剤収容室内の上部に空気溜まりを形成して、当該空気溜まりより下方となる浸水領域で、導入された水に上記添加剤を浸すようにし、上記添加剤収容室内には、上記添加剤を、上記浸水領域となる部分から上記空気溜まりとなる部分まで収容し、上記ケースに、上記浸水領域での上記添加剤の浸漬高さを可変設定する浸漬高さ可変部材を取り付けたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記浸漬高さ可変部材は、上記添加剤収容室内における上記空気溜まりの下限位置を変化させるものであることを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、上記ケースの少なくとも上部を略円筒状に形成し、上記浸漬高さ可変部材を、略有底円筒状に形成し、上記ケースの上部を上方から覆うように取り付けたことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、上記浸漬高さ可変部材は、上記添加剤収容室の下壁の上下方向の位置を変化させるものであることを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、上記ケースに、上記添加剤収容室を迂回して上記浄化室に水を導入する第二導水口を形成したことを特徴とする。
請求項6の発明にあっては、上記導水口を上記第二導水口より上方に配置したことを特徴とする。
請求項7の発明にあっては、上記浸漬高さ可変部材を、上記ケースの外側を覆うように設けたことを特徴とする。
請求項8の発明にあっては、上記添加剤収容室内で上記添加剤を下方に向けて押し付ける付勢機構を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明にあっては、導入された原水を少なくとも浄化した浄水を得る上記浄水カートリッジを、着脱可能に装着した浄水器である。
請求項1の発明によれば、浸漬高さ可変部材によって、導入された水に対する添加剤の浸漬高さを変化させ、これにより添加剤濃度を変化させることができる。よって、濃度を調整する制御弁を複数設けてその開閉を調整する構成に比べて、添加剤濃度を可変設定可能な構成を、より簡素な構成として得ることができる。
請求項2の発明によれば、空気溜まりの下限位置を可変設定することで、浸漬高さを可変設定することができる。
請求項3の発明によれば、浸漬高さ可変部材を比較的簡素な構成として得ることができる上、当該浸漬高さ可変部材をケース上により安定的に支持できるようになる。
請求項4の発明によれば、添加剤収容室の下壁の上下方向位置を可変設定することで、浸漬高さを可変設定することができる。
請求項5の発明によれば、導水口から導入されて添加剤収容室内を流れる水と、第二導水口から導入されて添加剤収容室をバイパスする水とを分流することで、添加剤収容室内の水の流量を調整しやすくなって、添加剤濃度の調整精度を高めやすくなる。
請求項6の発明によれば、導水口を第二導水口より高い位置に形成することで、水頭差や水の動圧等によって導水口での水の流量、すなわち添加剤収容室内での水の流量が必要以上に増大するのを抑制することができる。
請求項7の発明によれば、浸漬高さ可変部材がケースの外側にある分、使用者が浸漬高さ可変部材を操作しやすくなる。
請求項8の発明によれば、付勢機構によって、上方にある添加剤をより確実に下方へ移動させることができるため、重力で充填する場合に比べて浸水領域における添加剤の充填密度を高めることができる。
請求項9の発明によれば、上記作用効果を奏する浄水カートリッジを装備した浄水器を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示しており、図1は、浄水器の断面図、図2は、浄水カートリッジの分解斜視図、図3は、浄水カートリッジの断面図、図4は、浄水カートリッジの斜視図であって、(a)は浸漬高さ可変部材が最も低い位置にある状態を示す図、(b)は中間位置にある状態を示す図、(c)は最も高い位置にある状態を示す図、図5は、浄水カートリッジの断面図であって、(a)は浸漬高さ可変部材が最も低い位置にある状態を示す図、(b)は中間位置にある状態を示す図、(c)は最も高い位置にある状態を示す図である。
まずは、図1を参照して、本実施形態にかかる浄水器1の概略構成について説明する。この浄水器1は、ポット型浄水器として構成されている。略有底筒状のポットケース2の筒内には、略有底筒状の隔壁体3が収容されており、この隔壁体3によって、ポットケース2の筒内が、上側の略半分をなす原水室4と下側の略半分をなす浄水室5とに区画されている。
隔壁体3の底壁3aには、下方に向けて凹設された略円筒状の凹部3bが形成されている。この凹部3bに、略円筒状の浄水カートリッジ6が、上方から奥まで差し込まれて嵌着される。凹部3bの奥壁3cには、開口3dが形成されている。
浄水カートリッジ6が凹部3bに嵌着された状態では、浄水カートリッジ6の上部6aが原水室4内に露出し、この上部6aでケース7に形成された導水口7a,7bが原水室4に臨むようになっている。第二導水口7bは、底壁3aの近傍に設置されている。また、この状態では、浄水カートリッジ6の下端部6bが、開口3dから浄水室5内に露出し、この下端部6bでケース7に形成された排水口7cが浄水室5に臨むようになっている。原水室4内の原水は、導水口7a,7bから浄水カートリッジ6内に導入され、少なくとも浄化された後に、排水口7cから浄水室5内に排出される。
原水室4の上方には、給水口8aの形成された天壁8が配置されている。給水口8aは、天壁8に回動可能に取り付けられた上開き式の蓋9によって、開閉可能に塞がれている。原水は、蓋9を上方に開いた状態で給水口8aを介して原水室4内に供給される。
また、隔壁体3の側壁3eとポットケース2との間には、浄水室5から上方に向けて伸びる通路10が形成されており、ポットケース2または天壁8には、通路10の上端部となる位置に、注水口10aを形成してある。本実施形態では、ポットケース2を注水口10aが下方となるように傾倒させることで(図1ではポットケース2を時計回り方向に傾倒させることで)、浄水室5内に貯留された浄水を、通路10を経て注水口10aから排出させる。なお、本実施形態では、注水口10aは、ポットケース2あるいは天壁8に回動可能に支持された上開き式の蓋11によって、開閉可能に塞がれている。この場合、ポットケース2を傾けたときに、蓋11を自重や水の動圧等によって回動させ、注水口10aを開放するように構成することができる。
次に、図2〜図5を参照して、浄水カートリッジ6の構成について説明する。浄水カートリッジ6は、略円筒形状に形成されており、当該円筒形状の中心軸Ax(図1,図2参照)が上下方向に沿う姿勢で使用される。ケース7は、使用状態で上部をなすアッパケース12と、下部をなすロワケース13とを有し、アッパケース12の下縁とロワケース13の上縁とを相互に結合して略円筒状の外形状を呈している。なお、以下では、使用状態における浄水カートリッジ6の円筒形状を基準として、上下方向、軸方向、周方向、および径方向を規定する。
ケース7内は、隔壁14と、この隔壁14に対して間隔をあけて下方に配置されるシート15とによって、上下方向(軸方向)に大きく3箇所の空間に分けられており、このうち最上部が添加剤16を収容する添加剤収容室S1、最下部が水を浄化する浄化室S2、中間部が中間室S3となっている。
添加剤収容室S1は、アッパケース12と隔壁14とによって囲まれて形成されている。アッパケース12は、ケース7の周壁上部をなす周壁12aと、ケース7の天壁をなす天壁12bと、天壁12bの中央部から浄水カートリッジ6の中心軸Axに略沿って下方に伸びる内筒12cと、を有している。そして、このアッパケース12に、その筒内の下部を塞ぐように隔壁14が取り付けられている。すなわち、本実施形態では、アッパケース12の筒内に、周壁12a、天壁12b、内筒12c、および隔壁14で囲まれた断面略円環状の空間として、添加剤収容室S1が形成されている。この添加剤収容室S1には、例えば直径数ミリ程度の粒状カルシウム等の添加剤16が収容される。
周壁12aには、図2,図4等に示すように、略矩形の導水口7aが形成されている。この導水口7aにはインサート成形等することで透水性のメッシュ17が張られており、添加剤16が導水口7aから零れ出るのが抑制されている。また、内筒12cには、その下端から上方に向けて伸びるスリット状の切欠12dが形成されている。切欠12dの幅は、添加剤16の粒径より小さく設定され、これにより、添加剤16が切欠12dから零れ出るのが抑制されている。なお、本実施形態では、切欠12dの上縁12eの軸方向の位置と、導水口7aの上縁12fの軸方向の位置とを、ほぼ同じにしてある。
また、隔壁14の底壁部14aの中央部には内筒12cが挿通される貫通孔14cが形成されている。そして、底壁部14aには添加剤収容室S1からの排水口として浄水カートリッジ6の中心軸Axから放射状に伸びる複数のスリット14dが形成されている。このスリット14dの幅も、添加剤16の粒径より小さく設定され、これにより添加剤16がスリット14dから零れ出るのが抑制されている。
以上の構成を備える添加剤収容室S1では、原水室4から導水口7aを介して添加剤収容室S1内に導入された原水に添加剤16が溶出し、添加剤の添加された水が添加剤収容室S1から隔壁14のスリット14dを介して中間室S3に流出する。
ここで、本実施形態では、添加剤収容室S1の上部に空気を閉じこめる空気溜まりAaを形成し、これにより、空気溜まりAa内、すなわち添加剤収容室S1の上部に存在する添加剤16については、水に浸漬させないようにしている。すなわち、周壁12a、天壁12b、および内筒12cで構成される凹部18は、下方に向けて開放されるのみで、上方に向けては空気の抜け道は無いため、導水口7aから添加剤収容室S1内に水が浸入し、原水室4に貯留された水に浄水カートリッジ6の上部6aが全て漬かった状態(すなわち水没した状態)となっても、この凹部18に空気が溜まり、空気溜まりAa内にある添加剤16の被水を防ぐことができるのである。すなわち、浸水領域Awの上限Lより下方に位置する添加剤16が水に浸かり、上限Lより上方に位置する添加剤16は水に浸からないことになる。
かかる構成では、下方に位置する添加剤16が水に浸かって溶出すると、上方に位置する添加剤16が重力で下方に降下して浸水領域Awに自動的に補給されることになる。よって、添加剤収容室S1に収容した添加剤16を下側に配置されたものから順次使用することができるようになるため、浄水カートリッジ内に収容した添加剤が全体的に浸水したり被水したりする構成に比べて、添加剤16の使用可能期間をより長くとりやすくなる上、浄水カートリッジ6の使用初期と使用後期とで添加剤の濃度差をより小さく抑えやすくなる。
中間室S3の周壁をなすアッパケース12の周壁12aの下部には、図2,図4に示すように、周方向に略一定間隔をあけて第二導水口7bが複数形成されている。よって、中間室S3には、原水室4からこの第二導水口7bを介して原水が導入されるとともに、添加剤収容室S1からスリット14dを介して添加剤の添加された水が導入され、これらの水が中間室S3の下方に配置された浄化室S2(の吸着処理室S21)に導入される。すなわち、本実施形態では、第二導水口7bから中間室S3に導入された原水は、添加剤収容室S1を迂回することとなっている。このように、添加剤収容室S1内を流れる水と、添加剤収容室S1をバイパスする水とを分流することで、添加剤収容室S1内を流れる水の流量と、添加剤収容室S1をバイパスする水の流量とを独立して設定することができ、以て、添加剤濃度の調整精度を高めやすくすることができる。
また、本実施形態では、第二導水口7bを導水口7aより下方に配置している。このため、導水口7aと第二導水口7bとの高さの差による水頭差と、原水室4に給水された当初に隔壁体3の底壁3aに近い位置にある第二導水口7bに到達する水の動圧とによって、水は導水口7aに比べて第二導水口7bから、より入りやすくなっている。したがって、特に原水室4に給水された当初においては、導水口7aでの水の流量を比較的少なくすることができ、添加剤収容室S1内の水の流量を少なく調整しやすくなる。
中間室S3の下に配置される浄化室S2は、浄水カートリッジ6の中心軸Axに沿う位置に配置された略円筒状の筒体19によって、径方向に仕切られており、本実施形態では、筒体19の外周側を吸着剤(例えば粒状あるいは粉状の活性炭等)20が収容された吸着処理室S21とし、筒体19の筒内を濾過材(例えば逆U字状に湾曲された中空糸膜等)21が収容された濾過処理室S22としている。かかる構成では、中間室S3から導入された水は、吸着処理室S21および濾過処理室S22をこの順に経由して、下端部6bの排水口7cから排出されるようになっている。筒体19は、ケース7の底壁をなすロワケース13の底壁13aの中央部に形成された下方に凹む凹部13bに嵌入され、これにより、浄水カートリッジ6の中心軸Axに沿って上下方向に立設されている。
吸着処理室S21は、ケース7の周壁下部をなすロワケース13の周壁13c、筒体19、底壁13a、およびシート15で囲まれて、略円環状の断面を有する筒状に形成されている。シート15は、例えば不織布で構成することができる。本実施形態では、シート15は、リング状に形成されて筒体19を取り囲んでおり、その外縁部15aをアッパケース12とロワケース13との間に挟み込むようにしてケース7に固定してある。一方、内縁部15bは自由端として、水が中間室S3からこの内縁部15bと筒体19との間の隙間を経て吸着処理室S21内に導入されるようにしてある。なお、シート15を透水性素材によって構成し、水を透過させるようにしてもよい。また、本実施形態では、筒体19の上端に、キャップ22を装着し、このキャップ22から径外側に張り出すフランジ部22aによって、シート15の内縁部15bがフランジ部22aより上方には反り返らないようにしている。かかる構成により、浄水カートリッジ6を浄水器1から取り外した状態で傾けたり上下逆転させたりした場合にあっても、シート15がフランジ部22aに係止されて隙間が塞がれるため、吸着処理室S21から吸着剤20が中間室S3側に漏出するのを抑制することができる。
筒体19の下部には、連通口19aが形成されており、この連通口19aによって、吸着処理室S21と濾過処理室S22とが連通されている。吸着処理室S21内で吸着剤20に不純物を吸着させて除去した水は、連通口19aを介して濾過処理室S22内に導入される。
濾過処理室S22には、濾過材21としての細いストロー状の中空糸膜が、多数束ねられて略逆U字状に湾曲させた状態で収容されている。濾過処理室S22内から中空糸膜の膜壁を通過して膜内に透過した水は、膜内を通って濾過処理室S22の下端部に流出し、排水口7cから浄水室5に流出する。水が中空糸膜の膜壁を通過する際に、水に含まれる不純物が濾過される。濾過材21としての中空糸膜は、連通口19aより下方で接着剤(図示せず)によって隙間を埋められつつ筒体19に固定されており、この接着剤によって、濾過処理室S22内から中空糸膜を通過せずに直接流出するのが阻止されている。
そして、本実施形態では、ケース7に、浸水領域Awでの添加剤16の浸漬高さを可変設定する浸漬高さ可変部材23を取り付けてある。この浸漬高さ可変部材23の上下方向の位置を可変設定することにより、添加剤16が水に浸かる高さとしての浸漬高さD(図5参照)が変化し、以て、添加剤濃度を変化させることができる。浸漬高さDが大きいほど添加剤濃度が高くなる。
具体的には、図2に示すように、アッパケース12の外周を上方から覆うように、略有底円筒状の浸漬高さ可変部材23を取り付けてある。浸漬高さ可変部材23の周壁23aは、アッパケース12の周壁12aを僅かな隙間をもって覆っている。
そして、アッパケース12(ケース7)の周壁12aに設けた溝25aと、浸漬高さ可変部材23の内面に設けた突起25bとによって、高さ調整機構25を構成してある。溝25aは、周壁12aの上端から下方に向けて伸びる縦溝25cと、縦溝25cから周方向の一方側(図2では左側)に向けて延びる複数の横溝25dと、を有している。横溝25dは、一定のピッチ(等間隔)で複数(本実施形態では5つ)配置されている。したがって、突起25bを縦溝25cに沿わせて浸漬高さ可変部材23を降下させ、浸漬高さ可変部材23を周方向に回動させて突起25bをいずれかの横溝25dに挿入することで、浸漬高さ可変部材23の高さを複数段階(本実施形態では5段階)に可変設定することができる。なお、横溝25dの奥側には突起25eを形成して、突起25bを横溝25dの最奥部に維持しやすくするとともに、突起25bを乗り越えさせてクリック感を生じさせるのが好適である。
そして、本実施形態では、浸漬高さ可変部材23の中央筒部23fの下端23hと周壁23aの下側の端縁23bとを同じ高さにしてある。したがって、浸漬高さ可変部材23の周壁23aと中央筒部23fとの間の環状の凹部23iも全体的に空気溜まりとなって、下端23hおよび端縁23bの位置が浸水領域Awの上限Lとなるため、図5の(a)〜(c)に示すように、浸漬高さ可変部材23の上下方向の位置を可変設定することで、浸水領域Awの上限Lの位置(すなわち空気溜まりAaの下限位置)を、上下方向に可変設定し、これにより、添加剤収容室S1内における添加剤16の浸漬高さDを可変設定して、添加剤濃度を可変設定することができるのである。
また、浄水カートリッジ6内の各部、特に中間室S3内やシート15と吸着剤20との間等に不本意に空気が溜まると、水の重力と空気の浮力とが釣り合って水の流路が空気で塞がれてしまうため、所望の流量が得られなくなって、浄水が得られるまでに時間がかかったり、所望の添加剤濃度が得られなくなったりする虞がある。そこで、本実施形態では、浄水カートリッジ6の中心軸Axに略沿って、エア抜き通路を形成してある。
具体的には、浸漬高さ可変部材23の天壁23eの中央部に、下方に向けて伸びて内筒12cの筒内に入り込む略円筒状の中央筒部23fを形成し、この中央筒部23fの奥側(上側)に、天壁23eを貫通する貫通孔23gを形成してある。この貫通孔23gが、浄水カートリッジ6のエア抜き孔となる。
筒体19の上端に嵌着されたキャップ22は、上方に向かうにつれて細くなる円錐部22bを有しており、濾過処理室S22内の空気は、この円錐部22bおよび中央筒部23fの筒内を経て、貫通孔23gから排出される。
添加剤収容室S1、吸着処理室S21、および中間室S3内の空気(ただし、空気溜まりAa内に溜まるものを除く)は、切欠12dを経て中央筒部23fの下端の開口から当該中央筒部23fの筒内に入り、貫通孔23gから排出される。図5の(a)の状態では、添加剤収容室S1からは空気は排出されない。
以上、説明したように、本実施形態では、添加剤収容室S1内の上部に空気溜まりAaを形成して、当該空気溜まりAaより下方となる浸水領域Awで、導入された水に添加剤16を浸すようにし、添加剤収容室S1内には、添加剤16を、浸水領域Awとなる部分から空気溜まりAaとなる部分まで収容し、ケース7に、浸水領域Awでの添加剤16の浸漬高さDを可変設定する浸漬高さ可変部材23を取り付けた。よって、かかる構成によれば、濃度を調整する制御弁を複数設けてその開閉を調整する構成に比べて、添加剤濃度を可変設定可能な構成を、より簡素な構成として得ることができる。なお、添加剤としてカルシウム等を用いた場合には、水の硬度を可変設定することができる。
また、かかる構成によれば、空気溜まりAa内にある添加剤16を浸水あるいは被水しない状態で維持できる。そして、浸水領域Aw内にある添加剤16が水に浸かって溶出すると、それより上方に位置する添加剤16が重力で下方に降下して浸水領域Awに自動的に補給されることになる。よって、添加剤収容室S1に収容した添加剤16を下側に配置されたものから順次使用することができるようになるため、浄水カートリッジ内に収容した添加剤が全体的に浸水したり被水したりする構成に比べて、添加剤16の使用可能期間をより長くとりやすくなる上、浄水カートリッジ6の使用初期と使用後期とで添加剤の濃度の変動をより小さく抑えやすくなる。また、浸水領域Awの高さによって添加剤16の浸漬高さを設定し、これにより添加剤濃度の最大値を設定することができる。すなわち、添加剤16が必要以上に水に溶け出すのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、空気溜まりAaの下限位置(浸水領域Awの上限Lの位置)を可変設定することで、添加剤16を上下動させることなく、比較的簡素な構成によって、浸漬高さDを可変設定し、ひいては添加剤濃度を可変設定することが可能となる。
また、本実施形態では、ケース7に、添加剤収容室S1を迂回して浄化室S2に水を導入させる第二導水口7bを形成した。よって、添加剤収容室S1を通過させる水と、添加剤収容室S1をバイパスする水とを分流することで、添加剤収容室S1内を流れる水の流量と、添加剤収容室S1をバイパスする水の流量とを独立して設定することができ、以て、添加剤収容室S1内の水の流量を濃度調整に適した値に設定しやすくなって、添加剤濃度の調整精度を高めやすくなる。
また、本実施形態では、導水口7aを第二導水口7bより上方に配置した。このため、導水口7aと第二導水口7bとの高さの差による水頭差と、原水室4に給水された当初に隔壁体3の底壁3aに近い位置にある第二導水口7bに到達する水の動圧とによって、水は導水口7aに比べて第二導水口7bから、より入りやすくなる。したがって、特に原水室4に給水された当初においては、導水口7aでの水の流量を比較的少なくすることができ、添加剤収容室S1内で水の流量が必要以上に増大して添加剤濃度に影響が出る(濃度が高くなったり低くなったりする)のを抑制することができる。さらに、かかる構成によれば、導水口7aの開口面積を変化させる浸漬高さ可変部材23を、浄水カートリッジ6の上部に配置しやすくなる。本実施形態のように、浄水器1のポットケース2内に上方から浄水カートリッジ6を挿入して装着する場合には、ポットケース2内に装着した状態のまま上方から浸漬高さ可変部材23を操作しやすくなって便利である。
また、本実施形態では、添加剤収容室S1を第二導水口7bより上方に配置したため、原水室4の水位が添加剤収容室S1の下端より低くなった後は、第二導水口7bからのみ浄水カートリッジ6内に水が流入することになり、添加剤収容室S1内を通過せず添加剤16が含まれない水によって中間室S3より下流側(中間室S3や浄化室S2内等)で添加剤16の排出を促進して添加剤16が残留するのを抑制することができる。よって、次の使用時に、残留した添加剤16によって添加剤濃度が設定値より高くなるのを抑制して、所望の添加剤濃度を得やすくなる。
また、本実施形態では、浸漬高さ可変部材23をケース7の外側に配置した。よって、使用者が浸漬高さ可変部材23を操作しやすくなるという利点がある。
また、本実施形態では、ケース7の少なくとも上部を略円筒状に形成し、浸漬高さ可変部材23を、略有底円筒状に形成して、当該ケース7の上部を上方から覆うように取り付けた。よって、浸漬高さ可変部材23を比較的簡素な構成として得ることができる上、当該浸漬高さ可変部材23をケース7上により安定的に支持できるようになる。さらに、本実施形態のように、浄水器1のポットケース2内に上方から浄水カートリッジ6を挿入して装着する場合には、ポットケース2内に装着した状態のまま上方から浸漬高さ可変部材23を操作しやすくなって便利である。
(第2実施形態)図6は、本発明の第2実施形態にかかる浄水カートリッジの断面図である。
本実施形態にかかる浄水カートリッジ6Aは、上記第1実施形態にかかる浄水カートリッジ6に替えて、浄水器1に装着して用いることができるものである。
この浄水カートリッジ6Aには、添加剤16を浸水領域Awに向けて下方に押し付ける押圧機構26を設けてある。押圧機構26は、粒状の添加剤16上に載置される天板26aと、アッパケース12Bの凹部18内に収容されてこの天板26aを下方向へ付勢する付勢機構としてのコイルスプリング26bとを備え、コイルスプリング26bの圧縮反力によって、天板26aを介して添加剤16を下方に押し付けるようになっている。
かかる構成によれば、浸水領域Awの添加剤16の溶出に応じて、押圧機構26によって、上方にある添加剤16をより確実に下方へ移動させることができるため、重力で充填する場合に比べて浸水領域Awにおける添加剤16の充填密度を高めることができる。また、浄水カートリッジ6の使用期間における浸水領域Aw内での添加剤16の密度の変化を小さくして添加剤濃度の変動を抑制することが可能となる。
(第3実施形態)図7および図8は、本発明の第3実施形態を示しており、図7は、浄水カートリッジの断面図であって、浸漬高さ可変部材を最も下方に配置した状態を示す図、図8は、浄水カートリッジの断面図であって、浸漬高さ可変部材を最も上方に配置した状態を示す図である。
本実施形態にかかる浄水カートリッジ6Bも、上記第1実施形態にかかる浄水カートリッジ6に替えて、浄水器1に装着して用いることができるものである。
上記各実施形態にかかる浄水カートリッジ6,6Aは、いずれも、浸漬高さ可変部材23によって添加剤収容室S1内における空気溜まりAaの下限位置(浸水領域Awの上限Lの位置)を変化させるものであった。これに対し、本実施形態にかかる浄水カートリッジ6Bは、添加剤収容室S1の下壁27aの上下方向の位置を変化させることによって添加剤16の上下方向の位置を変化させ、これにより、浸水領域Awにおける浸漬高さDを変化させるものである。
具体的には、浸漬高さ可変部材27は、隔壁14と同様に添加剤収容室S1の下方を塞ぐとともに排水口となるスリット27cを有する下壁27aと、下壁27aから上方に伸びてアッパケース12B(ケース7B)の段差部に形成されたスリット12jから当該アッパケース12Bの外に露出する脚部27bとを備えている。脚部27bは、アッパケース12Bの周壁12aの外表面に沿って延設されており、脚部27bの内面とアッパケース12Bの周壁12aの外面との間に、図2に示すものと同様の高さ調整機構25を設けてある。なお、脚部27bおよびこれを挿通するスリット12jは、周方向に沿って一定間隔で複数(例えば120°おきに三つ)設けられている。
かかる構成でもアッパケース12Bの凹部18が空気溜まりAaとなり、浸水領域Awの上限Lより上方にある(すなわち空気溜まりAa内にある)添加剤16は浸水あるいは被水せず、上限Lより下方にある添加剤16のみが水に浸かることとなる。なお、本実施形態でも、上限Lは、内筒12cに形成した切欠12dの上縁12eの位置となる。そして、この浸水領域Awの上限L、すなわち空気溜まりAaの下限となる位置は、上述した高さ調整機構25によってアッパケース12Bに対する浸漬高さ可変部材27の上下方向の位置を変化させても不変である。しかし、下壁27aの上下方向の位置を可変設定することによって、添加剤収容室S1内で添加剤16(の収容領域)が上下し、添加剤収容室S1内で水に浸る添加剤16の高さすなわち浸漬高さDを可変設定することができる。すなわち、図7に示す状態では、浸漬高さ可変部材27が下方にあって添加剤16が全体的に下方に位置する分、添加剤16の浸漬高さDが大きくなって、添加剤濃度が高くなる。図8に示す状態では、浸漬高さ可変部材27が上方にあって添加剤16が全体的に上方に位置する分、添加剤16の浸漬高さDが小さくなって、添加剤濃度が低くなる。ちなみに、本実施形態では、図8の状態で浸漬高さDは0となって、添加剤濃度も0となる。
なお、導水口7aは、周壁12aの段差部より下方(上限Lより下方)に設けられる。導水口7aは、脚部27bの無い位置に設けるか、あるいは脚部27bに導水口7aと重なり合うスリット27cを形成すればよい。
以上の本実施形態のように、添加剤収容室S1の下壁27aの上下方向位置を可変設定することによっても、浸漬高さDを可変設定することができる。この場合も、添加剤濃度を可変設定できる構成を、バルブ等を設けて流量を変化させる構成に比べて、より簡素な構成として得ることができる。
また、本実施形態では、浄水カートリッジ6Bの上端(天壁)の高さを不変とすることができる分、浄水カートリッジ6Bをよりコンパクトに構成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、浄水カートリッジを円筒形以外の形状としてもよいし、浸漬高さ可変部材を有底円筒状以外の形状としてもよい。また、添加剤収容室や、浄化室、導水口、第二導水口、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。また、浸漬高さ可変部材の位置を変化させることで、導水口あるいは第二導水口の開口面積を変化させて、流量を変化させるようにしてもよい。
本発明の実施形態にかかる浄水器の断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる浄水カートリッジの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる浄水カートリッジの断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる浄水カートリッジの斜視図であって、(a)は浸漬高さ可変部材が最も低い位置にある状態を示す図、(b)は中間位置にある状態を示す図、(c)は最も高い位置にある状態を示す図である。 浄水カートリッジの断面図であって、(a)は浸漬高さ可変部材が最も低い位置にある状態を示す図、(b)は中間位置にある状態を示す図、(c)は最も高い位置にある状態を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる浄水カートリッジの断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる浄水カートリッジの断面図であって、浸漬高さ可変部材を最も下方に配置した状態を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる浄水カートリッジの断面図であって、浸漬高さ可変部材を最も上方に配置した状態を示す図である。
符号の説明
1 浄水器
6,6A,6B 浄水カートリッジ
7,7B ケース
7a 導水口
7b 第二導水口
16 添加剤
23,27 浸漬高さ可変部材
26 付勢機構
27a 下壁
Aa 空気溜まり
Aw 浸水領域
D 浸漬高さ
L 浸水領域の上限(空気溜まりの下限)
S1 添加剤収容室
S2 浄化室

Claims (9)

  1. ケース内に、水を浄化する浄化室と、水に添加する添加剤を収容する添加剤収容室とを形成し、
    前記添加剤収容室内の上部に空気溜まりを形成して、当該空気溜まりより下方となる浸水領域で、導入された水に前記添加剤を浸すようにし、
    前記添加剤収容室内には、前記添加剤を、前記浸水領域となる部分から前記空気溜まりとなる部分まで収容し、
    前記ケースに、前記浸水領域での前記添加剤の浸漬高さを可変設定する浸漬高さ可変部材を取り付けたことを特徴とする浄水カートリッジ。
  2. 前記浸漬高さ可変部材は、前記添加剤収容室内における前記空気溜まりの下限位置を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の浄水カートリッジ。
  3. 前記ケースの少なくとも上部を略円筒状に形成し、
    前記浸漬高さ可変部材を、略有底円筒状に形成し、前記ケースの上部を上方から覆うように取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の浄水カートリッジ。
  4. 前記浸漬高さ可変部材は、前記添加剤収容室の下壁の上下方向の位置を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の浄水カートリッジ。
  5. 前記ケースに、前記添加剤収容室を迂回して前記浄化室に水を導入する第二導水口を形成したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の浄水カートリッジ。
  6. 前記導水口を前記第二導水口より上方に配置したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の浄水カートリッジ。
  7. 前記浸漬高さ可変部材を、前記ケースの外側を覆うように設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載の浄水カートリッジ。
  8. 前記添加剤収容室内で前記添加剤を下方に向けて押し付ける付勢機構を設けたことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一つに記載の浄水カートリッジ。
  9. 導入された原水を少なくとも浄化した浄水を得る請求項1〜8のうちいずれか一つに記載の浄水カートリッジを、着脱可能に装着した浄水器。
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