JP2010115268A - 内視鏡保管庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気清浄機能を有するとともに、リプロセス室内に効率良く配置することができる構成を有する内視鏡保管庫を提供する。
【解決手段】内視鏡が収容される収容室を具備する内視鏡収容部3と、内視鏡収容部3が、洗浄消毒装置100の高さ方向の上方に位置するよう、内視鏡収容部3を支持する脚部2と、内視鏡収容部3の収容室に設けられた、係止された内視鏡を保持する内視鏡保持部と、内視鏡収容部3において、洗浄消毒装置100に対向する底面3tに設けられた、洗浄消毒装置100から蒸発した薬剤の蒸気を吸気する吸気口と、内視鏡収容部3に設けられた、吸気口から吸気した蒸気を排出する排出口5と、内視鏡収容部3において、一端が吸気口に開口し、他端が排出口5に開口するよう設けられた流体管路と、流体管路に設けられた、吸気口から吸気した薬剤の蒸気成分及び匂いを除去するフィルタと、を具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡が収容される内視鏡保管庫に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
医療分野の内視鏡は、特に検査及び治療を目的として体腔内に挿入されて使用されるものであるため、使用後、再度使用するためには洗浄消毒が必要となる。この使用済みの内視鏡を洗浄消毒する方法としては、例えば、内視鏡洗浄消毒装置(以下、単に洗浄消毒装置と称す)を用いて行う方法が周知である。
洗浄消毒装置を用いれば、内視鏡は、洗浄消毒装置の洗浄消毒槽内にセットされるのみで、内視鏡に対して、自動的に、洗浄、消毒、濯ぎ及び水切り等(以下、洗浄消毒工程と称す)を行うことができる。
また、洗浄消毒された内視鏡は、内視鏡保管庫内に収容されて保管される。具体的には、内視鏡保管庫内に設けられたハンガ等の保持部に、例えば内視鏡の操作部が係止され、保持部によって操作部が保持されることにより、内視鏡は、内視鏡の挿入部及びユニバーサルコードが垂れ下がった状態で、内視鏡保管庫内において保管される。尚、1つの保管庫内には、複数の保持部が設けられていることから、複数の内視鏡が1つの保管庫内に保管できるようになっている。
また、内視鏡の挿入部及びユニバーサルコードは、通常、細長に形成されていることから、保持部に操作部が保持され、挿入部及びユニバーサルコードが垂れ下がった状態において、挿入部及びユニバーサルコードが内視鏡保管庫内の底面に接触することがない所定の高さに、内視鏡保管庫は形成されているのが一般的である。
しかしながら、内視鏡保管庫が上述した所定の高さに形成されている場合、保持部は、挿入部及びユニバーサルコードが内視鏡保管庫内の底面に接触することがないよう、内視鏡保管庫内の上方に位置していることから、例えば背の低い作業者は、内視鏡の操作部を保持部に対し係止させ難くなってしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、特許文献1には、内視鏡の操作部が係止される保持部が、高さ方向に昇降自在な構成が開示されている。このような構成によれば、作業者は、保持部を内視鏡保管庫内の下方に移動させて、保持部に操作部を係止させる作業が行えるため、背の低い作業者であっても、容易に保持部に操作部を係止させることができる。尚、保持部に操作部を係止させた後は、保持部は、作業者によって、内視鏡保管庫内上方に移動されることにより、挿入部及びユニバーサルコードが内視鏡保管庫内の底面に接触してしまうことが防止されている。
実開昭56−06409号公報
ところで、内視鏡洗浄消毒装置及び特許文献1に示したような内視鏡保管庫は、作業者が内視鏡を洗浄消毒する部屋(以下、リプロセス室と称す)、もしくは、それに近い場所に設置されているのが一般的である。これは、洗浄消毒後の内視鏡が汚れの付着なく、速やかに保管できるようにするためである。尚、リプロセス室においては、内視鏡洗浄消毒装置及び内視鏡保管庫は、複数配置される場合もある。
また、洗浄消毒装置を用いた内視鏡の消毒は、過酢酸やグルタラールなどの高水準消毒剤を用いて行うことから、リプロセス室内の換気状態が良くない場合には、リプロセス室内には、該リプロセス室内が消毒液の蒸気や匂いで満たされてしまうことを防止する空気清浄機も配置されている。
よって、リプロセス室内には、内視鏡洗浄消毒装置、内視鏡保管庫、空気洗浄機等が配置されていることから、これらを複数配置すると、リプロセス室内のスペースが狭くなってしまうといった問題があった。
特に、内視鏡保管庫は、内視鏡の所持本数が増えるほど必要になることから、内視鏡保管庫の配置数の増設を考慮するとリプロセス室内のスペースがさらに狭くなってしまう、またはリプロセス室内のスペースを考慮すると内視鏡保管庫の増設が行えなくなってしまうといった問題もあった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、空気清浄機能を有するとともに、リプロセス室内に効率良く配置することができる構成を有する内視鏡保管庫を提供するにある。
上記目的を達成するため本発明による内視鏡保管庫は、内視鏡が収容される内視鏡保管庫であって、前記内視鏡が収容される収容室を具備する内視鏡収容部と、前記内視鏡収容部が、洗浄消毒装置の高さ方向の上方に位置するよう、前記内視鏡収容部を支持する脚部と、前記内視鏡収容部の前記収容室に設けられた、係止された前記内視鏡を保持する内視鏡保持部と、前記内視鏡収容部において、前記洗浄消毒装置に対向する底面に設けられた、前記洗浄消毒装置から蒸発した薬剤の蒸気を吸気する吸気口と、前記内視鏡収容部に設けられた、前記吸気口から吸気した前記蒸気を排出する排出口と、前記内視鏡収容部において、一端が前記吸気口に開口し、他端が前記排出口に開口するよう設けられた流体管路と、前記流体管路に設けられた、前記吸気口から吸気した前記薬剤の蒸気成分及び匂いを除去するフィルタと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、空気清浄機能を有するとともに、リプロセス室内に効率良く配置することができる構成を有する内視鏡保管庫を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態を示す内視鏡保管庫を洗浄消毒装置とともに示す正面図、図2は、図1の内視鏡保管庫及び洗浄消毒装置を、図1中のII方向からみた側面図である。
図1、図2に示すように、内視鏡保管庫1は、内視鏡50(図5参照)が収容される後述する収容室3iを具備する内視鏡収容部3と、該内視鏡収容部3が、洗浄消毒装置100の高さ方向Hの上方に位置するよう内視鏡収容部3を支持する複数本、例えば4本の脚部2とにより主要部が構成されている。言い換えれば、図1に示すように、洗浄消毒装置100は、内視鏡保管庫1の高さ方向Hに直交する幅方向Sの脚部2間において配置自在となっている。
尚、脚部2、内視鏡収容部3は、耐腐食性を有する材料、例えばステンレスから構成されている。また、洗浄消毒装置100の構成は、周知であるため、その構成の説明は省略する。
脚部2は、洗浄消毒装置100の装置本体101の高さ方向Hの上面に対して開閉自在な蓋体102が開成された際、該蓋体102が内視鏡収容部3に対して非接触となる高さに内視鏡収容部3を支持しているのが好ましい。尚、内視鏡を装置本体101にセット可能な蓋体102の開き具合を確保できるなら、内視鏡収容部3は、蓋体102と接触する高さに位置していてもよい。
また、図1に示すように、内視鏡収容部3の前面には、開閉扉4が設けられており、開閉扉4が開成されることにより、収容室3iに内視鏡50が収容できるようになっている、または開閉扉4が閉成されることにより、収容室3iに収容された内視鏡50を保管できるようになっている。
さらに、内視鏡収容部3の前面であって、開閉扉4よりも高さ方向Hの上方に、内視鏡収容部3の内部において収容室3iとは別の位置に設けられた、後述する流体管路6の排出口5が設けられている。
また、図2に示すように、内視鏡収容部3の側面において、流体管路6に対向する位置に、流体管路6内に設けられる、後述するフィルタ9を交換するために開閉される蓋8が設けられている。
さらに、図2に示すように、内視鏡収容部3の底面3tに、流体管路6の後述する吸気口7が設けられている。吸気口7は、洗浄消毒装置100の蓋体102と対向するよう配置されている。
また、図2に示すように、内視鏡保管庫1は、内視鏡収容部3の上面に固定された、例えばL字状の固定具10が、ビス11によりリプロセス室の壁12に固定されることにより、転倒することがないよう固定されている。尚、内視鏡保管庫1の転倒防止のための構造としては、他の構造であっても構わない。
次に、内視鏡収容部3の内部の構成について、図3〜図6を用いて説明する。図3は、図1の内視鏡収容部の開閉扉が開成されるとともに、内視鏡保持部が降下された状態における内視鏡保管庫の部分斜視図、図4は、図3の内視鏡保管庫を図3中のIVの方向からみた側面図である。
また、図5は、図3の内視鏡保持部に内視鏡が保持され、内視鏡保持部が上昇されて、内視鏡が収容室に収容された状態を示す内視鏡保管庫の部分正面図、図6は、図1の内視鏡収容部の断面を、流体管路を中心に概略的に示す図である。
図3に示すように、内視鏡収容部3の内部には、図5に示すように、内視鏡50が収容される収容室3iが設けられている。また、収容室3iに、内視鏡50が係止されることにより内視鏡50を保持する内視鏡保持部15が設けられている。
具体的には、図3、図5に示すように、内視鏡保持部15は、幅方向Sにおいて、収容室3iの幅方向Sの幅と略同じ幅に形成されており、開閉扉4に対向する前面に、図5に示すように、内視鏡50の操作部50c及びユニバーサルコード50uが係止される複数の係止部15kが形成されている。
また、図3〜図5に示すように、内視鏡保持部15の幅方向Sの両端面には、固定板17がそれぞれ設けられており、各固定板17には、高さ方向Hの下方に延出するコの字型の把持アーム18が設けられている。さらに、各固定板17には、各一端が収容室3iの幅方向Sの壁に回転自在に軸支された軸支アーム16の他端が、それぞれ固定されている。
このことにより、内視鏡保持部15は、図4に示すように、高さ方向Hにおいて昇降するように構成されている。
具体的には、図5に示すように、内視鏡保持部15が収容室3iに収容されている状態から、作業者によって把持アーム18が保持され、該把持アーム18が降下されると、内視鏡保持部15は、軸支アーム16により、図3、図4に示すように、開閉扉4の高さ方向Hの下部位置まで降下する。このことにより、背の低い作業者であっても、内視鏡保持部15の複数の係止部15kに、内視鏡50の操作部50c、ユニバーサルコード50uを係止させることができる。
内視鏡保持部15に内視鏡50を保持させた後は、作業者によって把持アーム18が把持され、該把持アーム18が上昇されると、内視鏡保持部15は、軸支アーム16により、図5に示すように、把持アーム18が収容室3iに収容される位置まで上昇する。その結果、内視鏡50は収容室3iに収容される。尚、この際、図5に示すように、内視鏡50の細長な挿入部50s及びユニバーサルコード50uも、確実に収容室3iに収容される。
ここで、図2、図6に示すように、内視鏡収容部3の内部には、収容室3iの他、断面L字型の流体管路6が設けられている。流体管路6の一端は、内視鏡収容部3の底面3tに設けられた上述した吸気口7に開口しているとともに、他端は、内視鏡収容部3の前面に設けられた上述した排出口5に開口している。
吸気口7は、内視鏡収容部3の底面3tにおいて、洗浄消毒装置100の蓋体102に対向する位置に形成されており、蓋体102周囲の微量の消毒液の蒸気Jの成分及び匂いを吸気するものである。
また、流体管路6には、中途位置に、吸気口7から吸気した消毒液の蒸気成分と同時に匂いも除去する。例えば活性炭から構成されたフィルタ9が設けられている。フィルタ9は、上述したように、内視鏡収容部3の側面に設けられた蓋8が開閉されることにより、交換可能となっている。尚、フィルタ9は、活性炭に限定されず、例えば光触媒等であっても構わない。
排出口5は、吸気口7から吸気され、フィルタ9により、蒸気成分が除去された空気を、排出するものである。
また、流体管路6において、吸気口7の近傍に、吸気口7からの蒸気Jの成分及び匂いの吸気を積極的に促進するファン13が設けられている。
尚、以下、ファン13を駆動するための電気回路の構成を、図7に示す。図7は、図6のファンを駆動するための、内視鏡保管庫の電気回路の構成の概略を内視鏡洗浄消毒装置とともに示すブロック図である。
図7に示すように、内視鏡保管庫1は、補助ソケット21と、ヒューズ22と、電源スイッチ23と、電流検知ユニット24と、DC電源25と、制御回路26と、駆動回路27と、ファン13とを具備している。
補助ソケット21は、洗浄消毒装置100のコンセント105が電気的に接続自在に構成されており、補助ソケット21は、ヒューズ22、電流検知ユニット24、DC電源25、駆動回路27に電気的に接続されている。
また、ヒューズ22は、電源スイッチ23、DC電源25、駆動回路27に電気的に接続されている。さらに、電源スイッチ23には、外部電源に電気的に接続自在なコンセント28が設けられている。
また、電流検知ユニット24は、DC電源25、制御回路26、駆動回路27に電気的に接続されており、制御回路26は、DC電源25、駆動回路27に電気的に接続されている。さらに、DC電源25は、駆動回路27に電気的に接続されており、駆動回路27は、ファン13に電気的に接続されている。
ここで、ファン13を駆動するに当たり、コンセント28が外部電源に電気的に接続された場合には、電源スイッチ23、ヒューズ22を介して電源ラインDを流れる電流を、電流検知ユニット24が検知するとともに、検知信号が、電流検知ユニット24から制御回路26に入力され、さらに、DC電源25により、交流電流から直流電流に変換された電流により、制御回路26が駆動する。その後、制御回路26が、駆動回路27を動作させることにより、駆動回路27からファン13に電流が供給され、その結果、ファン13が駆動するようになっている。
尚、コンセント28を外部電源に電気的に接続する構成では、コンセント28を外部電源に接続している間は、ファン13は駆動し続ける構成となっている。
また、ファン13を駆動するに当たり、補助ソケット21に、洗浄消毒装置100のコンセント105が電気的に接続された場合には、補助ソケット21を介して電源ラインDを流れる電流を、電流検知ユニット24が検知するとともに、検知信号が、電流検知ユニット24から制御回路26に入力され、さらに、DC電源25により、交流電流から直流電流に変換された電流により、制御回路26が駆動する。その後、制御回路26が、駆動回路27を動作させることにより、駆動回路27からファン13に電流が供給され、その結果、ファン13が駆動するようになっている。
よって、補助ソケット21にコンセント105が電気的に接続される構成では、洗浄消毒装置100に対する電源供給に連動して、ファン13が駆動するようになっている。即ち、ファン13は、洗浄消毒装置100の電源がオンになっている間のみ駆動する。
このように、本実施の形態においては、内視鏡保管庫1は、脚部2によって、内視鏡50が収容される収容室3iを具備する内視鏡収容部3が、洗浄消毒装置100の高さ方向Hの上方に位置していると示した。
このことによれば、内視鏡50の所持本数が増えて、内視鏡保管庫を増設する必要が生じたとしても、内視鏡保管庫1における内視鏡50が収容される内視鏡収容部3を、洗浄消毒装置100の上方に位置させることができることから、リプロセス室のスペースを狭くすることなく、内視鏡保管庫を増設することができる。つまり、洗浄消毒装置100の上側の空間を保管スペースとして有効に活用できる。
また、収容室3iにおいて、収容された内視鏡50を保持する内視鏡保持部15は、高さ方向Hにおいて、昇降自在であると示した。
このことによれば、内視鏡50が収容される内視鏡収容部3が洗浄消毒装置100の上方に位置されていたとしても、把持アーム18が把持されて内視鏡保持部15が昇降されることにより、作業者は、容易に、内視鏡50を内視鏡保持部15の係止部15kに対し係脱させることができる。
さらに、内視鏡収容部3の底面3tには、消毒液の蒸気Jの成分及び匂いを吸気する吸気口7が設けられているとともに、内視鏡収容部3の前面には、排出口5が設けられており、内視鏡収容部3の内部には、収容室3iとは別に、一端が吸気口7に開口し他端が排出口5に開口する流体管路6が設けられていると示した。
また、流体管路6の中途位置に、消毒液の蒸気成分及び匂いを除去するフィルタ9と、吸気口7からの蒸気の吸引を積極的に促進するファン13が設けられていると示した。
このことによれば、流体管路6及びフィルタ9により、消毒液の蒸気Jの成分及び匂いを除去することができることから、即ち、内視鏡保管庫1の内視鏡収容部3において、消毒液の蒸気Jの成分及び匂いを除去することができることから、リプロセス室に、空気清浄機を別途配置する必要がなくなるため、リプロセス室内のスペースが狭くなってしまうことを防止することができる。
以上から、空気清浄機能を有するとともに、リプロセス室内に効率良く配置することができる構成を有する内視鏡保管庫1を提供することができる。
尚、本実施の形態の内視鏡保管庫1は、内視鏡の保管に用いられると示したが、これに限らず、処置具の保管に用いられても構わないということは勿論である。
本実施の形態を示す内視鏡保管庫を洗浄消毒装置とともに示す正面図。 図1の内視鏡保管庫及び洗浄消毒装置を、図1中のII方向からみた側面図。 図1の内視鏡収容部の開閉扉が開成されるとともに、内視鏡保持部が降下された状態における内視鏡保管庫の部分斜視図。 図3の内視鏡保管庫を図3中のIVの方向からみた側面図。 図3の内視鏡保持部に内視鏡が保持され、内視鏡保持部が上昇されて、内視鏡が収容室に収容された状態を示す内視鏡保管庫の部分正面図。 図1の内視鏡収容部の断面を、流体管路を中心に概略的に示す図。 図6のファンを駆動するための、内視鏡保管庫の電気回路の構成の概略を内視鏡洗浄消毒装置とともに示すブロック図。
符号の説明
1…内視鏡保管庫
2…脚部
3…内視鏡収容部
3i…収容室
3t…底面
5…排出口
6…流体管路
7…吸気口
9…フィルタ
13…ファン
15…内視鏡保持部
50…内視鏡
100…洗浄消毒装置
102…蓋体
H…高さ方向

Claims (5)

  1. 内視鏡が収容される内視鏡保管庫であって、
    前記内視鏡が収容される収容室を具備する内視鏡収容部と、
    前記内視鏡収容部が、洗浄消毒装置の高さ方向の上方に位置するよう、前記内視鏡収容部を支持する脚部と、
    前記内視鏡収容部の前記収容室に設けられた、係止された前記内視鏡を保持する内視鏡保持部と、
    前記内視鏡収容部において、前記洗浄消毒装置に対向する底面に設けられた、前記洗浄消毒装置から蒸発した薬剤の蒸気を吸気する吸気口と、
    前記内視鏡収容部に設けられた、前記吸気口から吸気した前記蒸気を排出する排出口と、
    前記内視鏡収容部において、一端が前記吸気口に開口し、他端が前記排出口に開口するよう設けられた流体管路と、
    前記流体管路に設けられた、前記吸気口から吸気した前記薬剤の蒸気成分及び匂いを除去するフィルタと、
    を具備することを特徴とする内視鏡保管庫。
  2. 前記脚部は、前記洗浄消毒装置の蓋体が開成された際、前記蓋体が前記内視鏡収容部に対し非接触となる高さに前記内視鏡収容部を支持していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡保管庫。
  3. 前記内視鏡保持部は、前記高さ方向に昇降自在に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡保管庫。
  4. 前記流体管路に、前記吸気口における前記薬剤の蒸気の吸気を促進するファンが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内視鏡保管庫。
  5. 前記ファンは、前記洗浄消毒装置に対する電源供給に連動して駆動することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡保管庫。
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