JP2010113549A - Icカードおよびパッチコードの実行方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】パッチコードが実装されないときに,パッチコードの実行を管理する情報が記憶されるパッチエントリの容量を小さくすることのできるICカードを提供する。
【解決手段】ICカード1であって,ROM11に実装された関数20を変更するためのパッチコード4の有無を示す1ビットのフラグ30が,関数20の数だけ用意され,パッチコード4がEEPROM13に実装された場合,パッチコード4によって変更される関数20に対応するフラグ30をOnにすると共に,パッチコード4へのジャンプ先アドレス31が記述されるパッチエントリ3が,ICカード1のEEPROM13に設けられ,ICカード1は,関数20を実行するときに,パッチエントリ3を参照し,実行する関数20に対応するパッチエントリ3のフラグ30がOnの場合,フラグ30に対応するジャンプ先アドレス31を取得し,ジャンプ先アドレス31を利用してパッチコード4を実行させる。
【選択図】図3
【解決手段】ICカード1であって,ROM11に実装された関数20を変更するためのパッチコード4の有無を示す1ビットのフラグ30が,関数20の数だけ用意され,パッチコード4がEEPROM13に実装された場合,パッチコード4によって変更される関数20に対応するフラグ30をOnにすると共に,パッチコード4へのジャンプ先アドレス31が記述されるパッチエントリ3が,ICカード1のEEPROM13に設けられ,ICカード1は,関数20を実行するときに,パッチエントリ3を参照し,実行する関数20に対応するパッチエントリ3のフラグ30がOnの場合,フラグ30に対応するジャンプ先アドレス31を取得し,ジャンプ先アドレス31を利用してパッチコード4を実行させる。
【選択図】図3
Description
本発明は,半導体集積回路(以下,ICチップ)が実装された任意のサイズのカードであるICカードに関し,更に詳しくは,ICカードの不揮発性メモリに記憶されたプログラムを変更するためのパッチコードを実行するための技術に関する。
ICカードとは,半導体集積回路(以下,ICチップ)が実装された任意のサイズのカードで,金融分野や交通分野などで幅広く利用されている。
現在,ICカード発行後においても,アプリケーションの追加/削除が可能なプラットフォーム型オペレーティングシステム(OS: Operating System)が実装されたマルチアプリケーションICカードが主流になりつつあるが,ある特定の用途に機能が特化したネイティブICカードは安価に製造できるため,以前として根強い要求がある。
マルチアプリケーションICカードにおいては,プラットフォーム型OSのプログラムコードが読み出し可能な不揮発性メモリ(ROM: Read-Only Memory)に実装され,ユーザに必要なアプリケーションとデータが共に該電気的に書換え可能な不揮発性メモリ(ここでは,EEPROM)にロードされる。
これに対して,ネイティブICカードにおいては, ファイルシステム・データ通信などICカードが動作するために最低限必要なOS機能に加え,ある特定の用途に特化したアプリケーション機能を実現するためプログラムコードがROMに実装され,該OS機能や該アプリケーション機能が利用するデータがEEPROMに記憶される。
このように,ネイティブICカードにおいては,OS機能やアプリケーション機能を実現するためのプログラムコードがROMに実装されるため,OS機能やアプリケーション機能の不具合や変更に備えて,ネイティブICカードには,ROMに実装されたプログラムコードの一部を変更するためのパッチコードをEEPROMに実装する機能が備えられる(例えば,特許文献1)。
パッチコードを実行させる一つの手法として,ネイティブICカードのROMに実装されたプログラムコードの関数毎に,該関数のパッチコードへのジャンプ先アドレスが少なくとも記述されたパッチエントリをEEPROMに設け,該関数には,該関数のパッチコードへのジャンプ先アドレスへジャンプするJump命令を埋め込む手法が用いられている。
パッチコードへのジャンプ先アドレスへジャンプするJump命令をROMの関数に埋め込む場合,ネイティブICカードのROMに実装されたプログラムコードの関数を変更しない場合は,該関数に対応するジャンプ先アドレスをダミー関数(例えば,NOPのみの関数)のアドレスに設定し,該関数を変更する場合のみ,該関数に対応するジャンプ先アドレスを該関数のパッチコードのアドレスに設定することで,該関数を変更する場合は,該関数のパッチコードが実行される。
しかしながら,ネイティブICカードのEEPROMに記憶するパッチエントリに,ROMに実装されているプログラムコードの関数すべてに対するジャンプ先アドレスを設けると,パッチコードを実装しない場合であってもパッチエントリ自体の容量が大きくなってしまう問題がある。
例えば,ネイティブICカードのROMに実装されているプログラムコードの関数の数が500個で、ジャンプ先アドレスが4バイトの場合、全ての関数のジャンプ先アドレスをパッチエントリに用意すると、パッチエントリだけで2キロバイト(500×4バイト)の容量が必要となる。ネイティブICカードに実装される安価なICチップの場合、EEPROMの容量は8キロバイト程度のものも多く、パッチエントリのみで前記容量を消費するのは非常に無駄が大きい。
そこで,本発明は,ネイティブICカードのROMに実装されているプログラムコードの関数を変更するパッチコードが実装されないときに,該ネイティブICカードのEEPROMに設けられ,パッチコードの実行を管理する情報が記憶されるパッチエントリの容量を小さくすることのできるICカード及びパッチコードの動作方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,不揮発性メモリである第1のメモリと電気的に書換え可能な不揮発性メモリである第2のメモリを有するICカードであって,前記第1のメモリに実装された関数を変更するためのパッチコードの有無を示し,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成されるフラグが,前記関数の数だけ用意され,前記パッチコードが前記第2のメモリに実装された場合,前記パッチコードによって変更される前記関数に対応する前記フラグをOnにすると共に,前記パッチコードへのジャンプ先アドレスが記述されるパッチエントリが前記第2のメモリに設けられ,前記ICカードは,前記関数を実行するときに,前記パッチエントリを参照し,実行する前記関数に対応する前記パッチエントリの前記フラグがOnの場合,該フラグに対応する前記ジャンプ先アドレスを取得し,該ジャンプ先アドレスを利用して前記パッチコードを実行させることを特徴とするICカードである。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載のICカードであって,前記フラグは1ビットで構成されていることを特徴とするICカードである。
更に,第2の発明は,不揮発性メモリである第1のメモリと電気的に書換え可能な不揮発性メモリである第2のメモリを有するICカードにおいて,前記第1のメモリに実装された関数を変更するためのパッチコードを実行させる方法であって,前記パッチコードの有無を示し,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成されるフラグが前記関数の数だけ用意され,前記パッチコードが前記第2のメモリに実装された場合,前記パッチコードによって変更される前記関数に対応する前記フラグをOnにすると共に,前記パッチコードへのジャンプ先アドレスが記述されるパッチエントリを前記第2のメモリに設けておき,前記関数を実行するときに,前記パッチエントリを参照し,実行する前記関数に対応する前記パッチエントリの前記フラグがOnの場合,該フラグに対応する前記ジャンプ先アドレスを取得し,該ジャンプ先アドレスを利用して前記パッチコードを実行させることを特徴とするパッチコードの実行方法である。
このように,本発明によれば,ROMのように不揮発性メモリに実装された関数を変更するためのパッチコードの有無を示すフラグを,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成することで,EEPROMのように電気的に書換え可能なメモリに設けられ,該フラグが記憶されるパッチエントリの容量を従来よりも小さくすることができる。
ここから,本発明に係わるICカードの最良の実施形態について,図を参照しながら詳細に説明する。
図1は,本実施形態に係わるICカード1の外観を説明する図である。図1で図示したICカード1は接触型ICカードで,ICカード1にはICモジュール1aがエンベットされ,ICモジュール1aの裏面には,ICチップ10が樹脂1bでモールドされている。
図2は,ICチップ10の回路ブロック図で,ICチップ10は,プログラムコードに含まれる命令を解釈実行する演算装置であるCPU(Central Processing Unit)11,読み出し専用のメモリであるROM(Read−Only Memory)12,CPU11が利用するメインメモリであるRAM(Random Access Memory)13,電気的に書換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Erasable Programmable ROM)13,暗号処理などの特定の演算機能に特化した副演算装置であるCo−Processor14,図外のリーダライタとデータ通信するための回路であるUART15を備えている。
図3は,本実施形態におけるICチップ10のメモリの内容を説明する図で,図3(a)はROM12の内容を説明する図で,図3(b)はEEPROM13を説明する図である。
図3(a)に図示したように,ネイティブICカード1のROM12には,ファイル管理やデータ通信などネイティブICカード1が動作するためのOS機能に加え,ネイティブICカード1が利用されるシステムに特化したアプリケーション機能を備えたネイティブOS2のプログラムコードが実装され,本実施形態において,ネイティブOS2には合計n個の関数20が含まれ,それぞれの関数20には,EEPROM13に記憶されたパッチエントリ4を用いて,パッチコード4を呼び出すためのパッチ呼出コード21が含まれる。
なお,ネイティブOS2に含まれる合計n個の関数20それぞれを区別するとき,図3(a)に左から記載されている順番を関数20の後に「_」を付与して表記する。この規則に従えば,例えば,図3(a)において1番左に記載されている関数20は関数20_1と表記される。
また,図3(b)に図示したように,ネイティブICカード1のEEPROM13には,ネイティブICカード1のOS機能を実現するためのプログラムコードが利用するOSデータ130,アプリケーション機能を実現するためのプログラムコードが利用するアプリケーションデータ131に加え,ROM12に実装された関数20のパッチコードとして,関数20_3及び関数20_nのパッチコード4と,パッチコード4が用意されていないときに動作するダミー関数4aと,パッチコード4を動作させるために必要なデータが記憶されたパッチエントリ3が記憶される。
更に,図3(b)に図示したように,パッチエントリ3には,関数20のパッチコード4の有無を示し,アドレスを表記するビット数よりも小さいビット(本実施形態では1ビット)で構成されるパッチフラグ30が,ROM12に実装される関数20の数(ここでは,n個)だけ用意され,パッチフラグ30の後に,Onであるパッチフラグ30の数だけ,EEPROM13に実装されたパッチコード4へのジャンプ先アドレス31が記述される。
このように,関数20のパッチコード4の有無を示すパッチフラグ30を,アドレスを表記するビット数よりも小さいビット(本実施形態では1ビット)で構成することで,パッチコード4をEEPROM13に一つも実装しないとき,EEPROM13に記憶されるパッチエントリ3の容量を小さくできる。
従来の技術では,パッチコード4をEEPROM13に実装しないときであっても,ダミー関数4aへのアドレス(4バイト)をROM12に実装されている関数20の数だけパッチエントリに記憶しなければならず,すべてのアドレスを記憶するために4×nバイトの容量を必要としていた。
これに対して,関数20のパッチコード4の有無を示すパッチフラグ30を,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成することで,パッチコード4をEEPROM13に一つも実装しないとき,すべてのパッチフラグ30を記憶するための容量を4×nバイト未満になる。
なお,本実施形態のように,1ビットでパッチフラグ30を構成すると,パッチコード4をEEPROM13に一つも実装しないとき,すべてのパッチフラグ30を記憶するための容量はnビット(従来技術の1/32の容量)になり,パッチエントリ3の容量を最小にすることができる。
関数20のパッチコード4の有無を示す1ビットのパッチフラグ30は,左から順に,関数20_1から関数20_nに対応している。図3(b)では,関数20_3及び関数20_nの2つのパッチコード4がEEPROM13に実装されているため,左から3番目とn番目のパッチフラグ30がOnで,それ以外のパッチフラグ30はOffである。
図4は,パッチコード4及びダミー関数4aを説明する図で、図4(a)はパッチコード4を説明する図で,図4(b)はダミー関数4aを説明する図である。
関数20が呼び出された直後に,パッチコード4或いはダミー関数4aが実行され,図4(a)に図示したように,関数20を変更するときにEEPROM13に実装されるパッチコード4には,関数20が変更されたプログラムコードに加え,呼び出された関数20の次に実行される関数20の先頭アドレスへジャンプするためのJump命令が記述される。よって,パッチコード4が実行された後は,パッチコード4に対応する関数20の次に実行される関数20が実行されることになる。
また,図4(b)に図示したように,関数20を変更する必要がないときに動作するダミー関数4aは,NOP命令などの後に,呼び出された関数20の先頭アドレスへジャンプするためのJump命令が記述される。よって,ダミー関数4aが実行された後は,呼び出された関数20が実行されることになる。
ここから,関数20に含まれるパッチ呼出コード21がパッチコード4を呼び出す動作について説明する。図5は,パッチ呼出コード21がパッチコード4を呼び出す動作手順を示したフロー図である。
ネイティブICカード1のROM2に実装されたネイティブOS2のプログラムコードがCPU11で解釈実行されることで,ネイティブOS2に含まれる関数20の一つが呼び出されると(S1),呼び出された関数20に記述されたパッチ呼出コード21が解釈実行開始される。
関数20に記述されたパッチ呼出コード21には,EEPROM13に記憶されたパッチエントリ3の開始アドレスと,該パッチ呼出コード21が読み取るパッチフラグ30を示す位置データとして,該開始アドレスからの相対アドレスが記述され,該パッチ呼出コード21は解釈実行開始されると,該開始アドレスと該相対アドレスで一意に決定されるEEPROM13のアドレスから,該関数に対応するパッチフラグ30の値を読み取る(S2)。
パッチ呼出コード21は関数に対応するパッチフラグ30の値をパンチエントリ3から読み取ると,読み取ったパッチフラグ30の値によって処理を分岐させる(S3)。
パッチエントリ3から読み取ったパッチフラグ30がOnの場合,パッチ呼出コード21は,該パッチフラグ30に対応するジャンプ先アドレス31をパッチエントリ3から取得し,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数にパッチエントリ3から取得した該ジャンプ先アドレス31を代入する。
パッチ呼出コードが該パッチフラグ30に対応するジャンプ先アドレス31をパッチエントリ3から取得することは,例えば,該開始アドレスから該相対アドレスまでの間に,Onになっているパッチフラグ30の数をカウントし,パッチエントリ3に記述されたジャンプ先アドレスの中から,m番目(mはカウントした数)に記述されたジャンプ先アドレス31を取得することでなされる。
また,パッチエントリ3から読み取ったパッチフラグ30がOffの場合,パッチ呼出コード21は,ダミー関数の先頭アドレスを,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数に代入する(S5)。
例えば,図4のS1で呼び出された関数20が,図3(a)の関数20_2である場合,図3(b)に従えば,関数20_2に対応するパッチフラグ30はOffであるため,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数にダミー関数の先頭アドレスを代入する。なお,ダミー関数4aの先頭アドレスは,関数20に埋め込まれていてもよく,或いは,EEPROM13のOSデータ130に記憶されていてもよい。
パッチコード4は,図3のS4で,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数に,パッチエントリ3のジャンプ先アドレス31を代入,或いは,図3のS5で,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数に,ダミー関数4aの先頭アドレスを代入した後,該Jump命令を実行することで,該変数に代入されたジャンプ先アドレスから開始されるプログラムコードを実行し,この手順を終了する。
上述したように,図4のS4で,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数に,パッチエントリ3から取得したジャンプ先アドレス31を代入する場合,図4のS6で実行されるプログラムコードは,図4のS1で呼び出された関数20を変更するためのパッチコード4になる。
図4のS5で,次の処理に飛ぶためのJump命令のジャンプ先を示す変数に,ダミー関数4aの先頭アドレスを代入した場合,図4のS6実行されるプログラムコードは,ダミー関数4aで,ダミー関数4aが実行された後,図4のS1で呼び出された関数20が実行される。
1 ICカード
10 ICチップ
11 ROM
13 EEPROM
2 ネイティブOS
20 ネイティブOSに含まれる関数
21 パッチ呼出コード
3 パッチエントリ
30 パッチフラグ
31 パッチコードへのジャンプ先アドレス
4 パッチコード
4a ダミー関数
10 ICチップ
11 ROM
13 EEPROM
2 ネイティブOS
20 ネイティブOSに含まれる関数
21 パッチ呼出コード
3 パッチエントリ
30 パッチフラグ
31 パッチコードへのジャンプ先アドレス
4 パッチコード
4a ダミー関数
Claims (3)
- 不揮発性メモリである第1のメモリと電気的に書換え可能な不揮発性メモリである第2のメモリを有するICカードであって,前記第1のメモリに実装された関数を変更するためのパッチコードの有無を示し,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成されるフラグが,前記関数の数だけ用意され,前記パッチコードが前記第2のメモリに実装された場合,前記パッチコードによって変更される前記関数に対応する前記フラグをOnにすると共に,前記パッチコードへのジャンプ先アドレスが記述されるパッチエントリが前記第2のメモリに設けられ,前記ICカードは,前記関数を実行するときに,前記パッチエントリを参照し,実行する前記関数に対応する前記パッチエントリの前記フラグがOnの場合,該フラグに対応する前記ジャンプ先アドレスを取得し,該ジャンプ先アドレスを利用して前記パッチコードを実行させることを特徴とするICカード。
- 請求項1に記載のICカードであって,前記フラグは1ビットで構成されていることを特徴とするICカード。
- 不揮発性メモリである第1のメモリと電気的に書換え可能な不揮発性メモリである第2のメモリを有するICカードにおいて,前記第1のメモリに実装された関数を変更するためのパッチコードを実行させる方法であって,前記パッチコードの有無を示し,アドレスを表記するビット数よりも小さいビットで構成されるフラグが前記関数の数だけ用意され,前記パッチコードが前記第2のメモリに実装された場合,前記パッチコードによって変更される前記関数に対応する前記フラグをOnにすると共に,前記パッチコードへのジャンプ先アドレスが記述されるパッチエントリを前記第2のメモリに設けておき,前記関数を実行するときに,前記パッチエントリを参照し,実行する前記関数に対応する前記パッチエントリの前記フラグがOnの場合,該フラグに対応する前記ジャンプ先アドレスを取得し,該ジャンプ先アドレスを利用して前記パッチコードを実行させることを特徴とするパッチコードの実行方法。
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