JP2010112949A - 位置測定装置及び位置測定装置の動作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】位置測定装置は、実際回転軸線の周りを回転する周期的格子目盛を有する2つのトラック2.3、2.4を走査して検出装置3.3、3.4が、半径方向運動及び接線方向運動に関する位置情報を取得する。検出された位置情報は、補間ユニット7を介して計算ユニット4に供給され、得られた信号から補正値Kを計算し、対応する位置信号と共にメモリ・ユニット5に記憶する。通常の位置測定動作において、計算ユニット4は、メモリ・ユニット5を参照して、位置信号に対応する補正値Kを読み出し、位置信号を補正する。これにより、偏心誤差を低減することができる。
【選択図】図1b
Description
実際の回転軸線(AIST)の周りを回転し、周期的格子を有する格子目盛本体であって、該格子目盛本体の走査から、該格子目盛本体の半径方向運動に関する位置情報及び接線方向運動に関する位置情報が導かれるようにした格子目盛本体(2、20)と、
回転する格子目盛本体を走査し、該格子目盛本体の半径方向運動及び接線方向運動に関するそれぞれ複数の位相シフト信号(S10、S190、S1180、S1270、S20、S290、S2180、S2270)を発生させる少なくとも2つの検出ユニットと、
位置信号(P1、P2)の偏心誤差に関する補正値(K)であって、格子目盛本体の実際回転軸線(AIST)と目標回転軸線(ASOLL)との偏心誤差を補正するための補正値を記憶するメモリ・ユニット(5)と、
格子目盛本体の回転において偏心誤差のない位置値(ψkorrigiert)を発生させるために、発生された位置信号(P1、P2)を、メモリ・ユニット(5)内に記憶されている補正値(K)を用いて補正計算する計算ユニット(4)と
を備えていることを特徴とする位置測定装置
を提供する。
初期化動作を行うステップであって、
実際の回転軸線(AIST)の周りを回転する周期的格子目盛本体(2、20)の走査から、格子目盛本体(2、20)の半径方向運動に関する位置情報及び接線方向運動に関する位置情報を検出するステップと、
格子目盛本体を走査し、少なくとも2つの検出ユニットにより、該格子目盛本体の半径方向運動及び接線方向運動に関するそれぞれ複数の位相シフト信号(S10、S190、S1180、S1270、S20、S290、S2180、S2270)を発生させるステップと、
得られた位置情報から、位置信号(P1、P2)の偏心誤差に関する補正値(K)を決定して記憶するステップであって、格子目盛本体の実際回転軸線(AIST)と目標回転軸線(ASOLL)との偏心誤差に関する補正値(K)を決定してメモリ・ユニット(5)に記憶するステップと
からなるステップと、
測定動作において、測定された位置信号をメモリ・ユニットに記憶されている補正値(K)を用いて補正して、格子目盛本体の回転に関する偏心誤差のない位置値(ψkorrigiert)を発生させるステップと
からなることを特徴とする位置測定方法
を提供する。
すなわち、本発明においては、格子目盛本体の走査から、格子目盛本体の半径方向運動に関する位置情報のみならず接線方向運動に関する位置情報もまた導くことが可能な格子目盛本体を使用するように設計されている。このような格子目盛本体の重要な利点として、ここでは、格子目盛本体の接線方向運動に関する信号のみならず半径方向運動に関する信号もまた格子目盛本体の1回転ごとに多数の信号周期を通過し、これにより誤差補正のための既知の方法を用いて補正可能である。
これにより、設けられているメモリ・ユニットに基づき、相互に空間的に離れて2つの走査ユニットを配置することはもはや必要ではなく、全体装置の明らかにコンパクトな配置が可能となる。
格子目盛本体が、円形リング状に且つ同心に配置された少なくとも2つの分割トラックを含み、分割トラック内にそれぞれ、分割トラックの半径ベクトルに対して平行でもなく且つ垂直でもない特定の配置角をなして、周期的な直線の分割マークが配置されていてもよい。
好適な実施形態においては、分割マークの半径ベクトルに対する配置角がそれぞれ、5°〜45°の範囲内で選択される。
cosβ/cosα=r1/r2
ただし、α=内側分割トラック内の分割マークの配置角
β=外側分割トラック内の分割マークの配置角
r1=内側分割トラックの中心の、格子目盛本体の中心点までの間隔
r2=外側分割トラックの中心の、格子目盛本体の中心点までの間隔
検出ユニットは、半径方向に相互に直接隣接して配置可能である。
さらに、各分割トラックに検出ユニットが付属され、検出ユニットは、複数の位相シフト位置信号を発生させるために、相互にオフセットされて配置されている複数の走査格子と、これらの走査格子に付属されている検出装置とを含むことが可能である。
ここで、初期化動作において、少なくとも90°の角度範囲にわたり補正値が決定されることが可能である。
例えば、増分位置測定装置の場合、位置測定装置の投入ごとに、その後に初期化動作が実行されるように設計されてもよい。
さらに、測定動作においてもまた、前の初期化動作において決定された補正値を更新するために、背後において、初期化動作が繰り返し動作されてもよい。
絶対位置測定装置の場合、代替態様として、補正値が、初期化動作において格子目盛本体回転運動に関して提供される絶対位置情報と共に記憶されてもよい。
さらに、測定動作において、実行された格子目盛本体の回転をカウントすることが可能である。
最後に、格子目盛本体の半径方向運動がきわめて大きい場合に警告信号が発生されるように設計されてもよい。
本発明による位置測定装置の走査は、種々の原理に基づいて実行可能である。即ち、光学的走査のほかに、それに対応して形成された格子目盛本体の磁気的、容量的又は誘導的走査もまた可能である。
本発明のその他の詳細及び利点は、実施例に関する以下の説明により、明瞭となるであろう。
cosβ/cosα=r1/r2 (1)
ただし、α=内側分割トラック内の分割マークの配置角
β=外側分割トラック内の分割マークの配置角
r1=内側分割トラックの中心の、格子目盛本体の中心点までの間隔
r2=外側分割トラックの中心の、格子目盛本体の中心点までの間隔
一般的に、両方の分割トラック2.3、2.4内の分割マークの配置角α及びβの値が45°より小さく且つ5°より大きく選択されるとき、それは有利であることが実証されている。
Pr=1/2(P1・sinα−P2・sinβ) (2.1)
Pψ=1/2(P1・cosα+P2・cosβ) (2.2)
ここで、P1、P2により、検出装置3.3、3.4からの個々の位置信号が表わされ、これらの位置信号P1、P2は、補間により、個々の検出要素上に存在する、分割トラック2.3、2.4ごとに得られる4つの位相シフトサブ信号S10、S190、S1180、S1270及びS20、S290、S2180、S2270(図2b参照)のアナログ切換から得られる。
図3は、格子目盛本体20が目標回転軸線ASOLLの周りに回転するのではなく、これに対して間隔rxだけシフトされた実際回転軸線AISTの周りに回転するケースを示す。この結果、実際回転軸線AISTは目標回転軸線ASOLLと一致していないので、偏心誤差が生じる。この偏心に基づき、図3に略図でのみ示されている、走査場所30を有する分割トラック20.3の、実際回転軸線AISTからの間隔r(ψ)は以下の式3.1で表される関係に基づいて変化する。
r(ψ)=rx・cos(δ−ψ)
+sqrt[r0 2−rx 2・sin(δ−ψ)2] (3.1)
ただし、
r(ψ)=走査場所の実際回転軸線からの間隔
ψ=格子測定本体の分割トラックの回転角
δ=目標回転軸線と実際回転軸線とを結ぶ直線及び
目標回転軸線と走査場所とを結ぶ直線が形成する角度
rx=目標回転軸線と実際回転軸線との間の間隔
r0=分割トラックの目標回転軸線からの半径方向間隔
Δr(ψ)=r(ψ)−r0 (3.2)
のみが測定され、即ち、分割トラックの走査場所からの間隔の変化が測定される。
検出装置は、格子測定本体20の接線方向シフトに対して、増分で円弧長さS(ψ)を測定するが、円弧長さS(ψ)は、格子目盛本体20の1/4回転ごとに、目標回転軸線ASOLLの中心に支持された格子目盛本体20の場合の円弧長さから約±rxだけ偏差を有している。評価ユニットは、増分位置測定装置から、補正されていない位置値Pψ即ち補正されていない回転角を、
Pψ=S(ψ)/r0 (3.3)
により計算する。
による第1の近似により、
S(ψ)=ψ・r0+rx・sin(δ−ψ) (3.5)
による実際の円弧長さS(ψ)に対する近似計算が可能となり、これにより、ψ(S)に対する近似として、
ψ(S)≒(S(ψ)/r0)−(rx/r0・sin(δ−ψ))
=(S(ψ)/r0)−Δr|(ψ−90°)/r0 (3.6)
が得られる。式3.6において、“Δr|(ψ−90°)”は、場所すなわち角度位置(ψ−90°)におけるΔrの大きさを表わす。
ψkorrigiert=Pψ−Δr|(Pψ−90°)/r0 (3.7)
純粋に増分を測定する位置測定装置を用いた場合、該装置の投入直後において、実際の位置値Pψ、及び、以下の式で表される必要な補正値の実際値
K=Δr|(Pψ−90°)/r0 (3.8)
が未知である。したがって、初期化動作において、投入毎に、その後に初期化過程が必要であり、初期化過程において、値Δr|Pψが測定され且つメモリ・ユニット内に記憶される。これにより、測定動作に対して各位置値ψに対する補正値Kが決定可能である。
補正値K(ψ)の決定を含むこのような初期化過程を、まずはじめに、90°の角度範囲にわたって行うが、格子目盛本体の1回転即ち360°の角度範囲にわたって行ってもよい。
測定動作において、マルチプレクサ・ユニット71を介して各サイクル内のサブ信号S10、S190、S1180、S1270及びS20、S290、S2180、S2270を加算し、A/D変換ユニット72.1、72.2を介して補正ユニット73及び補間器74に供給する。計算ユニット40は、入力された位置信号Pに基づいて、評価された位置信号Pψの計算を行う。そして、評価された位置信号Pψを索引として、メモリ・ユニット50の対応する索引テーブルから、この位置信号Pψに割り当てられている補正値K=Δr|(Pψ−90°)/r0を呼び出し、式3.7により、偏心誤差に関して補正された位置値ψkorrigiertを計算する。補正位置値ψkorrigiertは、次に、後続処理のために計算ユニット40から出力される。
即ち、図4a及び4bを参照して説明した、補間ユニット内に1つの処理チャネルを有するようにする代わりに、2つの分割トラックのサブ信号に対して2つの並列処理チャネルを設けてもよい。この場合、図4a及び4bにより説明されたような多重動作の代わりに、各処理チャネル内に、2つのA/D変換ユニット並びに後段の補正ユニット並びに補間器を設けてもよい。この場合、各処理チャネルの出口に、補正且つ補間された位置信号が出力され、これらの位置信号は、次に、原理的に図4a及び4bに説明されたように形成された処理ユニットすなわち計算ユニット40に伝送される。本発明による位置測定装置のこの代替態様は、特に、より細かい分割周期の走査に対して適しているが、コストがやや高くなる。
同様に、測定精度を向上させるために、2つより多い分割トラックを設けてもよい。
さらに、光学的走査の場合、上記の透過光走査のほかに、照射走査が使用されてもよいことは当然である。さらに、使用される光学的走査が干渉走査原理に基づくものであってもよいことは明らかである。
さらに、検出側で、図2bに示されている、走査格子及び検出要素を有する検出ユニットの代わりに、他の走査装置、例えばいわゆる構造化検出装置を使用してもよい。該検出装置は、アレイ状に配置された多数の検出要素を備えており、この場合、分離走査格子は必要ではない。
さらに、本発明の範囲内において、半径方向位置値Prの時間的及び/又は角度的な大きな変動があったときに、警報又はエラー・メッセージが発生されるように設計されていてもよい。それに加えて、格子目盛本体ないしは割出しディスクの装着及び心出しの間における半径方向位置Prの変動が、精度信号又は装着精度として、適宜視覚化されてもよい。
さらに、補間ユニット、メモリ・ユニット、及び計算ユニットが、必ずしも格子目盛本体及び検出ユニットに直接隣接して配置されている必要はない。本発明の範囲内において、本発明による位置測定装置のこれらの構成要素を、位置測定装置から空間的に切り離して配置してもよい。
Claims (15)
- 相互に回転運動する2つの物体の位置を測定するための位置測定装置において、
実際の回転軸線(AIST)の周りを回転し、周期的格子を有する格子目盛本体であって、該格子目盛本体の走査から、該格子目盛本体の半径方向運動に関する位置情報及び接線方向運動に関する位置情報が導かれるようにした格子目盛本体(2、20)と、
回転する格子目盛本体を走査し、該格子目盛本体の半径方向運動及び接線方向運動に関するそれぞれ複数の位相シフト信号(S10、S190、S1180、S1270、S20、S290、S2180、S2270)を発生させる少なくとも2つの検出ユニットと、
位置信号(P1、P2)の偏心誤差に関する補正値(K)であって、格子目盛本体の実際回転軸線(AIST)と目標回転軸線(ASOLL)との偏心誤差を補正するための補正値を記憶するメモリ・ユニット(5)と、
格子目盛本体の回転において偏心誤差のない位置値(ψkorrigiert)を発生させるために、発生された位置信号(P1、P2)を、メモリ・ユニット(5)内に記憶されている補正値(K)を用いて補正計算する計算ユニット(4)と
を備えていることを特徴とする位置測定装置。 - 請求項1記載の位置測定装置において、格子目盛本体は、回転方向に対して垂直方向に向けられている方向成分のみならず回転方向に対して接線方向に向けられている方向成分をも有する構造要素を含むことを特徴とする位置測定装置。
- 請求項2記載の位置測定装置において、格子目盛本体は、円形リング状に且つ同心に配置された少なくとも2つの分割トラック(2.3、2.4)を含み、これら分割トラック(2.3、2.4)にはそれぞれ、周期的な直線の分割マークが、これら分割トラックの半径ベクトル(R)に対して平行でなく且つ垂直でない特定の配置角(α、β)をなして配置されていることを特徴とする位置測定装置。
- 請求項3記載の位置測定装置において、分割マークの半径ベクトル(R)に対する配置角(α、β)はそれぞれ、5°〜45°に範囲に設定されていることを特徴とする位置測定装置。
- 請求項3又は4記載の位置測定装置において、2つの分割トラック(2.3、2.4)の分割マークの配置角(α、β)が、
cosβ/cosα=r1/r2
ただし、α=内側分割トラック内の分割マークの配置角
β=外側分割トラック内の分割マークの配置角
r1=内側分割トラックの中心から格子目盛本体の中心点までの間隔
r2=外側分割トラックの中心から格子目盛本体の中心点までの間隔
を満足するよう設定されていることを特徴とする位置測定装置。 - 請求項2〜5いずれかに記載の位置測定装置において、検出ユニットは半径方向に相互に直接隣接して配置されていることを特徴とする位置測定装置。
- 請求項1〜6いずれかに記載の位置測定装置において、2つの分割トラック(2.3、2.4)それぞれに検出ユニットが付属され、検出ユニットは、複数の位相シフト位置信号(S1、S2)を発生させるために、相互にオフセットされて配置されている複数の走査格子(3.21、3.22)と、これらの走査格子に付属されている検出装置(3.3、3.4)とを含むことを特徴とする位置測定装置。
- 相互に回転運動する2つの物体の位置を測定する方法において、
初期化動作を行うステップであって、
実際の回転軸線(AIST)の周りを回転する周期的格子目盛本体(2、20)の走査から、格子目盛本体(2、20)の半径方向運動に関する位置情報及び接線方向運動に関する位置情報を検出するステップと、
格子目盛本体を走査し、少なくとも2つの検出ユニットにより、該格子目盛本体の半径方向運動及び接線方向運動に関するそれぞれ複数の位相シフト信号(S10、S190、S1180、S1270、S20、S290、S2180、S2270)を発生させるステップと、
得られた位置情報から、位置信号(P1、P2)の偏心誤差に関する補正値(K)を決定して記憶するステップであって、格子目盛本体の実際回転軸線(AIST)と目標回転軸線(ASOLL)との偏心誤差に関する補正値(K)を決定してメモリ・ユニット(5)に記憶するステップと
からなるステップと、
測定動作において、測定された位置信号をメモリ・ユニットに記憶されている補正値(K)を用いて補正して、格子目盛本体の回転に関する偏心誤差のない位置値(ψkorrigiert)を発生させるステップと
からなることを特徴とする位置測定方法。 - 請求項8記載の方法において、初期化動作において、少なくとも2つの検出ユニットの位置信号(P1、P2)から、格子目盛本体の半径方向及び接線方向シフトに関する位置変化値が決定され、この位置変化値から、測定角度範囲内の全ての位置に対する、位置の関数としての補正値(K)が決定されることを特徴とする方法。
- 請求項9記載の方法において、初期化動作において、少なくとも90°の角度範囲にわたり補正値(K)が決定されることを特徴とする方法。
- 請求項8〜10いずれかに記載の方法において、位置測定装置の投入ごとに、初期化動作が実行されることを特徴とする方法。
- 請求項8〜11いずれかに記載の方法において、測定動作中に、初期化動作において決定された補正値(K)を更新するために、背後において、初期化動作が繰り返し実行されることを特徴とする方法。
- 請求項8〜12いずれかに記載の方法において、補正値(K)は、初期化動作において格子目盛本体の回転運動に関して提供される絶対位置情報と共に記憶されることを特徴とする方法。
- 請求項8〜13いずれかに記載の方法において、該方法はさらに、測定動作において、実行された格子目盛本体の回転がカウントされることを特徴とする方法。
- 請求項8〜14いずれかに記載の方法において、格子目盛本体の半径方向運動がきわめて大きい場合に、警告信号が発生されることを特徴とする方法。
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