JP2010112465A - 回転軸の粉末シール片ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性材製の板片の中心部に軸嵌合部11をあけ、上部開口の左右を側片部12とし底部を嵌合部13としたホルダー10を設けると共に、該ホルダー10の軸嵌合部11の内周面にシール材片14を一体的に接着して粉末シール片ユニットAを設け、一方、ケース1のシール部の底部に嵌合凹部15を凹設し、前記粉末シール片ユニットAの嵌合部13をケース1の嵌合凹部15に嵌合して、粉末シール片ユニットAをケース1に取付けるように備えた、回転軸の粉末シール片ユニットA。
【選択図】図4
Description
図8は従来例粉末シール片をケースに取付・設置した状態の一部縦断正面図、図9は図8のZ−Z線矢視断面図で粉末シール片のケース取付け及び回転軸の嵌合設置時の状態を示す説明図である。
該粉末シール片aを、上記シール部5の内周面に両面接着フイルム8の他方面(剥離紙9を剥して)を接着して取付けるものである。
そこで、本発明は、全く新規な本発明粉末シール片を開発、提供して、前記従来の課題を有効に解決したものである。
本発明は、粉末シール片ユニットの嵌合部をケースの嵌合凹部に嵌合するだけで、極めて簡単かつ極めて高能率に、粉末シール片ユニットをケースに取付けることが可能となり、よって、トナーケース等の回転軸の粉末シールを従来に比し画期的に高精度化・高能率化し得る優れた効果がある。
よって、例えば、適宜の自動的移動手段で1個ずつ粉末シール片ユニットをピックアップし保持移動して、高速かつ連続的に嵌合設置するなどが可能となり、作業の画期的な高精度化・高能率化を実現し得る。
前記押下げ圧縮に伴って、ホルダーの左右側片部が求心的に窄まる方向に撓み、よって左右側片部のシール材片が回転軸の上半周面に密着する。
上記によって、回転軸の略全周面にシール材片が密着することとなり、粉末のシール性能を向上して、外部漏出防止効果を格段に助長し得る優れた特徴を発揮し得る。
(図1、図4、図5、図6参照)
図2はケースの一部を示し、(イ)はその縦断正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は(イ)のX−X線矢視断面図、
図3は粉末シール片ユニットのケース取付け及び回転軸の嵌合設置時の状態を示す一部縦断正面図、
図4は図3のY−Y線矢視断面図で粉末シール片ユニットのケース取付け及び回転軸の嵌合設置時の状態を示す説明図、
実施例2の粉末シール片ユニットAは、実施例1とそのホルダーの左右側片部12の形状が相違するだけで他は同じである。
而して、前記左右側片部12の形状を、本実施例形状に限らず、種々工夫することによって、ホルダーの左右側片部が求心的に窄まる方向に撓んだときに、左右側片部12のシール材片を、より効果的に回転軸の上半周面に密着せしめ得る特徴がある。
実施例3の粉末シール片ユニットAは、実施例2とほぼ同様であるので、詳細な説明を省く。
a 従来例粉末シール片
1 ケース
2 回転軸
3 粉末(トナー)
4 軸受部
5 シール部
6 シール材片(従来)
7 ホルダー(従来)
8 両面接着フイルム(従来)
9 剥離紙(従来)
10 ホルダー
11 軸嵌合部(ホルダー)
12 左右の側片部(ホルダー)
13 嵌合部(ホルダー)
14 シール材片
15 嵌合凹部(ケース)
Claims (3)
- 弾性材製の方形乃至長方形類似形状で設定厚の板片の中心部に、回転軸の径に見合った径でその上部を開口した半円形乃至優弧形の軸嵌合部をあけて、その上部開口の左右を側片部とし底部を嵌合部としたホルダーを形成すると共に、該ホルダーの軸嵌合部の内周面に設定厚で短冊片状のシール材片を一体的に接着して粉末シール片ユニットを備えたものであり、
一方、ケースのU字乃至J字形類似形状のシール部の底部に、前記粉末シール片ユニットの嵌合部を嵌合する嵌合凹部を備えたものであって、
粉末シール片ユニットの嵌合部をケースの嵌合凹部に嵌合して、粉末シール片ユニットをケースに取付けるように備えたことを特徴とする、
回転軸の粉末シール片ユニット。 - 前記粉末シール片ユニットの前記シール材片はポリテトラフルオロエチレン製のフイルム若しくはフェルト、または、超極細繊維不織布を短冊片状に形成したものであり、前記ホルダーは、弾力性のある発泡プラスチック、ゴム、若しくはフェルト製であって、シール材片をホルダーに容易に剥離しないように一体的に固着して粉末シール片ユニットを設けたものである、
請求項1の回転軸の粉末シール片ユニット。 - 前記粉末シール片ユニットを手作業、若しくは、適宜の自動的手段により1個宛移動して、その嵌合部を前記ケースの嵌合凹部に嵌合することにより、ケースに粉末シール片ユニットを手動若しくは自動的に取付・設置するようにしたことを特徴とする、
請求項1の回転軸の粉末シール片ユニット。
Priority Applications (1)
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JP2008285411A JP2010112465A (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 回転軸の粉末シール片ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008285411A JP2010112465A (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 回転軸の粉末シール片ユニット |
Related Child Applications (1)
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JP2012008002U Continuation JP3182305U (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 回転軸の粉末シール片ユニット |
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JP2010112465A true JP2010112465A (ja) | 2010-05-20 |
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ID=42301167
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JP2008285411A Pending JP2010112465A (ja) | 2008-11-06 | 2008-11-06 | 回転軸の粉末シール片ユニット |
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JP (1) | JP2010112465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104110494A (zh) * | 2014-06-26 | 2014-10-22 | 浙江力富特机械有限公司 | 一种活塞密封结构 |
-
2008
- 2008-11-06 JP JP2008285411A patent/JP2010112465A/ja active Pending
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CN104110494A (zh) * | 2014-06-26 | 2014-10-22 | 浙江力富特机械有限公司 | 一种活塞密封结构 |
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