JP2010111668A - 鉱物性油非含有のポリマー的に安定したメークアップ除去剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】剪断速度の増加に対して、可変(「上昇及び下降」又は「増加及び減少」)の剪断応力応答を特徴とし、従来のメークアップ除去用組成物よりも、良好なレオロジー特性を示す組成物の提供。
【解決手段】直鎖状又は分枝状鎖の炭化水素又はそのエステルを含有する鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー;3〜6の炭素原子を有するモノエチレン性カルボン酸又はその無水物、及び長鎖アクリル酸エステルのコポリマーを含む安定化ポリマー;C1-C30カルボン酸のモノ-、ジ-又はトリグリセリドを含む疎水性湿潤剤を含有するメークアップ除去用組成物。
【選択図】なし
【解決手段】直鎖状又は分枝状鎖の炭化水素又はそのエステルを含有する鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー;3〜6の炭素原子を有するモノエチレン性カルボン酸又はその無水物、及び長鎖アクリル酸エステルのコポリマーを含む安定化ポリマー;C1-C30カルボン酸のモノ-、ジ-又はトリグリセリドを含む疎水性湿潤剤を含有するメークアップ除去用組成物。
【選択図】なし
Description
皮膚、特に顔の組織からメークアップを除去するように機能する様々な組成物が知られている。例えば米国特許第6200579号では、メークアップ又は移りのないメークアップを除去するための、区別される水性相と油性相からなる組成物が教示されている。米国特許第6342469号では、(1)少なくとも一のシリコーン乳化剤、(2)少なくとも一の分枝状鎖炭化水素性油、及び(3)少なくとも12の炭素原子を有する脂肪酸エステルから選択される少なくとも一のメークアップ除去油を含有し、油中水型エマルションの形態をしたメークアップ除去用及び/又はクレンジング用化粧品組成物が教示されている。米国特許第6428775号では、(i)ロウ、鉱物性油及びそれらの混合物からなる群から選択される約15〜25%の第1のメークアップ除去成分、(ii)第2のメークアップ除去成分として、少なくとも約5%のイソパラフィン;及び(iii)化粧品的に許容可能なビヒクルから本質的になるメークアップ除去用化粧品組成物が教示されている。
本発明の第1の態様は、鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー、例えばアクリル酸ナトリウムのコポリマー;ポリマー安定剤;疎水性湿潤剤;及び水性相を含有するメークアップ除去用組成物に関する。
本発明の他の態様は、鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー;ポリマー安定剤;疎水性湿潤剤;及び水性相を含有するメークアップ除去用組成物を顔の組織に適用することを含む、顔の組織又は皮膚からメークアップを除去する方法に関する。
消費者性能試験を記載している以下の実施例から分かるように、本発明は、化粧品的に許容可能な組成物及び類似成分及び非類似成分を有する組成物を含む他のメークアップ除去用組成物と比較して、優れたメークアップ除去能力をもたらすことが見出された。理論に拘束されることを意図しているわけではないが、本出願人は、本発明の組成物の予期しない優れた性能が、独特の「破壊(break)及び再形成(reform)」レオロジー特性に起因すると考えている。実施例に記載しまたここで図に示したように、「破壊と再形成」特性は、顔の組織への塗布(例えば摩擦)と顔の組織からのメークアップ除去中における粘度の低下と続く増加の連続サイクルで特徴付けられる。別の言い方をすれば、本出願人は、「破壊と再形成」レオロジーに従って、本発明の組成物は、メークアップ時に破壊され、多量のメークアップを除去し得、ついで再形成され、全てのメークアップが顔の組織又は皮膚から取り除かれるまで、再度、同じプロセスを行うことを発見した。実施例に記載の実験結果に基づき、従来のメークアップ除去用組成物とは異なり、本発明の組成物は、メークアップ除去のタイミングにおいて、素早いというよりもむしろ「破壊と再形成」レオロジーを実施し、皮膚上にほとんどないしは全く残留物を残さないことが観察された。
図に例証され、ここで詳細に説明されるように、本発明のメークアップ除去用組成物は、例えばプロレオ・モデル(Prorheo Model)R180等のレオメーターを使用して測定した場合、20、40、80及び150l/秒等、剪断速度の増加に対して可変(「上昇及び下降」又は「増加及び減少」)の剪断応力応答を示す。
本発明の油性相は、少なくとも一の油を含む。本発明で有用でありうる油には、直鎖状又は分枝状鎖の炭化水素又はそのエステルが含まれる。炭化水素鎖は典型的にはC12〜C26、いくつかの実施態様ではC16〜C26である。エステルには、例えばC14〜C30等の、低級及び高級アルキルエステルの双方が含まれる。これらの炭化水素の極性度指数は、一般的に約10〜約40の範囲内にある。具体例には、イソヘキサデカン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸エチルヘキシル、及びパルミチン酸エチルヘキシル油が含まれる。いくつかの実施態様では、油性相はイソヘキサデカン及びミリスチン酸イソプロピルを含む。適切な油のさらなる他の具体例には、シクロペンタシロキサン等、メークアップ除去に有用な当該分野で知られている非炭化水素が含まれる。
本発明の組成物中の油性相の量は、組成物の重量に対して、一般的に約10〜約45重量%、いくつかの実施態様では約15〜約30重量%、いくつかの実施態様では約20重量%〜約30重量%、いくつかの他の実施態様では約25〜約28、29又は30重量%で変化する。
アクリラートのナトリウム塩の(コ)ポリマーの具体例には、ポリエチルアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミドナトリウム(セピゲル(SEPIGEL)305の商品名で、セピック社(SEPPIC)から商業的に入手可能)、及びアクリラートのナトリウム塩のコポリマーが含まれる。本発明で有用なアクリラート(コ)ポリマーは、液状分散液又はエマルションの形態で商業的に入手可能な場合、アクリル酸皮膜形成分散剤と一般的には当該分野において呼ばれている。アクリラートコポリマー(ナトリウム塩の形態で存在可能)の具体例は当該分野で知られており、コボ・プロダクツ・インク(Kobo Products, Inc)(South Plainfield, NJ)から商業的に入手可能な、アクリル酸エチル/メタクリル酸メチルコポリマーのエマルション(化学名)(INCI名:水(及び)アクリラートコポリマー)、及び商品名ダイトソール(Daitosol)ADでダイトー・カセイ工業(Daito Kasei Kogyo Co., Ltd)からのものが含まれる。この製品は、水、アクリル酸エチル/メタクリル酸メチルコポリマー、デヒドロ酢酸ナトリウム、及びラウレス(Laureth)-20(ラウリルアルコール及びオキシラン)を含有するエマルションの形態で販売されている。米国特許出願公開第20060134043A1号を参照。他の適切なアクリラートコポリマーは、コボ・プロダクツ・インクから商業的に入手可能な、メタクリル酸エチル/N-ブチルアクリラート/2-メチルヘキシルアクリラートコポリマーのエマルション(化学名)(INCI名:水(及び)アクリラート/アクリル酸エチルヘキシルコポリマー)、及び商品名ダイトソールSJでダイトー・カセイ工業からのものである。この製品は、水、メタクリル酸エチル/N-ブチルアクリラート/2-メチルヘキシルアクリラートコポリマー、及びラウレス-20を含有するエマルションの形態で販売されている。他のさらなるアクリラートコポリマーには、ヨドソール(Yodosol)GH34Fの商品名で、ニッポンLSC社(Nippon LSC Ltd)から商業的に入手可能な(メタ)アクリル酸アルキルコポリマーのエマルション(INCI名:アクリラートコポリマー);ヨドソールGH41Fの商品名で、ニッポンLSC社から商業的に入手可能なスチレン/アクリラートコポリマーのエマルション(INCI名);シントラン(Syntran)5100の商品名でインターポリマー社(Interpolymer)から商業的に入手可能なポリアクリラート-21(及び)アクリラート/ジメチルアミノエチルメタクリラートコポリマー(INCI名)で、その化学組成に、水、及びそれぞれCAS Nos. 68541-61-7及び67380-24-9を有する2つのアクリラート類、エトキシル化第2級アルコール(CAS No. 84133-50-6)、及びラウリルポリエトキシエタノール硫酸ナトリウム(CAS No. 68891-38-3)をさらに含有するもの;40%の水性分散液としてシントラン5760の商品名でインターポリマー社から商業的に入手可能なスチレン/アクリラート/メタクリル酸アンモニウムコポリマー(及び)ブチレングリコール(及び)ラウレス-12硫酸ナトリウム(INCI名);及びヨドソールPUD(エマルションに、エタノール、2-フェノイル-エタノール、及び水をさらに含有)の商品名でニッポンLSCから商業的に入手可能なポリウレタン-10及びPEG-12ジメチコーンアルコールコポリマーエマルション(INCI名)が含まれる。
本発明のメークアップ除去用組成物におけるアクリラートのナトリウム塩の(コ)ポリマーの量は、組成物の全重量に基づき、一般的には約0.4%〜約0.8%、いくつかの実施態様では約0.5%〜0.7%、いくつかの他の実施態様では約0.6%〜約0.65%の範囲内である。
アクリラートのナトリウム塩のコポリマーが、アクリラートのアンモニウム塩のコポリマー(特に、クラリアント社(Clariant)から入手可能で、商品名アリストフレックス(Aristoflex)AVCを有する、アクリロイルジメチルタウリン酸アンモニウム/VPコポリマー)で置き換えられた実験において、本出願人は、予期しないことに、得られた組成物が、図1に例証するような、本発明の組成物に類似したレオロジー特性を示さないことを見出した。ポリアクリル酸ナトリウム(例えば、コスメディア(Cosmedia)SPの商品名で、コグニス社(Cognis)から商業的に入手可能なもの)、並びにシムルゲル(Simulgel)600(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム/イソヘキサデカン/ポリソルバート-80)を使用しても、図1に適合するレオロジー特性は生じなかった。
ポリマー安定剤は、特に保存中に、テスクチャーのコンシステンシー及び安定性を提供する。しかしながら、本発明のメークアップ除去用組成物のレオロジー特性に悪影響を与えないように選択される。ポリマー安定剤又は安定化ポリマーの具体例には、3〜6の炭素原子を有するモノエチレン性カルボン酸(又はその無水物)と長鎖アクリル酸エステルのコポリマーである種類の、脂肪鎖ゲル化剤が含まれる。架橋していてもよく、当該分野で「脂肪鎖ゲル化剤」と呼ばれるこの種類の水溶性アクリル酸コポリマーは、米国特許第5567426号及び欧州特許出願第0268164号に記載されている。このコポリマーにおいて、モノマー酸の割合は、好ましくは90〜98重量%、モノエステルの割合は、好ましくは10〜2重量%である。モノマー酸は次の式:
[上式中、RはH、ハロゲン、OH、ラクトン、又はラクタム基、基--C=N、又はC1-C3アルキル基を表す]
を有する。好ましいモノマーはアクリル酸及び無水マレイン酸である。
[上式中、RはH、ハロゲン、OH、ラクトン、又はラクタム基、基--C=N、又はC1-C3アルキル基を表す]
を有する。好ましいモノマーはアクリル酸及び無水マレイン酸である。
モノマーエステルは、次の式:
[上式中:R1はH、メチル又はエチルであり、R2はC8−C30アルキル基又はC8-C30オキシアルキレン基である]
を有する。挙げることのできるモノマーエステルには、デシル、ラウリル、ステアリル、ベヘニル及びメリシル(melissyl)のアクリラート類及びメタクリラート類が含まれる。いくつかの実施態様では、ゲル化剤はアクリル酸又はメタクリル酸コポリマーであり、例えばアクリル酸C10-C30アルキルとアクリル酸又はメタクリル酸メタクリル酸又はそれらのエステルのコポリマーを含む。特定の例のゲル化剤は、グッドリッチ社(Goodrich)からペミュレン(Pemulen)TR1(登録商標)、ペミュレンTR2(登録商標)又はカルボポール(Carbopol)1342(登録商標)(CTFA名:アクリラート/アクリル酸C10-C30アルキルクロスポリマー)の名で販売されている。ペミュレン製品は、主として高分子量のポリアクリル酸ポリマーであるポリマー乳化剤として知られている。それらは、大きな親水性部分に加えて、小さい脂質親和性部分を有する。この化学構造により、主要な乳化剤として機能することができる。
[上式中:R1はH、メチル又はエチルであり、R2はC8−C30アルキル基又はC8-C30オキシアルキレン基である]
を有する。挙げることのできるモノマーエステルには、デシル、ラウリル、ステアリル、ベヘニル及びメリシル(melissyl)のアクリラート類及びメタクリラート類が含まれる。いくつかの実施態様では、ゲル化剤はアクリル酸又はメタクリル酸コポリマーであり、例えばアクリル酸C10-C30アルキルとアクリル酸又はメタクリル酸メタクリル酸又はそれらのエステルのコポリマーを含む。特定の例のゲル化剤は、グッドリッチ社(Goodrich)からペミュレン(Pemulen)TR1(登録商標)、ペミュレンTR2(登録商標)又はカルボポール(Carbopol)1342(登録商標)(CTFA名:アクリラート/アクリル酸C10-C30アルキルクロスポリマー)の名で販売されている。ペミュレン製品は、主として高分子量のポリアクリル酸ポリマーであるポリマー乳化剤として知られている。それらは、大きな親水性部分に加えて、小さい脂質親和性部分を有する。この化学構造により、主要な乳化剤として機能することができる。
本発明のメークアップ除去用組成物における安定化ポリマーの量は、組成物の全重量に基づき、一般的には約0.001%〜約0.5%、いくつかの実施態様では約0.01%〜約0.2%、さらなる他の実施態様では約0.025%〜約0.075%の範囲内である。
いくつかの種類の疎水性湿潤剤は、本発明での使用に適している。このような種類には、プレスパース・インク(Presperse Inc.)からパーメチル(Permethyl)99A、101A、102A、104A(n=16)及び106A(n=38)の名称で販売されているポリイソブテン類(他、水素化ポリイソブテン)を含むポリ-α-オレフィン類、及びICI社からアルラモール(Arlamol)HD(n=3)の名称で販売されている製品(nは重合度を示す)、エチル・コープ(Ethyl Corp)からエチルフロ(Ethylflo)の名称で販売されており、商業的に入手可能な水素化又は非水素化ポリデセン型のものが含まれ、及びICI社のアルラモールPAOには、水素化ポリデセンが含まれる。他の代表的なポリ-α-オレフィン類には、イソエイコサンとポリブテンの水素化又は非水素化形態が含まれる。
さらなる他の疎水性湿潤剤には、C1-C30カルボン酸のモノ-、ジ-及びトリ-グリセリド類、例えばカプリル/カプリン酸トリグリセリド、PEG-6カプリル/カプリン酸トリグリセリド、PEG-8カプリル/カプリン酸トリグリセリドが含まれる。
疎水性湿潤剤の他の例には、例えば脂肪アルコールとポリエチレンオキシドの付加物である、エトキシル化された脂肪アルコール等、脂肪アルコールとアルキレンオキシド、一般的にはエチレンオキシド又はプロピレンオキシドとの反応により形成されたエーテルであるアルコキシル化脂肪アルコールが含まれる。本発明での使用に適したエトキシル化/プロポキシル化アルコールの適切な例には、PPG-1-ベヘネス(Beheneth)-15、PPG-12-カプリレス(Capryleth)-18、PPG-2-セテアレス(Ceteareth)-9、PPG-4-セテアレス-12、PPG-10-セテアレス-20、PPG-1-セテス(Ceteth)-1、PPG-1-セテス-5、PPG-1-セテス-10、PPG-1-セテス-20、PPG-2-セテス-1、PPG-2-セテス-5、PPG-2-セテス-10、PPG-2-セテス-20、PPG-4-セテス-1、PPG-4-セテス-5、PPG-4-セテス-10、PPG-4-セテス-20、PPG-5-セテス-20、PPG-8-セテス-1、PPG-8-セテス-2、PPG-8-セテス-5、PPG-8-セテス-10、PPG-8-セテス-20、PPG-2 C12-13 パレス(Pareth)-8、PPG-2 C12-15 パレス-6、PPG-4 C13-15 パレス-15、PPG-5 C9-15 パレス-6、PPG-6 C9-11 パレス-5、PPG-6 C12-15 パレス-12、PPG-6 C12-18 パレス-11、PPG-3 C12-14 Sec-パレス-7、PPG-4 C12-14 Sec-パレス-5、PPG-5 C12-14 Sec-パレス-7、PPG-5 C12-14 Sec-パレス-9、PPG-1-デセス(Deceth)-6、PPG-2-デセス-3、PPG-2-デセス-5、PPG-2-デセス-7、PPG-2-デセス-10、PPG-2-デセス-12、PPG-2-デセス-15、PPG-2-デセス-20、PPG-2-デセス-30、PPG-2-デセス-40、PPG-2-デセス-50、PPG-2-デセス-60、PPG-4-デセス-4、PPG-4-デセス-6、PPG-6-デセス-4, PPG-6-デセス-9、PPG-8-デセス-6、PPG-14-デセス-6、PPG-6-デシルテトラデセス-12、PPG-6-デシルテトラデセス-20、PPG-6-デシルテトラデセス-30、PPG-13-デシルテトラデセス-24、PPG-20-デシルテトラデセス-10、PPG-2-イソデセス-4、PPG-2-イソデセス-6、PPG-2-イソデセス-8、PPG-2-イソデセス-9、PPG-2-イソデセス-10、PPG-2-イソデセス-12、PPG-2-イソデセス-18、PPG-2-イソデセス-25、PPG-4-イソデセス-10、PPG-12-ラネス(Laneth)-50、PPG-2-ラウレス-5、PPG-2-ラウレス-8、PPG-2-ラウレス-12、PPG-3-ラウレス-8、PPG-3-ラウレス-9、PPG-3-ラウレス-10、PPG-3-ラウレス-12、PPG-4 ラウレス-2、PPG-4 ラウレス-5、PPG-4 ラウレス-7、PPG-4-ラウレス-15、PPG-5-ラウレス-5、PPG-6-ラウレス-3、PPG-25-ラウレス-25、PPG-7 ラウリルエーテル、PPG-3-ミレス(Myreth)-3、PPG-3-ミレス-11、PPG-20-PEG-20 水素化ラノリン、PPG-2-PEG-11 水素化ラウリルアルコールエーテル、PPG-12-PEG-50ラノリン、PPG-12-PEG-65ラノリン油、PPG-40-PEG-60ラノリン油、PPG-1-PEG-9 ラウリルグリコールエーテル、PPG-3-PEG-6 オレイルエーテル、PPG-23-セテアレス(Steareth)-34、PPG-30 セテアレス-4、PPG-34-セテアレス-3、PPG-38 セテアレス-6、PPG-1 トリデセス-6、PPG-4 トリデセス-6、及びPPG-6 トリデセス-8が含まれる。
本発明での使用に適したさらなる他の疎水性湿潤剤には、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等、アンモニア以外の無機塩基で部分的又は全体的に中和された形態で、少なくともアクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS)モノマーを含有する架橋又は非架橋ホモポリマー又はコポリマーをベースにした、水溶性又は水分散性のポリマーが含まれる。それらは、好ましくは全体的に中和又はほぼ全体的に中和、すなわち少なくとも90%が中和されている。これら本発明のAMPSポリマーは、架橋していてもしていなくてもよい。水溶性又は水分散性のAMPSホモポリマーの例には、アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウムの架橋又は非架橋ポリマー、例えばシムルゲル800(CTFA名:ポリアクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム)が含まれる。AMPSコポリマー(セピック社から商業的に入手可能)の具体例には、シムルゲルEGの名称で販売されているAMPS/アクリル酸ナトリウムのコポリマー(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム/イソヘキサデカン/ポリソルバート-80)が含まれる。
本発明のメークアップ除去用組成物における疎水性湿潤剤の量は、組成物の全重量に基づき、一般的には約0.4%〜約0.8%、いくつかの実施態様では約0.5%〜約0.7%、さらなる他の実施態様では約0.6%〜約0.65%の範囲にある。
アクリラートのナトリウム塩のコポリマーと疎水性湿潤剤との調製混合物は、商業的に入手可能である。これに関し、コスメディアSPL(すなわち、コグニス社から入手可能な、ポリアクリル酸ナトリウム(及び)水素化ポリデセン(及び)PPG-5 ラウレス5)、及びルビゲル(LUVIGEL)EM(すなわち、BASF社から商業的に入手可能な、カプリル/カプリン酸トリグリセリド(及び)アクリル酸ナトリウムのコポリマー)を挙げることができる。
また加工助剤とも称される疎水性湿潤剤は、水性相と共に、また水性相に不溶性及び非混和性であり、アクリラートのナトリウム塩のコポリマーの湿潤、膨張及び水和を遅延化させるように機能する。以下の概略図には本発明の実施態様が示されており、ペミュリンTR1(登録商標)が突出する油滴(白丸で表す)を囲んでいる相対的に大きな黒色点がルビゲルEM粒子を表す。
理論に拘束されることを意図しているわけではないが、安定化ポリマー(例えば、ペミュレンTR1(登録商標))のアクリラート骨格は、油性相に付着しており、親水性部分が水性相内に突き出しており、癒着に対する界面障壁を形成し、油滴が互いに付着することを防止する。ペミュレンの脂質親和性部分は、油水界面に吸着し、疎水性部分は水中で膨張し、油滴の周囲にゲル網状組織が形成されて、本発明の組成物に使用される油に対して、優れたエマルション安定性がもたらされる。その他、組成物は、当該技術で、油滴が癒着し分解するOspwald熟化と当該分野で呼ばれる傾向にある。メークアップ用組成物が顔の組織上に擦りつけると、ルビゲルEMにより形成されるマトリックスが破壊され(結果として粘度の低下)、顔のメークアップ(当該分野では汚れと称される)が油性相に吸収され、ついでマトリックスが再形成される(結果として粘度の増加)。このプロセスは、メークアップ除去プロセス中に循環する。
理論に拘束されることを意図しているわけではないが、安定化ポリマー(例えば、ペミュレンTR1(登録商標))のアクリラート骨格は、油性相に付着しており、親水性部分が水性相内に突き出しており、癒着に対する界面障壁を形成し、油滴が互いに付着することを防止する。ペミュレンの脂質親和性部分は、油水界面に吸着し、疎水性部分は水中で膨張し、油滴の周囲にゲル網状組織が形成されて、本発明の組成物に使用される油に対して、優れたエマルション安定性がもたらされる。その他、組成物は、当該技術で、油滴が癒着し分解するOspwald熟化と当該分野で呼ばれる傾向にある。メークアップ用組成物が顔の組織上に擦りつけると、ルビゲルEMにより形成されるマトリックスが破壊され(結果として粘度の低下)、顔のメークアップ(当該分野では汚れと称される)が油性相に吸収され、ついでマトリックスが再形成される(結果として粘度の増加)。このプロセスは、メークアップ除去プロセス中に循環する。
最後から2番目の実施態様では、メークアップ除去用組成物は、約1%〜約20%のミリスチン酸イソプロピル、約1%〜約20%のイソヘキサデカン、約1.0%〜約10%のシクロペンタシロキサン、約0.001%〜約0.5%のアクリラート/C10-C30アクリル酸アルキルのクロスポリマー、約0.4%〜約0.8%のカプリル/カプリン酸トリグリセリド、及び約0.4%〜約0.8%のアクリル酸ナトリウムのコポリマーを含む。また、水を含有する水性相も含む。
メークアップ除去用組成物の水性相は、水を、典型的には組成物の約50重量%〜約75重量%の範囲の量で含む。また、水性相は化粧品的に許容可能な添加剤又はアジュバント、並びに化粧品用又は皮膚用の活性剤をさらに含有していてもよい。代表的な添加剤及びアジュバントには、例えば水溶性又は水混和性の溶媒又は共溶媒、水分維持剤(humectants)、保湿剤(moisturizers)、着色料、フィラー、防腐剤、酸化防止剤(例えば、EDTA、BHT、トコフェロール)、精油、香料、中和剤又はpH調節剤(例えば、トリエチルアミン(TEA)及び水酸化ナトリウム)、コンディショニング剤又は柔軟剤(例えば、パンテノール、アラントイン及びグリセリン)、及び植物抽出物等の抽出物が含まれる。添加剤及びアジュバントは、一般的には約0.01重量%〜約10重量%の範囲の量で、組成物に存在しうる。化粧品用活性剤又は皮膚用活性剤の例には、サンスクリーン剤、フリーラジカル捕捉剤、角質溶解剤、ビタミン類(例えば、ビタミンE及びその誘導体)、抗エラスターゼ及び抗コラゲナーゼ剤、ペプチド類、脂肪酸誘導体、ステロイド類、微量元素、藻及びプランクトンの抽出物、酵素及び補酵素、フラボノイド類及びセラミド類、y-ヒドロキシ酸及びその混合物、及び増強剤が含まれる。活性剤は、一般的には約0.01重量%〜約10重量%の範囲の量で、組成物に存在しうる。これらの成分、添加剤、アジュバント及び活性剤はまたマスカラに存在する相なら何にでも(すなわち、水性相及び/又は油性相)溶解し又は分散し得る。
代表例として、適切な水溶性又は水混和性の溶媒又は共溶媒は、短鎖モノアルコール類、例えばC1-C4のもの、特にエタノール又はイソプロパノール;ジオール又はポリオール、例えばエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、2-エトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル及びソルビトールを含む。
代表的な水分維持剤には、限定されるものではないが、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、エトキシル化及びプロポキシル化グリセロール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、1,3-ブチレングリコール、及び1,4-ブチレングリコールが含まれる。好ましい水分維持剤はグリセリンである。
適切な保湿剤には、乳酸ナトリウム、マンニトール、アミノ酸、ヒアルロン酸、ラノリン、尿素、ワセリン、及びそれらの混合物が含まれる。他の例には、ポリオール類、例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、及びソルビトールが含まれる。
着色剤は、脂質親和性染料、親水性染料、伝統的な顔料、及び化粧品用又は皮膚用組成物に通常使用されている真珠光沢剤、及びそれらの混合物から選択されてよい。着色剤は、任意の形状、例えば球状、卵形、血漿板状、不規則な形状、及びそれらが混合した形状を有するものであってよい。顔料は、場合によっては、例えばシリコーン類(例えば、無機顔料はシメチコーンで被覆されていてよい)、過フッ化化合物、レシチン、及びアミノ酸で表面処理されていてもよい。脂溶性染料には、例えばスーダンレッド、D&Cレッド17、D&Cグリーン6、大豆油、スーダンブラウン、D&Cイエロー11、D&Cバイオレット2、D&Cオレンジ5、キノリンイエロー及びアナトーが含まれる。水溶性染料は、例えばビート根汁又はメチレンブルーである。
顔料は、白色顔料、有色顔料、無機顔料、有機顔料、被覆顔料、非被覆顔料、ミクロンサイズの顔料、及びミクロンサイズではない顔料から選択され得る。無機顔料としては、二酸化チタン、表面処理されていてもよい酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、水和クロム、及びフェリックブルーを挙げることができる。有機顔料としては、カーボンブラック、D&C型の顔料、コチニールカルミンをベースにしたレーキ類、バリウムをベースにしたレーキ類、ストロンチウムをベースにしたレーキ類、カルシウムをベースにしたレーキ類、及びアルミニウムをベースにしたレーキ類を挙げることができる。
真珠光沢顔料は、例えば白色の真珠光沢顔料、例えばチタンで被覆されたマイカ、及びオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、有色の真珠光沢顔料、例えば酸化鉄を有するチタンマイカ、例えばフェリックブルー及び/又は酸化クロムを有するチタンマイカ、上述したタイプの有機顔料を有するチタンマイカ、及びオキシ塩化ビスマスをベースとした真珠光沢顔料、干渉顔料、及びゴニオクロマティック(goniochromatic;角度変色性)顔料から選択され得る。
防腐剤の具体例には、アルキル基が1、2、3、4、5又は6の炭素原子、好ましくは1〜4の炭素原子を有するパラ-ヒドロキシ安息香酸アルキル、例えばパラ-ヒドロキシ安息香酸メチル(メチルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸エチル(エチルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸プロピル(プロピルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸ブチル(ブチルパラベン)、及びパラ-ヒドロキシ安息香酸イソブチル(イソブチルパラベン)が含まれる。防腐剤の混合物、例えばニパ社(Nipa)からニパスタット(Nipastat)の名称で販売されている、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン及びブチルパラベンの混合物、及びニパ社からフェノニプ(Phenonip)の名称で販売されているフェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン及びブチルパラベンの混合物を使用してもよい。
次の実施例は、本発明をさらに例証することを意図している。それらは決して本発明を制限することを意図するものではない。特に示さない限りは、全ての部は重量基準である。
メークアップ除去用組成物を、以下の手順に従って作製した。A1相の成分(RM 511S、53、633B、及び71868)を主ケトルに添加し、低スイープ混合しつつ、75℃−80℃まで加熱した。溶解したところで、A2相(RM 53971)を添加し、水和して均質になるまで、低ホモ(homo)及びスイープ(sweep)で混合した。A1/A2相が均質になったところで、65℃まで冷却した。副ケトルにおいて、B相(RM 53743、1082、及び52390)を計量し、65℃まで加熱しつつ、相が均質になるまで、中速でプロップ混合した。AにB相を、65℃で添加し、ホモ-37%及びスイープ混合-22%を実施した。A+B相を30℃まで冷却し、予め混合しておいたC相(RM 1082及び75440)を添加した。粘度が出るまで、ホモ-37%及びスイープ混合-22%を実施した。同じ速度で混合し続け、バッチを25℃まで冷却した。
実施例II
レオロジー比較
実施例1に記載した本発明の実施態様(クリーム/ポリマーベースの組成物又は系であるもの)を、他のメークアップ除去用組成物と比較する、種々の実験を実施した。
レオロジー比較
実施例1に記載した本発明の実施態様(クリーム/ポリマーベースの組成物又は系であるもの)を、他のメークアップ除去用組成物と比較する、種々の実験を実施した。
3つの比較用組成物を、クリーム/界面活性剤ベースの系(その処方を表IIに示す)、他のクリーム/ポリマー又はローションベースの組成物(その処方を表IIに示し、「比較用クリーム/ポリマー組成物A」と称す)、及び第2のクリーム/ポリマー組成物(その処方を表IIに示し、「比較用クリーム/ポリマー組成物B」と称す)と呼ぶ。
製造者の使用説明書に従い、レオメーターProrheoモデルR180を使用して、実験を実施した。次のパラメーターを使用した:温度25℃±1℃;剪断プログラム--出発時の剪断速度(0.0 l/秒)、中間点の剪断速度(200.0 l/秒)、及び終結時の剪断速度(0.0 l/秒);センサーシステムProreheoTVスピンドル#3。実験手順は以下の通りにした:プロレオTVキャップに、28グラムのメークアップ除去用組成物を充填し;10分間、温度調節されたバスにおいて、サンプルを25℃±1℃に平衡にし:TV#3センサープローブをTVサンプルカップに挿入し、レオプログラムソフトウェアを開始させ;テストが完了した時に、レオソフトウェアパッケージを使用して流動特性図を印刷/保存する。
実験結果を図1−3に例証する。本発明の組成物と、クリーム/界面活性剤ベースとのレオロジー比較を図1に示し;本発明の組成物と比較用クリーム/ポリマー組成物Aとのレオロジー比較を図2に示し;本発明の組成物と比較用クリーム/ポリマー組成物Bとのレオロジー比較を図3に示す。
実施例III−消費者性能試験
この実験の目的は、耐水性のメークアップが施された又は施されていない消費者における本発明の実施態様と、シリコーン油ベースの商業的に入手可能なメークアップ除去用組成物との、一般的美観、快適性及び刺激性に関し、消費者の意見及び知見を得るためのものである。
この実験の目的は、耐水性のメークアップが施された又は施されていない消費者における本発明の実施態様と、シリコーン油ベースの商業的に入手可能なメークアップ除去用組成物との、一般的美観、快適性及び刺激性に関し、消費者の意見及び知見を得るためのものである。
本方法は、フラッシュ消費者クロスオーバーと、クローズドクエスチョンでの半定性的インタビューを必要とする。顔に適用したメークアップなしに、本発明の組成物と市販の組成物の双方を試験するために、20人の女性を採用した。女性の年齢は18−65才の範囲である。彼女たちは、週に5−7回、耐水性のメークアップを除去するために、耐水性のメークアップ除去剤を使用した。20人の女性のうち13人を、顔に適用された耐水性のマスカラ、ファンデーション、及びリップスティックを用いた、組成物のさらなる試験のために採用した。メークアップ除去用組成物を適用してすぐに、評価を実施した。
本発明の実施態様に関し、13人中12人の女性が、幾分ないしは非常に満足しているの範囲にあり満足しているとし、これに対して13人の女性で1人のみが些か不満足であるとしたため、平均よりも大きな満足度が決定された。本発明の組成物は、油っぽい製品の感触がない好ましいテクスチャー、丁度よいコンシステンシー、適用の容易さ、油っぽくない皮膚感触、粘着質でない皮膚感触、清浄な皮膚感触、メークアップ除去及び製品除去の容易性、効果的な顔のメークアップの除去、効果的なリップスティックの除去、及び快適な皮膚感触を含む、多くの長所を有していると、女性らは判定した。他方、女性には、何の欠点も蓄積されなかった。刺激性に関し、20人中4人の女性は、メークアップ無しで、顔及び目の領域に、僅かないしは中程度の刺激を経験した。13人中3人の女性は、メークアップ有りで、顔及び目の領域に僅かな刺激を経験した。
シリコーン油組成物に関し、満足度は平均以下であると決定された。13人中9人の女性が、幾分ないしは非常に満足しているの範囲にあり満足しているとし、1人の女性が満足でも不満足でもないとした。13人中3人の女性が、幾分ないしは非常に不満足であるの範囲にあり、不満足とした。女性によれば、シリコーン油組成物の利点は、好ましいテクスチャー、適用の容易さ、粘着質でない皮膚感触、メークアップ除去の容易性、効果的な目のメークアップの除去、効果的な顔のメークアップの除去、効果的なリップスティックの除去、及び快適な皮膚感触を含む。他方、シリコーン油組成物は、幾分希薄な製品のコンシステンシー、非常にないしは僅かに油っぽい製品の感触、水分量の不適切さ、(僅かないしは過度の範囲である)かなりの摩擦の必要性を含む、いくつかの欠点を有していると、女性らは判定した。刺激性に関し、20人中1人の女性は、メークアップ無しで、目の領域に、かなり僅かな刺激を経験し、13人中3人は、メークアップ有りで、顔及び目の領域に僅かな刺激を経験した。
全体的に、本発明の組成物は、平均以上の女性に許容されており、13人中12人の女性は、それら自体に幾分ないしは非常に満足しているが、シリコーン油組成物は、平均以下の女性にしか許容されず、13人中9人の女性は、幾分ないしは非常に満足しており、13人中3人は幾分ないしは非常に不満足である。
顔にメークアップ有りで試験した場合、試験製品の双方とも、好ましいテクスチャーを有し、粘着質でない皮膚感触を残し、メークアップの除去が容易で、顔のメークアップ及びリップスティックを効果的に除去するものであった。しかしながら、シリコーン油組成物は、目のメークアップを効果的に除去はしたが、幾分希薄な製品のコンシステンシーであり、非常にないしは僅かに油っぽい製品の感触があり、不適切な水分量を皮膚に残してしまうことが見出された。
各パネリストは、双方の製品を使用しつつ、メークアップ除去にかかる時間を記録した。平均の時間長さは類似しており、本発明の組成物は99秒の平均時間が必要であり、シリコーン油製品は96秒の平均時間が必要であった。
刺激性に関し、双方の製品は適用が容易で、快適な皮膚感触を残し、メークアップの適用有り無しの双方とも、目及び顔に僅かな刺激が生じた。パネリストにより記載されたような、刺激の事例の数及び刺激の程度は類似していた(適用されたメークアップの有り無し)。
顔にメークアップがなく、シリコーン油が使用された場合、彼女らの皮膚には、僅かないしはかなりの油性/脂性残留物が残ったが、顔にメークアップがあり、比較組成物が使用された場合、明らかに残留物はないことを、女性は観察した。また、シリコーン油組成物は、顔からメークアップを除去するために、本発明の組成物よりも強い摩擦が必要であることも見出された。
全体的に、パネリストの好みは本発明の組成物にあり、13人中9人の女性が、シリコーン油組成物よりも、本発明の組成物の方が好ましいとしている。また女性は、本発明の組成物は、皮膚に油性/脂性の感触をあまり残さず(4)、より保湿され、清浄であり、顔及び目へのメークアップの適用及び除去が容易である(それぞれ3)という好ましさを観察している。
実施例IV
この実験の目的は、実施例Iに記載された本発明の実施態様と、次のメークアップ除去剤スタンダード、すなわち1)表IIに示すようなクリーム/界面活性剤ベースの組成物;2)その処方が以下の表IVに示されている、鉱物性油ベースの組成物;3)表IIIに記載されているシリコーン油ベースの組成物;及び表IIに示されたクリーム/ポリマー組成物B(図3に示すものであり、本発明の特徴のレオロジー特性を示さない)とを比較することにある。比較用組成物1、3及び4の処方を、上述した表に記載する。比較用組成物2の処方を、以下の表IVにおいて説明する。
この実験の目的は、実施例Iに記載された本発明の実施態様と、次のメークアップ除去剤スタンダード、すなわち1)表IIに示すようなクリーム/界面活性剤ベースの組成物;2)その処方が以下の表IVに示されている、鉱物性油ベースの組成物;3)表IIIに記載されているシリコーン油ベースの組成物;及び表IIに示されたクリーム/ポリマー組成物B(図3に示すものであり、本発明の特徴のレオロジー特性を示さない)とを比較することにある。比較用組成物1、3及び4の処方を、上述した表に記載する。比較用組成物2の処方を、以下の表IVにおいて説明する。
実験手順は以下の通りである。以下の製品を掌側前腕部に適用し、以下のような2×2cmの試験部位を15分乾燥させた:部位A−レスタイロ(Lestylo)耐水性アイライナー−均一に被覆;部位B−エバ・ロンゴリア・キャラメル(Eva Longoria Caramel)リップスティック−均一にコーティング;部位C−HIP液状ファンデーション−8μlを均一に展伸;及び部位D−リップ・デュエット(Lip Duet)リップライナー−均一に被覆。円を描くように、中程度の指圧で、メークアップ除去剤を各試験部位に塗布した。ついで、製品を綿棒を用いて除去した。試験部位から製品が除去されるに要した時間を記録した。結果を以下、表にする。
本発明のメークアップ除去用組成物は、他のメークアップ除去剤と比較して、時間、及び全ての製品部位における性能に関し、非常に効果的であることが決定された。また、本発明の組成物は、油性の感触を残すいくつかの比較用組成物と比較して、皮膚に柔軟な感触を残し、油っぽくないことが決定された。本発明の組成物のテクスチャーは、除去している間メークアップ部位にとどまるため、よりコントロールされたメークアップ除去をさらに可能にする。液状メークアップ除去剤はメークアップ部位から流れ落ちる傾向にあることも観察された。
明細書に引用された全ての文献は、特許文献及び非特許文献の双方とも、この発明に関連する当業者のレベルの指標である。これら全ての文献は、個々の文献が出典明示により特にかつ個々に援用されるのと同程度に、出典明示によりここに援用される。
ここで、本発明を特定の実施態様に関して記載したが、これらの実施態様は、本発明の原則及び適用を単に例証しているのみと理解される。よって、多くの変更により、例示的実施態様がなされ、添付する特許請求の範囲によって定まる本発明の精神及び範囲から逸脱しないように、他の構成が案出されうるものと理解される。
Claims (14)
- 鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー;安定化ポリマー;疎水性湿潤剤を含有するメークアップ除去用組成物であって、20、40、80及び150l/秒を含む剪断速度の増加に対して可変の剪断応力応答を示す組成物。
- 前記油性相が、直鎖状又は分枝状鎖の炭化水素又はそのエステルを含有する、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記直鎖状又は分枝状鎖の炭化水素又はそのエステルが、イソヘキサデカン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、又はステアリン酸オクチルを含む、請求項2に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記油性相が、イソヘキサデカン及びミリスチン酸イソプロピルを含有する、請求項2に記載のメークアップ除去用組成物。
- 油性相が、前記組成物の約20〜約30重量%で含有される、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記アクリラートのナトリウム塩のコポリマーが、アクリル酸ナトリウムコポリマーを含む、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記安定化ポリマーが、3〜6の炭素原子を有するモノエチレン性カルボン酸又はその無水物、及び長鎖アクリル酸エステルのコポリマーを含む、脂肪鎖ゲル化剤を含有する、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記ゲル化剤が、(メタ)アクリル酸C10-C30アルキルのコポリマーを含む、請求項7に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記ゲル化剤が、アクリラート/アクリル酸C10-C30アルキルのクロスポリマーを含む、請求項8に記載のメークアップ除去用組成物。
- 前記疎水性湿潤剤が、C1-C30カルボン酸のモノ-、ジ-又はトリグリセリドを含む、請求項9に記載のメークアップ除去用組成物。
- 約1%〜約20%のミリスチン酸イソプロピル、約1%〜約20%のイソヘキサデカン、約1.0%〜約10%のシクロペンタシロキサン、約0.001%〜約0.5%のアクリラート/C10-C30アクリル酸アルキルのクロスポリマー、約0.4%〜約0.8%のカプリル/カプリン酸トリグリセリド、及び約0.4%〜約0.8%のアクリル酸ナトリウムのコポリマーを含有する、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 化粧品用の添加剤又はアジュバントをさらに含有する、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 化粧品用又は皮膚用の活性成分をさらに含有する、請求項1に記載のメークアップ除去用組成物。
- 鉱物性油非含有の油性相;アクリラートのナトリウム塩のコポリマー;安定化ポリマー;及び疎水性湿潤剤を含有するメークアップ除去用組成物を、顔の組織に適用することを含む、顔の組織又は皮膚からメークアップを除去する方法であって、該組成物が20、40、80及び150l/秒を含む、剪断速度の増加に対して可変の剪断応力応答を示す方法。
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