JP2010111205A - 能動型騒音制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロードノイズの消音性能を向上させることができる能動型騒音制御装置を提供する。
【解決手段】 タイヤWa〜Wdが回転している状態で、音圧検出ユニット14a〜14dの出力異常が検出されたとき、当該音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSの生成を停止する。これにより、ロードノイズNZrを有効に打ち消すことができない相殺音CSの発生を防止することが可能となり、ANC装置12の消音性能を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロードノイズに対する相殺音を発生させて前記ロードノイズを低減する能動型騒音制御装置に関する。
車室内の振動騒音に関連して音響を制御する装置として、能動型騒音制御装置(Active Noise Control Apparatus)(以下「ANC装置」と称する。)が知られている。ANC装置では、振動騒音に対する逆位相の相殺音を車室内のスピーカから出力することにより、前記振動騒音を低減する。また、振動騒音と相殺音の誤差は、乗員の耳位置近傍に配置されたマイクロフォンにより残留騒音として検出され、その後の相殺音の決定に用いられる。ANC装置には、例えば、車両の走行中にタイヤと路面とが接触することに伴って車室内に生ずる振動騒音(ロードノイズ)を低減するものがある。図7に、ロードノイズの発生メカニズムの一例を示す。
ロードノイズを低減するANC装置には、タイヤの空気圧を検出する空気圧センサを設け、この空気圧センサからの出力に基づき、ロードノイズに対する相殺音を演算するものがある(特許文献1)。
特開平03−203496号公報
特許文献1では、何らかの原因(例えば、空気圧センサの故障、空気圧センサへの電源供給の不具合、通信環境の悪化等)により、空気圧センサからの出力が制御部に正常に到達しない場合について何ら検討されていない。ロードノイズを低減するANC装置の適応制御処理では、ロードノイズと相殺音の誤差が最小となるように基準信号の振幅調整や位相調整が行われるが、空気圧センサからの出力が制御部に正常に到達しない場合、誤った振幅調整や位相調整が行われ、ロードノイズの消音性能が低下してしまう。
この発明は、このような問題を考慮してなされたものであり、ロードノイズの消音性能を向上させることができる能動型騒音制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る能動型騒音制御装置は、タイヤホイールの外周面に設けられ、タイヤ内の音圧を検出する音圧検出部と、前記タイヤホイールに設けられ、前記音圧検出部が検出した前記音圧を無線送信する送信部と、前記送信部から無線送信された前記音圧を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記音圧に基づき、ロードノイズに対する相殺音の基準波形を規定する基準信号を生成する基準信号生成部と、前記ロードノイズと前記相殺音との誤差を減少させる適応制御処理を、前記基準信号に対して実行して制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号に基づいて前記相殺音を出力する相殺音出力部と、前記ロードノイズと前記相殺音との誤差を示す残留騒音を検出し、前記残留騒音に対応する誤差信号を出力する誤差検出部とを有するものであって、さらに、前記タイヤの回転を検出するタイヤ回転検出部と、前記受信部の受信内容に応じて、前記音圧検出部の出力異常を検出する出力異常検出部と、前記タイヤが回転している状態で、前記音圧検出部の出力異常が検出されたとき、当該音圧検出部の出力に対応する前記相殺音の生成を停止する相殺音停止部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、タイヤが回転している状態で、音圧検出部の出力異常が検出されたとき、当該音圧検出部の出力に対応する相殺音の生成を停止する。これにより、ロードノイズを有効に打ち消すことができない相殺音の発生を防止することが可能となり、能動型騒音制御装置の消音性能を向上させることができる。
前記音圧検出部は、前記タイヤにかかる遠心力を検出する遠心力検出部を備え、前記遠心力が、前記タイヤが回転していることを示す所定の遠心力閾値を超えているとき、前記音圧を検出してもよい。これにより、タイヤが回転しているときのみ、音圧を検出することができる。従って、音圧検出部の電力消費を抑えることが可能となる。
前記制御信号生成部は、前記基準信号に対してフィルタ係数を用いた適応フィルタ処理を行って前記制御信号を出力する適応フィルタと、前記相殺音出力部から前記誤差検出部までの伝達特性に基づいて前記基準信号を補正して参照信号を生成する参照信号生成部と、前記参照信号と前記誤差信号とに基づいて、前記誤差信号が最小となるように前記フィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部とを備え、前記相殺音停止部は、前記フィルタ係数をゼロにすることで、前記音圧検出部の出力に対応する前記相殺音の生成を停止してもよい。これにより、比較的簡易な構成で相殺音の生成を停止することができる。
前記出力異常検出部は、例えば、前記受信部が前記送信部から前記音圧を受信していないとき、又は前記送信部から前記受信部への通信にエラーがあったとき、前記音圧検出部の出力が異常であると判定してもよい。これにより、音圧検出部に何らかの異常があった場合や、送信部と受信部との間の通信環境が悪化した場合に当該音圧検出部の出力に対応する相殺音の生成を停止することができる。
この発明によれば、タイヤが回転している状態で、音圧検出部の出力異常が検出されたとき、当該音圧検出部の出力に対応する相殺音の生成を停止する。これにより、ロードノイズを有効に打ち消すことができない相殺音の発生を防止することが可能となり、能動型騒音制御装置の消音性能を向上させることができる。
[A.一実施形態]
1.全体及び各部の構成
(1)全体構成
図1は、この発明の一実施形態に係る能動型騒音制御装置12(以下「ANC装置12」と称する。)を搭載した車両10の概略的な構成を示す図である。車両10は、ガソリン車や電気自動車等、燃料電池車等の車両とすることができる。図2は、ANC装置12の内部構成(ソフトウェア処理で実現される概略的な機能を回路構成として示す部分を含む。)を示すブロック図である。
ANC装置12は、4つのタイヤWa〜Wd(左前輪、右前輪、左後輪、右後輪)から内の音圧Ps1〜Ps4を検出し、音圧Ps1〜Ps4を示す音圧信号Ssp1〜Ssp4を出力する音圧検出ユニット14a〜14dと、音圧信号Ssp1〜Ssp4に基づいてロードノイズNZrの相殺音CSの生成を制御する制御ユニット16とを有する。図1及び図2では、タイヤWb(右前輪)及びタイヤWd(右後輪)の記載が省略されている。
また、制御ユニット16は、受信部70a〜70d(後述)を除きインストルメント・パネル(図示せず)内に配置され、車速センサ18、スピーカ20及びマイクロフォン22に接続されている。制御ユニット16とスピーカ20との間には増幅器24が設けられている。制御ユニット16は、各音圧検出ユニット14a〜14dから出力された音圧信号Ssp1〜Ssp4と、マイクロフォン22が出力した誤差信号eと、車速センサ18から出力された車速信号Svとに基づいて合成制御信号Sccを生成する。合成制御信号Sccは、増幅器24で増幅された後、スピーカ20に出力される。スピーカ20は、合成制御信号Sccに対応する相殺音CSを出力する。これにより、相殺音CSがロードノイズNZrを打ち消し、消音効果を得ることができる。
なお、図1及び図2では、スピーカ20及びマイクロフォン22をそれぞれ1つずつしか示していないが、発明の理解の容易化のためであり、ANC装置12の用途に応じて複数のスピーカ20及びマイクロフォン22を用いることもできる。その場合、その他の構成要素の数も適宜変更される。
(2)音圧検出ユニット14a〜14d
ANC装置12の音圧検出ユニット14a〜14dは、互いに同様の構成を有する。以下では、音圧検出ユニット14aについて詳述するが、音圧検出ユニット14b〜14dにも同様のことが当てはまる。
図2に示すように、音圧検出ユニット14aは、遠心力センサ30aと、マイクロフォン32aと、送信部34aと、制御部36aとを有する。図3に示すように、音圧検出ユニット14aは、ホイール50aの外周面52aに設けられ、ホイール50aの中央部に設けられた電源54aから電力供給を受ける。
遠心力センサ30aは、タイヤWaにかかる遠心力Fc1[N]を検出し、制御部36aに通知する。マイクロフォン32aは、ダイナミック型マイクロフォンであり、車両10の走行中にタイヤWaが路面Rと接触することによってタイヤWa内に生ずる振動騒音(音圧Ps1)を検出し、この音圧Ps1を示す電気信号(音圧信号Ssp1)に変換して制御部36aに出力する。送信部34aは、制御部36aからの指令に応じて、音圧信号Ssp1を、制御ユニット16の受信部70aに対して無線送信する。制御部36aは、図示しない演算部及びメモリ等の回路を有し、遠心力センサ30a、マイクロフォン32a及び送信部34aを制御する(詳細は後述する。)。
電源54aは、電池ボックスとこれに収納された電池(いずれも図示せず)とから成り、電力線56a(図3)を介して音圧検出ユニット14aに電力を供給する。前記電池ボックスに収納された前記電池は、ホイールキャップ58aを外すことで交換可能である。
図2では、複数の音圧検出ユニット14a〜14dのうち、一番上の音圧検出ユニット14aのみ内部構成を詳細に記載しており、その他の音圧検出ユニット14b〜14dについては、内部構成の記載を省略して表示している。
上述の通り、音圧検出ユニット14b〜14dは、音圧検出ユニット14aと同様の構成を有している。すなわち、図示していないものの、音圧検出ユニット14b〜14dは、遠心力センサ30b〜30dと、マイクロフォン32b〜32dと、送信部34b〜34dと、制御部36b〜36dとを有し、ホイール50b〜50dの外周面52b〜52dに設けられ、ホイール50b〜50dの中央部に設けられた電源54b〜54dから電力供給を受ける。遠心力センサ30b〜30dは、タイヤWb〜Wdにかかる遠心力Fc2〜Fc4[N]を検出し、制御部36b〜36dに通知する。マイクロフォン32b〜32dは、タイヤWb〜Wdが路面Rと接触することによってタイヤWb〜Wd内に生ずる振動騒音(音圧Ps2〜Ps4)を検出し、この音圧Ps2〜Ps4を示す電気信号(音圧信号Ssp2〜Ssp4)に変換して制御部36b〜36dに出力する。送信部34b〜34dは、制御部36b〜36dからの指令に応じて、音圧信号Ssp2〜Ssp4を、制御ユニット16の受信部70b〜70dに対して無線送信する。制御部36b〜36dは、図示しない演算部及びメモリ等の回路を有し、遠心力センサ30b〜30d、マイクロフォン32b〜32d及び送信部34b〜34dを制御する(詳細は後述する。)。
(3)制御ユニット16
(a)全体構成
ANC装置12の制御ユニット16は、スピーカ20からの相殺音CSの出力を制御するものであり、マイクロコンピュータ58、メモリ59(図1)並びに図示しない入力回路及び出力回路等を備える。マイクロコンピュータ58は、相殺音CSを決定する機能(相殺音決定機能)等の機能をソフトウェア処理により実行可能である。
制御ユニット16は、音圧検出ユニット14a〜14d毎に設けられた信号制御部60a〜60dと、加算器62とを有する。
なお、図2では、複数の信号制御部60a〜60dのうち、一番上の信号制御部60aのみ内部構成を詳細に記載しており、その他の信号制御部60b〜60dについては、内部構成の記載を省略して表示している。
(b)信号制御部60a〜60d
信号制御部60a〜60dは、同様の構成を有する。以下では、信号制御部60aについて詳述するが、信号制御部60b〜60dにも同様のことが当てはまる。
図2に示すように、信号制御部60aは、受信部70aと、基準信号生成部72aと、制御信号生成部74aと、出力異常検出部76aとを有する。このうち、基準信号生成部72a、制御信号生成部74a及び出力異常検出部76aは、マイクロコンピュータ58のソフトウェア処理で実現される概略的な機能を回路構成として示したものである。
受信部70aは、音圧検出ユニット14aからの音圧信号Ssp1を受信するものであり、音圧検出ユニット14aからの微弱電波の受信が可能な位置に配置される。また、受信部70aは、出力異常検出部76aからの指令に応じて受信品質QoR1を出力異常検出部76aに通知する(詳細は後述する。)。
基準信号生成部72aは、音圧検出ユニット14aからの音圧信号Ssp1に基づき、ロードノイズNZrに対する相殺音CSの基準波形を示す基準信号Sb1(以下「基準信号Sb1」とも称する。)を生成する。
制御信号生成部74aは、基準信号Sb1に対して適応フィルタ処理を施して制御信号Sc1を生成するものである。制御信号生成部74aは、適応フィルタ80aと、参照信号生成部82aと、フィルタ係数更新部84aとを有する。
適応フィルタ80aは、FIR(Finite impulse response:有限インパルス応答)型のフィルタであり、基準信号Sb1に対してフィルタ係数W1を用いた適応フィルタ処理を行って、ロードノイズNZrを低減するための相殺音CSの波形を示す制御信号Sc1を加算器62へ出力する。
参照信号生成部82aは、基準信号生成部72aから出力された基準信号Sb1に対して伝達関数処理を行うことで参照信号Sr1を生成する。参照信号Sr1は、フィルタ係数更新部84aにおいてフィルタ係数W1を演算する際に用いられる。また、伝達関数処理は、スピーカ20からマイクロフォン22への相殺音CSの伝達関数C^(フィルタ係数)に基づき基準信号Sb1を濾波する処理である。この伝達関数処理で用いられる伝達関数C^は、スピーカ20からマイクロフォン22への相殺音CSの実際の伝達関数Cの測定値又は予測値である。
フィルタ係数更新部84aは、フィルタ係数W1を逐次演算・更新する。フィルタ係数更新部84aは、適応アルゴリズム演算{例えば、最小二乗法(LMS)アルゴリズム演算}を用いてフィルタ係数W1を演算する。すなわち、参照信号生成部82aからの参照信号Sr1とマイクロフォン22からの誤差信号eに基づいて、誤差信号eの二乗e2をゼロとするようにフィルタ係数W1を演算する。
出力異常検出部76aは、受信部70aの受信内容(例えば、受信品質QoR1)に応じて、音圧検出ユニット14aの出力異常を検出する。例えば、受信部70aが送信部34aから音圧信号Ssp1を受信していないとき、又は送信部34aから受信部70aへの通信にエラーがあったとき、出力異常検出部76aは、音圧検出ユニット14aの出力が異常であると判定する。そして、音圧検出ユニット14aの出力異常を検出したとき、出力異常検出部76aは、適応フィルタ80aに対してリセット信号Sreset1を出力してフィルタ係数W1をゼロにする(詳細は後述する。)。
上述の通り、信号制御部60b〜60dは、信号制御部60aと同様の構成を有する。すなわち、図示していないものの、信号制御部60b〜60dは、受信部70b〜70dと、基準信号生成部72b〜72dと、制御信号生成部74b〜74dと、出力異常検出部76b〜76dとを有する。受信部70b〜70dから基準信号生成部72b〜72dに対して音圧信号Ssp2〜Ssp4が送信され、基準信号生成部72a〜72dから制御信号生成部74b〜74dに対して基準信号Sb2〜Sb4が送信され、制御信号生成部74b〜74dから加算器62に対して制御信号Sc2〜Sc4が送信される。制御信号生成部74b〜74dでは、適応フィルタ80b〜80dにより基準信号Sb2〜Sb4に適応フィルタ処理が行われる。また、制御信号生成部74b〜74dのフィルタ係数更新部84b〜84dは、参照信号生成部82b〜82dからの参照信号Sr2〜Sr4と、マイクロフォン22からの誤差信号eとに基づいて、適応フィルタ80b〜80dのフィルタ係数W2〜W4を更新する。車速センサ18から出力異常検出部76b〜76dに対して車速信号Svが送信され、受信部70b〜70dから出力異常検出部76b〜76dに対して受信品質QoR2〜QoR4が送信され、出力異常検出部76b〜76dから適応フィルタ80b〜80dに対してリセット信号Sreset2〜Sreset4が送信される。
(c)加算器62
各加算器62は、信号制御部60a〜60dから出力された制御信号Sc1〜Sc4を合成し、合成制御信号Sccを生成する。合成制御信号Sccは、増幅器24を介してスピーカ20に出力される。
(4)車速センサ18
車速センサ18は、車両10の車速v[km/s]を検出し、この車速vを示す車速信号Svを各信号制御部60a〜60dの出力異常検出部76a〜76dに出力する。
(5)スピーカ20
スピーカ20は、ANC装置12の制御ユニット16(マイクロコンピュータ58)からの合成制御信号Sccに対応する相殺音CSを出力する。これにより、ロードノイズNZrを打ち消すことができる。
(6)マイクロフォン22
マイクロフォン22は、ロードノイズNZrと相殺音CSとの誤差を残留騒音として検出し、この残留騒音を示す誤差信号eを制御ユニット16(マイクロコンピュータ58)に出力する。
2.相殺音CSの生成
(1)全体の流れの概要
次に、本実施形態における相殺音CSの生成の基本的な流れについて説明する。図4には、相殺音CSを生成する概略的なフローチャートが示されている。
ステップS1において、各音圧検出ユニット14a〜14dは、タイヤWa〜Wd内の音圧Ps1〜Ps4を検出し、ステップS2において、各音圧検出ユニット14a〜14dは、これらの音圧Ps1〜Ps4を示す音圧信号Ssp1〜Ssp4を無線送信する。
ステップS3において、各基準信号生成部72a〜72dは、音圧信号Ssp1〜Ssp4に基づいて基準信号Sb1〜Sb4を生成する。ステップS4において、各制御信号生成部74a〜74dは、基準信号生成部72a〜72dから出力された基準信号Sb1〜Sb4と、マイクロフォン22から出力された誤差信号eとに基づき、基準信号Sb1〜Sb4に適応フィルタ処理を実施することにより制御信号Sc1〜Sc4を生成する。なお、出力異常検出部76a〜76dの処理については、図6を用いて後述する。
ステップS5において、加算器62は、制御信号生成部74a〜74dから出力された制御信号Sc1〜Sc4を合成して、合成制御信号Sccを生成する。
ステップS6において、増幅器24は、合成制御信号Sccを所定の増幅率で増幅する(増幅処理)。ステップS7において、スピーカ20は、増幅後の合成制御信号Sccに基づく相殺音CSを出力する。
ステップS8において、マイクロフォン22は、ロードノイズNZrと相殺音CSとの差を残留騒音として検出し、この残留騒音に対応する誤差信号eを出力する。この誤差信号eは、各制御信号生成部74a〜74dのその後の処理で用いられる。
ANC装置12では、以上のステップS1〜S8を繰り返す。
(2)音圧検出ユニット14a〜14dにおける処理
図5には、各音圧検出ユニット14a〜14dにおける処理(図4のS1、S2)のより詳細なフローチャートが示されている。なお、図5では、遠心力Fc1〜Fc4の総称として遠心力Fcを、音圧Ps1〜Ps4の総称として音圧Psを、音圧信号Ssp1〜Ssp4の総称として音圧信号Sspを用いている。
ステップS11において、遠心力センサ30a〜30dは、遠心力Fc1〜Fc4を検出し、制御部36a〜36dに出力する。ステップS12において、制御部36a〜36dは、遠心力Fc1〜Fc4が、所定の遠心力閾値TH_fc以上であるかどうかを判定する。遠心力閾値TH_fcは、タイヤWa〜Wdが回転しているかどうかを判定するために予め設定された閾値であり、制御部36a〜36dの図示しないメモリに記憶されている。
遠心力Fc1〜Fc4が、遠心力閾値TH_fc未満である場合(S12:No)、タイヤWa〜Wdは回転しておらず、ロードノイズNZrは発生していないと考えられる。そこで、今回の処理を終える。遠心力Fc1〜Fc4が、遠心力閾値TH_fc以上である場合(S12:Yes)、タイヤWa〜Wdは回転中であり、ロードノイズNZrが発生していると考えられる。そこで、続くステップS13において、制御部36a〜36dは、マイクロフォン32a〜32dに対して音圧Ps1〜Ps4を検出するよう指令する。この指令を受けたマイクロフォン32a〜32dは、音圧Ps1〜Ps4を検出し、音圧Ps1〜Ps4を示す音圧信号Ssp1〜Ssp4を制御部36a〜36dに出力する。続くステップS14において、制御部36a〜36dは、送信部34a〜34dを介して音圧信号Ssp1〜Ssp4を、制御ユニット16の受信部70a〜70dに無線送信する。
(3)出力異常検出部76a〜76dにおける処理
図6には、出力異常検出部76a〜76dにおける処理(図4のS4の一部)のフローチャートが示されている。
ステップS21において、出力異常検出部76a〜76dは、タイヤWa〜Wdが回転中であるかどうかを判定する。具体的には、車速センサ18からの車速信号Svで示される車速vが、所定の車速閾値TH_v以上であるかどうかを判定する。車速閾値TH_vは、タイヤWa〜Wdが回転しているかどうかを判定するために予め設定された閾値であり、メモリ59に記憶されている。
車速vが車速閾値TH_v未満である場合(S21:No)、タイヤWa〜Wdは回転しておらず、ロードノイズNZrは発生していないと考えることができる。この場合、ステップS21に戻る。車速vが車速閾値TH_v以上である場合(S21:Yes)、タイヤWa〜Wdが回転中であり、ロードノイズNZrが発生していると考えることができる。そこで、続くステップS22において、出力異常検出部76a〜76dは、音圧検出ユニット14a〜14dからの音圧信号Ssp1〜Ssp4の受信が正常に行われたかどうかを、換言すると、音圧検出ユニット14a〜14dの出力が異常でないかどうかを、受信部70a〜70dの受信内容(受信品質QoR1〜QoR4等)から確認する。
音圧検出ユニット14a〜14dの出力が正常である場合とは、音圧信号Ssp1〜Ssp4がエラー無しに受信された場合や、音圧信号Ssp1〜Ssp4で示される音圧Ps1〜Ps4が、マイクロフォン32a〜32dの測定レンジ(検出可能な音圧レベルの範囲)内にある場合を示す。反対に、音圧検出ユニット14a〜14dの出力が異常である場合とは、音圧信号Ssp1〜Ssp4が受信できない場合、音圧信号Ssp1〜Ssp4にエラーが含まれる場合、音圧信号Ssp1〜Ssp4で示される音圧Ps1〜Ps4が、マイクロフォン32a〜32dの測定レンジ内にない場合等を示す。音圧信号Ssp1〜Ssp4にエラーが含まれているかどうかは、例えば、デジタル通信であれば、チェックサムやCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いて、アナログ通信であれば、ベース電圧が維持されているかどうかを用いて、判定することができる。
音圧信号Ssp1〜Ssp4が受信できない場合としては、音圧検出ユニット14a〜14dに故障が発生している場合、電源54a〜54dの残容量が不足している場合、制御ユニット16の受信部70a〜70dが故障している場合等が考えられる。音圧信号Ssp1〜Ssp4にエラーが含まれる場合としては、送信部34a〜34dと受信部70a〜70dとの間の通信環境が悪い場合等が考えられる。出力異常検出部76a〜76dは、受信部70a〜70dから送信される受信品質QoR1〜QoR4等の内容に基づいて、上記を判定することができる。
音圧検出ユニット14a〜14dの出力が正常である場合(S22:Yes)、ステップS23において、出力異常検出部76a〜76dは、適応フィルタ80a〜80dに対してリセット信号Sreset1〜Sreset4を送信せず、適応フィルタ80a〜80dのフィルタ係数W1〜W4をゼロにしない(フィルタ係数更新部84a〜84dが設定したフィルタ係数W1〜W4をそのまま用いる。)。音圧検出ユニット14a〜14dの出力が異常である場合(S22:No)、ステップS24において、出力異常検出部76a〜76dは、適応フィルタ80a〜80dに対してリセット信号Sreset1〜Sreset4を送信し、フィルタ係数W1〜W4をゼロにする。
3.本実施形態における効果
以上のように、本実施形態によれば、タイヤWa〜Wdが回転している状態で、音圧検出ユニット14a〜14dの出力異常を検出した場合、当該音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSの生成を停止する(出力異常が検出されない音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSは生成される。)。これにより、ロードノイズNZrを有効に打ち消すことができない相殺音CSの発生を防止することが可能となり、ANC装置12の消音性能を向上させることができる。
本実施形態において、音圧検出ユニット14a〜14dは、タイヤWa〜Wdにかかる遠心力Fc1〜Fc4を検出する遠心力センサ30a〜30dを備え、遠心力Fc1〜Fc4が、遠心力閾値TH_fcを超えているとき、音圧Ps1〜Ps4を検出する。これにより、タイヤWa〜Wdが回転しているときのみ、音圧Ps1〜Ps4を検出することができる。従って、音圧検出ユニット14a〜14dの電力消費を抑えることが可能となる。
本実施形態において、出力異常検出部76a〜76dは、フィルタ係数W1〜W4をゼロにすることで、音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSの生成を停止する。これにより、比較的簡易な構成で相殺音CSの生成を停止することができる。
本実施形態において、出力異常検出部76a〜76dは、受信部70a〜70dが送信部34a〜34dから音圧信号Ssp1〜Ssp4を受信していないとき、又は送信部34a〜34dから受信部70a〜70dへの通信にエラーがあったとき、音圧検出ユニット14a〜14dの出力が異常であると判定する。これにより、音圧検出ユニット14a〜14dに何らかの異常があった場合や、送信部34a〜34dと受信部70a〜70dとの間の通信環境が悪化した場合に当該音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSの生成を停止することができる。
[B.この発明の応用]
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下に示す構成を採ることができる。
上記実施形態では、4つのタイヤWa〜Wdに対応して4つの音圧検出ユニット14a〜14dを設けたが、タイヤWa〜Wdのいずれかにのみ音圧検出ユニット14a〜14dを設ける構成も可能である。
上記実施形態では、遠心力センサ30a〜30d、マイクロフォン32a〜32d、送信部34a〜34d及び制御部36a〜36dをホイール50a〜50dの外周面52a〜52dに設けたが、遠心力センサ30a〜30d、送信部34a〜34d及び制御部36a〜36dについては、外周面52a〜52dに設けなくてもよい。
上記実施形態では、車速vを用いてタイヤWa〜Wdが回転中であるかどうかを判定したが、これに限られない。例えば、車両10の加速度や、タコメータの値、ドライブシャフトに設けたエンコーダの出力を用いてタイヤWa〜Wdが回転中であるかどうかを判定することもできる。
上記実施形態では、遠心力Fc1〜Fc4が遠心力閾値TH_fc以上であるとき、マイクロフォン32a〜32dによる音圧Ps1〜Ps4の検出を行ったが、これに限られず、制御ユニット16から音圧検出ユニット14a〜14dに対し、音圧Ps1〜Ps4の検出を要求する信号及び音圧Ps1〜Ps4の検出の停止を要求する信号を出力することで、音圧Ps1〜Ps4の検出を制御してもよい。或いは、マイクロフォン32a〜32dによる音圧Ps1〜Ps4の検出を常時行うことも可能である。
上記実施形態では、出力異常検出部76a〜76dが、適応フィルタ80a〜80dのフィルタ係数W1〜W4をゼロにすることにより、音圧検出ユニット14a〜14dの出力に対応する相殺音CSの生成を停止したが、相殺音CSの生成を停止する方法はこれに限られない。例えば、制御信号生成部74a〜74dの動作を停止することにより、相殺音CSの生成を停止することもできる。
上記実施形態では、音圧検出ユニット14a〜14dへの電力供給を、ホイール50a〜50d内に配置された電源54a〜54dを用いて行ったが、これに限られない。例えば、ホイールキャップ58a〜58dを外した状態で、充電用端子を通じて充電することができる蓄電池をホイール50a〜50d内部に配置し、この蓄電池から音圧検出ユニット14a〜14dの各部位への電力供給することもできる。或いは、圧電素子や振り子を用い、走行中のタイヤWa〜Wdの振動から発電可能な発電システムをホイール50a〜50d内部に設け、この発電システムから音圧検出ユニット14a〜14dの各部位に電力供給することもできる。或いは、サスペンション等の部位からタイヤWa〜Wdに対して電波により電力を供給することで音圧検出ユニット14a〜14dの各部位への電力供給することもできる。或いは、車輪軸に発電用のブラシ構造を形成し、車輪軸の回転に合わせて発電し、発電された電力を音圧検出ユニット14a〜14dの各部位に供給することもできる。
この発明の一実施形態に係る能動型騒音制御装置を搭載した車両の概略的な構成図である。 前記能動型騒音制御装置の内部構成(ソフトウェア処理で実現される概略的な機能を回路構成として示す部分を含む。)を示すブロック図である。 タイヤホイールに設けられた音圧検出ユニットの取付位置を示す説明図である。 前記実施形態において、相殺音を生成する基本的な流れを示すフローチャートである。 前記音圧検出ユニットの処理を示すフローチャートである。 前記能動型騒音制御装置の制御ユニットの処理を示すフローチャートである。 ロードノイズの発生メカニズムを示す図である。
符号の説明
10…車両 12…能動型騒音制御装置
14a〜14d…音圧検出ユニット 18…車速センサ(タイヤ回転検出部)
20…スピーカ 22…マイクロフォン(誤差検出部)
30a〜30d…遠心力センサ
32a〜32d…マイクロフォン(音圧検出部)
34a〜34d…送信部 50a〜50d…ホイール
52a〜52d…外周面 70a〜70d…受信部
72a〜72d…基準信号生成部 74a〜74d…制御信号生成部
76a〜76d…出力異常検出部
80a〜80d…適応フィルタ(相殺音停止部)
82a〜82d…参照信号生成部 84a〜84d…フィルタ係数更新部
CS…相殺音 C^…伝達特性
e…誤差信号 Fc1〜Fc4…遠心力
NZr…ロードノイズ Ps1〜Ps4…音圧
Sb1〜Sb4…基準信号 Sc1〜Sc4…制御信号
Sr1〜Sr4…参照信号 TH_fc…遠心力閾値
W1〜W4…フィルタ係数 Wa〜Wd…タイヤ

Claims (4)

  1. タイヤホイールの外周面に設けられ、タイヤ内の音圧を検出する音圧検出部と、
    前記タイヤホイールに設けられ、前記音圧検出部が検出した前記音圧を無線送信する送信部と、
    前記送信部から無線送信された前記音圧を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音圧に基づき、ロードノイズに対する相殺音の基準波形を規定する基準信号を生成する基準信号生成部と、
    前記ロードノイズと前記相殺音との誤差を減少させる適応制御処理を、前記基準信号に対して実行して制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号に基づいて前記相殺音を出力する相殺音出力部と、
    前記ロードノイズと前記相殺音との誤差を示す残留騒音を検出し、前記残留騒音に対応する誤差信号を出力する誤差検出部と
    を有する能動型騒音制御装置であって、さらに、
    前記タイヤの回転を検出するタイヤ回転検出部と、
    前記受信部の受信内容に応じて、前記音圧検出部の出力異常を検出する出力異常検出部と、
    前記タイヤが回転している状態で、前記音圧検出部の出力異常が検出されたとき、当該音圧検出部の出力に対応する前記相殺音の生成を停止する相殺音停止部と
    を備えることを特徴とする能動型騒音制御装置。
  2. 請求項1記載の能動型騒音制御装置において、
    前記音圧検出部は、
    前記タイヤにかかる遠心力を検出する遠心力検出部を備え、
    前記遠心力が、前記タイヤが回転していることを示す所定の遠心力閾値を超えているとき、前記音圧を検出する
    ことを特徴とする能動型騒音制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の能動型騒音制御装置において、
    前記制御信号生成部は、
    前記基準信号に対してフィルタ係数を用いた適応フィルタ処理を行って前記制御信号を出力する適応フィルタと、
    前記相殺音出力部から前記誤差検出部までの伝達特性に基づいて前記基準信号を補正して参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記参照信号と前記誤差信号とに基づいて、前記誤差信号が最小となるように前記フィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部と
    を備え、
    前記相殺音停止部は、前記フィルタ係数をゼロにすることで、前記音圧検出部の出力に対応する前記相殺音の生成を停止する
    ことを特徴とする能動型騒音制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の能動型騒音制御装置において、
    前記出力異常検出部は、前記受信部が前記送信部から前記音圧を受信していないとき、又は前記送信部から前記受信部への通信にエラーがあったとき、前記音圧検出部の出力が異常であると判定する
    ことを特徴とする能動型騒音制御装置。
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