JP2010110559A - 血圧測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置構成が簡単で、手先の不自由な方にとっても容易に被測定対象部位にカフの巻き付けを行なうことが可能な構成を備える血圧測定装置を提供する。
【解決手段】カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとには、筒状形態の内径をさらに縮径する方向に力が作用することで、回転軸47が時計回転方向に回転して、カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとを同時に移動させる。その結果、片手を用いた押し付け作業のみにより、カフ本体部40の筒状形態の内径を縮径させることができ、容易にかつ素早くカフ本体部40を上腕100に巻きつけることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、カフ帯を腕に巻付けて血圧測定を行なう血圧測定装置に関する。
血圧の測定に際しては、人体の被測定対象部位(上腕・手首・大腿部・足首)の動脈を圧迫するために空気袋を巻き付け、空気袋を周囲から拘束、固定し、空気袋を加減圧することで血圧の測定を行なっている。
下記特許文献1には、自動カフ巻付機構を備えた血圧測定装置が開示されている。また、下記特許文献2には、手の力を用いて、上腕に対してカフ帯の巻き付けを行なう。血圧測定装置が開示されている。いずれの血圧測定装置においても、カフ帯の内部に設けられた空気袋内に空気を送圧し、上腕を圧迫して血圧の測定が行なわれる。
しかし、下記特許文献1に開示される血圧測定装置においては、被測定対象部位の巻付けサイズ(巻付け周長)までカフの巻き付けを自動で行なうための機構が複雑であり、血圧測定装置のコストの上昇を招いている。
また、下記特許文献2の手の力を用いた巻付け構成の場合、カフの巻付け強さ等の調整動作に手先の細かい動作を必要とすることから、手先の不自由な方にとっては手間がかかり、使い勝手が悪いものとなってしまう。
特開2005−230175号公報 特開2008−054867号公報
この発明が解決しようとする課題は、被測定対象部位の巻付けサイズ(巻付け周長)までカフの巻き付けを自動で行なう場合には、装置の機構が複雑になる点、手の力を用いたカフの巻付け構成の場合、手先の不自由な方にとっては使い勝手が悪いものとなってしまう点にある。
したがって、この発明は、装置構成が簡単で、手先の不自由な方にとっても容易に被測定対象部位にカフの巻き付けを行なうことが可能な構成を備える血圧測定装置を提供することにある。
この発明に基づいた血圧測定装置においては、被測定対象部位の動脈を圧迫するための空気袋を有し、測定時において被測定部位に装着されて使用されるカフを備える血圧測定装置であって、上記カフは、展開した状態で帯状の形態を有し、被測定部位が軸方向から挿入可能なようにするため、一端側と他端側とが重なり合うように筒状形態に丸められるカフ本体部と、上記カフ本体部が丸められた状態で、上記カフ本体部の一端側と他端側とが重なり合う位置において、一端側と他端側とに挟み込まれる位置に配設され、上記カフ本体部の一端側と他端側とに係合しながら、上記筒状形態の内径が縮径する方向または拡径する方向に回転可能に設けられる係合回転部材とを備え、上記カフ本体部は、当該カフ本体部が丸められた状態において、筒状形態を維持させるための可撓性部材を含んでいる。
この発明に基づいた血圧測定装置によれば、カフ本体部が丸められた状態において、カフ本体部の一端側と他端側とに係合する係合回転部材を設けておくことで、係合回転部材の回転にしたがって、筒状形態の内径が縮径する方向または拡径する方向に向けてカフ本体部の一端側と他端側とを同時に移動させることが可能となり、容易にかつ素早くカフ本体部を被測定部位に巻きつけることが可能となる。
一方、丸められた可撓性部材の拡径しようとする弾性力に対抗する外力を開放した場合には、可撓性部材の弾性力に基づき、カフ本体部の筒状形態の内径を素早く拡径させることができる。
たとえば、係合回転部材とは反対側の位置であるカフ本体部の上側外周面に、丸められた可撓性部材の拡径しようとする弾性力に対抗して係合回転部材側に向かう外力を作用させた場合には、カフ本体部の一端側と他端側とが筒状形態の内径をさらに縮径する方向に同時に移動させることができる。その結果、容易にかつ素早くカフ本体部を被測定部位に巻きつけることが可能となる。
以上、本発明に基づく血圧測定装置によれば、装置構成が簡単で、手先の不自由な方にとっても容易に被測定対象部位にカフ本体部の巻き付けを行なうことが可能な構成を備える血圧測定装置を提供することが可能となる。
以下、本発明に基づいた血圧測定装置の各実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態における血圧測定装置は、被測定部位として上腕を採用したいわゆる上腕式の血圧測定装置であるが、本発明の本質は、上腕式の血圧測定装置に限定されるものではなく、人体の被測定対象部位(上腕・手首・大腿部・足首)の動脈を圧迫するために空気袋を巻き付け、空気袋を周囲から拘束、固定し、空気袋を加減圧することで血圧の測定を行なうことを目的とした血圧測定装置への適用が可能である。
(実施の形態1)
図1および図2を参照して、実施の形態1における血圧測定装置1の外観構造について説明する。なお、図1は、本実施の形態における血圧測定装置1の外観構造を示す図であり、図2は、本実施の形態における血圧測定装置1に上腕を宛がった状態を示す外観構造を示す図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態における血圧測定装置1は、本体10、カフ20およびエア管70を備えている。本体10は、測定時においてテーブル等の載置面に載置されて使用され、上面に表示部14および操作部16を有している。カフ20は、測定時においてテーブル等の載置面に載置された状態で上腕に装着されて使用され、上腕支持台30とカフ本体部40とを有している。
エア管70は、分離して構成された本体10とカフ20とを連結する部材であり、可撓性のチューブにて構成されている。なお、本体10とカフ20とが分離した構成に限定されるものでなく、本体10とカフ20とが一体型の血圧測定装置に本発明を適用することも可能である。
カフ20の上腕支持台30は、測定時において上腕100が宛がわれることとなる湾曲面31aを含む上腕支持面31およびケース体32と、このケース体32の下方に設けられた台座部33と、ケース体32の下端前方に設けられた肘置き34とを有している。
上腕支持台30は、載置面に載置された状態において上腕支持面31が傾斜することとなるように、ケース体32が台座部33の上部に傾斜するように設けられている。肘置き34は、肘載置面35が設けられ、その中央部には、肘が載置されたことを検知するためのスイッチ35aが配置されている。
次に、図3から図9を参照して、カフ20の具体的構成について説明する。なお、図3は、図1中III−III線矢視に対応する断面図であり、図4は、カフ本体部の構造を示す展開図であり、図5は図4中V−V線矢視に対応する断面図であり、図6は、ケース体32の内部構造を示す図であり、図7および図8は、ケース体32の内部に収容されるロック/解除機構の動作を示す第1および第2の図であり、図9は、図1中III−III線矢視に対応する縮径状態を示す断面図である。
図3および図4に示すように、カフ20は、カフ本体部40と係合回転部材としての噛み合い歯46とを有している。カフ本体部40は、展開した状態で帯状の形態を有し、被測定部位である上腕100が軸方向から挿入可能なようにするため、一端側40aと他端側40bとが重なり合うように筒状形態に丸められている。また、噛み合い歯46とは反対側のカフ本体部40の上側外周面にはハンドル50が設けられている。
図5に示すように、カフ本体部40は、このカフ本体部40が丸められた状態において、筒状形態を維持させるための可撓性部材42を芯材として含み、可撓性部材42は外布41と内布44とにより覆われている。可撓性部材42としては、厚さ約2mm程度の、PP(ポリプロピレン(polypropylene))、PS(ポリスチレン(polystyrene))、PETポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate)、SUS(ステンレス鋼)等が用いられる。
また、カフ本体部40の中央部分には、可撓性部材42と内布44とにより挟み込まれる位置に、上腕100の動脈を圧迫するための空気袋43が収容されている。この空気袋43には、上述したエア管70が接続される。
カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとには、カフ本体部40の長手方向に沿って、後述の噛み合い歯46が噛み合う複数の係合孔45が設けられている。本実施の形態においては、この係合孔45は、カフ本体部40の長手方向の2つの辺に沿ってそれぞれ設けられている。
再び、図3を参照して、カフ本体部40が円筒形状に丸められた状態で、カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとが重なり合う位置において、一端側40aと他端側40bとに挟み込まれる位置に、係合回転部材としての噛み合い歯46が配設されている。噛み合い歯46は、湾曲面31aの下方のケース体32の内部に位置している。
より具体的には、図6に示すように、傾斜面に沿って上下方向に延びるように回転軸47が配設されている。この回転軸47の上端部と下端部とは、それぞれ軸受部材47aにより軸回転可能に軸支持されている。複数の噛み合い歯46は、カフ本体部40の長手方向の2つの辺に沿って設けられた係合孔45に噛み合うことが可能なように、回転軸47の軸方向に隔てて2箇所に設けられている。
噛み合い歯46を側面側から挟みこむように、ケース体32の両側部には、カフ本体部40を両側から支持するガイドローラ36が設けられている。
本実施の形態においては、噛み合い歯46を回転軸47の周りに12箇所設ける場合について図示しているが、この個数はあくまでも例示であって、その数量は適宜変更されるものである。また、噛み合い歯46を回転軸47の軸方向に所定の間隔を隔てて2箇所に設けられているが、これは、カフ本体部40を並行な状態で送るためであるが、必ずしも2箇所に限定される必要はなく、カフ本体部40の搬送方向をガイドする部材等を設けることにより1箇所のみ設ける構成の採用、または、より安定的にカフ本体部40を送るために、3箇所以上設ける構成の採用も可能である。
図7に示すように、回転軸47の上端部分には、カフ本体部40の筒状形態の内径が縮径する方向への回転を許容する状態(後述のロック状態が解除された状態)と、筒状形態の内径が拡径する方向への回転を阻止する状態との選択が可能なロック/解除機構60が設けられている。このロック/解除機構60として、横方向へのスライド移動可能なスライドボタン61を有し、このスライドボタン61の中央領域には、U字形状の溝66が設けられている。この溝66には、この溝66に係合する係合ピン65が挿入され、この係合ピン65は、上下方向に延びる係合軸63に取り付けられている。また、係合軸63と回転軸47との間には、クラッチ機構48,64が取り付けられている。
図8に示すように、ロック/解除機構60のスライドボタン61を横方向にスライドさせると、溝66に沿って係合ピン65が移動し係合軸63が軸方向の上方にスライドしてクラッチ機構48,64を切離すことができる。
再び図3を参照して、カフ本体部40は筒状形態に丸められた状態となり、図3に示す状態が初期状態である。筒状形態の内径を縮径させようとした場合には、可撓性部材42の弾性力に基づき、筒状形態の内径が拡径する方向に力が作用する。このとき、図3に示す回転軸47には、噛み合い歯46を介して反時計回転方向に回転しようとする力が加わるが、ロック/解除機構60により回転軸47の回転は阻止され、カフ本体部40の筒状形態は維持された状態となる。
上記構成からなる血圧測定装置1において、図3に示す状態が、カフ本体部40の円筒形状の内径が最も拡径した状態であり、この状態から、図2に示すように、肘を肘置き34に載置するまで、上腕100をカフ本体部40の円筒形状の軸方向から挿入させる。
その後、図9に示すように、挿入した上腕とは反対側の手によりハンドル50を把持して、丸められた可撓性部材42の拡径しようとする弾性力に対向して噛み合い歯46側に向かう外力(図9中Fで示す方向)を作用させる。なお、ハンドル50が設けられていない場合には、挿入した上腕とは反対側の掌を用いて、直接図9中Fで示す方向に向かう外力を作用させる。
これにより、カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとには、筒状形態の内径をさらに縮径する方向に力が作用することで、回転軸47が時計回転方向に回転して、カフ本体部40の一端側40aと他端側40bとを同時に移動させる。その結果、片手を用いた押し付け作業のみにより、カフ本体部40の筒状形態の内径を縮径させることができ、容易にかつ素早くカフ本体部40を上腕100に巻きつけることが可能となる。また、ロック/解除機構60が作用することで、カフ本体部40の巻き付け状態はその状態が維持されることとなる。
また、カフ本体部40を上腕100に巻きつける際に、カフ本体部40に設けられた空気袋43の位置は変わらないことから、上腕100の動脈を正確に圧迫することが可能となり、血圧測定精度の向上を図ることが可能となる。
血圧測定の終了時には、図8に示したように、ロック/解除機構60のスライドボタン61を横方向にスライドさせることで、溝66に沿って係合ピン65が移動し係合軸63が軸方向の上方にスライドしてクラッチ機構48,64を切離すことになる。その結果、カフ本体部40は、丸められた可撓性部材42の拡径しようとする弾性力に基づき筒状形態の内径がすばやく拡径して、容易に、図3に示す初期状態に復元させることができる。
(実施の形態2)
次に、図10から図16を参照して、本発明に基づいた実施の形態2における血圧測定装置2について説明する。なお、図10は、本実施の形態における血圧測定装置2の内部構造を示す図であり、図11は、本実施の形態における血圧測定装置2の制御ブロック図を示す模式図であり、図12は、本発明に基づいた実施の形態2における血圧測定装置2を用いた血圧測定のフローを示す図である。
また、図13は、血圧測定時におけるストロークと圧力との関係を示す第1の図であり、図14は、血圧測定時における実施の形態2における血圧測定装置2における上腕100の締め付け状態を示す第1断面模式図であり、図15は、血圧測定時におけるストロークと圧力との関係を示す第2の図であり、図16は、血圧測定装置2における上腕100の締め付け状態を示す第2断面模式図である。
上述した実施の形態1における血圧測定装置1は、手動によりカフ本体部40を上腕100に巻き付ける場合を説明したが、本実施の形態2における血圧測定装置2は、図10に示すように、回転軸47に駆動装置の一例として、トルクモータ200を連結することで、モータの力を用いてカフ本体部40を上腕100に巻き付けることを可能としている。
その他の構成は、実施の形態1における構成と同一であることから、同一または相当部分については、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さないこととする。なお、トルクモータ200を用いることで、回転軸47の回転方向を制御することが可能であるからロック/解除機構60の採用は必ずしも必要ではない。しかし、トルクモータ200と回転軸47とを強制的に切離す構成を採用する場合には、ロック/解除機構60を設けておくことが好ましい。
図11に示すように、空気袋43には、圧力センサ213、エアーポンプ214、およびエアーバルブ215が連結されている。圧力センサ213、エアーポンプ214、およびエアーバルブ215の制御は、CPU211により行なわれる。ロック機能付きのトルクモータ200には、微調整ロック/解除機構/腕周カウント216が連結され、微調整ロック/解除機構/腕周カウント216の制御は、CPU(Central Processing Unit)211により行なわれる。CPU211には電源部212が連結されている。
次に、図12を参照して、本発明に基づいた実施の形態2における血圧測定装置2を用いた血圧測定のフローについて説明する。まず、カフ本体部40に上腕100を挿入し、肘置き34に肘を載置する(ステップ1)。スイッチ35aにより肘の載置を確認する(ステップ2)。肘の載置が確認できない場合は、ステップ1に戻る。
肘の載置を確認した後は、空気袋43に初期容量の空気を導入する(ステップ3)。その後、挿入した上腕とは反対側の手によりハンドル50を把持して、所定の腕周となる位置まで押え、カフ本体部40の筒状形態の内径を縮径させる(ステップ4)。さらに、本体10の表示部14を確認しながら、所定範囲の腕周となるまで、カフ本体部40の筒状形態の内径を縮径させる(ステップ5)。ステップ4およびステップ5においては、空気袋43の内圧を加圧センサ213により確認して、最適な巻付け状態を確認する(ステップ6)。巻付け状態の調整が必要な場合には、微調整を行なう(ステップ13)。
最適な巻付け状態の確認後、トルクモータ200のロックを固定する(ステップ7)。次に、空気袋43に空気を導入して血圧測定を行なう(ステップ8)。血圧測定の詳細は、後述する。その後、トルクモータ200のロック固定を解除し(ステップ8)、待機状態に移行する(ステップ9)。なお、ステップ2において、肘の載置、常時または定期的に検出され、肘の載置が検出されない場合は、待機状態に移行する。
血圧の測定後は、肘がスイッチ35aから離れることにより、カフ本体部40から上腕100が引き抜かれたことを確認する(ステップ11)。これにより、一連の血圧測定動作が終了する。
次に、図13から図16を参照して、血圧測定について説明する。まず、図13および図14を参照して、空気袋43に初期容量の空気を導入した後、ストローク量(L)をトルクモータ200で計測し、内圧力の上昇を内圧の傾きで判定する。さらに、微小ストローク(ΔL)により、空気袋43の内圧を監視する。
図13のグラフにおいて、好適な締め付け範囲は、10mmHg(ラインP1)〜30mmHg(ラインP2)の範囲内であり、ラインP3(0〜10mmHg以下)を下回るようであれば、締め付けが緩く、カフ本体部40と上腕100との間に隙間が生じる(図14に示す隙間S)。また、ラインP4(30〜50mmHg以下)を上回るようであれば、締め付け過ぎである。
ラインL1に示す締め付け状態は、締め付け圧力が、ラインP1とラインP2との間に位置していることから、好適な締め付け状態である。一方、ラインL2に示す締め付け状態は、締め付け圧力が、ラインP3を下回っていることから、巻付け異常となる。また、ラインL3に示す締め付け状態は、締め付け圧力が、ラインP4を上回っていることから、巻付け異常となる。したがって、単純に微小ストローク(ΔL)を与えただけでは、常に好適な締め付け状態が得られないために、トルクモータ200の回転量(ω)を決定する必要がある。
図15および図16を参照して、トルクモータ200の回転量(ω)を調整した場合を示す。微小ストローク(ΔL)を与えた後、トルクモータ200の回転量(ω)を調整することで、ラインL1,L2,L3に示すいずれの場合にも、締め付け圧力を10mmHg(ラインP1)〜30mmHg(ラインP2)の範囲内に制御させることを可能としている。
(実施の形態3)
次に、図17から図21を参照して、本発明に基づいた実施の形態3における血圧測定装置3について説明する。なお、図17は、本実施の形態における血圧測定装置3の外観構造を示す図であり、図18は、本実施の形態における血圧測定装置3のカフ300の構造を示す図である。また、図19は、図18中XIX−XIX矢視に対応する断面図であり、図20は、本実施の形態における血圧測定装置3の係合回転部材を含む回転機構を示す模式平面図であり、図21は、本実施の形態における血圧測定装置3のブロック図である。
図17に示すように、本実施の形態における血圧測定装置3は、本体10と、カフ300と、エア管70と、接続ケーブル71とを備えている。本体10は、箱状の筐体を有しており、その上面に表示部14および操作部16が設けられている。本体10は、測定時においてテーブル等の載置面に載置されて使用される。カフ300は、上腕を軸方向から挿入可能な中空開口部を含む筒状のカフ本体部340と、このカフ本体部340の外周面上に設けられた把手部350とを有している。カフ300は、測定時において上腕100に装着されて使用される。エア管70および接続ケーブル71は、分離されて構成された本体10とカフ300とをそれぞれ接続している。
次に、図18から図20を参照して、本実施の形態における血圧測定装置のカフ300の詳細な構造について説明する。
図18および図19に示すように、カフ300は、上腕100に装着される筒状形態のカフ本体部340と、このカフ本体部30の外周面上に設けられた把手部350とを有している。把手部350は、係合回転部材である噛み合い歯346を含む回転機構500を収容するケース部351と、空気袋343を保持する基部352と、装着に際して手で把持するための部分である把手353とを含んでいる。空気袋343には、圧力センサ313、エアーポンプ314、および、エアーバルブ315が連結されている。
ケース部351には、カフ本体部340の一端側340aを通過させる第1スリット350aと、この第1スリット350aの上方に位置し、カフ本体部340の他端側340bを通過させる第2スリット350bとが設けられている。また、把手部350の所定位置には、上述した押し釦355が設けられている。
カフ本体部340は、このカフ本体部340が丸められた状態において、筒状形態を維持させるための可撓性部材342を芯材として含み、可撓性部材342は外布341と内布344とにより覆われている。また、このカフ本体部340は、図4に示すカフ本体部40と同様に、カフ本体部340の一端側340aと他端側340bとには、カフ本体部340の長手方向に沿って、後述の噛み合い歯346が噛み合う複数の係合孔345が設けられている。本実施の形態においては、この係合孔345は、カフ本体部340の長手方向の2つの辺に沿ってそれぞれ設けられている。
カフ本体部340は、上腕が軸方向ら挿入可能となるように筒状形態に丸められており、把手部350は、筒状に形成されたカフ本体部340の軸方向と平行な方向に把手353が延在するようにカフ本体部340に固定されている。カフ本体部340の外周面上の位置でかつ把手部350のケース351の内部には、上記したように回転機構500が配設されている。
カフ本体部340が円筒形状に丸められた状態で、カフ本体部340の一端側340aと他端側340bとが重なり合う位置において、一端側340aと他端側340bとに挟み込まれる位置に、係合回転部材としての噛み合い歯346が配設されている。噛み合い歯346は、回転機構500を用いてその回転方向が制御されている。
この回転機構500は、図20に示すように、ギヤードモータ510、電磁ブレーキ520および噛み合い歯346を有する回転軸580を含んでいる。これらギヤードモータ510、電磁ブレーキ520および回転軸580は、カフ本体部340の外周面上の位置でかつ把手部350の基部352の内部に配設された支持枠546にそれぞれ組付けられている。また、支持枠546の所定位置には、動力伝達機構としてのギヤ550,560,570が組付けられている。
ギヤードモータ510は、減速機を具備したモータであり、モータ部510a、減速部510bおよび出力シャフト510cを含んでいる。ギヤードモータ510の出力シャフト510cには、ギヤ550が固着されている。ギヤードモータ510の出力シャフト510cが位置する側とは反対側の軸方向端部には、当該ギヤードモータ510と隣接して電磁ブレーキ520が配設されている。電磁ブレーキ520は、モータ部510aの回転シャフト510a1を拘持することによって回転シャフト510a1に対して制動力を発揮する。
回転軸580は、支持枠546に軸支されたシャフト557aに固着されており、シャフト557aが回転することによって従動して回転する。回転軸580の両端部には、噛み合い歯346が設けられ、この噛み合い歯346にカフ本体部340の係合孔345が係合する。
回転軸580が固着されたシャフト557aには、ギヤ570が固着されている。また、支持枠546に軸支されたシャフト560aには、ギヤ560が固着されている。ギヤ560は、上述したギヤ550およびギヤ570にそれぞれ歯合しており、ギヤードモータ510の出力シャフト510cに生じる回転力を回転軸580に伝達する。なお、これらギヤ550,560,570は、それぞれその外径や歯数が調節されて構成されており、ギヤードモータ510の減速部510b同様、減速機としても機能する。
次に、この図21を参照して、本実施の形態における血圧測定装置3の機能ブロックの構成について説明する。
本体10は、上述した表示部14および操作部16に加え、CPU311と、増幅器320およびA/D(Analog/Digital)変換回路325と、ポンプ駆動回路321と、弁駆動回路322と、電磁ブレーキ駆動回路323と、モータ駆動回路324と有している。
CPU311は、血圧測定装置3の全体を制御するための手段である。メモリ部326は、たとえばROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)にて構成され、血圧値測定のための処理手順をCPU311等に実行させるためのプログラムを記憶したり、測定結果等を記憶したりするための手段である。表示部327は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)にて構成され、測定結果等を表示するための手段である。操作部328は、被験者等による操作を受付けてこの外部からの命令をCPU311に入力するための手段である。
CPU311は、ギヤードモータ510、電磁ブレーキ520、エアーポンプ314およびエアーバルブ315を駆動するための制御信号を、モータ駆動回路324、電磁ブレーキ駆動回路323、ポンプ駆動回路321および弁駆動回路322に入力したり、測定結果としての血圧値をメモリ部326や表示部327に入力したりする。また、CPU311は、圧力センサ313によって検出された圧力値に基づいて被験者の血圧値を取得する。
このCPU311によって取得された血圧値が、測定結果として上述したメモリ部326や表示部327に入力される。なお、血圧測定装置3は、測定結果としての血圧値を外部の機器(たとえばPC(Personal Computer)やプリンタ等)に出力する出力部を別途有していてもよい。出力部としては、たとえばシリアル通信回線や各種の記録媒体への書き込み装置等が利用可能である。
モータ駆動回路324は、CPU311から入力された制御信号に基づいてギヤードモータ510の動作を制御する。電磁ブレーキ駆動回路323は、CPU311から入力された制御信号に基づいて電磁ブレーキ520の動作を制御する。ポンプ駆動回路321は、CPU311から入力された制御信号に基づいてエアーポンプ314の動作を制御する。弁駆動回路322は、CPU311から入力された制御信号に基づいてエアーバルブ315の開閉動作を制御する。
ギヤードモータ510は、噛み合い歯346を順方向および逆方向に回転駆動する電動機であり、その動作が上述したモータ駆動回路324によって制御される。電磁ブレーキ520は、噛み合い歯346に対して制動力を及ぼす制動機であり、その動作が上述した電磁ブレーキ駆動回路323によって制御される。
次に、本実施の形態における血圧測定装置3のカフ本体部340の締付け動作について説明する。本実施の形態における血圧測定装置3においては、カフ300の上腕100に対する締付け動作と、当該締付け動作後に行なわれる血圧値の測定動作と、当該測定動作後に行なわれるカフ300の上腕に対する締付け解除動作とが自動的に連続して行なわれるように構成されている。
このうち、カフ300の上腕100に対する締付け動作と、カフ300の上腕100に対する締付け解除動作は、それぞれ以下において説明する、回転機構500によるカフ本体部340による締め付け動作と、回転機構500による緩め動作とによって行なわれる。
再び、図20を参照して、ギヤードモータ510が順方向に回転駆動された状態においては、ギヤードモータ510の出力シャフト510cが順方向に回転し、その回転力がギヤ550,560,570を介してシャフト557aに伝達され、回転軸580が順方向に回転する(図19中の矢印に示す方向)。
回転軸580が順方向に回転することにより、噛み合い歯346が回転し、カフ本体部340の係合孔345を介して、カフ本体部340の一端側340aおよび他端側340bを、カフ本体部340の筒状形態の内径が縮径する方向に送り出す。この送り動作により、上腕に対するカフ300の締付け動作が実現されることになる。
なお、ギヤードモータ510の順方向への回転駆動時においては、電磁ブレーキ520は、ギヤードモータ510のモータ部510aの回転シャフト510a1を拘持した状態にはなく、モータ部510aはその動作を制限されることなく駆動されることになる。
一方、ギヤードモータ510が逆方向に回転駆動された状態においては、ギヤードモータ510の出力シャフト510cが逆方向に回転し、その回転力がギヤ550,560,570を介してシャフト570aに伝達され、回転軸580が逆方向に回転する。
回転軸580が逆方向に回転することにより、噛み合い歯346が回転し、カフ本体部340の係合孔345を介して、カフ本体部340の一端側340aおよび他端側340bを、カフ本体部340の筒状形態の内径が拡径する方向に送り出す。この送り動作により、上腕に対するカフ300の緩み動作が実現されることになる。
なお、ギヤードモータ510の逆方向への回転駆動時においては、電磁ブレーキ520は、ギヤードモータ510のモータ部510aの回転シャフト510a1を拘持した状態にはなく、モータ部510aはその動作を制限されることなく駆動されることになる。
また、ギヤードモータ510が順方向または逆方向のいずれにも回転駆動されていない状態、すなわちギヤードモータ510の停止時においては、ギヤードモータ510のモータ部510aの回転シャフト510a1が電磁ブレーキ520によって拘持された状態となる。
当該状態においては、電磁ブレーキ520による制動力がモータ部510aの回転シャフト510a1、減速部510b、出力シャフト510c、ギヤ550,560,570およびシャフト570aを介して回転軸580に加わり、噛み合い歯346の回転動作が制限されることになる。したがって、当該状態においては、噛み合い歯346によるカフ本体部340の締め付け動作および緩み動作のいずれもが停止され、カフ本体部340の筒状形態の内径が一定に維持されることになる。
以上、上記構成からなる血圧測定装置3によれば、カフ本体部340の一端側340aと他端側340bとが筒状形態の内径をさらに縮径する方向に、回転軸580を駆動させることで、カフ本体部340の一端側340aと他端側340bとを同時に移動させる。その結果、容易に、カフ本体部40の筒状形態の内径を縮径させることができ、容易にかつ素早くカフ本体部340を被測定部位に巻きつけることが可能となる。なお、血圧測定における制御は、実施の形態2に示したものと同様のフローにより測定が行なわれる。
また、カフ本体部340を上腕100に巻きつける際に、把手部350の基部352に空気袋343が固定されていることから、空気袋343の位置は変わらず、上腕の動脈を正確に圧迫することが可能となり、血圧測定精度の向上を図ることが可能となる。
なお、上記した実施の形態においては、本体とカフとが分離した構成を示しているが、分離構造に限定されるものでなく、本体とカフとが一体型の血圧測定装置に本発明を適用することも可能である。また、上記した実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、上記各実施の形態において示した構成、血圧測定制御等を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1における血圧測定装置の外観構造を示す図である。 実施の形態1における血圧測定装置に上腕を宛がった状態を示す外観構造を示す図である。 図1中III−III線矢視に対応する断面図である。 実施の形態1におけるカフ本体部の構造を示す展開図である。 図4中V−V線矢視に対応する断面図である。 実施の形態1におけるケース体の内部構造を示す図である。 実施の形態1におけるケース体の内部に収容されるロック/解除機構の動作を示す第1の図である。 実施の形態1におけるケース体の内部に収容されるロック/解除機構の動作を示す第2の図である。 図1中III−III線矢視に対応する縮径状態を示す断面図である。 実施の形態2における血圧測定装置の内部構造を示す図である。 実施の形態2における血圧測定装置の制御ブロック図を示す模式図である。 実施の形態2における血圧測定装置を用いた血圧測定のフローを示す図である。 実施の形態2における血圧測定時におけるストロークと圧力との関係を示す第1の図である。 実施の形態2における血圧測定時における実施の形態2における血圧測定装置における上腕の締め付け状態を示す第1断面模式図である。 実施の形態2における血圧測定時におけるストロークと圧力との関係を示す第2の図である。 実施の形態2における血圧測定装置における上腕の締め付け状態を示す第2断面模式図である。 実施の形態3における血圧測定装置の外観構造を示す図である。 実施の形態3における血圧測定装置のカフの構造を示す図である。 図18中XIX−XIX矢視に対応する断面図である。 実施の形態3における血圧測定装置の係合回転部材を含む回転機構を示す模式平面図である。 実施の形態3における血圧測定装置のブロック図である。
符号の説明
1,2,3 血圧測定装置、10 本体、14,327 表示部、16,328 操作部、20,300 カフ、30 上腕支持台、31 上腕支持面、31a 湾曲面、32 ケース体、33 台座部、34 肘置き、35 肘載置面、35a スイッチ、36 ガイドローラ、40,340 カフ本体部、40a,340a 一端側、40b,340b 他端側、41,341 外布、42,342 可撓性部材、43,343 空気袋、44,344 内布、45,345 係合孔、46,346 噛み合い歯、47,580 回転軸、47a 軸受部材、48,64 クラッチ機構、50 ハンドル、60 ロック/解除機構、61 スライドボタン、63 係合軸、65 係合ピン、66 溝、70 エア管、71 接続ケーブル、100 上腕、200 トルクモータ、211,311 CPU、213,313 圧力センサ、214,314 エアーポンプ、215,315 エアーバルブ、216 微調整ロック/解除機構/腕周カウント、320 増幅器、321 ポンプ駆動回路、322 弁駆動回路、323 電磁ブレーキ駆動回路、324 モータ駆動回路、325 A/D変換回路、326 メモリ部、350 把手部、350a 第1スリット、350b 第2スリット、351 ケース部、352 基部、353 把手、355 押し釦、500 回転機構、510 ギヤードモータ、510a モータ部、510a1 回転シャフト、510b 減速部、510c 出力シャフト、520 電磁ブレーキ、546 支持枠、550,560,570 ギヤ、557a,560a シャフト。

Claims (9)

  1. 被測定対象部位の動脈を圧迫するための空気袋を有し、測定時において被測定部位に装着されて使用されるカフを備える血圧測定装置であって、
    前記カフは、
    展開した状態で帯状の形態を有し、被測定部位が軸方向から挿入可能なようにするため、一端側と他端側とが重なり合うように筒状形態に丸められるカフ本体部と、
    前記カフ本体部が丸められた状態で、前記カフ本体部の一端側と他端側とが重なり合う位置において、一端側と他端側とに挟み込まれる位置に配設され、前記カフ本体部の一端側と他端側とに係合しながら、前記筒状形態の内径が縮径する方向または拡径する方向に回転可能に設けられる係合回転部材と、を備え、
    前記カフ本体部は、
    当該カフ本体部が丸められた状態において、筒状形態を維持させるための可撓性部材を含む、血圧測定装置。
  2. 前記係合回転部材は、回転軸の外表面に設けられる複数の噛み合い歯を有し、
    前記カフ本体部の一端側と他端側とには、前記カフ本体部の長手方向に沿って、前記噛み合い歯が噛み合う複数の係合孔が設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 前記係合孔は、帯状形態の前記カフ本体部の長手方向の2つの辺に沿ってそれぞれ設けられ、
    複数の前記噛み合い歯は、前記カフ本体部の長手方向の2つの辺に沿って設けられた前記係合孔に噛み合うように、前記回転軸の軸方向に隔てて2箇所に設けられる、請求項2に記載の血圧測定装置。
  4. 載置面に載置された状態において上腕が支持可能となる上腕支持面を有する上腕支持台をさらに備え、
    前記上腕支持台に、前記カフ本体部が配設され、
    前記上腕支持面よりも下方に、前記係合回転部材が位置するように設けられ、
    前記係合回転部材とは反対側の前記カフ本体部の上側外周面に把持部が設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の血圧測定装置。
  5. 前記上腕支持台が載置面に載置された状態において前記上腕支持面が傾斜することとなるように、前記上腕支持面が前記上腕支持台の上部に傾斜して設けられている、請求項4に記載の血圧測定装置。
  6. 前記回転軸は、
    前記筒状形態の内径が縮径する方向への回転を許容し、前記筒状形態の内径が拡径する方向への回転を阻止するロック状態と、前記ロック状態を解除する解除状態との選択が可能なロック/解除機構を有する、請求項1から5のいずれかに記載の血圧測定装置。
  7. 前記回転軸は、当該回転軸を回転させるための駆動装置を有する、請求項1から5のいずれかに記載の血圧測定装置。
  8. 前記カフ本体部を保持し、前記係合回転部材を収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、
    前記カフ本体部の一端側を通過させる第1スリットと、
    前記第1スリットの上方に位置し、前記カフ本体部の他端側を通過させる第2スリットと、
    前記ハウジングの前記第1スリットの上方に設けられる把手と、
    を有する、請求項1から3のいずれかに記載の血圧測定装置。
  9. 前記回転軸は、当該回転軸を回転させるための回転機構を有する、請求項7に記載の血圧測定装置。
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