JP2010110458A - バドミントンラケット - Google Patents

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【課題】より正確な位置に素早く羽根を打ち返すことができるバドミントンラケットを提供する。
【解決手段】ガットを張るヘッド、グリップ、および前記ヘッドと前記グリップをつなぐシャフトからなるバドミントンラケットにおいて、前記シャフトの露出部分が、シャフトのグリップ側露出端を始端とし、軸方向の長さが25〜35mmの範囲内にある中空のテーパー部7を含んでおり、前記テーパー部の始端23におけるシャフト外断面が六角形であり、前記テーパー部の終端21におけるシャフト外断面が円形である。
【選択図】図2

Description

本発明は、バドミントンラケットに関するものである。特に、より正確な位置に素早く羽根を打ち返すことができるバドミントンラケットに関するものである。
バドミントンラケットは、ガットを張るヘッド、グリップ、およびヘッドとグリップをつなぐシャフトからなる。バドミントンラケットを使う際には、グリップを握り、ヘッドが弧を描くようにスイングし、ヘッドに張られたガットに羽根を当てて羽根を飛ばす。
特にバドミントンの場合は、瞬時に羽根の軌跡を予測して、手首を使って機敏に羽根を打ち返すことが必要とされる。また、打ち返す羽根は、ねらった方向にある程度の速度をもって力強く推進することが要求される。バドミントンラケットのスイングを始めると、面積の大きなヘッドが比較的大きな空気抵抗を受けるために、ヘッドが遅れるようにシャフトがしなる。そのシャフトのしなりが復元しようとする力がスイングに加われば、羽根を力強く打つことができる。このため、従来から、スイングを容易にするために軽量化したうえで、さらにシャフトに程よいしなりが出るようなバドミントンラケットを提供する努力がなされてきた。
その結果、形状に特徴を有するバドミントンラケットが提案されてきた。そのうち、シャフトの断面形状に関係するものとして、以下のような提案がなされている。
例えば、特許文献1には、断面が楕円形であって、楕円形の長径をヘッドの打球面と平行にしたシャフトを有するバドミントンラケットが提案されている。このような構成を採用することによって、しなりが良好になり、打球時のねじれに対抗できることが記載されている。
特許文献2には、断面が菱形であって、菱形の長い対角線をヘッドの打球面と平行にしたシャフトを有するバドミントンラケットが提案されている。このような構成を採用することによって、シャフトのしなりが良くなることが記載されている。
特許文献3には、シャフトの外面の少なくとも一部分に、シャフト軸線に沿った方向に延びる凸条と凹条が設けられていることを特徴とするバドミントンラケットが提案されている。このような構成を採用することによって、シャフトのしなりが改善され、捩り剛性が高くなり、グリップに伝わる振動が少なくなることが記載されている。
特許文献4には、シャフトの内面の少なくとも一部分に、シャフト軸線に沿った方向に延びるリブが設けられていることを特徴とするバドミントンラケットが提案されている。このような構成を採用することによって、打球面に垂直な方向のしなりが良くなり、しかも打球面に沿うラケット横方向へのしなりが小さくて、振り抜き性が良くなることが記載されている。
特開平7−178202号公報 特開2000−189544号公報 特開平11−19251号公報 特開平8−17363号公報
このようにシャフトの断面形状を種々工夫したバドミントンラケットが幾つか提案されているが、いずれのバドミントンラケットも正確なショットを俊敏に行うことが難しいものであった。
実際のバドミントンの試合では、常にバドミントンラケットの打球面の中心に位置するスイートスポットで羽根を打ち返すことはできない。特に無理な体勢で打ち返すときなどには、スイートスポットから左右に外れた位置で打ち返さざるを得ないことが多い(ここで左右とは、シャフトの軸方向に対して垂直な打球面内方向を指す)。しかしながら、従来のバドミントンラケットでは、スイートスポットから左右に外れた位置で羽根を打ったときにシャフトに大きなねじれが生じて打球面の方向が変わり、それが原因となって打ち返した羽根が意図した方向からずれた方向へ進行してしまうことが、本発明者らの解析で明らかになった。
また、近年のバドミントン競技は一段とスピードラリー化しており、特に一線級のプレーヤーは、機敏なラケット操作でねらった方向に正確に速い球を打ち返すことができるバドミントンラケットを切望している。しかしながら、従来のバドミントンラケットでは、瞬時に手首を返して羽根を打ち返そうとしても、スイング開始時に生じたシャフトのしなりが戻らないため、意図した方向に速い球を打ち返すことができないことが、本発明者らの解析で明らかになった。また、羽根を打った後に横方向(左右方向)に振動が生じるため、スピードラリーの際には横方向の振動が収まらないうちに次の羽根を打つことになり、それも意図した方向に速い球を打ち返すことができない原因の一つとなっていることが、本発明者らの解析で明らかになった。
このように、従来のバドミントンラケットは、打球時のシャフトのねじれや横方向の振動を十分に抑えたうえで、シャフトのしなりを迅速に戻すという2つの性能を両立できていないことに問題がある。
このような従来技術の課題に鑑みて、本発明者らは、より正確な位置に素早く羽根を打ち返すことができるバドミントンラケットを提供することを目的として検討を行った。
上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、本発明者らは、特徴的な断面形状を有するテーパー部をシャフトに設けることにより目的を達成できることを見いだした。
本発明は、ガットを張るヘッド、グリップ、および前記ヘッドと前記グリップをつなぐシャフトからなるバドミントンラケットにおいて、前記シャフトの露出部分が、シャフトのグリップ側露出端を始端とし、軸方向の長さが25〜35mmの範囲内にある中空のテーパー部を含んでおり、前記テーパー部の始端におけるシャフトの外断面が六角形であり、前記テーパー部の終端におけるシャフトの外断面が円形であることを特徴とするバドミントンラケットを提供する。
本発明のバドミントンラケットは、テーパー部の始端におけるシャフトの外断面が正六角形であることが好ましい。また、ヘッドの打球面と垂直な方向のシャフト断面径が、テーパー部の始端から終端に向かうにつれて一定の割合で減少していることが好ましい。また、テーパー部の始端における中空部分を含むシャフト断面積は50〜62mm2の範囲内にあることが好ましく、テーパー部の終端における中空部分を含むシャフト断面積は38〜50mm2の範囲内にあることが好ましい。また、その比(終端/始端)は0.72〜0.86の範囲内にあることが好ましい。
テーパー部の始端におけるシャフトの外断面を構成する六角形の対向する2辺は、ヘッドの打球面と平行であることが好ましい。また、グリップは樹脂部と木部を連接した構造を有しており、シャフトが樹脂部内を貫通し木部内に挿嵌されていることが好ましい。さらに、木部内に挿嵌されているシャフトの部分が中空で外断面が円形であり、樹脂部を貫通しているシャフトの部分も中空で外断面が六角形であることが好ましい。シャフトのグリップ側露出端からキックポイントまでの距離は100〜190mmの範囲内にあることが好ましい。
本発明のバドミントンラケットを用いれば、より正確な位置に素早く羽根を打ち返すことができる。特に、スイートスポットから左右に外れた位置で打ち返した場合や、短時間のうちに次々と打ち返した場合であっても、ねらったところに羽根を機敏に返球しやすい。また、瞬時に手首を返して羽根を打ち返す場合であっても、ねらったところに速い打球を打ち返しやすい。さらに、本発明のバドミントンラケットは、軽量化が図れるうえ、強度に優れており、耐久性も高い。
以下において、本発明のバドミントンラケットについて詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。また、説明の便宜上、図1に示すように、バドミントンラケットのヘッド側を上側とし、グリップ側を下側として説明を行う。
本発明のバドミントンラケットを、図1〜4を参照しながら説明する。
本発明のバドミントンラケット1は、ガットを張るヘッド3、グリップ15、およびヘッドとグリップをつなぐシャフト13からなる。本発明のバドミントンラケットは、シャフト13の露出部分がテーパー部7を含む点に特徴がある。
テーパー部7は、図2に示すように、シャフトのグリップ側露出端を始端23とするものである。始端におけるシャフトの外断面は、六角形である。六角形の対向する2辺は、ヘッドの打球面と平行になるように設計することが好ましい。例えば、図3に示すように六角形の各辺を31〜36とするとき、辺31と辺34をヘッドの打球面と平行にすることができる。このように設計することにより、スイング時において打球面と垂直な方向へのシャフトのたわみ量を十分に確保するとともに、シャフトのねじれや横方向の振動を一段と抑えることが可能になる。また、六角形の各辺31〜36の長さはすべて等しいことが好ましく、さらに正六角形であることが好ましい。正六角形にすることによって、打球時のシャフトのねじれや横方向の振動をより効果的に抑えることができる。
テーパー部7の外径は、テーパー部の始端23から終端21に向かうにつれて減少する。減少の態様は特に限定されないが、徐々に減少して行くことが好ましく、一定の割合で減少し続けて行くことがより好ましい。テーパー部7の外断面は、終端21では円形となる。このように、テーパー部の始端23における断面を六角形にし、終端21における断面を円形にすることにより、打球時のシャフトのねじれや横方向の振動を抑えるとともに、キックポイントをヘッド側に移動させることができるようになる。
テーパー部は始端23から終端21に至るまで中空構造を有している。このため、始端23から終端21に至るまでのいずれの断面形状も中空になっている。中空部分の断面は六角形であっても円形であっても構わないが、始端23から終端21に至るまで円形であることが好ましい。また、中空部分の径(図3のc、図4のd参照)は始端23から終端21に至るまで同じであってもよいし、変化していてもよい。好ましいのは、中空部分の径が始端23から終端21に向かうにしたがって徐々に小さくなっている場合であり、このような構造を採用すればシャフトにねじれ応力が働いたときの強度が一段と高くなる。
テーパー部の始端23における中空部分を含むシャフト断面積は50〜62mm2の範囲内であることが好ましく、52〜60mm2の範囲内であることがより好ましく、54〜57mm2の範囲内であることがさらに好ましい。また、テーパー部の終端21における中空部分を含むシャフト断面積は38〜50mm2の範囲内であることが好ましく、40〜48mm2の範囲内であることがより好ましく、43〜46mm2の範囲内であることがさらに好ましい。テーパー部の終端21における中空部分を含むシャフト断面積と前記テーパー部の始端23における中空部分を含むシャフト断面積の比(終端/始端)は0.72〜0.86の範囲内にあることが好ましく、0.75〜0.83の範囲内にあることがより好ましく、0.77〜0.81の範囲内にあることがさらに好ましい。
テーパー部の始端23における打球面に垂直な方向のシャフト幅(外径)は、6.0〜10.0mmの範囲内であることが好ましく、7.0〜9.0mmの範囲内であることがより好ましく、7.8〜8.2mmの範囲内であることがさらに好ましい。また、テーパー部の終端21におけるシャフト幅(外径)は、6.0〜9.0mmの範囲内であることが好ましく、7.0〜8.0mmの範囲内であることがより好ましく、7.3〜7.7mmの範囲内であることがさらに好ましい。テーパー部の始端23における中空部分の径は、3.0〜5.5mmの範囲内であることが好ましく、3.3〜4.8mmの範囲内であることがより好ましく、3.7〜4.3mmの範囲内であることがさらに好ましい。テーパー部の終端21における中空部分の径は、2.5〜5.0mmの範囲内であることが好ましく、2.8〜4.2mmの範囲内であることがより好ましく、3.2〜3.5mmの範囲内であることがさらに好ましい。
テーパー部7の軸方向の長さは25〜35mmの範囲内であり、27〜33mmの範囲内であることが好ましく、29〜31mmの範囲内であることがより好ましい。ここでいう軸方向の長さとは、始端23から終端21までの距離に等しい。テーパー部の長さを25〜35mmにすることにより、打球時のシャフトのねじれや横方向の振動を適度に抑えるとともに、キックポイントをヘッド側に適度に移動させることができる。
シャフトのテーパー部以外の部分は、中空な筒状体であることが好ましい。筒状体の外断面は六角形などの多角形、円形、あるいはこれら以外の形であってもよく、これらの形状が混在していてもよい。好ましいのは、外断面の形状が円形である場合である。また、筒状体に内包される中空部分の断面も六角形であっても円形であってもよく、これらの形状が混在していてもよい。好ましいのは、円形である。
シャフトのテーパー部以外の部分のうち、例えば、テーパー部の終端からヘッドとの接合部に至るまでの部分は、外断面が円形で中空部分の断面も円形である円筒体で構成されていることが好ましい。この円筒体のテーパー部終端と連接する部分の断面形状は、テーパー部の終端における断面形状と一致していることが好ましい。また、この円筒体の外径は、テーパー部終端と連接する部分からヘッドに近づくにつれて徐々に小さくなっていることが、キックポイントをよりヘッドに近づけるとともに、スイング時に適度なしなりを与えることができ、ラケット全体の軽量化を図れる点で好ましい。テーパー部終端と連接する部分における円筒体の外径は、6.0〜9.0mmの範囲内であることが好ましく、7.0〜8.0mmの範囲内であることがより好ましく、7.3〜7.7mmの範囲内であることがさらに好ましい。一方、最も外径が小さい部分では、外径が5.0〜8.0mmの範囲内であることが好ましく、6.0〜7.0mmの範囲内であることがより好ましく、6.3〜6.7mmの範囲内であることがさらに好ましい。また、外径の最大値と最小値の差は、0.5〜2.0mmの範囲内であることが好ましく、0.7〜1.5mmの範囲内であることがより好ましく、0.8〜1.2mmの範囲内であることがさらに好ましい。また、径が最小となる部位は、ヘッドとの接合部からややグリップ寄りに位置していることが好ましい。ヘッドとの接合部から径が最小となる部位までの距離は、1.0〜4.0mmの範囲内であることが好ましく、1.5〜3.0mmの範囲内であることがより好ましく、1.7〜2.5mmの範囲内であることがさらに好ましい。
シャフトには、ヘッドとの接合部を始端とする下向きの中空テーパー部が設けられていてもよい。すなわち、ヘッドとの接合部からグリップ側に向かうにしたがって断面径が小さくなる下向きのテーパー部が設けられていてもよい。このような下向きのテーパー部の長さは20〜40mmの範囲内であることが好ましく、25〜35mmの範囲内であることがより好ましく、27〜33mmの範囲内であることがさらに好ましく、29〜31mmの範囲内であることが特に好ましい。始端の外断面は六角形であり、終端の外断面は円形であることが好ましい。このような好ましい態様を採用することにより、打球時のシャフトのねじれや横方向の振動を一段と抑えることが可能になる。下向きのテーパー部のさらに好ましい態様や構造の詳細は、グリップ側露出端を始点とするテーパー部の好ましい態様や構造の詳細と同じである。この下向きのテーパー部の始端と終端における断面形状は、グリップ側露出端を始点とするテーパー部の始端と終端における断面形状と同一であることが好ましい。また、下向きのテーパー部が、グリップ側露出端を始点とするテーパー部と対称形状になっていることが好ましい。
シャフトのテーパー部以外の部分のうち、グリップに内包される部分の形状も上記のように筒状体であることが好ましい。グリップに内包される筒状体は、外断面が円形である部分と六角形である部分が混在していてもよい。例えば、図1に示すようにグリップが樹脂部9と木部11からなる場合、木部11に挿嵌するシャフト部分は断面が円形の筒状体とし、樹脂部9を貫通するシャフト部分は断面が六角形、好ましくは正六角形の筒状体とすることができる。このような構成とすることにより、シャフトを樹脂部9に挿通し、木部11に挿嵌しやすくなるとともに、グリップにシャフトを強固に固定することができるようになる。
本発明のバドミントンラケットを構成するシャフトの全長は、285〜310mmの範囲内であることが好ましく、290〜305mmの範囲内であることがより好ましく、295〜300mmの範囲内であることがさらに好ましい。露出しているシャフトの長さは通常200〜240mm、好ましくは210〜230mm、より好ましくは215〜225mmである。
シャフトの上端はヘッドと接合する。ヘッドの上下方向の長さは外寸で通常290mm以下、好ましくは245〜265mm、より好ましくは250〜260mmである。ヘッドの上下長さは内寸で通常280nm以下、好ましくは235〜255mm、より好ましくは240〜250mmである。ヘッドの横幅は外寸で通常は230mm以下、好ましくは185〜215nm、より好ましくは195〜205nmである。ヘッドの横幅は内寸で通常200mm以下、好ましくは約180〜200nm、より好ましくは185〜195mmである。
シャフトの下端は、上記のようにグリップに嵌入する。グリップの下端(グリップエンド)からシャフトが露出するグリップ上端までの長さは通常180〜220mmの範囲内であり、好ましくは190〜210mmの範囲内であり、より好ましくは195〜205mmの範囲内である。また、図1に示すように、グリップが樹脂部9と木部11から構成される場合、木部の長さは通常140〜180mmの範囲内であり、好ましくは150〜170mmの範囲内であり、より好ましくは155〜165mmの範囲内である。
バドミントンラケットのヘッド上端からグリップ下端までの長さ(全長)は通常680mm以下にする。好ましくは660〜680nmであり、より好ましくは670〜680nmであり、さらに好ましくは約675mmである。
本発明のバドミントンラケットのヘッド3とシャフト13の材質としては、金属、合成樹脂、強化繊維などを挙げることができる。金属としては、アルミニウム、チタン、これらの合金などを例示することができる。合成樹脂としては、エポキシ樹脂やナイロンを例示することができる。強化繊維としては、炭素繊維を例示することができる。本発明では、特に炭素繊維が好ましく用いられる。特に、本発明のバドミントンラケットは、ヘッドおよびシャフトにカーボンナノチューブが含まれていることがより好ましい。
本明細書でいうカーボンナノチューブとは、炭素のみから構成される直径0.5〜10nmの筒状物質である。カーボンナノチューブの直径は好ましくは1〜2nmであり、カーボンナノチューブの長さは好ましくは0.1〜10μm、より好ましくは0.5〜2μmである。カーボンナノチューブには種々の形状を有するものが存在する。例えば、多重度の観点からは、炭素からなるシートが1重である単層カーボンナノチューブや、炭素からなるシートが2重以上である多層カーボンナノチューブがある。また、炭素からなるシートの巻かれる方向という観点からは、アームチェア型、ジグザグ型、カイラル型などがある。さらに、端部の構造という観点からは、端部が開いた構造を有するカーボンナノチューブと、端部が閉じた構造を有するカーボンナノチューブがある。本発明では、これらのカーボンナノチューブを広く採用することが可能である。例えば、端部が閉じた構造を有するジグザグ型のカーボンナノチューブを採用することができる。本発明では、上記のカーボンナノチューブの1種のみを選択して単独で使用してもよいし、2種以上を選択して組み合わせて使用してもよい。カーボンナノチューブの製法は特に制限されない。
本発明では、バドミントンラケットのヘッドとシャフトの両方にカーボンナノチューブを含ませることが好ましい。カーボンナノチューブの添加の態様は特に制限されないが、ヘッドとシャフトに万遍なく含ませることが好ましい。また、カーボンナノチューブは、ヘッドとシャフトに均等にむら無く含ませることが好ましい。ヘッドとシャフトにおけるカーボンナノチューブの含有量は、これら各部の全重量の0.01〜10重量%の範囲内にすることが好ましい。より好ましくは、0.05〜5重量%であり、さらに好ましくは0.07〜3重量%である。
カーボンナノチューブは、ヘッドやシャフトを構成するその他の材料に混合して使用することが好ましい。例えば、カーボンファイバーとバインダーを含む材料からヘッドやシャフトを製造する場合は、バインダー中にカーボンナノチューブをあらかじめ混合しておき、その後にカーボンファイバーと組み合わせて材料を調製することが好ましい。このような製造法を採用すれば、従来のバドミントンラケット製造設備を用いて簡便にカーボンナノチューブ入りバドミントンラケットを製造することができる。カーボンナノチューブをバインダーと混合する際には、カーボンナノチューブが十分にバインダー中に分散するようにすることが好ましい。なお、ここで用いるカーボンファイバーやバインダーは、バドミントンラケットに通常用いられるカーボンファイバーやバインダーの中から適宜選択することができる。
断面が中空のシャフトは、例えば芯材にシート状の材料を巻き付け、その後に芯材を除去することにより製造することが可能である。例えば、鉄でできた芯材に、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ、バインダーを含むシートを多重に巻きつけ、その後、芯材を引き抜くことにより製造することができる。さらにその後に、表面を適宜保護膜などで被覆してもよい。
本発明のバドミントンラケットは、ガットを張る前の全重量が75〜94gの範囲内であることが好ましく、78〜89gの範囲内であることがより好ましく、80〜84gの範囲内であることがさらに好ましい。従来のバドミントンラケットは、全重量を84g以下にすると強度が小さくなり、使用中に破断する危険性があったが、本発明のバドミントンラケットは、軽量でありながら優れた強度を有する。したがって、プレイヤーが満足しうるほど十分な期間にわたって耐久性を維持し、その意味で本発明のバドミントンラケットは経済的であるという側面も有する。
本発明のバドミントンラケットは上記のような特徴的な構成を有することから、シャフトのねじれや横方向の振動を抑えることができ、キックポイントをよりヘッドに近い位置にすることができる。
シャフトのねじれは、後述する実施例に記載される方法によりねじれ角度を測定することにより評価することができる。従来のバドミントンラケットのねじれ角度は通常26°以上であるが、本発明のバドミントンラケットのねじれ角度は25°以下であり、好ましくは22°〜25°であり、より好ましくは22.5〜24.5°であり、さらに好ましくは23.0〜24.5°である。本発明のバドミントンラケットはねじれ角度が小さいために、スイートスポットから左右に外れた位置で羽根を打ち返した場合であっても、ねらったところに羽根を機敏に返球しやすい。このため、バドミントンコートの長辺にほぼ相当する13mの距離に羽根を打ったときの羽根落下点のコントロール幅を従来より約40cm以上、割合にして10%以上狭めることが可能である。したがって、本発明のバドミントンラケットを用いれば、サイドライン間際のコントロールを向上させることができるため、サイドアウトの危険性を低減することができる。
また、シャフトの横方向の振動は、後述する実施例に記載される方法によりヘッド先端部の横方向への最大振動幅を測定することにより評価することができる。従来のバドミントンラケットの最大振動幅は通常10mm以上であるが、本発明のバドミントンラケットは2mm以下であり、好ましくは1.5mm以下であり、さらに好ましくは1.0mm以下である。本発明のバドミントンラケットは横方向の振動が抑えられているために、打球後に横方向の振動が速やかに収まり、次の羽根を横ぶれがない状態で打つことができる。特にスピードラリーの際には、打球後の横方向の振動が収まらないうちに次の羽根を打つと、意図した方向とは違う方向に羽根が飛んでしまう問題があるが、本発明のバドミントンラケットを用いればこのような問題を最小限に抑えることができる。すなわち、短時間のうちに次々と羽根を打ち返した場合であっても、ねらったところに羽根を機敏に返球しやすい。
本明細書におけるキックポイントとは、バドミントンラケットをスイングしたときに、シャフトが最も大きな曲率で湾曲する点を意味する。本発明のバドミントンラケットは、従来のバドミントンラケットに比べてキックポイントを20mm以上ヘッド側に近づけることができる。具体的には、テーパー部の始端からキックポイントまでの距離を110〜190mmの範囲内にすることができ、115〜150mmの範囲内にすることが好ましく、120〜140mmの範囲内にすることがより好ましく、125〜135mmの範囲内にすることがさらに好ましい。このような好ましい範囲に制御することによって、瞬時に手首を返して羽根を打ち返す場合であっても、ねらったところに速い打球を打ち返しやすくなる。キックポイントの位置は、テーパー部の長さなどを調整することにより制御することができる。
以下に具体的態様を挙げて本発明についてさらに説明する。以下の実施例に示す構造、サイズ、サイズ比等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。また、実施例において参照している図面は、構造を把握しやすくするために敢えてサイズ比を変えている部分があるが、実際のサイズは以下に記載されるとおりである。
(実施例1)
図1および図2の構造を有する全長675mmのバドミントンラケット1について説明する。
本実施例のバドミントンラケット1のグリップ15は、ABS製の樹脂部9と木製の木部11を連結した構造を有している。樹脂部9は断面が六角形であり、木部11側からテーパー部13側に向けて断面径が小さくなっている。木部11は断面が八角形であり、表面には合成皮革でできたグリップテープが巻かれている。樹脂部9の軸方向の長さは36mmであり、木部11の軸方向の長さは160mmである。
本実施例のバドミントンラケット1のシャフト13は、軸方向の全長が295mmである。そのうち、円筒部5の長さは190mmであり、テーパー部7の長さは30mmである。テーパー部7の始端23における断面は、図3に示すように、外断面が正六角形で内側の中空部分の断面が円形である。対向する2辺の外表面間距離aは8.0mmで、中空部分の径cは4.0mmである。テーパー部7の終端21における断面は、図4に示すように、外断面が円形で内側の中空部分の断面も円形である。外径bは7.5mmで、中空部分の径dは3.5mmである。円筒部5の断面形状は、テーパー部7の終端21との接合部において、終端21の断面形状と一致している。円筒部5の外径はヘッドに近づくにつれて一定の割合で小さくなり、ヘッドとの接合部からの距離が36mmの位置で径が6.5mmで最小となる。樹脂部9内を貫通するシャフト部分は、テーパー部の始端23と同じ正六角形の外断面を有している。また、木部11内に挿嵌されているシャフト部分の断面は、外径が7.5mmの円形である。ヘッド3とシャフト13は、カーボンナノチューブ入りのバインダーとカーボンファイバーを含むシートを断面中空状に多重に巻いた構造を有している。
このバドミントンラケットのガットを張る前の全重量を測定したところ82.6gであった。ヘッドには25ポンドでガットを張ることができた。また、このバドミントンラケットを素振りしたときのキックポイント(最大湾曲点)は、テーパー部の始端23からヘッド3側に130mm離れた位置にあり、通常のキックポイントよりも20mm程度ヘッド側にあることが確認された。
ガットを張る前のバドミントンラケットのヘッドを打球面の表裏両方向からピンチで挟みこむことにより、打球面が水平方向に向くように固定した。また、該バドミントンラケットのグリップを回転自在な筒状体の中に挿入して固定し、グリップと筒状体が連動するようにした。このとき、回転体の回転軸とバドミントンラケットの中心軸(シャフトの軸)は一致するように設置した。回転体の回転軸を通り、該回転軸に直交し且つ水平方向に伸長する棒状体を回転体に固定し、棒状体が回転体と連動するようにした。回転軸から30cm離れた位置において、棒状体から3kgfのおもりをぶら下げることにより、バドミントンラケットに回転応力をかけた(8.8Nm)。おもりをぶら下げることにより棒状体が回転した角度(バドミントンラケットのねじれ角度)を測定したところ24.5°であった。
ガットを張る前のバドミントンラケットのグリップを打球面の表裏両方向からピンチで挟みこむことにより、打球面を水平方向に向けた状態で固定した。ヘッドの先端部に負荷をかけて鉛直方向下向きに30mm押し込み、負荷を瞬時に解放することによりヘッド先端部を振動させた。このときのヘッド先端部の横方向(左右方向)への最大振動幅を5回測定したところ、いずれも1mm以下であり、バドミントンラケットの横方向の振動が抑えられていることが確認された。
(実施例2)
バドミントンラケットのシャフトを、ヘッドとの接合部を始端とし軸方向の長さが30mmの下向きの中空テーパー部をさらに有するように変更した点を除いて、その他の点は実施例1と同じ構造のバドミントンラケットを検討した。この下向きのテーパー部の始端におけるシャフト外断面は六角形であり、終端におけるシャフト外断面は円形である。この下向きのテーパー部の始端と終端における断面形状は、実施例1のテーパー部の始端と終端における断面形状と同一であり、2つのテーパー部は互いに対称形状をしている。
実施例2のバドミントンラケットは、実施例1のバドミントンラケットよりもさらにねじれ角度と最大振動幅が小さい。キックポイントは、テーパー部の始端からヘッド側に130mm離れた位置にある。
(比較例1)
シャフトの全長にわたって打球面に垂直な方向の径が7.5mmであり断面が同じ形状になるように変更した点を除いて、その他の点は実施例1と同じ構造のバドミントンラケットを検討した(以下の比較例2〜5も同じ)。
中空のシャフト全長にわたって断面が同一径の円形である比較例1のバドミントンラケットは、実施例1と同じ方法で測定したねじれ角度が実施例1のバドミントンラケットに比べて1.5°以上大きく、また、キックポイントが実施例1のバドミントンラケットに比べて20mm以上グリップ側にある。また、実施例1と同じ方法で測定した横方向の最大振動幅は10mm以上であった。この結果は、シャフト全長にわたって断面が円形である市販のバドミントンラケット(AROMATEC 900 POWER, AROMATEC 900 TECHNIQUE)についても同じであり、ねじれ角度は26.0〜26.5°であり、最大振動幅は12mmであった。
(比較例2)
中空のシャフト全長にわたって断面が同一の楕円形であり、楕円形の長径をヘッドの打球面と平行にしたシャフトを有するバドミントンラケットは、キックポイントが実施例1のバドミントンラケットに比べて20mm以上グリップ側にあり、横方向の振動も大きい。また、打球面に垂直な方向の強度が弱く、シャフトが折れやすいという実用上の問題がある。
(比較例3)
中空のシャフト全長にわたって断面が同一の菱形であり、菱形の長い対角線をヘッドの打球面と平行にしたシャフトを有するバドミントンラケットは、キックポイントが実施例1のバドミントンラケットに比べて20mm以上グリップ側にあり、横方向の振動も大きい。また、打球面に垂直な方向にたわみにくくて打球時に高い反発力が得られにくいうえ、シャフトがねじれやすいという問題がある。
(比較例4)
中空のシャフト全長にわたって断面が同一の円形であり、さらにシャフト軸線に沿った方向に延びる凸条と凹条が設けられているバドミントンラケットは、キックポイントが実施例1のバドミントンラケットに比べて20mm以上グリップ側にあり、横方向の振動も大きい。また、凹部に応力が集中して、シャフトがねじれやすいという問題がある。
(比較例5)
中空のシャフト全長にわたって断面が同一の円形であり、さらにシャフトの内面の少なくとも一部分にシャフト軸線に沿った方向に延びるリブが設けられているバドミントンラケットは、カーボンで製造することが難しく軽量化が図りにくいうえ、キックポイントが実施例1のバドミントンラケットに比べて20mm以上グリップ側にあり、横方向の振動も大きい。また、シャフトがねじれやすいという問題がある。
本発明のバドミントンラケットは、キックポイントがよりヘッドに近い位置にあるとともに、シャフトのねじれや横方向の振動が抑えられているため、より正確な位置に素早く羽根を打ち返すことができる。また、瞬時に手首を返して羽根を打ち返す場合であっても、ねらったところに速い打球を打ち返しやすい。特に、スイートスポットから左右に外れた位置で打ち返した場合や、短時間のうちに次々と打ち返した場合であっても、ねらったところに羽根を機敏に返球しやすい。さらに、本発明のバドミントンラケットは、軽量化が図れるうえ、強度に優れており、耐久性も高い。したがって、本発明のバドミントンラケットにはプレイヤーからの需要が見込まれ、製造材料の売買、製造工場への設備投資と大量生産を通して産業の活性化を促すことができるものである。
本発明のバドミントンラケットの構造を示す図である。 本発明のバドミントンラケットのテーパー部とその近傍の構造を示す図である。 本発明のバドミントンラケットのテーパー部始端の断面図である。 本発明のバドミントンラケットのテーパー部終端の断面図である。
符号の説明
1 バドミントンラケット
3 ヘッド
5 円筒部
7 テーパー部
9 樹脂部
11 木部
13 シャフト
15 グリップ
21 テーパー部の終端
23 テーパー部の始端
31〜36 辺

Claims (11)

  1. ガットを張るヘッド、グリップ、および前記ヘッドと前記グリップをつなぐシャフトからなるバドミントンラケットにおいて、
    前記シャフトの露出部分が、シャフトのグリップ側露出端を始端とし、軸方向の長さが25〜35mmの範囲内にある中空のテーパー部を含んでおり、
    前記テーパー部の始端におけるシャフト外断面が六角形であり、
    前記テーパー部の終端におけるシャフト外断面が円形である、
    ことを特徴とするバドミントンラケット。
  2. 前記テーパー部の始端におけるシャフトの外断面が正六角形であることを特徴とする請求項1に記載のバドミントンラケット。
  3. ヘッドの打球面と垂直な方向のシャフト断面径が、前記テーパー部の始端から終端に向かうにつれて一定の割合で減少していることを特徴とする請求項1または2に記載のバドミントンラケット。
  4. 前記テーパー部の始端における中空部分を含むシャフト断面積が50〜62mm2の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
  5. 前記テーパー部の終端における中空部分を含むシャフト断面積が38〜50mm2の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
  6. 前記テーパー部の終端における中空部分を含むシャフト断面積と前記テーパー部の始端における中空部分を含むシャフト断面積の比(終端/始端)が0.72〜0.86の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
  7. 前記テーパー部の始端におけるシャフトの外断面を構成する六角形の対向する2辺が、前記ヘッドの打球面と平行であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
  8. 前記グリップが樹脂部と木部を連接した構造を有しており、前記シャフトが前記樹脂部内を貫通し前記木部内に挿嵌されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
  9. 前記木部内に挿嵌されているシャフトの部分が中空で外断面が円形であることを特徴とする請求項8に記載のバドミントンラケット。
  10. 前記樹脂部を貫通しているシャフトの部分が中空で外断面が六角形であることを特徴とする請求項8または9に記載のバドミントンラケット。
  11. 前記シャフトのグリップ側露出端からキックポイントまでの距離が100〜190mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のバドミントンラケット。
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