JP2010109470A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信装置が高速移動している状態においても、安定したキャリア同期を行うことができる通信装置及び通信システムを提供することを課題とする。
【解決手段】第1の通信装置及び第2の通信装置を有する通信システムであって、前記第1の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターン(301,305)を含む送信信号を送信する送信部を有し、前記第2の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターン(301,305)を含む受信信号を受信する受信部と、前記受信信号を復調し、前記複数の同期パターンのそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部と、前記キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器とを有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置及び通信システムに関する。
移動通信システムにおいて、WiMAXシステムがある。このシステムはIEEE802.16e規格で規定されているシステムであり、無線LANシステムの移動版として位置づけられている。
特開2006−173763号公報には、マルチキャリア変調された受信信号を入力し、受信信号に加わったキャリア周波数誤差の検出補正を行う自動周波数制御手段と、前記自動周波数制御手段でキャリア周波数誤差が補正された信号に対してマルチキャリア復調を行うマルチキャリア復調手段と、前記マルチキャリア復調手段から出力されるサブキャリア信号の中から、既存システムが復調可能な信号を出力した後に、空間分割多重された信号に対して適用するプリアンブル信号と空間分割多重された信号を分離して出力する信号分離手段と、前記信号分離手段から出力される前記空間分割多重された信号に加わっている位相回転の検出補正を行う位相回転検出補正手段とを備えたことを特徴とするマルチキャリア信号復調回路が記載されている。
また、特開2001−177436号公報には、ベースバンド信号を位相変調して拡散処理された信号を受信し、この受信信号とローカル信号とを乗算してベースバンド信号に変換し、このベースバンド信号を逆拡散処理するようにした移動通信機におけるAFC制御装置であって、前記受信信号を逆拡散する逆拡散手段と、前記受信信号のパイロットチャネルに含まれるパイロットシンボルのうち連続するN個(Nは2以上の数)の第一のシンボル群とそれに続くN個の第二のシンボル群との前記逆拡散手段による各逆拡散出力を夫々積分して、第一及び第二の積分出力を生成する第一の積分手段と、これ等第一及び第二の積分出力間の位相移動量を検出してこの位相移動量に応じて前記ローカル信号の周波数制御をなす制御手段と、を含むことを特徴とするAFC制御装置が記載されている。
また、特開平9−214294号公報には、受信信号を再生された搬送波で位相検波する位相検波手段と、位相変調された受信信号中の同期符号がすくなくとも2以上の所定の連続した同期符号パターンのいずれかと一致するかを検出する同期符号検出手段と、複数の該同期符号が検出される周期のn周期分(n>1の整数)の受信信号中の任意の位置に配置された少なくともnbit以上の同期識別ビットが所定のパターンのビット情報と一致しているかを検出する上位フレーム検出手段と、該同期符号検出手段で一致検出している間に、該上位フレーム検出手段で一致検出されると、該搬送波の周波数を粗調整から微調整の掃引制御へ移行する掃引制御手段とを有することを特徴とする自動周波数制御回路が記載されている。
特開2006−173763号公報 特開2001−177436号公報 特開平9−214294号公報
本発明の目的は、通信装置が高速移動している状態においても、安定したキャリア同期を行うことができる通信装置及び通信システムを提供することである。
本発明の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む受信信号を受信する受信部と、前記受信信号を復調し、前記複数の同期パターンのそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部と、前記キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器とを有することを特徴とする。
また、本発明の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む送信信号を送信する送信部を有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、第1の通信装置及び第2の通信装置を有する通信システムであって、前記第1の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む送信信号を送信する送信部を有し、前記第2の通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む受信信号を受信する受信部と、前記受信信号を復調し、前記複数の同期パターンのそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部と、前記キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器とを有することを特徴とする。
1フレーム内に複数の同期パターンを含むので、1フレーム内でキャリア信号の周波数偏差を複数回検出することができ、キャリア同期を短周期で行うことができる。これにより、通信装置が高速移動している状態においても、安定したキャリア同期を行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態によるWiMAXシステムの移動局通信装置(第2の通信装置)の構成例を示すブロック図、図4は本実施形態によるWiMAXシステムの基地局通信装置(第1の通信装置)の構成例を示すブロック図、図2は基地局通信装置(図4)及び移動局通信装置(図1)間で行われる通信の1フレームを示す図である。
WiMAXシステムでは、送受信信号をTDD(時分割複信:Time Division Duplex)方式で伝送する。図2において、1フレームは、ダウンリンク(下り信号)サブフレーム201及びアップリンク(上り信号)サブフレーム202を有し、周期T1が5msである。ダウンリンクサブフレーム201は、基地局通信装置(図4)により送信され、移動局通信装置(図1)により受信される。アップリンクサブフレーム202は、移動局通信装置(図1)により送信され、基地局通信装置(図4)により受信される。
図3は、図2のダウンリンクサブフレーム201の構成例を示す図である。横軸は時間(シンボル)を示し、縦軸はサブチャネル(周波数チャネル)番号を示す。1シンボルは、時間軸最小単位である。ダウンリンクサブフレーム201は、複数のサブチャネルの信号を有する。
ダウンリンクサブフレーム201は、同期パターンであるプリアンブル信号301と、ダウンリンクマップ(DL_Map)303を制御するFCH302と、ダウンリンクサブフレーム201内のマッピングを制御するDL_Map303と、ユーザデータを格納するユーザバースト304とを有する。
次に、図1を参照しながら、移動局通信装置の構成を説明する。移動局通信装置は、図2のダウンリンクサブフレーム201を受信し、アップリンクサブフレーム202を送信する。移動局通信装置は、アンテナ101、RF部121、ベースバンド部122及びソフトウェア部123を有する。ソフトウェア部123は、マイクロプロセッサ等がソフトウェア(コンピュータプログラム)を実行することにより、処理を行う。
送受信アンテナ101は、図2のフレームを無線通信するためのアンテナである。送信/受信切り替え用アナログスイッチ102は、受信時にはアンテナ101を可変アンプ103に接続し、送信時にはアンテナ101をパワーアンプ119に接続する。可変アンプ103は、アンテナ101を介して受信した信号を増幅する。シンセサイザ部106は、電圧制御発振器を有し、各種信号を生成し、信号をダウンコンバータ104及びアップコンバータ118に出力し、ベースバンド用クロック信号CLKをベースバンド部122に出力する。ダウンコンバータ104は、シンセサイザ部106により生成される信号を用いて、可変アンプ103が出力する受信信号をダウンコンバートする。ダウンコンバートは、受信信号のRF周波数をそれより低いベースバンド周波数に変換する処理である。A/Dコンバータ105は、ダウンコンバータ104によりダウンコンバートされた受信信号をアナログからデジタルに変換する。
逆高速フーリエ変換部108は、A/Dコンバータ105により変換された受信信号を逆高速フーリエ変換する。復調部109は、逆高速フーリエ変換部108により変換された受信信号を復調し、データ(画像等)をデコード部110に出力する。また、復調部109は、自動周波数制御(AFC)のため、逆高速フーリエ変換部108により変換された受信信号を復調し、図3のプリアンブル信号(同期パターン)301を基にキャリア信号の周波数偏差を検出し、キャリア信号の周波数偏差の制御電圧をD/Aコンバータ107に出力する。
具体的には、復調部109は、受信信号と内部に記憶したプリアンブル信号との相関をとり、相関が高い位相(時間)で相関信号のピークが得られる。相関信号のピークにおいて、ダウンリンクサブフレーム201内のプリアンブル信号301の時間位置を検出することができる。
D/Aコンバータ107は、復調部109から入力した制御電圧をデジタルからアナログに変換する。シンセサイザ部106内の電圧制御発振器は、D/Aコンバータ107から入力した制御電圧に応じた周波数の信号を生成し、信号をダウンコンバータ104、アップコンバータ118及びベースバンド部122に出力する。このAFCにより、キャリア信号の周波数偏差の補正が行われ、移動局通信装置と基地局通信装置との間の同期をとることができる。シンセサイザ部106は、キャリア信号の周波数偏差の補正が行われた周波数の信号を出力する。
デコード部110は、復調部109から入力したデータをデコードし、データ処理部111に出力する。データ処理部111は、デコード部109から入力したデータを基に各サブチャネル(周波数チャネル)のキャリアレベル対干渉及び雑音比(CINR)を測定する測定部を有し、データ処理を行う。キャリアレベル(信号)をC、干渉をI、雑音をNとすると、CINRはC/(I+N)で表わされる。CINRが大きいほど干渉及び雑音が小さく、CINRが小さいほど干渉及び/又は雑音が大きくなる。データ処理部111は、ホストインターフェース部112を介して、外部のホスト端末に対してデータの入出力を行う。制御部113は、ホストインターフェース112を介して外部のホスト端末に対して制御コマンドの入出力を行い、復調部109及び変調部115に対して制御コマンドの入出力を行う。復調部109及び変調部115は、制御部113から入力される制御コマンドに応じて動作する。制御部113は、基地局通信装置(図4)及び移動局通信装置(図1)間でのプロトコル制御部である。
エンコード部114は、データ処理部111からデータ及びCINRを含む信号を入力し、エンコードする。変調部115は、エンコード114から入力した信号を変調する。高速フーリエ変換部116は、変調部115から入力した信号を高速フーリエ変換する。D/Aコンバータ117は、高速フーリエ変換部116から入力した信号をデジタルからアナログに変換する。アップコンバータ118は、シンセサイザ部106により生成される信号を用いて、D/Aコンバータ117が出力する信号をアップコンバートする。アップコンバートは、入力信号のベースバンド周波数をそれより高いRF周波数に変換する処理である。パワーアンプ119は、アップコンバータ118から入力した信号を増幅し、スイッチ102及びアンテナ101を介して無線送信する。
次に、図4を参照しながら、基地局通信装置の構成を説明する。基地局通信装置は、図2のダウンリンクサブフレーム201を送信し、アップリンクサブフレーム202を受信する。基地局通信装置(図4)は、移動局通信装置(図1)に対して、D/Aコンバータ107が削除されている。以下、基地局通信装置(図4)が移動局通信装置(図1)と異なる点を説明する。基地局通信装置では、復調部109は、キャリア信号の周波数偏差を検出し、キャリア信号の周波数偏差の制御電圧をシンセサイザ部106にフィードバックするパスがない。基地局通信装置は、AFCによるキャリア信号の周波数偏差の補正を行わない。また、データ処理部111は、CINRの測定を行わない。基地局通信装置は、移動局通信装置からCINRを受信するが、移動局通信装置へCINRを送信しない。
以上のように、基地局通信装置(図4)と移動局通信装置(図1)とはほぼ同等な構成を有する。AFCは、移動局通信装置(図1)にのみある制御である。また、AFCは、基地局通信装置(図4)と移動局通信装置(図1)が同期をとるための処理であり、移動局通信装置(図1)のみに実装されている。また、AFCは、復調部109が復調したキャリア信号の周波数偏差を検出し、その周波数偏差の補正を行う制御である。復調部109は、その周波数偏差を検出し、その周波数偏差を基にシンセサイザ部106内の電圧制御発振器を制御する。シンセサイザ部106内の電圧制御発振器は、その周波数偏差の補正を行った周波数の信号を出力する。シンセサイザ部106は、キャリア信号の周波数偏差の補正後の周波数でアップコンバータ及びダウンコンバータを制御することで、基地局通信装置に同期したキャリア信号を再生できる。また、シンセサイザ部106は、キャリア信号の周波数偏差の補正後のクロック信号CLKをベースバンド部122に出力することにより、ベースバンド部122でもこの補正後の周波数のクロック信号CLKを使うことで、同様に同期できる。
WiMAXシステムでは、基地局通信装置及び移動局通信装置間の同期を確立するために、自動周波数制御(AFC)を用いてキャリア同期を取っている。AFCは、移動局通信装置に搭載された技術である。その制御方法は、ダウンリンクサブフレーム201内の同期パターン(プリアンブル信号)301を用いて同期をとっている。プリアンブル信号301はフレーム周期T1(5ms)内に1個存在するので、AFCは5ms周期で行われることになる。
移動通信では、移動局通信装置が静止状態であるとは限らず、移動している状態も大いに考えられる。この移動局通信装置が移動している状態では、市街地の建物によるマルチパスフェージングや、移動することで発生するドップラーフェージングなどの影響を受けることになる。特に、静止状態から高速移動状態に遷移する際(逆もある)のフェージングの影響は、移動局通信装置にとって大きな影響となる。
しかし、図3のプリアンブル信号301を用いて同期をとると、高速移動へと遷移するフェージングに対して十分な対応がでない問題がある。具体的に説明すると、フェージングの影響を取り除く技術として、AFCがある。AFCは、受信したプリアンブル信号301を用いて制御を行う。プリアンブル信号301は、5ms周期に存在する。
フェージングFdは、移動速度V及び波長λにより次式(1)で示され、位相回転速度を示す。
Fd=V/λ[Hz] ・・・(1)
5msのフレーム周期T1でAFCが可能となるキャリア信号の周波数偏差Fdは、次式(2)で求められる。
制御可能キャリア周波数偏差Fd=AFC周期
=5ms
=200Hz
=±100Hz ・・・(2)
キャリア信号の周波数を2.5GHzとすると、その波長λは0.12mである。式(1)及び(2)より、AFCが可能な移動局通信装置の移動速度Vは、次式(3)で示される。
V=Fd×λ
=100[Hz]×0.12[m]
=12[m/s]
≒3.3[km/h] ・・・(3)
以上より、移動局通信装置の移動速度Vが約3.3km/h以上となった場合にAFCは完全な制御を行えないといえる。
そこで、本実施形態では、移動局通信装置が高速移動している状態においても、安定したキャリア同期を実現するために、図3のダウンリンクサブフレーム201の代わりに、図5のダウンリンクサブフレーム201を用いる。基地局通信装置は、図5のダウンリンクサブフレーム201を生成及び送信する。例えば、基地局通信装置内のデータ処理部111が第2の同期パターン305を生成し、エンコード部114に出力する。移動局通信装置は図5のダウンリンクサブフレーム201を受信する。
図5は、本実施形態によるダウンリンクサブフレーム201(図2)の構成例を示す図である。図5のダウンリンクサブフレーム201は、図3のダウンリンクサブフレーム201に対して、第2の同期パターン305を追加したものである。第2の同期バターン305は、ユーザバースト304内に設けられる。
ダウンリンクサブフレーム201は、プリアンブル信号(第1の同期パターン)301と、ダウンリンクマップ303を制御するFCH302と、ダウンリンクサブフレーム201内のマッピングを制御するダウンリンクマップ303と、ユーザデータを格納するユーザバースト304と、第2の同期パターン305とを有する。
本実施形態のAFCは、上記のプリアンブル信号301の他に、第2の同期パターン305を用いて行う。第2の同期パターン305は、ユーザバースト304内に設けられ、かつ、フレームに対し時間軸方向に挿入することを特徴とする。第2の同期パターン305を時間軸方向に挿入することにより、AFCは、プリアンブル信号301及び第2の同期パターン305を基に1フレームに複数回の制御を行うことができる。
図6は、図5の第2の同期パターン305の構成例を示す図である。第2の同期パターン305は、時間軸最小単位であるシンボル間隔で設けられる複数の同期パターン601を有する。複数の同期パターン601は、すべて同じパターンである。復調部109は、複数の同期パターン601のそれぞれで相関信号のピークを得ることができる。その複数の相関信号のピークの間隔の平均をとることにより、高精度でキャリア信号の周波数偏差を検出することができる。第2の同期パターン305内の同期パターン601は、2個であってもよい。また、各同期パターン601は、複数シンボル内に設けるようにしてもよい。また、プリアンブル信号301及び同期パターン601は、それぞれ時間軸最小単位である1シンボルに設けられる。シンボルの周期は、102.85μsである。複数の同期パターン601は、102.85μs間隔で設けられるので、相関信号のピークが102.85μs間隔で得られる。
本実施形態の通信システムは、図4の基地局通信装置(第1の通信装置)及び図1の移動局通信装置(第2の通信装置)を有する。基地局通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターン(プリアンブル信号301及び同期パターン601)を含む送信信号を送信する送信部(アンテナ101及びパワーアンプ119)を有する。
移動局通信装置は、1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターン(プリアンブル信号301及び同期パターン601)を含む受信信号を受信する受信部(アンテナ101及び可変アンプ103)と、受信信号を復調し、複数の同期パターン301及び601のそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部109と、キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器106とを有する。
復調部109は、プリアンブル信号301を基にキャリア信号の周波数偏差を検出する。電圧制御発振器106はそのキャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する。ダウンコンバータ104は、電圧制御発振器106により生成された信号を用いて受信信号をダウンコンバートする。これにより、キャリア信号の周波数偏差をAFC補正することができる。
さらに、復調部109は、第2の同期パターン305内の複数の同期パターン601を基にキャリア信号の周波数偏差を検出する。電圧制御発振器106はそのキャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する。ダウンコンバータ104は、電圧制御発振器106により生成された信号を用いて受信信号をダウンコンバートする。これにより、キャリア信号の周波数偏差をAFC補正することができる。
復調部109は、ダウンコンバータ104によりダウンコンバートされた受信信号を復調する。上記のAFCにより、1フレーム内で複数回のキャリア信号の周波数偏差の補正を行うことができる。
なお、プリアンブル信号301は、必ずしも必要ではない。複数の同期パターン601のみを用いてAFC補正を行ってもよい。
次に、図5のダウンリンクサブフレーム201を用いたAFC可能な周波数偏差Fdを説明する。第2の同期パターン305は、102.85μsのシンボル間隔で設けられる複数の同期パターン601を有する。
102.85μsのシンボル周期でAFCが可能となるキャリア信号の周波数偏差Fdは、次式(4)で求められる。
制御可能キャリア周波数偏差Fd=AFC周期
=102.85μs
≒9.72kHz
≒±4.86kHz ・・・(4)
式(4)の周波数偏差Fd(±4.86kHz)は、式(2)の周波数偏差Fd(±100Hz)の約50倍である。したがって、図5のダウンリンクサブフレーム201を用いると、図3のダウンリンクサブフレーム201を用いる場合に比べ、約50倍の周波数偏差Fdまで制御可能範囲が広がる。
次に、AFCが可能な移動局通信装置の移動速度Vについて説明する。キャリア信号の周波数を2.5GHzとすると、その波長λは0.12mである。式(1)及び(4)より、AFCが可能な移動局通信装置の移動速度Vは、次式(5)で示される。
V=Fd×λ
=4.86[kHz]×0.12[m]
=4860[Hz]×0.12[m]
=583.2[m/s]
≒162[km/h] ・・・(5)
式(3)より、図3のダウンリンクサブフレーム201を用いた場合には、移動局通信装置の移動速度Vが3.3km/hまでのフェージングに対して正しく制御可能である。これに対し、図5のダウンリンクサブフレーム201を用いた場合には、移動局通信装置の移動速度Vが162km/hまでのフェージングについて正しく制御することができ、移動局通信装置が高速移動している状態でも安定したキャリア同期を行うことができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態によるダウンリンクサブフレーム201(図2)の構成例を示す図である。図7のダウンリンクサブフレーム201は、図5のダウンリンクサブフレーム201に比べ、複数のサブチャネルの第2の同期パターン305a〜305cのうちのいずれかが設けられる点が異なる。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。第2の同期パターン305a,305b,305cは、それぞれ異なるサブチャネルに設けられ、それぞれ図6に示す複数の同期パターン601を有する。すなわち、第2の同期パターン305a〜305cのそれぞれは、第1の実施形態の第2の同期パターン305と同じである。以下、第2の同期パターン305a〜305cのうちの選択されたいずれか1つを第2の同期パターン305という。
基地局通信装置(図4)では、データ処理部111が第2の同期パターン305を生成してエンコード部114に出力する。その後、基地局通信装置は、第1の実施形態と同様にして、図7のダウンリンクサブフレーム201を送信する。移動局通信装置(図1)は、第1の実施形態と同様にして、その図7のダウンリンクサブフレーム201を受信する。
第1の実施形態で説明したように、移動局通信装置では、データ処理部111が各サブチャネルのCINRを測定してエンコード部114に出力し、移動局通信装置はCINRを基地局通信装置に送信する。各サブチャネルのCINRを測定することにより、干渉及び雑音が小さくて通信品質が良いサブチャネルと干渉及び/又は雑音が大きくて通信品質が悪いサブチャネルを知ることができる。したがって、基地局通信装置は、各サブチャネルのCINRに応じて、CINRが大きくて通信品質が良いサブチャネルに第2の同期パターン305を設ければよい。
すなわち、基地局通信装置は、第1の実施形態の第2の同期パターン305の配置を、CINRの測定結果により判断し、サブチャネル(周波数)方向に可変設定可能である。WiMAXシステムにおけるフェージングの影響は、時間軸のみならず、周波数軸方向についても影響を及ぼす。この周波数軸に影響を及ぼすフェージングは周波数選択性フェージングと呼ばれる。この周波数選択性フェージングの影響は、周波数軸方向に受信電力の低下という影響を及ぼす。このためAFCでも何らかの対策を行うことが特性向上に繋がる。
本実施形態は、時間軸方向に設けた第2の同期パターン305を埋め込む場所を可変制御可能とすることで、この問題を解決する。具体的には、受信信号のレベル測定結果(CINR測定)によりどの周波数方向に第2の同期パターン305を埋め込むのかを決定することとする。CINR測定結果は、移動局通信装置では必ず測定する信号であり、かつ、全てのサブチャネルについて測定している信号である。AFCを行う際に、移動局通信装置は、データ処理部111でCINR測定を行い、CINRを送信する。
基地局通信装置内のデータ処理部111は、CINRの最も大きいサブチャネルを特定し、そのサブチャネルに第2の同期パターン305を生成し、その第2の同期パターン305が存在するサブチャネルの位置をダウンリンクマップ303(図7)に書き込む。その後、基地局通信装置は、図7のダウンリンクサブフレーム201を送信する。
移動局通信装置は、図7のダウンリンクサブフレーム201を受信する。移動局通信装置内の復調部109は、ダウンリンクマップ303を基に第2の同期パターン305が存在するサブチャネルを特定し、そのサブチャネルの第2の同期パターン305を基にキャリア信号の周波数偏差を検出する。シンセサイザ部106内の電圧制御発振器は、その周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成し、ダウンコンバータ104に出力する。このAFCにより、より高品質な制御を行うことができる。
1個の基地局通信装置に対して複数の移動局通信装置が通信を行うことができる。その場合、各移動局通信装置は、自己のCINRを測定して、自己の識別子と共にCINRを送信する。基地局通信装置は、複数の移動局通信装置から各移動局通信装置のCINRを受信し、各CINRに応じて、移動局通信装置毎の第2の同期パターン305を生成する。各移動局通信装置の第2の同期パターン305は、サブチャネルが異なっていても、同じでもよい。例えば、第1及び第2の移動局通信装置は第2の同期パターン305aが指定され、第3の移動局通信装置は第2の同期パターン305bが指定され、第4の移動局通信装置は第2の同期パターン305cが指定される。基地局通信装置内のデータ処理部111は、各移動局通信装置が使用すべき第2の同期パターン305が存在するサブチャネルをダウンリンクマップ303に書き込み、図7のダウンリンクサブフレーム201を送信する。各移動局通信装置は、図7のダウンリンクサブフレーム201を受信し、ダウンリンクマップ303を基に自己が使用すべき第2の同期パターン305が存在するサブチャネルを特定する。移動局通信装置内の復調部109は、その特定されたサブチャネルの第2の同期パターン305を基にキャリア信号の周波数偏差を検出する。移動局通信装置内のシンセサイザ部106は、その周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する。
以上のように、基地局通信装置の送信信号は、複数のサブチャネル(周波数チャネル)の信号を有する。基地局通信装置は、移動局通信装置から各サブチャネルのCINR(キャリアレベル対干渉及び雑音比)を受信する受信部(アンテナ101及び可変アンプ103)を有する。基地局通信装置内の送信部(アンテナ101及びパワーアンプ119)は、第2の同期パターン305を、CINRが大きいサブチャネルに配置して送信信号を移動局通信装置に送信する。
また、移動局通信装置の受信信号は、複数のサブチャネル(周波数チャネル)の信号を有する。移動局通信装置内のデータ処理部111は、復調部109で復調された受信信号を基に各サブチャネルのCINR(キャリアレベル対干渉及び雑音比)を測定する測定部を有する。第2の同期パターン305は、受信信号内の測定されたCINRが大きいサブチャネルに配置されている。
第1及び第2の実施形態によれば、1フレーム内に複数の同期パターンを含むので、1フレーム内でキャリア信号の周波数偏差を複数回検出することができ、キャリア同期を短周期で行うことができる。これにより、移動局通信装置が高速移動している状態においても、安定したキャリア同期を行うことができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態によるWiMAXシステムの移動局通信装置(第2の通信装置)の構成例を示すブロック図である。 基地局通信装置(図4)及び移動局通信装置(図1)間で行われる通信の1フレームを示す図である。 ダウンリンクサブフレームの構成例を示す図である。 本実施形態によるWiMAXシステムの基地局通信装置(第1の通信装置)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるダウンリンクサブフレームの構成例を示す図である。 図5の第2の同期パターンの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるダウンリンクサブフレームの構成例を示す図である。
符号の説明
101 アンテナ
102 スイッチ
103 可変アンプ
104 ダウンコンバータ
105 A/Dコンバータ
106 シンセサイザ部
107 D/Aコンバータ
108 逆高速フーリエ変換部
109 復調部
110 デコード部
111 データ処理部
112 ホストインターフェース部
113 制御部
114 エンコード部
115 変調部
116 高速フーリエ変換部
117 D/Aコンバータ
118 アップコンバータ
119 パワーアンプ
121 RF部
122 ベースバンド部
123 ソフトウェア部
201 ダウンリンクサブフレーム
301 プリアンブル信号(第1の同期パターン)
302 FCH
303 ダウンリンクマップ
304 ユーザバースト
305 第2の同期パターン

Claims (7)

  1. 1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む受信信号を受信する受信部と、
    前記受信信号を復調し、前記複数の同期パターンのそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部と、
    前記キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. さらに、前記電圧制御発振器により生成された信号を用いて前記受信信号をダウンコンバートするダウンコンバータを有し、
    前記復調部は、前記ダウンコンバートされた受信信号を復調することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記複数の同期パターンは、時間軸最小単位であるシンボル間隔で設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記受信信号は、複数の周波数チャネルの信号を有し、
    さらに、前記復調された受信信号を基に各周波数チャネルのキャリアレベル対干渉及び雑音比を測定する測定部を有し、
    前記複数の同期パターンのうちの少なくとも1個の同期パターンは、前記受信信号内の前記測定されたキャリアレベル対干渉及び雑音比が大きい周波数チャネルに配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む送信信号を送信する送信部を有することを特徴とする通信装置。
  6. 前記送信信号は、複数の周波数チャネルの信号を有し、
    さらに、他の通信装置から各周波数チャネルのキャリアレベル対干渉及び雑音比を受信する受信部を有し、
    前記送信部は、前記複数の同期パターンのうちの少なくとも1個の同期パターンを、キャリアレベル対干渉及び雑音比が大きい周波数チャネルに配置して前記送信信号を前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 第1の通信装置及び第2の通信装置を有する通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む送信信号を送信する送信部を有し、
    前記第2の通信装置は、
    1フレーム内の時間軸方向に複数の同期パターンを含む受信信号を受信する受信部と、
    前記受信信号を復調し、前記複数の同期パターンのそれぞれを基にキャリア信号の周波数偏差を検出する復調部と、
    前記キャリア信号の周波数偏差の制御電圧に応じた周波数の信号を生成する電圧制御発振器と
    を有することを特徴とする通信システム。
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