JP2010108672A - 接続端子の接続方法、及び、接続端子の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、平角導体に対して確実に接続できる接続端子の接続方法を提供することを目的とする。
【解決手段】貫通片21を備えた接続端子20を、平角導体102を幅方向Yへ所定間隔pごとに複数配設したフラットケーブル100側に押圧する押圧側治具41と、フラットケーブル100を貫通した貫通片21の挿入を許容し、挿入した貫通片21の厚み方向の側方に平角導体102が延伸破断するクリアランス31aが構成される挿入口31を有した受け側治具42とを備えた接続装置40において、押圧側治具41と受け側治具42との間に、接続端子20、及び、フラットケーブル100を対向配置する配置工程と、押圧側治具41、受け側治具42の少なくとも一方を、互いに近づく方向へ相対移動させて貫通片21で平角導体102を貫通させる平角導体貫通工程とを行なうことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、フラットケーブル等の平角導体を貫通する貫通片を備えた接続端子の接続方法、及び、接続端子の接続構造に関する。
従来から、フラットケーブル等の平角導体に接続端子や電子部品を接続する接続構造が提案されている。例えば、下記特許文献1,2では、平角導体に電子部品を接続する接続構造が開示されている。
特許文献1における電子部品の接続構造は、接続子(接続端子)のクリンプ片(貫通片)を薄型導体である平角導体に突き刺して貫通させ、前記クリンプ片の突き抜けた部分を曲成して加締めて固定する構造である。
特許文献2における電子部品の接続構造は、貫通片を挿入可能なスロットを有した受け板(バックアッププレート)を用いて貫通片を曲成せずに接続する構成である。
詳しくは、特許文献2の電子部品の接続構造は、電子部品から延びるリードに形成した突き刺し片(貫通片)をフラットケーブルのフラット導体のある位置に突き刺し、フラットケーブルに貫通した突き刺し片を、フラットケーブルの裏側に配置した受け板のスロットに挿入固定することで接続する構造である。
しかし、特許文献1の電子部品の接続構造は、クリンプ片を平角導体に突き刺して貫通させた後、突き抜け部分を曲成する工程を要し、また、特許文献2の電子部品の接続構造は、フラットケーブルの裏面側から突出する突き刺し片に受け板を取り付ける工程を要するため、製造効率が低下するという問題があった。
さらに特許文献2の電子部品の接続構造は、フラットケーブルに受け板を備える分、フラットケーブルの軽量化を図ることが困難になるといった問題も有していた。
また、特許文献1,2の電子部品の接続構造は、いずれも電子部品の小型化に伴って平角導体が狭ピッチ化すると、電子部品の平角導体に対する確実な接続が困難となるおそれがあった。
平角導体が狭ピッチ化すると、例えば、特許文献1の電子部品の接続構造の場合には、曲成するための余裕がなくなり、また、特許文献2の電子部品の接続構造の場合には、隣合う受け板が邪魔になり、挿入に支障を来たすおそれがあるからである。
したがって、貫通片を、強引に曲成して形成した場合やフラットケーブルを貫通後に強引に受け板に挿入した場合には、隣の導体や貫通片と接触し短絡してしまうことや、しっかりとした接続状態を確保することができず、問題であった。
そして、平角導体に対して接続端子を接続する場合にも、このような電子部品の接続と同様に、フラットケーブル自体の狭ピッチ化に伴って、接続端子の確実な接続が困難であるという問題を有していた。
特開2003−142796号公報 特開2005−159260号公報
この発明は、フラットケーブル等の平角導体に対して接続端子を確実に接続できる接続端子の接続方法、並びに、平角導体に対して確実に接続端子を接続した接続端子の接続構造を提供することを目的とする。
この発明は、幅方向へ所定間隔ごとに複数配設した平角導体と、該平角導体を絶縁性を有する部材により被覆する被覆部とで構成したフラットケーブルに、接続端子に備えた貫通片を貫通させ、前記平角導体と前記接続端子とを電気的に接続する接続方法であって、前記接続端子を前記フラットケーブル側に押圧する押圧側治具と、前記フラットケーブルを貫通した前記貫通片の挿入を許容し、挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記平角導体が延伸破断するクリアランスが構成される挿入口を有した受け側治具とを備えた接続装置を用い、前記押圧側治具と前記受け側治具との間に、前記押圧側治具、前記貫通片、前記平角導体、前記受け側治具の順になるよう前記接続端子、及び、前記フラットケーブルを対向配置する配置工程と、前記押圧側治具、前記受け側治具の少なくとも一方を、互いに近づく方向へ相対移動させて前記貫通片で前記平角導体を貫通させる平角導体貫通工程とを行なうことを特徴とする。
この発明の態様として、前記配置工程において、前記接続端子と前記受け側治具とを、前記挿入口へ挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記クリアランスが確保される相対位置になるよう対向配置することができる。
また、この発明の態様として、前記所定間隔を、前記貫通片を折り曲げた際、該貫通片の折り曲げ部分が隣合う平角導体、又は、隣合う貫通片と接触する狭小間隔で構成することができる。
また、この発明は、幅方向へ所定間隔ごとに複数配設した平角導体と、該平角導体を絶縁性を有する部材により被覆する被覆部とで構成したフラットケーブルに、接続端子に備えた3以上の貫通片を貫通させ、前記平角導体と前記接続端子とを電気的に接続する接続端子の接続構造であって、前記接続端子を前記フラットケーブル側に押圧する押圧側治具と、前記フラットケーブルを貫通した前記貫通片の挿入を許容し、挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記平角導体が延伸破断するクリアランスが構成される挿入口を有した受け側治具とを備えた接続装置を用い、前記押圧側治具と前記受け側治具との間に、前記押圧側治具、前記貫通片、前記平角導体、前記受け側治具の順になるよう前記接続端子、及び、前記フラットケーブルを対向配置し、前記押圧側治具、前記受け側治具の少なくとも一方を、互いに近づく方向へ相対移動させて前記貫通片で前記平角導体を貫通させて構成した接続端子の接続構造であることを特徴とする。
この発明の態様として、前記押圧側治具と前記受け側治具とを対向配置する際、前記接続端子と前記受け側治具とを、前記挿入口へ挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記クリアランスが確保される相対位置になるよう対向配置することができる。
またこの発明の態様として、前記所定間隔を、前記貫通片を折り曲げた際、該貫通片の折り曲げ部分が隣合う平角導体、又は、隣合う貫通片と接触する狭小間隔で構成することができる。
この発明の態様として、前記接続端子を、長手方向における一端側に配置し、3以上の前記貫通片を有する貫通接続部と、前記長手方向における他端側に配置し、別の接続端子の接続を許容する先端接続部と、前記貫通接続部と前記先端接続部との間で、前記貫通接続部と前記先端接続部を連結する連結部とで構成するとともに、該連結部に、前記貫通接続部に対して前記先端接続部が交差方向となるよう屈曲した屈曲部を備え、複数の前記接続端子を、前記所定間隔を隔てて配置された前記平角導体のそれぞれに接続した際に、前記先端接続部が前記所定間隔以上の幅広間隔で平行に配置することができる。
また、前記受け側治具に有する前記挿入口は、挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記平角導体が延伸破断するクリアランスが構成される形状、大きさであれば、その形状、大きさは限定しない。例えば、前記挿入口は、前記貫通片を挿入したときに構成される前記クリアランスが、前記貫通片の厚み方向の少なくとも一方の側方に形成される形状、大きさであればよい。
詳しくは、前記挿入口は、挿入した前記貫通片の厚み方向のいずれか一方の側方、或いは、双方の側方に前記クリアランスが形成される形状、大きさであってもよい。
また、前記平型導体に接続する構成としては、平型導体を貫通する貫通接続、又は接続部分の被覆部を剥離して平型導体に接続する直接接続等であることを含む。
前記貫通片はピアス刃であることを含み、前記接続端子はピアス刃を複数備えたピアス端子等であることを含む。
前記平角導体は、断面視平角形状の導体に限らず、例えば、断面視倒位の楕円形状等など、断面視略平角形状の導体を含む。
前記押圧側治具は、複数の接続端子を1つづつ押圧可能な治具を複数備えた構成であってもよく、或いは、複数の接続端子を一括して押圧可能な治具で構成してもよい。
前記受け側治具は、挿入口を1つ備えた治具を複数備えた構成であってもよく、或いは、複数の挿入口を備えた治具からなる構成であってもよい。
前記先端接続部は、オス型の接続部、メス型の接続部の双方を含む。
前記屈曲部は、複数の前記接続端子を全て同じ屈曲角度で構成するに限らず、複数の前記接続端子ごとに異なる屈曲角度で構成してもよい。
前記屈曲部は、前記接続端子の長手方向の中途部に複数箇所備えてもよく、また、弧形状で形成してもよい。
この発明によれば、平角導体に対して確実に接続できる接続端子の接続方法、並びに、平角導体に対して確実に接続端子を接続した接続端子の接続構造を提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
実施例1のピアス端子20の接続方法、及び、コネクタケーブル1について図1から図9を用いて説明する。
なお、図1は、オス型コネクタ2をフラットケーブル100に接続したコネクタケーブル1の一部を底面側から視た斜視図を示し、図2は、オス型コネクタ2をフラットケーブル100に接続前のコネクタケーブル1の一部を底面側から視た分解斜視図を示す。さらに、図3(a),(b),(c)は、それぞれコネクタケーブル1の一部の底面図、左側面図、平面図を示す。さらに図4は、図3(c)のA−A線拡大断面図を示し、図5は、図3(b)の領域Sの拡大図を示す。また、図6は、押圧側治具41と受け側治具42との間に、ピアス端子20、及び、フラットケーブル100を対向配置した様子を説明する斜視図を示す。図7は、ピアス端子20のピアス刃21をフラットケーブル100の導電体101に貫通させる直前の様子を断面であらわした説明図を示す。図8は、ピアス端子20のピアス刃21をフラットケーブル100の導電体101に貫通後の様子を断面であらわした説明図を示す。さらに、図9は、フラットケーブル100の導電体101をピアス端子20のピアス刃21が貫通した接続状態を断面であらわした説明図を示す。
以下の説明では、図1中、X方向をコネクタケーブル1の長手方向Xに設定し、Y方向をコネクタケーブル1の幅方向Yに設定し、Z方向をピアス刃21でフラットケーブル100を貫通する方向Z、すなわちフラットケーブル100の厚さ方向Zに設定している。
また、コネクタケーブル1は、図1に示すように、オス型コネクタ2をフラットケーブル100に接続したケーブルであり、オス型コネクタ2は、幅方向Yへ複数配設したピアス端子20と、該ピアス端子20の長手方向Xの先端側に有するオス型接続部22を一体にハウジングしたコネクタハウジング50とで構成したコネクタである。
実施例1のピアス端子20の接続方法は、幅方向Yへ所定ピッチpごとに複数配設した導電体101と、該導電体101を絶縁性を有する部材により被覆した不導電性ラミネートシート102とで構成したフラットケーブル100に、ピアス端子20に備えたピアス刃21を貫通させ、導電体101とピアス端子20とを電気的に接続する接続方法である。
前記所定ピッチpは、ピアス刃21を曲成した場合、該ピアス刃21の曲成部分が隣合う導電体101、又は、隣合うピアス刃21と接触する程度の狭小なピッチpを示している。
実施例1のピアス端子20の接続方法は、図6、図7に示すようにピアス端子20をフラットケーブル100側に押圧する押圧側治具41と、フラットケーブル100を貫通したピアス刃21の挿入を許容し、挿入したピアス刃21の厚み方向の側方に導電体101が延伸破断するクリアランス31aが構成される挿入口31を有した受け側治具42とを備えた接続装置40を用いて行なう。
詳しくは、ピアス端子20の接続方法は、押圧側治具41と受け側治具42との間に、押圧側治具41、ピアス刃21、導電体101、受け側治具42の順になるようピアス端子20、及び、フラットケーブル100を対向配置する配置工程(図7参照)と、図8に示すように、押圧側治具41、受け側治具42の少なくとも一方を、互いに近づく方向へ相対移動させてピアス刃21で導電体101を貫通させる導電体貫通工程とを行なうことを特徴とする。
前記配置工程においては、ピアス端子20と受け側治具42とを、ピアス刃21を挿入口31へ挿入すると、該ピアス刃21の厚み方向の側方に、上述したように導電体101が延伸破断するクリアランス31aが確保される相対位置になるよう対向配置することを特徴とする(図8中、仮想線で示したピアス刃21参照)。
また、実施例1のコネクタケーブル1は、フラットケーブル100に対してピアス端子20を上述した接続方法で接続した構造であり、ピアス端子20には、図5に示すように、3以上のピアス刃21を備えている。
ピアス端子20は、図3(a),(b),(c)に示すように、長手方向Xにおける一端側に配置し、3つのピアス刃21を有するピアス接続部26と、長手方向Xにおける他端側に配置し、別途備えたメス型接続コネクタ(図示せず)の接続を許容するオス型接続部22と、ピアス接続部26とオス型接続部22との間で、該ピアス接続部26と該オス型接続部22とを連結する連結部24とで構成している。
さらに、連結部24には、ピアス接続部26の長手方向(X方向)に対してオス型接続部22の長手方向が交差する方向となるよう屈曲形成した屈曲部25を備えている。
さらにまた、ピアス端子20は、幅方向Yに複数配設し、幅方向Yへ所定ピッチpごとに配置された導電体101のそれぞれに接続した際に、オス型接続部22が前記所定ピッチp以上の幅広ピッチp’で平行に配置している。
実施例1のピアス端子20の接続構造について以下で詳述する。
フラットケーブル100は、図4に示すように、厚みtを0.035mmで形成した6本の薄板状の導電体101を所定ピッチpごとに配設し、その上下からそれぞれ0.045mm厚の不導電性ラミネートシート102で挟み込んで一体に形成したフレキシブルなフラット状のケーブルである。
オス型コネクタ2は、図1、図2、図3に示すように、金属板を加工して形成した6本のピアス端子20を、ピアス接続部26が上述したように所定ピッチpごとになるよう配設し、6本のオス型接続部22を合成樹脂製のコネクタハウジング50により一体に囲繞している。
ピアス端子20を構成するピアス接続部26、オス型接続部22、及び、連結部24について説明する。
ピアス接続部26は、図5に示すように、該ピアス接続部26の上端部に長手方向Xへ沿って直線状に形成したフレーム部23を形成している。ピアス接続部26は、該フレーム部23の下端で等間隔に長手方向Xに1列状に並んだ3箇のピアス刃21を構成している。
ピアス接続部26は、フレーム部23の長手方向Xにおけるピアス刃21を有する部分(図3(c)中のA−A線部分)の切断端面図である図4に示すように、3箇のピアス刃21を、いずれもフレーム部23の幅方向Yの一方の端部側から下方へ突出して形成し、略7の字形状で形成している。
なお、ピアス刃21は、ピアス接続部26を図5に示すように、長手方向Xへ沿って配置したとき、長手方向X且つ貫通方向Zに平行な側面21aを有する。すなわち、前記側面21aを有する薄板状に形成されたピアス刃21の厚み方向dは、この状態において、接続するフラットケーブル100の幅方向Yと一致する(図4参照)。また、ピアス刃21は、下端に下向きの四角錐台状に形成した刃先端21b(オスタブ)を備えている。
また、オス型接続部22は、メス型端子(図示省略)が挿着される凸型挿着構造で構成している(図1から図3参照)。
屈曲部25は、連結部24の長手方向Xの中途部分をピアス接続部26に対してオス型接続部22が平面視反時計回りに略60度となるよう屈曲させた形状で形成している(図3(c)参照)。
続いて、ピアス端子20をフラットケーブル100に接続する接続装置40について図6、図7を用いて説明する
上述したように接続装置40は、押圧側治具41と受け側治具42とで構成している。
押圧側治具41は、図7に示すように、6本のピアス端子20を取り付け可能なピアス端子取付用型部材41Aと、該ピアス端子取付用型部材41Aを受け側治具42側へ押圧するプレス構造体41Bとで構成している。
ピアス端子取付用型部材41Aは、下面にピアス端子20のフレーム部23を位置決め保持可能に嵌め込んで取り付ける装着凹部41aを所定ピッチpごとに複数配設している(図6参照)。
なお、ピアス端子取付用型部材41Aは、導電体101の配設ピッチpが変更するに応じたピッチで装着凹部41aを、下面に配設したものを複数備え、プレス構造体41Bに対して適宜、交換して装着可能に構成してもよい。
プレス構造体41Bは、ピアス端子取付用型部材41Aを下側から嵌め込んで固定ボルト41Cで固定して装着することができる(図7参照)。さらに、プレス構造体41Bには、ピアス端子取付用型部材41Aを真直ぐに受け側治具42側へ降下させることができる油圧機構(図示省略)を備えている。
なお、プレス構造体41Bは、油圧機構に限らず、空気圧などの流体圧を利用した構造、或いは、モータやモータの駆動を伝達する駆動伝達機構を備えた構造であってもよい。さらには、手動で降下させる構造であってもよい。
また、受け側治具42は、Z方向へ挿通した合計18個の挿入口31が形成されている(図6参照)。
詳しくは、挿入口31は、3つのピアス刃21の長手方向Xの配設ピッチp’’と同ピッチp’’で長手方向Xに3つ配設されるとともに、導電体101のの幅方向Yの配設ピッチp、すなわち、6つのピアス端子20の幅方向Yの配設ピッチpと同ピッチpで幅方向Yに6つ配設されている。
さらに、挿入口31は、ピアス刃21が挿入された状態において、該ピアス刃21の厚み方向dの一方側にクリアランス31aを有する平面視矩形状で形成されており、本実施例においては、クリアランス31aを0.025mmに設定している。
クリアランス31aが0.025mmより小さくなると、導電体101は、延伸破断せずにせん断破断するおそれが生じるからである。
以下では、上述したフラットケーブル100に対してピアス端子20を接続する接続方法について図7、図8を用いて説明する。
なお、以下の説明では、図7に示すように押圧側治具41は、プレス構造体41Bにピアス端子取付用型部材41Aが固定ボルト41Cにより固定した状態で装着されているものとし、ピアス端子取付用型部材41Aの装着凹部41aには、ピアス端子20が取り付けられているものとして説明する。
(配置工程)
図7に示すように、押圧側治具41と受け側治具42との間に、Z方向において押圧側治具41、ピアス刃21、導電体101、受け側治具42の順になるようピアス端子20、及び、フラットケーブル100を対向配置する。
このとき、ピアス端子20と受け側治具42とは、導電体101を貫通したピアス刃21が挿入口31へ挿入したとき、該ピアス刃21の厚み方向dの一方の側方に導電体101が延伸破断するクリアランス31aが確保され、厚み方向の他方の側方は、挿入口31の内側面31bに略密着する僅かなクリアランスしか存在しない相対位置で対向配置させている。
なお、押圧側治具41に装着したピアス端子20と受け側治具42との相対位置の調節方法としては、例えば、受け側治具42の下側にX−Yテーブルを備え(図示省略)、該X−Yテーブルの載置面に受け側治具42を設置し、受け側治具42を、押圧側治具41に装着したピアス端子20に対してX方向、或いは、Y方向へ相対移動可能に構成した構造を用いて行う方法を挙げることができる。
但し、この方法、構造に限定せず、例えば、受け側治具42に対して押圧側治具41を可動させる構成、或いは、双方を可動させて相対位置を調節可能に構成してもよい。
(導電体貫通工程)
押圧側治具41を、受け側治具42の側へ真直ぐに降下させ(図7中の矢印参照)、押圧側治具41と受け側治具42とでフラットケーブル100とピアス端子20とを押圧する。
これにより、図8に示すように、ピアス端子20のピアス刃21がフラットケーブル100を貫通し、フラットケーブル100を突き抜けたピアス刃21が、フラットケーブル100の裏面側から突出し、ピアス端子20と導電体101とを接続することができる。このときピアス端子20は、受け側治具42の挿入口31に挿入された状態となる。
なお、導電体貫通工程が完了後は、押圧側治具41を上昇させることで、ピアス端子20を装着凹部41aから分離させることができ、続いて行なう導電体貫通工程に備えることができる。
ここでフラットケーブル100に対するピアス端子20の貫通接続状態について図8を用いて詳述すると、ピアス刃21が挿入口31に挿入された状態においてピアス刃21の厚み方向dの一方の側方(図8中、ピアス刃21の右側の側方)においては、ピアス刃21は、挿入口31の内側面31bに対して、僅かなクリアランスしかない状態となる。
なお、このとき、挿入口31に挿入されたピアス刃21の厚み方向dの一方の側方は、ピアス刃21の側面21aと挿入口31の内側面31bとが接触した状態となってもよい。
このため、ピアス刃21が挿入口31の内側面31bに接する側の導電体101は、ピアス刃21の厚み方向dの一方の側の側方刃先端21bと内側面31bの上端角部32bによってせん断破断する。
これに対して、図8に示すように、ピアス刃21が挿入口31に挿入された状態においてピアス刃21の厚み方向dの他方の側方(図8中、ピアス刃21の左側の側方)においては、ピアス刃21と挿入口31の内側面31cとの間には、クリアランス31aが確保される。
このため、クリアランス31a側の導電体101は、内側面31cの上端角部32cを支点としてピアス刃21によって延伸され破断する。
よって、この導電体101の延伸破断により、図9に示すように、導電体101は破断端面101aがピアス刃21の側面21aに接することになる。
上述したピアス端子20の接続方法により、ピアス端子20をフラットケーブル100に接続してコネクタケーブル1を構成することができ、以下のような様々な作用、効果を得ることができる。
上述したようにピアス端子20の接続方法は、フラットケーブル100を貫通したピアス刃21が、受け側治具42に形成した挿入口31に挿入したとき、ピアス刃21の厚み方向dの他方の側方には、挿入口31の内側面31cとの間にクリアランス31a、すなわち、所定空隙があるため、フラットケーブル100を延伸破断することができる。
このように、フラットケーブル100を延伸破断させることで例えば、せん断破断させた場合と比較して導電体101の破断端面101aとピアス刃21との接触部分を広い接触面積に確保することができ、電気抵抗を抑制した優れた電気的接続状態を保つことができる。
よって、ピアス刃21を介してピアス端子20と導電体101とを確実に電気的に接続することができる。
また、ピアス刃21の側面21aと導電体101の延伸破断した破断端面101aとの接触部分には、強い摩擦抵抗(接触抵抗)が発生するため、導電体101に貫通したピアス刃21が導電体101から抜ける方向へ位置ズレすることがなく、しっかりと固定することができる。
したがって、貫通したピアス刃21を曲成したり、ピアス刃21の貫通状態をバックアップするバックアッププレート(図示せず)を具備せずとも、しっかりとした接続状態を保つことができる。
さらにまた、貫通したピアス刃21を曲成したり、ピアス刃21の貫通状態をバックアップするバックアッププレートを具備した場合のように、隣合うピアス刃21や導電体101に接触して短絡したり取り付け状態が不安定になるおそれがないため、導電体101を狭ピッチで構成したフラットケーブル100に対応してオス型コネクタ2を接続することができる。
詳しくは、ピアス刃21を導電体101に対して強い摩擦抵抗を利用してしっかりとした接続状態を保つことができるため、フラットケーブル100の導電体101を狭小ピッチpで構成しても、隣合うピアス刃21や導電体101に接触して短絡したり取り付け状態が不安定になることもなく安定した電気的接続状態で接続することができる。
さらに、ピアス刃21を曲成する手間や、バックアッププレートを具備する手間やコストも省くことができるため、優れた品質を確保しつつ、大量生産が可能であるとともに、製品のコストも低減することができる。
また、配置工程において、ピアス端子20と受け側治具42とを、挿入口31へ挿入したピアス刃21が、該ピアス刃21の厚み方向dの側方に導電体101が延伸破断するクリアランス31aが確保される相対位置で対向配置している。これにより、導電体貫通工程において、押圧側治具41を、受け側治具42側へ向けて真直ぐに降下させるだけで、ピアス端子20のピアス刃21でフラットケーブル100を容易に、且つ、確実に貫通させることができるとともに、貫通したピアス刃21が挿入口31に挿入されたとき、ピアス刃21の厚み方向の側方に導電体101が延伸破断するクリアランス31aを容易に、且つ、確実に構成することができる。
また、ピアス端子20は、連結部24に屈曲部25を構成することにより、オス型コネクタ2は、オス型接続部22を、例えば、別途、備えたメス型コネクタと接続可能なコネクタの規格に応じた所定ピッチp’で配設することができる(図3(a)参照)。それと同時に、オス型コネクタ2は、ピアス接続部26を狭小なピッチpで配設することができ、幅方向Yにおいてコンパクトに構成したフラットケーブル100に対応して構成することができる(図3(a)参照)。
さらに、オス型コネクタ2は、ピアス接続部26とオス型接続部22とを、それぞれ異なるピッチp,p’で一体に連結した構成であるが、長手方向Xにおける連結部24に屈曲部25を形成することにより、ピアス接続部26、オス型接続部22のそれぞれのピッチp,p’を確保しつつ、連結部24を幅方向Yにおいて整列した状態で配設することができる。
したがって、連結部24同士が幅方向Yにおいて互いに接触し、短絡することを防止することができるとともに、ピアス端子20を見栄えよくコンパクトに構成することができる。
また、コネクタケーブル1は、上述したように、フラットケーブル100の破断端面101aとピアス刃21との双方の摩擦抵抗により、しっかりとした接続状態を保つことができるが、ピアス端子20に、3つ以上のピアス刃21を備えて構成することにより、2つ以下のピアス刃21を備えて構成する場合と比較して、ピアス端子20の全体としてフラットケーブル100に対する接触抵抗が向上し、例えば、振動に対しても、しっかりとした接続状態を確保することができる。
よって、ピアス端子20は、3つ以上のピアス刃21を備えて構成することにより、2つ以下のピアス刃21を備えて構成する場合と異なり、フラットケーブル100を貫通したピアス刃21を曲成したり、バックアッププレートを具備する必要性がより一層、なくなるため、容易に安定した接続状態を実現することができる。
続いて実施例1のコネクタケーブル1は、上述したようにピアス端子20のピアス接続部26に、ピアス刃21を3つ備えて構成しているが、このようにピアス刃21を3つ以上で構成した場合の有効性を検証する実験として、ピアス端子20のピアス刃21の刃数の構成が接続の信頼性に与える影響について行なった耐久試験について説明する。
耐久試験では、フラットケーブル100に接続したピアス端子20に対して振動を付加する振動試験行い、その後、導電体101とオス型接続部22との間の電気抵抗値を測定し、ピアス刃21と導電体101との接触部分(ピアス刃かしめ部)の抵抗上昇量ΔR(mΩ)を算出した。
振動試験は、振動条件を、「加速度44m/s、加振周波数20〜200Hz、掃引時間(往復)3min」に設定し、X方向、Y方向、Z方向についてそれぞれ振動を付加して行った。
X方向の振動試験では、ピアス刃21をピアス接続部26に1〜5つのそれぞれの刃数を備えた合計5つのピアス端子20について行い、Y方向の振動試験では、ピアス刃21をピアス接続部26に1〜8つのそれぞれの刃数を備えた合計8つのピアス端子20について行い、Z方向の振動試験では、ピアス刃21をピアス接続部26に1〜3つのそれぞれの刃数を備えた合計3つのピアス端子20について行なった。
さらに、これらピアス端子20は、いずれも上述したフラットケーブル100に対するピアス端子20の接続方法と同様の接続方法で接続したものを用いた。
耐久試験を行なった結果、図10に示すグラフのように、X方向、Y方向、Z方向のいずれの方向においても、ピアス刃21の刃数が増加するに応じて抵抗上昇量ΔRが小さくなることを確認できた。特に、ピアス刃21が3本以上であれば、X方向、Y方向、Z方向の全てにおいて、抵抗上昇量ΔRを格段に抑えることが確認できた。
よって、上述した耐久試験により、ピアス刃21が3つ以上であれば、フラットケーブル100を貫通したピアス刃21を曲成したり、バックアッププレートを具備しなくても、しっかりとした接続状態を確保することができ、振動が加わった場合において抵抗上昇の少ない安定した電気的接続状態を確保できることが実証できた。
以下では、他の実施例におけるコネクタケーブル1A,1Bについて説明する。
但し、以下で説明するコネクタケーブル1A,1Bの構成のうち、上述した実施例1におけるコネクタケーブル1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
実施例2のコネクタケーブル1Aにおけるピアス端子20Aは、図11に示すように、幅方向Yにおいて連結部24Aの長さをそれぞれ異なる長さで形成することで幅方向Yに配設した複数のピアス接続部26を、交互に長手方向Xにずらして千鳥配置して構成している。
なお、図11は、実施例2のコネクタケーブル1Aの一部を底面側から視た斜視図である。
前記構成により、複数のピアス接続部26は、導電体101を挟ピッチpで構成したフラットケーブル100に対しても、幅方向Yにおいて実施例1におけるピアス接続部26のピッチpの2倍のピッチ2pで配設することができるため、該フラットケーブル100を貫通した複数のピアス刃21同士が例えば、フラットケーブル100の撓みなどにより、不測に接触してしまうことなく接続することができる。
よって、ピアス刃21同士の接触による短絡を確実に阻止することができ、より一層、フラットケーブル100の狭ピッチ化を図ることができる。
実施例3のコネクタケーブル1Bにおけるピアス端子20Bは、図12に示すように、幅方向Yにおいて連結部24Bの長さをそれぞれ異なる長さで形成することで幅方向Yに配設した複数のピアス接続部26を、幅方向Yの一方の側から他方の側へ進むに連れ、該ピアス接続部26の長さ分だけ徐々に長手方向Xへずらして構成している。
なお、図12は、実施例3のコネクタケーブル1Bの一部を底面側から視た斜視図である。
前記構成により、複数のピアス接続部26は、幅方向Yにおいて隣合う他のピアス接続部26が存在しない配置となるため、ピアス刃21同士の接触による短絡を確実に阻止することができ、より一層、フラットケーブル100の狭ピッチ化を図ることができる。
なお、コネクタケーブルは、実施例2,3のコネクタケーブル1A,1Bの複数のピアス接続部26の配置に限らず、様々な配置で構成することができる。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、
この実施形態の所定ピッチpは、この発明の所定間隔に対応し、以下同様に、
導電体101は、平角導体に対応し、
不導電性ラミネートシート102は、被覆部に対応し、
ピアス端子20は、接続端子に対応し、
ピアス刃21は、貫通片に対応し、
コネクタケーブル1,1A,1Bは、接続端子の接続構造に対応し、
ピアス接続部26は、貫通接続部に対応し、
オス型接続部22は、先端接続部に対応し、
オス型接続部22の所定ピッチp’は、先端接続部の間隔に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
実施例1のコネクタケーブルを底面側から視た斜視図。 オス型コネクタをフラットケーブルに取り付け前の状態のコネクタケーブルを底面側から視た分解斜視図。 コネクタケーブルの構成説明図。 図3(c)のA−A線拡大端面図。 図3(b)の領域Sの拡大図。 押圧側治具と受け側治具との間に、ピアス端子、及び、フラットケーブルを対向配置した状態を示す斜視図。 配置工程の説明図。 導電体貫通工程の説明図。 ピアス端子をフラットケーブルに貫通させて接続した状態を示す拡大断面図。 ピアス刃の数に応じたピアス端子のフラットケーブルに対する電気的接続状態の安定性を示す相関図。 実施例2のコネクタケーブルを底面側から視た斜視図。 実施例3のコネクタケーブルを底面側から視た斜視図。
符号の説明
1,1A,1B…コネクタケーブル
20,20A,20B…ピアス端子
21…ピアス刃
22…オス型接続部
24,24A,24B…連結部
25…屈曲部
26…ピアス接続部
31…挿入口
31a…クリアランス
40…接続装置
41…押圧側治具
42…受け側治具
100…フラットケーブル
101…不導電性ラミネートシート
102…導電体
p…所定ピッチ
t…厚み
X…長手方向
Y…幅方向
Z…貫通方向

Claims (7)

  1. 幅方向へ所定間隔ごとに複数配設した平角導体と、該平角導体を絶縁性を有する部材により被覆する被覆部とで構成したフラットケーブルに、接続端子に備えた貫通片を貫通させ、前記平角導体と前記接続端子とを電気的に接続する接続方法であって、
    前記接続端子を前記フラットケーブル側に押圧する押圧側治具と、前記フラットケーブルを貫通した前記貫通片の挿入を許容し、挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記平角導体が延伸破断するクリアランスが構成される挿入口を有した受け側治具とを備えた接続装置を用い、
    前記押圧側治具と前記受け側治具との間に、前記押圧側治具、前記貫通片、前記平角導体、前記受け側治具の順になるよう前記接続端子、及び、前記フラットケーブルを対向配置する配置工程と、
    前記押圧側治具、前記受け側治具の少なくとも一方を、
    互いに近づく方向へ相対移動させて前記貫通片で前記平角導体を貫通させる平角導体貫通工程とを行なう
    接続端子の接続方法。
  2. 前記配置工程において、
    前記接続端子と前記受け側治具とを、
    前記挿入口へ挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記クリアランスが確保される相対位置になるよう対向配置する
    請求項1に記載の接続端子の接続方法。
  3. 前記所定間隔を、
    前記貫通片を折り曲げた際、該貫通片の折り曲げ部分が隣合う平角導体、又は、隣合う貫通片と接触する狭小間隔で構成した
    請求項1または2に記載の接続端子の接続方法。
  4. 幅方向へ所定間隔ごとに複数配設した平角導体と、該平角導体を絶縁性を有する部材により被覆する被覆部とで構成したフラットケーブルに、接続端子に備えた3以上の貫通片を貫通させ、前記平角導体と前記接続端子とを電気的に接続する接続端子の接続構造であって、
    前記接続端子を前記フラットケーブル側に押圧する押圧側治具と、前記フラットケーブルを貫通した前記貫通片の挿入を許容し、挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記平角導体が延伸破断するクリアランスが構成される挿入口を有した受け側治具とを備えた接続装置を用い、
    前記押圧側治具と前記受け側治具との間に、前記押圧側治具、前記貫通片、前記平角導体、前記受け側治具の順になるよう前記接続端子、及び、前記フラットケーブルを対向配置し、
    前記押圧側治具、前記受け側治具の少なくとも一方を、
    互いに近づく方向へ相対移動させて前記貫通片で前記平角導体を貫通させて構成した
    接続端子の接続構造。
  5. 前記押圧側治具と前記受け側治具とを対向配置する際、
    前記接続端子と前記受け側治具とを、
    前記挿入口へ挿入した前記貫通片の厚み方向の側方に前記クリアランスが確保される相対位置になるよう対向配置した
    請求項4に記載の接続端子の接続構造。
  6. 前記所定間隔を、
    前記貫通片を折り曲げた際、該貫通片の折り曲げ部分が隣合う平角導体、又は、隣合う貫通片と接触する狭小間隔で構成した
    請求項4または5に記載の接続端子の接続構造。
  7. 前記接続端子を、
    長手方向における一端側に配置し、3以上の前記貫通片を有する貫通接続部と、
    前記長手方向における他端側に配置し、別の接続端子の接続を許容する先端接続部と、
    前記貫通接続部と前記先端接続部との間で、前記貫通接続部と前記先端接続部を連結する連結部とで構成するとともに、
    該連結部に、前記貫通接続部に対して前記先端接続部が交差方向となるよう屈曲した屈曲部を備え、
    複数の前記接続端子を、
    前記所定間隔を隔てて配置された前記平角導体のそれぞれに接続した際に、前記先端接続部が前記所定間隔以上の幅広間隔で平行に配置した
    請求項4から6のいずれかに記載の接続端子の接続構造。
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