JP2010108528A - オーディオ再生方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】少量のオーディオ情報の増減であれば、検索管理情報を直ちに破棄せず再利用できるようにする「オーディオ再生方法及び装置」を提供することである。
【構成】外部記録媒体を用いて再生するに先立って、該外部記録媒体より取得した媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較し、媒体特定情報が不一致であれば、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上であれば、検索管理情報を廃棄し、外部記録媒体について新検索管理情報を作成する。一方、媒体特定情報が一致し、かつ、使用量の差が閾値より小さければ、検索管理情報を破棄せずに保持し、検索要求があれば該保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行なうと共に、外部記録媒体について新検索管理情報を作成し、新検索管理情報作成後、保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換える。
【選択図】図1

Description

本発明はオーディオ再生方法及び装置に関わり、特に、接続された外部記録媒体に記録されている楽曲などのオーディオ情報を検索するための検索管理情報を作成し、該検索管理情報を用いて所望のオーディオ情報を検索して再生するオーディオ再生方法及び装置に関する。
USB外部メディアなどの外部記録媒体に記録されているオーディオ情報、例えば楽曲を再生するには、USB外部メディアを車載機(車載オーディオ装置)に接続し、車載機において該USB外部メディアに記録されている各楽曲の楽曲情報(アルバム名、アーチスト名、ジャンル、タイトル(曲名)、曲位置)を用いて楽曲を検索するための検索管理情報を作成し、該検索管理情報を内蔵のデータベースに登録する。検索管理情報は、アーチスト名やジャンル、アルバム名等より所望の楽曲を検索するためのものである。すなわち、再生に際して、この検索管理情報を用いて所望の楽曲を検索し、該検索された楽曲の楽曲データをUSB外部メディアから取得して再生する(特許文献1)。
ところで、ユーザはUSB外部メディアに頻繁に新しい楽曲を記録し、あるいは該USB外部メディアから古い楽曲を消去する。かかる記録、消去が生じると、車載オーディオ装置のデータベースに登録した検索管理情報がUSB外部メディアの最新の記録状態を反映しなくなり、該検索管理情報を用いて検索しても所望の楽曲の検索が出来ない事態が生じる。このため、従来は、USB外部メディアの抜き差し時、又は車両電子機器の起動によるUSB外部メディアの接続検出時において、該USB外部メディアよりそのProduct ID(製品ID)、Vendor ID、メディアの全体容量、メディアの使用領域を取得し、これらとそれまで使用していたUSB外部メディアのProduct ID(製品ID)、Vendor ID、メディアの全体容量、メディアの使用領域とを比較し、全て一致した場合は今回検出したUSB外部メディアはそれまでの(前回の)USB外部メディアと同じであり、かつ楽曲情報も同じであると見なし、新たに検索管理情報を作成せず、データベースに登録されている検索管理情報を再利用する。なお、それまで使用していたUSB外部メディアのProduct ID(製品ID)、Vendor ID、メディアの全体容量、メディアの使用領域はオーディオ装置に保存されている。
しかし、4つの情報のうち1つでも異なる場合には、データベースの検索管理情報を破棄し、解析を行って新たに検索管理情報を再構築してデータベースに登録する。なお、Product ID(製品ID)、Vendor ID、メディアの全体容量はUSB外部メディアが同じであるか否かを示す媒体特定情報であり、メディアの使用領域はメディア使用量を示す情報である。
特開2003−196932号公報
USB外部メディアの全体容量は年々上がっている。このため、車両電子機器に接続されるUSB外部メディアのユーザによる最も普通の使い方は、
(1) 一つの大容量USB外部メディアを主に使用する、
(2) USB外部メディアに楽曲(デジタル圧縮音楽ファイル)を定期的に追加/削除する、
である。なお、追加/削除する量は僅かな場合が多い。
従来は、ユーザが使用するUSB外部メディアが同一であっても、該メディアの記憶領域の使用量が異なる場合には、その差が僅かであっても、それまでの検索管理情報を削除して新たな検索管理情報を構築する必要があった。しかし、新たに検索管理情報を構築するには相当の時間を要し、その間、USB外部メディアに記録されている楽曲を再生することが出来なくなる。すなわち、同一のUSB外部メディアを利用しているにも関わらず、少数のデジタル圧縮音楽ファイルの増減により検索管理情報が破棄されてしまい、新規検索管理情報の構築が完了するまで楽曲の検索ができなくなる。
以上から本発明の目的は、少量の楽曲などのオーディオ情報の増減の場合には、検索管理情報を直ちに破棄せず再利用できるようにし、該検索管理情報を用いて新たな検索管理情報が作成されるまでオーディオ情報の検索を可能にすることである。
本発明の別の目的は、それまでの検索管理情報を再利用しつつ、新たな検索管理情報の構築を行い、構築完了後に該検索管理情報でオーディオ情報の検索を可能にすることである。
本発明の別の目的は、大量のデジタル圧縮音楽ファイルの増減が生じている場合には、検索管理情報を直ちに破棄して再利用できないようにし、新たに検索管理情報の構築を行い、構築完了後に該検索管理情報でオーディオ情報の検索を可能にすることである。
本発明の別の目的は、それまでの検索管理情報を用いて検索する際、全検索条件を満足するオーディオ情報が存在しない場合でも、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を検索して再生するようにして、検索に際して最適な曲を検索して再生できるようにすることである。
(1) オーディオ再生方法
本発明は、オーディオ情報が記録された外部記録媒体を再生装置に接続し、該再生装置において該外部記録媒体に記録されているオーディオ情報を検索するための検索管理情報を作成して保存し、該検索管理情報を用いて所望のオーディオ情報を検索して再生するオーディオ再生方法である。
本発明のオーディオ再生方法は、外部記録媒体を用いて再生するに先立って、該外部記録媒体より媒体特定情報及び該外部記録媒体の使用量を取得するステップ、今回取得した前記媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較するステップ、媒体特定情報が不一致の場合、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上の場合には、検索管理情報を廃棄し、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成するステップを有している。
本発明のオーディオ再生方法は、更に、前記媒体特定情報が一致し、かつ、前記使用量の差が前記閾値より小さい場合には、前記保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行なうと共に、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成するステップ、新検索管理情報作成後、前記保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換えるステップを有している。
本発明のオーディオ再生方法は、更に、検索に際して検索条件を全て満足するオーディオ情報があれば該オーディオ情報を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在しない場合には、外部記録媒体に記録されている先頭曲を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を検索して再生するステップを有している。
(2) オーディオ再生装置
本発明は、接続された外部記録媒体に記録されているオーディオ情報を検索するための検索管理情報を作成し、該検索管理情報を用いて所望のオーディオ情報を検索して再生するオーディオ再生装置である。
本発明のオーディオ再生装置は、作成した検索管理情報を保存する検索管理情報保存部、外部記録媒体に記録されているオーディオ情報の再生に先立って、該外部記録媒体より媒体特定情報及び該外部記録媒体の使用量を取得する取得部、前記取得した媒体特定情報及び使用量を保存する保存部、今回取得した前記媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較し、媒体特定情報が不一致の場合、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上の場合には、前記検索管理情報保存部に保存されている検索管理情報を廃棄し、接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成して該検索管理情報保存部に保存する制御部を備えている。
本発明のオーディオ再生装置は、更に、検索条件を入力する検索条件入力部、前記検索管理情報を用いて、前記入力された検索条件を満足するオーディオ情報を検索する検索部、検索されたオーディオ情報を再生する再生部を備え、前記媒体特定情報が一致し、かつ、前記使用量の差が前記閾値より小さい場合には、前記検索部は前記保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行ない、前記再生部は該検索されたオーディオ情報を再生し、前記制御部は、接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成し、新検索管理情報作成後、前記検索管理情報保存部に保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換える。
本発明のオーディオ再生装置において、前記再生部は、検索条件を全て満足するオーディオ情報があれば該オーディオ情報を再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在しない場合には、外部記録媒体に記録されている先頭曲を再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を再生する。
本発明によれば、外部記録媒体を用いて再生するに先立って、該外部記録媒体より媒体特定情報及び該外部記録媒体の使用量を取得し、今回取得した前記媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較し、媒体特定情報が不一致の場合、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上の場合には、検索管理情報を廃棄し、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成するようにしたから、大量のオーディオ情報(例えば楽曲)の増減が生じた場合、それまでの検索管理情報を直ちに破棄して再利用できないようにでき、これによりそれまでの検索管理情報を用いて検索を行なうことがなくなり、所望のオーディオ情報の検索ができないという事態が頻繁に生じることをなくすことができる。また、新たに検索管理情報の作成完了後は、該新たな検索管理情報を用いて外部記録媒体における最新の記録状態を反映したオーディオ情報の検索が可能になる。
又、本発明によれば、前記媒体特定情報が一致し、かつ、前記使用量の差が前記閾値より小さい場合には、前記保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行なうと共に、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成し、新検索管理情報作成後、前記保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換えるようにしたから、外部記録媒体に記録されているオーディオ情報の増減が少量であれば、それまでの検索管理情報を直ちに破棄せず再利用することができる。すなわち、記録されているオーディオ情報の増減が少量の場合には、それまでの検索管理情報を用いて、新たな検索管理情報の作成が完了する前からオーディオ情報の検索、再生が可能になり、しかも、新たな検索管理情報の作成完了後は、該新たな検索管理情報を用いて外部記録媒体における最新の記録状態を反映した検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索が可能になる。
又、本発明によれば、検索に際して、検索条件を全て満足するオーディオ情報があれば該オーディオ情報を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在しない場合には、外部記録媒体に記録されている先頭曲を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を検索して再生するようにしたから、それまでの検索管理情報を用いて検索して所望の曲にヒットしない場合であっても、検索条件に近いオーディオ情報を検索して再生し、あるいは先頭曲を再生することができる。
図1は本発明のオーディオ装置の構成図であり、外部記録媒体であるUSB外部メディアが接続されている状態を示している。オーディオ装置1において、通信部11はUSB外部メディア2と相互に楽曲データ(ディジタル圧縮音楽ファイル)や楽曲情報、USB外部メディア識別情報(媒体情報)、各種コマンド情報等を送受するインターフェースを備えている。楽曲情報は図2に示すように、USB外部メディア2に記録されている各曲のアルバム名、アーチスト名、ジャンル、タイトル(曲名)、曲位置(アドレス)を特定する情報である。USB外部メディア識別情報は、図3に示すように、Product ID(製品ID)、Vendor ID、媒体容量(メディアの全体容量)、メディアの使用領域を特定する情報で構成されている。Product ID、Vendor ID、媒体容量はUSB外部メディアが同じであるか否かを示す媒体特定情報であり、メディアの使用領域はメディア使用量が同じであるか否かを示す情報である。
制御処理部12はオーディオ装置全体を制御すると共に、USB外部メディア2から取得した各曲の楽曲情報を用いて楽曲を検索するための検索管理情報を作成する処理や入力された検索条件を満足する楽曲を検索する処理などを実行する。バッテリーバックアップされたRAMなどの不揮発性メモリ13には各種処理プログラムやUSB外部メディア2から取得したUSB外部メディア識別情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量、メディアの使用領域)を記憶するようになっている。
データベース14は制御処理部12により作成された検索管理情報を保存する。すなわち、制御処理部12は、図2に示す楽曲情報を解析して図4に示すように楽曲(音楽ファイル)毎に該音楽ファイルのファイル構造データ(パス及び音楽ファイルの先頭アドレス)を示す検索管理情報を作成し、データベース14は該作成された検索管理情報を保存する。
検索管理情報は実質的に図5に示すディレクトリ構造を示している。このディレクトリ構造において、ルートディレクトリは複数のジャンル別フォルダーABC、アーチスト別フォルダーabc、アルバム別フォルダー(図示せず)などで構成され、ジャンル別フォルダーABCに複数のサブフォルダーEFG(ポップス)、HIJ(カントリー)、・・・が接続し、サブフォルダーEFG(ポップス)に複数のアルバムフォルダーEEE,FFF,GGGが接続し、各アルバムフォルダーに複数の音楽ファイルが接続している。例えば、アルバムフォルダーEEEには複数のMP3音楽ファイルM11.mp3〜M1n.mp3が接続している。また、サブフォルダーHIJ(カントリー)には複数のアルバムフォルダーHHH,III,JJJが接続し、各アルバムフォルダーには複数の音楽ファイルが接続している。例えば、アルバムフォルダーHHHに複数のMP3音楽ファイルM21.mp3〜M2m.mp3が接続し、該アルバムフォルダーHHHがこれら音楽ファイルで構成されていることが判る。
また、アーチスト別フォルダーabcには複数のサブフォルダーefg(マライヤ・キャリー)、hij(ナンシー・グリフィス)、・・・が接続し、サブフォルダーefg(マライヤ・キャリー)には複数のアルバムフォルダーaaa,bbbが接続し、各アルバムフォルダーには複数の音楽ファイルが接続している。例えば、アルバムフォルダーaaaには複数のMP3音楽ファイルm11.mp3〜m1n.mp3が接続している。サブフォルダーhij(ナンシー・グリフィス)にはアルバムフォルダーcccが接続し、該アルバムフォルダーには複数のMP3音楽ファイルm21.mp3〜m2m.mp3が接続している。なお、図示しないがルートディレクトリや各サブフォルダーに音楽ファイルが直接接続することもある。
図4の検索管理情報を用いることにより所望の曲を検索(フォルダー検索)することができる。例えば、検索に際してアーチスト検索を入力すると、アーチストフォルダーabcに接続するアーチストフォルダーefg,hij,….のリスト(アーチストのリスト)が表示され、所望のアーチスト例えばマライヤ・キャリーを選択するとマライヤ・キャリーのフォルダーefgに接続するアルバムaaa,bbb,…のリストが表示され、所望のアルバムを選択すると、該アルバムに含まれる楽曲の曲名リストが表示される。かかる状態で所望の曲名を選択して再生を指示すれば該曲の再生が開始する。この場合、所望のアルバムを選択して再生を指示すれば該アルバムの音楽ファイルが順番に再生され、また、マライヤ・キャリーを選択して再生を指示すればマライヤ・キャリーの全アルバムが順番に再生される。
図1に戻って、操作部15は電源オンオフスイッチや各種データやコマンドを入力する操作キーを備え、操作されたキーに応じた信号を制御処理部12に入力するようになっている。表示部16はタッチパネル付の構成になっており、スクリーンに各種メニュー、リストを表示し、所望の項目にタッチすることにより該タッチした項目に応じた信号を制御処理部12に入力するようになっている。オーディオプロセッサ17は、制御処理部12が検索した楽曲の圧縮音楽ファイルを通信部11を介して取得し、圧縮データを伸張してPCM音声データに変換し、オーディオ回路18は該PCM音声データをアナログ信号に変換すると共に所定のオーディオ信号処理を加えてスピーカ19に入力する。
USB外部メディア2において、通信部21はオーディオ装置1の通信部11との間で楽曲データ(音楽ファイル)や楽曲情報、USB外部メディア識別情報、各種コマンド情報等を送受する。楽曲記憶部22は、1)各楽曲(音楽ファイル)を記憶すると共に、2)各楽曲の楽曲情報(図2参照)を保存し、更には、3)USB外部メディア識別情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量、メディアの使用領域)を保存している。
制御部23は、オーディオ装置1からの要求により、通信部21を介してUSB外部メディア識別情報を該オーディオ装置に送信すると共に、楽曲記憶部22に記憶されている楽曲情報を送信し、また、要求された音楽ファイルを楽曲記憶部22より読み出してオーディオ装置に送信する。以上に加え、制御部23は、USB外部メディア2がパソコン(図示せず)に接続されたとき、パソコンからの指示に従って音楽ファイルの楽曲記憶部22への記録、音楽ファイルの楽曲記憶部22からの削除を行なうと共に、楽曲情報やメディアの使用領域情報を更新して楽曲記憶部22に記憶する。なお、楽曲情報やメディアの使用領域情報はパソコンで作成したものを楽曲記憶部22に記憶するように構成することもできる。
以上では制御処理部12が、図2に示す楽曲情報より検索管理情報(図4)を作成した例であるが、楽曲情報が、図6に示すように楽曲ファイル名と楽曲のタグ情報(アーチスト名、アルバム名、トラック名等)と楽曲データ(アドレス)とで構成されており、また、ファイルのディレクトリ(図7)が既に作成されている場合がある。
かかる場合、制御処理部12は、該楽曲情報及びディレクトリ構造を解析して図8に示す検索管理情報(タグ情報とファイルパス)を作成し、データベース14に保存する。この検索管理情報を用いて以下の楽曲検索(タグ検索)が可能となる。すなわち、操作部15よりトラック検索を指示すると、全トラック名が表示部16にスクロール可能に表示され、所望のトラックを選択すると該トラックの再生が開始する。また、アルバム検索を指示すると、全アルバム名が表示部16に表示され、所望のアルバム名を選択して再生を指示すると該アルバムに含まれるトラックの再生が順番に開始する。なお、アルバム選択すると該アルバムのトラック名が表示されるから所望のトラックを選択すれば該トラックの再生を行なうことができる。さらに、アーチスト検索を指示すると、全アーチスト名が表示部16に表示され、所望のアーチストを選択して再生を指示すると該アーチストのトラック再生が開始する。この場合、アーチストを選択すると該アーチストのトラック名が表示されるから所望のトラックを選択すれば該トラックの再生を行なうことができる。
図9は、オーディオ装置における検索情報作成処理フローである。
制御処理部12は、オーディオ装置1の電源が投入されたとき、該オーディオ装置にUSB外部メディア2が接続されていれば、あるいは、電源投入状態においてUSB外部メディアが装着されれば、該USB外部メディア2より、USB外部メディア識別情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量、メディアの使用領域)を受信し、そのうちの媒体特定情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量)が不揮発性メモリ13に記憶されているそれまでのUSB外部メディアの媒体特定情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量)と一致するか調べる(ステップ101)。
不一致であれば、それまで使用していたUSB外部メディアと異なるUSB外部メディアが新たに接続されているので、データベース14に保存されている検索管理情報を破棄し、USB外部メディア2より楽曲情報を受信し、該楽曲情報を用いて新たな検索管理情報を作成してデータベース14に保存する(ステップ102)。
一方、ステップ101において、USB外部メディア2の媒体特定情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量)がそれまでのUSB外部メディアの媒体特定情報(Product ID、Vendor ID、媒体容量)と一致すれば、制御処理部12はUSB外部メディア2から受信したメディアの使用領域情報よりメディアの使用量を計算し、また、不揮発性メモリ13に記憶されているそれまでのUSB外部メディアの使用領域情報よりメディアの使用量を計算し、それら使用量の差を計算し、使用量の差が閾値以下であるか判定する(ステップ103)。使用量の差が閾値以上の場合には、大幅な音楽ファイルの増減があったことを意味し、それまでの検索管理情報は使い物にならないから破棄し、USB外部メディア2より楽曲情報を受信し、該楽曲情報を用いて新たな検索管理情報を作成してデータベースに保存する(ステップ102)。
ステップ103において、使用量の差が閾値より小さければ、音楽ファイルの増減が少量であり、それまでの検索管理情報は新たな検索管理情報が作成されるまで再使用可能と判断して破棄せず保持し、検索要求があれば該検索管理情報を用いて検索処理を実行する (ステップ104)。
検索要求がなければ、制御処理部12はUSB外部メディア2より楽曲情報を受信し、該楽曲情報を用いて新たな検索管理情報の作成を開始し(ステップ105)、新検索管理情報の作成が完了したかチェックし(ステップ106)、作成が完了しなければステップ105の作成処理を継続する。なお、この間にユーザが楽曲の検索を要求すると制御処置部12は新検索管理情報の作成を中断し、それまでの検索管理情報を用いて検索処理を実行する。そして、検索完了後に新検索管理情報の作成処理を再開する。
新検索管理情報の作成が完了すれば、制御処置部12はそれまでの検索管理情報を破棄し、新検索管理情報をデータベース14に保存し、以後該新たな検索管理情報を用いて検索処理を実行する(ステップ107)。
図10は新検索管理情報が作成されるまでの間、それまでの旧検索管理情報を用いて楽曲の検索を行なう検索処理フローである。
制御処置部12は、新検索管理情報の作成中に、ユーザが楽曲検索条件を入力して検索要求すると(ステップ201)、保持しているそれまでの検索管理情報を用いて楽曲の検索処理を実行する(ステップ202)。楽曲検索条件とは、例えば、検索種別(ジャンル検索、アーチスト検索など)/ジャンル名/アルバム名/曲名/である。
検索条件を満足する楽曲が検索されたか監視し(ステップ203)、検索されれば該楽曲の音楽ファイルをUSB外部メディア2から取得し、オーディオプロセッサ17に入力して再生する(ステップ204)。
検索条件を満足する楽曲が検索されない場合には、少なくとも1つの検索条件を満足する楽曲があるかチェックし(ステップ205)、存在しなければ、USB外部メディア2から先頭曲の音楽ファイルを取得し、オーディオプロセッサ17に入力して再生する(ステップ206)。一方、ステップ205において、少なくとも1つの検索条件を満足する楽曲があれば、検索条件に一番近い音楽ファイルをUSB外部メディア2から取得し、オーディオプロセッサ17に入力して再生する(ステップ207)。検索条件に一番近い音楽ファイルとは、例えば、/アーチストabc/マライヤ・キャリーefg/アルバムaaa/の検索が要求された場合(図5参照)、アルバムaaaが削除されていて検索できなければ、マライヤ・キャリーの別のアルバムbbbに含まれる楽曲の音楽ファイルである。
以上、要約すれば、USB外部メディアの使用容量の比較に閾値を設ける。使用容量の増減が閾値を超えていない場合は検索管理情報を破棄せずに再利用し、裏で解析を実行し、差分を含めた新検索管理情報を構築する(検索管理情報の2面持ち)。構築完了後に古い検索管理情報を破棄し、新検索管理情報に切り替える。再利用中の検索管理情報を基にユーザが検索を実行し、再生を開始した時に該当するファイルが存在しない場合(削除されていた)、ユーザの検索条件に一番近い音楽ファイルを検索して再生を行う。
ところで、USB外部メディアには様々な媒体容量(全体容量)が存在する。このため、媒体容量によっては図6のステップ103における閾値(使用量)が大きく異なる場合が生じる。たとえば、理想的な閾値を媒体容量の5%とすれば、4GbのUSB外部メディアの閾値使用量は約400Kb、512MbのUSB外部メディアの閾値使用量は約26Kbとなる。ユーザによって使用するUSB外部メディアの媒体容量は変化するから、閾値使用量をユーザの好みに設定する手段を提供しておくのが好ましい。そこで、閾値使用量は操作部15から適宜設定可能とし制御処理部12は該閾値使用量を取り込み、図6のステップ103における閾値として使用する。
以上本発明によれば、同一のUSB外部メディアに記録されたデジタル圧縮音楽ファイルの増減が発生した場合でも、増減量が少量であれば、それまでの検索管理情報を再利用でき、新検索管理情報の作成を待たずに直ちに楽曲情報の検索を行なうことができる。又、閾値をユーザの好みに設定する手段を提供する事により、様々なUSB外部メディアに柔軟に対応することが出来る。
以上の実施例では、外部記録媒体に楽曲(ディジタル圧縮音楽ファイル)を記録する場合について説明したが、本発明は楽曲に限定するものではなく、落語、スポーツ放送、英会話など外部記録媒体に任意のオーディオ情報を記録する場合に適用できるものである。
又、以上の説明では外部記録媒体としてUSB外部メディアを使用する場合について説明したが本発明はUSB外部メディアに限定するものではなく任意の外部媒体を使用することができる。
又、以上の実施例では、USB外部メディアをオーディオ装置に接続して再生する場合について説明したが、本願発明は再生機能を有する任意の装置に接続する場合にも適用できるものである。
本発明のオーディオ装置の構成図である。 楽曲情報説明図である。 USB外部メディア識別情報の説明図である。 検索管理情報の説明図である。 検索管理情報のディレクトリ構成図である。 別の楽曲情報説明図である。 ディレクトリ構成図である。 別の検索管理情報の説明図である。 オーディオ装置における検索情報作成処理フローである。 新検索管理情報が作成されるまでの間、それまでの旧検索管理情報を用いて楽曲の検索を行なう検索処理フローである。
符号の説明
1 オーディオ装置
2 USB外部メディア
11 通信部
12 制御処理部
13 不揮発性メモリ
14 データベース
15 操作部
17 オーディオプロセッサ
18 オーディオ回路
21 通信部
22 楽曲記憶部
23 制御部

Claims (6)

  1. オーディオ情報が記録された外部記録媒体を再生装置に接続し、該再生装置において該外部記録媒体に記録されているオーディオ情報を検索するための検索管理情報を作成して保存し、該検索管理情報を用いて所望のオーディオ情報を検索して再生するオーディオ再生方法において、
    外部記録媒体を用いて再生するに先立って、該外部記録媒体より媒体特定情報及び該外部記録媒体の使用量を取得し、
    今回取得した前記媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較し、
    媒体特定情報が不一致の場合、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上の場合には、検索管理情報を廃棄し、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成する、
    ことを特徴とするオーディオ再生方法。
  2. 前記媒体特定情報が一致し、かつ、前記使用量の差が前記閾値より小さい場合には、前記保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行なうと共に、再生装置に接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成し、
    新検索管理情報作成後、前記保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換える、
    ことを特徴とするオーディオ再生方法。
  3. 前記検索に際して、検索条件を全て満足するオーディオ情報があれば該オーディオ情報を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在しない場合には、外部記録媒体に記録されている先頭曲を検索して再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を検索して再生する、
    ことを特徴とする請求項2記載のオーディオ再生方法。
  4. 接続された外部記録媒体に記録されているオーディオ情報を検索するための検索管理情報を作成し、該検索管理情報を用いて所望のオーディオ情報を検索して再生するオーディオ再生装置において、
    作成した検索管理情報を保存する検索管理情報保存部、
    外部記録媒体に記録されているオーディオ情報の再生に先立って、該外部記録媒体より媒体特定情報及び該外部記録媒体の使用量を取得する取得部、
    前記取得した媒体特定情報及び使用量を保存する保存部、
    今回取得した前記媒体特定情報及び使用量と、前回取得して保存してある媒体特定情報及び使用量とを比較し、媒体特定情報が不一致の場合、あるいは、媒体特定情報が一致していても使用量の差が閾値以上の場合には、前記検索管理情報保存部に保存されている検索管理情報を廃棄し、接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成して該検索管理情報保存部に保存する制御部、
    を備えたことを特徴とするオーディオ再生装置。
  5. 検索条件を入力する検索条件入力部、
    前記検索管理情報を用いて、前記入力された検索条件を満足するオーディオ情報を検索する検索部、
    検索されたオーディオ情報を再生する再生部、
    を備え、前記媒体特定情報が一致し、かつ、前記使用量の差が前記閾値より小さい場合には、前記検索部は前記保存してある検索管理情報を用いてオーディオ情報の検索を行ない、前記再生部は該検索されたオーディオ情報を再生し、前記制御部は、接続されている外部記録媒体について新検索管理情報を作成し、新検索管理情報作成後、前記検索管理情報保存部に保存してある検索管理情報を該作成された新検索管理情報で置き換える、
    ことを特徴とする請求項4記載のオーディオ再生装置。
  6. 前記再生部は、検索条件を全て満足するオーディオ情報があれば該オーディオ情報を再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在しない場合には、外部記録媒体に記録されている先頭曲を再生し、検索条件の1つでも満足するオーディオ情報が存在すれば、最も多くの検索条件を満足するオーディオ情報を再生する、
    ことを特徴とする請求項5記載のオーディオ再生装置。
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